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中3英語関係代名詞問題と解き方

中3英語関係代名詞問題と解き方

中3英語の関係代名詞は、直前の名詞(先行詞)が「人」か「物」か、そして後ろの節で「主語(直後に動詞)」になるか「目的語(直後に主語+動詞)」になるかの2軸で完全に整理できます。

定期テストや高校入試では、2文を1文につなぐ書き換え、代名詞の消去漏れ防止、目的格の省略を見抜く読解力が確実に得点差を生みます。

関係代名詞の使い分け一覧表

関係代名詞を正しく選ぶためには、修飾される名詞である「先行詞」の種類と、関係代名詞が導く節の中で果たす「格(役割)」を確認します。

表は横にスクロールできます →

先行詞の種類主格(直後に動詞)目的格(直後に主語+動詞)目的格の省略
人who / thatwhom / that / who省略可能
物・動物which / thatwhich / that省略可能

主格の関係代名詞は、後ろに主語が欠けた形で動詞が直接続きます。一方、目的格の関係代名詞は、後ろに「主語+動詞」が続き、動詞や前置詞の目的語が欠けた形になります。

現代の英語では、先行詞が「人」の目的格として whom だけでなく who や that も広く使われます。また、目的格の関係代名詞は会話や入試長文で頻繁に省略されますが、主格の関係代名詞は原則として省略できません。

主格と目的格で見られる違いや詳しい条件は、関係代名詞の省略ルールで確認できます。

2文を1文に合成する3つの手順

2つの英文を関係代名詞を使って1つの文に合成する書き換え問題は、手順を機械的に守ることでミスを防げます。

書き換えの3ステップ

  1. 2つの文の中で「同じ人や物」を指している名詞・代名詞を見つけます。修飾される側を「先行詞」と決めます。
  2. 2文目の共通する語を消去し、適切な関係代名詞(who、which、that)に置き換えて節の先頭に置きます。
  3. 完成した関係代名詞節全体を、1文目の「先行詞の直後」に挿入します。先行詞の後ろに他の語句が残っている場合は、その語句を文末に回します。

先行詞が1文目の文末にある基本パターン

1文目: I know a boy.(私はある少年を知っています)
2文目: He speaks English well.(彼は英語を上手に話します)

共通する語は a boy と He です。2文目の He は主語(人)なので主格の who に置き換えます。関係代名詞節 who speaks English well を先行詞 a boy の直後に配置します。

完成文: I know a boy who speaks English well.(私は英語を上手に話す少年を知っています)

先行詞が1文目の主語にある割り込みパターン

1文目: The cake was delicious.(そのケーキは美味しかった)
2文目: Ken made it yesterday.(ケンが昨日それを作った)

共通する語は The cake と it です。2文目の it は目的語(物)なので目的格の which に置き換え、節の先頭に出して which Ken made yesterday とします。

ここで it は必ず消去します。この節を1文目の先行詞 The cake の直後に挿入し、残っていた was delicious を文末につなぎます。

完成文: The cake which Ken made yesterday was delicious.(ケンが昨日作ったケーキは美味しかった)

2文合成の3ステップ
1共通の語を探す

2文の中で同じ人や物を指す語を見つけ、修飾側を先行詞に決める

2関係代名詞に置換

2文目の共通語を消し、関係代名詞に変えて節の先頭に置く

3先行詞の直後に挿入

関係代名詞節全体を1文目の先行詞直後に置き、残りを文末に回す

共通する語を見つけて置き換え、先行詞の直後に挿入する手順です。

次の疑問名詞を後ろから詳しく説明する方法を整理したいときは、関係代名詞と分詞修飾の違いを確認すると文構造の理解がさらに深まります。

中3英語関係代名詞問題:基礎編

定期テストで確実に得点するための、空所補充と適語選択の問題です。先行詞と関係代名詞の直後に注目して解き進めてください。

問題1(適語選択)

次の文の空所に入る最も適切な語を、ア〜エから1つ選びなさい。
This is the library (  ) has many English books.
ア who イ which ウ whom エ what

問題2(空所補充)

次の日本文に合うように、空所に適切な関係代名詞を1語入れなさい。
「向こうで走っている少女は私の妹です」
The girl (  ) is running over there is my sister.

