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英検準2級スピーキング対策と合格のコツ

英検準2級スピーキング対策と合格のコツ

英検準2級スピーキングテスト(二次試験)は約6分間で、パッセージ音読と5つの質問で構成されます。合格には各設問に合わせた型に沿って答える技術が有効です。イラスト描写の現在進行形や理由説明の型を身につければ、英語を話すことに苦手意識があっても落ち着いて合格基準を満たせます。

英検準2級スピーキングの試験概要と配点

英検スピーキング準二級は、社会性のある身近な話題について英語で理解し、自分の考えを伝える能力を測るテストです。試験は面接官と1対1で行う従来型の二次試験と、コンピュータ端末で行う英検S-CBTの2つの形式があります。どちらの試験形式を選んでも出題内容や評価基準は同じです。

セクション問題形式問われる能力・解答の目安
パッセージ音読50語程度の英文黙読20秒後、意味の区切りや発音を意識して音読
No. 1パッセージに関する質問英文中の「By doing so, ...」「in this way」を手がかりに答える
No. 2イラストAの描写(人物5人)人物5人の行動を現在進行形(is / are -ing)で説明する
No. 3イラストBの描写(1人の状況)登場人物の状況と理由を because または so で説明する
No. 4受験者自身の意見陳述(カード関連)カードの話題に関連した質問に賛否と理由2文で答える
No. 5受験者自身の意見陳述(日常の話題)日常生活に関する質問に Yes / No と理由2文で答える
アティチュード面接全体の態度・姿勢挨拶、アイコンタクト、積極性、自然な声量(3点満点)

評価項目には各問の応答内容に加え、コミュニケーションを積極的に行おうとする姿勢を評価するアティチュードが含まれます。全体の正答率はおよそ6割以上が合格ラインの目安とされています。

英語で受け答えする力を総合的に伸ばしたいときは、英会話の総合ガイドを参考にしてください。

入室から退室までのリアルな当日の流れ

対面面接では、入室から退室まで英語でやり取りを行います。手順をあらかじめ把握しておくことで、本番の緊張を大幅に和らげることができます。

1. 入室から着席まで

係員の指示で控室から面接室の前へ移動し、ドアをノックして入室します。

2. 簡単な挨拶と氏名確認

着席後、面接官が簡単な挨拶と名前、受験級の確認を行います。

3. 問題カードの受け取りと試験開始

面接官から「This is your card.」と問題カードを手渡されます。Thank you. と受け取ります。

4. 退室

すべての質問が終わると、面接官が「This is the end of the test. Could you give me the card, please?」とカードの返却を求めます。

Here you are. と言って返却します。立ち上がって「Thank you very much. Have a nice day.(ありがとうございました。

良い一日を)」と伝え、ドアを開けて「Goodbye.」と言って退室します。

対面面接の入室から試験開始まで
1ノックと入室

3回ノックしMay I come in?と声をかける

2挨拶とカード提出

挨拶をし面接カードを手渡す

3着席

面接官の合図を聞いてThank youで座る

4氏名・級の確認

名前や体調などの簡単な質問に答える

5カード受取と黙読

問題カードを受け取り20秒間黙読する

6音読と設問解答

タイトルから音読しNo.1〜3へ進む

入室から問題カードを受け取って試験を開始するまでの基本的な手順です。

この記事に出てくる英単語(イラスト・音声つきの辞典ページへ)

次の疑問当日の流れが掴めたら、英検準2級面接の詳しい対策で評価の観点や注意点も確認しておくと安心です。

No.1からNo.5の合格テンプレートと答え方

英検準二級スピーキング対策では、各問に定められた解答パターンに当てはめて話す訓練が効果的です。

パッセージ音読のポイント

20秒の黙読時間では、英文の意味を理解することに加え、ピリオドやカンマの区切り、発音に自信がない単語の読み方を確認します。タイトルから丁寧に読み始め、意味のまとまり(句や節)ごとに少し間を取って落ち着いた声量で音読します。

No. 1:パッセージ問題の定型パターン

質問は基本的に According to the passage, how / why ...? の形式で出題されます。パッセージ内の「By doing so, ...」または「In this way, ...」の直前にある文が正解の根拠になります。

No. 2:イラストA(5人の動作描写)の解き方

イラストAには5人の人物が描かれています。面接官から「Please describe the actions of the five people in Picture A.」と指示されます。主語を特定し、現在進行形(is / are -ing)で5人全員の行動を1文ずつ述べるのが鉄則です。

No. 3:イラストB(状況説明)の解き方

イラストBには、何らかの問題や困った状況に直面している1人の人物が描かれています。面接官から「Please describe the situation in Picture B.」と指示されます。人物のやりたいことと、それができない理由を接続詞で結びます。

