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中学英語の書き換え一覧と解き方

中学英語の書き換え一覧と解き方

中学英語の書き換え(同意文完成)問題は、助動詞の言い換え、too … to 〜 などの重要構文、能動態と受動態の変換、動詞から名詞・形容詞への品詞転換という4大パターンを押さえることで確実に得点できます。

文全体の意味を保ったまま主語や動詞の形を調整する規則を理解すれば、定期テストや高校入試の頻出問題に素早く対応できます。

中学英語書き換え一覧表

中学英語の書き換え問題で頻出する代表的なパターンを、学年別および出題頻度別に一覧で整理しました。元の文と書き換え後の文の構造、そして変換の理由を対比して確認できます。

中1・中2レベルの基本書き換えパターン一覧

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元の表現書き換え後の表現文法項目変換の要点
canbe able to助動詞能力を表す表現の言い換え
willbe going to助動詞未来・予定を表す表現の言い換え
musthave to助動詞義務「〜しなければならない」の言い換え
want towould like to助動詞・不定詞丁寧な願望表現への書き換え
don't have toneed not助動詞不必要「〜する必要はない」の言い換え
becauseso接続詞原因・理由から結果への順序逆転
Which is your … ?Which … is yours?疑問詞・代名詞所有格+名詞から所有代名詞への変換

中2・中3レベルの重要・発展書き換えパターン一覧

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元の表現書き換え後の表現文法項目変換の要点
too … to 〜so … that 〜 cannot重要構文「とても…なので〜できない」の複文化
… enough to 〜so … that 〜 can重要構文「〜できるほど…」の複文化
S + V + O(能動態)O + be + 過去分詞 + by S受動態動作を受ける側を主語にした文構造への転換
speak English wellbe a good speaker of English品詞転換動詞+副詞から形容詞+名詞への転換
run fastbe a fast runner品詞転換動作主を表す名詞を用いた表現への転換
enjoy ~inghave a good time ~ing動名詞・熟語「〜して楽しむ」の慣用表現への転換
not … anythingnothing代名詞・否定全否定を表す代名詞への集約
the + 最上級No other … is + 比較級 + than 〜比較最上級の意味を原級・比較級で表現

助動詞の書き換え規則と注意点

助動詞の書き換えは、定期テストや高校入試で最も基礎となる頻出分野です。肯定文だけでなく、否定文や疑問文になったときの一致関係にも注意を払う必要があります。

must と have to の書き換え

「〜しなければならない」という義務を表す must は have to に書き換えることができます。主語が三人称単数で現在形の場合は has to、過去形の場合は had to を用います。

ただし、否定文では意味が大きく異なる点に注意してください。must not は「〜してはいけない」という強い禁止を表しますが、don't have to は「〜する必要はない」という不必要を表します。書き換えの対応関係は以下の通りです。

can と be able to の書き換え

能力や可能を表す can は be able to に書き換えられます。主語の人称や数、時制に合わせて be 動詞の形(am, is, are, was, were)を正確に変化させることが求められます。

will と be going to の書き換え

未来の予定や推測を表す will は be going to に書き換えられます。主語に応じた be 動詞の選択が必要です。

want to と would like to の書き換え

「〜したい」という願望を表す want to は、丁寧な表現である would like to に言い換えることができます。

must not と don't have to の違い

must not

  • 意味:〜してはいけない
  • ニュアンス:強い禁止を表す
  • don't have to と混同しない

don't have to

  • 意味:〜する必要はない
  • ニュアンス:不必要を表す
  • need not に書き換え可能

否定文では意味が大きく異なり、書き換えの対応関係が変わるため注意が必要です。

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基本を定着させたい方は、中学英語の助動詞練習問題と解説で演習に取り組んでみましょう。

