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大学入試の英語時制問題を完全攻略
大学入試の英語における時制問題は、文中の時を表す語句(シグナルワード)と文構造(節の種類)の2点を確認すれば、感覚に頼らず論理的に正解を導き出せます。
時制判定の思考フローとシグナル一覧
大学入試の文法・語法問題において、時制は最も出題頻度が高い分野の1つです。正解を選ぶ際は、感覚で文を読むのではなく、明確なルールに沿って選択肢を絞り込む必要があります。以下の3ステップに沿って文を分析すると、迷わずに正しい選択肢を特定できます。
時制判定の3ステップ
- ステップ1:空欄を含む節の種類を特定する
空欄が主節にあるのか、それとも従属節(接続詞が導く節)の中にあるのかを確認します。従属節の場合、それが「時や条件を表す副詞節」なのか、動詞の目的語などになる「名詞節」なのかを見極めます。 - ステップ2:文中のシグナルワード(時を表す副詞句)を探す
文中に yesterday や since、by the time などの明確な時間を示す語句があるか探します。特定の副詞句は、組み合わされる時制が一意に決まります。 - ステップ3:基準となる過去の時点との前後関係を整理する
過去の出来事が2つ以上登場する場合、どちらが先に起きたのかという時間的な前後関係を整理し、過去完了(大過去)の適用の要否を判断します。
一目で時制が決まる重要シグナルワード一覧
入試問題では、特定の副詞句を見つけるだけで選択肢を1〜2個に絞り込めるケースが多々あります。以下の対応関係は確実に整理しておきましょう。
| シグナルワード | 典型的な対応時制 | 注意すべきポイント |
|---|---|---|
| yesterday, ... ago, in 2010, just now | 過去形(単一の過去) | 過去の一点を表すため、現在完了形(have done)とは絶対に共存できません。 |
| since 過去の起点, for the past few years | 現在完了形 / 現在完了進行形 | 過去から現在まで継続している動作・状態を表すため、単なる過去形は使えません。 |
| by next week, by the time S V | 未来完了形(または完了形) | 「〜までにはすでに完了している」という期限を表す基準点となります。 |
| when S' 過去形(主節側の動作) | 過去進行形 / 過去形 / 過去完了形 | 「〜した時、その時ちょうど…していた/すでに…していた」の文脈を前後の時系列から見抜きます。 |
| never, ever, already, yet | 現在完了形 / 過去完了形 | 完了・経験・結果を表す目印となります。 |
主節か従属節か、名詞節か副詞節かを確認
yesterday等の時を表す副詞句を探す
過去の出来事の前後関係から過去完了を判断
感覚に頼らず、節の特定・語句・前後関係の順に絞り込みます。
英語の全時制の基本ルールを一度に振り返りたいときは、英語の時制一覧を確認すると全体像が掴めます。
大学入試の英語時制演習問題15選
大学入学共通テストおよび私立大・国公立大の個別試験で頻出する時制の重要パターンを網羅した演習問題15問です。まずは自力で解答を選んでみてください。全問の解答と詳しい解説は次の節以降に掲載しています。
問題一覧(各問の空欄に入る最も適切なものを1つ選択)
問1 Ken ( ) for London tomorrow morning.
① leave
② is leaving
③ has left
④ left
問2 I ( ) my wallet just now while walking to the station.
① drop
② have dropped
③ dropped
④ am dropping
問3 We ( ) each other since we were elementary school students.
① know
② have known
③ are knowing
④ have been knowing
問4 She ( ) on the phone for more than two hours. When will she finish?
① talks
② has been talking
③ talked
④ is talking
問5 When I arrived at the theater, the movie ( ) already.
① started
② has started
③ had started
④ starts
問6 I lost the umbrella that I ( ) the day before.
① bought
② have bought
③ had bought
④ buy
問7 Please call me as soon as you ( ) at the hotel.
① arrive
② will arrive
③ arrived
④ are arriving
問8 I don't know if he ( ) to the party tomorrow.
① comes
② will come
③ has come
④ came
問9 We will go on a picnic if it ( ) sunny this weekend.
① will be
② is
③ was
④ has been
問10 Could you tell me when the train for Kyoto ( )?
① will leave
② leaves
③ left
④ had left
問11 By the time you read this letter, I ( ) Japan.
