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IELTS Writing過去問対策と解答例
IELTSライティングのスコアを伸ばす最短の方法は、公式過去問の出題パターンを把握し、4つの採点基準に沿った段落構成と論理展開を身につけることです。
Task 1は客観的なデータの要約、Task 2は論理的なエッセイ作成が求められ、配点比率はTask 2がTask 1の2倍を占めます。公式サンプルの入手先から高得点を獲得するためのテンプレート、頻出トピックのアイデア出しまで具体的に解説します。
IELTSライティング過去問の入手先
IELTSのライティング対策では、試験作成機関が公開している信頼性の高い公式サンプル問題を活用することが不可欠です。非公式な予想問題には、本番の出題傾向や難易度と異なるものが含まれるため、まずは公式リソースから演習を始めましょう。
公式サンプルの主な入手先と特徴
公式機関が提供する練習問題は、PDF形式で印刷できるペーパー版と、実際の操作画面で解くコンピューター版(CD IELTS)の両方が用意されています。
| 提供元 | 問題形式 | 特徴・活用法 |
|---|---|---|
| IDP Education | ペーパー / コンピューター | Task 1およびTask 2のサンプル問題と解答用紙PDFを無料公開。コンピューター版の模擬テスト機能も提供。 |
| British Council | ペーパー / コンピューター | AcademicおよびGeneral Training両モジュールの練習問題と、採点官のコメント付きモデルアンサーを閲覧可能。 |
| JSAF(日本スタディ・アブロード・ファンデーション) | ペーパー / コンピューター | 公式テストセンターのサイト上で無料演習問題を案内。日本国内の受験者向け案内が充実。 |
| 公益財団法人 日本英語検定協会 | ペーパー | 公式サンプルテストの案内や、受験案内資料から公式問題例をダウンロード可能。 |
演習を行う際は、必ず解答用紙のフォーマットを用意し、手書きまたはタイピングのどちらで本番を受けるかに合わせて実戦形式で取り組みましょう。
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試験概要と4つの公式採点基準
IELTSライティングテストは、AcademicモジュールとGeneral Trainingモジュールともに合計60分で実施されます。2つのタスクが課され、求められる語数と配点比率が明確に決められています。
| 項目 | Task 1 | Task 2 |
|---|---|---|
| 試験時間(目安) | 20分 | 40分 |
| 規定語数 | 150 words以上 | 250 words以上 |
| 問題内容(Academic) | 図表・グラフ・地図・工程の客観的要約 | 提示された論点に対する論理的エッセイ |
| 問題内容(General) | 状況に応じた手紙(公式・非公式)の作成 | 提示された論点に対する論理的エッセイ |
| 配点比率 | 全体の約3分の1(33%) | 全体の約3分の2(67%) |
配点はTask 2がTask 1の2倍を占めるため、時間配分はTask 1に20分、Task 2に40分を充てるのが鉄則です。どちらかのタスクで規定語数を下回ると減点対象となります。
4つの公式採点基準(各25%)
採点官は以下の4つの評価項目に各25%のウェイトを置き、それぞれをBand 0〜9で評価したうえで総合スコアを算出します。
- Task Achievement / Task Response(タスク達成度 / 課題への回答):Task 1では要点の見落としがないか、主要なトレンドが客観的に書かれているかを評価します。Task 2では設問のすべての部分に直接答え、明確な立場が一貫して述べられているかを見られます。
- Coherence and Cohesion(一貫性と結束性):全体の論理構成、段落(パラグラフ)の明確な分け方、接続表現(linking devices)が不自然にならず適切に使われているかを評価します。
- Lexical Resource(語彙力):問題文の言葉を適切にパラフレーズできているか、文脈に適した語彙(collocation)が正確に使われているか、綴り(スペル)のミスがないかを判定します。
- Grammatical Range and Accuracy(文法力と正確性):単純な文だけでなく複文・複合法(complex sentences)を使いこなせているか、時制・冠詞・前置詞・句読点などの文法ミスが少ないかを評価します。
Task 1は要点と傾向、Task 2は設問への直接回答と一貫した立場を評価。
全体の論理構成、明確な段落分け、適切な接続表現の使用を評価。
適切なパラフレーズ、文脈に合った正確な語彙選択、スペルミスを判定。
単純文だけでなく複文・複合法を使いこなし、文法ミスの少なさを評価。
各基準が25%ずつの配点でBand 0〜9で評価されます。
次の疑問採点基準を満たす構成を迷わず作りたいなら、IELTSライティング対策と書き方で定番の型を確認してみましょう。
IELTS Writing Task1過去問の解法
Task 1(Academic)では、視覚的なデータや図から主要な特徴を読み取り、150語以上で客観的に説明します。自分の感想やデータにない主観的な予測を書くことは厳禁です。
出題される6つの図表パターン
- 折れ線グラフ(Line Graph):時系列での数値の推移、増減、交差点を描写する問題。
- 棒グラフ(Bar Chart):複数項目間での数値比較や、年ごとの差を対比する問題。
- 円グラフ(Pie Chart):全体に対する構成比率、シェアの内訳と変化を整理する問題。
