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英検5級の文法まとめ!出題範囲と合格の必須ルール
英検5級の文法範囲は中学1年生の前半から修了レベルで、過去形や長文読解問題は出題されません。試験に出るのは短文の穴埋め、対話文、語順並び替えの3形式のみです。
一次試験の合格基準スコア(419点/850点満点)を獲得するには、be動詞と一般動詞の区別、主語に合わせた-s / -es、現在進行形、助動詞canの基本ルールを押さえることが最短ルートです。
英検5級の文法範囲と出題内容の一覧
英検5級の試験範囲は「中学初級程度」と定義されており、中学校1年生で学習する基礎的な英語表現が中心となります。必要な語彙数の目安は約600語です。文法用語にとらわれず、基本的な英文の仕組みを正しく理解できているかが問われます。
英検5級の文法範囲チェックリスト
英検5級で問われる文法項目は以下の通りです。これら以外の高校英語や中学2〜3年の文法は出題されません。
- 主語とbe動詞の使い分け(am, is, are の肯定文・否定文・疑問文)
- 一般動詞の現在形(動詞の原形、3人称単数の -s / -es)
- 一般動詞の否定文・疑問文(do / does / don't / doesn't)
- 現在進行形(be動詞 + 〜ing / 「今〜しているところです」)
- 助動詞 can(能力「〜できる」、許可「〜してもいいですか」、依頼「〜してくれますか」)
- 疑問詞(what, who, where, when, which, how などで始まる疑問文)
- 命令文(動詞の原形で始める文、Don't 〜、Please 〜、Let's 〜)
- 名詞の複数形(規則変化の -s / -es と、children などの不規則変化)
- 人称代名詞の格変化(I / my / me / mine などの使い分け)
- 時や場所を表す前置詞(in, on, at, under, by など)
- 頻度や時を表す副詞(always, usually, often, sometimes, now, today)
動詞のルール
- be動詞
- 一般動詞・三単現
- 現在進行形
- 助動詞 can
文の形
- 否定文・疑問文
- 疑問詞
- 命令文
品詞・修飾
- 名詞の複数形
- 人称代名詞の格変化
- 前置詞
- 頻度や時の副詞
英検5級で出題される基礎的な文法項目を分類して整理できます。
英検5級の範囲に過去形や長文はある?何が出るかを解説
学習を始めるにあたって多くの人が不安に感じるのが「過去形は出るのか」「長い文章を読む問題はあるのか」という点です。結論から整理してお伝えします。
過去形は英検5級の試験範囲には出ない
英検5級に過去形は一切出題されません。went や played といった過去を表す動詞の変化は、すべて1つ上のレベルである英検4級の範囲となります。5級で扱う時制は「現在の事実・習慣(現在形)」と「いま行われている動作(現在進行形)」の2つだけです。過去形の不規則変化などを覚える必要はありません。
長文読解問題はなし!出題される英文の形式
英検5級の筆記試験(リーディング)には、長文読解問題は存在しません。大問は3つに分かれており、出題される文章はすべて短い英文です。
表は横にスクロールできます →
| 大問 | 問題形式 | 問題数 | 出題される英文の特徴 |
|---|---|---|---|
| 大問1 | 短文の語句空所補充 | 15問 | 1〜2文程度の短い文。単語・熟語・基礎文法の知識を問う |
| 大問2 | 対話文の文脈判断 | 5問 | 2人の短い会話(AとBの1往復)。適切な受け答えを選ぶ |
| 大問3 | 語順整序(並び替え) | 5問 | 日本文の意味に合うように5つの語句を正しく並び替える |
筆記試験は合計25問で構成され、配点上も長文を読み解く読解力ではなく、一文一文の文法と語順を正確に見極める力が求められます。
次の疑問出題形式が気になったら、記述問題の有無をまとめた英検5級のライティングテストの有無も確かめておくと安心です。
文法の基礎!be動詞と一般動詞のルールまとめ
英語の動詞には be動詞 と 一般動詞 の2種類があり、1つの文の中でこの2つを並べて使うことはできません(進行形を除く)。この混同を防ぐことが英検5級合格の土台です。
1. be動詞(am / is / are)の使い分け
be動詞は「〜である」「〜にいる・ある」という意味を表し、主語によって形が決まります。
- 主語が I(わたし) → am(例: I am a student.「私は生徒です」)
- 主語が You(あなた)や 複数の人・もの → are(例: You are kind.「あなたは親切です」 / They are in the park.「彼らは公園にいます」)
