モチタン辞典 › 読みもの › 英文法 › be supposed toの意味と使い方・例文

be supposed toの例文と使い方
be supposed to は「〜することになっている」「〜するはずだ」という意味を持ち、周囲からの期待・規則・予定・推測を表す表現です。
動詞 suppose(推測する・仮定する)の受動態から成り立っており、「外側からの決まりや期待が自分に向けられている状態」を意味します。日常会話からビジネスまで幅広く使われるため、場面ごとの例文とニュアンスを整理して身につけましょう。
コアイメージと基本文型ルール
be supposed to を正しく使いこなすための第一歩は、文法構造と根本にあるコアイメージを把握することです。日本語訳の「〜することになっている」「〜するはずだ」「〜してはいけない」という言葉だけを丸暗記しようとすると、場面ごとの使い分けに迷ってしまいます。
文法構造:受動態 + to 不定詞
be supposed to の基本形は以下の通りです。
主語 + be動詞 + supposed to + 動詞の原形
動詞 suppose は本来「仮定する」「推測する」「想定する」という意味を持ちます。これが受動態(be supposed)になることで、「周囲の人々や世間、状況によって〜と想定されている・期待されている」という状態を示します。
その具体的な内容を後ろの to 不定詞(to + 動詞の原形)で表します。
時制と人称に応じた変化
文中の be動詞 は、主語の人称(一人称・二人称・三人称)や時制(現在・過去)に合わせて適切に変化させます。supposed to の部分は一切変化しません。
- 現在形(三人称単数):He is supposed to call me at five.(彼は5時に私へ電話をすることになっています。)
- 現在形(複数):We are supposed to submit the report today.(私たちは今日レポートを提出することになっています。)
- 過去形:I was supposed to attend the meeting.(私はその会議に出席することになっていました。)
コアイメージは「外側からの期待や設定」
この表現の根本にある核(コアイメージ)は、「自分以外の外側(他者・社会・ルール・客観的データ)によって、すでに定められている枠組み」です。自分の強い意志ではなく、「周囲からそうすることが期待されている」「社会的な取り決めとしてそうなっている」という客観的なプレッシャーや設定が存在していることを示します。
He is supposed to call me at five.彼は5時に私へ電話をすることになっています。
主語と時制に合わせてbe動詞を変化させ、後ろに動詞の原形を続けます。
予定を表すbe supposed toの例文
最も日常的に使われるのが、約束・スケジュール・予定を表す「〜することになっている」という用法です。自分の意志というよりも「誰かとの取り決め」や「あらかじめ決まっている段取り」であることを伝えられます。
日常のスケジュールを表す会話例文
A: Are you free for lunch tomorrow?(明日のお昼、空いてる?)
B: Sorry, I am supposed to meet my professor at noon.(ごめん、正午に教授と会うことになっているんだ。)
【話し手の心理・文脈】
Bさんは「自分から会いたい」という主観的な希望だけでなく、「教授と事前にアポイントを取ってあるため、予定を変更できない」という外的な約束を理由にして丁寧に断っています。
ビジネスシーンでの業務分担を表す例文
A: Who is taking care of the presentation slides?(プレゼンのスライド作成は誰が担当しているのですか?)
B: Ken is supposed to finish the slides by this afternoon.(ケンさんが今日の午後までにスライドを仕上げることになっています。
)
A: Great. Let's review them together once they are ready.(分かりました。準備ができたら一緒に確認しましょう。)
【話し手の心理・文脈】
Bさんは「チーム内の業務計画・割り当てとしてケンさんが担当になっている」という客観的な事実を伝えています。個人的な憶測ではなく、業務上の段取りを共有するニュアンスです。
「〜するはずだ」と期待を込める表現
be supposed to は、段取り通りに進めば自然とそうなるはずだという「妥当な期待」を表す際にも用いられます。
The train is supposed to arrive in ten minutes.(電車は10分後に到着する予定です。)
Our team is supposed to launch the new project next month.(私たちのチームは来月、新しいプロジェクトを立ち上げることになっています。)
予定や未来の出来事を表す表現を整理したいときは、will・be going to の違いも参考になります。
次の疑問予定や運命などを表す似た表現として、より形式ばったbe to不定詞の意味と用法まとめもあわせて確認しておくと理解が深まります。
規則・義務と否定形の例文
be supposed to は、法律・社内規則・マナー・社会規範に基づいて「〜する決まりになっている」と述べるときにも多用されます。また、否定形の be not supposed to は「〜してはいけないことになっている」という、角を立てない柔らかい禁止表現として重宝されます。
ルールやマナーを伝える肯定文の例文
A: Do I need to take off my shoes here?(ここで靴を脱ぐ必要がありますか?)
