モチタン辞典 › 読みもの › 英語の言い方 › 「心がける」の英語表現まとめ

心がけるの英語表現と使い分け
日本語の「心がける」に1対1で直訳できる単一の英単語はなく、行動としての努力ならtry toやmake an effort to、頭での意識ならkeep in mind、確実な実行ならmake sure to、習慣化ならmake it a point toと使い分けます。
一目でわかる「心がける」英語の使い分け一覧
日本語の「心がける」は非常に便利な言葉で、「努力して実行する」「頭の片隅で意識する」「忘れないように確認する」「毎日の習慣にする」など、さまざまな意味を含んでいます。英語では、自分がどのニュアンスで「心がけている」のかに応じて動詞や成句を選択する必要があります。
まずは、どの表現を選ぶべきかを判断できる一覧表で全体像を把握しましょう。
表は横にスクロールできます →
| 英語表現 | ニュアンス・意味 | 主な使用場面 | フォーマル度 |
|---|---|---|---|
| try to | 〜しようと努める(最も一般的) | 日常会話全般 | 日常・普通 |
| make an effort to | 自発的に努力して〜する | 日常〜ビジネス | 中立 |
| keep in mind / bear in mind | 頭に留めておく、忘れずに意識する | アドバイス、留意事項 | 中立〜公的 |
| be mindful of | 周囲や配慮事項に気を配る | 健康管理、配慮、環境 | 中立〜やや硬い |
| make sure to | 確実に〜するように手配・確認する | 確認事項、指示、注意喚起 | 日常〜ビジネス |
| make it a point to | 意識して必ず〜するようにしている | 個人の習慣、マイルール | 中立〜ビジネス |
| make it a habit to | 〜することを習慣にしている | 生活習慣、健康管理 | 日常〜中立 |
| strive to | 懸命に〜するよう努める・目指す | 面接、企業理念、公的文書 | フォーマル |
| aim to | 〜することを目指して心がける | 目標設定、事業計画 | 中立〜フォーマル |
大まかな基準として、「実際に行動を起こす努力」であれば try to や make an effort to、「頭の中で忘れずに意識する」のであれば keep in mind や be mindful of、「自分のルールとして定着させる」のであれば make it a point to を選ぶと自然です。
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努力・実行の心がけを表す英語表現
「行動に移すように努める」という意味の「心がける」には、努力の姿勢を直接伝える動詞句を用います。
1. try to(〜するように努める)
最も口語的で、会話で頻繁に使われるのが try to + 動詞の原形 です。「完璧にできるとは限らないが、そうなるように努める」というニュアンスを含みます。
- I try to go to bed before midnight every day.
(毎日、深夜0時前には寝るように心がけています。) - We try to listen carefully to our customers' feedback.
(私たちはお客様のフィードバックに注意深く耳を傾けるよう心がけています。)
2. make an effort to(努力して〜するよう心がける)
try to よりも「意図的にエネルギーを使って努力している」という積極的なニュアンスが強くなる表現です。自分の意志でしっかり努力している姿勢をアピールしたい場面に適しています。
- I make an effort to communicate with my team members daily.
(チームメンバーと毎日コミュニケーションを取るよう心がけています。) - He makes a conscious effort to stay calm under pressure.
(彼はプレッシャーの下でも冷静でいるよう意識的に心がけています。)
副詞の consciously(意識的に)や形容詞の conscious を添えて make a conscious effort to とすると、「無意識ではなく、明確な意志を持って心がけている」というニュアンスを強調できます。
日常的なやり取りの基礎力を底上げしたいときは、英会話の総合ガイドもあわせて確認してみましょう。
意識・配慮の心がけを表す英語表現
具体的な物理的行動というよりも、「忘れないでおく」「配慮する」「頭の片隅に置いておく」という意味での「心がける」には、意識や記憶に関する表現を使います。
1. keep in mind / bear in mind(頭に留めておく)
keep in mind は「常に頭の片隅に意識しておく」という意味の代表格です。bear in mind はイギリス英語ややや改まった文書で好まれます。後ろには名詞、代名詞、または that 節 が続きます。
- I always keep in mind that clarity is essential in technical writing.
(技術文書では簡潔明瞭さが不可欠であることを常に心がけています。) - Please bear in mind that the deadline is next Monday.
