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中学英語の間接疑問文を完全整理
間接疑問文とは、疑問文が別の文の一部(目的語など)として組み込まれ、「〜かということ」を表す文のことです。語順は必ず「疑問詞 + 主語 + 動詞」の平叙文(肯定文)と同じ並び順になります。もとの疑問文で使われていたdo、does、didは消え、動詞を三人称単数現在の-sや過去形に戻す必要があります。
間接疑問文とは?基本の意味と公式
間接疑問文とは、Where does he live?(彼はどこに住んでいますか)のような独立した疑問文(直接疑問文)を、I know(私は知っている)や Do you know(あなたは知っていますか)といった別の文の中に埋め込んだ形です。
日本語では「彼がどこに住んでいるか(を私は知っている)」のように、「〜かということ」というひとかたまりの名詞節を作ります。
最重要公式:語順は「疑問詞 + 主語 + 動詞」
間接疑問文を作るときに覚えるべき基本ルールは次の1つだけです。
- 主節 + [ 疑問詞 + 主語 + 動詞 ]
普通の疑問文では「疑問詞 + 助動詞/be動詞 + 主語」という倒置の語順になりますが、間接疑問文では疑問詞のあとが普通の肯定文(主語 + 動詞)の語順に戻ります。
| 種類 | 英文 | 語順の構造 |
|---|---|---|
| 直接疑問文 | Where is the station?(駅はどこですか) | 疑問詞 + be動詞 + 主語 |
| 間接疑問文 | I know where the station is.(私は駅がどこにあるか知っています) | 主節 + [ 疑問詞 + 主語 + be動詞 ] |
基礎から体系的に復習したいときは、間接疑問文の作り方の解説も参考にしてみてください。
次の疑問前置きとしてよく使われる丁寧な表現を確認したいときは、Could you tell meの意味と使い方が参考になります。
直接疑問文から直す書き換え手順
直接疑問文を間接疑問文へ書き換える作業は、次の3つのステップで進めるとミスを防げます。
- 前置きとなる文(主節:I know、Tell me など)を先に置く
- 組み込みたい疑問文の「疑問詞」をそのまま接続詞のように置く
- 残りの部分を「肯定文(平叙文)の語順(主語 + 動詞〜)」に並べ替える
be動詞を使った文の書き換えは、主語とbe動詞の位置を元に戻すだけなので直感的です。
be動詞パターンの書き換え例
【元の文】Who is that boy?(あの男の子は誰ですか)
【組み合わせる文】Do you know ...?(あなたは…を知っていますか)
↓
【完成文】Do you know who that boy is?(あなたはあの男の子が誰か知っていますか)
【元の文】Where are they?(彼らはどこにいますか)
【組み合わせる文】I don't know ...(私は…を知りません)
↓
【完成文】I don't know where they are.(私は彼らがどこにいるか知りません)
I know や Tell me などの前置き文を先に置く
組み込みたい疑問文の疑問詞をそのまま配置
残りを「主語+動詞〜」の肯定文の語順に並べ替える
主節を先に置き、疑問詞の後は肯定文の語順(主語+動詞)に直します。
さまざまなパターンをもっと練習したい場合は、間接疑問文の作り方の例文集で確認できます。
一般動詞・過去形の書き換えルール
定期テストや高校入試で最も失点が多いのが、一般動詞の疑問文(do, does, did を使った文)を間接疑問文にするパターンです。
一般動詞の疑問文を肯定文の語順に戻すときは、do、does、did は消滅します。その際、後ろの動詞の形を正しく復元しなければなりません。
doesが消えて三人称単数のsがつく例
疑問文で動詞を原形に戻していた does が消えるため、動詞に -s や -es を付け直します。
【元の文】Where does she live?(彼女はどこに住んでいますか)
【組み合わせる文】I know ...(私は…を知っている)
↓
【完成文】I know where she lives.(私は彼女がどこに住んでいるか知っています)
※ does live ではなく、lives に変化します。
didが消えて過去形に戻る例
疑問文で使われていた did が消え、動詞が過去形に変化します。
【元の文】What did he buy?(彼は何を買いましたか)
【組み合わせる文】Please tell me ...(私に…を教えてください)
↓
【完成文】Please tell me what he bought.(彼が何を買ったか私に教えてください)
※ did buy ではなく、不規則変化動詞の過去形 bought に戻します。
| 元の直接疑問文 | 助動詞の処理 | 間接疑問文の完成形 |
|---|---|---|
| When do they practice? | do が消える(動詞は原形のまま) | I know when they practice. |
| What time does the bus leave? | does が消滅 → 動詞に -s | I know what time the bus leaves. |
| Where did you go yesterday? | did が消滅 → 動詞を過去形へ | I know where you went yesterday. |
過去形における語順の基本は、過去形の疑問文・否定文の作り方で詳しく解説しています。
