モチタン辞典 › 読みもの › 英文法 › 大学受験で頻出の英語接続詞・構文一覧

英語接続詞一覧と大学受験の識別法
大学受験の英語接続詞は、「等位接続詞」「従属接続詞」「接続副詞」の3分類を正確に区別し、直後に節(S+V)が来るか名詞が来るかを見極めることが攻略の核心です。
大学受験の英語接続詞3分類一覧と基本
英語の接続詞は、文や節、句、語をつなぐ働きを持つ品詞です。大学入試の文法問題や長文読解では、単に日本語の意味を覚えるだけでなく、「文法的に何と何をつないでいるか」「品詞としてどのような統語的特徴を持つか」を正確に把握する必要があります。
英語の接続表現は、大きく分けて等位接続詞、従属接続詞、そして副詞でありながら論理関係を示す接続副詞の3種類に分類されます。
等位接続詞(FANBOYS)の役割とカンマの規則
等位接続詞は、文法上対等な関係にある語と語、句と句、節と節を結びます。代表的な等位接続詞は、頭文字をとってFANBOYS(for, and, nor, but, or, yet, so)と整理されます。等位接続詞が2つの独立した節を結ぶ場合、原則として接続詞の直前にカンマ(,)を置きます。
表は横にスクロールできます →
| 等位接続詞 | 主な意味 | 用法・統語的特徴 | 例文と和訳 |
|---|---|---|---|
| for | というのは〜だから | 理由を表す。文頭には置かず、カンマに続けて節をつなぐ。 | We stayed indoors, for it began to rain heavily.(激しく雨が降り始めたので、私たちは屋内に留まった。) |
| and | そして、〜と | 語・句・節を並列。命令文の後に置くと「そうすれば」。 | Hurry up, and you will catch the train.(急ぎなさい、そうすれば電車に間に合います。) |
| nor | 〜もまた…ない | 否定の節に続け、直後は「助動詞・be動詞+S」の倒置が起きる。 | He cannot speak French, nor does he understand German.(彼はフランス語を話せず、ドイツ語も理解しない。) |
| but | しかし | 対比や逆接を表す。語・句・節を結ぶ。 | She studied hard, but she failed the examination.(彼女は懸命に勉強したが、試験に不合格となった。) |
| or | または、さもなければ | 選択を表す。命令文の後に置くと「さもなければ」。 | Wear your coat, or you will catch a cold.(コートを着なさい、さもなければ風邪を引きますよ。) |
| yet | それにもかかわらず | butに近い逆接。節と節、形容詞と形容詞を結ぶ。 | The task was difficult, yet he completed it on time.(その課題は難しかったが、それでも彼は時間通りに完了した。) |
| so | したがって、だから | 結果を表す。語や句は結べず、節と節のみを結ぶ。 | The road was blocked, so we had to take another route.(道路が封鎖されていたので、別の経路をとらざるを得なかった。) |
従属接続詞の分類(名詞節と副詞節)
従属接続詞は、主節に対して従属する節(従属節)を導く接続詞です。従属節は文の中で主語・目的語・補語になる「名詞節」を作るものと、主節の動詞や文全体を修飾する「副詞節」を作るものに分かれます。
名詞節を導く接続詞には、事実を表すthat(〜ということ)、疑問や選択のニュアンスを含むwhether / if(〜かどうか)があります。副詞節を導く接続詞は、時、理由、条件、譲歩、目的、結果など多岐にわたります。
表は横にスクロールできます →
| 機能 | 代表的な従属接続詞 | 意味 | 例文と和訳 |
|---|---|---|---|
| 名詞節 | that | 〜ということ | That he told the truth is obvious to everyone.(彼が真実を述べたということは誰の目にも明らかだ。) |
| 名詞節 | whether / if | 〜かどうか | I wonder whether the store is open today.(その店が今日開いているかどうか知りたい。) |
| 副詞節(時) | when / while / as / since | 〜するとき / 〜する間に / 〜しながら / 〜して以来 | Please remain seated while the plane is moving.(飛行機が動いている間は着席したままでいてください。) |
| 副詞節(理由) | because / since / as | 〜だから / 〜なので | As the weather was fine, we went for a walk.(天気が良かったので、私たちは散歩に出かけた。) |
| 副詞節(条件) | if / unless | もし〜なら / 〜でない限り | We will leave tomorrow unless it rains.(雨が降らない限り、私たちは明日出発します。) |
| 副詞節(譲歩) | although / though / even if | 〜だけれども / たとえ〜だとしても | Although he was tired, he kept working.(彼は疲れていたが、仕事を続けた。) |
接続副詞とは何か
howeverやtherefore、neverthelessなどの語は、意味の上では文と文の論理関係をつなぎますが、品詞は「副詞」です。これらは「接続副詞」と呼ばれ、文法的に2つの節を結ぶ力を持っていません。
2つの独立した節を接続副詞でつなぐ場合は、ピリオドで文を区切るか、セミコロン(;)を用いる必要があります。
誤用例:I was tired, however I finished the work.(カンマだけでは文法的に節を結べないため誤り)
正用法1:I was tired. However, I finished the work.