(締め切りが来週月曜日であることを心に留めておいてください。)
2. be mindful of(〜に気を配る・配慮を心がける)
be mindful of + 名詞 は、周囲の状況や他人の感情、健康やマナーに対して「配慮を怠らない」「意識を向けて注意する」という意味で用いられます。丁寧で知的な響きを持つ表現です。
- We should be mindful of our spending during this economic downturn.
(この景気後退の局面では、支出に気を配るよう心がけるべきです。) - I try to be mindful of other people's time by keeping meetings short.
(会議を短く保つことで、他人の時間を尊重するよう心がけています。)
自分ひとりの行動目標ではなく、「他者への配慮」や「健康への意識」を話す際にとても相性の良いフレーズです。
次の疑問頭の片隅に留めるだけでなくもっと能動的な感覚を伝えたいときは、「意識する」の英語表現の使い分けも確認してみてください。
習慣化・ルールとしての心がけを表す英語
「〜するように決めている」「自分の習慣として徹底している」という意味の心がけは、ルールや習慣を表す構文を使うのが最も正確です。
1. make it a point to(意識して必ず〜するようにしている)
make it a point to + 動詞の原形 は、自分が重要だと考えているため、あえて意識して必ず行動に移すことを示します。「単に思い出す」のではなく「実践を徹底している」という強い意志が伝わります。
- I make it a point to reply to urgent emails within two hours.
(緊急のメールには2時間以内に返信するよう心がけています。) - She makes it a point to thank her colleagues at the end of each project.
(彼女はプロジェクトの終わりに同僚へ感謝を伝えることを心がけています。)
2. make it a habit to / make it a rule to(習慣・ルールにしている)
make it a habit to は生活習慣として定着していること、make it a rule to は自分に課した厳格な方針として心がけていることを表します。
- I make it a habit to drink a glass of water right after waking up.
(起床後すぐにコップ一杯の水を飲むよう心がけています。) - He makes it a rule never to take work home on weekends.
(彼は週末に仕事を持ち帰らないことを心がけています。)
3. make sure to(確実に〜するよう心がける)
抜け漏れを防ぎ、確実にその状態を達成するように配慮・確認するときは make sure to + 動詞の原形(または make sure that...)を使います。
- I make sure to double-check all documents before submitting them.
(提出前に必ずすべての書類を再確認するよう心がけています。) - Make sure to lock the door when you leave the office.
(オフィスを出るときは確実に鍵を閉めるよう心がけてください。)

ビジネス・面接で使えるフォーマルな心がけ
採用面接の自己PRや、業務目標の設定、社外向け文書などでは、日常会話の try to よりも格調高い語彙を使うことで、プロフェッショナルな姿勢を効果的に示せます。
1. strive to(懸命に努める)
strive to + 動詞の原形 は、目標達成や品質向上のために全力を尽くして努めるという意味を持ちます。企業理念やビジネスでの自己PRに最も適した動詞の1つです。
- We constantly strive to provide the highest quality service to our clients.
(私たちはお客様に最高品質のサービスを提供するよう常に心がけております。) - I strive to stay updated with the latest industry trends.
(常に業界の最新トレンドを把握するよう努めています。)
2. aim to(〜を目指して取り組む)
aim to + 動詞の原形 は、明確な目的意識を持ってそれに向かって心がけるニュアンスを出せます。
- In my daily work, I aim to resolve customer issues on the first contact.
(日常業務において、初回のやり取りでお客様の課題を解決できるよう心がけています。)
3. 面接・自己PRでそのまま使える構文パターン
面接で「日頃から〜を心がけています」とアピールする際は、以下のテンプレートが役立ちます。
【基本テンプレート】
I always strive to [動詞の原形] by [具体的な手段(-ing)].
(〜することによって、常に〜するよう心がけています。)
- I always strive to communicate transparently by sharing regular progress updates with my team.
(進捗状況を定期的にチームと共有することで、透明性のあるコミュニケーションを心がけています。) - I make it a point to anticipate client needs and provide solutions proactively.
(顧客のニーズを先読みし、主体的に解決策を提示するよう心がけています。)
I always strive to communicate transparently by sharing regular progress updates with my team.進捗状況を定期的にチームと共有することで、透明性のあるコミュニケーションを心がけています。
目標と具体的な手段を組み合わせることで面接での説得力を高められます。
仕事や面接で使える実践的な言い回しは、ビジネスの例文集でさらに詳しく学べます。
【日常編】シチュエーション別の心がける例文集
日常生活でよく口にする「心がけていること」を英語で自然に表現できるよう、頻出シチュエーションごとにまとめました。
健康・食生活に関する心がけ
- I try to eat a balanced diet with plenty of vegetables.
