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韓国語学科がある大学の一覧と選び方
日本国内で韓国語を主専攻として学べる大学は、東京外国語大学や大阪大学などの難関国公立大学から、神田外語大学や関西外国語大学といった私立語学系大学、帝京大学などの総合大学、大阪女学院短期大学などの短大まで幅広く存在します。
本格的な運用能力の習得を目指すなら、一般教養の第二外国語ではなく、週5コマ以上の授業と体系的な留学制度が整った専攻・学科を選ぶことが重要です。
韓国語学科大学の選び方と専攻・教養の違い
大学で韓国語を学ぶ道には、大きく分けて「学科・専攻として深く学ぶ方法」と「一般教養(第二外国語)として選択する方法」の2つがあります。両者の学習環境には大きな開きがあるため、将来韓国語を仕事で使いたい場合や高度な運用能力を身につけたい場合は、カリキュラムの構造を正しく理解した上で大学を選択する必要があります。
専攻カリキュラムと第二外国語カリキュラムの比較
学科や専攻として韓国語を学ぶ場合、1年次から週に5コマから8コマ程度の集中的な授業が組まれます。文法、発音、読解、会話、聴解の各技能をネイティブ講師と日本人教員の両方から学び、2年次修了時点で日常会話や基礎的な学術理解ができる水準に達します。
一方、第二外国語として履修する場合は、週に1コマから2コマ程度にとどまり、基礎文法の習得や旅行会話レベルで修了することが一般的です。
| 項目 | 学科・主専攻として履修 | 第二外国語として履修 |
|---|---|---|
| 週の授業コマ数 | 週5コマ〜8コマ程度 | 週1コマ〜2コマ程度 |
| ネイティブ教員の授業比率 | 高い(会話・作文・討論等) | 一部または文法中心の講義 |
| 卒業時の到達目標 | TOPIK 5級〜6級水準 | TOPIK 2級〜3級水準 |
| 専門科目の内容 | 文学、歴史、社会、翻訳演習など | 初級文法、基礎会話など |
| 長期留学の単位認定 | 専攻単位として広く認定されやすい | 一般教養単位のみ、または認定枠が狭い |
韓国語を道具として専門分野の研究やビジネス交渉を行えるレベルを目指すのであれば、外国語学部やアジア言語学科などの専攻課程が置かれている大学を選ぶことが前提となります。
韓国語では、専門分野として学ぶ主専攻を 전공(チョンゴン・専攻)、副専攻を 부전공(プジョンゴン・副専攻)と呼びます。大学の募集要項やシラバスを確認する際は、該当の言語が単なる履修可能な選択科目なのか、学位に関わる主専攻として設置されているのかを最初に見極める必要があります。
学科・コースの名称による学習領域の違い
大学案内を見ると、「韓国語学科」という直接的な名称のほか、「朝鮮語専攻」「アジア言語学科韓国語コース」「国際文化学部東アジア地域専攻」など、多様な組織名称が使われています。これらの名称によって、4年間の学びの重心が異なります。
- 語学・文学系(韓国語学科・朝鮮語専攻など):発音学、統語論などの言語学研究や、近現代文学、古典文学の読解、翻訳理論など、言葉そのものの深掘りを重視します。
- 地域研究系(東アジア地域研究・国際文化など):韓国の政治、経済、歴史、近隣諸国との外交関係、現代社会論などを広く学び、韓国語はその調査・研究手段として習得します。
- ビジネス・コミュニケーション系(国際コミュニケーション学科など):ビジネス韓国語、通訳実務、観光実務など、実社会での実務的スキルの習得に力点を置きます。
将来どのような進路を志望するかによって、選ぶべき学科系統は変わります。言語そのものの構造や文学に興味があるのか、現代の韓国社会やビジネス動向を調査したいのかを明確にしておくことが大切です。
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全国の韓国語学科のある大学と短大一覧
日本国内で韓国語を専門的に学べる代表的な国公立大学、私立大学、短期大学を地域別に整理しました。全国的にも韓国語を主専攻として履修できる高等教育機関は限られており、地域や設置母体によって教育方針や難易度、研究環境に特色があります。
国公立大学の韓国語・朝鮮語専攻
国公立大学では、伝統的に「朝鮮語」という学術名称を用いる大学が多く、言語学、歴史学、思想史などを深く学べるカリキュラムが整っています。少人数教育が徹底されており、密度の高い指導を受けられる点が特徴です。
