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英語疑問文の全種類と作り方まとめ
英語の疑問文は、基本的に「動詞や助動詞を主語の前に出す」という語順のルールさえ掴めば、誰でも正確に組み立てられます。語尾のイントネーションや助詞を変えるだけの日本語とは異なり、英語は配置そのものを変えて疑問を表す言語です。
英語疑問文の全体マップ:主な6つの種類
英語の疑問文は、尋ねる目的や構造によって大きく6種類に分かれます。まずはそれぞれの特徴と語順の枠組みを把握しましょう。
| 疑問文の種類 | 特徴 | 例文 |
|---|---|---|
| Yes/No疑問文 | 「はい」か「いいえ」で回答できる基本の質問 | Are you a student? ⤴︎(あなたは学生ですか?) |
| Wh疑問文(疑問詞疑問文) | 5W1H(いつ・どこで・誰が等)の情報を尋ねる | What time is it? ⤵︎(今何時ですか?) |
| 否定疑問文 | 「〜ではないのですか?」と意外さや確認を表す | Don't you like coffee? ⤴︎(コーヒーは好きじゃないのですか?) |
| 付加疑問文 | 平叙文の末尾に短い疑問をつけて同意や確認を求める | It's cold today, isn't it? ⤴︎/⤵︎(今日は寒いですよね?) |
| 間接疑問文 | 文の一部として組み込まれた丁寧な疑問文 | Do you know where he lives? ⤴︎(彼がどこに住んでいるか知っていますか?) |
| 選択疑問文 | 2つ以上の選択肢から選んでもらう質問 | Do you want tea or coffee? ⤴︎⤵︎(紅茶がいいですか、それともコーヒーですか?) |
次の疑問基礎から着実に整理し直したいときは、中学英語の疑問文の作り方総まとめで基本パターンを確認できます。
なぜ日本人は疑問文で詰まるのか?語順倒置と言語構造の違い
日本語や韓国語を母語とする学習者が英語の疑問文を咄嗟に話せない最大の理由は、「文構造の根本的な違い」にあります。
日本語では「彼は学生です」の末尾に「か」を付け足して「彼は学生ですか?」とするだけで疑問文が完成します。これは語尾変化や抑揚で疑問を表す韓国語の疑問文でも同様で、語順そのものを崩す必要がありません。
一方、英語は語順支配型の言語であり、平叙文 You are a student. の語順を反転させて Are you a student? ⤴︎ のように動詞類を文頭側へ倒置させなければなりません。
この「文頭を発話する瞬間に疑問文である構造を確定させる」という英語特有の思考プロセスに慣れることが、疑問文を滑らかに口から出すための第一歩です。
日本語
- 「彼は学生です」に「か」を足す
- 文末の変化のみで語順は維持
- 発話の最後に疑問文が確定
英語
- You are〜をAre you〜に反転
- 動詞類を文頭側へ倒置させる
- 文頭の時点で疑問文が確定
日本語は文末に「か」を足すだけですが、英語は文頭の語順を入れ替える必要があります。
Yes/No疑問文の基本ルール:be動詞・助動詞・完了形
Yes/No疑問文は、文末の音調を上昇調(⤴︎)で発話するのが原則です。be動詞、助動詞、完了形でそれぞれ文頭に来る要素が決まっています。
be動詞の疑問文
be動詞(am / is / are / was / were)の疑問文は、主語とbe動詞を入れ替えます。
- 公式:[Be動詞] + [主語] 〜?
- 肯定文:She is busy today.(彼女は今日忙しいです。)
- 疑問文:Is she busy today? ⤴︎(彼女は今日忙しいですか?)
- 答え方:Yes, she is. / No, she isn't.
助動詞・完了形の疑問文
can, will, should などの助動詞や、現在完了形の have / has を含む文では、それらを主語の前に移動させます。
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一般動詞の疑問文:Do / Does / Did の使い分けと原形ルール
一般動詞(like, play, go など)の疑問文では、動詞そのものを主語の前に移動させることはできません。代わりに Do, Does, Did を文頭に配置します。
| 時制・主語 | 文頭の語 | 例文 |
|---|---|---|
| 現在形(三人称単数以外) | Do | Do you drink green tea? ⤴︎(緑茶は飲みますか?) |
| 現在形(三人称単数:he / she / it など) | Does | Does Tom live in Tokyo? ⤴︎(トムは東京に住んでいますか?) |
| 過去形(主語に関わらず共通) | Did | Did you watch the movie? ⤴︎(その映画を見ましたか?) |
ここで最も重要な注意点は、文頭に Does や Did を置いた場合、主語の後の動詞は必ず「原形」に戻る点です。三単現の -s や過去形の語尾変化は文頭の助動詞が担うため、動詞を重ねて変化させないように注意しましょう。さらに細かい時制別の注意点は一般動詞の疑問文の詳しい作り方で体系的に確認できます。

5W1H疑問文の作り方:通常語順と主語を尋ねる例外パターン
疑問詞(Who, What, When, Where, Why, How)で始まる疑問文は、具体的な情報を尋ねるため、文末を下降調(⤵︎)で発音します。
1. 目的語や副詞を尋ねるパターン(通常の語順)
疑問詞の直後に「疑問文の語順」を続けます。
- 公式:[疑問詞] + [助動詞 / be動詞] + [主語] + [動詞の原形など] 〜?
