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It is 形容詞 to 不定詞の意味と用法

It is 形容詞 to 不定詞の意味と用法

It is 形容詞 to 不定詞は「〜することは…だ」という意味を表す英語の重要構文です。文頭の It は意味を持たない形式主語(仮主語)であり、本当の主語(真主語)は後ろの to 不定詞以下です。主語として機能しているため、試験などで用法を問われた場合の正解は「名詞的用法」になります。

It is 形容詞 to 不定詞の基本形と訳し方

It is 形容詞 to 不定詞は、特定の動作や行為に対する評価・難易度・感想を述べる文型です。語順通りに「それは〜だ、…することは」と捉えても意味は通じますが、自然な日本語では「…することは〜だ」と訳します。

基本構造は次の通りです。

例文を確認してみましょう。

ここでの It は「それ」とは訳しません。文末の to speak English や to swim in this river が表す内容を指す目印として置かれています。

It is 形容詞 to 不定詞の文型
It+is+easy+to speak English

It is easy to speak English.英語を話すことは簡単だ

形式主語Itを置き、文末のto不定詞を真の主語として訳します。

it is 形容詞 to 不定詞用法の正解と文法構造

テストや問題集で「この to 不定詞の用法を答えなさい」と問われた場合、正解は必ず名詞的用法になります。

英語の文には「主語(S)+動詞(V)」が必要です。本来この構文は、to 不定詞のカタマリが文全体の主語になっています。

文の主語になれる品詞は名詞だけです。そのため、文の主語として働いている to learn は名詞的用法に分類されます。

しかし、英語には「主語が長すぎる文を嫌い、重要な結論を先に言う(エンドウェイトの原則)」という特徴があります。主語である To learn a foreign language が長すぎると、述語動詞の is にたどり着くまでに時間がかかり、聞き手にとって結論が分かりにくくなります。

そこで、主語の場所に中身のない代名詞 It(形式主語/仮主語)を仮置きし、本当の主語である to learn a foreign language(真主語)を文末へ移動させます。

構造を整理すると以下のようになります。

要素文中の語句文法上の役割
形式主語(仮主語)It主語のスペースを埋める代名詞(訳さない)
述語動詞is文の動詞(V)
補語fun主語を説明する形容詞(C)
真主語to learn a foreign language本来の主語(名詞的用法)

形は文末に移動していますが、役割はあくまで「文の真主語」であるため、用法の分類は名詞的用法となります。

ほかの用法も含めて確認したいときは、不定詞の3用法の例文集が役立ちます。

次の疑問文全体の主語になる仕組みをさらに深く知りたいときは、不定詞の名詞的用法の使い方で基本ルールを確認できます。

この構文でよく使われる主な形容詞一覧

It is 形容詞 to 不定詞で使われる形容詞は、行為そのものに対する性質や難易度、重要度を表す語が中心です。主な形容詞を意味ごとに分類して紹介します。

表は横にスクロールできます →

分類主な形容詞意味例文
難易度easy / hard / difficult易しい/難しいIt is difficult to master grammar.(文法を習得するのは難しい)
重要度・必要性important / necessary重要な/必要なIt is necessary to get enough sleep.(十分な睡眠をとることが必要だ)
安全・危険safe / dangerous安全な/危険なIt is safe to walk alone here.(ここを1人で歩くのは安全だ)
主観的評価fun / interesting / exciting楽しい/面白い/ワクワクするIt is interesting to read this book.(この本を読むのは面白い)
可能性・不可能possible / impossible可能な/不可能なIt is impossible to finish this in an hour.(これを1時間で終えるのは不可能だ)

これらの形容詞は行為の内容を評価する表現であるため、後ろに具体的な行為を表す to 不定詞を続ける形と自然に結びつきます。

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for 人を入れる意味上の主語のパターン

行為を行う人を特定したいときは、to 不定詞の直前に for + 人 を補います。この for + 人 を「不定詞の意味上の主語」と呼びます。

基本形は次の通りです。

例文で比較してみましょう。

代名詞を使う場合は、前置詞 for の後ろに来るため必ず目的格(me, you, him, her, us, them)にします。

意味上の主語の有無による違い

for 人 なし

  • It is easy to solve...
  • 一般的な行為を指す
  • 誰にとっても簡単という意味

for 人 あり

  • It is easy for him to...
  • 特定の人に限定する
  • 彼にとって簡単という意味

for 人を補うことで、行為を行う人を特定して表現できます。

It is 形容詞 to不定詞の用法のイメージ

具体的な文をたくさん読みたいときは、意味上の主語の例文集を参考にしてください。

for 人と of 人の決定的な違いと見分け方

形容詞によっては、for 人 ではなく of 人 を使うケースがあります。ここは高校入試や各種検定でも頻出の識別ポイントです。

of 人 を使うのは「人の性格・人柄を表す形容詞」

行為そのものではなく、その行為をした「人の人柄・性格・態度」を称賛したり非難したりする形容詞が来るときは of を使います。

評価の方向主な形容詞意味
称賛・好意的kind / nice / polite / generous / brave親切な/優しい/礼儀正しい/寛大な/勇敢な
非難・批判的careless / foolish / silly / rude / cruel不注意な/愚かな/ばかな/無礼な/残酷な