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| 大学名 | 学部・学科・専攻名 | 所在地 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 東京外国語大学 | 言語文化学部・国際社会学部 朝鮮語専攻 | 東京都 | 高度な地域研究と高度な語学教育を行う国内有数の研究拠点。 |
| 大阪大学 | 外国語学部 外国語学科 朝鮮語専攻 | 大阪府 | 旧大阪外国語大学の歴史を継承し、語学から文学・文化まで幅広く網羅。 |
| 富山大学 | 人文学部 人文学科 朝鮮言語文化コース | 富山県 | 日本海沿岸の地域的特性を生かし、東アジア交流史とともに朝鮮語を深く探究。 |
これらの国公立大学は、入学試験で大学入学共通テストと個別学力検査(2次試験)の高い総合力が求められます。学術的な研究基盤が非常に強固であり、研究者や専門職、公務員などを目指す学生にも適した環境です。
私立外国語大学・総合大学の韓国語専攻
私立大学では、実践的なコミュニケーション能力の養成や、長期留学をカリキュラムに組み込んだコースが多く見られます。キャンパス内にネイティブ教員や留学生が多く、日常的に韓国語を使える環境づくりに注力しています。
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| 大学名 | 学部・学科・専攻名 | 所在地 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 神田外語大学 | 外国語学部 アジア言語学科 韓国語専攻 | 千葉県 | 自立学習支援施設が充実し、徹底した少人数会話教育と多彩な留学先を確保。 |
| 関西外国語大学 | 外国語学部 英米語学科・国際共生学部等(韓国語履修モデル) | 大阪府 | 英語との2言語同時習得を重視し、世界各国の協定校との交換留学が活発。 |
| 帝京大学 | 外国語学部 外国語学科 韓国語コース | 東京都 | 総合大学の強みを生かし、他分野の専門知識と並行して実践的語学力を養成。 |
| 京都産業大学 | 外国語学部 アジア言語学科 韓国語専攻 | 京都府 | 専攻言語の運用能力向上と文化・社会研究をバランスよく配置した教育体制。 |
私立大学の場合、キャンパス設備、留学時の奨学金制度、就職支援プログラムなどのサポートが手厚い傾向にあります。英語と韓国語の双方を高度に習得させるハイブリッド型の教育を実施している大学も増えています。
短期大学(短大韓国語学科・コース)の選択肢
4年制大学だけでなく、2年間で集中的に韓国語を習得し、早期の就職や4年制大学への編入学を目指せる短期大学の選択肢もあります。
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| 大学名 | 学科・専攻・コース名 | 所在地 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 大阪女学院短期大学 | 英語科(韓国語選択・専門履修) | 大阪府 | 高度な語学教育に定評があり、編入学支援や語学資格取得支援が充実。 |
| 岐阜市立女子短期大学 | 国際文化学科(東アジア文化・語学) | 岐阜県 | 公立短大ならではの学費負担の軽さと、少人数による語学・地域文化教育。 |
短大で韓国語を学ぶ最大の利点は、2年間という限られた期間で集中的に語学力を引き上げられる点です。卒業後は、航空業界や観光業界への早期就職のほか、国公立・私立の4年制大学の3年次編入学試験を受験してさらに学びを深める進路も選べます。
次の疑問首都圏への進学を重点的に検討したい方は、東京で韓国語が学べる大学一覧で各校の学びの特徴を詳しく確認できます。
語学大学韓国語と帝京大学の履修モデル解説
韓国語を専門的に学べる代表的な私立大学のなかでも、外国語専門大学である神田外語大学や関西外国語大学と、総合大学である帝京大学外国語学部では、カリキュラムの進め方や目標設定にそれぞれ異なるアプローチが見られます。教育課程を具体的に把握することで、自身の学びたいスタイルに合致した大学を選べます。
私立語学系大学における学びの特徴
神田外語大学などの外国語系単科大学では、新入生の多くが初級からスタートすることを前提に、発音の基礎から集中的な指導を行います。ハングルの読み書きから母音・子音の発音規則、連音化のルールを体系的に教え込み、早い段階で基礎的な会話を成立させる指導方針が採られています。