- 表(Table):多数の数値データから、最大値・最小値・極端な変化を抽出する問題。
- 地図(Map):同一地域の過去と現在、または将来の開発計画による変化を位置関係とともに比較する問題。
- 工程図・プロセス(Process Diagram):製造手順、自然の循環サイクル、機器の作動原理などを順序立てて説明する問題。
高得点を取る段落構成(4段落構成)
- 第1段落:Introduction(導入):問題文のパラフレーズ(1文)。図表が何を示しているかを別の言葉で言い換えます。
- 第2段落:Overview(全体概要):最も顕著な特徴・全体トレンドを2〜3文で要約。数値は含めず、全体の傾向のみを記述します。※ここが抜けるとBand 5.0以下にとどまります。
- 第3段落:Body 1(詳細データ1):グループ化したデータの具体的な数値を挙げながら比較・対照。
- 第4段落:Body 2(詳細データ2):残りのグループのデータを整理し、対比や変化の差を具体的に記述。
Task 1で必須のパラフレーズ表現集
| 機能 | 表現例 | 意味・用法 |
|---|---|---|
| 導入の言い換え | The provided chart illustrates... | 提供された図は〜を示している |
| 概要の提示 | Overall, it is clear that... | 全体として、〜であることは明白である |
| 急激な増加 | witnessed a dramatic surge | 劇的な急増を記録した |
| 横ばい・安定 | remained relatively stable | 比較的安定した状態を維持した |
| 小幅な変動 | fluctuated slightly between A and B | AとBの間でわずかに変動した |
| 対比の接続 | In stark contrast, ... | 極めて対照的に、〜である |
問題文を1文でパラフレーズし、図表が何を示すか言い換える
数値は含めず、顕著な特徴や全体トレンドを2〜3文で要約する
グループ化したデータの具体数値を挙げながら比較・対照する
残りのグループのデータを整理し、対比や変化の差を具体的に記述
第2段落の全体概要(Overview)の有無が高得点の分かれ目です。
Task1過去問の模範解答と解説
過去問で頻出する「2つの年における複数国の電力消費割合」を比較する棒グラフを題材にした、Band 7.5レベルの模範解答です。
過去問想定問題
The chart below shows the percentage of electricity generated from renewable sources in four countries in 2010 and 2020.
(下のグラフは、4か国における2010年と2020年の再生可能エネルギーによる発電割合を示している。)
Band 7.5 模範解答
The bar chart compares the proportion of electricity produced from green energy sources across four different nations between 2010 and 2020.
(この棒グラフは、4つの異なる国における2010年から2020年の再生可能エネルギー由来の発電比率を比較したものである。)
Overall, it is evident that all four nations experienced an upward trend in their renewable energy usage over the ten-year period. Furthermore, while Country A consistently maintained the highest figures, Country D showed the most notable growth.
(全体として、10年間ですべての4か国において再生可能エネルギーの利用に上昇傾向が見られたことは明白である。
さらに、国Aが一貫して最も高い数値を維持した一方で、国Dが最も著しい成長を示した。)
In 2010, Country A was the clear leader, generating approximately 45% of its electricity from renewable sources, followed by Country B at roughly 30%. Over the subsequent decade, the figure for Country A rose steadily to reach exactly 60%, whereas Country B registered a moderate increase to around 42%.
(2010年、国Aは再生可能エネルギーから電力の約45%を発電しており明確な首位であり、国Bがおよそ30%でそれに続いた。
その後の10年間で国Aの数値は着実に上昇して正確に60%に達したが、一方で国Bは約42%への緩やかな増加を記録した。)
By contrast, Country C and Country D accounted for considerably lower percentages at the beginning of the period, at 15% and 8% respectively. However, by 2020, Country D's reliance on renewables escalated dramatically more than threefold to 28%, surpassing Country C, which only saw a marginal climb to 20%.