次の疑問元の疑問文を作る段階で不安があるなら、基本となる一般動詞の疑問文の作り方を復習しておくとスムーズです。
Yes/No疑問文を埋め込む方法
what や where のような疑問詞がない疑問文(YesかNoで答える疑問文)を別の文に組み込むときは、接続詞の if または whether を使います。
意味は「〜かどうか」となり、語順は「if [whether] + 主語 + 動詞」となります。中学英語では主に if が使われます。
be動詞のYes/No疑問文
【元の文】Is he busy now?(彼は今忙しいですか)
【完成文】I don't know if he is busy now.(彼が今忙しいかどうか、私にはわかりません)
一般動詞のYes/No疑問文
【元の文】Does Ken like music?(ケンは音楽が好きですか)
【完成文】Ask him if Ken likes music.(ケンが音楽を好きかどうか、彼に聞いてみてください)
※ 一般動詞の場合も does は消え、likes に変化します。
whetherを使う場合と or not
「〜かどうか」の意味を強調するために、文末や接続詞の直後に or not を添えることがあります。
- I wonder if it will rain tomorrow (or not).(明日雨が降るかどうか気になります)
- I don't know whether he will come or not.(彼が来るかどうか私にはわかりません)
I don't know if he is busy now.彼が今忙しいかどうか、私にはわかりません。
疑問詞がない疑問文はifまたはwhetherを使い、「〜かどうか」を表します。

疑問詞が主語の文は語順を変えない
疑問詞そのものが主語になっている直接疑問文は、間接疑問文にしても語順が一切変わりません。
なぜなら、もともとの直接疑問文が最初から「主語 + 動詞」の語順になっているからです。
語順が変わらない具体例
【元の文】Who wrote this letter?(誰がこの手紙を書きましたか)
この文では、Who が疑問詞であり、同時に主語です。その後ろに動詞 wrote が続いています。
↓
【完成文】Do you know who wrote this letter?(誰がこの手紙を書いたか知っていますか)
元の文がすでに「疑問詞(主語)+ 動詞」であるため、何も語順をいじる必要がありません。
【元の文】What happened to him?(彼に何が起きましたか)
↓
【完成文】Nobody knows what happened to him.(彼に何が起きたのか誰も知りません)
| 元の疑問文 | 疑問詞の役割 | 間接疑問文での処理 |
|---|---|---|
| Who broke the window? | 主語 | 語順変更なし(I know who broke the window.) |
| Who did you meet? | 目的語(主語は you) | did を消して動詞を過去形へ(I know who you met.) |
文末記号(?と.)の見分け方ルール
間接疑問文の文末に「?」をつけるか「.」をつけるかは、文頭の主節が疑問文かどうかだけで決まります。文の途中に疑問詞があるかどうかは一切関係ありません。
- 文頭が疑問文(Do you know... ? / Can you tell me... ? など)で始まっている → 文末は ?
- 文頭が肯定文・否定文・命令文(I know... / I don't know... / Tell me... など)で始まっている → 文末は .
表は横にスクロールできます →
| 主節のタイプ | 文頭の表現例 | 完成文の例 | 文末記号 |
|---|---|---|---|
| 肯定文 | I know | I know what she wants. | ピリオド(.) |
| 否定文 | I don't remember | I don't remember when he arrived. | ピリオド(.) |
| 命令文 | Please tell me | Please tell me where the station is. | ピリオド(.) |
| 一般疑問文 | Do you know | Do you know what she wants? | クエスチョン(?) |
| 助動詞の疑問文 | Can you tell me | Can you tell me where he lives? | クエスチョン(?) |
テストで失点するよくある3大ミス
定期テストや入試の記述・並び替え問題で多くの受験生が引っかかる典型的なミスは以下の3つです。
ミス1:疑問文の語順のまま残してしまう
【誤】I don't know where is he.
【正】I don't know where he is.
疑問詞の後ろを思わず疑問文の倒置(is he)のまま書いてしまうミスです。必ず「主語 + 動詞(he is)」に並び替えます。
ミス2:do・does・did をそのまま残してしまう
【誤】Do you know what does this word mean?
【正】Do you know what this word means?
疑問文を作るための do / does / did は間接疑問文の中には入れません。完全に消去してください。
ミス3:does や did を消した後の動詞の変化を忘れる
【誤】I know where she live.(-s の付け忘れ)
【正】I know where she lives.
