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不定詞形容詞的用法例文と見分け方完全ガイド
不定詞の形容詞的用法は、名詞 + to + 動詞の原形の語順で「〜するための名詞」「〜すべき名詞」と直前の名詞を後ろから詳しく説明する文法ルールです。
不定詞形容詞的用法の基本形と3つの訳し方
不定詞の形容詞的用法とは、to + 動詞の原形のかたまりが形容詞と同じ働きをし、直前にある名詞を修飾(説明)する用法です。日本語では「読む本」「冷たい飲み物」のように修飾する言葉が名詞の前に来ますが、英語では2語以上の説明句は名詞の後ろに置く後置修飾が基本原則です。
形容詞的用法の基本語順
基本構造は名詞 + to + 動詞の原形です。直前の名詞を矢印のように後ろから指し示して意味を補います。
- I have a lot of homework to do.(私にはするべき宿題がたくさんあります。)
- She has no time to eat breakfast.(彼女には朝食を食べる時間がありません。)
自然に訳すための3つの日本語パターン
学校の授業では「〜するための」「〜すべき」と教わることが多いですが、文脈に合わせて次の3つのパターンを使い分けると、不自然さのない日本語訳になります。
| パターン | 意味合い | 代表的な組み合わせ例 |
|---|---|---|
| 〜するための | 目的・用途を表す | a place to stay(滞在するための場所/滞在先) |
| 〜すべき | 義務・予定・責任を表す | things to remember(覚えておくべきこと) |
| 〜する・〜した | 名詞の内容そのものを説明する | a promise to help(手伝うという約束) |
日本語訳を作るときは、機械的に「〜するための」と当てはめるのではなく、前後の文脈に合わせて「〜する」「〜できる」と言い換えると自然な表現になります。
直前の名詞と不定詞の意味関係
形容詞的用法の不定詞は、修飾される名詞との間に意味上の関係を持っています。この関係を理解しておくと、英作文や読解の精度が大きく向上します。
- 動詞と目的語の関係(VO関係)
修飾される名詞が、不定詞の動詞の目的語になる関係です。
I need a book to read.(私は読むための本が必要です。)
※ read a book という関係が成り立ちます。 - 主語と動詞の関係(SV関係)
修飾される名詞が、不定詞の動詞の主語になる関係です。
I need a friend to help me.(私には私を助けてくれる友人が必要です。)
※ A friend helps me. という関係が成り立ちます。 - 同格関係
直前の抽象名詞の具体的な内容を不定詞が説明する関係です。
He kept his promise to return early.(彼は早く帰るという約束を守りました。)
※ promise = to return early の関係が成り立ちます。
I have a lot of homework to do.私にはするべき宿題がたくさんあります。
直前の名詞を後ろからto不定詞が修飾して具体的な意味を付け足します。
次の疑問名詞を後ろから説明する表現には、不定詞だけでなく過去分詞を使った名詞修飾のルールもあります。
不定詞形容詞的用法例文20選
テストや日常会話でよく使われる重要例文をカテゴリ別に整理しました。英語特有の後ろから説明する語順感覚を身につけましょう。
基本の定番例文(名詞 + to不定詞)
- It is time to go to bed.(もう寝る時間です。)
- Do you have anything to say?(何か言いたいことはありますか。)
- There are many places to visit in Kyoto.(京都には訪れるべき場所がたくさんあります。)
- She bought a notebook to write her ideas in.(彼女は自分のアイデアを書き留めるためのノートを買いました。)
- I gave him some water to drink.(私は彼に飲むための水をいくらかあげました。)
- We made a plan to travel to Hokkaido.(私たちは北海道へ旅行する計画を立てました。)
- He has the courage to speak the truth.(彼には真実を話す勇気があります。)
不定代名詞を含む語順パターン(something / anything / nothing)
something、anything、nothing、someone などの不定代名詞に形容詞(cold, hot, delicious など)と不定詞が同時に付く場合、語順は不定代名詞 + 形容詞 + to不定詞になります。
通常の「形容詞 + 名詞」の語順とは異なるため、並び替え問題で非常に頻出です。