- Where do you work? ⤵︎(どこで働いていますか?)
- When did they arrive? ⤵︎(彼らはいつ到着しましたか?)
2. 主語そのものを尋ねるパターン(例外的な語順)
主語が誰なのか・何なのかを尋ねる場合、Do や Did は使わず、疑問詞の直後にそのまま動詞を続けます。
- 公式:[疑問詞(主語)] + [動詞] 〜?
- Who broke the window? ⤵︎(誰が窓を割ったのですか?)
- What happened yesterday? ⤵︎(昨日何が起きたのですか?)
このパターンの現在形では、主語が特定されていないため疑問詞は原則として「三人称単数」として扱われます。例えば「誰がこの車を運転しますか?」は Who drives this car? ⤵︎ のように動詞に -s が付く点がテストや英会話での頻出ポイントです。
目的語・副詞を尋ねる(通常)
- 語順:疑問詞+助動詞/be動詞+主語〜
- 文例:Where do you work?
- 文例:When did they arrive?
- 疑問詞の後に疑問文の語順が続く
主語そのものを尋ねる(例外)
- 語順:疑問詞(主語)+動詞〜
- 文例:Who broke the window?
- DoやDidは使わず動詞を直結
- 現在形では三人称単数扱い(-s)
尋ねる対象が目的語や副詞か、主語そのものかによって文の語順ルールが変わります。
使われる単語の種類を一覧で整理したい方は、疑問詞の英単語をご確認ください。
否定疑問文のルール:日本語と逆になるYes/Noの完全整理
Don't you...? や Aren't you...? のように否定形で問いかける否定疑問文は、日本人が最も返答に迷いやすい分野です。
判断基準:相手の質問ではなく「客観的事実」を見る
日本語は相手の言葉に同意するかどうかで「はい/いいえ」を選びますが、英語は自分自身の行動・状態が「肯定(事実である)」なら Yes、「否定(事実でない)」なら No と機械的に答えます。
表は横にスクロールできます →
| 質問 | あなたの状況 | 英語の返答 | 日本語の感覚とのズレ |
|---|---|---|---|
| Don't you like coffee? ⤴︎ (コーヒーは好きじゃないの?) | 好きである | Yes, I do. (いいえ、好きですよ) | 日本語では「いいえ」だが英語は Yes |
| 好きではない | No, I don't. (はい、好きではありません) | 日本語では「はい」だが英語は No |
頭の中で「はい」「いいえ」と翻訳するのをやめ、「飲むなら Yes、飲まないなら No」と事実だけを捉える感覚を身につけましょう。より実践的な例文と練習法は否定疑問文の作り方と答え方の詳細解説で解説しています。
英語の疑問文の正しい答え方と会話を弾ませる「+1文」のコツ
疑問文に対する返答は、単に Yes. や No. だけで終わらせると、ぶっきらぼうで会話を拒絶しているような印象を与えかねません。スムーズなコミュニケーションを維持するための基本公式と応答パターンを身につけましょう。
基本の省略応答
質問で使われた助動詞やbe動詞に合わせて答えます。
- Did you call him? ⤴︎(彼に電話しましたか?)
→ Yes, I did. / No, I didn't. - Is this your coat? ⤴︎(これはあなたの上着ですか?)
→ Yes, it is. / No, it isn't.
会話を続ける「Yes/No + 1文」のテクニック
短く答えた後に補足情報を1文添えるだけで、会話のキャッチボールが自然に続きます。
- Do you like spicy food? ⤴︎(辛い食べ物は好きですか?)
→ Yes, I do. I eat Thai food every week!(はい、好きです。毎週タイ料理を食べています!) - Are you free tomorrow? ⤴︎(明日空いていますか?)
→ No, I'm not. But I'm free on Friday.(いいえ、空いていません。でも金曜日なら空いています。)
様々なパターンの返答集は英語の疑問文の答え方一覧や英語の疑問文の答え方まとめにまとまっています。
相手の質問(助動詞やbe動詞)を把握
Yes, I do. / No, I'm not. で答える
理由や別の提案などの補足情報を続ける
単答で終わらせず補足情報を1文添えることで、スムーズなキャッチボールが成立します。
会話が広がる応用:付加疑問文と間接疑問文
日常英会話のテンポを上げたり、丁寧なニュアンスを伝えたりする際に重宝するのが「付加疑問文」と「間接疑問文」です。
付加疑問文(相手への念押し・同意)
平叙文の末尾に、主語に応じた短い疑問を付け足します。「肯定文には否定の尾」「否定文には肯定の尾」をつけるのが原則です。
- 肯定+否定尾:You are tired, aren't you? ⤴︎/⤵︎(疲れているんですよね?)