B: Yes, visitors are supposed to wear these slippers inside the facility.(はい、来館者は施設内ではこのスリッパを履くことになっています。)
【話し手の心理・文脈】
Bさん個人が命令しているのではなく、「この施設のルールとして決められている」という客観的な決まりを案内しているため、相手に威圧感を与えません。
否定形 be not supposed to による柔らかい禁止
否定形は be動詞 の直後に not を置き、be not supposed to + 動詞の原形 とします。「規則や常識から考えて、それをしてはいけない決まりになっている」というニュアンスになります。
You must not... のような高圧的な禁止ではなく、「決まりだから困る」「立場上、許可できない」というトーンを出せます。
A: Can I take a picture of this painting?(この絵の写真を撮ってもいいですか?)
B: Actually, you are not supposed to take photos in this gallery.(実は、このギャラリー内では写真撮影をしてはいけないことになっているんです。)
【話し手の心理・文脈】
美術館のスタッフが「私が意地悪で止めているのではなく、館内の規則なので控えてほしい」という柔らかい申し訳なさを滲ませながら注意しています。
社内ルールや内緒話で使われる否定の例文
A: Did you hear about the new manager?(新しいマネージャーの話、聞いた?)
B: Yes, but we are not supposed to talk about it yet.(うん、でも私たち、まだその話をしちゃいけないことになってるよ。)
【話し手の心理・文脈】
Bさんは「自分も話したい気持ちはあるけれど、会社や上司からの指示で口止めされている」という立場を伝えています。
規則・禁止で使える定番例文一覧
- You are supposed to turn off your mobile phones during the exam.(試験中は携帯電話の電源を切ることになっています。)
- Employees are not supposed to share this password with anyone.(従業員はこのパスワードを誰とも共有してはいけないことになっています。)
- You are not supposed to park your car here.(ここに車を停めてはいけないことになっています。)
英語の文法は、話して身につけよう。会話アプリ「モチスピ」英語を話して練習できる会話アプリ。話すたびに、発音・文法・自然さをその場で直してもらえます。無料で試す
過去形was supposed toの例文
過去形の was supposed to や were supposed to は、日常会話やビジネスで非常に高い頻度で登場します。その最大の特徴は、「〜するはずだったのに、実際には行われなかった(未達・不成立)」という強い含みを持つ点です。
予定が狂ったときの言い訳・釈明の会話例文
A: Why are you still at the office?(どうしてまだオフィスにいるの?)
B: I was supposed to leave at six, but an urgent issue came up.(6時に退勤するはずだったんだけど、緊急のトラブルが起きちゃって。)
【話し手の心理・文脈】
Bさんは「6時に帰る予定・つもりだったけれど、予期せぬ仕事のせいで帰れなかった」という無念さや不可抗力による言い訳を伝えています。
他人の不手際や約束違反に言及する会話例文
A: Where is the catering service? The party starts in thirty minutes.(ケータリング業者はどこですか?パーティーはあと30分で始まりますよ。
)
B: They were supposed to arrive by noon, but they are stuck in traffic.(正午までに到着するはずだったのですが、渋滞に巻き込まれているそうです。)
【話し手の心理・文脈】
「契約上・事前の約束上はすでに着いているべきなのに、遅れている」という事実への焦りや不満が背景にあります。
物事が期待通りに動かなかった場合の例文
主語が機械やシステムの場合、「設計上は機能するはずなのに壊れている」という状況を表現できます。
A: The air conditioner is not working at all.(エアコンが全然効かないんだけど。)
B: Pressing this button was supposed to reset the system, but nothing happened.(このボタンを押せばシステムがリセットされるはずだったんだけど、何も起きなかったね。)
過去の未達を表す重要パターン一覧
- I was supposed to call him yesterday, but I completely forgot.(昨日彼に電話するはずだったのに、すっかり忘れていました。)
- We were supposed to have an outdoor barbecue, but it rained heavily.(私たちは屋外でバーベキューをするはずだったが、大雨が降ってしまいました。)
- The package was supposed to arrive this morning.(荷物は今朝届くはずだったのですが。)
過去形を使うと、予定や期待があったものの実際には行われなかった含みを表します。

次の疑問主語に合わせて was と were を正しく使い分けられているか不安な方は、be動詞の過去形の使い方で基礎をおさらいできます。
推測・評判を表すbe supposed toの例文
be supposed to は、世間の噂、世論、天気予報などの客観的情報に基づいた「〜のはずだ」「〜らしい」「〜と言われている」という推測・評判を表すこともできます。主語が「物」や「天気」になるときに特に目立つ用法です。
天気予報に基づく推測の会話例文
A: Should I bring an umbrella today?(今日、傘を持っていくべきかな?)