(対照的に、国Cと国Dは調査開始時点ではそれぞれ15%と8%と、大幅に低い割合を占めていた。
しかし2020年までに国Dの再生可能エネルギーへの依存度は3倍以上の28%へと急伸し、わずか20%への小幅な上昇にとどまった国Cを追い抜いた。)
解説
第1段落で percentage を proportion、renewable sources を green energy sources へ自然に言い換えています。
第2段落のOverviewでは具体的な数値を一切出さず、全体の共通傾向(全か国での上昇)と突出した特徴(国Aの首位維持、国Dの急成長)を的確に抽出しています。
本文では respectively や more than threefold、surpassing などの多様な比較構文を正確に駆使しています。

IELTS Writing Task2過去問の設問タイプ
Task 2では、社会的・学術的なテーマに対するエッセイを250語以上で執筆します。問題文の末尾にある指示文(Prompt)に応じて、答案の構成骨子を使い分ける必要があります。
6大設問タイプと段落構成の型
| 設問タイプ | 典型的な指示文 | 推奨段落構成 |
|---|---|---|
| Agree or Disagree | To what extent do you agree or disagree? | 導入(立場明言)→ 理由1 → 理由2 → 結論 |
| Discuss both views | Discuss both views and give your own opinion. | 導入(中立+立場)→ 見解Aの検証 → 見解Bの検証(自説支持)→ 結論 |
| Advantages and Disadvantages | Do the advantages outweigh the disadvantages? | 導入(優位な方を明言)→ メリットの分析 → デメリットの分析 → 結論 |
| Problem and Solution | What problems does this cause? What solutions can be taken? | 導入 → 発生する問題点(2点)→ 具体的な解決策(2点)→ 結論 |
| Causes and Effects | What are the reasons for this, and what are the effects? | 導入 → 主な原因(2点)→ 社会や個人への影響(2点)→ 結論 |
| Two-part Question | 設問文の中に直接的な疑問文が2つ含まれる形式 | 導入 → 質問1への回答と論拠 → 質問2への回答と論拠 → 結論 |
Task 2の基本エッセイ骨子(4段落)
- 第1段落:Introduction(導入 / 約40語):トピックの一般的な背景のパラフレーズ(1〜2文)+自分の立場・主張(Thesis Statement / 1文)。
- 第2段落:Body 1(本文第1段落 / 約90語):トピック文(論点1)+詳細な説明・因果関係+具体例(For example / For instance)+結果・小括。
- 第3段落:Body 2(本文第2段落 / 約90語):トピック文(論点2)+詳細な説明・因果関係+具体例+結果・小括。
- 第4段落:Conclusion(結論 / 約35語):自分の立場を再度パラフレーズして要約。※新しいアイデアや理由は絶対に持ち込まない。
頻出テーマ別の論点アイデア一覧
本番で「何を書けばいいかわからない」と筆が止まるのを防ぐため、頻出テーマにおける賛成・反対の理由と具体例のストックを持っておくことが大切です。
表は横にスクロールできます →
| テーマ分類 | 賛成・メリット側の論点 | 反対・デメリット側の論点 | 使いやすい具体例 |
|---|---|---|---|
| 教育(Education) | 大学教育は専門知識と批判的思考力を養い、個人の生涯賃金を高める。 | 全員に大学進学を強いると若年層の学費負債が増加し、技能労働者が不足する。 | 職業訓練校(vocational schools)やITエンジニアの実務経験。 |
| 環境(Environment) | 炭素税の導入や法規制の強化が、企業の排出量削減を最も強力に促す。 | 過度な規制は経済成長を阻害し、中小企業に過重な負担を強いる。 | プラスチック袋の有料化や、再生可能エネルギー補助金政策。 |
| 科学技術(Technology) | 遠隔通信とAIの自動化により業務効率が向上し、労働時間短縮に寄与する。 | 対面コミュニケーションの減少による孤独感や、単純労働の雇用喪失を招く。 | 在宅勤務(telecommuting)の普及や生成ツールの利用。 |
| 社会・健康(Healthcare) | 予防医療や無償医療制度は国民全体の平均寿命を延ばし社会生産性を支える。 | 公的支出の急増は財政を圧迫し、高度な医療サービスの質低下を招く。 | 喫煙・加糖飲料への課税(sugar tax)や定期健康診断の義務化。 |
| グローバル化(Globalization) | 文化交流と自由貿易は物価を安定させ、国際間の協調関係を促進する。 | 固有の伝統文化や言語が衰退し、多国籍企業による市場独占が進む。 | ファストフードチェーンの世界展開や少数言語の消滅危機。 |
Task2過去問の模範解答と解説
頻出テーマである「科学技術と教育」に関するAgree/Disagree形式の過去問を題材にした、Band 7.5レベルの解答例です。
過去問想定問題
Some people believe that computers and the internet will soon replace traditional teachers in the classroom. To what extent do you agree or disagree?