正用法2:I was tired; however, I finished the work.
等位接続詞
- for
- and
- nor
- but
- or
従属接続詞
- 文と節をつなぐ
- 直後にS+Vが続く
接続副詞
- 副詞の性質
- 論理関係を示す
接続表現は等位接続詞・従属接続詞・接続副詞の3つに大別されます。
文全体の構造を捉える基礎として、英語の品詞一覧と見分け方を確認しておくと役立ちます。
次の疑問基本の分類を押さえたら、高校英語の接続詞一覧まとめで頻出語を網羅的に確認しておくと安心です。
前置詞一覧と大学受験の接続詞識別基準
大学入試の英文法問題や短文完成問題において、最も出題頻度が高い論点の1つが「接続詞と前置詞の識別」です。選択肢に意味の似た接続詞と前置詞が並んでいる場合、文脈を考える前に空所の直後を確認することで、瞬時に正解を絞り込むことができます。
接続詞と前置詞の統語的相違点
識別の絶対的な原則は以下の通りです。
- 従属接続詞の直後には、節(主語 S + 述語動詞 V)が続く。
- 前置詞の直後には、名詞、代名詞、名詞句、動名詞(-ing)などの名詞相当語句が続く(直後に主語と述語動詞のセットは置けない)。
動詞の数に基づく見極め公式
英文の構造を見失わないための基本公式が「述語動詞の数 - 1 = 接続詞・関係詞の数」です。1つの文の中に述語動詞が2つある場合、それらを結ぶ接続詞または関係詞が必ず1つ必要になります。空所に前置詞を入れると動詞をつなぐ役割を果たせないため、節が存在する場合は接続詞を選ばなければなりません。
入試最頻出の対比ペア一覧
以下の表は、入試問題で誤答の選択肢として頻出する、接続詞と前置詞(群前置詞)の対比リストです。
表は横にスクロールできます →
| 意味関係 | 従属接続詞(直後は節 S+V) | 前置詞・群前置詞(直後は名詞句) | 例文比較 |
|---|---|---|---|
| 原因・理由(〜のために) | because / as / since | because of / due to / owing to | Because it rained (S+V) vs Because of the rain (名詞) |
| 譲歩(〜にもかかわらず) | although / though / even though | despite / in spite of | Although he was ill (S+V) vs Despite his illness (名詞) |
| 期間(〜の間に) | while | during / for | While I was in London (S+V) vs During my stay in London (名詞) |
文法問題の空所補充フローチャート
空所補充問題で選択肢に接続詞・前置詞・接続副詞が混在しているときは、次の手順で判定します。
- ステップ1:空所の直後を確認する
直後に「S + V」が存在すれば接続詞を選択候補に残します。名詞相当語句だけであれば前置詞を選択します。 - ステップ2:文全体の述語動詞の数を数える
空所を除いた状態で文全体に述語動詞が2つあり、他に接続詞・関係詞がなければ、空所には節を結ぶ「接続詞」が必要です。もし独立した2文に分かれており、直後にカンマがあるなら「接続副詞」を検討します。 - ステップ3:文脈から論理関係(順接・逆接・原因・譲歩など)を特定する
品詞の絞り込みを行った後、前後の意味関係に合致する語を確定します。
従属接続詞
- 直後に節(S+V)が続く
- 動詞の数を1つ増やす役割
前置詞
- 直後に名詞・代名詞・動名詞が続く
- 直後にS+Vのセットは置けない
空所直後が節(S+V)か名詞相当語句かで見極めます。
英語構文一覧大学受験の頻出接続詞パターン
大学受験の読解・英作文・整序英作文で確実に得点するためには、接続詞が特定の副詞や相関語とセットで機能する「重要構文」の暗記が不可欠です。主語と動詞の一致(単数・複数の扱い)を含めて整理します。
相関接続詞の必須パターンと主語の一致
相関接続詞は、離れた2つの語句を呼応させて意味を構成します。これらが主語の位置に置かれた場合、述語動詞を A と B のどちらに一致させるかが頻出の文法問題となります。
表は横にスクロールできます →
| 相関構文 | 日本語訳 | 動詞の一致規則 | 例文と和訳 |
|---|---|---|---|
