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be動詞の使い方完全ガイド

be動詞の使い方完全ガイド

be動詞は「主語と後ろの語句をイコール(=)で結ぶ」働きを持つ最重要の動詞です。主語の人称と時制に応じて「am / is / are / was / were」に形を変え、「〜です」「〜にいる・ある」という状態や存在を表します。一般動詞との混同をなくし、基本ルールを整理して身につけましょう。

入門読む時間 約5分「文の基本」1/40✓ 読んだ項目

この項目のポイント

be動詞の使い方とは(結論)

be動詞の使い分けは、「主語が誰(何)か」と「時制(現在か過去か)」の2軸だけで決まります。基本の活用は以下の表の通りです。

主語現在形過去形
I(私)am /æm/was /wəz/
you(あなた / あなたたち)are /ɑːr/were /wɜːr/
he / she / it / 単数名詞is /ɪz/was /wəz/
we / they / 複数名詞are /ɑːr/were /wɜːr/

例えば「私の名前はミアです」は主語が単数名詞なので My name is Mia. となり、「それは素晴らしかった」と過去のことを述べるなら It was great. となります。主語の単数・複数と時制を正しく見極めることが第1歩です。

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be動詞が持つ3つの基本の意味

be動詞には、文脈や後ろに続く語句によって大きく分けて3つの日本語訳が当てはまります。根本は「主語の状態・存在」を示す点にあります。

be動詞の3つの基本意味
be動詞の意味

状態・同一

  • 〜です・〜である
  • 直後に名詞・形容詞

所在

  • 〜にいる・〜にある
  • 直後に前置詞・副詞

存在

  • 〜がある
  • there is / are

be動詞は文脈や続く語句により3つの意味に分かれます。

否定文と疑問文の作り方

be動詞の否定文と疑問文の語順は、一般動詞(do / does / did を使う動詞)とは異なり、be動詞そのものを動かして作ります。

否定文は、be動詞の直後に not を置くだけです。

疑問文は、be動詞を文頭に出して「be動詞 + 主語 〜?」の順にします。

疑問詞(where, what など)を使う場合は、疑問詞を最前置して「疑問詞 + be動詞 + 主語 〜?」の形を作ります。例:Where are you from?(どちらの出身ですか?)、What is your name?(お名前は何ですか?)。

否定文と疑問文の語順ルール
➖否定文の語順

be動詞の直後に not を置くだけで作れます。

❓疑問文の語順

be動詞を文頭に出し「be動詞+主語〜?」にします。

🔍疑問詞の疑問文

疑問詞を最前置し「疑問詞+be動詞+主語〜?」にします。

be動詞自身を動かして否定文や疑問文を作ります。

日常会話で必須の短縮形一覧

日常会話やカジュアルな文章では、be動詞は短縮形で使われるのが一般的です。肯定の短縮形と、否定(not との合体)の短縮形を整理します。

主語+be動詞肯定の短縮形否定の短縮形
I amI'mI'm not(※amn't は不可)
you areyou'reyou aren't / you're not
he ishe'she isn't / he's not
she isshe'sshe isn't / she's not
it isit'sit isn't / it's not
we arewe'rewe aren't / we're not
they arethey'rethey aren't / they're not

過去形の否定は was not → wasn't、were not → weren't となります。主語と was / were の肯定短縮形(例: I'was など)は存在しない点に注意してください。

日本人が最もやりがちな典型ミス

日本人学習者が英会話や英作文で頻出させる最大の誤りが、「be動詞と一般動詞を同じ文で重ねて使ってしまうこと」です。

日本語の「〜です」に引っ張られて、すべての文に am や is を置きたくなる心理が原因です。英語の述語動詞は1つの節に1つが原則です。動作を表す一般動詞があるならbe動詞は不要であり、状態を表す形容詞や名詞を述語にする場合にbe動詞を使います。

動詞の重複ミスと正しい文

よくある誤り

  • I am live in Tokyo.
  • She is like music.
  • Do you are tired?