① leave
② have left
③ will have left
④ left
問12 Ten years ( ) since the two countries signed the peace treaty.
① have passed
② has passed
③ passed
④ are passing
問13 It ( ) five years since my grandfather died.
① was
② is
③ has passed
④ passes
問14 Our teacher told us that water ( ) at 100 degrees Celsius.
① boils
② boiled
③ has boiled
④ will boil
問15 The professor explained that World War II ( ) in 1945.
① ends
② ended
③ has ended
④ had ended
次の疑問より多くの問題で定着度を確かめたい方は、英語の時制練習問題と詳しい解説で実践力をさらに鍛えられます。
演習問題の解説:基本・完了・進行形
問1から問6までの解答と詳細な解説です。選択肢を絞り込む根拠と、誤答がなぜ間違っているのかを確認しましょう。
問1の解答と解説
正解:② is leaving
全訳:ケンは明日の朝、ロンドンへ向けて出発する予定です。
決定打:tomorrow morning(確定した未来の予定)
- 解法の根拠:往来発着を表す動詞(go, come, leave, arrive, start など)は、現在進行形(be -ing)を用いることで「すでに手配や準備が整っている確定した未来の予定」を表せます。
- 誤答消去:主語が三人称単数の Ken なので原形の ① leave は不可です。③ has left は「すでに出発してしまって今ここにいない」ことになり、tomorrow morning と矛盾します。④ left は過去形のため未来の副詞と共存できません。
問2の解答と解説
正解:③ dropped
全訳:駅へ歩いていく途中で、たった今財布を落としてしまいました。
決定打:just now(たった今=過去の一点)
- 解法の根拠:just now は「たった今」という意味ですが、語法上「過去の一点」を表す副詞句として扱われます。そのため、必ず過去形と一緒に使います。
- 誤答消去:受験生が最も引っ掛かりやすいのが ② have dropped です。just 単体であれば現在完了形とともに使えますが、just now は過去形専用のシグナルワードです。① や ④ も文脈に合いません。
問3の解答と解説
正解:② have known
全訳:私たちは小学生のころからお互いを知っています。
決定打:since + 状態動詞 know
- 解法の根拠:since we were elementary school students(小学生のとき以来)という起点を表す副詞節があるため、完了形を用います。動詞 know は「知っている」という状態を表す状態動詞であるため、通常は進行形にできません。したがって、現在完了形の ② が正解です。
- 誤答消去:状態動詞を進行形にした ③ や ④ は文法的に不自然です。現在形の ① では「小学生以来」という継続期間を含めることができません。
問4の解答と解説
正解:② has been talking
全訳:彼女は2時間以上も電話で話し続けています。いつ終わるのでしょうか。
決定打:for more than two hours + 動作動詞 talk
- 解法の根拠:for more than two hours(2時間以上)という期間を表す表現があり、後半に「いつ終わるのか」とあることから、過去から現在に至るまで会話という動作がずっと続いていることがわかります。動作動詞の継続は「現在完了進行形(have/has been -ing)」で表します。
- 誤答消去:① や ④ は過去からの継続期間を表せません。③ の過去形では「過去に2時間話した」という完結した事実になり、現在も話している状況と合いません。
問5の解答と解説
正解:③ had started
全訳:私が劇場に到着したとき、映画はすでに始まっていました。
決定打:When I arrived(過去)よりも前に起きた事象
- 解法の根拠:「劇場に到着した(arrived)」のは過去の出来事です。映画が始まったのはそれよりも前の時点であるため、基準となる過去よりも前の出来事を表す「過去完了(had + 過去分詞)」を用います。
- 誤答消去:① started では到着と映画の開始が同時刻のように見えてしまい、already のニュアンスが活きません。② has started(現在完了)は基準時が過去(arrived)の文の中では使えません。
問6の解答と解説
正解:③ had bought
全訳:私は前日に買った傘をなくしてしまいました。
決定打:lost(過去)よりも前の出来事(大過去)
