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英語中2受け身の公式と書き換えルール完全攻略

英語中2受け身の公式と書き換えルール完全攻略

英語中2で学習する受け身(受動態)の基本公式は「主語 + be動詞 + 過去分詞 + by 〜」であり、「〜は…によって〜される(された)」という意味を表します。

2021年度施行の中学校学習指導要領により中学3年から中学2年へ移行した重要単元であり、be動詞の時制(is/are/was/were)の一致と、不規則動詞の過去分詞の正確な暗記がテスト攻略の要となります。

受け身(受動態)の基本公式と意味

受け身(受動態)とは、「〜が…をする」という能動的な動作ではなく、動作を受ける側の視点に立って「〜は…によって〜される」と言い表す文法です。

受け身の基本形

受け身の基本形は次の通りです。

主語 + be動詞 + 過去分詞 + by + 動作主 .(〜は…によって〜されます)

例文を見てみましょう。

This room is cleaned by Ken.(この部屋はケンによって掃除されます。)

主語が This room(単数・現在)のため、be動詞には is を使い、動詞 clean を過去分詞 cleaned に変化させます。動作を行う人(動作主)の前には by(〜によって)を置きます。

過去分詞とは

過去分詞とは、動詞の変化形の一つです。中1や中2の前半で習った「原形」「過去形」に続く第3の形です。規則動詞の場合は過去形と同じく語尾に -ed をつけますが、不規則動詞は独自の形に変化するため、個別に覚える必要があります。

表は横にスクロールできます →

原形過去形過去分詞意味
playplayedplayed〜をする(規則変化)
cleancleanedcleaned〜を掃除する(規則変化)
writewrotewritten〜を書く(不規則変化)
makemademade〜を作る(不規則変化)
speakspokespoken〜を話す(不規則変化)
受け身の基本形
主語+be動詞+過去分詞+by 動作主

This room is cleaned by Ken.この部屋はケンによって掃除されます。

動作を受ける側を主語にし、be動詞と過去分詞、byを組み合わせて表します。

次の疑問受け身以外の文でも見かける組み合わせが気になったら、be動詞+過去分詞の用法で意味の違いを確認できます。

能動態から受け身への書き換え3手順

通常の文(能動態:「〜が…をする」)から、受け身の文(受動態:「〜が…によって〜される」)へ書き換えるときは、次の3つの手順で行います。

書き換えの3ステップ

  1. 目的語(動作の対象)を新しい文の主語にする
  2. 一般動詞を「be動詞 + 過去分詞」に変える(be動詞は新しい主語と元の時制に合わせる)
  3. 元の主語を文末に回し、「by + 目的格」にする

書き換えの具体例

能動態:Ken uses this computer.(ケンはこのコンピュータを使います。)

完成形:This computer is used by Ken.(このコンピュータはケンによって使われます。)

代名詞の格変化に注意

元の文の主語が代名詞(I, he, they など)の場合、by の後ろに置くときは必ず「目的格」に変えます。by は前置詞であるため、後ろには目的格が来ます。

主格(元の文の主語)目的格(byの後ろ)例文での変化
Imeby me(私によって)
youyouby you(あなたによって)
hehimby him(彼によって)
sheherby her(彼女によって)
weusby us(私たちによって)
theythemby them(彼らによって)

例文:He plays the guitar. → The guitar is played by him.(そのギターは彼によって演奏されます。※ by he は誤り)

受け身への書き換え3手順
1目的語を主語へ

能動態の目的語を新しい文の主語の位置に出す

2be動詞+過去分詞

主語と時制に合わせてbe動詞を選び過去分詞を続ける

3文末にby+目的格

元の主語を文末に置き代名詞は目的格に変形させる

能動態の目的語を主語に繰り出し、動詞と元の主語を順番に変形させて配置します。

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受け身の過去形・否定文・疑問文の型一覧

受け身の文には be動詞が含まれているため、過去形・否定文・疑問文の作り方は通常の be動詞のルールと全く同じです。

1. 受け身の過去形(〜された)

過去形にする場合は、be動詞を was または were に変えます。過去分詞はそのまま変わりません。

主語 + was / were + 過去分詞 + by 〜 .

主語が単数なら was、複数なら were を使い分けます。

2. 受け身の否定文(〜されない/〜されなかった)

否定文は、be動詞の直後に not を置きます。短縮形(isn't, aren't, wasn't, weren't)もよく使われます。

主語 + be動詞 + not + 過去分詞 + by 〜 .

