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英検ライティング使える表現集と合格テンプレ
英検ライティングで確実に合格点を取る鍵は、I think や good といった初級の語彙を避け、It is clear that や beneficial などのフォーマルな定型表現を基本の4段落構成に当てはめて書くことです。
採点基準である「内容・構成・語彙・文法」のうち、定型表現の活用によって構成・語彙・文法の3観点で満点に近いスコアを狙えます。
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英検ライティング採点基準と表現の選び方
英検のライティングテスト(英作文)は、「内容」「構成」「語彙」「文法」の4つの観点から各4点、合計16点満点で採点されます。級ごとに求められる単語数や論理展開の深さは異なりますが、4観点の配分比率は全級共通です。
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| 採点基準 | 満点 | 審査されるポイント | 高得点を狙う表現のコツ |
|---|---|---|---|
| 内容 | 4点 | 質問に的確に答えているか、理由が論理的か | 課題のキーワードに直結した論証表現を用いる |
| 構成 | 4点 | 文章の流れが自然で、論理の飛躍がないか | 接続詞(ディスコースマーカー)を正しく配置する |
| 語彙 | 4点 | 文脈に適した語彙か、同じ単語の反復がないか | 中学レベルの単語を客観的・学術的な単語へ言い換える |
| 文法 | 4点 | 文構造が正確か、多様な構文を使えているか | 無生物主語、関係詞、分詞構文などを自然に織り交ぜる |
2024年度以降、英検2級をはじめとする一部の級で「要約問題」が新設されました。従来の「意見論述問題」(準2級: 50〜60語、2級: 80〜100語)では自分の考えを主張する表現が求められますが、要約問題(2級: 45〜55語)では私見を交えず、原文の因果関係を客観的にまとめるパラフレーズ表現が必須です。
意見論述問題
- 準2級50〜60語、2級80〜100語
- 自分の考えを主張する表現が求められる
- 私見を述べる
要約問題
- 2級45〜55語(2024年度新設)
- 客観的にまとめるパラフレーズ表現が必須
- 私見を交えず原文の因果関係を整理
新設された要約問題と従来の意見論述問題で求められる表現方針の違いです。
英検ライティング書き方と基本テンプレ
意見論述問題では、「序論」「本論(理由1)」「本論(理由2)」「結論」の4段落構成を守ることが論理展開の基本です。型を決めておくことで、本番の限られた時間内でも迷わずに書き始められます。
賛成・肯定の場合の基本骨格
I agree that [トピックの命題]. I have two reasons to support this view. First, [理由1]. For example, [具体例1]. Second, [理由2]. This is because [具体例・補足2]. For these reasons, I believe that [トピックの再主張].
(日本語訳: 私は[命題]に賛成です。この見解を支持する理由は2点あります。第1に、[理由1]です。例えば、[具体例1]です。第2に、[理由2]です。なぜなら[具体例・補足2]だからです。これらの理由から、私は[再主張]だと信じています。)
反対・否定の場合の基本骨格
I do not think that [トピックの命題]. There are two main reasons for my opinion. To begin with, [理由1]. For instance, [具体例1]. Furthermore, [理由2]. As a result, [具体例・補足2]. Therefore, I do not believe that [トピックの再主張].
