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中学英語助動詞問題と演習解説

中学英語助動詞問題と演習解説

中学英語の助動詞問題で高得点を取る秘訣は、「助動詞の直後は必ず動詞の原形にすること」と「否定文で意味が激変する表現を見極めること」の2点に集約されます。

主語が三人称単数であっても助動詞や動詞に-sは付かず、肯定文で同じ意味のmustとhave toも否定文では「禁止」と「不要」に分かれます。

基本ルールを押さえた上で、テスト頻出パターン20問を解いて確認しましょう。

中学英語助動詞の基本ルールと一覧

助動詞は、動詞の前に置くことで「〜できる」「〜しなければならない」といった話し手の気持ちや判断を添える品詞です。中2英語で学習する助動詞および準助動詞には、テストで狙われる共通の重要規則が2つあります。

中学英語で必須となる主要助動詞と、それらと同等の意味を表す準助動詞を一覧で確認します。

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助動詞・表現主な意味例文日本語訳
can能力(〜できる)、許可(〜してもよい)He can speak Japanese.彼は日本語を話すことができます。
be able to能力・可能(〜できる)She is able to swim fast.彼女は速く泳ぐことができます。
will未来(〜するつもりだ / 〜だろう)I will call you tonight.私は今夜あなたに電話します。
be going to予定(〜する予定だ)They are going to play tennis.彼らはテニスをする予定です。
may推量(〜かもしれない)、許可(〜してもよい)It may rain tomorrow.明日は雨が降るかもしれません。
must義務(〜しなければならない)You must do your homework.あなたは宿題をしなければなりません。
have to義務(〜しなければならない)Ken has to clean his room.ケンは部屋を掃除しなければなりません。
should義務・助言(〜すべきだ、〜したほうがよい)We should leave now.私たちは今出発すべきです。
助動詞の重要ルールと文構造
🔤後ろは動詞の原形

主語がheやshe、過去の文でも動詞に-sや-esを付けず原形にします。

🚫三人称単数の-sなし

助動詞自体にcansやmustsのような変化は起こりません。

➖否定文の語順

「助動詞 + not」の語順で否定の文を作ります。

❓疑問文の語順

「助動詞 + 主語 + 動詞の原形」の順に並べ替えます。

助動詞を扱う際に必ず守るべき共通ルールと文作りの型です。

例文で使い方を幅広く確認したいときは、助動詞の一覧と使い方の例文集を参考にしてください。

次の疑問問題を解く前に各助動詞の意味や用法を整理しておきたい方は、中学英語の助動詞一覧で全体像を確認できます。

【第1問】適語選択問題(中2頻出4問)

文脈に合う助動詞を空所に入れる基礎チェック問題です。それぞれの文の意味と後ろに続く動詞の形に注意して解いてみましょう。

問題

  1. Ken (    ) play baseball very well. He is on the school team.
    [ can / must / should / may ]
  2. It is already eleven o'clock. You (    ) go to bed.
    [ will / should / may / are able to ]
  3. Look at those dark clouds. It (    ) rain this afternoon.
    [ must / may / have to / should ]
  4. Tom was sick yesterday, so he (    ) stay in bed all day.
    [ must / has to / had to / can ]

正解と解説

  1. 正解: can
    解説:「彼は学校のチームに入っている」という文脈から、「上手に野球をすることができる」という能力を表すcanが適切です。must(しなければならない)やshould(すべきだ)は文脈に合いません。
  2. 正解: should
    解説:「もう11時だ」という状況から、「寝るべきだ(寝たほうがよい)」と忠告・提案するshouldが適しています。willは単なる未来、mayは許可や推量となり、就寝を促す文脈には不自然です。
  3. 正解: may
    解説:「黒い雲を見てごらん」という前置きから、「雨が降るかもしれない」という可能性・推量を表すmayが正解です。have toは主語がItのためhas toにする必要があり形の上でも誤りです。
  4. 正解: had to
    解説:「トムは昨日体調が悪かった」と過去の事実が述べられているため、過去の義務「〜しなければならなかった」を表す必要があります。mustには過去形がないため、have toの過去形であるhad toを選びます。has toは現在形、mustは過去の文では単独で使えません。
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さらに多くの演習を解きたいときは、英語の助動詞練習問題プリントを活用してみてください。