- I want something cold to drink.(何か冷たい飲み物が欲しいです。)
- Do you have anything hot to eat?(何か温かい食べ物はありますか。)
- There is nothing interesting to watch on TV.(テレビで見る面白い番組は何もない。)
- We are looking for someone strong to carry this box.(私たちはこの箱を運んでくれる力持ちの人を探しています。)
- Is there anything new to learn in this class?(この授業で新しく学ぶべきことはありますか。)
- She gave me something sweet to eat.(彼女は私に何か甘い食べ物をくれました。)
前置詞で終わる重要パターン
不定詞の動詞が自動詞の場合、文末に前置詞が必要になります。前置詞を落としやすいため注意が必要です。
- Please give me a piece of paper to write on.(書くための紙を1枚ください。)
- I need a pen to write with.(書くためのペンが必要です。)
- He is looking for a house to live in.(彼は住むための家を探しています。)
- She has no friends to talk with.(彼女には話をする友達がいません。)
- There was no bench to sit on in the park.(公園には座るためのベンチがありませんでした。)
- I need a bag to put these clothes in.(私はこれらの服を入れるためのバッグが必要です。)
- He is a reliable person to work with.(彼は一緒に働くのに信頼できる人物です。)
I want something cold to drink.何か冷たい飲み物が欲しいです。
-thingなどの代名詞に形容詞と不定詞が重なるときの必須語順です。
動詞ごとの性質の違いを確認したいときは、自動詞と他動詞の違いと見分け方の例文集が役立ちます。
前置詞が必要な理由と戻しチェック判定法
「なぜ a pen to write with のように最後に with が必要なのか」「a book to read にはなぜ前置詞がつかないのか」という疑問は、多くの学習者がつまずくポイントです。この違いは動詞と名詞の文法的なつながりにあります。
前置詞が必要になる文法的な理由
不定詞が修飾している名詞を、不定詞の動詞の後ろに移動させて元の文を作ってみると、前置詞の必要性が一目でわかります。
| 不定詞句 | 動詞の後ろに名詞を戻した形 | 前置詞の要否判定 |
|---|---|---|
| a book to read | read a book(本を読む) | 他動詞なので前置詞は不要 |
| a pen to write with | write with a pen(ペンで書く) | 「ペンを書く」ではなく「ペンで書く」なので with が必要 |
| a chair to sit on | sit on a chair(椅子の上に座る) | sit a chair は不可。on が必要 |
| a house to live in | live in a house(家の中に住む) | live a house は不可。in が必要 |
| a friend to talk to | talk to a friend(友達に話しかける) | talk a friend は不可。to や with が必要 |
前置詞抜けを防ぐ「戻しチェック」の3ステップ
テストで並び替えや英作文を解くときは、次の3ステップで前置詞の有無を検証してください。
- 修飾される名詞(先行する名詞)を特定する
- その名詞を、不定詞の動詞の後ろに置いてみる
- 前置詞なしで意味が通じるか確認する(通じなければ適切な前置詞を文末に補う)
例えば「a piece of paper to write」と書いた場合、ステップ2で「write a piece of paper」となります。
これでは「紙そのものを文字として書く」という意味になってしまい不自然です。「紙の上に書く」とするためには write on a piece of paper となるため、文末に on が必須であると判断できます。
修飾される先行名詞を見つける
不定詞の動詞の後ろに名詞を置いてみる
前置詞なしで成立するか意味を検証する
修飾される名詞を動詞の後ろに戻して前置詞の要否を確かめましょう。
「形容詞 to 不定詞」との品詞の違いと整理
検索語「形容詞 to 不定詞」で調べる方の多くが、不定詞の形容詞的用法と、形容詞 + to不定詞という構文を混同しています。この2つは文法上の品詞と役割が全く異なります。