(日本語訳: 私は[命題]とは思いません。私の意見には2つの主な理由があります。まず第一に、[理由1]です。例えば、[具体例1]です。さらに、[理由2]です。その結果、[具体例・補足2]になります。したがって、私は[再主張]とは信じていません。)
自分の立場を明快に主張する
1つ目の理由と具体例を述べる
2つ目の理由と具体例や補足を述べる
理由を踏まえて全体の再主張を行う
型を決めておくことで限られた試験時間でも論理的に書き進められます。
次の疑問型をさらにスムーズに使いこなしたいときは、英検ライティングで使える定番の定型文もあわせて確認しておくと安心です。
序論・本論・結論で使える定型表現
エッセイの各パートにおいて、自分の立場を明快に示し、論理を補強するための定型文です。目指す級に合わせて使い分けられるよう、難易度を分類しています。
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| パート | 英語表現 | 日本語訳 | 難易度・対象級 |
|---|---|---|---|
| 序論 | I agree with the idea that ~ | 〜という考えに賛成です | 準2級〜2級 |
| 序論 | I am of the opinion that ~ | 私は〜という見解を持っています | 2級〜準1級 |
| 序論 | These days, it is widely believed that ~ | 近年、〜であると広く信じられています | 2級〜準1級 |
| 本論(第1) | First of all, ~ / To begin with, ~ | まず第一に、〜 | 準2級〜2級 |
| 本論(第1) | One significant reason is that ~ | 1つの重要な理由は、〜ということです | 2級〜準1級 |
| 本論(第2) | In addition, ~ / Second, ~ | さらに、〜 / 第2に、〜 | 準2級〜2級 |
| 本論(第2) | Another aspect to consider is that ~ | 考慮すべきもう1つの側面は、〜です | 2級〜準1級 |
| 本論(具体例) | For instance, ~ | 例えば、〜 | 準2級〜準1級 |
| 本論(具体例) | A clear example of this is that ~ | この明確な一例は、〜ということです | 2級〜準1級 |
| 結論 | For these reasons, I believe that ~ | これらの理由から、私は〜だと信じます | 準2級〜2級 |
| 結論 | In conclusion, taking these points into account, ~ | 結論として、これらの点を考慮すると〜 | 2級〜準1級 |
論理をつなぐディスコースマーカー一覧
段落同士や文同士の関係性を明示する接続語句(ディスコースマーカー)を適切に配置すると、「構成」の観点で高い評価を得られます。文頭に置く場合は直後にカンマを忘れずに打ちます。
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| 機能 | 英語表現 | 日本語訳 | 文頭での使用上の注意 |
|---|---|---|---|
| 追加 | Moreover, ~ | さらに / その上 | 直後にカンマが必要。文頭の And は避ける |
| 追加 | Furthermore, ~ | さらに / 加えて | 前文の内容を論理的に強化する際に使用 |
| 逆接・対比 | However, ~ | しかしながら | 文頭の But は避け、However を選ぶ |
| 逆接・対比 | On the other hand, ~ | 一方で / 他方では | 対照的な事実や意見を対比させる際に使用 |
| 因果関係 | Therefore, ~ | したがって / それゆえに | 前文が明確な原因・理由になっている場合に使用 |
| 因果関係 | As a consequence, ~ | 結果として | 前述の事象から生じた影響を説明する際に使用 |
| 例示 | For example, ~ | 例えば | 直後に完全な一文(S+V)を続ける |

次の疑問文と文をより自然につなぎたいときは、英検ライティングで役立つ接続詞表現を押さえておくと説得力が増します。
語彙・文法で加点される言い換え表現
同じ単語をエッセイ内で何度も反復して使うと、語彙の多様性が欠如しているとみなされ、減点対象になります。基礎語彙を学術的・フォーマルな表現に置き換える習慣をつけましょう。
| 基礎的な語彙 | 加点されるフォーマルな言い換え | 文脈と用法 |
|---|---|---|
| think(思う) | believe / maintain / consider | 確信度の高い主張や客観的な検討を示す際に使う |
| good(良い) | beneficial / advantageous / effective | 社会や個人への好影響・利益を表現する際に使う |
| bad(悪い) | harmful / detrimental / undesirable | 環境悪化や健康リスクなどの悪影響を述べる際に使う |
| can(〜できる) | be able to / enable [人] to [動詞] | 無生物主語と組み合わせて表現力を高める |
| a lot of(たくさんの) | a great deal of / numerous | 可算・不可算を区別して正確に言い換える |
| help(助ける) | contribute to / promote | 進歩・促進・発展を肯定的に叙述する際に使う |
無生物主語を活用した洗練された構文
英語論文やエッセイでは、人間以外の事物を主語にする「無生物主語構文」が好まれます。文法の幅広さを示す効果的な手段です。
Technology enables students to study anywhere.
(日本語訳: テクノロジーのおかげで、学生はどこでも勉強できるようになります。)
Using public transportation contributes to the reduction of carbon emissions.