(野菜をたくさん取り入れたバランスの良い食事を心がけています。) - I make an effort to exercise for at least 30 minutes three times a week.
(週に3回、最低30分は運動するよう心がけています。) - I'm mindful of my sugar intake these days.
(最近は糖分の摂取量を抑えるよう心がけています。)
片付け・整理整頓に関する心がけ
- I make it a rule to put things back where they belong immediately.
(使ったものはすぐ元の場所に戻すよう心がけています。) - I try to keep my desk clutter-free so that I can focus better.
(集中力を高めるため、机の上を散らかさないよう心がけています。)
運転・安全に関する心がけ
- I always make sure to keep a safe following distance while driving.
(運転中は十分な車間距離を取るよう常に心がけています。) - He tries to avoid looking at his smartphone while walking.
(彼は歩きスマホをしないよう心がけています。)
人間関係・会話に関する心がけ
- I make a conscious effort not to interrupt others when they are speaking.
(相手が話している最中は話を遮らないよう意識して心がけています。) - I try to look at things from the other person's perspective.
(相手の立場に立って物事を見るよう心がけています。)
【ビジネス編】トラブル対応や改善を伝える英語
ビジネスメールでミスの再発防止を誓うときや、業務改善の方針を表明する際にも「心がける」というニュアンスが必要になります。ビジネスシーンでは、あいまいな「努力する」よりも「再発を防ぐ体制や意識」を明確に伝える言葉遣いが求められます。
1. トラブル時の再発防止・改善の表明
- We will make every effort to prevent this from happening again.
(二度とこのような事態が発生しないよう、全力を尽くして心がけます。) - I will take extra care to verify the invoice details before sending.
(今後は送信前に請求書の内容をより一層念入りに確認するよう心がけます。) - We will keep your valuable feedback in mind for future improvements.
(今後の改善に向けて、いただいた貴重なご意見を念頭に置いて心がけます。)
2. 時間管理・納期に関する心がけ
- I make it a point to be punctual for all meetings.
(すべての会議において時間厳守を心がけています。) - I strive to complete tasks well ahead of deadlines.
(締め切りよりも十分余裕を持って業務を完了させるよう心がけています。)
3. 顧客対応・傾聴の心がけ
- Our team is mindful of delivering a smooth customer experience.
(私たちのチームは、円滑な顧客体験を提供するよう配慮を心がけています。) - I make an effort to listen actively and clarify ambiguous points immediately.
(相手の話を能動的に聞き、あいまいな点はその場ですぐ確認するよう心がけています。)
相手に「心がけてください」と伝える英語表現
相手に対して「〜を心がけてください」「意識してください」と依頼や注意を促す場合、直接命令形を使うときつく聞こえることがあります。丁寧さや場面に応じた言い回しを使い分けましょう。
1. 基本の丁寧な依頼:Please make sure to...
業務上の確認事項や必須のルールを守ってほしいときに最も自然な表現です。
- Please make sure to save your work before closing the application.
(アプリを閉じる前に、必ず作業内容を保存するよう心がけてください。) - Please make sure to arrive at the venue 10 minutes early.
(会場には10分前には到着するよう心がけてください。)
2. 配慮や意識を促す:Please be mindful of...
公共マナーや音量、周囲への配慮を促す際、角を立てずに伝えられるスマートな表現です。
- Please be mindful of the noise level in the shared workspace.
(共有ワークスペースでは騒音への配慮を心がけてください。) - Please be mindful of cultural differences when communicating with global teams.
(グローバルチームとやり取りする際は、文化の違いに配慮するよう心がけてください。)
3. 忘れずに念頭に置いてほしいとき:Please keep in mind that...
アドバイスや前提条件を相手の頭に入れておいてほしいときに適しています。
- Please keep in mind that shipping might be delayed due to bad weather.
(悪天候により配送が遅れる可能性があることを念頭に置いておいてください。) - Please bear in mind that this offer is valid for two weeks only.