形容詞的用法と副詞的用法の形容詞修飾の比較
| 項目 | 不定詞の形容詞的用法 | 形容詞 + to不定詞(副詞的用法) |
|---|---|---|
| 語順 | 名詞 + to + 動詞の原形 | be動詞 + 形容詞 + to + 動詞の原形 |
| 不定詞の品詞 | 形容詞の働き(名詞を修飾) | 副詞の働き(直前の形容詞を修飾) |
| 直前の単語 | 名詞(book, time, friend など) | 形容詞(glad, easy, difficult など) |
| 代表的な例文 | I have no time to rest.(休む時間がない) | I am glad to see you.(あなたに会えて嬉しい) |
| 主な意味 | 〜するための、〜すべき | 〜して(感情の原因)、〜するのが(難易・判断) |
「形容詞 + to不定詞」の2大パターン
直前に形容詞が来る場合の不定詞は、形容詞の理由や限定を表す副詞的用法です。
1. 感情の原因を表すパターン感情を表す形容詞(glad, happy, sad, surprised, sorry など)の直後に不定詞を置き、「〜して…だ」と感情の理由を説明します。
- I am glad to meet you.(あなたにお会いできて嬉しいです。)
- She was surprised to hear the news.(彼女はその知らせを聞いて驚きました。)
- We were sorry to miss the train.(私たちは電車に乗り遅れて残念でした。)
難易や評価を表す形容詞(easy, difficult, hard, dangerous など)の直後に不定詞を置き、「〜するのが…だ」と範囲を限定します。
- This book is easy to read.(この本は読むのが簡単です。)
- English is difficult to master in a short time.(英語を短期間で習得するのは難しい。)
- This river is dangerous to swim in.(この川は中で泳ぐのが危険です。)
直前にある単語が「名詞」であれば形容詞的用法、「形容詞」であれば副詞的用法(形容詞修飾)と見分けるのが鉄則です。

不定詞3用法の見分け方フローチャート
不定詞には「名詞的用法」「副詞的用法」「形容詞的用法」の3つがあります。定期テストや高校入試で用法の識別問題を確実に正解するための手順を解説します。
3用法の判定手順
- ステップ1:文の骨格(主語・動詞・目的語・補語)になっているか確認する
不定詞のかたまりが主語(S)、目的語(O)、補語(C)になっており、「〜すること」と訳せる場合は名詞的用法です。
例:To play tennis is fun.(主語)/ I like to play tennis.(目的語)/ My dream is to be a teacher.(補語) - ステップ2:直前に名詞があるか確認する
直前に名詞があり、その名詞を修飾して「〜するための名詞」「〜すべき名詞」とつながる場合は形容詞的用法です。
例:I have a lot of work to do.(直前の work を修飾) - ステップ3:文から取り除いても文の骨格が成立するか確認する
不定詞が文の主要素ではなく、動詞を修飾して「〜するために(目的)」や「…して〜だ(結果・原因)」となる場合は副詞的用法です。
例:I went to the library to study.(目的を表し、went を修飾)
用法判定の比較一覧表
表は横にスクロールできます →
| 用法 | 文中での役割 | 直前の品詞の傾向 | 主な日本語訳 |
|---|---|---|---|
| 名詞的用法 | 文の主語・目的語・補語になる | 動詞(want to, like to 等)や文頭 | 〜すること |
| 形容詞的用法 | 直前の名詞を修飾する | 名詞(book to, time to 等) | 〜するための、〜すべき |
| 副詞的用法 | 動詞・形容詞・文全体を修飾する | 動詞、形容詞、または完成した文の後ろ | 〜するために、〜して |
S/O/Cになり「〜すること」なら名詞的
直前の名詞を修飾するなら形容詞的用法
文から除外でき動詞を修飾するなら副詞的
文の骨格や直前の品詞を順に確認することで3つの用法を正確に見分けられます。
それぞれの用法ごとの例文をまとめて確認したいときは、不定詞(to 不定詞)の3用法の例文集が役立ちます。
次の疑問実際の入試やテスト形式で演習したいときは、不定詞の用法の見分け方と練習問題で腕試しができます。
テストで間違えやすいトラップ例文ワースト5
学校の定期テストや入試の並び替え問題・正誤判定で、正答率が下がりやすい典型的なミスパターンと対策を解説します。
ワースト1:前置詞忘れ(a chair to sit)
× 不自然な文:I need a chair to sit.
