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してもらうを英語で言う表現3選

してもらうを英語で言う表現3選

英語で「〜してもらう」を表現するときは、ask someone to do(頼んで〜してもらう)、have someone do(当然のこととして〜してもらう)、get someone to do(説得して〜してもらう)の3つを用います。

日本語の恩恵のニュアンスを直訳して受動態にするのではなく、誰が誰に働きかけてその動作をさせたのかという主客関係を整理して文を組み立てます。

してもらうを表す3大表現の一覧

日本語の「〜してもらう」は相手の行為から恩恵を受けることを幅広く指しますが、英語では「どのようにその行為に至ったか」によって動詞を明確に使い分けます。日常会話からビジネスまで使われる主要な3表現は次の通りです。

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表現後ろに続く形ニュアンス適した場面
ask someone to do人 + to 不定詞頼んで〜してもらう日常会話全般・丁寧な依頼
have someone do人 + 動詞の原形職務・対価として当然やってもらう業者・部下・専門職への依頼
get someone to do人 + to 不定詞説得・努力して〜してもらう頼み込んで引き受けてもらう場面

初級者が最も迷いやすい動詞の後ろの形について、have は動詞の原形(原形不定詞)をとり、ask と get は to 不定詞をとるという明確な規則があります。

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ask 人 to doの使い方と例文

ask someone to do は、相手に頼んで何かをしてもらう場合の最も標準的で自然な表現です。上下関係や強制力がなく、相手への敬意や遠慮を含んだ一般的なやり取りに適しています。

過去に「〜してもらった」と第三者に報告する場合は、動詞を過去形にして I asked someone to do とします。

日常の例文

I asked my coworker to check the document.
同僚に書類を確認してもらいました。

She asked her friend to pick her up at the station.
彼女は友達に駅まで車で迎えに来てもらいました。

We asked the waiter to take our photo.
店員さんに写真を撮ってもらいました。

相手に頼んで快く引き受けてもらった状況全般を無理なく表現できるため、表現に迷ったときはまず ask を使うと誤解を避けられます。

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次の疑問頼まれた側を主語にして「〜するよう頼まれた」と表したいときは、be+過去分詞+to不定詞の用法を確認すると受動構文の組み立てが分かります。

have 人 doの使い方と例文

have someone do は、相手に何かをしてもらうことが当然の職務である場合や、費用を支払ってサービスを受ける場合に使います。相手がその役割を担っているため、「頼み込む」という心理的な抵抗がなく行われる行為を指します。

この構文では、目的語の後に to を置かず、動詞の原形を配置します。

職務や業務に関する例文

I had the technician repair my computer.
技術者にパソコンを修理してもらいました。

The manager had his assistant arrange the meeting.
部長はアシスタントに会議の手配をしてもらいました。

I had the plumber fix the water leak.
配管工に水漏れを直してもらいました。

相手が業務として行うことに対して使う構文であるため、同等以上の同僚や友人に私的な頼み事をする際に使うと、「上から目線で指示してやらせた」という傲慢な響きを与える可能性がある点に留意が必要です。

have 人 do の文構造
主語+had+the technician+repair my computer

I had the technician repair my computer.技術者にパソコンを修理してもらいました。

have の後ろは to を置かず動詞の原形を配置します。

get 人 to doの使い方と例文

get someone to do は、相手を説得したり、お願いしたり、根気よく働きかけたりして、最終的に「〜してもらう」に至った状況を表します。最初は相手が乗り気でなかったり、少なからず手間がかかったりしたニュアンスが含まれます。

have とは異なり、動詞の前には必ず to を置きます。

説得や努力を伴う例文

I finally got my brother to clean his room.
ようやく弟に部屋を掃除してもらいました。

We got the client to agree to the new terms.
クライアントを説得して新しい条件に同意してもらいました。

I got an expert to look at the contract.
専門家にお願いして契約書に目を通してもらいました。

何かを達成するために努力して相手を動かしたプロセスを伝えたい場合に適しています。

get 人 to do の文構造
主語+got+the client+to agree to the new terms

We got the client to agree to the new terms.クライアントを説得して新しい条件に同意してもらいました。

get の後ろには to 不定詞を置く点に注意しましょう。

「〜してもらう」の英語表現のイメージ

物+過去分詞でサービスを受ける構文

日常会話で非常に多い「髪を切ってもらった」「車を修理してもらった」のように、専門家に依頼して自分の持ち物や身体に何かを施してもらった場合は、「have / get + 物 + 過去分詞」の構文を使います。