| both A and B | AもBも両方 | 常に複数扱い | Both Tom and his friends are coming.(トムも彼の友人たちも両方来ます。) |
| not only A but also B | AだけでなくBもまた | Bに一致させる | Not only you but also he is responsible for this.(あなただけでなく彼もこれに責任がある。) |
| either A or B | AまたはBのどちらか | Bに一致させる | Either you or she has to attend the meeting.(あなたか彼女のどちらかが会議に出席しなければならない。) |
| neither A nor B | AもBもどちらも〜ない | Bに一致させる | Neither my brother nor my parents were at home.(兄も両親も家にいなかった。) |
| not A but B | AではなくB | Bに一致させる | Not words but action is needed now.(言葉ではなく行動が今求められている。) |
※ B as well as A(AだけでなくBも)の場合は、意味の重心がある B(文頭側)に動詞を一致させる点に注意してください(例:He as well as you is right.)。
入試重要構文:原因・結果・程度を表す表現
接続詞 that と副詞 so や形容詞 such が呼応する構文は、私大・国公立二次試験を問わず最重要の頻出事項です。
表は横にスクロールできます →
| 構文名 | 形式と語順 | 意味 | 例文と和訳 |
|---|---|---|---|
| so ... that 構文 | so + 形容詞/副詞 + that + S + V | 非常に…なので〜 / 〜なほど… | The box was so heavy that I could not lift it.(その箱はあまりに重かったので持ち上げられなかった。) |
| such ... that 構文 | such (+ a/an) + 形容詞 + 名詞 + that + S + V | 非常に…な名詞なので〜 | It was such a cold day that we stayed home.(とても寒い日だったので私たちは家にいた。) |
| so that ... can/may 構文 | S + V + so that + S' + can/may + V' | S'が〜できるために(目的) | He spoke clearly so that everyone could understand.(誰でも理解できるように彼は明瞭に話した。) |
| so that 構文(カンマあり) | S + V, so that + S' + V' | その結果〜(結果) | It rained hard, so that the game was canceled.(激しく雨が降り、その結果試合は中止された。) |
時・条件を表す特殊構文
「〜するとすぐに」を表す接続詞構文は、倒置や完了時制と連動して出題されます。
- as soon as S + V:As soon as he arrived, it started to rain.(彼が到着するとすぐに雨が降り始めた。)
- hardly / scarcely + 過去完了 + when / before + 過去形:Hardly had he arrived when it started to rain.(彼が到着するかしないかのうちに雨が降り始めた。※文頭否定語による倒置)
- no sooner + 過去完了 + than + 過去形:No sooner had he arrived than it started to rain.(同上)
- the moment S + V / the instant S + V:接続詞的に機能し、「〜した瞬間に」を意味する。
常に複数扱い
- both A and B
Bに一致させる
- not only A but also B
- either A or B
- neither A nor B
- not A but B
文頭側(B)に一致
- B as well as A
主語の位置に来たとき、動詞を複数にするかBに合わせるかを整理します。