次の疑問助動詞の使い分けを定着させたいときは、英語助動詞の練習問題と解説で様々なパターンの出題に挑戦してみましょう。

重要構文と接続詞の書き換え

中3で学習する重要構文や、接続詞を用いた複文の書き換えは、高校入試の長文読解や英作文でも核となる知識です。文の構造が単文から複文へと変化する仕組みを整理します。

too 〜 to … と so 〜 that … cannot の書き換え

「とても〜なので…できない」「…するにはあまりに〜すぎる」を表す too + 形容詞・副詞 + to + 動詞の原形 は、接続詞 that を用いた so + 形容詞・副詞 + that + 主語 + cannot + 動詞の原形 に書き換えられます。

この書き換えでは、元の文が過去形(was)であれば、that 節の中の助動詞も過去形(could not)に合わせる必要があります。また、意味上の主語が文の主語と異なる場合は for + 目的格 が補われます。

enough to と so 〜 that … can の書き換え

「…できるほど〜」「とても〜なので…できる」を表す 形容詞・副詞 + enough to + 動詞の原形 は、so + 形容詞・副詞 + that + 主語 + can + 動詞の原形 に書き換えられます。

語順が enough + 形容詞 ではなく 形容詞 + enough になる点に注意してください。

because と so の接続関係の書き換え

理由を表す接続詞 because(〜だから)を用いた文は、結果を表す接続詞 so(だから、その結果)を用いて前後を入れ替えることでほぼ同じ意味の文に書き換えられます。

too … to 〜 の複文化の型
so + 形容詞/副詞+that+主語+cannot / could not+動詞の原形 (目的語)

This book is so difficult that I cannot read it.この本は難しすぎて私には読めません。

意味上の主語がある場合、that節の中には目的格から主格への変換と目的語が必要です。

不定詞を用いた重要構文の演習には、中学英語の不定詞練習問題と解説が役立ちます。

次の疑問書き換えで使われる基本パターンを体系的に整理したい場合は、中学英語の重要構文・パターン一覧で要点を確認できます。

能動態と受動態の相互書き換え

受動態(受け身)の書き換えは、能動態の目的語を新しい主語に据え、動詞を be動詞 + 過去分詞 に変化させる文法操作です。第3文型だけでなく、目的語を2つ取る第4文型の受動態も頻出です。

基本の受動態書き換え規則

能動態「主語(A) + 動詞 + 目的語(B)」を受動態にする場合、「目的語(B) + be動詞 + 過去分詞 + by + 動作主(Aの目的格)」という語順になります。

動作主が一般の人々(people, they, we など)である場合や、特定する必要がない場合は、by 〜 を省略するのが自然です。

第4文型(give / teach など)の受動態

give や teach、show など「人」と「物」の2つの目的語を取る動詞では、どちらを主語にするかによって2通りの書き換えが可能です。「物」を主語にする場合、人の前に前置詞 to(または for)が必要になります。

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動詞の種類能動態の形物主語の受動態で必要な前置詞例文
与える系give 人 物toThe present was given to her.
教える系teach 人 物toMath is taught to them.
見せる系show 人 物toThe picture was shown to us.
作る・買う系make / buy 人 物forA cake was made for him.
第4文型の受動態の2通り

「人」を主語にする

  • I was given this book by Ms. Green.
  • 間接目的語(me)を主語に据える
  • 後ろに直接目的語(物)をそのまま置く

「物」を主語にする

  • This book was given to me by Ms. Green.
  • 直接目的語(this book)を主語に据える
  • 人の前に前置詞 to (または for )が必要

目的語が2つある文では、どちらを新しい主語にするかで形が変わります。

中学英語の重要書き換え問題パターン一覧のイメージ

文型の変換ルールをより詳しく知りたい方は、第4文型から第3文型への書き換えも参考にしてください。

次の疑問受け身の基本ルールや時制ごとの変化に不安があるなら、中学英語の受動態まとめで基礎から振り返ると理解が深まります。

品詞転換と動詞句の書き換え

英語では、「動詞+副詞」で表現される動作を、「be動詞+形容詞+動作主を表す名詞」や熟語に置き換える品詞転換の表現が好まれます。高校入試で記述式問題としてよく出題される分野です。