○ 正しい文:I need a chair to sit on.
解説:sit は自動詞です。「椅子に座る」は sit on a chair ですので、文末の on を省略してはいけません。
ワースト2:不定代名詞の語順ミス(cold something to drink)
× 不自然な文:I want cold something to drink.
○ 正しい文:I want something cold to drink.
解説:-thing で終わる名詞は、通常の形容詞(cold)も後ろから修飾します。語順は「代名詞 + 形容詞 + to不定詞」の順番です。
ワースト3:筆記用具・紙の前置詞の取り違え(a pen to write on)
× 不自然な文:Give me a pen to write on.
○ 正しい文:Give me a pen to write with.
解説:道具(ペン・鉛筆)は「〜を使って」なので with を使います。
紙(ノート・用紙)は「〜の上に」なので on を使います。paper to write on と pen to write with を混同しないように整理しましょう。
ワースト4:副詞的用法「目的」との混同
× 誤った解釈:He went to the station to meet his friend.(駅を修飾していると勘違いする)
○ 正しい解釈:to meet his friend は「友達に会うために」という目的を表す副詞的用法であり、went(行った)を修飾しています。「友達に会うための駅」という修飾関係にはなりません。
ワースト5:同格の of との混同
× 不自然な文:I had a chance of going there.(不定詞を使うべき場面での誤用)
○ 正しい文:I had a chance to go there.
解説:chance、time、ability、decision などの名詞は、後ろに to不定詞 を取って「〜する機会・時間・能力・決断」と表現するのが標準的です。
会話ですぐに使えるシーン別実践フレーズ集
不定詞の形容詞的用法は、日常会話で名詞の情報をすばやく付け足す際に極めてよく使われます。そのまま丸ごと覚えられる実用フレーズを紹介します。
ビジネス・学校シーン
- I have a lot of emails to reply to.(返信しなければならないメールがたくさんあります。)
- Do you have a few minutes to talk?(少しお話しする時間はありますか。)
- We have several issues to solve today.(今日解決すべき問題がいくつかあります。)
- Here is a list of tasks to complete.(完了すべき作業のリストです。)
- I need some documents to print out.(印刷すべき書類がいくつかあります。)
外出・買い物・旅行シーン
- Is there any good place to eat around here?(このあたりにどこか美味しい食事処はありますか。)
- I'm looking for a souvenir to buy for my family.(家族に買うお土産を探しています。)
- Do you have a map to show the route?(ルートを示す地図はありますか。)
- We need a quiet café to rest our feet.(足を休めるための静かなカフェが必要です。)
家・日常会話シーン
- There is nothing to worry about.(心配することは何もありません。)
- I have so much laundry to do.(洗濯するものが山ほどあります。)
- Do you have anything fun to do this weekend?(今週末何か楽しい予定はありますか。)
- I need a big box to put these toys in.(これらのおもちゃを入れる大きな箱が必要です。)
不定詞形容詞的用法の理解度チェックテスト
学習した内容を定着させるためのクイズです。空所補充と並び替え問題に挑戦してみましょう。
第1問(空所補充)
「私は今日、着るための新しい服を買いました。」という意味になるように、空所に適する語を入れてください。
I bought some new clothes ( ) today.