(日本語訳: 公共交通機関の利用は、炭素排出量の削減に貢献します。)
Technology enables students to study anywhere.テクノロジーのおかげで、学生はどこでも勉強できるようになります。
事物を主語にしてenableを用いることで文法の幅広さをアピールできます。
次の疑問構文の幅を広げて文法面での評価を上げたい場合は、英作文で得点源になる英文法パターンを身につけておきましょう。
語数不足を解消する安全な調整表現
指定された最小語数にわずかに届かない場合、意味のない装飾語を重ねると「内容が薄い」「冗長である」として減点されるおそれがあります。主語や目的語の修飾、あるいは根拠の明確化を通じて、論理を崩さず自然に語数を補う表現を使用します。
| 短文の例 | 語数を伸ばした安全な表現 | 増える語数 |
|---|---|---|
| to pass the test | in order to pass the examination successfully | +4語 |
| because it rains | due to the fact that it rains heavily | +4語 |
| many people | a large number of citizens in modern society | +5語 |
| Technology is useful. | It is undeniable that technology plays an important role in our daily lives. | +8語 |
冗長化による減点を防ぐ鉄則は、「in order to(〜するために)」などの確立された成句を用いつつ、具体的に「誰が・どこで・どのように」該当するのかを1〜2語の副詞や前置詞句で明示することです。
よくある減点ミスと本番直前チェック
表現を暗記していても、文法や記号の使い方で減点されては合格点に届きません。答案を提出する前に必ず確認すべき5つの注意点です。
- 短縮形は絶対に使わない: don't、can't、it's は口語です。必ず do not、cannot、it is と完全な綴りで書きます。
- ディスコースマーカーの直後のカンマ: However, や Therefore, を文頭に置いた直後には必ずカンマ(,)を打ちます。
- 前置詞の選択ミス: contribute to の to は前置詞なので、直後には名詞または動名詞(-ing)が続きます。contribute to solve は文法エラーであり、正しくは contribute to solving です。
- 主語と動詞の単複一致: 主語が三人称単数(Technology や Using cars など)の場合の動詞末尾の -s 脱落に注意します。
- because の単独文頭使用を避ける: ピリオドで区切った直後に Because ~ . とだけ書くと、主節のない不完全文(断片文)として減点されます。This is because ~ . と書くのが正解です。
- 短縮形を使わず完全な綴りで書いたかdon'tではなくdo notと書く
- 文頭の接続詞の直後にカンマを打ったかHowever, や Therefore, の直後
- contribute toの後は名詞・動名詞かcontribute to solving等にする
- 三人称単数の動詞の-sが抜けていないか主語がTechnology等の場合
- 文頭にBecauseを単独で使っていないかThis is because ~. とする
答案を提出する前に見落としがちな文法・記号のミスを確認しましょう。
実戦模範解答例とトピック別構文
英検2級の出題基準(80〜100語)に合わせた実践的な模範解答例です。
環境問題に関する論題(88語)
TOPIC: Should people buy electric vehicles instead of gasoline cars?
I agree that people should purchase electric vehicles. I have two reasons to support my opinion. First, electric vehicles are beneficial for the environment. They do not emit harmful gases, which helps prevent global warming. Second, using electric cars is economical in the long run. The cost of electricity is generally lower than that of gasoline. Furthermore, the government provides financial support to buyers. For these reasons, I believe that buying electric vehicles is a wise choice for consumers.