B: Yes, it is supposed to rain this afternoon.(うん、今日の午後は雨が降るはずだよ。)
【話し手の心理・文脈】
Bさんは自分の勘で話しているのではなく、「天気予報などの情報源によると雨になる見込みだ」という客観的な根拠をもとに助言しています。
映画・レストラン・商品の評判を表す例文
世間一般で高く評価されている、あるいは評判になっている事柄を話題にする際にも使われます。
A: Have you tried the new Italian restaurant down the street?(通りの先にある新しいイタリアンレストラン、もう行った?)
B: Not yet, but the pasta there is supposed to be amazing.(まだだけど、そこのパスタは絶品らしいよ。
)
A: Let's go together this Friday!(今週の金曜日に一緒に行ってみようよ!)
【話し手の心理・文脈】
Bさんは自分で食べた経験はないものの、「口コミや噂で美味しいと評判だ」という世間の評価を引用しています。
本来の性能や役割を表す「物」が主語の例文
道具や薬が本来果たすべき役割を説明するときにも用いられます。
This medicine is supposed to relieve your headache quickly.(この薬は頭痛を素早く和らげるはずです。
)
Smartphones are supposed to make our lives easier, but sometimes they cause stress.(スマートフォンは私たちの生活を便利にするはずのものだが、時にはストレスの原因にもなる。)
天気予報の推測
- it is supposed to rain
世間の評判・噂
- pasta is supposed to be amazing
本来の性能・役割
- relieve headache quickly
- make lives easier
人だけでなく物や天気を主語にして、外部の客観的情報や世間の評判を表せます。
疑問文の定番フレーズと例文
疑問文の形にすることで、「どうすればいいのか分からないときの相談」や「ルール・指示の確認」、さらには「皮肉・抗議」まで多様な感情を表現できます。基本語順は be動詞 + 主語 + supposed to + 動詞の原形? です。
どうすべきか指示を仰ぐフレーズ
手順や次の行動が分からないとき、同僚や上司に尋ねる定番表現です。
A: What am I supposed to do with these completed forms?(記入が終わったこの用紙は、どうすればいいことになっていますか?)
B: Please hand them to the front desk.(受付に提出してください。)
【話し手の心理・文脈】
Aさんは「この職場のルールや段取りとして、自分は何をすることが求められているのか」を確認しています。
不条理に対する反論・皮肉・抗議のフレーズ
疑問詞 How と組み合わせると、「そんなことできるわけがない」「どうやってしろと言うんだ」という強い苛立ちや当惑を表せます。
A: We need this report translated into Spanish by three o'clock.(このレポートを3時までにスペイン語に翻訳してもらいたい。
)
B: How am I supposed to do that? I don't even speak Spanish!(どうやってそれをしろと言うのですか?私、スペイン語なんて話せませんよ!)
【話し手の心理・文脈】
Bさんは無理難題を押し付けられたことに対して、「私にそれを期待するのは筋違いだ」と強く反論しています。
会話でそのまま使える疑問文テンプレート
- What are we supposed to do now?(私たちは今、何をすることになっているの?/次は何をすればいい?)
- Where are we supposed to meet?(私たちはどこで待ち合わせすることになっているんだっけ?)
- When is the package supposed to be delivered?(荷物はいつ配達される予定ですか?)
- Who was supposed to contact the client?(誰がクライアントに連絡することになっていたのですか?)