「動詞 + 副詞」から「形容詞 + 名詞」への書き換え

「〜を上手に(速く)する」という表現は、「〜の良い(速い)演奏者・走者である」と言い換えることができます。

動名詞・不定詞を含む慣用句の書き換え

同じような感情や動作の状況を表す熟語同士の言い換えも重要です。

所有表現と指示代名詞の書き換え

所有格(my, your)と所有代名詞(mine, yours)の言い換えは、短文の語順整序や穴埋めで頻出です。

否定・疑問・比較構文の書き換え

否定詞の集約や比較表現の構造転換は、難関校の入試問題や定期テストの応用問題で差がつくポイントです。

否定語を用いた集約の書き換え

not … any 〜(少しも〜ない)は、否定を表す1語の代名詞や副詞(no, nothing, nobody, never)に書き換えることができます。

最上級・比較級・原級の相互書き換え

「Aが最も〜だ」という最上級の文は、否定の主語(No other …)を用いた原級比較や比較級、あるいは「他のどの…よりも〜だ」という表現(any other + 単数名詞)に書き換えることができます。

比較の形式基本構文例文
最上級the + 最上級 + in / ofKen runs fastest in our class.
原級による否定主語No other 単数名詞 is as 原級 as ANo other student runs as fast as Ken.
比較級による否定主語No other 単数名詞 is 比較級 than ANo other student runs faster than Ken.
any other構文比較級 + than any other 単数名詞Ken runs faster than any other student.

書き換え問題を解く3つの手順

書き換え問題でケアレスミスを減らし、安定して満点を取るための思考ステップと確認事項をまとめました。感覚で解くのではなく、手順を踏んで処理することが重要です。

解法の3ステップ

  1. ステップ1:元の文の意味と骨組みを把握する
    元の文の主語・動詞・時制を確認し、日本語の意味を正確に理解します。どの文法構文が使われているかを特定します。
  2. ステップ2:書き換え後の文の主語と動詞を決定する
    与えられた書き出しや指定語句から、新しい主語と動詞を確定させます。能動態から受動態への転換であれば、目的語が主語に移動しているかを確認します。
  3. ステップ3:時制・人称・単複・語形を調整する
    主語に応じた三単現の s、過去形への変化、be 動詞の活用、代名詞の格変化(主格・目的格・所有代名詞)を最後に必ず照合します。

失点を防ぐ見直しチェックリスト

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確認項目よくある誤答例正しい答え解説
時制の一致He was so tired that he cannot walk.… he could not walk.前節が過去形(was)なら従属節も過去形(could)にします。
三単現の sKen is able to swim fast.
Ken have to study.
Ken has to study.主語が三人称単数現在なら have to は has to になります。
any other 後の名詞… than any other mountains.… than any other mountain.any other の後ろに置く名詞は必ず単数形です。
代名詞の格This book was given to I.This book was given to me.前置詞の後ろに置く代名詞は目的格にします。
受動態の過去分詞The letter was wrote by him.The letter was written by him.不規則変化動詞の過去分詞のスペルミスに注意します。
書き換え問題を解く3ステップ
1骨組みを把握

元の文の主語・動詞・時制を確認し文法構文を特定

2主語と動詞を確定

与えられた書き出しから新しい主語と動詞を決定

3語形を調整

三単現のs、過去形、be動詞、代名詞の格を照合

感覚に頼らず3つの手順を踏むことで、ケアレスミスを防ぎます。

実戦練習問題と詳しい解答解説

学んだ書き換えルールを使って、入試や定期テスト形式の穴埋め問題に挑戦してみましょう。各組の英文がほぼ同じ意味になるように、空欄に適する英語を補ってください。

問題

問1
You must not take pictures here.
= You (  ) (  ) take pictures here.(2語で「〜してはいけない」を表す命令文・助動詞表現)

問2
The bag was so heavy that she could not carry it.
= The bag was (  ) heavy for her (  ) carry.

