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「こちらへどうぞ」の英語表現!場面別の使い分けと接客マナー
英語で「こちらへどうぞ」と案内したいときは、最も標準的なThis way, please.を使えば間違いありません。より丁寧で洗練された印象を与えたいホテルや飲食店ならRight this way, please.、自分が前を歩いて案内するならPlease follow me.が適しています。
場面に応じた正しい使い分けと、相手に好印象を与える所作を身につけましょう。

結論!「こちらへどうぞ」の基本英語フレーズ3選
英語で「こちらへどうぞ」を意味する表現は複数ありますが、日常会話から接客、ビジネスまで幅広く使える基本は以下の3つです。迷ったときはこの中から状況に合ったものを選びましょう。
1. This way, please.(最も標準的で使いやすい表現)
発音の目安:ディス・ウェイ・プリーズ
道順や進む方向を示す最も一般的で万能なフレーズです。This way(こちらの方角・道)にpleaseを添えることで、丁寧にお客様や来客を誘導できます。飲食店、ショップ、オフィスなど、あらゆる場所で使えます。
- This way, please.(こちらへどうぞ。)
- Your table is this way, please.(お席はこちらでございます、どうぞ。)
2. Right this way, please.(丁寧で洗練された響きの表現)
発音の目安:ライト・ディス・ウェイ・プリーズ
頭に付いたRightは「まっすぐ」「まさに」と方向を強調する副詞で、「こちらへまっすぐお進みください」「こちらの席へすぐにご案内します」といった流れるようなニュアンスを生みます。
ホテル、高級レストラン、丁寧なビジネスシーンで非常によく好まれる上品な言い回しです。
- Right this way, please.(こちらへどうぞ。)
- Follow me, right this way, please.(私についてこちらへどうぞ。)
3. Please follow me.(自分が先導して歩くときの表現)
発音の目安:プリーズ・フォロー・ミー
「私の後ろについて来てください」という意味で、広い店内やオフィスの奥にある会議室など、案内係が前を歩いて誘導する際に最適です。
注意点として、Follow me.と単体で言うと「ついて来い」という命令口調に聞こえるため、接客やビジネスでは必ずPleaseを前か後ろに付けます。
- Please follow me. I will show you to your room.(私についてお越しください。お部屋へご案内いたします。)
- Follow me, please.(こちらへついていらしてください。)
This way, please.
- 道順を示す最も標準的・万能な表現
- 飲食店やオフィスなどあらゆる場所で可
- 迷ったときの基本フレーズ
Right this way, please.
- Rightで方向を強調し丁寧で洗練
- 「すぐにご案内します」という上品な響き
- ホテルや高級店、丁寧なビジネス向け
Please follow me.
- 「私の後ろについて来てください」の意
- 案内係が前を歩いて誘導するときに最適
- 単体だと命令調なのでPleaseが必須
状況や案内の立ち位置に応じて3つのフレーズを使い分けましょう。
動作別の使い分け!先導・先譲り・呼び寄せの比較表
「こちらへどうぞ」と言いたいとき、自分がどのような動きをとっているかによって最適な英語フレーズは異なります。前を歩いて先導するのか、相手を先に通すのか、その場で招き寄せるのかを整理して使い分けましょう。
| 案内する動作 | おすすめの英語フレーズ | ニュアンスと使われる主な場面 |
|---|---|---|
| 前を歩いて先導する | Please follow me. / This way, please. | 相手の前を歩いて目的の場所まで道案内するとき |
| 少し離れた場所から手招く | Please come this way. | 「こちらへお越しください」と自分のいる場所へ寄せる |
| ホテル・上品な接客で案内する | Right this way, please. | 「どうぞこちらへ」とスムーズに席や部屋へ誘導する |
| 相手に先を譲って通す | After you. | ドア、エレベーター、狭い通路で相手を先に行かせる |
| 窓口・レジへ呼び寄せる | Next, please. / I can help you over here. | 並んでいるお客様を自分のカウンターへ誘導する |
| 席に座るよう促す | Please have a seat. / Please take a seat. | 席に到着した後、「どうぞお座りください」と勧める |
特に重要なのは、相手を先に通す場面でThis way, please.と言ってしまうミスです。自分が先に立たず相手に道を譲る場合は、After you.(お先にどうぞ)を使います。
次の疑問場所の案内だけでなく物を手渡す場面の表現も知りたい方は、「はいどうぞ」の英語表現の使い分けも確認してみてください。
飲食店・店舗の接客で使える誘導英語フレーズ
カフェ、レストラン、アパレルショップなどの接客で、入店から席への誘導、着席を促すまでの各ステップで役立つ実践表現です。
入店時の人数確認と案内開始
お客様を席へご案内する前のワンクッションとして、人数を確認して案内を始めます。
- For two? Right this way, please.(2名様ですね。こちらへどうぞ。)
- A table for three? Please follow me.(3名様用のお席ですね。こちらへついていらしてください。)
- Your table is ready. This way, please.(お席の準備が整いました。こちらへどうぞ。)
満席の案内と空席待ちの案内
満席の際、待合スペースでお待ちいただくときも「こちらへどうぞ」の表現が活躍します。
- We are fully booked right now. Please wait here.(ただいま満席でございます。こちらでお待ちください。)
- Could you please wait in this area?(こちらのエリアでお待ちいただけますか?)
