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英検準2級面接の合格率は約80%!配点と落ちる人の特徴
英検準2級の二次試験(面接)の合格率は、推計では約80%〜83%とされています。一次試験の合格率が約35%程度とされていることと比較すると通過率は高めですが、受験者の約5人に1人は不合格になっています。
合格ラインはCSEスコア406点(満点600点、得点率約67.7%)、素点換算では33点満点中およそ22点前後とされています。無言による沈黙や疑問詞の聞き落としを避け、形式に沿った受け答えを行えば確実に合格圏内へ到達できます。
準二級英検面接の合格率と合格点・素点配点の内訳
英検(実用英語技能検定)の公式サイトの「受験の状況」ページには、級ごとの合格率は載っていません。ただし、過去の推計などから、準2級二次試験の合格率は約80%〜83%程度とされています。つまり、10人受けると8人前後が合格し、約2人は不合格となる計算です。
一次試験の合格率が約35%前後とされているため、一次試験を突破した実力があれば、二次試験は非常に有利な試験といえます。しかし、約2割の不合格枠が存在する以上、何も準備をせずに臨むと不合格になるリスクがあります。
合否を分ける合格基準スコアと素点の内訳
英検準2級の面接試験は、英検CSEスコアと面接官が採点する素点の2段階で評価されます。合格基準スコアはあらかじめ固定されています。
表は横にスクロールできます →
| 評価指標 | 満点 | 合格基準点 | 得点率の目安 |
|---|---|---|---|
| 英検CSEスコア | 600点 | 406点 | 約67.7% |
| 素点(面接官の採点) | 33点 | 約22点 | 約66.7% |
素点は以下の7項目、合計33点で採点されます。それぞれの配点を理解しておくことで、どこで手堅く得点を稼ぐべきかが明確になります。
| 試験項目 | 内容 | 素点配点 |
|---|---|---|
| パッセージ音読 | 約50語の英文を声に出して読む | 5点 |
| No. 1 | 音読した英文の内容についての質問に答える | 5点 |
| No. 2 | イラストAに描かれた人物の行動を説明する(5人) | 5点 |
| No. 3 | イラストBに描かれた人物の状況・理由を説明する | 5点 |
| No. 4 | カードのトピックに関連した受験者自身の意見を述べる | 5点 |
| No. 5 | 日常生活の身近な事柄について受験者自身の意見を述べる | 5点 |
| アティチュード | 面接中の態度・発声・コミュニケーションへの積極性 | 3点 |
合格ラインの目安は素点33点中22点前後とされています。すべてで満点を取る必要はなく、各設問で3〜4点を着実に積み重ね、アティチュードで2〜3点を確保できれば安全に合格水準に到達します。
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面接で落ちる2割に共通する5大NG行動
合格率が約8割と高くても、毎年約20%の受験者が不合格になるとされています。不合格になってしまう人には明確な共通パターンがあります。自分が該当していないか確認しておきましょう。
1. 5秒以上の完全な沈黙を作ってしまう
面接官からの質問に対して言葉が出てこず、無言のまま固まってしまう行為は、面接において最も大きな失点につながります。採点基準には「コミュニケーションを行おうとする態度」が含まれているため、沈黙が長引くと質問を理解できていない、あるいは会話を継続する意志がないと判定され、0点に近い評価を受ける原因になります。
2. 日本語でつぶやいてしまう
焦ったときに「ええと」「なんだっけ」「わかりません」と無意識に日本語を発してしまうケースです。英語でのやり取りを審査する場であるため、日本語の発言はアティチュードの評価を大きく下げる要因となります。考えをまとめたいときも、英語のつなぎ言葉を使う習慣をつけておく必要があります。
3. イラスト描写で時制を現在進行形にしない
No.2のイラスト問題では、絵の中にいる人々の行動を説明します。この問題でShe cooks.のように現在形を使ったり、過去形を使ってしまったりするミスが目立ちます。イラストの行動を描写する際は、現在進行形であるis doingやare doingを使うことが採点の前提条件です。
4. 疑問詞を聞き落として見当違いの回答をする
面接官の質問の冒頭にあるWhy(なぜ)、How(どのように)、Do you think...?(〜と思いますか)を聞き落とし、的外れな回答をしてしまうパターンです。理由を聞かれているのに状況を述べるなど、質問の意図から外れた答えを返すと、正しい文法で話していても内容の得点が得られません。
5. 声が小さくアイコンタクトがない
