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大学の英語collegeとuniversityの違い

大学の英語collegeとuniversityの違い

大学を英語で表す際、日常会話ではcollegeを総称として使うのが自然です。通っている大学の正式名称がuniversityであっても、「大学生です」「大学に通っています」と話すときはin collegeやgo to collegeと表現します。

ただし、制度上の厳密な区分や、アメリカ英語とイギリス英語での文化的な意味の違い、履歴書への正式表記など、場面に応じた使い分けを正しく理解しておくことが大切です。

大学の英語 collegeとuniversityの使い分け

英語で「大学」を表す単語としてcollegeとuniversityの2つがあり、どちらを使うべきか迷う場面は少なくありません。判断に迷ったときは、以下の場面別対応表を目安にしてください。

シチュエーション使うべき語自然な表現の例
アメリカでの日常会話(在学中・通学)collegeI am in college.(私は大学生です)
イギリスでの日常会話(在学中・通学)university(口語ではuni)I am at university.(私は大学生です)
学校の正式名称(固有名称)個別の正式名The University of Tokyo / Boston College
英文履歴書・ビジネスプロフィール欄正式名(主にUniversity)Bachelor of Arts, Waseda University
大学院を含む教育機関全体を指す場合universityresearch university(研究型総合大学)

日常英会話において、アメリカでは通学先の規模に関わらず概念としての「大学」をcollegeと呼ぶ習慣が定着しています。一方で、公的な書類や履歴書では、所属機関の正式登録名称を正確に記載します。

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大学の英語 制度や規模による違い

学校教育の制度上、universityとcollegeには明確な区別が存在します。日本の学校教育で「college=単科大学、university=総合大学」と教わることが多い理由も、この制度上の定義に由来します。

university(総合大学・大学院重点大学)

universityは通常、学士号を授与する学部課程(undergraduate)だけでなく、修士号や博士号を授与する複数の大学院(graduate schools)や専門職大学院(法科大学院、医科大学院など)を包括する大規模な高等教育機関を指します。

研究活動に大きな比重が置かれており、広大なキャンパスに多様な学部と研究施設を併せ持っているのが一般的です。

college(学部中心の大学・単科教育機関)

collegeは本来、学部教育(学士課程)を中心に行う高等教育機関を指します。リベラルアーツ教育と呼ばれる幅広い教養教育を少人数で提供する4年制大学や、特定の専門領域に特化した単科大学がこれに該当します。

ここで注意したいのは、「collegeはuniversityより規模や教育水準が劣る」という意味ではないという点です。例えば、アメリカ屈指の名門校群であるアイビーリーグの1校、Dartmouth College(ダートマス大学)は、高度な大学院組織を有しながらも伝統を重んじて名称にCollegeを残し続けています。

また、Amherst CollegeやWilliams Collegeのように、全米トップクラスの学術評価を受ける4年制collegeも多数存在します。

制度や規模による定義の違い

university(総合大学など)

  • 学部課程に加え大学院や専門職大学院を包括
  • 研究活動に大きな比重が置かれる
  • 広大なキャンパスと多様な学部・研究施設

college(学部中心・単科)

  • 学士課程(学部教育)を中心に行う機関
  • リベラルアーツを少人数で提供する4年制校など
  • 名門校でも伝統として名称に残す場合がある

教育機関の制度上におけるuniversityとcollegeの本来の違いです。

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次の疑問制度上の違いだけでなく音の聞き分けも確認したいときは、単科大学の英語発音やリスニングのコツを合わせて押さえておくと便利です。

アメリカとイギリスでのcollegeの意味の違い

collegeという単語が指す内容は、アメリカ英語とイギリス英語で大きく異なります。この地域差を把握していないと、意図しない誤解が生じることがあります。

アメリカ英語におけるcollege

アメリカでは、高等教育全般を指す包括的な単語としてcollegeが機能しています。会話の中で「大学へ進学する」と言うときはgo to college、「大学生のときに」と言うときはin collegeと表現するのが標準的です。

4年制の総合大学に通っている学生であっても、日常会話で自分の立場を述べる際にはcollege studentと名乗るのが極めて自然です。

イギリス英語におけるcollege

イギリスでは、学位(学士号以上)を授与する高等教育機関は原則としてuniversity(会話では短縮形のuniも多用)と呼ばれます。イギリスでcollegeと言うと、主に以下の2つを指すため注意が必要です。

そのため、イギリス人に対してアメリカ流に「I go to college.」と言うと、「大学ではなく、高校卒業前後の準備校や専門学校に通っている」と受け取られてしまう場合があります。