(本特典は2週間のみ有効であることをご留意ください。)
業務上の確認事項や必須ルールの遵守を依頼する
公共マナーや音量、文化の違いへの配慮を促す
アドバイスや前提条件を相手の頭に入れてもらう
業務の確認、周囲への配慮、前提知識の共有など場面に合わせて使い分けます。
次の疑問相手への配慮を促す依頼全般で失礼のない言い回しを身につけたいなら、丁寧な「ください」の英語表現が役に立ちます。
日本人がやりがちな「心がける」のNG英語
日本語の「心がける」に引きずられて不自然な英語になってしまう代表的な誤用パターンを3つ解説します。
NG 1: 行動を起こす場面で keep in mind を使ってしまう
keep in mind はあくまで「情報や事実を頭に留めておく」ことです。実際の行動や作業を行う努力に対して使うと不自然になります。
- × 不自然:I keep in mind to clean my room every Sunday.
- ○ 自然:I make it a point to clean my room every Sunday.(毎週日曜日に部屋を掃除するよう心がけています。)
- ○ 自然:I try to clean my room every Sunday.
部屋の掃除という実際の行動には、make it a point to や try to を使う必要があります。
NG 2: 努力の熱意を伝えたいのに try to だけを使ってしまう
try to は便利ですが、「試してみるけれど、できるかどうかはわからない」という消極的なニュアンスを含むことがあります。ビジネスの面接や業務改善で try to だけを使うと、責任感や意志の強さが弱く聞こえてしまう恐れがあります。
- 弱い印象:I try to satisfy customers.(顧客を満足させるよう努めます。)
- プロらしい印象:I strive to ensure total customer satisfaction.(顧客の完全な満足を達成するよう徹底して努めます。)
NG 3: 目的語の型(to 不定詞 vs 前置詞 of)の混同
フレーズによって後ろに続く文法パターンが決まっています。型を混ぜてしまわないよう整理しておきましょう。
| 表現 | 後ろに続く形 | 正解の例文 |
|---|---|---|
| try / strive / aim | to + 動詞の原形 | I strive to improve daily. |
| make an effort | to + 動詞の原形 | We make an effort to communicate. |
| make it a point | to + 動詞の原形 | I make it a point to listen. |
| be mindful | of + 名詞 / 動名詞 | Be mindful of your tone. |
| keep in mind | that 節 / 名詞 | Keep in mind that rules apply. |
理解度チェック
Q1. 他者への配慮や健康管理など「気を配る」を表す表現は?
- strive to
- be mindful of
- make sure to
- aim to
答えを見る
正解: B. be mindful of
be mindful ofは周囲の状況や他人の感情、健康やマナーに気を配る意味で用いられます。
Q2. 「自発的に努力する」を強調したい時に適した表現は?
答えを見る
正解: C. make an effort to
make an effort toは、try toより意図的にエネルギーを使って努力する姿勢を表せます。
Q3. 面接等で「全力を尽くして努める」姿勢を示すのに適した英文は?
- I keep in mind to clean the desk.
- I strive to provide quality service.
- I try to work hard maybe.
- I be mindful to achieve goals.
答えを見る
正解: B. I strive to provide quality service.
strive toは目標達成や品質向上に全力を尽くす意味で、面接や自己PRに適しています。
よくある質問
- Q. 「心がける」は英語で一言で何と言いますか?
- 単一の英単語はなく、行動の努力ならtry toやmake an effort to、記憶・意識ならkeep in mind、習慣ならmake it a point toを文脈に合わせて使い分けます。
- Q. try toとmake an effort toの違いは?
- try toは日常会話で広く使われる「〜しようとする」表現です。make an effort toは自発的・意識的にエネルギーを注いで努力しているニュアンスがより明確になります。
- Q. 面接の自己PRで「心がける」はどう言えばいい?
- フォーマルで意欲が伝わるstrive toや、習慣的実践を示すmake it a point toが適しています。「I strive to... by -ing」の型を使うと具体的にアピールできます。
- Q. 「相手に心がけてほしい」と丁寧に伝えるには?
- 行動を確実に促すなら「Please make sure to...」、マナーや他者への配慮を促すなら「Please be mindful of...」を使うと角が立たず誠実に伝わります。
- Q. mindfulとkeep in mindの使い分けは?
- keep in mindは特定の事実や条件を「忘れないでおく」ニュアンスで使われます。一方be mindful ofは他者の感情や周囲の環境などに対して「気を配る・配慮する」ニュアンスで使われます。
2026年9月30日更新・モチタン辞典編集部