動作をする人(美容師や修理業者)を主語に置くのではなく、「対象となる物」を目的語にし、その物が「どうされたか」を過去分詞で後ろから説明します。

日本語正しい英語構文避けるべき不自然な表現
髪を切ってもらったI had my hair cut.I cut my hair.(自分で切った意味になる)
車を修理してもらったI got my car repaired.I was repaired my car.(文法破綻)
荷物を届けてもらったI had the package delivered.The package was delivered to me by someone.(回りくどい)

cut の過去分詞は cut のまま同形です。have は落ち着いた客観的な表現、get は口語的でくだけた響きを持ちます。どちらも日常会話で非常によく使われます。

不定詞と分詞の使い分けに迷う場合は、不定詞と分詞の使い分け方で基本ルールを確認できます。

受動態を使ってしまう間違いの是正

日本語の「〜してもらう」という言葉につられて、英語の受動態(be + 過去分詞)を使ってしまう誤りが頻発します。受動態は「〜される」という被害や客観的事実を表す構文であり、相手から恩恵を受けたことを表す文構造ではありません。

よくある間違いと正しい書き換え

誤り:I was checked my report by my boss.(直訳的な受動態の誤用)
正:I had my boss check my report. または I asked my boss to check my report.
上司に報告書を確認してもらいました。

誤り:I was taught English by him.(不自然ではないが「教えられた」という受身が強い)
正:I had him teach me English. または He kindly taught me English.
彼に英語を教えてもらいました。

英語では「誰が動作をしたのか(能動)」を中心に考えます。自分が相手に頼んで行為を引き出した場合は、自分が主語の使役構文にするか、相手を主語にして He helped me や He kindly checked... のように能動態で表現するのが自然です。

受動態の誤用と自然な能動表現

直訳的な誤り(受動態)

  • I was checked my report by my boss.
  • 受動態は「〜される」という被害や事実を表す
  • 恩恵を受けた文構造にならない

自然な表現(使役・能動)

  • I had my boss check my report.
  • I asked my boss to check my report.
  • 誰が動作をしたか(能動)を中心に表現する

「〜してもらう」は受動態ではなく能動構文で表します。

手伝ってもらうニュアンスを表す構文は、help 人 (to) doの使い方(英文法)で詳しく解説しています。

原形不定詞とto不定詞の規則整理表

「〜してもらう」構文における動詞の接続規則を整理します。目的語(〜してもらう相手や物)が人か物かによって、後ろに来る形が厳密に決まっています。

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動詞目的語が「人」のとき目的語が「物」のとき意味合い
askask 人 to do(to不定詞)—頼んで〜してもらう
havehave 人 do(動詞の原形)have 物 done(過去分詞)職務・対価として〜してもらう
getget 人 to do(to不定詞)get 物 done(過去分詞)働きかけて〜してもらう

目的語が「物」の場合は、物が自ら動作を行わず「動作を受ける側」になるため、have も get も過去分詞をとります。目的語が「人」の場合は、have だけが原形不定詞をとり、ask と get は to 不定詞をとる点が最大の識別ポイントです。

報告する文と依頼する文の区別

「第三者に『〜してもらった』と報告する文」と、「相手に対して直接『〜してもらえますか』と頼む文」は、文構造が根本から異なります。この2つを混同しないことが重要です。

第三者に事実を伝える文(使役・過去報告)

過去に誰かに何かをしてもらった事実を別の誰かに話すときは、平叙文を使います。

I asked John to send the file.
ジョンにファイルを送ってもらいました。

I had the doctor examine my shoulder.
医師に肩を診てもらいました。

相手にその場で頼む文(直接依頼)

目の前の相手に「〜してもらえますか」と依頼する場合は、使役動詞ではなく助動詞を用いた疑問文を使います。

Could you please send me the file?
ファイルを送っていただけますか。

Would you mind looking at this draft?
この下書きを見ていただけないでしょうか。

相手に頼む際に I want to have you do this. のように使役動詞を直接ぶつけると命令的に響くため、依頼表現の定型フレーズを用います。

過去報告と直接依頼の違い

第三者に伝える文(報告)

  • 過去にしてもらった事実を話す平叙文
  • I asked John to send the file.
  • I had the doctor examine my shoulder.