英語の正誤以前に、声が小さすぎて面接官に届いていなかったり、終始うつむいて問題カードを見つめたまま話したりすると、積極的なコミュニケーションの姿勢が認められず、アティチュード(3点満点)で1点しか得られなくなります。
無言で固まると会話継続の意志がないと判定され大失点に。
「ええと」「わかりません」等の発言は態度点を大きく下げます。
No.2は現在進行形(is/are doing)での描写が必須です。
WhyやHowを聞き逃し、的外れな回答をすると得点できません。
面接で大きく減点される不合格者の共通行動5点です。
次の疑問不合格になる原因をさらに細かく分析したい方は、準2級面接で落ちる人の特徴と対策も確認しておくと安心です。
入室から退室までの全体的な流れと時間配分
準2級の面接試験は、面接室に入ってから退出するまで約6分間で終了します。進行手順は全会場で統一されています。事前に全体の流れを頭に入れておくことで、当日の緊張を大幅に和らげることができます。
| ステップ | 面接官の指示・行動 | 受験者の対応と発話例 |
|---|---|---|
| 1. 入室 | Please come in.(お入りください) | ノックしてHello.と挨拶して入室 |
| 2. 着席 | Please sit down.(お座りください) | Thank you.と言って着席する |
| 3. 本人確認 | 氏名と受験級の確認 | My name is Taro Yamada.と答える |
| 4. 簡単な会話 | How are you today?(調子はどうですか) | I am good, thank you.など簡潔に返す |
| 5. カード受取 | 問題カードの手渡し | Thank you.と言って両手で受け取る |
| 6. 黙読(20秒) | Please read the passage silently. | 声を出さずに意味と発音を確認する |
| 7. 音読 | Please read it aloud. | タイトルから落ち着いて大きな声で読む |
| 8. No.1〜No.3 | 問題カードを見ながらの質疑応答 | 指示に従いパッセージやイラストを説明 |
| 9. カード裏返し | Please turn over the card. | カードを裏向きにして机に置く |
| 10. No.4〜No.5 | 受験者自身の意見を問う質疑応答 | 面接官の目を見て自分の考えを2文で述べる |
| 11. カード返却 | Please give me the card. | Here you are.と言って返却する |
| 12. 退室 | Have a nice day.(良い一日を) | Thank you. You too. Good-bye.と退室 |
試験開始直後の簡単なやり取りはウォーミングアップであり、配点対象ではありません。肩の力を抜き、笑顔でハキハキと挨拶することを心がけてください。
No.1〜5の問題別対策と穴埋め式解答テンプレート
英検準2級の面接で問われる形式は完全に決まっています。出題形式に合わせた「解答の型」を頭に入れておけば、本番で迷う時間を最小限に抑えられます。
パッセージ音読(配点5点)のポイント
約50語の英文を読み上げます。20秒間の黙読時間中に、意味の切れ目(カンマや接続詞)と、読み方が不安な単語を確認します。読むときはタイトルから読み始め、ピリオドではしっかりと息を整えて語尾を下げます。
andで結ばれた3つの単語(A, B, and C)は「上げ、上げ、下げ」のイントネーションを意識してください。
No.1:パッセージ読解(配点5点)のテンプレート
パッセージの内容について質問されます。準2級のNo.1は、9割以上の確率でAccording to the passage, how...?(どのようにして〜ですか)またはAccording to the passage, why...?(なぜ〜ですか)と聞かれます。
パッセージ本文の中にBy doing so, ...(そうすることによって)やin this way(このようにして)という記述があります。その直前の文に注目して、動詞をBy doing...(〜することによって)に変えて答えるのが鉄則です。
- By ...ing(〜することによって)
- 質問がWhyの場合はBecause ...(なぜなら〜だからです)
- 主語が名詞のままの場合は、代名詞(theyやhe、itなど)に置き換えて回答する
No.2:イラストAの行動描写(配点5点)のテンプレート
イラストAには5人の人物が異なる行動をしています。面接官からPlease describe the actions of the five people in Picture A.と指示されます。必ず主語 + be動詞 + 現在進行形(-ing)の形で5人全員を描写します。
- A man is painting a wall.(男性が壁にペンキを塗っています。)
- A woman is planting flowers.(女性が花を植えています。)