- Am I supposed to know that?(私がそれを知っていることになっているの?/私が知っているはずだとでも?)
shouldやhave toとの違い比較
be supposed to と混同しやすい助動詞・準助動詞に should、have to、must があります。これらはすべて日本語で「〜すべき」「〜しなければならない」と訳されることがありますが、ニュアンス・強制力・主観と客観の度合いが明確に異なります。
比較マトリクス表
表は横にスクロールできます →
| 表現 | 強制力 | 主観 / 客観 | 中心的なニュアンス |
|---|---|---|---|
| be supposed to | 中 | 客観的 | 周囲の期待・規則・予定。「そうすることになっている」 |
| should | 中〜低 | 主観的 | 話し手の主観的な助言・道徳。「そうするのが良い・好ましい」 |
| have to | 高 | 客観的 | 外部の状況・必要性。「状況的に〜せざるを得ない」 |
| must | 極めて高 | 主観・公式 | 話し手の強い強制や絶対的な法律。「絶対に〜しなければならない」 |
同じ場面でのニュアンスの違い
「会議に参加する」という同一の行為で4つの表現を比較すると、話者の視点と心理の違いが鮮明になります。
- I am supposed to attend the meeting.
ニュアンス:段取りや予定として参加することになっている。(周囲からそう期待されているが、予定変更の余地も少し残る) - I should attend the meeting.
ニュアンス:自分のためにも、あの会議には参加したほうが良いと思う。(話し手自身の判断・アドバイス) - I have to attend the meeting.
ニュアンス:行きたくはないが、会社の指示や状況上、出席せざるを得ない。(外部要因による義務感) - I must attend the meeting.
ニュアンス:何が何でも絶対に出席しなければならない。(強い決意や切迫感)
否定文における決定的な違い
特に注意が必要なのが否定文のニュアンスの違いです。
You are not supposed to enter this room.(この部屋に入ってはいけないことになっています。)
→ 規則やマナーとして禁止されていることを客観的・穏やかに伝えています。
You must not enter this room.(この部屋に立ち入ってはならない。)
→ 話し手による絶対的な禁止であり、違反すれば厳しい処罰を連想させる強い警告になります。
You don't have to enter this room.(この部屋に入る必要はありません。)
→ 禁止ではなく「義務の免除(入らなくてもよい)」を意味するため、意味そのものが全く異なります。
義務や必要性の強さの違いを詳しく知りたいときは、mustとhave toの違いと使い分けを確認してみてください。
助言や義務のニュアンスをより深めたい場合は、shouldとought toの使い方の解説が役立ちます。
ネイティブの発音と聞き取りのコツ
be supposed to をリスニングする際、スペル通りに「サポーズド・トゥー」と発音されることは滅多にありません。ネイティブスピーカーの自然な会話では、子音の脱落や同化が起こります。この音声変化の法則を知っておくと、リスニング力が大幅に向上し、自身のスピーキングも滑らかになります。
発音変化のポイント:「スポーストゥ」
実際の発音では、以下の2段階の変化が起きます。
- 第1音節の曖昧母音(弱化):supposed の頭の su- は非常に弱く発音され、「ス」に近い音になります。
- 語末の [d] と [t] の連結・無声化:supposed の末尾の [d] が直後の to の [t] に吸収され、[st] のように一連の音になります。
カタカナで無理に表記すると「スポウストゥ」または「スポーストゥ」のように聞こえます。
例文で見る発音の練習
I'm supposed to go.
表記通り:アイム・サポーズド・トゥー・ゴー
実際の発音:アイム・スポーストゥ・ゴー
What are you supposed to do?
表記通り:ワット・アー・ユー・サポーズド・トゥー・ドゥー
実際の発音:ワラユ・スポーストゥ・ドゥー
特に What are you... と繋がると「ワラユ」となり、全体で「ワラユ・スポーストゥ・ドゥー」のように一息で発音されます。自分でこのリズムで発声練習を繰り返すことで、早口の映画やドラマのセリフでも瞬時に聞き取れるようになります。
supposedの頭のsu-が曖昧母音になり「ス」に近くなる
supposed末尾の[d]が直後のtoの[t]に吸収される
「スポウストゥ」または「スポーストゥ」のように変化
supposed toは弱化と連結を経て「スポーストゥ」のように発音されます。
次の疑問音がつながったり消えたりする現象をもっと知りたいなら、日常会話フレーズの自然な発音・脱落のルールも役立ちます。
続けて読む
理解度チェック
Q1. be supposed toの核(コアイメージ)は何ですか?