席に到着した後に着席を促す
席の前まで案内した後は、「こちらへお座りください」と一声添えるのが親切です。Sit down.は犬への命令やお説教のように聞こえる恐れがあるため避け、have a seatを用います。
- Here is your table. Please have a seat.(こちらがお席でございます。どうぞお座りください。)
- Please take any seat you like.(お好きな席へどうぞ。)
- Make yourself comfortable.(どうぞごゆっくりお過ごしください。)
For two? Right this way, please.と誘導開始
満席時はPlease wait here.等で待機を依頼
This way, please.などで席まで先導する
Please have a seat.とお掛けいただくよう勧める
入店確認から着席を促すまでの一連の流れと使えるフレーズです。
ビジネス・オフィスでの来客案内英語フレーズ
オフィスの受付、エレベーターホール、会議室や応接室への誘導では、よりフォーマルで丁寧な表現が求められます。
受付から応接室・会議室への案内
来社された取引先や顧客に対して、目的の部屋へ案内する際の基本表現です。
- Thank you for coming. Please follow me to the conference room.(ご来社ありがとうございます。会議室へご案内いたしますので、どうぞついてお越しください。)
- Mr. Smith is expecting you. Right this way, please.(スミスがお待ちしております。こちらへどうぞ。)
- I will show you to the meeting room. This way, please.(会議室へご案内いたします。こちらへどうぞ。)
show you to 〜は「〜へ案内する」という意味の非常に上品なビジネス英語表現です。
エレベーターや階段での案内
エレベーターに乗る際、相手を先に通すか自分が先に乗って操作するかでフレーズが変わります。
- After you, please.(どうぞお先にお乗りください。)
- Let me hold the door for you. Please come in.(ドアを押さえております。どうぞお入りください。)
- We are going up to the 5th floor.(5階へ参ります。)
会議室に到着したとき
部屋に入った後、相手に席を勧めたり担当者を待つよう伝えたりします。
- Please come in and have a seat.(どうぞお入りになって、お掛けください。)
- Please make yourself comfortable. Our director will be with you shortly.(どうぞお掛けになってお待ちください。担当責任者がまもなく参ります。)
- May I take your coat?(コートをお預かりいたしましょうか?)

レジや窓口でお客様を呼ぶときの英語表現
ショップのレジ、ホテルのフロント、銀行や役所の窓口などで、列に並んでいるお客様を誘導する際の英語表現です。
次のお客様を窓口へ招く
自分のカウンターが空いたときに発する表現です。声のトーンを明るく上げると好印象になります。
- Next, please!(次の方どうぞ!)
- Next in line, please!(列でお待ちの次の方、どうぞ!)
