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「例えば〜したり」を英語で言うには?自然に伝える表現と例文
「休日は映画を見たり、本を読んだりする」「例えば運動したり料理したり」と言いたい場合、英語には日本語の「〜たり」に直接あたる単語はありません。
英語では「things like ~ing and ~ing」のように名詞化して例示するか、「A, B, and C」の形で動詞を並列させて表現します。
基本の文型を押さえるだけで、幼稚な英語から抜け出し、日常会話でもビジネスでも自然に動作を例示できるようになります。
「例えば〜したり」の基本結論と3大パターン
日本語の「〜たり〜たりする」は、数ある動作の中から代表的なものをいくつかピックアップして並べる便利な文法です。しかし英語には、この「〜たり」という助詞に1対1で対応する品詞や専用の構文は存在しません。
英語で「例えば〜したり〜したり」と表現したいときは、以下の3つの基本パターンのいずれかに当てはめて文を組み立てます。
| パターン | 構文の形 | ニュアンス・特徴 |
|---|---|---|
| 構文1:動詞並列型 | do A, (do) B, and (do) C | 動詞をそのまま並べる最も直接的で基本的な形 |
| 構文2:動名詞例示型 | things like ~ing and ~ing | 「〜などのこと」と名詞化して例示を強調する形 |
| 構文3:前置き例示型 | For example, I ~ and ~. | 文頭や文中で「例えば」を明確に示して話す形 |
英語学習者がつまずきやすいのは、「動詞をそのまま並べてよいのか」「動名詞(~ing)にするべきなのか」という文構造の混乱です。次節からそれぞれの形を詳しく確認していきましょう。
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「〜したり〜したり」を表す基本文型3選
まずは「例えば」を付けずに、「〜したり〜したりする」と動作を並べる基本の文型を整理します。
1. 最も基本:カンマと and で動詞を並列する
英語で複数の動作を並べるときの基本ルールは、最後の要素の直前に and を置き、A, B, and C の形にすることです。動作が2つなら A and B になります。
例文:
On weekends, I clean my room, read books, and watch movies.
(週末は部屋を掃除したり、本を読んだり、映画を見たりします。)
この形は動作を順序立てて行ったようにも聞こえますが、文脈上「代表的な動作を挙げている」と十分に伝わります。
2. 代表例を暗示:things like ~ing を使う
「〜などのこと」という名詞句を作れるのが things like ~ing です。日本語の「〜たり〜たり」が持つ「他にもあるけれど、主な例としてこれらをする」というニュアンスに最も近い表現です。
例文:
I usually do things like cooking and working out on my days off.
(休日はたいてい、料理をしたり筋トレをしたりしています。)
things like の後ろには動名詞(~ing)を並べます。主節の動詞には do や enjoy を置くのが一般的です。
3. 他にもあると添える:and so on / to name a few
動詞を並べた文の末尾に「他にも色々ある」という意味を添えることで、日本語の「〜たり」の含みを再現できます。
例文:
I relax at home, listen to music, and so on.
(家でくつろいだり、音楽を聴いたり、いろいろしています。)
例文:
I enjoy outdoor activities like hiking and fishing, to name a few.
(いくつか例を挙げると、ハイキングをしたり釣りをしたりといったアウトドアを楽しみます。)
| 添える表現 | ニュアンス | 使われる場面 |
|---|---|---|
| and so on | 〜など、その他いろいろ | 日常会話全般 |
| to name a few | いくつか例を挙げると | 会話・ビジネス(こなれた響き) |
| etc. | 〜など(et ceteraの略) | 主に書き言葉やメモ |
「例えば」を自然に加える応用パターン
「〜したり」に「例えば」という意味合いを自然に組み込む方法を解説します。毎回文頭に For example, ... と置くだけでは、英語が単調になりがちです。
1. 会話で一番自然な like
口語表現で圧倒的によく使われるのが like です。「〜のような」という意味で、動作の具体例をテンポよく列挙できます。
例文:
I like doing outdoor activities, like going for walks or riding my bicycle.
(散歩をしたり自転車に乗ったり、例えばそうしたアウトドア活動が好きです。)
前置詞の like の後ろには、必ず動名詞(~ing)または名詞を置きます。
2. より丁寧・フォーマルな such as
ビジネスや改まった会話、論文・レポートでは like の代わりに such as を使用します。
例文:
We provide various services, such as developing software and designing websites.
(当社では、ソフトウェアを開発したりウェブサイトを設計したりといった、例えばさまざまなサービスを提供しています。)
3. 文頭・文末の for example / for instance
文全体に対して「例えば」と提示したい場合は for example や for instance を用います。for instance は for example よりもやや堅い表現で、具体的な事例や根拠を挙げる際に好まれます。
例文:
For example, you could take an online course or read industry books.
(例えば、オンライン講座を受けたり業界本を読んだりすることができます。)
文末にカンマを打って付け足すことも可能です。
You could try a new hobby, painting or gardening, for example.
(例えば絵を描いたりガーデニングをしたり、新しい趣味を試してみてはどうでしょう。)
4. 書き言葉の略語 e.g.
メール、企画書、学術文書などのカッコ内では、ラテン語の exempli gratia に由来する e.g. を使うのが標準的です。
例文:
Please bring basic tools (e.g., scissors, glue, and tape).
(基本的な道具[例えばハサミ、のり、テープなど]を持参してください。)
会話でのカジュアルなlikeから改まった場面のsuch asまで使い分けられます。
文頭や文中で使えるさまざまな表現を調べたいときは、「例えば」の英語も参考になります。
次の疑問動作ではなく「こんな感じ」と実例やニュアンスを軽く示したいときは、「例えばこんな感じ」を伝える英語表現を参考にしてください。
日常英会話でそのまま使える穴埋めテンプレート
英会話の定番質問である「休日は何をして過ごす?」「普段は何をしている?」に対して、即座に「〜したり〜したり」と答えるための穴埋めテンプレートです。
テンプレート1:休日の過ごし方(カジュアル)
I usually spend my time doing things like [動詞A-ing] and [動詞B-ing].