3. 受け身の疑問文(〜されますか/〜されましたか)

疑問文は、be動詞を主語の前に移動させ、文末にクエスチョンマークを付けます。

Be動詞 + 主語 + 過去分詞 + by 〜 ?

4. 疑問詞を使った疑問文

「誰によって〜されましたか」「いつ〜されましたか」と尋ねる場合は、文頭に疑問詞を置きます。

疑問文の応答や語順をさらに詳しく確認したいときは、英語の受動態の作り方と疑問文解説を参考にしてください。

受け身から能動態への逆変換チェック

定期テストで特に間違いが多いのが、受け身(受動態)の文を能動態へ戻す逆変換の問題です。次の2つの落とし穴に注意しましょう。

逆変換のチェックポイント

  1. byの後ろの語を新しい主語にし、主格に戻す(him → He, them → They)
  2. be動詞を消し、過去分詞を一般動詞に戻す
  3. 時制(現在・過去)をbe動詞から読み取り、主語に応じた形にする(三単現のsの付け忘れに注意)
  4. 文の主語を動詞の後ろ(目的語)へ移動する

よくあるミス:三単現の-sの付け忘れ

受動態:This book is loved by everyone.(この本はみんなに愛されています。)

受動態の be動詞が is なので「現在形」です。能動態の主語 everyone は三人称単数扱いとなるため、一般動詞 love に三単現の -s を付けて loves にする必要があります。

よくあるミス:時制の戻し忘れ

受動態:This letter was written by her.(この手紙は彼女によって書かれました。)

受動態の be動詞が過去形の was なので、能動態の動詞も過去形 wrote に戻さなければなりません。

能動態へ戻す逆変換チェック

受動態から能動態に戻す際に見落としやすい4つの変換ポイントを確認できます。

中2英語の受け身の作り方と例文のイメージ

テスト頻出の過去分詞一覧とbyの省略

定期テストで出題されやすい不規則動詞の過去分詞と、by が省略される重要なパターンを整理します。

定期テスト頻出の不規則動詞一覧

表は横にスクロールできます →

原形過去形過去分詞意味
makemademade〜を作る
writewrotewritten〜を書く
speakspokespoken〜を話す
taketooktaken〜を撮る/持っていく
seesawseen〜を見る
knowknewknown〜を知っている
givegavegiven〜を与える
readreadread〜を読む(発音に注意)
findfoundfound〜を見つける
buyboughtbought〜を買う
teachtaughttaught〜を教える
breakbrokebroken〜を壊す

「by 〜」が省略されるケース

受け身の文では、文末の by 〜 が書かれないことが頻繁にあります。主に次の3つの理由によります。

「by 〜」が省略される3ケース
👥動作主が一般の人々

English is spoken in Canada.のように言うまでもない場合

❓動作主が不明・不特定

My bike was stolen yesterday.のように犯人が分からない場合

🏛️言う必要がない・物が中心

This temple was built in 1600.のように物や時期が中心の場合

動作主が当たり前の場合や不明な場合、話題が物のときはbyが省略されます。

次の疑問テスト前にもっと多くの不規則変化をまとめて確認したいときは、中学英語の過去分詞一覧表が役立ちます。

by以外の前置詞を使う重要連語表現

受け身の形をしていますが、by ではなく in, at, with などの前置詞を使う熟語表現があります。定期テストの適語補充問題で極めてよく狙われる表現です。

連語表現意味使われる前置詞
be interested in 〜〜に興味があるin
be surprised at 〜〜に驚くat
be covered with 〜〜でおおわれているwith
be filled with 〜〜で満たされているwith
be known to 〜〜に知られているto
be pleased with 〜〜に喜んでいる・満足しているwith
be made of 〜〜でできている(材料:見た目で分かる)of
be made from 〜〜から作られている(原料:加工されて性質が変わる)from

be made of と be made from の違い

テストで特に区別が問われるのが be made of と be made from です。

made of と made from の違い

be made of(材料)

  • 目で見て元の木などの材料が分かる
  • 例:This desk is made of wood.

be made from(原料)

  • 加工されて形や性質が化学的に変化している
  • 例:Cheese is made from milk.

元の状態が見た目で分かる材料か、加工されて性質が変わった原料かで使い分けます。

定期テスト対策!実戦練習問題と解説

理解度を確認するために、定期テストで頻出の3つのパターンの問題に挑戦しましょう。

【問題1】書き換え問題

次の文を受け身(受動態)の文に書き換えなさい。

  1. Ken took these pictures.
  2. Many people love this song.
  3. My mother didn't cook this dinner.

【問題2】適語補充問題

( )内に適切な語を1語ずつ入れなさい。

  1. その手紙は彼によって書かれました。
    The letter ( ① ) ( ② ) by him.
  2. 富士山は雪でおおわれています。
    Mt. Fuji is covered ( ③ ) snow.
  3. この本は世界中で読まれていますか。
    ( ④ ) this book read all over the world?