- I can help the next guest here.(次のお客様、こちらの窓口へどうぞ。)
- I can take the next person right over here.(次のお客様、こちらのレジで承ります。)
空いている別のレジ・窓口へ誘導する
別のスタッフのレジが空いたときや、列を分けたいときに使えるフレーズです。
- Please go to register number two.(2番レジへどうぞ。)
- We can help you at the counter on the left.(左側のカウンターでご案内できます。)
- Please step this way.(こちらへ1歩お進みください。)
店舗やカウンターで使える表現を増やしたいときは、接客・サービスの英単語も役立ちます。
次の疑問窓口でお客様を迎えた後の会計対応に不安があるなら、支払い方法の英語表現と会計フレーズもあわせて覚えておくと安心です。
一連の流れがわかる会話スクリプト【飲食店・ビジネス】
入店・来客から席に着くまでの一連の会話スクリプトです。単語単体ではなく前後の文脈で覚えることで、現場でスムーズに言葉が出てくるようになります。
ロールプレイ1:レストランでの来店案内
店員:Good evening! Welcome to Cafe Mocha. Do you have a reservation?(こんばんは!カフェ・モカへようこそ。
ご予約はございますか?)
客:No, we don't. We need a table for two.(いいえ、取っていません。
2人ですが入れますか?)
店員:Certainly. Right this way, please.(かしこまりました。こちらへどうぞ。)
店員:Watch your step here. Here is your table by the window. Please have a seat.(お足元にお気をつけください。
こちら窓際のお席でございます。どうぞお掛けください。)
客:Thank you.(ありがとう。)
店員:Here are the menus. I will take your order when you are ready.(こちらメニューでございます。決まりましたらご注文を承ります。)
ロールプレイ2:オフィス受付での来客誘導
受付:Good morning. How may I help you?(おはようございます。どのようなご用件でしょうか?)
来客:Good morning. I have an appointment with Ms. Sato at 10:00.(おはようございます。
10時に佐藤様と約束をいただいております。)
受付:Thank you, Mr. Clark. We have been expecting you. Please follow me to Room A.(ありがとうございます、クラーク様。
お待ちしておりました。会議室Aへご案内いたしますのでついていらしてください。)
(エレベーター前にて)
受付:After you, please. We are going to the 3rd floor.(お先にどうぞ。
3階へ上がります。)
(会議室前にて)
受付:Here we are. Please have a seat. Ms. Sato will be right with you.(到着いたしました。
どうぞお掛けになってお待ちください。佐藤がすぐに参ります。)
会話全体の流れややり取りの基礎を押さえたいときは、英会話の総合ガイドも参考にしてみてください。
案内に添える気配り・クッション英語フレーズ集
案内フレーズの合間に気配りの一言を添えるだけで、親切で温かみのある接客になります。よく使う表現をまとめました。
移動中の安全に配慮する言葉
段差や滑りやすい床がある場所を通るときに必ず添えたい表現です。
- Watch your step, please.(足元にお気をつけください。)
- Mind your step.(お足元にご注意ください。※イギリス英語で頻出)
- Watch your head.(頭上にお気をつけください。)
お待たせしたときの言葉
案内までにお客様を待たせてしまった場合の必須フレーズです。I am sorry to keep you waiting.よりも、感謝を伝えるThank you for waiting.が英語圏では好まれます。
- Thank you for waiting. Right this way, please.(大変お待たせいたしました。こちらへどうぞ。)
- Thank you for your patience.(お待ちいただき誠にありがとうございます。)
荷物や上着に対する言葉
- Let me help you with your luggage.(お荷物をお持ちいたしましょう。)
- You can place your bag in the basket under the table.(お荷物はテーブルの下のカゴへお入れください。)
移動中の安全配慮
- Watch your step, please.
- Mind your step.
- Watch your head.
待たせたときの感謝
- Thank you for waiting.
- Thank you for your patience.