No. 4・No. 5:意見陳述問題の2文構成ルール

No. 4とNo. 5は受験者自身の考えを問われます。面接官の質問に対し、まずは立場を明確にし、続けて理由や補足を2文加えます。

No.1の質問タイプ別解答パターン
No.1 解答パターン

Howで始まる質問

  • By -ing...の形
  • 直前の文を変化

Whyで始まる質問

  • Because...の形
  • 直前の文を活用

No.1は質問形式に合わせて文頭の形を使い分けます。

面接の受け答えで使える文型を増やしたいときは、英検準2級の例文集が役立ちます。

即座に使える頻出動詞表現と万能理由ストック

試験本番で言葉に詰まらないように、No. 2で頻出する動作表現と、No. 4・No. 5で使い回せる汎用的な理由表現を頭に入れておきましょう。

No. 2でそのまま使える頻出動作表現20選

イラストAで人物が行う動作の多くは、以下の定型表現で描写できます。

No. 4・No. 5に対応する万能理由ストック5選

意見陳述では、自分の本当の心情に関わらず、英語で説明しやすい理由を選ぶことが重要です。以下の5つの切り口は幅広いテーマに応用できます。

切り口賛成・肯定のフレーズ反対・否定のフレーズ
時間(効率)It saves a lot of time.
(多くの時間を節約できます。)
It takes too much time.
(時間がかかりすぎます。)
お金(費用)It is not expensive and saves money.
(高価ではなく、お金の節約になります。)
It costs a lot of money to do that.
(それをするには多くのお金がかかります。)
健康・気分It is good for our health and reduces stress.
(健康に良く、ストレスを減らします。)
It is bad for health to spend too much time on it.
(それに時間を使いすぎると健康に悪いです。)
利便性・簡単さIt is very convenient and easy to use.
(とても便利で使いやすいです。)
It is difficult and inconvenient for some people.
(一部の人にとっては難しく不便です。)
環境への配慮It is very friendly to the environment.
(環境にとても優しいです。)
It can cause serious environmental problems.
(深刻な環境問題を引き起こす可能性があります。)
英検準2級スピーキング・SCBT対策のイメージ

聞き返しフレーズと沈黙対策の安全ルール

面接官の質問が聞き取れなかったり、考えがまとまらなかったりしたときの対処法を身につけておくことで、不要な失点を防げます。

聞き返しは何回まで許されるか

質問が聞き取れなかった場合、1回聞き返すだけであれば減点対象にはなりません。2回以上同じ質問を聞き返すと減点される可能性が高くなります。自然な表現で落ち着いて聞き返しましょう。

「What?」などのぞんざいな聞き方は避け、丁寧な表現を使います。

沈黙は何秒続くと危険か

質問されたあと、5秒以上完全に黙り込むと、答えられないと判断されて減点されたり、次の質問に進められたりする恐れがあります。考えを整理する間は、つなぎ言葉を使って沈黙を回避します。

これらのフレーズを発しながら、頭の中で文構造を組み立てます。まったく思いつかない場合でも、無言のまま過ごすのではなく、関連する単語だけでも口に出す姿勢が大切です。

聞き返しと沈黙回避のフレーズ
👂聞き返し(1回)

Pardon?など丁寧な表現で落ち着いて尋ねる

🗣️聞き返し(丁寧)

Could you say that again, please?を使う

⏳時間稼ぎのつなぎ

Well, let me see...で沈黙を避ける

💡意見の切り出し

That is an interesting question.などを使う

聞き取れないときやつなぎ言葉として使える表現のまとめです。

英検準2級cbt・scbtスピーキングの違い

英検準2級 cbt スピーキング(英検S-CBT)は、PC画面の映像とヘッドセットのマイクを通じて解答を吹き込む方式です。対面面接とは操作方法や進行スピードが異なります。

比較項目従来型(二次試験・対面面接)英検S-CBT(コンピュータ吹き込み)
試験環境面接室で面接官と1対1テストセンターのブースでPCに向かう
質問の提示面接官が口頭で発声ヘッドセットから音声+画面に問題表示
問題カード紙のカードを手渡しで受け取る画面上にパッセージ・イラストが表示
回答方法面接官に向かって発話ヘッドセットのマイクに向かって吹き込み
解答時間の管理面接官のペースで進行画面上のタイマー(準備・録音時間)で自動管理
聞き直し受験者が口頭で頼めば1回再読画面上のリプレイボタンを操作して再聴
アティチュード入退室のマナーや態度も採点対象音声の明瞭さ・積極的な発話量で採点

S-CBT受験特有の注意点

S-CBTでは画面のカウントダウンタイマーに合わせて話す必要があります。録音時間が開始される前に話し始めても録音されないため、必ず「Recording」の合図を確認してから発話し始めます。周囲の受験者の一斉発話に惑わされず、マイクを適切な位置に保ち、明瞭な声で吹き込むことが成功の鍵です。

