モチタン辞典 › 読みもの › 英語の言い方 › 「塾で勉強する」の英語表現・例文

塾で勉強する英語表現と自然な言い回し
「塾で勉強する」は英語で study at a cram school や study at a tutoring center と言います。
日常会話では「勉強する」という動詞を直接使わず、go to cram school(塾に行く)や take tutoring classes(塾の授業を受ける)と表現する方が自然に伝わります。
過去形の「塾で勉強しました」は I studied at a cram school. や I had tutoring. と表せます。
「塾で勉強する」基本英語と日常会話のコツ
「塾で勉強する」をそのまま英語に直訳すると study at a cram school です。場所としての塾を表す前置詞は at を用います。
しかし、英語圏の日常会話では「塾で勉強する」という行為を、単に「塾に行く(通う)」や「個別指導・補習を受ける」と言い換えるのが一般的です。日本語でも「昨日、塾で勉強した」と言う代わりに「昨日、塾に行った」と言うことが多いのと同様です。
自然な会話でよく使われる基本フレーズは以下の通りです。
- go to cram school(塾に行く・通う)
- attend a cram school(塾に通う:やや改まった表現)
- take tutoring classes(塾の授業を受ける)
- have tutoring sessions(個別指導を受ける)
学校名や施設を特定せず、習慣として「塾に通っている」と伝えたい場合は、冠詞なしで go to cram school と言うことも広く行われています。
英語の会話力を基礎から総合的に伸ばしたいときは、英会話の総合ガイドを参考にしてください。
「塾で勉強しました」過去形の自然な言い方
過去の出来事として「塾で勉強しました」と伝える場合、動詞を過去形にします。文脈に合わせて使い分けられる代表的な表現を紹介します。
1. 単純な過去の行動を表す場合
昨日の行動や過去の事実を述べる際は、studied や went to を使います。
- I studied at a cram school yesterday.(昨日、塾で勉強しました。)
- I went to cram school after school.(放課後、塾に行きました[勉強しました]。)
2. 「授業を受けた」「指導を受けた」と言いたい場合
塾の先生から教わったニュアンスを込めたい場合は、動詞 take や have の過去形が適しています。
- I took lessons at a tutoring school.(塾で授業を受けました。)
- I had a tutoring session for two hours.(塾で2時間指導を受けました。)
3. 過去に通っていた経験を述べる場合
高校受験や大学受験のために過去に通っていた経験を話すときは、used to を使うと「かつて通って勉強していた」というニュアンスが出せます。
昨日の行動や過去の事実にはstudiedやwent toを使う
講師から教わった点を強調するならtookやhadを使う
かつて受験対策等で通っていた経験はused toで表す
文脈や伝えたいニュアンスに合わせて動詞を使い分けます。
次の疑問塾ではなく自分の部屋での勉強を伝えたいなら、「家で勉強していました」の英語表現も確認してみてください。
cram schoolのニュアンスと代替表現の比較表
cram はもともと「狭い場所に無理やり詰め込む」という意味の動詞です。そのため cram school は「試験合格のために短期間で知識を詰め込む進学塾」というニュアンスを持ちます。
アジア圏の受験文化を知っている人には問題なく通じますが、欧米圏のネイティブスピーカーには過酷な受験競争を連想させたり、ややネガティブに聞こえたりすることがあります。
塾の種類や伝えたい目的に応じて、以下の表現を使い分けると好印象で正確に伝わります。
| 英語表現 | 日本語のニュアンス | 適した塾のタイプ |
|---|---|---|
| cram school | 詰め込み塾・進学塾 | 難関校受験対策の進学塾 |
| tutoring center | 補習教室・個別学習塾 | 学校の補習・個別指導塾 |
| after-school program | 放課後学習教室 | 小中学生向けの補習・学童学習 |
| exam prep school | 受験予備校・対策校 | 大学受験予備校・各種資格対策塾 |
| private tutoring | 個別指導・個人指導 | 1対1の個別指導塾・家庭教師 |
なお、英語の prep school(preparatory school の略)は、欧米では「名門大学進学を目指す全日制の私立高校・中高一貫校」を指すのが一般的です。
日本の「予備校(高校卒業後の浪人生などが通う校舎)」を指す場合は、exam prep school や preparatory school for university entrance exams と補足すると誤解を防げます。
次の疑問進学塾や補習塾など種類ごとの呼び分けを知りたいときは、「塾」を表す英語表現と使い分けが役立ちます。
前置詞の使い分けルール:atとwithとfor
塾に関する英語を組み立てる際、前置詞の選択で迷う人が多く見られます。結びつく動詞と名詞の関係を整理して覚えましょう。
場所を表すなら at
「塾」という施設・建物の中で勉強していることを示すときは at を使います。
人を相手にするなら with
塾の先生や個別講師に指導してもらっていることを強調する場合は with を用います。
目的を表すなら for