入試で頻出する構文の用例をさらに確認したいときは、接続詞の一覧と使い方の例文集が参考になります。
英語接頭語接尾語大学受験の派生ルール
接続詞の論理関係を正確に読解・記述するためには、語彙そのものの品詞や論理性を決定づける「接頭辞(接頭語)」「接尾辞(接尾語)」の知識が大きな支えとなります。接頭辞は単語の「意味の方向性」を変化させ、接尾辞は「品詞」を決定づける規則を持っています。
論理展開を左右する重要接頭辞一覧
英文読解において、接続表現(however, in contrastなど)と呼応して対立関係や因果関係を作る単語の多くは、論理的な接頭辞を含んでいます。
表は横にスクロールできます →
| 接頭辞 | 核となる意味 | 該当する重要語彙 | 論理展開上の機能 |
|---|---|---|---|
| contra- / counter- | 反対、対抗 | contrast(対比), contradict(矛盾する), counteract(打ち消す) | 逆接・対比の議論を形成する |
| dis- / un- / in- (im-, il-, ir-) | 否定、反意 | disadvantage(不利益), unlike(〜と違って), inevitable(不可避の) | 筆者の譲歩や主張の対立軸を明示する |
| co- / con- / com- | 共に、相互に | connect(つなぐ), cooperate(協力する), combine(結合する) | 追加・並列・因果関係の補強 |
| inter- | 〜の間に、相互に | interact(相互作用する), interdependent(相互依存の) | 複数の要素の関係性の説明 |
| trans- | 越えて、向こう側へ | transform(変形させる), transition(移行) | 変化・推移の結果を表す |
品詞を識別するための接尾辞規則
空所補充問題で「接続詞の直後だから名詞が必要か、節(動詞)が必要か」を判断する際、接尾辞から品詞を見抜く技能が不可欠です。
表は横にスクロールできます →
| 作られる品詞 | 代表的な接尾辞 | 具体例 | 見分け方の着眼点 |
|---|---|---|---|
| 名詞(状態・性質) | -ness, -tion, -ity, -ment | kindness, relation, ability, development | 前置詞の後、または文の主語・目的語になる |
| 形容詞(性質・傾向) | -able, -ive, -al, -ful, -less | reliable, active, logical, useful, hopeless | 名詞を修飾、または第2文型の補語になる |
| 副詞(様態・程度) | -ly | consequently, similarly, greatly | 接続副詞や動詞修飾の副詞を作る |
| 動詞化 | -ize, -en, -ify | realize, strengthen, clarify | 節の述語動詞(V)を形成する |
例えば、consequent(形容詞:結果として生じる)に接尾辞 -ly が付くことで、接続副詞 consequently(したがって、結果として)が作られます。語源の構造を理解することで、未知の接続副詞に出会っても即座に文脈上の役割を推測できるようになります。

次の疑問語形成の仕組みをもっと深掘りしたいなら、接頭辞・接尾辞・派生語の効率的な覚え方が参考になります。
長文読解と英作文での接続表現実践法
大学入試の長文読解(ディスコースマーカーの追跡)と自由英作文では、接続詞および接続副詞の正確な運用が合否を分けます。それぞれの場面における実践的な活用法を解説します。
長文読解:筆者の主張を見抜くディスコースマーカー
長文読解において、接続表現は文章の骨格を示す標識(ディスコースマーカー)です。特に評論文では、「一般論(他人の意見) → 逆接 → 主張(筆者の意見)」という定石の論理展開が存在します。
| 論理関係 | 代表的なディスコースマーカー | 読解上の着眼点と筆者の意図 |
|---|---|---|
| 逆接・譲歩 | however, nevertheless, although, yet | 直後に筆者の本音や新しい主張が置かれる最重要箇所。 |
| 対比 | on the other hand, in contrast, while, whereas | 2つの事象の差異を明確化。段落間の構造比較に注目する。 |