- 話し手の強い意志や感情
- 外側によって定められている枠組み
- 何が何でも従うべき絶対的な強制力
- 過去の経験に基づいた主観的な直感
答えを見る
正解: B. 外側によって定められている枠組み
コアイメージは、自分以外の外側(他者・社会・ルール等)によってすでに定められている枠組みです。
Q2. 過去形was/were supposed toの最大の特徴は?
- 過去に完全にやり遂げたことを誇る
- 話し手の強い命令を表す
- するはずだったが実際は行われなかった未達の含み
- 未来の確実な予定を予告する
答えを見る
正解: C. するはずだったが実際は行われなかった未達の含み
過去形の最大の特徴は、「〜するはずだったのに、実際には行われなかった(未達・不成立)」という強い含みを持つ点です。
Q3. 「ここで写真を撮ってはいけない決まり」を表す文は?
- You don't have to take photos here.
- You are supposed not to take photos here.
- You are not supposed to take photos here.
- You must to take photos here.
答えを見る
正解: C. You are not supposed to take photos here.
否定形はbe動詞の直後にnotを置き、「be not supposed to + 動詞の原形」とします。
be supposed toの肯定・否定・過去の例文と比較対照表
be supposed to は、文の形(肯定・否定・過去)が変わるだけで全体のニュアンスが大きく変化します。肯定形では「予定・規則」、否定形では「禁止・不適切」、過去形では「未達(実際はしなかった)」という明確な意味の違いが生まれます。同じ動作(会議への出席)を例にして、その違いを整理してみましょう。
| 文の形 | 基本構造 | 中心的な意味 | 例文 |
|---|---|---|---|
| 肯定形 | be supposed to + 動詞の原形 | 〜することになっている(予定・規則) | I am supposed to attend the meeting. (私はその会議に出席することになっています。) |
| 否定形 | be not supposed to + 動詞の原形 | 〜してはいけない(禁止・不適切) | I am not supposed to attend the meeting. (私はその会議に出席してはいけないことになっています。) |
| 過去形 | was / were supposed to + 動詞の原形 | 〜するはずだった(実際は出席しなかった) | I was supposed to attend the meeting. (私はその会議に出席するはずでした。) |
このように、肯定形は「これから行う予定」、否定形は「規則による制限」、過去形は「期待が外れた事実」を指します。形ごとの役割を対比させて頭に入れておくと、会話や英作文で迷わず使い分けられます。
ビジネスで角を立てずに断るbe supposed toの例文
ビジネスシーンにおいて、相手の依頼や打診を断る際に個人の意志で拒否すると、ぶっきらぼうで冷たい印象を与えてしまうことがあります。そこで be supposed to を使うと、「会社の規則」「契約上の取り決め」「上司からの指示」といった客観的な枠組みを理由にできるため、角を立てずに辞退する大人のクッション言葉として非常に重宝します。
規則や方針を理由に丁寧に辞退する例文
I am not supposed to share these documents outside the company.
(社内規定により、これらの資料を社外へ共有してはいけないことになっております。)
We are supposed to follow the official procurement process.
(公式の調達手順に従う決まりになっておりますので、直接のお取引はいたしかねます。)
自分の権限外であることを伝えて責任を回避する例文
I am not supposed to make that decision on my own.
(私の立場では、その決定を単独で下してはいけないことになっております。)
You are supposed to get approval from the legal department first.
(そちらの件は、まず法務部からの承認を得ていただく取り決めとなっております。)
このように「自分自身が嫌がっているのではなく、規則や権限の都合で対応できない」というスタンスを伝えることで、相手との良好な関係を保ちながらスムーズに辞退できます。
Are you supposed toで質問されたときの返答例文
相手から Are you supposed to...?(〜することになっているの?)と尋ねられた際、単に Yes や No だけで答えると、ぶっきらぼうに聞こえたり、状況が十分に伝わらなかったりします。規則通りなのか、特例なのか、あるいは自分自身も把握していないのかに応じて、自然に返答できるパターンを押さえておきましょう。
肯定で答える場合の返答パターン
Yes, I am. I was told to wait here until the manager arrives.
(はい、その通りです。マネージャーが来るまでここで待つように指示されています。)
Yeah, I'm supposed to finish this by noon.
(ええ、正午までにこれを終わらせる段取りになっています。)
否定や特例であることを伝える返答パターン
Normally I'm not, but I got special permission today.
(普段はダメなのですが、今日は特別な許可をもらっています。)
Not really, but no one told me otherwise.
