「私」はドイツ語で何と言う?

「私」に当たる最も基本的なドイツ語は ich です。文頭以外では小文字で書き、性別や年齢、改まった場面かどうかを問わず、自分自身を指す一人称単数として幅広く使われます。英語の I とは異なり文の途中で大文字にはしない点に注意が必要です。

使い分け

  • ich

    日常会話から改まった場まで、性別や年齢を問わず自分を指す際に使う最も標準的で唯一の基本語です。

    Ich heiße Tanaka.

    私はタナカと申します。

よくある間違い

  • ✕ Gestern habe Ich ein Buch gelesen.

    ○ Gestern habe ich ein Buch gelesen.

    英語の I と違い、ドイツ語の ich は文頭以外では小文字で書きます。

「私」のよくある質問

Q. 「私に」「私を」はどう言いますか?
格変化により形が変わります。「私に(3格)」は mir、「私を(4格)」は mich と言います。例えば「彼は私を手伝う」は手伝う動詞が3格を取るため mir を使います。
Q. 男性と女性で使い分けはありますか?
使い分けはありません。日本語のように「僕」「俺」「あたし」といった区別はなく、話者の性別や年齢に関係なくすべて ich を使って表現します。

ich

意味

  • 代名詞 私わたし
  • 代名詞 僕
ichのイラスト

例文

Kann ich helfen?

私が手伝えますか?

ich verstehe nicht.

私は分かりません。

コアイメージ

話し手自身を指す一点で、文の主語として行為や感情の出発点になる

使い方

  • ich heiße

    私は〜といいます

  • ich komme aus

    私は〜出身です

  • ich verstehe nicht

    私は分かりません

類義語との違い

ich: 話し手自身を指す、文の主語になる一人称単数の代名詞
du: 相手一人を指す、文の主語になる二人称単数の代名詞
er: 男性や男性役を指す、文の主語になる三人称単数の代名詞
sie: 女性や女性役を指す、文の主語になる三人称単数の代名詞
wir: 話し手を含む複数人を指す、文の主語になる一人称複数の代名詞

ドイツ語での定義

Ich bezeichnet die Person, die gerade spricht; es ist das Personalpronomen der 1. Person Singular im Nominativ.

語源

ichは、古高ドイツ語のihから発展し、さらにゲルマン祖語の*ekにさかのぼるもので、英語の I やオランダ語の ik と同根である。

コラム

  • 会話では標準語の「イッヒ」に近い発音が基本だが、北部では「イク」、南部では「イシュ」のように聞こえる変化がよく起きるため、そうした発音差に慣れておくと聞き取りが楽になる

ゲームで覚える・約 1 分

ich をゲームで覚えよう

5 語のクエスト・4択・イラスト・穴埋め

Ich

意味

  • 代名詞 私わたし

例文

Ich lerne Deutsch.

私はドイツ語を学んでいる。

コアイメージ

話し手自身を指し、発話の中心を自分に置くイメージ

ドイツ語での定義

Personalpronomen, mit dem der Sprecher sich selbst bezeichnet.

語源

Ichは、ゲルマン語の共通の祖形に由来し、古高ドイツ語ihから中高ドイツ語ichへ変化した形

コラム

  • 英語の「I」と違い、ドイツ語では文頭以外のichを通常小文字で書く

meinereiner

意味

  • 代名詞 私わたし

例文

Meinereiner hat heute keine Zeit.

私は今日は時間がない。

コアイメージ

自分をひとりの人物として少し離れたところから指すイメージ

ドイツ語での定義

Umgangssprachliche und oft scherzhafte Bezeichnung für die eigene Person.

語源

meinereinerは、meiner einer(私のような者)が縮まった口語表現で、自分を指す形になった

コラム

  • meinereinerはichよりくだけていて、冗談めかした自己紹介や自分語りに使われ、動詞は3人称単数になる

「私」は英語では

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