- 主語が I と You 以外の1人・1つ → is(例: Ken is busy.「ケンは忙しいです」 / This dog is small.「この犬は小さいです」)
否定文は be動詞の後ろに not を置きます(例: He is not tired.「彼は疲れていません」)。疑問文は be動詞を文頭に出します(例: Are you hungry?「あなたはお腹が空いていますか」)。
2. 一般動詞と三単現の -s のルール
一般動詞は play, like, eat, have などの動作や状態を表す動詞です。もっとも間違いやすいポイントが「三単現の -s(es)」です。
文法用語で難しく考える必要はありません。ルールは「主語が I でも You でもない、1人または1つのとき、動詞の後ろに -s または -es をつける」というだけです。
表は横にスクロールできます →
| 主語のタイプ | 肯定文の動詞の形 | 否定文の形 | 疑問文の形 |
|---|---|---|---|
| I / You / 複数(We, They, My brothers など) | 原形(そのまま) I play tennis. (私はテニスをします) | don't + 動詞の原形 I don't play tennis. (私はテニスをしません) | Do + 主語 + 動詞の原形? Do you play tennis? (あなたはテニスをしますか) |
| 1人・1つ(He, She, Ken, My sister など) | -s / -es をつける Ken plays tennis. (ケンはテニスをします) | doesn't + 動詞の原形 Ken doesn't play tennis. (ケンはテニスをしません) | Does + 主語 + 動詞の原形? Does Ken play tennis? (ケンはテニスをしますか) |
注意点: doesn't や Does を使った否定文・疑問文では、動詞についた -s は消えて必ず「動詞の原形」に戻ります。英検の大問1や大問3で非常によく狙われるポイントです。
am
- I(わたし)
are
- You(あなた)
- 複数の人・もの
is
- IとYou以外の1人・1つ
be動詞は主語が誰かによって使う形が3つに決まります。
英検5級の重要文法!現在進行形と助動詞can
英検5級の合否を分ける重要文法が「現在進行形」と「助動詞 can」です。どちらも決まった型を覚えるだけで得点源にできます。
1. 現在進行形(be動詞 + 〜ing)
「いま〜しているところです」という動作の最中を表します。必ず be動詞(am / is / are) と 動詞のing形 をセットで使います。どちらか片方だけでは文が成立しません。
- 肯定文: My brother is studying English now.(私の兄はいま英語を勉強しています)
- 否定文: They are not playing soccer.(彼らはサッカーをしていません)
- 疑問文: Is she reading a book?(彼女は本を読んでいますか) — Yes, she is. / No, she isn't.
動詞に ing をつけるときは、単語のスペルにルールがあります。
- そのままつける: play → playing, watch → watching
- e で終わる語は e を取って ing: make → making, use → using, write → writing
- 短母音+子音字で終わる語は最後の子音を重ねて ing: run → running, swim → swimming, sit → sitting
2. 助動詞 can(〜できる/〜してもよい)
助動詞 can は能力「〜できる」を表します。最大の特徴は、主語が誰であっても動詞に -s をつけず、必ず動詞の原形を使う点です。
- 肯定文: She can swim fast.(彼女は速く泳ぐことができます。※swims にはならない)
- 否定文: I cannot play the piano. / I can't play the piano.(私はピアノを弾くことができません)
- 疑問文(能力): Can you speak Japanese?(あなたは日本語を話せますか) — Yes, I can. / No, I can't.
- 疑問文(許可): Can I use your pen?(あなたのペンを使ってもいいですか) — Sure. / Of course.
- 疑問文(依頼): Can you help me?(私を手伝ってくれますか) — Sure. / All right.
