モチタン辞典 › 読みもの › 英語の言い方 › 大学の英語表現と略称まとめ

大学を英語で言うと?発音・違い・短縮表記まで解説
「大学」を意味する最も代表的な英語は university と college です。発音記号はそれぞれ /ˌjuːnɪˈvɜːrsəti/(カタカナ表記:ユニヴァーシティ)と /ˈkɑːlɪdʒ/(カレッジ)で、総合大学を指す場合は university、教養課程や単科大学を指す場合は college が使われます。
大学の英語表記と発音・読み方・アクセント
「大学」を指す基本的な英単語は university です。日常会話や公的な文書、試験などで頻出する単語ですので、正しいスペルと発音、アクセントの位置を整理しておきましょう。
universityの発音記号とカタカナ読み
university のアメリカ英語における発音記号は /ˌjuːnɪˈvɜːrsəti/、イギリス英語では /ˌjuːnɪˈvɜːsəti/ です。カタカナ表記では「ユニヴァーシティ」や「ユニバーシティ」と書かれることが一般的ですが、英語らしく自然に発音するためのポイントは以下の3点です。
- アクセントの位置:第1アクセント(最も強く読む場所)は第3音節の ver(/vɜːr/)にあります。「ユ・ニ・ヴァー・スィ・ティ」と、真ん中の音をしっかりと伸ばして強く発音します。語頭の u には第2アクセント(軽く強調する音)が置かれます。
- vの発音:カタカナの「バ」ではなく、上の前歯で下唇を軽く押さえて息を摩擦させながら「ヴァ」と音を出します。
- 語尾のty:アメリカ英語では t の音が母音に挟まれることで、日本語のラ行に近い軟音化(フラップT)が起きやすく、「ユニヴァーセディ」のように聞こえることがあります。
なぜ「an」ではなく「a university」なのか?冠詞のルール
英語学習者から非常に多く寄せられる疑問が、「母音字の u で始まっているのに、なぜ不定冠詞は an ではなく a university なのか」という点です。
英語の不定冠詞のルールは、「文字が母音字(a, i, u, e, o)かどうか」ではなく、「直後の発音が母音で始まるか、子音で始まるか」によって決まります。
university の発音記号は /ˌjuː…/ であり、最初の音は半母音(音韻論上は子音扱い)の /j/(ヤ行の子音)で始まります。これは yellow(/ˈjeloʊ/)や year(/jɪr/)と同じ子音の音です。したがって、前に付く不定冠詞は an ではなく a となります。
表は横にスクロールできます →
| 単語 | 語頭の発音記号 | 先頭の音の種類 | 正しい冠詞 |
|---|---|---|---|
| university | /j/ | 子音(半母音) | a university |
| umbrella | /ʌ/ | 母音 | an umbrella |
| uniform | /j/ | 子音(半母音) | a uniform |
| hour | /aʊ/ | 母音(hは無音) | an hour |
verを強く伸ばし「ヴァー」と発音。uには第2アクセント。
上の前歯で下唇を軽く押さえ、摩擦させて「ヴァ」と出す。
米語ではtが母音に挟まれ「セディ」寄りの音になる。
自然に発音するためのアクセント位置・子音・語尾のポイントです。
universityとcollegeの違いと使い分け
日本語ではどちらも「大学」と訳されますが、university と college には制度上の違いと、地域(アメリカ英語とイギリス英語)による語用上の違いが存在します。
制度上の違い:総合大学と単科大学
教育機関としての制度上の違いは、主に規模と授与する学位の種類にあります。
- university:学部(undergraduate)だけでなく大学院(graduate school)を備え、修士号や博士号の授与権を持つ総合大学を指します。複数の学部(カレッジやファカルティ)から構成されている規模の大きな研究機関です。
- college:主に学士課程(4年制)や短期高等教育(2年制のコミュニティカレッジなど)を中心に提供する教育機関です。教養教育を重視するリベラルアーツ・カレッジや、単一の専門分野に特化した単科大学(芸術大学、工科大学など)がこれに該当します。
なお、オックスフォード大学やケンブリッジ大学などの伝統的な大学では、university という巨大組織の下に、学生が生活と少人数教育の拠点とする多数の college が所属する「カレッジ制」を採用しています。
日常会話におけるアメリカ英語とイギリス英語の差
制度上の定義とは別に、口語表現における単語の選択には顕著な地域差があります。
アメリカ英語の傾向
アメリカでは、会話の中で通っている学校が総合大学(university)であっても、一般的な「大学」の概念として college を用いる傾向が非常に強いです。「大学に通っている」「大学生である」という身分や行動を述べる際は、ほぼ例外なく college が選ばれます。
イギリス英語の傾向
イギリスやオーストラリアなどでは、college は大学前の継続教育学校(Further Education College)や高校段階(シックス・フォーム・カレッジ)を指すことが多く、高等教育機関としての「大学」を指す場合は一般名詞としても university を用います。
さらに日常会話では、後述するように uni と短縮して呼ぶのが定着しています。
- I'm at university.(私は大学生です。※イギリス英語)
- He went to uni in London.(彼はロンドンの大学に通っていました。※イギリス口語)