正解:to wear
解説:直前の名詞 clothes を修飾して「着るための服」とします。wear は他動詞(wear clothes)なので前置詞は不要です。
第2問(並び替え問題)
「私には相談できる人が誰もいません。」という意味になるように、[ ] 内の語句を正しく並び替えてください。
I have [ talk / to / to / no one ].
正解:I have no one to talk to.
解説:no one(誰も〜ない)を不定詞句 to talk to が後ろから修飾します。「〜に話しかける」は talk to ... ですので、文末に to が残ります。不定詞の to と前置詞の to が重なりますが正しい英文です。
第3問(並び替え問題)
「何か温かい飲み物をいただけますか。」という意味になるように、[ ] 内の語句を正しく並び替えてください。
Can I have [ to / something / drink / hot ]?
正解:Can I have something hot to drink?
解説:語順は「不定代名詞(something)+ 形容詞(hot)+ 不定詞(to drink)」となります。
第4問(用法識別問題)
次の文の下線部と同じ用法の不定詞を含むものを1つ選んでください。
下線部:He wants a car to drive.
A. I want to visit London.
B. She has a lot of books to read.
C. We were surprised to hear that.
正解:B
解説:問題文の to drive は名詞 a car を修飾する形容詞的用法です。選択肢Aは動詞 wants の目的語になっている名詞的用法、選択肢Cは感情の原因を表す副詞的用法です。Bの to read は名詞 books を修飾する形容詞的用法なので正解です。
名詞と不定詞の3つの文法関係(主語・目的語・同格)
修飾される名詞と to + 動詞の原形 の間には、必ず文法的な意味関係が存在します。この関係性を理解しておくと、文脈に合わせた自然な日本語へ迷わず訳せるようになります。
パターン1:目的語関係(名詞が不定詞の目的語)
直前の名詞が、不定詞の動詞の「目的語(〜を・〜に)」にあたる関係です。最も頻出のパターンです。
この文では write some letters(手紙を書く)という関係が背後に成り立っています。「〜するための名詞」「〜すべき名詞」と訳すと自然です。
パターン2:主語関係(名詞が不定詞の主語)
直前の名詞が、不定詞の動詞を行う「主語(〜が)」にあたる関係です。
この文では a friend helps him(友人が彼を助ける)という主語と動詞の関係が成立しているため、「〜してくれる名詞」「〜する名詞」と能動的に訳します。
パターン3:同格関係(名詞の内容を説明)
直前の名詞の具体的な内容を、不定詞以下で説明する関係です。ability、chance、decision、promise、right などの抽象名詞の後ろによく置かれます。
このパターンでは「〜という名詞」「〜する名詞」と内容をそのまま補足して訳します。
関係代名詞への書き換えと長文読解のコツ
形容詞的用法の理解を深めるには、関係代名詞節との関係性を把握することが有効です。また、長文読解で返り読みをせずに読む感覚も身につけましょう。
助動詞を含む関係代名詞節への書き換え
形容詞的用法の不定詞は、意味的に can や should を含んだ関係代名詞節とほぼ同等です。
- I have no money to spend. = I have no money that I can spend.(私には使うことができるお金がありません。)
- She needs a partner to work with. = She needs a partner whom she can work with. = She needs a partner with whom she can work.(彼女には一緒に働くパートナーが必要です。)
前置詞が文末に残る理由も、with whom のように前置詞が前に出る関係代名詞の構造と比較すると明快になります。簡潔に伝えたい会話や短い記述では不定詞が好まれ、詳細な条件や時制を明示したい場合は関係代名詞が好まれます。
返り読みを防ぐスラッシュリーディング法
長文読解の際、不定詞が出てくるたびに後ろから前に日本語を組み立て直すと読解スピードが落ちてしまいます。名詞の直後で区切り、左から右へ補足説明として意味を受け取りましょう。