何のための塾なのか目的を添えるときは for を続けます。
- go to cram school for high school entrance exams(高校入試のために塾に行く)
- study at a tutoring school for my finals(定期テストのために塾で勉強する)
at(場所・施設)
- study at a cram school
- take classes at a tutoring center
with(人を相手に)
- study with a tutor
- have a session with my math tutor
for(勉強の目的)
- for high school entrance exams
- for my finals
場所・人・目的のどれを強調するかによって前置詞を選びます。

指導や同伴を表す前置詞の使い分けを深めたいときは、withとwithoutの使い方(英文法)が役立ちます。
次の疑問塾以外の施設や時間帯も前置詞で表現したいなら、場所や時間と組み合わせる勉強の英語表現が参考になります。
自己紹介や日記で使える基本例文5選
学校の英語の授業、ALTとの会話、日記や自己紹介でそのまま使える代表的な例文です。現在形・過去形・進行形を用途に合わせて使い分けましょう。
- I go to cram school three days a week.
(週に3日、塾に通って勉強しています。) - I studied at a cram school until 9 p.m. yesterday.
(昨日は夜9時まで塾で勉強しました。) - I am currently taking math lessons at a tutoring center.
(現在、塾で数学の個別指導を受けています。) - I usually study at a tutoring school after class.
(放課後は普段、塾で勉強しています。) - I will study at cram school this weekend to prepare for the test.
(今週末はテスト対策のために塾で勉強する予定です。)
日頃の学習習慣などを相手に伝える練習には、自己紹介の英会話フレーズが便利です。
場面別の例文:受験・補習・英検対策
「塾で勉強する」「塾で勉強しました」を文脈に応じて具体的に伝える例文集です。
受験勉強の場面
- I studied at a cram school every day to pass the entrance exam.
(入試に合格するため、毎日塾で勉強しました。) - Many Japanese students attend cram schools to prepare for high school exams.
(多くの日本の生徒は高校入試対策のために塾で勉強します。) - I used to take intensive courses at a prep school during summer vacation.
(夏休みの間、予備校の集中講義を受講して勉強していました。)
学校の補習・定期テスト対策の場面
- I had a tutoring session yesterday to review my school lessons.
(学校の復習をするため、昨日塾で指導を受けました。) - I study at an after-school tutoring center to keep up with my classes.
(学校の授業についていくために、放課後塾で勉強しています。) - I went to a tutoring school to prepare for my mid-term exams.
(中間テスト対策のために塾に行って勉強しました。)
英語・英検などの資格対策の場面
- I am studying at an English cram school to prepare for the Eiken test.
(英検対策のために英語専門の塾で勉強しています。) - I took private tutoring lessons to improve my English speaking skills.
(英語のスピーキング力を伸ばすため、個別指導塾で勉強しました。)
外国人に日本の「塾」を1〜2文で説明するフレーズ
欧米には日本のような放課後通う集団学習塾の文化があまり定着していない地域もあります。cram school という単語をそのまま伝えてもピンとこない相手には、補足として以下の説明を添えるとスムーズに理解してもらえます。
一般的な説明
A cram school is an after-school private tutoring school that helps students prepare for entrance examinations.
(塾とは、生徒が入学試験の準備をするのを手助けする放課後の私立学習教室のことです。)
学校の補習塾を説明する場合
In Japan, many students go to after-school tutoring centers to review what they learned at school.
(日本では、学校で習ったことを復習するために多くの生徒が放課後の学習教室に通います。)
受験文化を説明する場合
Many students in Japan attend prep schools after regular classes to get into their target high schools or universities.