イギリスやオーストラリアなどイギリス英語圏の人に対して「大学に通っている」と伝える際は、I am at university.と表現するのが適切です。

英米でのcollegeが指す対象
collegeの意味

アメリカ英語

  • 高等教育(大学)全般
  • 4年制総合大学も含む

イギリス英語

  • Sixth Form(大学入学準備)
  • Further Education(職業訓練)

イギリスでcollegeを使うと大学以外の機関を指すため注意が必要です。

会話でよく使われる省略形や関連表現は、大学の英語表現と略称まとめで確認できます。

大学の英語 university collegeの実例

大学の名称には、UniversityとCollegeの関係性を示す興味深い実例がいくつか存在します。代表的な事例を知ることで、両者の語の使われ方が明確になります。

Harvard UniversityとHarvard Collegeの関係

世界的な知名度を持つHarvard University(ハーバード大学)の内部には、Harvard Collegeが存在します。Harvard Universityは大学院や各種研究機関を含めた大学組織全体の名称であり、その中にある学部生向けの4年制教養課程(リベラルアーツ学部)の正式名称がHarvard Collegeです。

学士課程の学生はHarvard Collegeに所属し、卒業後はHarvard University全体の同窓生となります。

Boston UniversityとBoston Collegeの違い

名前が非常によく似ているBoston University(ボストン大学)とBoston College(ボストンカレッジ)は、同一組織の学部と全体という関係ではなく、それぞれ完全に独立した別の私立大学です。

Boston Collegeは総合大学としての規模と大学院プログラムを備えていますが、創立時の伝統を継承して現在も校名にCollegeを採用しています。

University Collegeという表記の意味

イギリスをはじめとする連邦諸国では、University College London (UCL)などのように名称の中に両方の語が含まれる大学があります。

これは元々、独立した複数の構成カレッジ(Constituent Colleges)が集まって1つの総合大学を形成しているオックスフォード大学やケンブリッジ大学のカレッジ制の伝統や、総合大学(University)の傘下から出発した歴史的背景を示す呼称です。

名称に見る両者の関係性の実例
🏛ハーバード大学

大学全体の傘下に学部課程のHarvard Collegeが存在する形態

🏫ボストンの2校

Boston UとBoston Collegeは別個独立した私立大学同士

🎓ロンドン大学(UCL)

複数の構成カレッジが集まる伝統や総合大学傘下発祥を示す呼称

大学名におけるUniversityとCollegeの3つの関係パターンです。

universityとcollegeの違いのイメージ

日常英会話で使う大学の英語フレーズと前置詞

英作文や会話において、「大学」にまつわる表現を使う際は、前置詞の選択と冠詞(a/the)の有無が重要になります。学校という制度や「学生の身分」を表す場合、collegeやuniversityは無冠詞で用いられます。

アメリカ英語の定番表現

イギリス英語の定番表現

冠詞が付く場合と付かない場合の使い分け

制度や状態を表すときは無冠詞ですが、具体的な「建物」「特定のキャンパス施設」を指す場合は定冠詞のtheが付きます。

表は横にスクロールできます →

表現冠詞意味例文
in collegeなし大学生である(身分)He is still in college.(彼はまだ大学生です)
at universityなし大学に在籍している(身分)She is studying law at university.(彼女は大学で法律を学んでいます)
at the universityありその大学の敷地・建物にいる(場所)I will meet you at the university library.(大学の図書館で会いましょう)

履歴書や自己紹介での日本の大学の英語表記

英文履歴書(Resume / CV)やビジネス向けSNSプロフィールの学歴欄に日本の大学を記載する際は、日常会話のようなcollegeではなく、教育機関の正式な英字名称を用います。

日本の大学の英名表記ルール

日本のほとんどの4年制大学は、文部科学省の認可を受けた総合教育機関として、英語名称にUniversityを採用しています。国公立・私立を問わず、公式ウェブサイトに記載されている公式英称をそのまま記載します。

学士号・学部・専攻の書き方

履歴書では「学位名 in 専攻分野, 大学名, 卒業年」の順序で記載するのが標準的なフォーマットです。学士号(4年制大学卒業)はBachelor of Arts (B.A.)(文系学士)またはBachelor of Science (B.S.)(理系学士)が基本です。

記載例:
Bachelor of Arts in Economics, Waseda University, Tokyo, Japan (Graduated: March 2024)
(早稲田大学 政治経済学部経済学科 卒業)

自己紹介で簡潔に話す場合は、次のようなパターンを用いると自然です。
I graduated from Keio University with a degree in Law.
(私は慶應義塾大学法学部を卒業しました。