授業内では、ペアワークやグループディスカッションが日常的に行われます。教室での学びにとどまらず、学内の語学自習スペースではネイティブスタッフとのフリートークや語学検定対策のサポートが提供されており、日々の生活の中で韓国語に触れる密度が極めて高い点が魅力です。
帝京大学外国語学部における韓国語履修モデル
総合大学である帝京大学の外国語学部では、語学の専門性に加えて、国際関係やビジネス実務、社会科学の知見を横断的に学べる柔軟なカリキュラムが用意されています。
1〜2年次では、韓国語の4技能(話す・聞く・読む・書く)を集中的にトレーニングする基礎科目が配置されます。文法科目に加えて、ネイティブ教員によるオーラルコミュニケーション科目を必修として履修し、基礎的な語彙と表現力を養います。
学内では 출석(チュルソク・出席)や 과제(クァジェ・課題)の提出を通じた継続的な学習管理が行われ、検定試験の目標級取得に向けた指導が行われます。
3〜4年次になると、専門的な演習(ゼミ)に所属し、日韓関係の歴史的検証、韓国のポピュラーカルチャー論、現代韓国社会のジェンダーや雇用問題、ビジネス韓国語など、各自の関心に応じた専門領域を掘り下げます。
総合大学ならではのメリットとして、他学部の経済学、経営学、法学などの科目を履修して幅広い視野を身につけられる点が挙げられます。
単独学部・学科と複合コースの違い
近年では、韓国の言語・文化・社会を総合的・多角的に研究するために、従来の外国語学部内の1専攻という枠組みを超え、韓国単独の学部や学科を新設・改組する動きも見られます。
単独の韓国学科や学部では、教員陣に韓国出身者や韓国地域研究の専門家がより多く配置され、履修できる専門科目の選択肢が大幅に広がります。一方、外国語学部や国際教養学部内のコース制の場合は、主専攻の韓国語に加えて英語の履修が必須化されていることが多く、2つの言語をバランスよく修得できる利点があります。
語学だけを究めたいのか、英語や社会科学との組み合わせで学びたいのかを基準に選択してください。
低年次で語学基礎を固め、高年次で専門ゼミや総合大学の科目を学ぶ流れです。
韓国語で受験できる大学と入試制度の調べ方
大学受験において、外国語の試験科目として英語ではなく「韓国語」を選択できる制度を用意している大学が存在します。幼少期からの学習経験者、帰国生、高校で韓国語を履修した生徒、独学で高度な韓国語力を身につけた受験生にとって、非常に有利な制度となります。
大学入学共通テストにおける韓国語選択
大学入学共通テスト(旧センター試験)では、外国語の出題科目として「英語」「ドイツ語」「フランス語」「中国語」と並んで「韓国語」が正式に選択科目として用意されています。
- 出題範囲:高校の教育課程における韓国語学習指導要領に準拠しており、基礎的な文法、語彙、読解、実用文の読み取りが出題されます。
- 利用条件:国公立大学や私立大学の共通テスト利用入試において、外国語科目として「韓国語」の得点利用を認めている大学・学部で出願可能です。
- 注意点:すべての大学が共通テストの韓国語利用を認めているわけではありません。大学や学部によっては「外国語は英語を指定」「英語必須」と定めている場合があるため、必ず各大学の入学者選抜要項を確認する必要があります。
私立大学の独自入試における外国語選択・総合型選抜
一般選抜の個別学力試験において、独自問題で韓国語を出題する大学は極めて少数ですが、一部の語学系学部や文学系学部で選択を認めている場合があります。より一般的なのは、総合型選抜や学校推薦型選抜における「語学検定取得者向け入試」の活用です。
| 入試種別 | 概要 | 必要な準備と評価基準 |
|---|---|---|
| 共通テスト利用方式 | 共通テストの「韓国語」の得点を利用して合否を判定。 | 共通テスト韓国語の過去問演習、マークシート対策。 |
| 外部検定利用入試 | TOPIKやハングル能力検定の級・スコアを出願要件または加点に活用。 | 出願締切までに指定された等級(TOPIK3級〜5級等)を取得。 |
| 総合型・公募推薦入試 | 韓国語の学習実績、志望理由書、面接、小論文で総合評価。 | 韓国語での自己表現力、明確な大学での研究計画・将来目標。 |
入試に向けた志望理由書では、単に「K-POPやドラマが好き」という動機にとどまらず、大学で何を研究したいのかを論理的に記述することが求められます。韓国語の面接試験が課される場合は、以下のような表現を用いた基本的な受け答えの練習が不可欠です。
한국어와 한국 문화를 깊이 공부하고 싶습니다.