university
- 大学院を備え修士・博士号も授与
- 複数の学部を持つ大規模な総合大学
- 英国では会話でも一般的に大学を指す
- 英名門大では傘下にcollegeを擁する
college
- 学士課程や短期教育が中心の教育機関
- 単科大学やリベラルアーツ校など
- 米国では日常会話で「大学」全般を指す
- 英国では高校段階や継続教育校を指すことも
規模や授与学位による制度上の違いと、米英での会話時の違いです。
次の疑問両者の使い分けや国ごとのニュアンスをより詳しく知りたい方は、universityとcollegeの違いをまとめた解説も役立ちます。
大学の短縮形・3文字表記・スラング表現
大学を表す英語には、書類の表記やSNS、日常会話で使われるさまざまな省略形やスラングが存在します。
書面で使われる短縮表記(Univ. / U)
公的な書面、履歴書(CV)、ノートのメモなどで「大学」を短縮して書く場合、最も標準的な省略形は Univ. です。末尾のピリオド(省略の記号)を忘れないように記載します。
- Tokyo Univ.(東京大学の略記表記)
- Univ. of Washington(ワシントン大学の略記表記)
また、固有名詞の略称では、頭文字の U 単体やイニシャルが広く使われます。
- UCLA(University of California, Los Angeles の略称)
- NYU(New York University の略称)
- UPenn(University of Pennsylvania の略称)
日常会話やスラングでの「uni」と「school」
口語表現では、よりくだけた言い方が好まれます。
- uni(ユニ):イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、カナダなどで日常的に使われる「大学」の愛称・スラングです。文字通り university の先頭を取った3文字の省略語で、会話でも頻出します。
例文:Are you going to uni today?(今日、大学行く?) - school:アメリカ英語では、小中高校だけでなく大学や大学院も含めて、通学している教育機関全般を口語で school と呼ぶ習慣があります。
例文:Where do you go to school?(どこの大学に通っているの?)
大学名における大文字・小文字の使い分け
文章の中で大学という語を書く際、大文字にするか小文字にするかは文脈によって厳格に分かれます。
- 大文字(University):特定の大学の固有名詞の一部として記載する場合は大文字から書き始めます。
例:Columbia University、The University of Tokyo - 小文字(university):一般的な教育機関としての大学を指す場合や、文中で普通名詞として用いる場合は小文字です。
例:I want to enter a top university.(一流大学に入りたい。)
書面・表記
- Univ.(標準的な略記)
- U / イニシャル(UCLAなど)
日常会話・スラング
- uni(英豪加の愛称)
- school(米語で大学全般)
書面での表記から口語のスラングまで、場面別の使い分けです。
自己紹介で使える「大学」に関する英語例文集
海外の方との自己紹介や面接で、在学中であることや出身大学を伝えるための実践的なフレーズです。「無冠詞になるケース」などの文法ポイントも併せて確認しましょう。
「〜大学に通っています」「大学生です」の言い方
身分を伝える基本文です。前置詞と冠詞の使い方に注意してください。
- I am a college student.(私は大学生です。※アメリカ英語で最も自然な表現)
- I'm a university student.(私は大学生です。※イギリス英語などで自然な表現)
- I go to Waseda University.(私は早稲田大学に通っています。)
- I study economics at Kyoto University.(私は京都大学で経済学を学んでいます。)
「大学に通っている」で冠詞がつかない理由(go to college / in college)
go to college や in college では、なぜ a や the が付かないのでしょうか。
英語では、建物や物理的な場所ではなく「本来の目的(教育を受けること・学問をすること)」や「学生という身分」を表す場合、施設名が無冠詞になります。これは go to bed(寝る)、go to church(礼拝に行く)、in hospital(入院中である)と同じ文法規則です。
「〜大学を卒業しました」「大学中退」の言い方
学歴を過去の事実として伝える場合の定番表現です。
- I graduated from Osaka University in 2020.(私は2020年に大阪大学を卒業しました。※graduate from を使用)
- I have a degree in law from Keio University.(私は慶應義塾大学の法学の学位を持っています。)
- He dropped out of college after his second year.(彼は2年目の終了後に大学を中退しました。※中退は drop out of)

日常的なやり取りをさらに磨きたい方は、英会話の総合ガイドを参考にしてください。
キャンパスや講義にまつわる表現は、大学生活の英単語でまとめて確認できます。
学部・専攻・単位・学位の英語一覧表
