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英語の兄弟表現と呼び方の完全ガイド

英語で「兄弟」を表す最も基本的な単語は brother ですが、男女を問わないきょうだい全体を指すときは sibling を使います。また、日本語のように一語で「兄」「弟」を区別する単語はなく、区別が必要な場合は older brother(兄)や younger brother(弟)と言います。

なお、自己紹介ですぐに使える家族紹介の英文10例は、英文のみをワンクリックでコピーできます。

英語の兄弟表現と呼び方の完全ガイド

「兄弟」を表す基本の英語表現一覧

日本語で「兄弟」と言う場合、男同士の兄弟だけでなく、姉妹や兄妹・姉弟を含めた家族関係全般を指すことがあります。英語では、話したい対象の性別や関係性に応じて使う単語が明確に分かれています。

まずは基本となる表現とその使い分けを一覧表で確認しましょう。

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日本語英語表現複数形ニュアンス・使われる場面
男の兄弟(兄または弟)brotherbrothers男性の兄弟を指す一般的な単語。単体では年齢の上下は含まない。
性別を問わないきょうだいsiblingsiblings兄・弟・姉・妹の誰にでも使える中立的な表現。書類や日常会話で便利。
兄妹・姉弟(男女混合)brother and sisterbrothers and sisters男女両方のきょうだいがいることを口語で分かりやすく伝える表現。
兄(年上の兄弟)older brother / elder brotherolder brothers客観的に年齢が上であることを示す。会話では older brother が主流。
弟(年下の兄弟)younger brotheryounger brothers客観的に年齢が下であることを示す。
親しみを込めた兄big brotherbig brothers日常会話で親愛の情を込めて呼ぶときの「お兄ちゃん」に近いニュアンス。
親しみを込めた弟little brotherlittle brothers日常会話で親愛の情を込めて呼ぶときの「弟」の表現。

英語の brother は、日本語の「兄」や「弟」と完全には一致しません。英語では「男性のきょうだい」という性別情報だけを共有し、年齢の上下を普段は区別しないからです。年齢の上下を相手に伝える必要がある文脈でのみ、older や younger などの修飾語を補います。

また、近年非常によく使われるのが sibling です。以前はやや改まった単語とされていましたが、現代の日常会話では「男か女かを特定せずにきょうだいの人数を言いたいとき」に男女問わず自然に使われています。

単語ごとの詳しい定義や用例は、「兄弟」の英語(和英辞典)で確認できます。

英語の兄弟の呼び方と直接の呼びかけ

検索でも多くの方が疑問に感じるのが「兄弟の呼び方」です。英語の呼び方には、「第三者に自分の兄弟を紹介するときの呼称」と「本人の名前を呼ぶときの直接の呼びかけ」の2種類があり、両者は明確に異なります。

第三者に自分の兄弟について話すときの呼び方

友人や同僚など第三者との会話で自分の兄弟に言及するときは、my brother や my older brother、あるいは代名詞 he を使います。

相手がすでに兄弟の名前を知っている場合は、最初から Ken said that...(ケンが言ってたんだけど……)のようにファーストネームで話すことも一般的です。

本人に直接呼びかけるときの呼び方

日本語では年上の兄に向かって「お兄ちゃん」「兄貴」と親族名称で呼びかけるのが普通ですが、英語圏では実の兄に対して Brother! と呼びかけることはほとんどありません。基本的に実の兄弟姉妹同士であってもファーストネームやニックネームで直接呼び合います。

呼び方使われる相手・関係性例文
ファーストネーム実の兄・弟(最も標準的)Hey David, dinner is ready.(デイヴィッド、ご飯できたよ。)
ニックネーム・短縮形実の兄・弟(日常の呼び方)Dave, can you help me with this?(デイヴ、これ手伝ってくれる?)
bro親しい男友達、実の兄弟(カジュアル)Thanks, bro! You are a lifesaver.(ありがとう!本当に助かったよ。)
sis親しい女友達、実の姉妹(カジュアル)See you later, sis!(また後でね!)
big brother / little brother冗談めかして呼ぶときや幼少期Whatever you say, big brother.(はいはい、お兄様の言う通りにしますよ。)

日常会話で耳にする bro は brother の短縮形ですが、実の兄弟だけでなく、仲の良い男性の友人同士で親しみを込めて呼びかける挨拶(スラング)としても広く使われます。初対面の人やフォーマルな場では使わないように注意しましょう。

兄弟の呼び方の違い

第三者に話すとき

  • my brother や my older brother を使う
  • 代名詞 he を使う
  • 相手が知っていればファーストネームを使う

本人に直接呼ぶとき

  • Brother! と親族名で呼ぶことはほぼない
  • ファーストネームやニックネームで呼ぶ
  • 親しい間柄なら bro などの愛称を使う

第三者への紹介と本人への呼びかけでは呼称のルールが異なります。

次の疑問親しい友人同士で「兄弟」のように呼び合いたいときは、「兄弟」を表す英語スラングの使い分けも役立ちます。

兄弟の人数を尋ねる・答える会話表現

初対面の自己紹介や雑談で最も頻出するのが、家族構成や兄弟の人数についてのやり取りです。ここでは、自然な質問フレーズと、日本人が特に間違いやすい人数の答え方を解説します。