| 因果関係 | therefore, thus, consequently, as a result | 前提から導かれる結論。要約問題の解答根拠になりやすい。 |
| 具体化・例示 | for example, for instance, in other words | 前文の抽象的主張を具体的に解説。要旨把握では読み飛ばし・速読の基準となる。 |
| 追加・列挙 | furthermore, moreover, in addition, besides | 同一方向の根拠を追加。筆者の論拠がいくつあるかを数える。 |
自由英作文:減点を防ぐ文頭表現の書き分け
自由英作文の採点において、接続詞の文法的な誤用は初歩的なミスとして減点対象になります。特に以下の2点は頻出の誤りです。
- 誤用パターン1:等位接続詞(And / But / So)で文を書き始める
現代英語の日常表現では見られることもありますが、学術的・公的なエッセイライティングでは、文頭を And、But、So で開始することは避けるのが基本ルールです。それぞれ In addition、However、Therefore などの接続副詞に書き換えます。 - 誤用パターン2:従属接続詞(Because)だけで文を完結させる
Because it was raining. のように主節のない従属節単独でピリオドを打つと「断片文(Sentence Fragment)」となり文法違反です。Because it was raining, the event was postponed. のように主節と一文にまとめるか、前文と切るなら This is because ... または The reason is that ... を用います。
英作文で使える論理展開の安全な書き換えテンプレート:
| 言いたいこと | 不適切な表現(避けるべき例) | 適切な表現(英作文推奨) |
|---|---|---|
| しかし | But, the problem is ... | However, the problem is ... |
| だから / したがって | So, we should take action. | Therefore, we should take action. |
| さらに / その上 | And, it has another benefit. | Furthermore, it has another benefit. |
| 〜なので(前文を受けて) | Because many people agree. | This is because many people agree. |
文頭で避ける表現
- And で文を書き始める
- But で文を書き始める
- So で文を書き始める
書き換え推奨の表現
- In addition などの接続副詞
- However などの接続副詞
- Therefore などの接続副詞
学術的な英作文では文頭の等位接続詞を避け、接続副詞に書き換えます。
英作文で接続詞を冒頭に置く際の注意点は、英語の接続詞を文頭で使うルールで詳しく解説しています。
次の疑問英作文で文頭のつなぎ方に迷うときは、文頭で使える英語の接続詞一覧で正しい使い方を整理できます。
大学受験の接続詞・前置詞チェック演習
学んだ識別ルールと構文の理解度を測るための実戦クイズです。空所に入る最も適切な語を判定してください。
問題演習
第1問
( ) the heavy snow, all flights from the airport were delayed.
(A) Although
(B) Because of
(C) Because
(D) Even though
第2問
He worked late into the night; ( ), he failed to complete the project on time.
(A) nevertheless
(B) despite
(C) although
(D) but
第3問
She was ( ) tired that she fell asleep with the lights on.
(A) too
(B) very
(C) so
(D) such
第4問
Please wait here ( ) the manager comes back to the office.