(日本語訳: 私は人々がガソリン車の代わりに電気自動車を購入すべきだという点に賛成です。私の意見を支持する理由は2つあります。まず、電気自動車は環境にとって有益です。
地球温暖化の防止につながる有害なガスを排出しません。第2に、電気自動車の利用は長期的に見て経済的です。電気代は一般的にガソリン代よりも安価です。
さらに、政府は購入者に対して財政的支援を提供しています。これらの理由から、電気自動車を購入することは消費者にとって賢明な選択であると信じます。)
要約問題で使える要約用フレーズ
2024年度から導入された要約問題(2級・準1級)では、段落の主要ポイントを客観的に言い換える表現が役立ちます。
- The passage indicates that ~(その文章は〜ということを示している)
- Consequently, ~(結果として〜)
- Despite these advantages, ~(これらの利点があるにもかかわらず〜)
面接や会話へ活かす音読学習法
ライティングで覚えた表現は、二次試験の面接(スピーキング)でもそのまま即戦力となります。実際に口から滑らかに出るように、正しい発音のコツを意識して練習しましょう。
発音の目安と通じるコツ
| 英語表現 | カタカナ目安 | 通じる発音のコツ |
|---|---|---|
| Therefore | ゼアフォー | 語頭の th は舌先を上下の前歯で軽く挟んで息を抜く。フォに強勢を置く |
| beneficial | ベネフィシャル | フィの部分(fi)に第1アクセントを置く。シは日本語の「シ」より唇を丸める |
| For instance | フォーインすタンス | for の語尾と in をつなげて「フォーリンスタンス」のようにリンキングさせる |
面接を想定した会話シミュレーション
面接官: Some people say that students should spend more time studying foreign languages. What do you think about that?
(日本語訳: 学生は外国語の学習により多くの時間を費やすべきだという人がいます。あなたはどう思いますか?)
受験者: I agree with that opinion. First, learning foreign languages enables students to understand different cultures. In addition, it will be advantageous for their future careers. Therefore, I believe it is necessary.
(日本語訳: 私はその意見に賛成です。
まず、外国語を学ぶことで学生は異文化を理解できるようになります。加えて、将来のキャリアにとっても有利になります。したがって、それは必要であると考えます。)
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理解度チェック
Q1. ライティングの採点基準に含まれる4つの観点はどれ?
- 内容・構成・語彙・文法
- 発音・流暢さ・語彙・文法
- 内容・論理性・独創性・書式
- 要約力・語彙・スペル・構成
答えを見る
正解: A. 内容・構成・語彙・文法
採点基準は「内容」「構成」「語彙」「文法」の4観点で、各4点の計16点満点で評価されます。
Q2. 減点を防ぐための適切な表現として正しいものはどれ?
- Because it is convenient.
- It's easy to use.
- Book gives us useful information.
- Books give us useful information.
答えを見る
正解: D. Books give us useful information.
可算名詞の無冠詞放置や短縮形、Becauseの文頭単独使用は減点対象で、一般論は複数形にします。
Q3. 要約問題(2級・準1級)の解法手順として正しいものは?
- 長文内の詳細なエピソードや数値を多く残す
- 元の英文の表現をそのまま書き写す
- 各段落のトピックセンテンスを特定する
- 接続表現を使わずに箇条書きでまとめる
答えを見る
正解: C. 各段落のトピックセンテンスを特定する
要約では各段落の最初や最後の文に注目してトピックセンテンスを特定し、具体例を削ぎ落とします。
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よくある質問
- Q. ライティングの採点サイトは無料?
- オンライン上で文法エラーやスペルミスを自動検出してくれる無料の英文添削ツールが複数存在します。語数カウントや初歩的なミス確認には有用ですが、英検特有の観点である「内容」や「論理の整合性」までは正確に判定できないため、過去問の模範解答との突き合わせも必須です。
- Q. ライティング対策に参考書は必要?
- 英検の形式に特化した問題集やライティング専門の参考書を一冊仕上げるのが有効です。出題トピックの傾向(教育・技術・環境など)ごとに背景知識と理由付けのパターンが整理されているため、ゼロから論証を考える時間を短縮できます。
- Q. 指定語数より多く書きすぎると減点?
- 指定語数を多少超えただけで直ちに0点になることはありませんが、解答欄の枠内に収まらなかったり、余計な内容を付け足して論点がぶれたりすると減点の対象になります。上限語数からプラス10語程度までに留めるのが安全です。
- Q. 英検ライティングで使える文法とは?
- 能動態の単純なSVO構文ばかりを並べるのではなく、関係代名詞(which / who)、接続詞(although / because)、無生物主語構文(enable A to do)、現在完了形などを適度に織り交ぜることで、「文法」観点で高得点が狙えます。
2026年10月16日更新・モチタン辞典編集部
関係する文法接続詞の一覧と使い方相関接続詞(not only A but also B等)の使い方群前置詞(because of・due toなど)の使い方
beneficial
detrimental
furthermore
therefore
for instance