(本来は違うはずですが、特に何も指示されていないので。)
予定が不確かな場合の返答パターン
I think I am, but let me double-check with my supervisor.
(そのはずですが、念のため上司に再確認させてください。)
To be honest, I'm not sure if I'm supposed to be doing this.
(正直なところ、これを自分がやっていていいのか分からないのです。)
ネイティブが多用するbe supposed toの定番フレーズ例文
ネイティブスピーカーの日常会話では、文字通りの予定や規則を超えて、感情の機微(困惑・反論・皮肉など)を表す決まり文句として be supposed to が頻出します。ドラマや映画でも非常によく耳にする代表的な口語フレーズをまとめました。
What is that supposed to mean?(どういう意味ですか?)
相手の言葉にトゲがあったり、嫌味や皮肉を言われたりした際に、「それはどういうつもりで言っているのですか?」「当てつけですか?」と反発や不快感を示す定番表現です。
What is that supposed to mean? Are you saying it's my fault?
(どういう意味ですか?私の責任だとでも言いたいのですか?)
How am I supposed to know?(私が知るわけないでしょう)
自分に分かるはずのない質問をされたときに、「どうして私がそれを知っている設定になっているのか」というニュアンスから、「知るわけがない」「見当もつかない」と呆れや苛立ちを込めて返す表現です。
How am I supposed to know where you put your keys?
(あなたが鍵をどこに置いたかなんて、私が知るわけないでしょう?)
類似の予定・推測表現とのニュアンスの使い分け
ビジネスメール等では、より客観性やフォーマル度を高めるために別の表現と言い換えることも有効です。
- be scheduled to:時刻表や公式日程など、タイムテーブルとして確定した予定を表す(The flight is scheduled to depart at 9:00. / 便は9時に出発予定です)
- be expected to:データや世論から見て、周囲が強く期待・予測している事柄を表す(Sales are expected to grow this quarter. / 今四半期は売上の伸びが見込まれています)
- be due to:締め切りや到着予定時刻など、「期日」が決まっている事柄を表す(The report is due to be submitted tomorrow. / レポートは明日提出予定です)
よくある質問
- Q. be supposed toの意味はいくつありますか?
- 主に「予定(〜することになっている)」「規則(〜する決まりだ)」「推測(〜のはずだ)」の3つがあります。すべて「周囲からそう期待・設定されている」というコアイメージで共通しています。
- Q. was supposed toとshould haveの違いは?
- was supposed toは「予定や取り決めがあったのにしなかった」という事実を表します。一方should have(〜すべきだった)は「しなかったことに対する主観的な後悔や反省、非難」を強く含みます。
- Q. 主語が物のときはどういう意味になりますか?
- 「その物が本来持つ役割・性能(〜するように設計されている)」や「世間の情報・評判(〜とされている)」という意味になります。天気の場合は予報に基づく推測を表します。
- Q. supposed to be の後ろに形容詞は来ますか?
- はい、来ます。be supposed to be + 形容詞の形で「〜であるはずだ/〜らしい」という意味になり、It is supposed to be cold today(今日は寒いはずだ)のように使われます。
- Q. ビジネスメールで使っても失礼になりませんか?
- 失礼にはなりませんが、「客観的な段取り」を伝える表現であるため、自分の確実なコミットメントを示す場面では I will や I plan to を使う方が好まれる場合があります。
- Q. What is that supposed to mean? は普通の質問として使っても大丈夫ですか?
- 単に言葉の意味を尋ねたい場面では使わない方が安全です。この表現には「私の知る本来の意味と違うが、どういう意図でそんな失礼なことを言っているのか」という苛立ちや反論のニュアンスが強く含まれます。純粋に意味を確認したいときは、What do you mean by that? や Could you clarify that? を使うのが適切です。
- Q. be supposed to と be scheduled to のビジネスでの使い分けは?
- be scheduled to は会議の開始時間や飛行機の便名など、「公式なスケジュール表・タイムテーブルに記載されている確定的な予定」を述べる際に適しています。一方、be supposed to は「〜することになっている段取りだが、状況次第で変更の余地がある」という柔軟なニュアンスを残したい場合によく選ばれます。
2026年10月12日更新・モチタン辞典編集部
関係する文法be about to と be to の使い方(直前の未来と予定)mustとhave toの違いと使い分け
suppose
should
have to
must
obligation
schedule