(A) during
(B) until
(C) while
(D) since
解答と解説
第1問 解答:(B) Because of
解説:空所の直後にあるのは the heavy snow という名詞句(主語と述語動詞のペアがない)です。
したがって空所には前置詞が必要です。接続詞である (A) Although、(C) Because、(D) Even though は後ろに節を従えるため不可。
(B) Because of(群前置詞)が正解となります。「激しい雪のために、その空港からの全便が遅延した」という意味です。
第2問 解答:(A) nevertheless
解説:セミコロン(;)で前の文が文法的に一度完結しており、直後にカンマがある点に注目します。ここには2つの節を文法的に結ぶ接続詞ではなく、文修飾の「接続副詞」が入ります。
(B) despite は前置詞なので後ろに名詞が必要。(C) although は従属接続詞。(D) but は等位接続詞であり、セミコロンの直後に単独でカンマを伴って置く形には適合しません。
接続副詞 (A) nevertheless(それにもかかわらず)が正解です。
第3問 解答:(C) so
解説:後ろに that she fell asleep... と接続詞の that が続いており、相関構文を形成しています。
空所の直後は形容詞 tired なので、so + 形容詞 + that ... の形を作る (C) so が正解です。(A) too は too ... to 不定詞 の形を取ります。
(D) such を用いるなら such a tired person that ... のように名詞が後続しなければなりません。
第4問 解答:(B) until
解説:空所の直後に the manager (S) comes back (V) と「節」が続いているため、接続詞が必要です。
前置詞である (A) during は除外されます。文脈上「戻ってくるまで待つ」という継続の期限を表すため、接続詞 (B) until が適切です。
(C) while は「〜の間中」、(D) since は「〜して以来」となり文脈が通りません。
続けて読む
理解度チェック
Q1. 空所の直後に「S+V」の節がある場合、入るのはどれ?
- 群前置詞
- 従属接続詞
- 前置詞
- 動名詞
答えを見る
正解: B. 従属接続詞
本文では、従属接続詞の直後には節(S+V)が続き、前置詞の直後には名詞相当語句が続くと説明されています。
Q2. 相関構文で、動詞を常に複数扱いにする表現はどれ?
- neither A nor B
- not only A but also B
- either A or B
- both A and B
答えを見る
正解: D. both A and B
相関構文の中で、「both A and B」は述語動詞を常に複数扱いにすると述べられています。
Q3. 次のうち、空所に「Because」が入る正しい英文はどれ?
- ( ) the rain, we stayed home.
- ( ) it rained, we stayed home.
- ( ) his illness, he was absent.
- ( ) my stay, I met him.
答えを見る
正解: B. ( ) it rained, we stayed home.
Becauseは従属接続詞なので直後に節(S+V)が必要です。it rainedという節が続く文が適切です。
英語の文法は、話して身につけよう。会話アプリ「モチスピ」英語を話して練習できる会話アプリ。話すたびに、発音・文法・自然さをその場で直してもらえます。無料で試す
よくある質問
- Q. howeverとbutの文法上の決定的な違いは何ですか?
- butは等位接続詞であり「A, but B」のように2つの節を直接つなぐことができます。一方、howeverは接続副詞であり、節を結ぶ文法機能がないため「A; however, B」や「A. However, B」のようにピリオドやセミコロンで文を分ける必要があります。
- Q. althoughとdespiteはどう使い分けますか?
- 意味はどちらも「〜にもかかわらず」ですが、althoughは従属接続詞なので直後に節(S+V)が続き、despiteは前置詞なので直後には名詞または名詞句(代名詞・動名詞含む)が続きます。
- Q. becauseを文頭で使ってはいけないというのは本当ですか?
- Becauseで始まる副詞節の後に「, 主節」が続く複文(Because it was cold, we stayed home.)であれば文頭でも問題ありません。禁止されるのは主節を伴わず単独で文を終える断片文(Sentence Fragment)です。
- Q. 相関接続詞構文での動詞の単数・複数の判断基準は?
- both A and Bは常に複数扱いです。not only A but also B、either A or B、neither A nor Bは動詞に近い「B」に一致させます。ただしB as well as Aは「B」に一致させる点に注意が必要です。
- Q. 大学入試長文で最優先でチェックすべき接続詞は?
- however, yet, neverthelessなどの逆接マーカーです。評論文では一般論から逆接を挟んで筆者の主張が展開される構成が極めて多いため、論旨の転換点を見抜く鍵になります。
2026年9月24日更新・モチタン辞典編集部
関係する文法接続詞の一覧と使い方等位接続詞(and・but・or・so・for)の使い方相関接続詞(not only A but also B等)の使い方