- A boy is riding a bicycle.(男の子が自転車に乗っています。)
- A girl is taking a picture.(女の子が写真を撮っています。)
- A man is cleaning the table.(男性がテーブルを拭いています。)
5人全員を説明し終えるまで、面接官は口を挟まずに待ちます。落ち着いて左から右へ、または上から下へと順番に描写してください。
No.3:イラストBの状況説明(配点5点)のテンプレート
イラストBには、ある状況に置かれて困っている、または何かしようとしている人物が描かれています。吹き出しの中の状況と、人物の行動を組み合わせてBecause(理由)またはso(結果)を使って1文で説明します。
- 型1(原因から結果):Because the door is locked, he cannot enter the room.(ドアに鍵がかかっているため、彼は部屋に入れません。)
- 型2(やりたいことと阻害要因):She wants to buy a bag, but she does not have enough money.(彼女はバッグを買いたいのですが、お金が足りません。)
No.4:トピックに関する意見(配点5点)のテンプレート
問題カードを裏返したあと、カードの話題に関連した質問をされます。多くはDo you think...?と意見を求められます。必ず「自分の立場」を表明したあと、「理由・詳細」を1〜2文付け加えます。
- Yesの場合:Yes. I think it is convenient. Also, people can save time.(はい。便利だと思います。また、時間を節約できます。)
- Noの場合:No. It is often expensive. Also, it is dangerous for children.(いいえ。費用が高いことが多いです。また、子どもにとって危険です。)
No.5:身近な事柄に関する意見(配点5点)のテンプレート
カードのトピックから離れ、一般的な日常生活に関する質問を受けます。最初にYes / Noで答えられる質問をされ、その後にWhy?またはPlease tell me more.(詳しく教えてください)と促されます。
- Yes. I like reading books on weekends. I can learn many new things.(はい。週末に本を読むのが好きです。多くの新しいことを学べます。)
- No. I prefer playing outside with my friends. It is more exciting.(いいえ。友達と外で遊ぶほうが好きです。そのほうがワクワクします。)
難しい単語を使う必要はありません。中学校レベルの文法で構わないので、必ず2文構成で答えることを徹底してください。
A man is painting a wall.男性が壁にペンキを塗っています。
No.2の人物描写で必ず用いる文構造と解答例です。

次の疑問質問ごとのテンプレートをより実践的に使いたいときは、面接で使える答え方の裏ワザが役立ちます。
減点基準の境界線と聞き返し・ミスの許容範囲
多くの受験者が不安に感じる「何回聞き直したら減点されるのか」「文法を間違えたら即不合格になるのか」という採点の境界線を整理します。
| 状況・行動 | 許容範囲と判定 | 採点への影響と対処法 |
|---|---|---|
| 質問を聞き返す(1回目) | セーフ(減点なし) | 自然な確認とみなされるため減点されない |
| 質問を聞き返す(2回目) | 注意(軽度の減点対象) | 同じ設問で2回繰り返すと理解力不足と判定される場合がある |
| 質問を聞き返す(3回回以上) | アウト(設問得点なし) | 質問を理解できていないとみなされ、次の設問に進められる |
| 発音の言い間違い・噛む | セーフ(減点なし) | 直後にExcuse me.と言って正しく言い直せば問題ない |
| 三単現のsや冠詞の脱落 | 軽微な減点(1点程度) | 意味が通じる範囲の文法ミスであれば致命的な減点にはならない |
| 質問に対して無言(10秒以上) | アウト(大幅減点) | 応答なしとしてその設問が0点になる可能性が高い |
面接官の発言が聞き取れなかったときは、黙り込むのが最も危険です。1回までは全く減点されませんので、落ち着いて自然に聞き返しましょう。
沈黙を防ぐお助け表現とアティチュード3点のコツ
面接中に言葉に詰まったとき、時間を稼ぎながらアティチュードの評価を維持するための表現を覚えておきましょう。
聞き取れなかったときの表現
- Pardon?(もう一度おっしゃっていただけますか?)※最も簡潔でおすすめです。語尾を上げて発音します。
- Could you say that again, please?(もう一度言っていただけますか?)