- 否定+肯定尾:She doesn't eat meat, does she? ⤴︎/⤵︎(彼女はお肉を食べないんですよね?)
確認したい時は語尾を上げ(⤴︎)、単なる同意を求める時は語尾を下げて(⤵︎)話します。
間接疑問文(丁寧な質問)
Do you know...? や Can you tell me...? の後ろに疑問詞を埋め込む表現です。埋め込まれた節は「疑問詞 + 主語 + 動詞」の平叙文語順に戻ります。
- 直接疑問文:Where is the station? ⤵︎(駅はどこですか?)
- 間接疑問文:Could you tell me where the station is? ⤴︎(駅がどこにあるか教えていただけますか?)
付加疑問文(念押し・同意)
- 平叙文の末尾に短い疑問を付加
- 肯定文には否定、否定文には肯定の尾
- 文例:You are tired, aren't you?
- 確認は語尾上げ、同意は語尾下げ
間接疑問文(丁寧な質問)
- Do you know等の後ろに疑問文を埋め込む
- 埋め込み部分は「疑問詞+S+V」の語順
- 直接:Where is the station?
- 間接:...where the station is?
平叙文の末尾に疑問をつける付加疑問文と、文中に疑問詞節を組み込む間接疑問文の比較です。
目的別:次に読むべきおすすめ疑問文記事
疑問文の全体像が掴めたら、ご自身の学習目的や苦手分野に合わせて次の詳細記事へ進みましょう。
- 一般動詞の疑問文で三人称単数や過去形の処理に迷う方
→ 一般動詞の疑問文の作り方で、語順と動詞の原形ルールを集中的にトレーニングできます。 - 「Don't you...?」と聞かれて返答が止まってしまう方
→ 否定疑問文の作り方と答え方で、ネイティブ感覚のYes/No判定を身につけましょう。 - 実際の英会話でテンポよく自然に応答したい方
→ 英語の疑問文の答え方一覧や英語の疑問文の答え方まとめで、相づちや補足情報を加えた応答パターンをインプットしてください。 - 他言語との構造比較から英語の語順感覚を深めたい方
→ 韓国語の疑問文の作り方を読むことで、語順言語である英語の特殊性がより鮮明に理解できます。
基礎から幅広く復習したい方は、中学英語のまとめを参考にしてみてください。
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理解度チェック
Q1. 一般動詞の疑問文でDoesやDidを用いたときの注意点は?
- 主語の後の動詞は必ず原形に戻る
- 文末のイントネーションは常に下降調になる
- 動詞に三単現の-sを重ねて付ける
- 動詞そのものを主語の前に移動させる
答えを見る
正解: A. 主語の後の動詞は必ず原形に戻る
DoesやDidを文頭に置いた場合、時制変化は助動詞が担うため、主語の後の動詞は必ず原形に戻します。
Q2. 主語そのものを尋ねる5W1H疑問文の正しい英文はどれ?
答えを見る
正解: B. Who broke the window?
主語そのものを尋ねる場合はDoやDidを使わず、疑問詞の直後に動詞をそのまま続けます。
Q3. 否定疑問文「Don't you like coffee?」への返答方法は?
- 相手の質問に同意するなら必ずYesと答える
- 好きではない場合は「Yes, I do.」と答える
- 好きならYes、好きでないならNoと事実で答える
- 否定疑問文に対してはYesやNoで答えてはいけない
答えを見る
正解: C. 好きならYes、好きでないならNoと事実で答える
英語の否定疑問文では相手の問い方に関わらず、客観的事実が肯定ならYes、否定ならNoで答えます。
よくある質問
- Q. 英語の疑問文はすべて語尾を上げて読みますか?
- いいえ、すべてではありません。YesかNoで答えられる疑問文は基本的に語尾を上げて(上昇調⤴︎)発音しますが、5W1H疑問詞を使ったWh疑問文は文末を下げて(下降調⤵︎)発音するのが自然な英語のルールです。
- Q. Whoが主語の疑問文でDoesやDidがいらないのはなぜですか?
- 疑問詞のWhoそのものが主語の役割を果たしているため、主語と動詞の倒置を行う必要がなく、通常の平叙文と同じ「主語+動詞」の語順になるためです。そのため、Who broke this?(誰がこれを壊したの?)のように直接動詞を続けます。
- Q. 否定疑問文で「Yes, I don't.」や「No, I do.」と答えてもよいですか?
- 文法的に誤りです。英語ではYesの後には必ず肯定文(Yes, I do.)、Noの後には必ず否定文(No, I don't.)が続きます。相手の聞き方に関わらず、Yesとnotが同一文で混ざることはありません。
- Q. 間接疑問文で「Do you know where does he live?」は正しいですか?
- 誤りです。間接疑問文の中の節は疑問文の語順ではなく平叙文の語順(主語+動詞)に戻るため、「Do you know where he lives?」が正しい形です。doesは不要で、動詞に三人称単数のsがつきます。
2026年10月3日更新・モチタン辞典編集部