最も確実な見分け基準

for か of か迷ったときは、「人 + is + 形容詞」と言い換えられるかどうかを確認します。

「その人は〜な人だ」と直接主語にして言える場合は of、言えない場合は for と判断できます。

for 人 と of 人 の見分け方

of 人 を使う文

  • 人の性格・人柄を表す形容詞
  • kind, nice, careless など
  • You are kind. が成り立つ

for 人 を使う文

  • 行為自体の性質・難易度など
  • important, easy など
  • You are important. は不成立

「人 is 形容詞」と言い換え可能かどうかでforとofを識別します。

人の性質を表す場合の詳しい解説は、意味上の主語of人to doで学べます。

次の疑問前置詞の使い分けに迷いやすい形容詞をもっと見比べたいなら、不定詞の意味上の主語forとofの違いが役立ちます。

否定文・疑問文・過去形への書き換え手順

It is 形容詞 to 不定詞の文は、文全体の動詞である is を変えるパターンと、to 不定詞を否定するパターンの2種類があります。

1. 過去形にする場合(was / were)

be動詞を過去形 was に変えます。

2. 疑問文にする場合

be動詞の Is や Was を文頭に出します。

3. 不定詞を否定する場合(not to 不定詞)

「〜しないことが…だ」と言いたい場合は、to の直前に not を置きます。

文全体の否定(It is not easy to...:〜することは簡単ではない)との意味の違いに注意しましょう。

that節(It is 形容詞 that S V)との書き換え

It is 形容詞 for 人 to 不定詞 は、接続詞 that を使った文に書き換えることができる場合があります。

構文構文パターン例文
to不定詞構文It is [形容詞] for [人] to [動詞の原形]It is natural for him to get angry.
that節構文It is [形容詞] that [主語] [動詞]It is natural that he gets angry.

どちらも「彼が怒るのは当然だ」という意味になります。for him(目的格)だった部分が、that の後ろでは that he gets(主格+述語動詞)へと変化します。

ただし、easy や difficult のような難易度を表す形容詞は、後ろに that節 を取ることができません。

that節 に書き換えられるのは、important, necessary, natural, true, clear などの事実や判断を表す形容詞に限られます。

よくある間違いと対策まとめ

英作文や文法問題で失点しやすい3大ミスと、その防止策をまとめました。

1. for の後ろに主格を置いてしまうミス

for は前置詞なので、後ろに続く代名詞は必ず目的格(him, her, them, us)にします。

2. of を使うべき形容詞に for を使ってしまうミス

kind, nice, careless, polite など「人の性格・性質」を表す形容詞では、必ず of を選びます。「You are kind.」と主語にして成立するかどうかを常に確認しましょう。

3. to の後ろに動詞の過去形や進行形を置いてしまうミス

文全体の時制が過去(It was)になっても、to の後ろは必ず動詞の原形です。

英作文で頻出の3大ミスと対策
⚠️代名詞は目的格

前置詞forの後ろはheではなくhimなどの目的格にする

👤人の性質にはof

kindなどの人柄を表す語はforではなくofを選ぶ

🔤toの後は原形

文全体が過去形になってもtoの後ろは動詞の原形を保つ

失点しやすい代名詞の格、前置詞の選択、動詞の形を確認しましょう。

続けて読む

英文法の疑問をすべて見る「to不定詞」のまとめ

理解度チェック

Q1. 「It is 形容詞 to 不定詞」のto不定詞の用法は?

  1. 形容詞的用法
  2. 名詞的用法
  3. 副詞的用法
  4. 助動詞的用法
答えを見る

正解: B. 名詞的用法
本来は文全体の主語(真主語)として働くカタマリであるため、名詞的用法に分類されます。

Q2. 意味上の主語に「of 人」を使う形容詞はどれ?

  1. difficult
  2. important
  3. careless
  4. necessary
答えを見る

正解: C. careless
carelessのような人の性格・人柄を表す形容詞では、forではなくofを用います。

Q3. 「彼が早く起きることは難しい」の正しい英文は?

  1. It is hard for he to wake up early.
  2. It is hard for him to wake up early.
  3. It is hard for him to woke up early.
  4. It is hard of him to wake up early.
答えを見る

正解: B. It is hard for him to wake up early.
前置詞forの後ろには目的格のhimを置き、toの後ろには動詞の原形を続けます。

よくある質問

Q. It is 形容詞 to 不定詞のItの訳し方は?
文頭の It は形式主語(仮主語)であるため、日本語には訳しません。「それは〜」と訳さず、文末の to 不定詞から「〜することは…だ」と訳します。
Q. なぜTo不定詞で始めずItで始めるのですか?
英語には長い主語を避け、結論を先に述べる性質(エンドウェイト)があるためです。To不定詞を主語に置く文よりも、Itを置いて結論の形容詞を先に出す形が自然です。
Q. for人とof人の見分け方のコツは?
「人 is 形容詞」と言い換えられるかどうかです。You are kind(あなたは親切だ)が成立する形容詞には of を、成立しない一般的な行為の評価には for を使います。
Q. 高校英語の第何文型に当たりますか?
It(S)+ is(V)+ 形容詞(C)の第2文型(SVC)です。文末の to 不定詞は意味の上で主語(S)と等しい関係(S=C)になっています。

2026年10月9日更新・モチタン辞典編集部