- Excuse me?(すみません、聞き取れませんでした)
回答を考える時間を稼ぐ表現(2〜3秒の沈黙を防ぐ)
- Well...(ええと……)
- Let me see...(そうですね……)
- That is a good question.(良い質問ですね。)
アティチュード(態度)で3点満点を取るためのチェックリスト
アティチュードの3点は、英語の流暢さではなく「伝えようとする積極性」に対して与えられます。以下の3点を意識するだけで、誰でも満点を狙えます。
- 声のトーンを普段の1.2倍にする:面接官との距離は約2メートルあります。マスク着用時やアクリル板がある場合でも明瞭に聞こえるよう、腹式呼吸でハキハキと発声します。
- 面接官の目を見て話す:カードを読む時間以外は、面接官の目(緊張する場合は眉間や鼻のあたり)を見て話します。うつむいて話すと自信がない印象を与えます。
- 挨拶とお礼を自分から言う:入室時のGood morning. / Hello.、カードを受け取るときのThank you.、退室時のGood-bye. Have a nice day.を欠かさず声に出します。
受け答えに詰まったときの表現をさらに確認したいときは、面接の英会話フレーズが役立ちます。
スマホ録音で確認する一人模擬面接セルフチェック
面接練習相手が身近にいない場合でも、スマートフォン等の録音機能を使えば高い学習効果を得られます。過去問を1回分解き、自分の声を録音して以下のチェック項目を確認してください。
| チェック項目 | 確認ポイント | 改善アクション |
|---|---|---|
| 音読のスピード | 早口になりすぎていないか | ピリオドで一呼吸(1秒)置く意識を持つ |
| 音読のイントネーション | 文末がすべて上がっていないか | 疑問文以外は文末のピリオドで語尾を下げる |
| No.1の答え方 | By ...ingで答えられているか | パッセージのBy doing soの前の文を探す練習を繰り返す |
| No.2の時制 | 5人全員を現在進行形で言えているか | A man is ...ing.の主語+be動詞+ingを固定化する |
| No.3の理由説明 | Becauseやsoで文がつながっているか | 状況と理由の2つの要素が抜けていないか確かめる |
| No.4・No.5の文数 | 1文だけで終わっていないか | 必ずAlso, ...やFor example, ...でもう1文足す |
| 無音の時間 | 無言の空白が3秒以上ないか | 詰まった瞬間にWell...と発音する癖をつける |
録音を聞き返すと、自分が思っている以上に語尾が小さかったり、無駄な間が空いていたりすることに気づきます。2〜3回録音して修正するだけで、本番の対応力は見違えるほど向上します。
次の疑問録音練習ですぐに使える具体的な演習問題を探しているなら、準2級面接の練習問題と例題を試してみてください。
不合格だった場合の一次試験免除(シード権)の仕組み
万が一、二次試験で不合格になってしまったり、体調不良で当日欠席してしまったりした場合でも、一次試験の合格実績が無駄になることはありません。
英検には「一次試験免除制度(通称シード権)」が用意されています。一次試験に合格した受験者は、翌年度の同じ回まで、一次試験を免除されて二次試験のみを受験することができます。
| 免除の有効期間 | 翌年度の同じ回まで |
|---|---|
| 申請方法 | 次回の英検申込時に「一次試験免除」欄にチェックを入れ、前回の合格番号を入力する |
| 検定料 | 二次試験のみの受験であっても、通常の受験料(全額)が必要となる |
| メリット | 一次試験対策(筆記・リスニング)を行わず、面接対策だけに専念できる |
「落ちても次回は面接だけ受け直せばよい」というセーフティネットがあることを知っておくだけで、本番の過度なプレッシャーから解放され、リラックスして実力を発揮しやすくなります。
続けて読む
理解度チェック
Q1. 英検準2級のNo.2(イラストA)を描写する際の時制は?
- 過去形
- 現在形
- 現在進行形
- 未来形
答えを見る
正解: C. 現在進行形
No.2の行動を描写する際は、「is doing」などの現在進行形を使うことが採点の前提条件とされています。
Q2. 質問が聞き取れず聞き返す際、最も簡潔でおすすめな表現は?
- Pardon?
- What?
- Again?
- No.
答えを見る
正解: A. Pardon?
聞き取れなかったときの表現として、本文では語尾を上げて発音する「Pardon?」が最も簡潔でおすすめと紹介されています。
Q3. 面接官の質問を聞き返す際、減点されない許容範囲は何回まで?
- 何回でも減点されない
- 1回目までは減点なし
- 2回目までは減点なし
- 1回目から減点される
答えを見る
正解: B. 1回目までは減点なし
質問の聞き返しは、1回目までは自然な確認とみなされるため減点されませんが、同じ設問で2回繰り返すと軽度の減点対象となります。
よくある質問
- Q. 面接官は日本人ですか?外国人ですか?
- 会場によって日本人面接官とネイティブの外国人面接官の双方がいます。どちらが担当しても採点基準は完全に統一されているため、有利不利はありません。
- Q. 面接対策はいつから始めれば合格できますか?
- 一次試験合格発表から二次試験本番までは約2週間あります。この期間に毎日20〜30分、過去問や予想問題を声に出して練習すれば十分に合格水準へ到達できます。
- Q. 回答で使う英語は難しい単語のほうが有利ですか?
- いいえ、難解な表現を使う必要はありません。中学校レベルの平易な英単語と基本文法を使って、詰まらずにハキハキと2文以上で答えるほうが高い評価を得られます。
- Q. ノー勉(無対策)でも合格できますか?
- おすすめしません。合格率が約8割とはいえ、イラスト問題の現在進行形指定やパッセージの答え方など準2級特有のルールがあるため、無対策だと落ちる2割に入りやすいです。
- Q. 試験当日の服装に指定やルールはありますか?
- 服装の指定はありません。学生は制服、社会人は清潔感のある私服が一般的です。服装自体が直接採点されることはありませんが、清潔感のある身だしなみが推奨されます。
2026年10月9日更新・モチタン辞典編集部
attitude
passage
opinion