My brother is studying English now.私の兄はいま英語を勉強しています
be動詞と動詞のing形をセットで使って動作の最中を表します。

疑問詞・前置詞・代名詞の頻出文法まとめ
大問1(短文空所補充)や大問2(対話文)で頻出の細かい文法知識を一覧表で整理します。
1. 疑問詞(5W1H)の使い分け
質問の先頭に来る単語です。何を聞かれているかによって答える内容が決まります。
表は横にスクロールできます →
| 疑問詞 | たずねる意味 | 例文 | 答え方の例 |
|---|---|---|---|
| What | 何 | What is this?(これは何ですか) | It's a notebook.(ノートです) |
| Who | だれ | Who is that boy?(あの男の子はだれですか) | He is my cousin.(私のいとこです) |
| Where | どこ | Where is my bag?(私のカバンはどこですか) | It's on the chair.(イスの上にあります) |
| When | いつ | When is your birthday?(あなたの誕生日はいつですか) | It's in May.(5月です) |
| Which | どちら | Which do you like, tea or coffee?(紅茶とコーヒーどちらが好きですか) | I like tea.(紅茶が好きです) |
| How | どのように / 状態 | How do you come to school?(どうやって学校に来ますか) | By bus.(バスで来ます) |
| How many | いくつ(数) | How many pencils do you have?(鉛筆を何本持っていますか) | Three.(3本です) |
2. 場所・時を表す前置詞
名詞の前に置いて場所や時間を表す単語です。
- at: ピンポイントの地点・時刻(at seven o'clock「7時に」、at the station「駅で」)
- in: 広い空間の中・月や季節(in the room「部屋の中で」、in August「8月に」、in Japan「日本で」)
- on: 面への接触・特定の曜日や日(on the desk「机の上に」、on Sunday「日曜日に」)
- under: 〜の下に(under the tree「木の下で」)
- by: 〜のそばに / 交通手段(by the window「窓のそばに」、by train「電車で」)
3. 人称代名詞の変化(主格・所有格・目的格)
英語は文の中での役割によって代名詞の形が変わります。特に「〜の(所有格)」と「〜を・に(目的格)」の混同に気をつけましょう。
表は横にスクロールできます →
| 人称 | 主格(〜は・が) | 所有格(〜の) | 目的格(〜を・に) |
|---|---|---|---|
| わたし | I | my (bag) | (help) me |
| あなた | you | your (pen) | (call) you |
| 彼 | he | his (dog) | (know) him |
| 彼女 | she | her (book) | (meet) her |
| それ | it | its (color) | (like) it |
| わたしたち | we | our (school) | (tell) us |
| 彼ら・それら | they | their (house) | (see) them |
次の疑問文法と一緒に単語の意味も身についているか確かめたいときは、英検5級の単語テストと練習問題で力試しができます。
大問3の並び替え問題を解く基本の語順テンプレート
大問3の語順整序問題(5問出題)は、配点のウェイトが高く、語順のルールを知っているだけで満点を狙えるセクションです。日本語と英語では言葉の並ぶ順番が根本的に異なります。
英語の基本語順テンプレート
英語の文は基本的に次の順番で組み立てられます。
【だれが(主語)】 + 【どうする(動詞)】 + 【なにを(目的語)】 + 【どこで(場所)】 + 【いつ(時)】
日本語では「私は放課後公園で友達とサッカーをします」のように時や場所が先に来ることが多いですが、英語では「だれが + どうする」を文の最初に確定させ、場所や時は文末に置くのが鉄則です。
並び替え問題を解く4ステップ
- 日本語を見て、主語(だれが)と動詞(どうする)を見つける: 例「トムは毎週日曜日にギターを練習します」→ 主語は「トムは (Tom)」、動詞は「練習します (practices)」。
- 主語と動詞を並べる: Tom practices
- 「何を」を後ろにつなげる: the guitar
- 「場所」や「時」を文末に置く: every Sunday → 完成: Tom practices the guitar every Sunday.
疑問文の場合は「助動詞・疑問詞・be動詞」が主語の前に飛び出す形になります(例: Do you like apples? / Where do you live?)。先頭に来るパーツを最初に見極めるのがコツです。
日本語を見て「だれが」と「どうする」を見つける
英文の先頭に主語と動詞を確定して配置する
動詞の後ろに目的語となる語句を続ける
「どこで」「いつ」を表す語句を文末に置く
手順通りに日本語からパーツを特定して並べることで正解を導けます。
本番形式で確認!英検5級の文法実践ミニクイズ
ここまで確認した文法ルールが身についているか、本番形式のクイズで確かめてみましょう。
第1問(短文空所補充)
空所に入る最も適切なものを1つ選びなさい。
My sister ( ) up at six every morning.