その場で頼む文(直接依頼)

  • 目の前の相手に依頼する助動詞の疑問文
  • Could you please send me the file?
  • 使役動詞を直接ぶつけると命令的に響く

第三者への報告と相手への直接依頼では文構造が異なります。

相手に何かをしてほしい気持ちを伝える表現は、want 人 to doの使い方(英文法)で学べます。

職場でそのまま使える実践例文10選

日常会話やビジネスの現場でそのまま活用できる、「〜してもらう」「〜してもらった」の実践例文です。

  1. I asked my supervisor to review the proposal.
    上司に企画書に目を通してもらいました。
  2. We had an outside agency design the new logo.
    外部の代理店に新しいロゴをデザインしてもらいました。
  3. Could you have IT look at this software error?
    IT部門にこのソフトウェアのエラーを見てもらえますか。
  4. I got the legal team to approve the contract yesterday.
    昨日、法務チームに契約書を承認してもらいました。
  5. I need to have my passport renewed before the trip.
    旅行の前にパスポートを更新してもらわなければなりません。
  6. She asked her colleague to cover her shift tomorrow.
    彼女は同僚に明日のシフトを代わってもらいました。
  7. We had the catering service prepare lunch for the guests.
    ケータリング業者に来客用の昼食を用意してもらいました。
  8. I finally got him to understand our point of view.
    ようやく彼に私たちの見解を理解してもらいました。
  9. I had my teeth cleaned at the clinic this morning.
    今朝、クリニックで歯をクリーニングしてもらいました。
  10. I asked my neighbor to water my plants while I was away.
    留守の間、隣人に植物の水やりをしてもらいました。

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理解度チェック

Q1. 相手を説得や努力して何かをしてもらう際に適した表現は?

  1. get 人 to do
  2. have 人 do
  3. ask 人 do
  4. have 物 to do
答えを見る

正解: A. get 人 to do
本文では、説得や努力・根気強い働きかけによって「〜してもらう」場合は get 人 to do を使うと説明されています。

Q2. 「技術者にパソコンを修理してもらった」を表す正しい英文は?

  1. I had the technician repair my computer.
  2. I had the technician to repair my computer.
  3. I got the technician repair my computer.
  4. I was repaired my computer by the technician.
答えを見る

正解: A. I had the technician repair my computer.
have は目的語に「人」が来るとき動詞の原形をとるため、repair と原形になっている文が文法的に正しく本文の例文とも一致します。

Q3. 「車を修理してもらった」のように物を目的語にする構文は?

  1. have / get + 物 + 過去分詞
  2. have / get + 物 + 原形不定詞
  3. have / get + 物 + to 不定詞
  4. be + 過去分詞 + 物
答えを見る

正解: A. have / get + 物 + 過去分詞
専門家に依頼して持ち物などに何かを施してもらう場合は、「have / get + 物 + 過去分詞」の構文を使います。

よくある質問

Q. ビジネスで目上の人に見てもらう時は使役動詞を使う?
上司など目上の人に対して第三者に「見てもらった」と報告する際は、使役の have は避け、敬意を保てる ask を用いて I asked my boss to look at it と表現するのが安全です。
Q. have 人 do に to をつけると間違いですか?
文法的な誤りになります。使役動詞 have の後ろに人を置き、その人に動作をしてもらう場合は原形不定詞(動詞の原形)を続けます。to を伴うのは ask や get です。
Q. 髪を切ってもらうを I cut my hair と言ってはダメ?
I cut my hair と言うと、自分自身でハサミを持って髪を切ったという意味になります。美容師に切ってもらった場合は I had my hair cut と表現しなければ正しく伝わりません。
Q. get 物 done と have 物 done の違いは何ですか?
意味はほぼ同じですが、get 物 done の方が口語的で日常会話で好まれます。have 物 done は書き言葉やフォーマルなビジネス場面を含め広く一般的に使われます。

2026年10月12日更新・モチタン辞典編集部