(ハングゴワ ハングク ムヌァルル キピ コンブハゴ シプシミダ / 韓国語と韓国文化を深く勉強したいです。)
最新の日程・料金は実施団体の公式サイトで確認してください。募集要項は大学のウェブサイト上の入試情報ページ(受験生向けポータル)に掲載される「入学者選抜要項」や「学生募集要項」の外国語科目選択欄を必ず確認しましょう。
- 高校指導要領に準拠した文法・語彙の対策マークシート対策や過去問演習を実施
- 志望校・学部が韓国語利用を認めているか確認英語指定や英語必須の大学・学部もあるため注意
- 最新の入学者選抜要項を確認大学ごとの利用条件を事前にチェック
共通テストで韓国語を選択・利用する前に確認すべき必須項目です。

出願や試験で使われる語彙は、受験・入試の韓国語単語でまとめて確認できます。
次の疑問入試で韓国語の活用を考えているなら、共通テスト韓国語の難易度と利用できる大学で出願要件や対策のポイントを整理しておきましょう。
留学制度の充実度と単位認定の実質的な確認点
韓国語学科や専攻を選ぶ受験生にとって、在学中の韓国留学は極めて重要な要素です。しかし、「留学制度がある」という文言だけで大学を判断すると、入学後に思わぬ制約に直面することがあります。留学制度を比較検討する際に確認すべき実質的なポイントを整理しました。
主な留学プログラムの形態
大学が提供する韓国留学プログラムには、主に以下の種類があります。
- 交換留学(協定校留学):日本の大学と協定を結んでいる韓国の大学へ、1学期から1年間派遣される形態。留学先の学費が免除される場合が多く、経済的負担を抑えられます。
- 認定留学(私費留学):学生自身が選んだ韓国の正規大学や語学堂へ留学し、日本の大学の承認を得て籍を置く形態。学費は自己負担となるケースが一般的です。
- 短期研修(語学研修):夏休みや春休みの長期休暇を利用した2〜4週間程度の短期集中型プログラム。単位として認定される場合もあります。
- デュアル・ディグリー制度(複数学位):日本の大学と韓国の提携大学の双方で規定の単位を取得し、修業年限内に両方の大学から学士号を取得する制度。
休学せずに4年間で卒業できるかのチェック
留学を検討する際、もっとも確認しなければならないのは「留学期間が修業年限に含まれるか」および「現地で修得した単位が日本の大学の卒業単位にどれだけ換算されるか」です。
大学によっては、語学堂(大学付属の語学学校)で履修した単位は卒業要件の専門単位として認められず、一般教養の自由選択枠としてしか換算されない場合があります。この場合、1年間留学すると専門科目の履修が不足し、4年間での卒業が難しくなり、1年間の「留年(休学)」を余儀なくされるケースがあります。
一方、語学教育に力を入れている大学では、現地の語学堂や大学学部で取得した科目を専攻の必修・選択単位として柔軟に認定する規程を設けています。これにより、休学することなく4年間で卒業することが可能です。
オープンキャンパスや大学案内で確認する際は、「韓国の語学堂で取得した単位が、専攻単位として何単位まで認められるか」を教職員に直接質問することをおすすめします。
長期・学位取得
- 交換留学(協定校)
- 認定留学(私費)
- デュアル・ディグリー制度
短期派遣
- 短期研修(語学研修)
大学が提供する4つの主要な韓国留学プログラムの分類です。
日本の大学の韓国語学科と韓国正規留学の比較
韓国語を専門的に学びたいと考えたとき、日本の大学の韓国語学科に進学するか、高校卒業後に直接韓国の大学(学部)へ正規留学するかで迷う受験生が増えています。両者には環境、費用、卒業後のキャリア形成においてそれぞれ明確なメリットと留意点があります。
教育環境と日常生活の比較
日本の大学に進学する場合、母国語である日本語で論理的思考力や教養を深めつつ、韓国語の高度な運用能力を積み上げることができます。また、就職活動における日本の採用スケジュールに完全に沿って動けるため、国内大手企業や公務員を目指す際の心理的・実務的負担が少ないのが利点です。
対して、韓国の大学へ直接正規留学する場合、24時間すべての生活環境が韓国語になります。現地の学生と同じ教室で、韓国語による専門分野の講義を受け、レポート提出やプレゼンテーションをこなすため、実践的な語彙力やネイティブに近い感覚を養うことができます。