- 解法の根拠:傘をなくした(lost)のが過去の時点です。その傘を買った(bought)のは「その前日(the day before)」ですから、なくした時点よりもさらに過去の出来事です。このように、過去の基準点より前の動作・出来事を明確に表す用法を「大過去」と呼び、過去完了の形をとります。
- 誤答消去:① bought も口語では使われることがありますが、入試の文法問題では時系列の前後関係を明確にするため ③ had bought が正解となります。② has bought は時制の一致に反し、過去の基準点と共存できません。
just now
- 「たった今」という意味
- 過去の一点を表す副詞句
- 必ず過去形と一緒に使う
just(単体)
- 「ちょうど〜したところ」
- 完了のニュアンスを表す
- 現在完了形とともに使える
just now は過去の一点を表すため現在完了形には使えません。
高校で習う時制の基礎をもう一度復習したい場合は、高校英文法の時制まとめが役立ちます。
演習問題の解説:副詞節・大過去・構文
問7から問15までの解答と詳細な解説です。大学入試で頻出する「副詞節と名詞節の区別」や「時の経過構文」「時制の一致の例外」を扱っています。
問7の解答と解説
正解:① arrive
全訳:ホテルに着いたらすぐに電話をください。
決定打:as soon as が導く「時を表す副詞節」
- 解法の根拠:as soon as は「〜するとすぐに」という意味の接続詞で、時を表す副詞節を作ります。時や条件を表す副詞節の中では、未来の事柄であっても未来表現の will を使わず、現在形を用います。
- 誤答消去:副詞節内のため ② will arrive は不可です。主節が命令文(未来の動作)であるため、過去形の ③ も不適切です。
問8の解答と解説
正解:② will come
全訳:彼が明日パーティーに来るかどうか、私にはわかりません。
決定打:動詞 know の目的語になっている「名詞節の if」
- 解法の根拠:接続詞 if には「もし〜ならば(副詞節)」と「〜かどうか(名詞節)」の2つの用法があります。本問の if 節は、他動詞 know の目的語(O)になっているため「名詞節」です。副詞節のルール(未来の事柄を現在形で表す)は名詞節には適用されないため、明日の予定には普通に will come を使います。
- 誤答消去:① comes を選ぶ誤答が非常に多い問題です。「if節を見たら現在形」と盲目的に覚えていると間違えます。
問9の解答と解説
正解:② is
全訳:今週末晴れたら、私たちはピクニックに行きます。
決定打:主節を修飾する「条件を表す副詞節の if」
- 解法の根拠:文全体の骨格は We will go on a picnic で文型が完結しています。後ろの if 節は「もし〜ならば」という条件を加えて動詞句を修飾する「副詞節」です。したがって、今週末という未来の事柄であっても現在形の is を用います。
- 誤答消去:条件の副詞節の中では未来のことでも will を用いないため、① will be は不可です。
問10の解答と解説
正解:① will leave(文脈により ② leaves も可とされる場合があるが、標準的な選択肢として ①)
全訳:京都行きの電車が何時に出発するか教えていただけますか。
決定打:動詞 tell の直接目的語になっている「名詞節の when」
- 解法の根拠:tell me [when ...] の構造になっており、when 節は tell の直接目的語(名詞節)です。「いつ出発するのか」という未来の予定を尋ねているため、will leave が入ります。なお、時刻表に定められた確定予定として現在形 leaves が用いられることもありますが、入試の文法問題で助動詞の有無を問う場合、名詞節であることを意識させる ① が主たる正解根拠となります。
問11の解答と解説
正解:③ will have left
全訳:あなたがこの手紙を読むころには、私はすでに日本を発っているでしょう。
決定打:By the time S V(現在形) = 未来の完了基準点
- 解法の根拠:by the time S V は「SがVする時までには」という期限を表す接続詞句です。従属節内が read(現在形=未来の代用)となっているため、「相手が手紙を読む」という未来の時点を基準としています。その基準点までに「出発を完了している」状態を表すため、主節には未来完了形(will have + 過去分詞)を用います。
- 誤答消去:① や ④ では完了のニュアンスが出せません。② have left は主節の未来時制の代わりにはなれません。
問12の解答と解説
正解:① have passed
全訳:その2カ国が平和条約に調印してから10年が経過しました。
決定打:主語が Ten years(年数・時の経過構文)
- 解法の根拠:「〜してから…年が経つ」という構文において、時間の経過を表す動詞 pass を用いる場合、主語は「期間(〜 years)」になります。10年という歳月が1年ずつ経過して現在に至ったと捉えるため、複数扱いとして have passed を選びます。