兄弟の有無や人数を尋ねる質問フレーズ

兄弟がいるかどうかを尋ねるときは、以下のフレーズが定番です。

siblings を使った質問は性別を問わないため、非常にすっきりしていて現代の英語圏で好まれる表現です。

「自分を含める・含めない」の数え方の注意点

日本人が英語で兄弟の人数を言うときに最も誤解しやすいのが、「自分をカウントに含めるかどうか」という点です。結論から言うと、have を使う文では自分を含めません。

英語の表現日本語の正確な意味自分を含めた全体の人数
I have two brothers.私には男の兄弟が2人います自分+男2人=3人兄弟
I have one brother.私には男の兄弟が1人います自分+男1人=2人兄弟
I have a brother and a sister.私には兄(弟)が1人と姉(妹)が1人います自分+男女2人=3人きょうだい
I have two siblings.私にはきょうだいが2人います自分+2人=3人きょうだい
I don't have any siblings.私にはきょうだいがいません一人っ子

日本語で「私は3人兄弟です」と言う感覚のまま直訳して We are three brothers. と言うと、英語圏の人には「私たちは3人とも男の兄弟です」という意味になり、自分を含めて男3兄弟でなければ成立しない不自然な表現になってしまいます。

もし女性が「私は3人兄弟です」と言おうとしてこの表現を使うと、大きな誤解を生みます。

自分を含めた全体の人数を伝える場合は、以下の表現を使うと自然です。

日常的なやり取り全般の力を伸ばしたい方は、英会話の総合ガイドも参考にしてください。

自己紹介で使える家族構成別テンプレート

英会話の自己紹介ですぐに使える、家族構成別の実践フレーズ集です。自分の家族の状況に合わせて、そのまま単語を当てはめて使ってみてください。

1. 男兄弟がいる場合

I have an older brother and a younger brother. So there are three boys in my family.
(私には兄と弟が1人ずついます。ですから男3人兄弟です。)

I have two younger brothers. I'm the oldest.
(私には弟が2人います。私が一番上です。)

2. 兄妹・姉弟など男女混合の場合

I have an older brother and a younger sister. There are three of us.
(私には兄が1人と妹が1人います。3人きょうだいです。)

I have one older sister. She is three years older than me.
(私には姉が1人います。彼女は私より3歳年上です。)

3. 一人っ子の場合

I don't have any siblings. I'm an only child.
(私にはきょうだいがいません。一人っ子です。)

I'm an only child, so I always wanted to have a brother.
(私は一人っ子なので、いつも男の兄弟が欲しいと思っていました。)

4. 年の差や仲の良さを付け加える表現

兄弟の人数を言った後に、年齢差や関係性を一言添えると会話がより弾みます。

家族構成別の自己紹介パターン
👦男兄弟がいる場合

I have an older brother and a younger brother などと表現

👧男女混合の場合

There are three of us など全体の人数を補足

🙋一人っ子の場合

I don't have any siblings. I'm an only child. と伝える

🤝関係性を足す場合

are two years apart や close in age など差や仲を表現

自己紹介ですぐに使える家族構成別の表現パターンです。

「兄弟」の英語表現まとめのイメージ

家族以外の話題も含めて幅広く準備したいときは、自己紹介の英会話フレーズが役立ちます。

生まれ順と義理の兄弟に関する関連表現

兄弟の話題では、自分が何番目の子どもであるかや、結婚・再婚に伴う親族関係の表現も頻繁に登場します。ここでは覚えておくと役立つ発展的な語彙を整理します。

生まれ順(出生順)を表す英語

日本語英語表現例文
長男 / 長女(一番上)the oldest child / the eldestI am the oldest of three siblings.(私は3人きょうだいの長子です。)
末っ子(一番下)the youngest childHe is the youngest in his family.(彼は家族の中で末っ子です。)
中間子(真ん中っ子)the middle childBeing the middle child is sometimes tough.(真ん中っ子でいるのは時々大変です。)
一人っ子an only childShe grew up as an only child.(彼女は一人っ子として育ちました。)
双子twins(一人は a twin)I have a twin brother.(私には双子の兄弟がいます。)

長男や長女を表す際、イギリス英語などでは the eldest という単語もよく使われますが、アメリカ英語を中心とした一般的な会話では the oldest が最も浸透しています。

義理の兄弟の使い分け:stepbrother と brother-in-law

日本語ではどちらも「義理の兄弟」とひとくくりにされがちですが、英語では関係性の成立要因によって厳密に単語を使い分けます。

法律(law)を通じて親族になった人はすべて後ろに -in-law を付けます。自己紹介で「妻の弟」や「姉の夫」を紹介するときは brother-in-law を使い、親の再婚によるきょうだいは stepbrother を使うと正しく伝わります。

複雑な兄弟関係の英語表現
様々な兄弟関係

親の再婚による関係

  • stepbrother(血縁なし・親の連れ子)

片親のみ同じ関係

  • half-brother(血縁が半分ある)

結婚による親戚関係

  • brother-in-law(自分や兄弟の配偶者など)