問題3(適語選択)

次の文の空所に入る語として当てはまらないものを、ア〜エから1つ選びなさい。
The movie (  ) we watched last night was very exciting.
ア which イ that ウ who エ (省略)

基礎編の解答と解説

問題1の解答: イ which
先行詞は the library(図書館=物)です。空所の直後に動詞 has が続いているため、主格の関係代名詞が必要です。先行詞が物で主格の場合は which または that を使います。

問題2の解答: who(または that)
先行詞は The girl(人)です。空所の直後に is running という動詞部分が来ているため、主格の関係代名詞 who または that が入ります。

問題3の解答: ウ who
先行詞は The movie(映画=物)です。後ろに we watched(主語+動詞)が続いているため、目的格の関係代名詞 which や that を使います。また、目的格なので省略も可能です。先行詞が物であるため、人を指す who は使えません。

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中3英語関係代名詞問題:標準編

定期テストの頻出形式である「2文合成」と「語順整序(並び替え)」の問題です。主語の割り込み構造や代名詞の消去を正確に行えるか確認しましょう。

問題4(2文合成)

次の2つの英文を、関係代名詞を使って1つの文に書き換えなさい。
I bought a camera.
It was made in Japan.

問題5(2文合成:主語挿入)

次の2つの英文を、関係代名詞を使って1つの文に書き換えなさい。
The man is a famous doctor.
You met him at the station.

問題6(語順整序)

次の日本文に合うように、[ ]内の語句を正しく並び替えなさい。
「私が昨日読んだ本はとても面白かった」
[ read / interesting / I / the book / yesterday / which / was ] very.

標準編の解答と解説

問題4の解答: I bought a camera which [that] was made in Japan.
(私は日本製のカメラを買いました)
先行詞は a camera(物)で、2文目の主語 It を主格の関係代名詞 which または that に置き換えます。

問題5の解答: The man whom [that / who] you met at the station is a famous doctor.
(あなたが駅で会った男性は有名な医者です)
先行詞は The man(人)で、2文目の目的語 him を置き換えます。

関係代名詞節 whom you met at the station を先行詞 The man の直後に挿入するため、1文目の述語動詞 is a famous doctor は文末に移動します。

2文目の him は関係代名詞に変化したため、文中に残してはいけません。

問題6の解答: The book which I read yesterday was very interesting.
先行詞は「その本」なので The book です。

これを修飾する関係代名詞節「私が昨日読んだ」は which I read yesterday となります。文全体の述語は「とても面白かった」なので was very interesting を後ろに続けます。

中学英語の関係代名詞練習問題と解説のイメージ

関係代名詞高校入試問題:応用編

高校入試で差がつく英作文と誤文訂正の問題です。公立・私立高校の入試で減点されやすい文法事項を正確に処理する力を試します。

問題7(英作文)

次の日本文を英語に直しなさい。ただし関係代名詞を用いること。
「カナダに住んでいる私の友人は、上手にギターを弾くことができます」

問題8(誤文訂正)

次の英文には文法的な誤りが1箇所あります。誤っている箇所を指摘し、正しい英文に直しなさい。
This is the picture which my brother drew it last summer.

問題9(誤文訂正:動詞の一致)

次の英文には文法的な誤りが1箇所あります。誤っている箇所を指摘し、正しい英文に直しなさい。
I know the students who plays soccer in the park every day.

応用編の解答と解説

問題7の解答: My friend who [that] lives in Canada can play the guitar well.
主語は「カナダに住んでいる私の友人」です。

先行詞 My friend の直後に関係代名詞節 who lives in Canada を置きます。先行詞が三人称単数であるため、関係代名詞節内の動詞に三人称単数のsをつけて lives とすること、および楽器名には the をつける(play the guitar)ことが重要です。

問題8の解答: it を削除する(正: This is the picture which my brother drew last summer.)
先行詞 the picture は、関係代名詞節内の動詞 drew の目的語です。

目的格の関係代名詞 which を使っているにもかかわらず、後ろに目的語の代名詞 it が残ってしまっています。2文合成の際に元の代名詞を消去し忘れるミスは、高校入試の英作文でも多発する減点対象です。

問題9の解答: plays を play に直す(正: I know the students who play soccer in the park every day.)
主格の関係代名詞 who の直後にある動詞の形は、先行詞の数に一致させます。

先行詞は複数形の the students であるため、三人称単数のsは不要であり、原形の play にする必要があります。

次の疑問自分で英文を組み立てる力をさらに鍛えたいなら、英作文で使える関係代名詞のコツで減点を防ぐポイントを整理できます。

関係代名詞高校入試問題:発展編

高校入試の長文読解問題から、関係代名詞節が文中に割り込む構造の下線部和訳と、目的格の省略(接触節)を見抜く読解演習です。

問題10(構造把握と下線部和訳)

次の英文の下線部を日本語に訳しなさい。
Many people visit the museum every year. The paintings which were collected by the artist attract visitors from all over the world.

問題11(目的格の省略と空所補充)

次の2つの文がほぼ同じ意味になるように、空所に適切な英語を入れなさい。
The girl whom I saw at the library was Emma.
The girl (  ) (  ) at the library was Emma.