- 誤答消去:Ten years は複数形として扱われるため、単数扱いの ② has passed は不適切です。
問13の解答と解説
正解:② is
全訳:私の祖父が亡くなってから5年になります。
決定打:It is ... years since 過去形 の構文
- 解法の根拠:時の経過を表す重要構文「It is + 期間 + since 過去形(〜してから…になる)」の形です。この is は has been に書き換えることも可能です。
- 誤答消去:主語が It の場合に動詞 pass を用いることはできません(pass を使うなら問12のように年数が主語になります)。したがって ③ は不可です。
問14の解答と解説
正解:① boils
全訳:私たちの先生は、水は摂氏100度で沸騰すると教えてくれました。
決定打:「不変の真理・科学的事実」は常に現在形
- 解法の根拠:主節の動詞が過去形(told)であるため、原則として従属節も過去形に合わせる(時制の一致)必要があります。しかし、「水が100度で沸騰する」というのは時代に関係なく成り立つ「科学的事実・不変の真理」です。この場合、時制の一致の例外として常に現在形を用います。
- 誤答消去:時制の一致を機械的に適用して ② boiled を選ばないように注意してください。
問15の解答と解説
正解:② ended
全訳:教授は第二次世界大戦が1945年に終結したと説明しました。
決定打:「歴史上の事実」は常に過去形
- 解法の根拠:主節の動詞は過去形(explained)です。第二次世界大戦の終結は主節の「説明した」時点よりも前の出来事なので、一見すると大過去(過去完了)の ④ had ended に思えます。しかし、「歴史的事実」は主節の時制にかかわらず、常に単純過去形で表すという絶対的なルールがあります。
- 誤答消去:歴史的事実に過去完了(大過去)を用いてはならないため、④ は誤りです。

副詞節と名詞節の完全見分けマニュアル
入試の時制問題で最も多くの受験生が失点するのが、「時・条件の副詞節」と「名詞節」の混同です。「when や if を見たら条件反射で現在形を選ぶ」という覚え方をしていると、難関大の引っ掛け問題に確実につまずきます。
見分けの鍵は「他動詞の直後にあるかどうか」
接続詞 when や if が導くカタマリ(節)が、文の中でどのような役割を果たしているかを品詞の観点から見抜きます。
表は横にスクロールできます →
| 節の種類 | 文中での働き | 意味 | 未来の事柄の表し方 |
|---|---|---|---|
| 名詞節 | 動詞の目的語(O)や主語(S)になる | when:いつ〜するか if:〜かどうか | will + 動詞の原形 を使う |
| 副詞節 | 動詞や主節全体を修飾する(おまけの要素) | when:〜する時 if:もし〜ならば | 現在形(または現在完了形)を使う |
判別の具体例
以下の2つの例文を比べてみてください。
- パターンA(名詞節):
I don't know when he will arrive tomorrow.
(彼が明日いつ到着するのか知りません。)
→ know は他動詞であり、「何を知らないのか」という目的語が必要です。when 以下の節全体が目的語(名詞の役割)になっているため、未来のことはそのまま will arrive と表します。 - パターンB(副詞節):
I will let you know when he arrives tomorrow.
(明日彼が到着したら、あなたにお知らせします。)
→ I will let you know(あなたにお知らせします)だけで文の主要素が完結しています。when 以下の節は「どんな時に知らせるのか」という条件・タイミングを付け足す副詞の役割をしているため、現在形の arrives になります。
判断に迷ったら、「その節を取り除いても文として成立するか」をテストしてください。節を取り除くと文が不完全になる(目的語が欠ける)なら名詞節、節を取り除いても文が完全に成立するなら副詞節です。
次の疑問未来の事柄を現在形で表す仕組みを深く知りたいときは、時や条件を表す副詞節の現在形ルールが役立ちます。
「時の経過」を表す4大書き換え構文
「〜してから…年が経つ」という時間の経過を表す表現は、私立大の整序問題(並べ替え)や国公立大の和文英訳で頻出の超重要パターンです。主語と動詞の組み合わせが厳密に決まっているため、4つのバリエーションをセットで覚えておきましょう。
「彼が亡くなってから3年になる」の4パターン
| 構文の型 | 例文 | 主語と動詞のポイント |
|---|---|---|
| It is ... since 過去 | It is three years since he died. | 主語は形式主語の It。動詞は現在の is。 |