問3
My uncle gave this watch to me.
= I (  ) (  ) this watch by my uncle.

問4
He is a very good tennis player.
= He (  ) tennis very (  ).

問5
No other river in the world is longer than the Nile.
= The Nile is (  ) (  ) river in the world.

解答と解説

問1の正解:Don't / Never または do not
解説:must not は強い禁止(〜してはいけない)を表します。同じ意味を表すには否定の命令文 Don't take … を用います。

don't have to(〜する必要はない)と混同しないよう注意が必要です。

問2の正解:too / to
解説:so … that 〜 could not は too … (for 人) to 〜 に書き換えられます。元の文で主語が she と明示されているため、不定詞の意味上の主語として for her が置かれています。

問3の正解:was given
解説:能動態 gave me this watch を「私(I)」を主語にした受動態にする問題です。時制が過去(gave)なので、I に対応する過去形の be 動詞 was と過去分詞 given を補います。

問4の正解:plays / well
解説:「形容詞+名詞(a good tennis player)」から「動詞+副詞(plays tennis well)」への品詞転換です。主語が He で現在形のため、動詞に三単現の s をつけて plays とし、good を副詞 well に変換します。

問5の正解:the longest
解説:No other … is longer than 〜(他のどの川も〜より長くない)は、最上級「世界で最も長い川である」と同じ意味になります。最上級の the longest を入れます。

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英文法の疑問をすべて見る「中学英語」のまとめ

理解度チェック

Q1. 「〜する必要はない」を表すdon't have toの書き換えは?

  1. must not
  2. need not
  3. cannot
  4. would like to
答えを見る

正解: B. need not
本文より、不必要「〜する必要はない」を表すdon't have toはneed notに書き換えられます。must notは「強い禁止」です。

Q2. He is a good speaker of English.と同じ意味の文は?

  1. He speaks English well.
  2. He runs fast.
  3. He wants to speak English.
  4. He plays the piano well.
答えを見る

正解: A. He speaks English well.
本文の品詞転換の説明で、He speaks English well.はHe is a good speaker of English.と言い換えられると解説されています。

Q3. 「any other」の後ろに置く名詞の形で正しい注意点はどれ?

  1. 必ず複数形にする
  2. 必ず単数形にする
  3. 動名詞にする
  4. 所有代名詞にする
答えを見る

正解: B. 必ず単数形にする
本文の「失点を防ぐ見直しチェックリスト」において、「any other の後ろに置く名詞は必ず単数形です」と明記されています。

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よくある質問

Q. 中学英語の書き換え問題の配点は高いですか?
高校入試や定期テストにおいて、書き換え(同意文完成)問題は知識と文法運用能力を同時に測れるため、配点が高めに設定される傾向があります。特に難関公立・私立高校では合否を分ける重要分野です。
Q. must not と don't have to の違いは?
肯定文の must と have to はほぼ同じ意味ですが、否定文では明確に異なります。must not は「〜してはいけない」という禁止を表し、don't have to は「〜する必要はない」という不必要を表します。
Q. 書き換えで最も多いケアレスミスは何ですか?
時制の不一致(過去形なのに現在形にする)と、三人称単数の s 抜けです。特に so…that 構文から too…to 構文への変換や、品詞転換で動詞を補う際に動詞の語形変化を忘れるミスが多発します。
Q. 英作文にも書き換えの知識は役立ちますか?
非常に役立ちます。書き換え表現(パラフレーズ)を身につけることで、自分がスペルや文法を正確に書ける構文を選択して表現できるようになり、自由英作文での失点を大幅に防ぐことができます。

2026年10月8日更新・モチタン辞典編集部