再婚や結婚、血縁関係の違いによる兄弟表現の分類です。

次の疑問血縁関係や再婚による細かい違いを正確に伝えたいなら、義理・異母兄弟の英語表現で step と half の違いを確認できます。

英語で「兄・弟」を一語で区別しない文化背景

日本語には「兄」「弟」「姉」「妹」という明確な単語があり、日常会話でも「うちの兄が」のように年上か年下かを常に区別して話します。一方、英語ではなぜ brother という一語で済ませてしまうことが多いのでしょうか。

その背景には、言語構造の違いだけでなく、西洋文化における人間関係や家族観の根本的な違いが存在します。

対等性と個人主義の価値観

英語圏の文化では、兄弟姉妹の間柄は基本的に「対等な一個人と一個人の関係」と捉えられます。日本語の文化圏では儒教的な長幼の序の考え方が古くから根付いており、年上か年下かによって敬語の使い方や家族内での役割・責任が大きく変わります。そのため、言葉のレベルで年齢の上下を常に明確にしておく必要がありました。

しかし英語圏では、家族内であっても互いを個人名で呼び合い、年齢の上下による上下関係よりも「同じ世代の仲間」という意識が先行します。そのため、話の内容において年齢差が本質的でない限り、わざわざ older や younger を付けて区別する必要性を感じないのです。

必要な情報だけを後から足す言語特性

英語は「大枠の情報を提示した上で、必要に応じて修飾語を後から付け加える」という論理的な特性を持っています。まず「男性のきょうだいであること(brother)」という基本事実を述べ、もし相手にとって「どちらが年上か」が重要な話題である場合に限って my older brother のように修飾語を補足します。

このように文化的な背景を理解しておくと、「英語圏の人はなぜ兄と弟を区別しないのか」という疑問がすっきりと解消され、英語らしい自然な感覚で brother を使いこなせるようになります。

兄弟に対する日米の文化・価値観の違い

日本語(儒教的な価値観)

  • 長幼の序の考え方が根付いている
  • 年上か年下かで役割や敬語が変わる
  • 「兄」「弟」と常に年齢の上下を明確にする

英語圏(対等性と個人主義)

  • 兄弟姉妹は対等な一個人と一個人の関係
  • 同じ世代の仲間という意識が先行する
  • 年齢差が本質的でない限り区別しない

長幼の序を重んじる日本語と、対等性を重視する英語圏の違いです。

次の疑問年齢の上下をあえて言わない文化的背景をもっと深く知りたい方は、英語で兄弟を区別しない理由をあわせて読むと理解が深まります。

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理解度チェック

Q1. 英語圏で実の兄に直接呼びかける際、最も標準的な方法は?

  1. 「Brother!」と親族名称で呼ぶ
  2. ファーストネームで呼ぶ
  3. 「Mr.」をつけて丁寧に呼ぶ
  4. 必ず「bro」と呼ぶ
答えを見る

正解: B. ファーストネームで呼ぶ
英語圏では実の兄弟姉妹であっても「Brother!」とは呼ばず、ファーストネームやニックネームで直接呼び合います。

Q2. 「I have two brothers.」の意味として正しいものは?

  1. 自分を含めて全部で2人兄弟である
  2. 自分を含めて全部で3人兄弟である
  3. 男の兄弟が1人と姉妹が1人いる
  4. 自分は一人っ子である
答えを見る

正解: B. 自分を含めて全部で3人兄弟である
haveを使う文では自分を人数にカウントしないため、「自分+男2人」で全体としては「3人兄弟」になります。

Q3. 「配偶者の兄弟」や「姉妹の夫」を表す英語表現はどれ?

  1. brother-in-law
  2. stepbrother
  3. half-brother
  4. little brother
答えを見る

正解: A. brother-in-law
自身の結婚や兄弟姉妹の結婚でできた親族関係には-in-lawを付けます。親の再婚による義理の兄弟はstepbrotherです。

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よくある質問

Q. 「兄妹」は英語で何と言いますか?
兄妹を一語で表す名詞はありません。男女混合のきょうだいは siblings と言うか、具体的に a brother and a sister(兄と妹/姉と弟)と表現します。
Q. older brother と elder brother の違いは?
どちらも「兄」を意味しますが、現代の日常英会話では older brother が最も一般的です。elder はやや改まった文体や名詞の前(限定用法)で主に使われます。
Q. 「3人兄弟」は英語で We are three brothers で合っていますか?
不自然です。これだと「全員が男性で3人」という意味になります。男女問わず3人きょうだいの場合は There are three of us. や I have two siblings. と言います。
Q. 親しい男友達を bro と呼んでも失礼になりませんか?
非常にカジュアルなスラングのため、親しい間柄での挨拶や感謝の場面なら問題ありません。ただし、初対面の相手やビジネスなど改まった場面では使わないのが原則です。
Q. 義理の弟は英語でどう表現しますか?
配偶者の弟や姉妹の夫なら brother-in-law、親の再婚相手の連れ子で年下なら younger stepbrother と言います。通常は younger を省いて呼ぶことが多いです。

2026年10月26日更新・モチタン辞典編集部