- We need an effective method / to reduce plastic waste / in our daily life.(私たちは効果的な方法を必要としている / プラスチックごみを減らすための / 日常生活において。)
発展:be to 不定詞が表す5つの意味
形容詞的用法の発展形として、高校英語や大学入試で重要になるのが「be動詞 + to + 動詞の原形」の構文です。この構文では、不定詞が文の補語(C)として形容詞のような働きをします。
文脈に応じて以下の5つの意味(予定・運命・義務・可能・意図)を表し、頭文字をとって「よしゆき(よ・う・し・か・い)」と整理されることもあります。
| 用法分類 | ニュアンスと見分け方 | 例文と日本語訳 |
|---|---|---|
| 予定(〜することになっている) | 公式の予定や日程を表す。時を表す副詞句と共起しやすい | The Prime Minister is to visit France next week. (首相は来週フランスを訪問することになっている。) |
| 運命(〜する運命にある) | 過去形(was / were to)で使われることが多い | He was never to see his family again. (彼は二度と家族と会えない運命にあった。) |
| 義務・命令(〜すべきである) | 公的な指示や校則・規則などで用いられる | You are to finish this report by five. (あなたはこの報告書を5時までに終わらせなければならない。) |
| 可能(〜できる) | 否定文・受動態(be to be done)で用いられることが多い | Not a star was to be seen in the sky. (空には星一つ見えなかった。) |
| 意図・目的(〜するつもりなら) | if 節の中で用いられることが多い | If you are to succeed, you must work hard. (成功するつもりなら、懸命に努力しなければならない。) |
日常会話では be going to、should、can などの助動詞が好まれますが、ニュース報道、公式文書、文学作品、入試問題では be to 構文がよく使われます。
実際の例文を通して用法を定着させたいときは、be to 不定詞の5つの用法の例文集が参考になります。
続けて読む
理解度チェック
Q1. 「何か冷たい飲み物」を表す英語として正しい語順は?
答えを見る
正解: C. something cold to drink
somethingなどの不定代名詞に形容詞と不定詞がつく場合、「不定代名詞+形容詞+to不定詞」の語順になります。
Q2. 「ペンで書く」のように道具を表す不定詞の文末の前置詞は?
- on
- with
- in
- to
Q3. 「形容詞 + to不定詞」の構文における不定詞の用法は?
- 形容詞的用法
- 名詞的用法
- 副詞的用法
- 同格用法
答えを見る
正解: C. 副詞的用法
直前に形容詞が来る場合の不定詞は、直前の形容詞を修飾して理由や限定を表す副詞的用法です。
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よくある質問
- Q. 形容詞的用法を自然に訳すコツは?
- 「〜するための」「〜すべき」を機械的に当てはめず、文脈に合わせて「〜する名詞」「〜できる名詞」と言い換えると自然な日本語になります。
- Q. なぜ文末に前置詞が必要なのですか?
- 不定詞の動詞が自動詞の場合、修飾される名詞を動詞の後ろに戻した際に前置詞が必要になるためです(例: sit on a chair → a chair to sit on)。
- Q. something cold to drinkの語順の決まりは?
- -thingなどの不定代名詞に形容詞と不定詞が両方つく場合、「不定代名詞 + 形容詞 + to不定詞」の語順に必ず配置されます。
- Q. glad to seeは形容詞的用法ですか?
- いいえ、副詞的用法です。直前の形容詞gladを修飾して感情の原因を表す働きをしており、名詞を修飾する形容詞的用法とは異なります。
- Q. 副詞的用法の「目的」とどう見分けますか?
- 不定詞を取り除いても文全体が意味をなす場合や、「〜するために」と動詞の動作目的を説明している場合は副詞的用法と判定できます。
- Q. be to 不定詞とは何ですか?
- be動詞の直後にto不定詞を置き、文脈によって「予定・運命・義務・可能・意図」の5つの意味を表す構文です。
2026年9月24日更新・モチタン辞典編集部