(一部の人々は、教室においてコンピュータやインターネットが近いうちに伝統的な教師に取って代わると考えている。あなたはこの意見にどの程度賛成、または反対ですか。)
Band 7.5 模範解答
Advances in educational technology have prompted debates over whether human instructors will eventually become obsolete. Although digital tools undoubtedly provide unprecedented access to information, I completely disagree with the idea that computers will entirely replace traditional educators in schools.
(教育技術の進歩は、人間の指導者が最終的に不要になるのではないかという議論を引き起こしている。
デジタルツールがかつてない情報へのアクセスを提供することは疑いないが、私はコンピュータが学校における従来の教育者に完全に取って代わるという考えには全面的に反対である。)
The primary reason is that teaching involves interpersonal guidance and emotional support, which artificial systems cannot replicate. Experienced teachers do not merely dispense facts; they also assess emotional states, provide personalized encouragement, and adapt instructional approaches to suit individual learning difficulties. For instance, when a young pupil struggles with motivation or faces psychological stress, a compassionate mentor can offer reassurance and tailor lessons accordingly, whereas a software algorithm can only deliver pre-programmed responses.
(主な理由は、教育が対人指導や情緒的支援を伴うものであり、人工的なシステムにはそれを再現できないことである。
経験豊富な教師は単に事実を教えるだけでなく、感情の状態を把握し、個別化された励ましを提供し、個々の学習の困難に合わせて指導法を適応させる。例えば、年少の児童が意欲に苦しんだり心理的ストレスに直面したりした場合、思いやりのある指導者は安心感を与えて授業を適切に調整できるが、ソフトウェアのアルゴリズムはプログラム済みの応答しか提供できない。)
Furthermore, traditional classrooms serve as essential environments for cultivating critical social competencies and moral values. Educators play a pivotal role in facilitating peer collaboration, arbitrating conflicts, and teaching discipline. Without physical mentors guiding classroom dynamics, students might miss vital opportunities to develop empathy, teamwork, and dispute resolution skills. Technological devices should therefore be regarded as powerful complementary aids rather than absolute substitutes for human supervision.
(さらに、従来の教室は重要な社会的資質や道徳的価値観を育むための不可欠な環境として機能している。
教育者は仲間同士の協力関係を促進し、対立を仲裁し、規律を教える上で極めて重要な役割を果たしている。教室の力学を導く生身の指導者がいなければ、生徒は共感力、協調性、紛争解決能力を養うための極めて重要な機会を逃してしまう可能性がある。
したがって技術的な機器は、人間の指導に完全に取って代わるものとしてではなく、強力な補完的支援ツールと見なされるべきである。)
In conclusion, while technological innovations have undeniably transformed the delivery of academic materials, machines cannot substitute for the emotional intelligence, pastoral care, and moral direction that human educators provide. Teachers will remain fundamental to comprehensive education.