韓国では学業成績を 학점(ハクチョム・単位/評点)、大学生活全般を 캠퍼스 라이프(ケムポス ライプ・キャンパスライフ)と呼び、現地の競争的な学修環境に身を置くことになります。
| 比較項目 | 日本の大学(韓国語学科・専攻) | 韓国の現地大学(正規学部進学) |
|---|---|---|
| 学問の履修言語 | 日本語による講義+韓国語の訓練 | 全講義・課題・試験が韓国語(一部英語) |
| 語学以外の専門性 | 日本基準の教養・社会科学・文学等 | 韓国の大学基準の専攻分野(経営、メディア等) |
| 生活環境 | 日本国内(留学生・ネイティブと交流) | 現地生活(衣食住すべてが韓国語環境) |
| 就職活動のしやすさ | 日本の就職スケジュールに適合しやすい | 日韓双方の就職活動に対応できるが調整が必要 |
| 必要な自己管理力 | 標準的 | 極めて高い(言語・ビザ・異文化適応) |
進路選択の判断基準
どちらの進路が適しているかは、本人の適性と将来の活動拠点によって決まります。
- 日本の大学が向いている人:日本国内での就職(一般企業、観光、公務員など)を主軸に考えている人、日本語での学問的思考力をしっかり養いたい人、まずは日本で基礎力を固めてから交換留学を経験したい人。
- 韓国正規留学が向いている人:韓国現地での就職や外資系企業を視野に入れている人、自己主張や積極性に自信があり、厳しい学業競争の中でも自律して行動できる人。
どちらを選んだ場合でも、最終的に求められるのは「語学を使ってどのような実務や研究を遂行できるか」という中身の部分です。進路選択の際は、4年後のゴールを見据えて判断してください。
現地での講義や履修にまつわる表現は、大学生活の韓国語単語を参考にしてください。
次の疑問現地への留学に必要な学費や生活費を具体的に把握したいときは、韓国留学の費用と学校の選び方が参考になります。
韓国語学科・専攻の卒業生就職先とキャリア形成
「韓国語学科を卒業しても就職先がないのではないか」という不安を持つ受験生や保護者は少なくありません。しかし実際には、高度な韓国語能力と異文化適応能力を備えた人材は、インバウンド市場、グローバル調達、コンテンツビジネスなど多彩な業界で強く求められています。
主な業界別就職実績
各大学の韓国語専攻・学科の卒業生は、語学力そのものを直接活かす職種だけでなく、語学修得の過程で培ったコミュニケーション能力や論理的思考力を活かして幅広い業界へ進出しています。
- 航空・空港サービス:グランドスタッフ、キャビンアテンダントなど。日韓路線の利用者は非常に多く、韓国語でのスムーズな接客対応ができる人材は重宝されます。
- 旅行・ホテル・観光:旅行会社の企画・手配担当、高級ホテルやリゾート施設のフロント・コンシェルジュ。インバウンド需要の増加に伴い、韓国語ネイティブと対等に交渉・対応できる日本人スタッフの需要が高まっています。
- エンターテインメント・コンテンツ業界:音楽レーベル、映像配信会社、イベント運営会社など。韓国のコンテンツ権利(版権)の買い付け、ファンミーティングの運営、アーティストのアテンドなどで語学力が直接役立ちます。
- 商社・メーカー・貿易:電子部品、化粧品、食品、化学素材などの輸出入業務。韓国企業との日常的な受発注業務、現地工場との連絡調整などを担当します。
- IT・ゲーム業界:韓国発のオンラインゲームやウェブトゥーン(縦スクロール漫画)の日本展開、ローカライズ(翻訳・文化調整)業務、カスタマーサポートのマネジメントなど。
- 教育・通訳・翻訳:公立・私立高校の教員、民間の韓国語教室講師、産業翻訳者など。高い専門性を継続して磨くことで専門職として独立する道もあります。
就職活動で評価される韓国語力と資格の目安
就職活動(韓国語では 취업 활동(チュィオプ ファルトン・就職活動))において、単に「韓国語が話せます」と自己PRするだけでは企業へのアピールとして不十分です。客観的な指標として資格を提示し、実務で使える水準であることを証明する必要があります。
| 目標資格・基準 | 評価される業界・水準 | 実務における活用イメージ |
|---|---|---|