【第2問】語順整序問題(中2英語助動詞)

語順を正しく並び替える問題です。疑問文や否定文における助動詞の位置、および依頼表現の語順を確認しましょう。

問題(日本文の意味に合うように並び替え)

  1. あなたはここで写真を撮ってはいけません。
    [ pictures / take / must / here / you / not ].
  2. 私は窓を開けましょうか。
    [ the window / open / I / shall ]?
  3. 塩を取っていただけますか。
    [ pass / you / the salt / could / me ]?
  4. 彼女は明日、早く起きる必要はありません。
    [ get / have / she / doesn't / early / to / up ] tomorrow.

正解と解説

  1. 正解: You must not take pictures here.
    解説:「〜してはいけない」という強い禁止を表すには「主語 + must not + 動詞の原形」の語順にします。助動詞の直後にnotを置き、その後に一般動詞の原形takeを続けます。
  2. 正解: Shall I open the window?
    解説:「(私が)〜しましょうか」と相手に申し出る表現はShall I + 動詞の原形...?を用います。「(一緒に)〜しましょうか」と提案する場合はShall we...?になります。
  3. 正解: Could you pass me the salt?
    解説:相手に丁寧に依頼する表現はCould you + 動詞の原形...?またはWould you + 動詞の原形...?を用います。目的語が2つ続く「動詞 + 人 + 物(pass me the salt)」の語順も正確に並べます。
  4. 正解: She doesn't have to get up early tomorrow.
    解説:「〜する必要はない」は「主語 + don't [doesn't] have to + 動詞の原形」で表します。主語がShe(三人称単数)なので、助動詞doesの否定形doesn'tを使い、後ろのhave toは原形に戻します。
助動詞を用いた依頼・申し出・禁止の型
助動詞の重要表現

申し出・提案

  • Shall I + 原形(〜しましょうか)
  • Shall we + 原形(一緒に〜しましょうか)

丁寧な依頼

  • Could you + 原形(〜していただけますか)
  • Would you + 原形(〜していただけますか)

禁止・不要

  • must not + 原形(〜してはいけない)
  • don't have to + 原形(〜する必要はない)

問題で扱われた助動詞の基本文型と表現の分類です。

【第3問】書き換え問題(同意文完成4問)

中学2年生の定期テストで最も出題頻度が高いのが書き換え問題です。助動詞と準助動詞の相互変換を正確に行えるようにしましょう。

問題(上とほぼ同じ意味になるように空所に適語を補充)

  1. He can swim across the river.
    = He (    ) (    ) (    ) swim across the river.
  2. You must finish this work today.
    = You (    ) (    ) finish this work today.
  3. I will visit Kyoto next Sunday.
    = I (    ) (    ) (    ) visit Kyoto next Sunday.
  4. She had to cook dinner yesterday.
    = She was (    ) to cook dinner yesterday. — ※注意: had toの意味と形を確認

※第4問の補足:過去の書き換えとして出題されやすいパターンを含んでいます。下記で正解を確認してください。

正解と解説

  1. 正解: is able to
    解説:canは能力を表すときbe able toで書き換えられます。主語がHeで現在のことなので、be動詞はisを用います。
  2. 正解: have to
    解説:義務を表すmustはhave toに書き換えが可能です。主語がYouなのでhave toのまま使います。もし主語がHeであればhas toになります。
  3. 正解: am going to
    解説:未来の予定・意志を表すwillはbe going toに書き換えられます。主語がIなのでbe動詞はamを選択します。
  4. 正解: 【修正問題】mustの過去形の確認
    問題4の本来の書き換えパターン:
    Ken must practice the piano every day.
    = Ken ( has ) ( to ) practice the piano every day.
    解説:mustをhave toに書き換える際、主語が三人称単数(Ken)であればhas toに変える必要があります。また、過去の文でhad toが使われている場合は「〜しなければならなかった」という意味であり、mustに過去形はないためmustへ直接書き換えることはできません。
助動詞と準助動詞の書き換え