(結論として、技術革新が教材の提供形態を変革したことは否定できないものの、機械は人間の教育者が提供する心の知性、精神的ケア、道徳的指導の代わりにはなり得ない。
教師は全人的教育にとって今後も不可欠な存在であり続けるだろう。)
解説
導入で completely disagree と明確な立場を示し、結論までブレずに主張を一貫させています。各ボディ段落では「感情的サポートと個別最適化」および「社会性・道徳の涵養」という明確な2つの論点をトピック文で提示し、merely dispense facts(単に事実を分配する)、interpersonal guidance(対人指導)、pivotal role(極めて重要な役割)といった学術的なコロケーションを用いて説得力を高めています。
添削比較でわかるBand7.0突破の要点
多くの学習者がBand 6.0前後で停滞する原因は、文法や語彙の初歩的なミスだけでなく、「アイデアの具体化不足」や「接続詞の機械的な使いすぎ」にあります。同一の主張を比較して改善点を把握しましょう。
Band 6.0とBand 7.5のビフォーアフター添削
表は横にスクロールできます →
| 評価基準 | Band 6.0 答案の例 | Band 7.5 改善答案 | 改善のポイント |
|---|---|---|---|
| 主張の展開 (Task Response) | First, cars pollute the air. It makes people sick. So government should stop it. (まず、車は空気を汚染します。それは人々を病気にします。だから政府はそれを止めるべきです。) | Initially, excessive vehicular emissions degrade urban air quality, leading to acute respiratory ailments among citizens. (第一に、過剰な車両排出ガスは都市の大気環境を悪化させ、市民の間で急性呼吸器疾患を引き起こす。) | 主語と動詞を具体化。pollute を degrade urban air quality へ、make sick を lead to acute respiratory ailments へ学術的に精緻化。 |
| 結束性 (Coherence) | Moreover, public transport is cheap. Furthermore, it is fast. However, some people like cars. (さらに公共交通は安いです。さらに速いです。しかし車が好きな人もいます。) | Investing in efficient mass transit not only reduces commuting expenses for households but also alleviates chronic traffic congestion. (効率的な公共交通への投資は、家計の通勤費を削減するだけでなく、慢性的な交通渋滞を緩和する。) | Moreover などの接続副詞を羅列するのをやめ、not only A but also B の複文構造を用いて2つの利点を1つの論理的な流れに統合。 |
| 語彙の精度 (Lexical) | A big problem is that young people do bad things because of bad movies. (大きな問題は、若者が悪い映画のせいで悪いことをすることです。) | A prominent concern is that juveniles may emulate anti-social behavior depicted in violent media. (顕著な懸念は、暴力的なメディアに描かれた反社会的行動を青少年が見習ってしまう可能性があることである。) | 漠然とした口語表現(big problem, do bad things, bad movies)を、正確な学術的語彙(prominent concern, juveniles, emulate, anti-social behavior)に置換。 |
客観的なフィードバックを受けて改善したい方は、IELTSライティング添削おすすめの活用も検討してみましょう。
ペーパー版とPC版の演習上の注意点
IELTSにはペーパー版とコンピューター版(CD IELTS)の2つの受験方式があり、過去問演習時のアプローチも大きく異なります。
ペーパー版演習の注意点
- 手書きでの語数感覚の把握:本番中に語数を1語ずつ数える時間はありません。公式解答用紙を使い、自分の筆跡で「1行に平均何語書けるか(通常8〜10語)」を把握し、Task 1なら約16行、Task 2なら約27行という目安を身体に染み込ませましょう。
- 消しゴムの使用時間と筆圧:書き直しに時間を取られすぎると時間切れになります。構成案(アウトライン)を問題用紙の余白に3〜5分でしっかり作ってから清書に入ることが重要です。
コンピューター版(CD IELTS)演習の注意点
- 画面下の自動ワードカウントの活用:画面上に現在の語数がリアルタイムで表示されるため、数える手間が省けます。規定語数(150語/250語)を割り込んでいないか瞬時に確認できます。
- 画面分割とコピー&ペースト操作:左画面に問題・図表、右画面にエディタが表示されます。エッセイの段落を入れ替える際のカット&ペースト機能に慣れておくと、推敲時間を大幅に短縮できます。タイピング速度に不安がある場合は事前の入力練習が必須です。
ペーパー版
- 1行あたりの平均語数から行数で語数感覚を把握する
- Task 1は約16行、Task 2は約27行が目安
- 消しゴムの時間を減らすため事前の構成案作成が必須
コンピューター版
- 画面下の自動ワードカウントで規定語数不足を瞬時に確認
- 左画面に問題・図表、右画面にエディタが表示される
- カット&ペースト操作に慣れて推敲時間を短縮する
本番の形式に合わせて演習時の確認ポイントを切り替えましょう。
過去問を使った独学実践ステップ
過去問は「ただ解いて終わり」にするのではなく、復習と書き直しのサイクルを回すことで実力が向上します。
スコアアップのための4ステップ学習法
- ステップ1:時間を測って初見で解く(60分):本番と同じ時間配分(Task 1: 20分、Task 2: 40分)で、辞書を見ずに書き切ります。
- ステップ2:時間無制限で納得いくまでリライトする:辞書や類語辞典(thesaurus)を使い、より精度の高い語彙や複文表現を用いて同じ問題を書き直します。
- ステップ3:客観的なフィードバックを受ける:公式の採点基準に照らし合わせて添削を行います。身近にネイティブや専門指導者がいない場合は、生成ツールに以下のプロンプトを入力してセルフチェックを行うのが有効です。
- ステップ4:間違えた文法・語彙のストックノートを作る:スペルミスや冠詞の誤り、不自然な前置詞の使い方をノートにまとめ、次の演習前に必ず見直します。
セルフ添削プロンプトの入力例
過去問を解いた後のチェックには、以下の指示文(プロンプト)を活用してください。
Please evaluate my IELTS Writing [Task 1 / Task 2] essay below based on the official IELTS assessment criteria: 1) Task Achievement / Task Response, 2) Coherence and Cohesion, 3) Lexical Resource, and 4) Grammatical Range and Accuracy. Assign an estimated band score for each criterion, identify weak collocations and grammatical errors, and provide a rewritten version aiming for Band 8.0 with explanations.