大学の組織や履修科目、学位を説明する際に必須となる英単語を整理しました。
大学の組織・構成に関する用語
| 日本語 | 英語 | 補足・説明 |
|---|---|---|
| 学部 | faculty / department / school / college | 欧米では Faculty of Arts や School of Law など大学により呼称が異なります。 |
| 学科・専攻課程 | department | 学部内の個別専攻分野を指す標準的な表現です。 |
| 大学院 | graduate school / postgraduate school | アメリカでは graduate school、イギリスでは postgraduate school が一般的です。 |
| キャンパス | campus | 大学の敷地や校地を指します。 |
主要な学部・専攻の英語表記
| 専攻分野(日本語) | 専攻名(英語) | 「〜専攻です」の例文 |
|---|---|---|
| 経済学 | Economics | I major in Economics. |
| 経営学・商学 | Business Administration | My major is Business Administration. |
| 文学・人文学 | Literature / Humanities | I'm studying English Literature. |
| 法学 | Law | I have a degree in Law. |
| 工学 | Engineering | He is studying Mechanical Engineering. |
| 情報科学・IT | Computer Science | I'm majoring in Computer Science. |
| 医学 | Medicine | She is enrolled in the School of Medicine. |
| 国際関係学 | International Relations | I studied International Relations at university. |
学位・成績・単位に関する用語
| 日本語 | 英語 | 補足 |
|---|---|---|
| 学士号(大学卒業資格) | bachelor's degree | Bachelor of Arts (B.A.)、Bachelor of Science (B.S.) など |
| 修士号(大学院前期) | master's degree | Master of Arts (M.A.)、Master of Science (M.S.) など |
| 博士号(大学院後期) | doctoral degree / Ph.D. | Doctor of Philosophy (Ph.D.) が代表的 |
| 単位 | credit | 履修単位のこと。例:earn 16 credits(16単位を取得する) |
| 成績評価値 | GPA | Grade Point Average の略称 |
| 奨学金 | scholarship | 給付型・学術優秀者向けなどを指す一般的な語 |
次の疑問自分の専攻分野をより正確に伝えたいときは、大学の学部・学科・専攻の英語表現で詳しい対訳を確認できます。
学年の言い方|アメリカ式とイギリス式の違い
大学の「何年生か」を英語で伝える表現は、アメリカ英語とイギリス英語で明確に異なります。自己紹介や履歴書で混同しないよう把握しておきましょう。
アメリカ英語特有の呼称(freshman〜senior)
アメリカの大学(4年制)では、学年ごとに固有名詞のような呼び名が割り当てられています。高校生(9〜12年生)にも同じ呼称が使われます。
表は横にスクロールできます →
| 学年 | アメリカ式の呼び方 | 名詞としての使い方 | 形容詞としての使い方 |
|---|---|---|---|
| 大学1年生 | freshman | I'm a freshman. | freshman year |
| 大学2年生 | sophomore | I'm a sophomore. | sophomore year |
| 大学3年生 | junior | I'm a junior. | junior year |
| 大学4年生 | senior | I'm a senior. | senior year |
※近年ではジェンダー中立な観点から、freshman の代わりに first-year student を使う大学やメディアも増えています。
イギリス英語・国際基準の呼称(数字を用いる方式)
イギリス、オーストラリア、カナダなどの英語圏では、上記のような特有の名称は使わず、「数字 + year」で表現するのが一般的です。
- 大学1年生:first-year student(会話では in my first year)
- 大学2年生:second-year student(会話では in my second year)
- 大学3年生:third-year student(会話では in my third year)
- 大学4年生:final-year student / fourth-year student(卒業学年を final year と呼ぶことが多い)
次の疑問学部生や大学院生の呼び分けまで整理したいときは、大学の学年・学部生・大学院の英語を合わせて押さえておくと便利です。
英文履歴書(CV)やビジネス向けSNSでの学歴の書き方