能力(〜できる)

  • can + 動詞の原形
  • be able to + 動詞の原形(主語に合わせbe動詞を変化)

未来(〜する予定だ)

  • will + 動詞の原形
  • be going to + 動詞の原形(主語に合わせbe動詞を変化)

義務(〜しなければならない)

  • must + 動詞の原形
  • have to(三人称単数はhas to、過去はhad to)

定期テストで頻出する助動詞と準助動詞の書き換え対応です。

中学英語の助動詞練習問題と解説のイメージ

【第4問】否定文の作り分け問題(禁止と不要)

肯定文では同じ「〜しなければならない」という意味になるmustとhave toですが、否定文にすると意味が正反対と言えるほど変化します。定期テストの最頻出トラップです。

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表現否定文の形意味ニュアンス
must notmust not + 動詞の原形〜してはいけない禁止(強い命令・規則)
don't have todon't / doesn't have to + 動詞の原形〜する必要はない不要(義務の免除)

問題(文脈に合わせて must not または don't [doesn't] have to を選ぶ)

  1. Tomorrow is Sunday, so I (    ) get up early.
    [ must not / don't have to ]
  2. You (    ) touch that machine. It is very dangerous.
    [ must not / don't have to ]
  3. We have plenty of time. You (    ) run.
    [ must not / don't have to ]
  4. Students (    ) speak Japanese in this English class. It is the rule.
    [ must not / don't have to ]

正解と解説

  1. 正解: don't have to
    解説:「明日は日曜日だから」という理由から、「早起きする必要はない(不要)」という意味になります。must notを使うと「早起きしてはいけない(禁止)」となり不自然です。
  2. 正解: must not
    解説:「とても危険だ」と警告しているため、「あの機械に触れてはいけない(禁止)」という意味にする必要があります。したがってmust notが正解です。
  3. 正解: don't have to
    解説:「時間はたっぷりある」と述べているため、「走る必要はない(不要)」を表すdon't have toが適しています。
  4. 正解: must not
    解説:「それが規則です」と明記されているため、「日本語を話してはいけない(禁止)」を表すmust notが正解です。

次の疑問否定文やニュアンスの違いが頭に入りにくいときは、中学英語の助動詞の覚え方で整理するのもおすすめです。

【第5問】和文英訳問題(入試・テスト実践)

定期テストの記述欄や高校入試で狙われやすい和文英訳(英作文)問題です。日本語の微妙なニュアンスに対応する助動詞を選び、正しい語順で英文を組み立てましょう。

問題

  1. あなたのお名前を伺ってもよろしいですか。
  2. 私たちは今夜、外食する予定です。(外食する:eat out / be going to を用いて)
  3. 彼はその試験に合格できるかもしれません。(試験に合格する:pass the exam)
  4. 私の母は昨日、夕食を作らなければなりませんでした。

正解と解説

  1. 正解: May I have your name?(または Can I have your name?)
    解説:「〜してもよろしいですか」と相手に許可を求める丁寧な表現はMay I + 動詞の原形...?です。日常会話ではCan I...?も使われますが、初対面や丁寧な場面ではMay I...?が好まれます。
  2. 正解: We are going to eat out tonight.
    解説:予定を表すbe going toを用います。主語がWeなのでbe動詞はareにします。「外食する」はeat outです。直後は必ず動詞の原形が続きます。
  3. 正解: He may pass the exam.
    解説:「〜かもしれない」という不確実な推量を表す助動詞はmayです。主語が三人称単数のHeであっても、mayや後ろの動詞passに-sを付けてはいけません。
  4. 正解: My mother had to cook dinner yesterday.
    解説:「〜しなければならなかった」という過去の義務です。mustには過去形がないため、have toの過去形であるhad toを用います。主語がMy motherであっても、過去形は一律had toです。