発展編の解答と解説

問題10の解答例: その芸術家によって集められた絵画は、世界中からの訪問者を魅了している。
文の主語は The paintings、動詞は attract、目的語は visitors です。

主語の直後から artist までが関係代名詞節(which were collected by the artist)となって主語を修飾しています。


スラッシュで区切ると構造が明瞭になります。
The paintings / [which were collected by the artist] / attract / visitors / from all over the world.
「絵画は[芸術家によって集められた]魅了している/訪問者を/世界中からの」の順序で捉え、先行詞を修飾する自然な日本語に整えます。

問題11の解答: I saw
先行詞が The girl で、後ろに「主語+動詞」が続く目的格の関係代名詞 whom(または that / who)は省略することができます。

省略すると The girl I saw at the library was Emma. となり、空所には I saw が入ります。

割り込み構造の文型パターン
The paintings+which were collected by the artist+attract+visitors+from all over the world

The paintings which were collected by the artist attract visitors from all over the world.その芸術家によって集められた絵画は、世界中からの訪問者を魅了している。

主語の直後に関係代名詞節が割り込み、文全体の動詞が後ろに続きます。

さらに長文や難度の高い演習に取り組みたい場合は、高校英語の関係代名詞練習問題プリントを活用してください。

入試で差がつく省略の見抜き方

高校入試の長文読解では、目的格の関係代名詞が省略された文が頻繁に登場します。関係代名詞がない状態で文の構造を瞬時に見抜くためのルールを身につけましょう。

「名詞 + 名詞(代名詞) + 動詞」の並びを見つける

英語の基本的な語順では、名詞が2つ連続して並ぶことは原則としてありません。長文を読んでいる途中で「名詞+名詞+動詞」という並びを見かけたら、2つ目の名詞の前に「目的格の関係代名詞の省略」を疑います。

この配列を発見したら、2つ目の名詞から動詞のまとまりまでをカッコで囲み、前の名詞(先行詞)にかかる矢印を引きます。「後ろの主語+動詞が、前の名詞を修飾している」と瞬時に判断できれば、長文読解のスピードと正確性が大幅に向上します。

テスト直前の減点回避チェックリスト

関係代名詞の問題を解き終えたら、次の3項目を必ず確認してください。

テスト直前減点回避チェック

関係代名詞の問題を解き終えた後に確認すべき3つの必須項目です。

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理解度チェック

Q1. 関係代名詞の省略について、本文の説明として正しいものは?

  1. 主格の関係代名詞は原則として省略できる
  2. 主格も目的格も関係代名詞は省略できない
  3. 目的格の関係代名詞は頻繁に省略される
  4. 先行詞が物の場合は目的格でも省略できない
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正解: C. 目的格の関係代名詞は頻繁に省略される
本文では、目的格の関係代名詞は頻繁に省略されますが、主格の関係代名詞は原則として省略できないと説明されています。

Q2. 2つの文を合成する際、完成した関係代名詞節はどこに置く?

  1. 文の先頭
  2. 1文目の文末
  3. 2文目の直後
  4. 1文目の先行詞の直後
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正解: D. 1文目の先行詞の直後
本文の手順では、完成した関係代名詞節全体を1文目の「先行詞の直後」に挿入すると説明されています。

Q3. 文法的に正しい英文はどれ?

  1. This is the picture which my brother drew it.
  2. The cake which Ken made yesterday delicious.
  3. This is the library who has many English books.
  4. The movie which we watched was very exciting.
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正解: D. The movie which we watched was very exciting.
先行詞が物(The movie)の目的格でwhichが正しく使われています。itの重複残りや動詞の欠落、物先行詞にwhoを使う文は誤りです。

よくある質問

Q. whoとthatはどちらを使っても正解ですか?
公立・私立高校の入試や中学校の定期テストでは、先行詞が人の主格において who と that のどちらを書いても正解とされるのが一般的です。ただし、問題文に「whoを用いて」などの指定がある場合は指示に従ってください。
Q. 関係代名詞thatしか使えない場合はありますか?
先行詞に all、every、the only、the first、最上級の形容詞が付いている場合や、「人と動物」の両方が先行詞になっている場合は、that を好んで用いる傾向があります。高校入試でも知識問題として出題されることがあります。
Q. 関係代名詞のwhatとthatの違いは何ですか?
that は修飾する先行詞が直前に必要ですが、what は先行詞を含んだ関係代名詞(the thing which)であり、直前に先行詞を置きません。「〜すること・もの」という意味のまとまりを作ります。
Q. 高校入試長文で関係代名詞を見分けるコツは?
文中の名詞の直後に who や which、that が現れたら、後ろに動詞か「主語+動詞」があるかを確認します。修飾の終わりまでをカッコでくくり、先行詞にかかる修飾語句として整理しながら読み進めるのがコツです。

2026年10月9日更新・モチタン辞典編集部