| TOPIK 6級(最上級) | 商社、貿易、エンタメ総合職、通訳・翻訳 | 契約書の読解、ビジネス交渉、専門文書の翻訳業務。 |
| TOPIK 5級 | 航空、ホテル、旅行、ITローカライズ | 外国人顧客へのトラブル対応、現地スタッフとの日常連絡。 |
| TOPIK 4級 | 一般企業のインバウンド対応、販売・接客 | 日常的な接客会話、定型的なメール連絡のやり取り。 |
| ハングル能力検定 準2級〜2級 | 日本国内企業全般(国内基準の正確な文法評価) | 正確な文法・発音知識に基づいた日本語との相互理解。 |
就職活動では、語学力に加えて「韓国語を活用してどのような課題を解決したか」という具体的な行動実績が問われます。在学中に資格取得にとどまらず、現地留学でのプロジェクト経験やインターンシップ、ボランティア活動などに積極的に挑戦することが、将来のキャリアを切り拓く鍵となります。
空港の接客対応やホテルのフロント、旅行企画・手配を担当します。
コンテンツ版権の買い付けやゲーム・漫画の翻訳・ローカライズ業務を行います。
電子部品や化粧品等の輸出入、韓国企業との受発注や現地連絡を担当します。
高校教員、韓国語教室講師、産業翻訳者などの専門職として活躍します。
韓国語専攻の卒業生が語学力や専門性を活かして進出している主な業界です。
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理解度チェック
Q1. 韓国語を主専攻として履修する場合の卒業時の到達目標は?
- TOPIK 2級〜3級水準
- TOPIK 5級〜6級水準
- ハングル能力検定5級水準
- 旅行会話ができる水準
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正解: B. TOPIK 5級〜6級水準
本文の比較表において、主専攻履修の卒業時目標はTOPIK 5級〜6級水準と記載されています。
Q2. 共通テストで韓国語を選択する際の注意点はどれ?
- 全大学で韓国語の利用が認められている
- 英語の試験も必ず同時に受けなければならない
- 大学や学部が英語必須と指定する場合がある
- 高校で履修した生徒以外は出願できない
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正解: C. 大学や学部が英語必須と指定する場合がある
大学や学部によって「英語を指定」「英語必須」と定める場合があるため注意が必要です。
Q3. 留学時に休学せず4年で卒業するために確認すべき点は?
- 現地の語学堂で修得した単位の認定規程
- 留学先大学のキャンパス設備や広さ
- 留学先で提供される奨学金の支給額
- 現地でのアルバイトが許可されているか
答えを見る
正解: A. 現地の語学堂で修得した単位の認定規程
語学堂で取得した単位が専攻単位として何単位まで認められるかの確認が重要とされています。
よくある質問
- Q. 帝京大学韓国語学科は単独で設置されていますか?
- 独立した単独学科ではなく、外国語学部外国語学科の中に韓国語コース(専攻課程)として設置されています。総合大学の利点を活かし、他分野の学問と並行して学べます。
- Q. 短大の韓国語専攻から4年制大学へ編入学できますか?
- 可能です。大阪女学院短期大学などでは国公立・私立大学への3年次編入学実績が多数あります。短大で語学の基礎を固め、さらに専門性を高めるルートとして定着しています。
- Q. 大学入学前にハングルが読めなくても授業についていけますか?
- 多くの大学で初学者向けクラスが用意されており、文字の読み書きや発音から始められます。ただし進度が速いため、入学前に基礎文字を予習しておくと安心です。
- Q. 共通テストの韓国語受験は誰でも選択できますか?
- 出願時に外国語科目として登録すれば誰でも選択可能です。ただし、志望校が韓国語の得点利用を認めているか、入学者選抜要項で事前に必ず確認する必要があります。
- Q. 外国語学部韓国語専攻と国際系学部の違いは何ですか?
- 外国語学部は言語そのものの習得や文学・語学研究に重点を置きます。国際系学部は国際政治や経済などを主領域とし、韓国語は研究手段の1つとして位置づけられます。
2026年10月12日更新・モチタン辞典編集部