(公式採点基準の4項目に基づき、私のIELTSライティングエッセイを評価してください。
各項目の推定バンドスコアを提示し、不自然なコロケーションや文法ミスを指摘した上で、Band 8.0を目指した修正案と解説を作成してください。)
本番と同じ計60分で、辞書を見ずに初見で書き切る
辞書や類語辞典を使い、精度の高い語彙や複文で書き直す
公式基準に沿って客観的評価やセルフ添削プロンプトで確認
スペルや冠詞、前置詞の誤りをまとめ、次回演習前に見直す
初見演習からリライト、フィードバックと復習のサイクルを回します。
書き直しや表現の幅を広げる練習には、IELTSの例文集を参考にするのが役立ちます。
次の疑問復習の手順が分かったら、IELTSライティング問題と練習法を使ってより多くの出題パターンに挑戦してみましょう。
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理解度チェック
Q1. Task 1とTask 2の配点比率と時間の目安は?
- 配点比率は同等で各30分ずつ充てる
- Task 1が全体の3分の1で20分、Task 2が3分の2で40分
- Task 1が全体の3分の2で40分、Task 2が3分の1で20分
- 配点は語数に比例し、時間配分は自由とされている
答えを見る
正解: B. Task 1が全体の3分の1で20分、Task 2が3分の2で40分
配点はTask 2がTask 1の2倍を占め、時間はTask 1に20分、Task 2に40分を充てるのが鉄則とされています。
Q2. Task 1で全体概要(Overview)を書く注意点は?
- すべての具体的な詳細数値を漏れなく記述する
- 自身の感想や将来予測を中心に展開する
- 数値は含めず、最も顕著な特徴や全体トレンドを要約する
- 第4段落に配置して結論としてまとめる
答えを見る
正解: C. 数値は含めず、最も顕著な特徴や全体トレンドを要約する
第2段落のOverviewでは、数値を含めずに最も顕著な特徴や全体トレンドを2〜3文で要約します。抜けるとBand 5.0以下にとどまります。
Q3. Task 1で「劇的な急増を記録した」を表す適切な表現は?
- remained relatively stable
- witnessed a dramatic surge
- fluctuated slightly between A and B
- In stark contrast
答えを見る
正解: B. witnessed a dramatic surge
本文のパラフレーズ表現集において、「劇的な急増を記録した」は「witnessed a dramatic surge」と説明されています。
よくある質問
- Q. IELTSライティングの過去問はどこで手に入りますか?
- IDP Education、British Council、JSAF、日本英語検定協会の各公式サイトから、無料の練習問題・公式サンプルPDFをダウンロードできます。
- Q. Task 1とTask 2のどちらから先に解くべきですか?
- 配点比率がライティング全体の約3分の2を占めるTask 2から先に40分で解き、残りの20分でTask 1に取り組む順番をおすすめします。
- Q. 目標語数を超えすぎると減点されますか?
- 語数超過による直接の減点はありません。ただし長すぎると見直し時間が減り、文法ミスや構成の崩れを招くためTask 1は170〜190語、Task 2は260〜290語が目安です。
- Q. テンプレートの丸暗記は減点対象になりますか?
- 問題文に適合していない不自然な定型文や、暗記した長大な前置きをそのまま使うとタスク達成度で減点されます。論理構成の「骨組み」として柔軟に活用しましょう。
- Q. Band 7.0を取るために最も重要なことは何ですか?
- 設問のすべての要素に漏れなく答えた上で、各段落の主張を具体的な因果関係や事例で十分に展開し、多様な構文を文法ミスなく正確に使い切ることが最も重要です。
2026年10月9日更新・モチタン辞典編集部