(日本の多くの生徒は、志望する高校や大学に入るため、通常の授業の後に予備校や進学塾に通います。)
入試準備を手助けする放課後の私立学習教室と説明する
学校で習った内容を復習するために通う教室と説明する
志望校合格のため通常授業後に通う予備校・進学塾と伝える
相手や伝えたい塾の役割に応じて説明文を使い分けましょう。
よくある間違いと注意すべき文法ポイント
英語で「塾で勉強する」と書く際、間違えやすい文法上の注意点をまとめました。
1. cram を単独で動詞として使う際の意味のずれ
cram は動詞で「一夜漬けで詰め込み勉強をする」という意味になります。I crammed yesterday. と言うと「昨日、試験前の一夜漬け勉強をした」という意味になり、「塾という施設で勉強した」という意味にはなりません。「塾で」と言いたいときは名詞 cram school を使いましょう。
2. 冠詞(a / the)の扱い
具体的な校舎を指すときは a cram school や the cram school と冠詞を付けます。一方で「塾に行く」という習慣・行為全体を表す場合は、go to cram school や go to school のように無冠詞で使われることもあります。
迷った場合は study at a cram school または study at a tutoring center と不定冠詞 a を補うのが正確です。
3. prep school の単独使用
前述の通り、アメリカ英語で prep school とだけ言うと「全日制の私立進学校(高校)」と受け取られます。放課後に通う予備校や塾のつもりで I go to prep school. と言うと、「私立高校に通っている」と勘違いされる可能性があるため、exam prep school や cram school と表現するのが適切です。
注意すべき誤用
- cram単独だと「一夜漬け勉強」の意味になる
- prep school単独だと「全日制の私立高校」と誤解される
正しく伝える表現
- 塾を表すならcram schoolなどの名詞を使う
- 日本の予備校を指すならexam prep schoolと補足する
単語単体と熟語での意味の違いや誤解を防ぐ表現を整理します。
続けて読む
理解度チェック
Q1. 「塾で勉強する」と言う際、場所を表す適切な前置詞はどれ?
- at
- on
- to
- with
答えを見る
正解: A. at
本文では「場所としての塾を表す前置詞は at を用います」と説明されています。
Q2. 欧米で prep school とだけ言うと通常何を指す?
- 名門大学進学を目指す全日制の私立高校など
- 放課後に通う個別指導塾
- 高校卒業後の浪人生が通う予備校
- 一夜漬けで勉強するための施設
答えを見る
正解: A. 名門大学進学を目指す全日制の私立高校など
欧米の prep school は名門大学進学を目指す全日制の私立高校・中高一貫校を指すのが一般的です。
Q3. 動詞 cram を単独で使った文の意味として正しいものは?
- 個別指導の塾に通った
- 試験前の一夜漬け勉強をした
- 塾の授業を2時間受講した
- 全日制の私立高校に進学した
答えを見る
正解: B. 試験前の一夜漬け勉強をした
動詞 cram は「一夜漬けで詰め込み勉強をする」という意味になり、塾で勉強したという意味にはなりません。
英語の言い方は、話して覚えよう。会話アプリ「モチスピ」英語を話して練習できる会話アプリ。話すたびに、発音・文法・自然さをその場で直してもらえます。無料で試す
よくある質問
- Q. 「塾で勉強する」の最も簡単な英語は?
- 最もシンプルで伝わりやすいのは study at a cram school または go to cram school です。日常会話では「塾に行く」という意味の go to cram school がよく使われます。
- Q. 「塾で勉強しました」をALTに伝えるには?
- I studied at a cram school yesterday. や I had tutoring after school. と言えば自然に伝わります。補習なら tutoring を使うとポジティブな響きになります。
- Q. cram school はネイティブに通じますか?
- アジア圏の文化に詳しい人や教育関係者には通じます。ただし馴染みがない人には after-school tutoring school(放課後の学習塾)と言い換えた方が正確に伝わります。
- Q. 個別指導塾は英語で何と言いますか?
- one-on-one tutoring school や private tutoring center と表現します。「個別指導を受ける」は take one-on-one tutoring と言います。
- Q. 予備校と塾の英語の違いは何ですか?
- 小中学生の補習塾は tutoring center、進学塾は cram school、大学受験に特化した予備校は exam prep school と呼び分けるのが自然です。
2026年10月9日更新・モチタン辞典編集部