1. get 2. gets 3. getting 4. is get
正解: 2. gets
解説: 主語の My sister は「I でも You でもない1人の人物」です。また、every morning(毎朝)という現在の習慣を表しているため、動詞に -s がついた gets が正解です。
is get のように be動詞と一般動詞の原形が並ぶ文は英語に存在しません。
第2問(短文空所補充)
空所に入る最も適切なものを1つ選びなさい。
Look! Ken and Bob ( ) tennis in the park.
1. plays 2. playing 3. are playing 4. is playing
正解: 3. are playing
解説: Look!(見て!)という呼びかけがあるため、いま目の前で行われている動作「現在進行形(be動詞 + 〜ing)」を使います。主語は Ken and Bob と2人(複数)なので、be動詞は are を選びます。
第3問(語順整序)
日本文の意味に合うように語句を並び替えたとき、2番目と4番目にくる組み合わせを選びなさい。
「あなたのお父さんは車を運転できますか。」
( 1. your father 2. can 3. a car 4. drive ) ?
正解: 2番目=1 (your father)、4番目=3 (a car)
解説: 「〜できますか」とたずねる疑問文なので、助動詞 Can を文頭に置きます。
語順は【Can + 主語 + 動詞の原形 + 目的語】となるため、Can your father drive a car? の順番になります。
1番目が Can、2番目が your father、3番目が drive、4番目が a car です。
次の疑問5級の基礎がしっかり解けた方は、次のステップとなる英検4級の文法出題範囲のまとめへ進んでみましょう。
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理解度チェック
Q1. 英検5級の文法範囲に関する説明で正しいものはどれ?
- 過去形は試験範囲に含まれない
- 中学2〜3年の文法も一部出題される
- 筆記試験に長文読解問題が含まれる
- 語彙数の目安は約1200語である
答えを見る
正解: A. 過去形は試験範囲に含まれない
英検5級に過去形や長文読解問題は出題されず、中学初級程度(中1レベル・約600語)が範囲です。
Q2. 助動詞canを使った文のルールとして正しいものはどれ?
- 主語が三人称なら動詞に-sをつける
- 疑問文ではcanを主語の後ろに置く
- 主語が誰であっても必ず動詞の原形を使う
- 否定文にするときはdon'tを前に置く
答えを見る
正解: C. 主語が誰であっても必ず動詞の原形を使う
助動詞canは、主語が誰であっても動詞に-sをつけず、必ず動詞の原形を使います。
Q3. 「彼女は今本を読んでいます」を表す正しい英文はどれ?
- She reading a book now.
- She is reading a book now.
- She is reads a book now.
- She does reading a book now.
答えを見る
正解: B. She is reading a book now.
現在進行形は必ず「be動詞+動詞のing形」をセットで使います。主語がSheなのでis readingとなります。
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よくある質問
- Q. 英検5級に過去形は出ますか?
- 出題されません。英検5級の文法範囲は現在形・現在進行形・助動詞canまでです。過去形(過去の不規則動詞や規則動詞の-ed)は英検4級からの出題となります。
- Q. 英検5級に長文読解問題はありますか?
- 長文読解問題はありません。リーディングは大問1(短文空所補充15問)、大問2(会話文穴埋め5問)、大問3(語順並び替え5問)の計25問の短文・対話文のみです。
- Q. 小学生に三単現のsを教えるコツは?
- 難しい文法用語は使わず、「主語が自分(I)でも相手(You)でもない、1人または1つのときは、動詞のお尻に s の音をつける」とシンプルに伝えるのがおすすめです。
- Q. 英検5級の合格ラインは何割ですか?
- 正答率でおおむね6割前後が合格の目安です。筆記とリスニングの両方でバランスよく正解を重ねる必要がありますが、難問文法を完璧にする必要はありません。
- Q. 英検5級の文法対策は何から始めるべき?
- まずはbe動詞(am/is/are)と一般動詞の使い分けを理解し、次に三単現の-s、現在進行形、助動詞canの基本形を順に覚えるのが最短ルートです。
2026年9月24日更新・モチタン辞典編集部
関係する文法be動詞の使い方現在形の使い方現在進行形の使い方