正しい表現

  • I live in Tokyo.
  • She likes music.
  • Are you tired?

1つの節に置ける述語動詞は原則1つのみです。

進行形・受動態・be going toへの発展

be動詞の基本を押さえると、中学・高校英語の重要構文を迷わず理解できるようになります。いずれも「be動詞 + 準動詞・分詞」の構造をとります。

これらの応用構文でも、疑問文や否定文のルール、主語に応じた活用の規則はすべて本記事で解説したbe動詞の基本と全く同じです。

be動詞を使う3つの応用構文
be動詞の応用構文

現在進行形

  • be + -ing
  • いま〜している最中

未来表現

  • be going to + 原形
  • 未来の予定や意図

受動態

  • be + 過去分詞
  • 〜される(受け身)

基本ルールは共通で、準動詞や分詞と組み合わせて発展します。

辞典の例文で見るbe動詞の使い方

英文和訳ポイント
My name is Mia. ▶ミアです。三人称単数現在「主語 is 名詞」の基本形
It was great. I went hiking. ▶すごく良かった。ハイキングに行ったよ。過去形 was を用いて状態を述べる例
Where is the cat? ▶猫はどこにいるの?「猫はどこにいるか」という所在を表す用例
There are many good restaurants. ▶良いレストランがたくさんあるよ。「There are + 複数名詞」で存在を表す文
He is not here right now. Can I take a message? ▶今不在です。伝言をお預かりしましょうか?否定文「is not」と所在「here」の併用
Are you from Canada? ▶カナダ出身ですか?主語 you に対する現在形疑問文の語順
What are you going to do? ▶何をするつもりですか?未来を表す be going to の疑問文展開
My flight was delayed by two hours. ▶飛行機が2時間遅れた。be動詞過去形 was を用いた受動態の例

be動詞の原形・過去分詞一覧と変化のルール

be動詞には、現在形(am, is, are)や過去形(was, were)のほかに、辞書の見出し語となる「原形(be)」と、完了形や受動態で使われる「過去分詞(been)」があります。英語に存在する動詞の中で、主語や時制によってこれほど多彩に形が変わる動詞はbe動詞だけです。

形単語主な使いどころ例文
原形be助動詞の後ろ、命令文、to不定詞You must be tired.
(疲れているに違いありません。)
現在形am / is / are現在の状態・所在(主語の人称・数で使い分け)She is a teacher.
(彼女は先生です。)
過去形was / were過去の状態・所在We were busy yesterday.
(私たちは昨日忙しかった。)
過去分詞been現在完了形、過去完了形、受動態の完了形I have been to London twice.
(ロンドンに2回行ったことがあります。)
現在分詞being進行形(一時的な振る舞い・受動態の進行形)Why are you being so kind?
(なぜそんなに親切にしているの?)

特に原形の be は、助動詞(will, can, must など)の直後や、文頭に置く命令文(Be careful.「気をつけなさい」)のように、「動詞の原形を使う」という文法規則が働く場面で元の姿のまま登場します。

中1英語で迷いやすい「長い主語」のbe動詞の選び方

中学英語の定期テストや英作文で失点しやすいのが、主語が I や he のような1語の代名詞ではなく、複数の単語から成る長い主語のケースです。be動詞を選ぶときは、「主語全体を1語の代名詞に置き換えると何か」を判定するのが確実な方法です。

1. 「A and B」の複合主語

My father and I のように末尾が I で終わる主語を見ると、直後のbe動詞に反射的に am を選んでしまう誤答が目立ちます。しかし、「父と私」は2人以上の集まりであり、代名詞に置き換えると「私たち(we)」です。したがって、選ぶべきbe動詞は are(過去なら were)になります。