外資系企業への応募書類や、ビジネス向けソーシャルメディアのプロフィール欄に自分の学歴を英語で記載するフォーマットです。必要な情報を過不足なく記載するテンプレートを活用してください。
記載する基本要素
学歴欄(Education)には、一般的に新しい順(直近の学歴から過去へ遡る逆年代順)で以下の順序に並べて記載します。
- 学位名(Degree):Bachelor of Arts in Economics など
- 大学名(Institution Name):○○ University
- 所在地(Location):都市名, 都道府県名(海外向けは国名も)
- 卒業年月(Graduation Date):Month Year(卒業見込みの場合は Expected Month Year)
- 専攻(Major / Minor)や特筆すべき実績(GPA、表彰など):必要に応じて追加
コピペして使える学歴記載フォーマット例
卒業済みの場合の記載例:
Bachelor of Arts in International Relations
Kyoto University, Kyoto, Japan
Graduated: March 2022
GPA: 3.6 / 4.0
在学中(卒業見込み)の場合の記載例:
Bachelor of Science in Computer Science
Waseda University, Tokyo, Japan
Expected Graduation: March 2026
日本の「学士(文学)」は Bachelor of Arts (B.A.)、「学士(理学・工学)」は Bachelor of Science (B.S.) と表記するのが世界共通の標準です。
取得した学位(例: Bachelor of Arts in Economics)を記載
正式な大学名(例: Kyoto University)を記載
都市名、都道府県名、海外向けは国名を記載
卒業年月または卒業見込み年月を記載
必要に応じて専攻分野やGPA、表彰などを追加
英文履歴書のEducation欄に記載する項目の標準的な並び順です。
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理解度チェック
Q1. university の前に置く不定冠詞が an ではなく a となる理由は何ですか?
- 母音字で始まっているため
- 語頭の音が半母音の子音扱いとなるため
- 第1アクセントが語頭にあるため
- 文字数が長い単語であるため
答えを見る
正解: B. 語頭の音が半母音の子音扱いとなるため
語頭の発音記号が半母音(子音扱い)の /j/ で始まるため、不定冠詞は an ではなく a となります。
Q2. アメリカの日常会話で「大学生です」と伝える自然な表現はどれですか?
答えを見る
正解: B. I'm in college.
アメリカの日常会話では、通う学校が総合大学であっても「大学生である」という身分には college を用いる傾向が強いです。
Q3. アメリカ英語で「大学2年生」を表す呼称はどれですか?
答えを見る
正解: D. sophomore
アメリカの4年制大学では、大学1年生は freshman、2年生は sophomore、3年生は junior、4年生は senior と呼びます。
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よくある質問
- Q. 大学の英語の3文字の略称は何ですか?
- 一般語としての短縮形には「Univ.」のほか、口語やSNSで使われる3文字表記「uni」があります。また各大学の固有名詞を指す3文字略称として、NYU(ニューヨーク大学)やMIT(マサチューセッツ工科大学)などの頭字語(イニシャル)が広く使われます。
- Q. アメリカでuniversityと言うと通じませんか?
- 問題なく通じます。ただし、アメリカの日常会話で「大学生です」「大学に通っています」と述べる際は、総合大学であっても「college」を使うのが自然な口語表現です。「university」は大学の正式名称や制度を厳密に指す場面で多く用いられます。
- Q. 大学の「i」やスペルで間違えやすい箇所は?
- universityのスペルは「u-n-i-v-e-r-s-i-t-y」です。よくある誤字として、「univarsity」と「e」を「a」にしてしまうミスや、語尾手前の「i」を抜かして「universty」と書いてしまう間違いがあります。
- Q. 「短大」は英語で何と言いますか?
- 日本の2年制の短期大学は、英語で「junior college」と呼ぶのが一般的です。アメリカの公立2年制大学は「community college」、修了時に得られる準学士号は「associate degree」と呼ばれます。
- Q. 大学院は英語でどう言いますか?
- 大学院はアメリカ英語で「graduate school」(口語ではgrad school)、イギリス英語では「postgraduate school」と言います。大学院生は「graduate student」と表現します。
2026年9月24日更新・モチタン辞典編集部
university
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campus
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department
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