【誤】Tell me what you buy yesterday.(過去形への戻し忘れ)
【正】Tell me what you bought yesterday.
does や did を消すことだけに意識が向き、動詞を原形のまま放置してしまうミスが多発します。主語の人称と時制を必ず再確認してください。
疑問詞の後に倒置を残さず「主語+動詞」にする
do・does・didは文中に残さず完全に消去する
助動詞消去後は三単現の-sや過去形を復元する
テストで失点しやすい3つの典型ミスと正しい書き方の注意点です。
中学レベルの確認練習問題(全5問)
理解度を測るための確認問題です。括弧内の指示に従って解いてみてください。
問題
- 2文を1文に:I know. + Where does Ken live?
- 2文を1文に:Do you know? + What time is it now?
- 2文を1文に:Please tell me. + What did she say?
- 2文を1文に:I don't know. + Is this story true?
- 並び替え:彼が誰に電話したのか知っていますか。
[ did / he / know / who / you / called / ? / Do ](1語不要)
解答と解説
- I know where Ken lives.
解説:does を消去し、動詞 live に三人称単数の -s を付けて lives にします。文頭が I know なので文末はピリオドです。 - Do you know what time it is now?
解説:what time(何時)というひとかたまりの疑問詞の後に、主語 it + be動詞 is の順で続けます。主節が Do you know なので文末はクエスチョンマークです。 - Please tell me what she said.
解説:did を消去し、動詞 say を過去形 said に戻します。命令文なので文末はピリオドです。 - I don't know if [whether] this story is true.
解説:疑問詞のない文なので if または whether を使います。語順は「主語(this story)+ be動詞(is)」です。 - Do you know who he called?(不要語:did)
解説:主語は he、動詞は過去形の called です。間接疑問文の中では疑問文を作る助動詞 did は使わないため、did が不要語になります。
続けて読む
理解度チェック
Q1. 間接疑問文を作るときの語順の基本ルールは何ですか?
- 主節 + 疑問詞 + 助動詞 + 主語
- 主節 + 疑問詞 + 動詞 + 主語
- 主節 + 疑問詞 + 主語 + 動詞
- 主節 + 主語 + 動詞 + 疑問詞
答えを見る
正解: C. 主節 + 疑問詞 + 主語 + 動詞
間接疑問文の最重要公式は「主節 + 疑問詞 + 主語 + 動詞」であり、疑問詞の後は肯定文の語順に戻ります。
Q2. 次のうち、間接疑問文として正しい英文はどれですか?
- I know where she lives.
- I know where does she live.
- I know where does she lives.
- I know where she live.
答えを見る
正解: A. I know where she lives.
一般動詞の疑問文を埋め込む際はdoesが消え、動詞に三人称単数のsが付くため「where she lives」が正解です。
Q3. 間接疑問文の文末に「?」をつける基準は何ですか?
- 埋め込んだ文に疑問詞があるかどうか
- 文頭の主節が疑問文かどうか
- 文末にor notがあるかどうか
- 組み込む前の元の文が疑問文かどうか
答えを見る
正解: B. 文頭の主節が疑問文かどうか
文末に「?」か「.」をつけるかは、文頭の主節が疑問文かどうかだけで決まります。文中の疑問詞の有無は関係ありません。
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よくある質問
- Q. 間接疑問文でhow oldなどはどう並べる?
- how old や how many books、what time などの2語以上の疑問詞のかたまりは分解せず、そのままひとかたまりとして「疑問詞」の位置に置きます。その直後に「主語 + 動詞」を続けます(例:I know how old he is.)。
- Q. 高校で習うthinkの例外構文とは何ですか?
- 主節の動詞が think や believe の疑問文(相手の意見を尋ねる文)では、疑問詞が文頭に飛び出します(例:Who do you think made this?)。中学英語のテストでは基本的に出題されず、高校英語で詳しく学習します。
- Q. ifとwhetherの使い分けはありますか?
- 中学英語の範囲ではどちらを使っても基本的に同じ意味(〜かどうか)で正解になります。ただし、文頭に置く場合や直後に or not を置く場合は whether しか使えないというルールがあります。迷ったら使いやすい if を使うのが標準的です。
- Q. 間接疑問文の訳し方のコツは?
- 疑問詞節の部分を先に「誰が〜か」「どこで〜か」と日本語に訳し、最後に文全体の動詞(知っている、教えてくださいなど)につなげると自然な日本語になります。例えば Tell me where you live. は「どこに住んでいるか」+「教えて」となります。
2026年10月12日更新・モチタン辞典編集部
subject
verb
whether