2. 修飾語がついた名詞の主語

The books on the desk のような文では、前置詞句(on the desk)に目を奪われて直前の単数名詞 desk に合わせて is を選んでしまいがちです。修飾語(〜の上にある)をカッコで除外し、文の本当の主語である The books(代名詞の they に相当)に目を向けましょう。核となる名詞が複数形なので、選ぶ動詞は are です。

be動詞の疑問文に対するYes・Noの答え方

be動詞で始まる疑問文(Are you ...? や Is he ...?)に答える際は、一般動詞の疑問文で使う do や does ではなく、質問文と同じbe動詞を用いて返答します。答える文の主語は、必ず「人称代名詞」に置き換えるのが英語の決まりです。

肯定の返答(Yesの場合)

「Yes, 代名詞 + be動詞.」の語順で並べます。肯定で答える文末のbe動詞は、強く発音されるため短縮形を使えない点に注意が必要です。

否定の返答(Noの場合)

「No, 代名詞 + be動詞 + not.」の語順で答えます。否定文の返答では、日常会話において短縮形を使うのが自然です。

「be動詞」のよくある疑問

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確認問題(5問)

  1. 次の空所に当てはまる語として最も適切なものを選びなさい。 It ( ) great. I went hiking.

    答えと解説

    正解: was
    主語が It で過去のことを述べる場合、be動詞の過去形には was を用います。

  2. 「猫はどこにいるの?」という文における be 動詞の役割・意味として最も適切なものを選びなさい。

    答えと解説

    正解: 所在(〜にいる、〜にある)
    Where is the cat? では後ろに場所を尋ねる語を伴い、主語の「所在」を表しています。

  3. 本文で「正しい表現」として紹介されている文を1つ選びなさい。

    答えと解説

    正解: Are you tired?
    1つの節に置ける述語動詞は原則1つです。形容詞 tired を述語にする場合は Are you tired? とします。

  4. be動詞の短縮形について、本文の記述と合致しない(誤っている)ものを1つ選びなさい。

    答えと解説

    正解: 主語と過去形 was を組み合わせた「I'was」という短縮形が存在する。
    本文において、主語と was / were の肯定短縮形(例: I'was など)は存在しないと説明されています。

  5. be動詞を用いた応用構文「be + 過去分詞」が表す意味として最も適切なものを選びなさい。

    答えと解説

    正解: 〜される(受動態・受け身)
    「be + 過去分詞」は受動態となり、「〜される」という受け身を表します。

よくある質問

Q. be動詞の原形「be」はいつ使いますか?
助動詞(will、can、mustなど)の後ろに置く場合や、to不定詞(to be 〜)、命令文(Be quiet. など)の時に、活用させずに原形「be」のまま使います。
Q. There is と There are の違いは何ですか?
直後に続く名詞が単数(または数えられない名詞)なら There is、複数なら There are を使います。be動詞の後ろに置かれる名詞が実質的な主語となるためです。
Q. I'm not の短縮形は他にありますか?
標準英語では I'm not のみです。is not を isn't、are not を aren't とするような合体形(amn't)は一般的に使われません。
Q. 疑問文の答えで「Yes, I'm.」と短縮してはいけないのはなぜですか?
英語の文末に位置する語には強いアクセント(強勢)が置かれます。「Yes, I am.」の「am」は文末でしっかり発音する必要があるため、弱音化を伴う短縮形(I'm)にすることができません。一方、否定の「No, I'm not.」では後ろの「not」にアクセントが乗るため、手前の「I'm」を短縮しても問題ありません。
Q. be動詞を使った命令文はどうやって作りますか?
命令文は文頭に「動詞の原形」を置くルールの文です。be動詞の原形は「be」であるため、主語を省いて文頭に「Be」を置きます。「Be careful.(気をつけなさい)」や「Be quiet.(静かにしなさい)」のように表現します。禁止を表す否定の命令文にするときは、文頭に「Don't」を補い「Don't be late.(遅刻してはいけません)」の形にします。

2026年9月25日更新・モチタン辞典編集部

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