【問題3】並び替え問題

日本語の意味に合うように、[ ]内の語句を正しく並び替えなさい。

  1. あの古い門はトムによって壊されたのではありません。
    That old gate [ not / broken / was / Tom / by ].
  2. 彼女はフランス語に興味があります。
    She [ French / interested / in / is ].

解答と解説

【問題1の解答】
  1. These pictures were taken by Ken.
    解説:目的語 these pictures は複数形です。元の動詞 took が過去形なので be動詞は were、動詞 take の過去分詞は taken になります。
  2. This song is loved by many people.
    解説:目的語 this song は単数形、元の動詞 love は現在形なので be動詞は is を用います。
  3. This dinner was not cooked by my mother.
    解説:元の文が過去の否定文(didn't cook)なので、be動詞の過去形否定 was not(短縮形 wasn't も可)を用います。
【問題2の解答】
  1. ① was ② written
    解説:「書かれました」と過去形なので be動詞は was。write の過去分詞 written を入れます。
  2. ③ with
    解説:「〜でおおわれている」は be covered with 〜 の熟語を用います。
  3. ④ Is
    解説:主語 this book(単数)に対する現在の疑問文なので文頭に Is を置きます。過去分詞の read は発音が「レッド」になります。
【問題3の解答】
  1. That old gate was not broken by Tom.
    解説:受け身の過去否定文の語順は「主語 + was/were + not + 過去分詞 + by 〜」です。
  2. She is interested in French.
    解説:「〜に興味がある」は be interested in 〜 を用います。

さまざまなパターンの文で演習を重ねたい場合は、受動態の作り方と使い方の例文集で練習してみましょう。

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理解度チェック

Q1. 「He plays the guitar.」を受け身にした文は?

  1. The guitar is played by he.
  2. The guitar was played by him.
  3. The guitar played by him.
  4. The guitar is played by him.
答えを見る

正解: D. The guitar is played by him.
元の文が現在形なのでbe動詞はisを使い、byの後ろの代名詞は目的格のhimにします。

Q2. 受け身の文で「by 〜」が省略される理由として正しいものは?

  1. 動作主が一般の人々であるため
  2. 主語が代名詞であるため
  3. 過去分詞が規則動詞であるため
  4. 動詞が現在形であるため
答えを見る

正解: A. 動作主が一般の人々であるため
本文では、動作主が一般の人々である場合、動作主が不明な場合などにbyが省略されると説明されています。

Q3. 「be made of」と「be made from」の違いは?

  1. ofは原料、fromは材料を表す
  2. ofは見目で分かり、fromは性質が変わる
  3. ofは生き物、fromは無生物に使う
  4. ofは過去形、fromは現在形に使う
答えを見る

正解: B. ofは見目で分かり、fromは性質が変わる
一目で分かる材料にはofを使い、加工されて形や性質が変化している原料にはfromを使います。

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よくある質問

Q. 受け身は中2と中3のどちらで習いますか?
2021年度からの中学校学習指導要領改訂により、受け身(受動態)は中学3年生から中学2年生の学習内容へ前倒しされました。現在の中学2年生の定期テストに必ず出題されます。
Q. byの後ろに置く代名詞はどう変化しますか?
by は前置詞であるため、後ろに代名詞を置く場合は目的格(me, him, her, us, them など)にします。主格(I, he, they など)のまま置くミスが多いため注意が必要です。
Q. 受け身の疑問文にはどう答えますか?
主語に合わせた代名詞とbe動詞で答えます。例えば「Is this book read?」には「Yes, it is. / No, it isn't.」、「Were these cars made?」には「Yes, they were. / No, they weren't.」となります。
Q. byが省略されるのはどんな時ですか?
動作主が一般の人々(people)である場合、誰が行ったか不明である場合、または動作主をわざわざ言う必要がない場合に省略されます(例:English is spoken in Canada.)。
Q. 能動態に戻すときに注意すべき点は何ですか?
受動態のbe動詞から時制(現在・過去)を読み取り、能動態の主語に合わせて動詞の形を戻すことです。主語が三人称単数で現在形の場合は、一般動詞に三単現の-sを忘れないようにします。

2026年10月8日更新・モチタン辞典編集部