荷物への配慮
- 荷物を持つ声かけ
- 荷物カゴへの案内
状況に合わせて安全への配慮や感謝の一言を案内文に添えましょう。
やってはいけないNG表現と案内時のジェスチャーマナー
言葉の選び方だけでなく、発音のトーンや手の動かし方にも国際的なマナーがあります。悪気はなくても失礼に受け取られやすいNG例を把握しておきましょう。
やってはいけないNG英語表現
- 「Please!」とだけ叫ぶ:単に「どうぞ!」と言いたいあまりPlease!だけを口にするのは不自然です。「何か懇願している」ように聞こえるか、ぶっきらぼうな指示に聞こえてしまいます。必ずThis way, please.のように文で伝えます。
- 「Follow me!」を強く言う:命令形のFollow me!は、上官が部下に「ついて来い!」と指示するような強さを含みます。接客やビジネスでは必ずPlease follow me.と言いましょう。
- 「Come here.」と呼ぶ:Come here.は親が子どもを呼んだり、ペットを呼び寄せたりするときの砕けた命令表現です。大人の客に対して使うのは極めて失礼にあたります。「こちらへどうぞ」と呼ぶときはPlease come this way.を用います。
- 語尾を急激に下げるぶっきらぼうなトーン:英語はイントネーションが重要です。This way, please.の語尾を低く強く落とすと「早くこちらへ来てください」という威圧感を与えます。語尾を柔らかく少し上げる意識で、笑顔で発声しましょう。
案内時の正しい手のジェスチャーマナー
英語がとっさに出てこない場面でも、正しい所作をしていれば誠意は伝わります。
- 指差し(ポインティング)は厳禁:人差し指1本で方向や席を指す行為は、多くの国で失礼・下品な仕草と見なされます。
- 手のひらを上に向けて方向を示す:案内する方向を示すときは、親指を少し添え、指を揃えて「手のひらを斜め上」に向けながら体全体で方向を示します。これはホテルや航空会社の国際標準マナーです。
- 手招き(おいでおいで)をしない:手のひらを下に向けて手首を曲げる日本式の手招きは、欧米では「あっちへ行け(シッシッ)」という追い払いの動作に見えることがあります。また手のひらを上に向けて指をクイクイ曲げる手招きは挑発行為になるため絶対にやめましょう。
単語だけ叫ぶと懇願やぶっきらぼうな指示に聞こえる
命令口調に聞こえるため必ずPleaseを添える
子どもやペットを呼ぶ表現のため大人のお客様には失礼
指差しは厳禁。手のひらを斜め上に向けて方向を示す
悪気はなくても失礼になりやすい言葉遣いやジェスチャーの注意点です。
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理解度チェック
Q1. エレベーター等で相手に先を譲る際、最も適切な表現は?
- This way, please.
- After you.
- Please come this way.
- Follow me.
答えを見る
正解: B. After you.
相手に道を譲って先を通す場面では、This wayではなくAfter you.を使います。
Q2. 席に着くよう促す際、接客で避けるべきとされる表現は?
- Please have a seat.
- Sit down.
- Please take a seat.
- Make yourself comfortable.
答えを見る
正解: B. Sit down.
Sit down.は命令やお説教のように聞こえる恐れがあるため避け、have a seatを用います。
Q3. 案内時に方向を示す手のジェスチャーとして適切なものは?
- 人差し指で方向を指し示す
- 手のひらを下に向けて手招きする
- 手のひらを斜め上に向けて示す
- 指をクイクイ曲げて呼び寄せる
答えを見る
正解: C. 手のひらを斜め上に向けて示す
指差しや手招きは失礼にあたり、指を揃えて手のひらを斜め上に向けて示すのが国際標準です。
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よくある質問
- Q. 「This way」だけで案内するのは失礼ですか?
- 親しい友人同士なら問題ありませんが、接客やビジネスではぶっきらぼうで不躾な印象を与えます。必ず後ろにpleaseを付けてThis way, please.とするか、Right this way, please.と丁寧に表現しましょう。
- Q. 「Here you are.」は「こちらへどうぞ」に使えますか?
- 使えません。Here you are.は物を手渡すときの「どうぞ(お受け取りください)」という意味です。人を進むべき方向や席へ案内する際には使えないため、This way, please.を使いましょう。
- Q. 「Please come here.」と言ってはいけませんか?
- 間違いではありませんが、here(ここ)はピンポイントな場所を指すためやや直接的で指示的に聞こえます。「こちらの方へお越しください」と品良く伝えるにはPlease come this way.が自然です。
- Q. ドアで相手を先に行かせる時の「どうぞ」は何と言いますか?
- After you.(お先にどうぞ)を使います。「あなたの後に行きます」という謙虚な気配りの表現で、エレベーターや出入り口で道を譲る際の最も自然な定番フレーズです。
- Q. 飲食店で「お好きな席へどうぞ」は何と言いますか?
- Please take any seat you like.やPlease sit wherever you like.と言います。空いている席を自由に選んでほしいときに大変便利な表現です。
2026年9月30日更新・モチタン辞典編集部
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