次の疑問コンピュータ形式での受験を決めた方は、英検S-CBT準2級スピーキングの対策で画面操作や吹き込みのコツも確かめておきましょう。

過去問の活用法と自宅での模擬面接練習法

英検準二級スピーキング過去問やサンプル問題を効果的に使い、短期間で合格力を高める練習手順を解説します。

出題されやすい頻出トピック

公益財団法人日本英語検定協会の過去問やサンプル問題では、以下のような社会性のある身近な話題が頻繁に取り上げられます。

スマホを活用したセルフ録音トレーニング

自宅で練習する際は、スマートフォンなどの録音機能を使ったセルフチェックが有効です。

  1. 時間を測って音読する:20秒間の黙読ののち、音読を録音します。録音を聞き返し、ピリオドでの間や単語の発音が明瞭か確認します。
  2. イラスト描写を録音する:イラストAを見ながら5人の動作を1分以内に話し、現在進行形が正しく使えているか確認します。
  3. 意見陳述の録音:No. 4・No. 5の質問に対し、Yes / No の後に2文理由を続けて述べられているかをチェックします。

模擬面接用質問読み上げスクリプト

保護者や指導者が面接官役を行う際にそのまま使えるスクリプトです。

手順面接官役の読み上げセリフ受験者の想定リアクション
カード渡しPlease read the passage silently for 20 seconds.カードのパッセージを20秒黙読する
音読指示Now, please read the passage aloud.タイトルから英文を音読する
No. 1According to the passage, how do people ...?By -ing ... の形で答える
No. 2Now, please look at the people in Picture A. They are doing different things. Tell me as much as you can about what they are doing.5人の行動を is / are -ing で答える
No. 3Now, look at the boy in Picture B. Please describe the situation.Because ... などの接続詞を使って答える
裏返し指示Now, please turn over the card and put it down.カードを裏返して机に置く
No. 4Do you think more people will ... in the future?Yes / No. の後に理由を2文述べる
No. 5Today, many people ... . Do you ...?Yes / No. の後に理由を2文述べる
スマホ録音トレーニングの確認項目

自宅練習でスマホ録音を行う際のチェックポイントです。

面接に向けた発声や受け答えの基礎を固めたいときは、英語のスピーキング練習法を参考にしてください。

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英検の疑問をすべて見る「英語スピーキング」のまとめ

理解度チェック

Q1. 対面面接の入室時、ノックの後に言う適切な表現はどれ?

  1. May I help you?
  2. May I come in?
  3. Can I have your card?
  4. Please have a seat.
答えを見る

正解: B. May I come in?
入室時はノックを3回行い、「May I come in?(入ってもよろしいですか?)」と言って入室すると説明されています。

Q2. No.1でHowから始まる質問をされた時の答え方は?

  1. Becauseで文を始める
  2. YesまたはNoで答える
  3. By -ingの形に変えて答える
  4. 現在進行形(is -ing)を使う
答えを見る

正解: C. By -ingの形に変えて答える
No. 1で「How」で聞かれた場合は、直前の文を「By -ing ...」の形に変えて答えると解説されています。

Q3. 対面面接において質問の聞き返しは何回まで減点されない?

  1. 1回まで
  2. 2回まで
  3. 3回まで
  4. 何回でも減点されない
答えを見る

正解: A. 1回まで
質問が聞き取れなかった場合、1回聞き返すだけであれば減点対象にならないと記載されています。2回以上は減点の可能性が高くなります。

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よくある質問

Q. 英検準2級面接は何割取れば受かりますか?
配点全体の約6割以上の得点が合格ラインの目安です。パッセージ音読、No.1からNo.5の各問、アティチュードを合わせてバランスよく得点することが求められます。大きな沈黙を作らず全問に回答することが大切です。
Q. 英語が聞き取れず聞き返すのは減点になりますか?
1回程度の自然な聞き返しであれば減点されません。Pardon? や Could you say that again, please? と丁寧にお願いしましょう。ただし、2回以上連続して聞き返したり、無言のまま放置したりすると減点対象になります。
Q. No.4とNo.5で本心と違う意見を言ってもいいですか?
全く問題ありません。面接では受験者の思想や本音ではなく、英語の論理性と表現力が評価されます。自分の本心に関わらず、英語で理由を2文説明しやすい立場を選んで回答してください。
Q. アティチュードで満点を取るコツは何ですか?
入室時の挨拶、面接官の目を見て話すアイコンタクト、はっきりとした声量を維持することが重要です。質問にすぐ答えられない場合も、Well... などと声を出して積極的に意思疎通を図る姿勢を示せば3点満点を確保できます。
Q. S-CBTのスピーキングで周囲の声が気になるときの対策は?
ヘッドセットの装着位置をしっかり合わせ、画面の指示とカウントダウンに集中してください。周りの声が聞こえても焦らず、自分のマイクに向かって普段通りの声量で堂々と吹き込む練習を事前に積んでおくことが有効です。

2026年10月6日更新・モチタン辞典編集部