)
I am a junior at Sophia University, majoring in English Literature.
(私は上智大学の3年生で、英文学を専攻しています。)

履歴書における学歴の記載順序
11. 学位名

Bachelor of Arts などの学士号

22. 専攻分野

in Economics などの専攻名

33. 大学名・所在地

Waseda University, Tokyo, Japan

44. 卒業年月

Graduated: March 2024

英文履歴書で日本の大学学部卒業を記載する標準フォーマットです。

面接や交流の場で使える表現をもっと知りたいときは、自己紹介の英会話フレーズを参考にしてください。

次の疑問プロフィールや書類の文字数を抑えたい場面では、大学の英語表記を正しく略すルールを知っておくと迷わず書けます。

大学生活にまつわる必須英語ボキャブラリー

学部、専攻、単位、学年など、大学生活や学歴を説明する際によく使われる重要単語をまとめました。

日本語英語表現補足説明・用例
学部生undergraduate大学院生(graduate student)と対比される表現
大学院生graduate studentイギリス英語ではpostgraduate studentとも言う
学部(組織)faculty / departmentfaculty of economics(経済学部)
専攻majorMy major is chemistry.(私の専攻は化学です)
副専攻minorI have a minor in psychology.(心理学を副専攻しています)
学士号bachelor's degree4年制大学の卒業学位
修士号master's degree大学院修士課程の修了学位
博士号doctoral degree (Ph.D.)大学院博士課程の修了学位
単位creditI need to earn 124 credits to graduate.
成績評価平均値GPAGrade Point Averageの略称
学年(1年/2年)freshman / sophomore主にアメリカで使われる呼称
学年(3年/4年)junior / seniorイギリスではfirst-year studentなどと言う
学費・授業料tuitioncollege tuition fees(大学の学費)
奨学金scholarship返済不要の給付型奨学金を指すことが多い

在学中の学習計画や将来の準備には、大学生の英語(TOEIC・留学・就活・勉強法)が役立ちます。

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理解度チェック

Q1. イギリスで「大学に通っている」と伝える表現は?

  1. I go to college.
  2. I am at university.
  3. I am at a college.
  4. I study in the university.
答えを見る

正解: B. I am at university.
イギリスでは大学を原則universityと呼び、在学中の身分は「at university」と無冠詞で表現します。

Q2. 大学の制度上、universityが指す一般的な特徴は?

  1. 学部教育(学士課程)のみに特化している
  2. 少人数でリベラルアーツ教育を提供する
  3. 大学院や研究施設を包括する大規模な機関
  4. 職業訓練や大学入学資格の取得を主目的とする
答えを見る

正解: C. 大学院や研究施設を包括する大規模な機関
universityは通常、学士課程だけでなく複数の大学院などを包括し、研究活動に比重を置く大規模な教育機関を指します。

Q3. イギリス英語でcollegeが指す教育機関として正しいものは?

  1. 学士号を授与する4年制の総合大学
  2. 大学院プログラムを中心とする研究機関
  3. 修士号や博士号を授与する専門職大学院
  4. 16〜18歳が通う中等教育機関や専門学校
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正解: D. 16〜18歳が通う中等教育機関や専門学校
イギリスでcollegeは主に大学入学資格取得のための中等教育機関や、専門技術・職業訓練のための教育機関を指します。

よくある質問

Q. 日本の短期大学は英語で何と言いますか?
2年制の短期大学は、英語でjunior collegeまたはtwo-year collegeと表現します。アメリカの公立2年制大学に相当する機関はcommunity collegeと呼ばれます。
Q. 大学の「学部」を表す英語はfacultyですか?
「法学部」などの組織単位を指す際、イギリス英語や日本の大学英称ではFaculty of Lawなどが使われます。ただしアメリカ英語ではfacultyは「大学の教授陣・教員」を指すことが多く、学部組織はdepartmentやschool、collegeと呼ぶのが一般的です。
Q. 大学院生もcollege studentと言えますか?
言えません。college studentは通常、学部生(4年制大学の学生)を指します。大学院生を表す場合は、アメリカ英語ではgraduate student、イギリス英語ではpostgraduate studentを用います。
Q. 「大学生です」と英語で言う最も自然な表現は?
アメリカ英語ではI am in college.やI am a college student.が最も一般的です。イギリス英語圏ではI am at university.またはI am a university student.と表現します。
Q. 大学を中退したことは英語でどう表現しますか?
「大学を中退する」は句動詞のdrop out of college(またはdrop out of university)を使います。「彼らは大学を中退した」はThey dropped out of college.となります。

2026年9月26日更新・モチタン辞典編集部