中学助動詞で失点しないための注意点

助動詞の問題で間違えやすい典型パターンを事前に把握しておくことで、定期テストでのケアレスミスを大幅に減らすことができます。

1. be動詞の原形「be」を落とすミス

助動詞の後ろに形容詞や名詞を置く場合、必ず原形のbeを補う必要があります。

quietやbusyは形容詞なので、助動詞の直後に置くにはbe動詞の原形beが必要です。

2. 三人称単数のsを付けてしまうミス

現在完了や現在形の癖で、助動詞の直後の動詞に-sを付けてしまうミスが多発します。

3. 依頼・許可表現の使い分け一覧

相手に頼む「〜してくれますか」と、自分が許可を求める「〜してもいいですか」の主語を取り違えないように整理しておきましょう。

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表現意味主語ニュアンス
Can you ~?〜してくれる?you親しい間柄での依頼
Will you ~?〜してくれますか?you親しい間柄での依頼・勧誘
Could you ~?〜していただけますか?youCan youより丁寧な依頼
Would you ~?〜していただけますか?youWill youより丁寧な依頼
May I ~?〜してもよろしいですか?I改まった丁寧な許可願い
Can I ~?〜してもいい?I親しい間柄での許可願い
助動詞の典型的な間違いと正解

誤りやすい例

  • He will is a doctor.(be動詞の原形落ち)
  • You must quiet.(形容詞の前にbeが不足)
  • Ken can plays tennis.(助動詞後に-sが付加)

正しい文

  • He will be a doctor.
  • You must be quiet.
  • Ken can play tennis.

テストで失点しやすいミスと正しい英文の比較です。

学年全体の基礎をしっかり固め直したいときは、中学英語のまとめで総復習すると安心です。

次の疑問注意点を押さえたうえでさらに演習を重ねたいなら、英語助動詞の練習問題と解説で腕試しができます。

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英文法の疑問をすべて見る「英語助動詞」のまとめ

理解度チェック

Q1. 「〜する必要はない」を表す否定表現はどれですか?

  1. must not + 動詞の原形
  2. don't have to + 動詞の原形
  3. should not + 動詞の原形
  4. cannot + 動詞の原形
答えを見る

正解: B. don't have to + 動詞の原形
must not は「〜してはいけない」という禁止を表し、「〜する必要はない」という不要は don't have to で表します。

Q2. 過去の義務「〜しなければならなかった」を表す正しい形は?

  1. musted
  2. has to
  3. had to
  4. was must
答えを見る

正解: C. had to
must には過去形がないため、過去の義務を表す場合は have to の過去形である had to を用います。

Q3. 「静かにしなければなりません」の正しい英文はどれですか?

  1. You must quiet.
  2. You must be quiet.
  3. You must is quiet.
  4. You must are quiet.
答えを見る

正解: B. You must be quiet.
quiet は形容詞のため、助動詞 must の後ろには be動詞の原形である be を補う必要があります。

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よくある質問

Q. 中2英語の助動詞で最初につまずく所は?
最も多いのは「must not(〜してはいけない)」と「don't have to(〜する必要はない)」の意味の混同です。肯定文では同じ意味でも否定文で意味が変わるため注意が必要です。
Q. mustの過去形はどう書けばいいですか?
mustには過去形が存在しません。そのため過去の義務「〜しなければならなかった」を表す場合は、have toの過去形であるhad toを使用します。
Q. 助動詞の直後にbe動詞が来るときのルールは?
助動詞の直後は必ず原形にするため、am/is/areはすべて原形のbeになります。「You must be kind.」のようにbe動詞の原形を落とさないよう注意しましょう。
Q. Can youとMay Iの違いは何ですか?
主語と意味が異なります。Can youは主語がyouで「相手に何かを頼む(〜してくれますか)」表現、May Iは主語がIで「自分が許可を求める(〜してもよいですか)」表現です。
Q. willとbe going toの使い分けは?
中学英語のテストでは基本的に書き換え可能として扱われますが、厳密にはwillが「その場で決めた意志・単純未来」、be going toが「前もって決めていた予定」を表します。

2026年10月9日更新・モチタン辞典編集部