| It has been ... since 過去 | It has been three years since he died. | 主語は It。過去から現在までの継続を強調して has been に変化。 |
| 時間 have passed since 過去 | Three years have passed since he died. | 主語は年数(複数)。動詞 pass は自動詞で現在完了形 have passed。 |
| S have been 状態 for 期間 | He has been dead for three years. | 主語は人(S)。動詞は状態を表す形容詞(dead)を伴う現在完了形。 |
英作文での重大な注意点
一番下のパターンにおいて、He has died for three years. と書くのは文法的に誤りです。動詞 die は「死ぬ」という一瞬の動作を表す動詞(動作動詞)であり、3年間死に続けることはできません。
継続を表す場合は、形容詞 dead を用いて has been dead とする点に注意してください。
次の疑問学んだ構文を記述式で正確にアウトプットする練習には、大学入試の和文英訳対策と問題演習が役立ちます。
英作文・正誤問題で落とさない時制の罠
マーク式の4択問題だけでなく、正誤指摘問題や英作文で受験生が失点しやすいポイントをまとめました。
日本語の「〜した」に惑わされない
日本語は時制の区別に寛容な言語です。例えば「財布を落としました」という日本語は、過去の事実を言っているだけのこともあれば、「今財布を持っていなくて困っている」という現在の結果を含んでいることもあります。
- I lost my key.(過去形)
→ 過去に鍵を失くしたという事実のみを伝えています。今見つかっているかどうかは不明です。 - I have lost my key.(現在完了形)
→ 鍵を失くしてしまい、その結果「今も手元にない」という現在の状態を伝えています。
入試の英作文で「今どうであるか」に焦点がある場合は、安易に過去形を使うのではなく現在完了形を検討する意識を持ちましょう。
整序・正誤問題で狙われる「時制の一致」の例外
主節が過去形の場合に従属節の時制を過去に揃えるのが「時制の一致」ですが、以下の2つの例外は正誤問題の頻出トラップです。
- 不変の真理・ことわざ・現在の習慣: 主節が過去形でも従属節は現在形のまま。
- 歴史上の事実: 主節が過去形でも、さらに昔のこと(大過去)にせず過去形のまま。
文脈を読まずに前後の動詞の形だけを見て機械的に過去完了などを選ばないよう、節内の内容が歴史的事実や普遍の法則に該当しないか常に警戒してください。
ことわざや現在の習慣は過去形にせず現在形
大過去(過去完了)にせず過去形のまま維持
主節が過去形でも時制を過去に揃えない2大例外です。
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理解度チェック
Q1. just nowと共存できる時制として正しいものは?
- 現在完了形
- 過去形
- 未来完了形
- 現在進行形
答えを見る
正解: B. 過去形
just nowは過去の一点を表す副詞句として扱われるため、必ず過去形と一緒に使います。現在完了形とは共存できません。
Q2. 空欄に入る語として適切な英文はどれか。I ( ) my wallet just now.
答えを見る
正解: C. dropped
just nowは過去の一点を表すため過去形を用います。現在完了形のhave droppedは誤りです。
Q3. 主節が過去形でも従属節を過去形にする例外はどれ?
- 確定した未来の予定
- 歴史上の事実
- 条件を表す副詞節
- 不変の真理
答えを見る
正解: B. 歴史上の事実
時制の一致の例外として、歴史上の事実は主節が過去形であっても大過去にせず過去形のままにします。
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よくある質問
- Q. 時制問題で最初に確認すべきことは何ですか?
- 文中のシグナルワード(時を表す副詞句)の有無と、空欄が含まれる節の種類(主節か、副詞節か、名詞節か)です。この2点を確認するだけで選択肢を絞り込めます。
- Q. since の後ろは必ず過去形になりますか?
- 接続詞の since が起点を表す節を導く場合、過去の時点を示すため節内は原則として過去形になります。主節側は過去から現在への継続を表すため現在完了形を用います。
- Q. 過去形と現在完了形の一番の違いは何ですか?
- 現在とのつながりの有無です。過去形は「過去に起きた事実(現在は切り離されている)」を表し、現在完了形は「過去の出来事が現在の状態に影響を及ぼしている」ことを表します。
- Q. by the time の節の中はなぜ現在形なのですか?
- by the time は「〜する時までには」という時を表す副詞節を導く接続詞だからです。時・条件の副詞節内では未来の事柄であっても現在形(または現在完了形)を用います。
2026年10月2日更新・モチタン辞典編集部