(普段は[動詞A]したり[動詞B]したりして過ごしています。)
例文:
I usually spend my time doing things like watching anime and sleeping in.
(普段はアニメを見たり朝寝坊したりして過ごしています。)
テンプレート2:趣味・アクティビティ
In my free time, I like to [動詞A], [動詞B], or just relax.
(時間がある時は、[動詞A]したり[動詞B]したり、ただのんびりしたりするのが好きです。)
例文:
In my free time, I like to bake bread, go jogging, or just relax.
(時間がある時は、パンを焼いたりジョギングをしたり、ただのんびりしたりしています。)
テンプレート3:仕事内容の説明(ビジネス)
My daily responsibilities include things such as [動詞A-ing] and [動詞B-ing].
(私の日常業務には、[動詞A]したり[動詞B]したりすることが含まれます。)
例文:
My daily responsibilities include things such as answering customer inquiries and preparing sales reports.
(私の日常業務には、顧客からの問い合わせに答えたり営業レポートを作成したりすることが含まれます。)
I usually spend my time doing things like [動詞A-ing] and [動詞B-ing].
In my free time, I like to [動詞A], [動詞B], or just relax.
My daily responsibilities include things such as [動詞A-ing] and [動詞B-ing].
休日の過ごし方や仕事内容など、場面に合わせて当てはめて使えます。

趣味や日課を英語でスムーズに答えるために、日常英会話に必要な単語一覧も役立ちます。
仮定の話で「例えば〜だとすると」と言いたい時
日常会話や議論の中で、「例えば〜したり、あるいは〜したりするとしよう」と仮定の具体例を出したい場面があります。この時は for example よりも適した表現があります。
1. 会話で頻出する Let's say / Say
口語で仮定の例を挙げる代表格が Let's say や Say です。「仮に〜だとして」「例えば〜だとしよう」という意味になります。
例文:
Let's say you lose your passport or run out of money while traveling. What would you do?
(例えば旅行中にパスポートをなくしたりお金を使い果たしたりしたとします。どうしますか?)
2. 状況を想起させる Imagine
相手に状況をイメージしてもらいたいときは、命令文の Imagine を使います。
例文:
Imagine walking in the rain without an umbrella, or waiting for a bus that never arrives.
(例えば傘を持たずに雨の中を歩いたり、来ないバスを待ち続けたりする状況を想像してみてください。)
Let's say / Say
- 会話で頻出の表現
- 「仮に〜だとして」「例えば〜だとしよう」の意味
- 例:パスポート紛失などのトラブル想定
Imagine
- 命令文で相手に状況を想起させる
- 情景を具体的にイメージしてほしいときに使う
- 例:雨の中を歩く状況などの提示
仮定の話を切り出す際は、目的やニュアンスに応じて使い分けます。
もしもの場面を想定して話す表現を深めたいときは、仮定法の基本の例文集を確認してみてください。
次の疑問仮定して提案する流れで「〜はどう?」と相手に意見を求めたいなら、「例えば〜はどう?」と尋ねる英語表現も合わせて使えます。
場面別の使い分け一覧表(フォーマル対カジュアル)
「例えば〜したり」を英語で伝える際に、会話の相手や媒体に合わせて適切な表現を選ぶための対応表です。
表は横にスクロールできます →
| 場面 | 「例えば」 | 「〜したり〜したり」 | 例文 |
|---|---|---|---|
| 友人との会話・チャット | like | things like ~ing and ~ing | We could do things like eating pizza and watching Netflix. (ピザを食べたりネットフリックスを見たりできるよ。) |
| 同僚との雑談・一般的な会話 | for example | A, B, and so on | I like traveling, visiting museums, and so on. (旅行したり美術館を訪れたりするのが好きです。) |
| ビジネス会議・プレゼン | for instance / such as | such as ~ing and ~ing | We can take measures such as reducing costs and improving efficiency. (コストを削減したり効率を向上させたりするような対策が取れます。) |
| メール・報告書・論文 | e.g. / such as | such as ~ing and ~ing | Routine tasks (e.g., updating data and filing documents) are automated. (定期業務[データの更新や書類の整理など]は自動化されています。) |
ぎこちない英語を避けるための注意点
日本人学習者が「例えば〜したり」を英語で話す際に陥りやすいミスと、それを防ぐコツを解説します。
1. 文頭の For example を連発しない
「例えば〜」と言おうとして、すべての文を For example, I... で始めてしまうと、スピーチがぶつ切りになり不自然に聞こえます。動作を例示するなら、文中に like や such as を挟むほうが英語として滑らかです。
改善前:
I have many hobbies. For example, I read. For example, I cook.
改善後:
I have many hobbies, like reading and cooking.
2. and の前後の形を揃える(並列構造)
and や like で複数の動作を並べるときは、文法的な形を一致させる必要があります。一方を原形不定詞、もう一方を動名詞にするような混在は避けましょう。
不自然:
I like reading and to cook.
自然:
I like reading and cooking. または I like to read and cook.
3. 「時間的な順序」と「例示」を取り違えない
過去の出来事について話す際、日本語の「〜して、〜した(連続)」と「〜したり〜したりした(例示)」を混同しないように配慮します。単に I cleaned my room and went shopping. と言うと「掃除をして、それから買い物に行った」という一連の時系列に聞こえることがあります。
単なる代表例として挙げたい場合は、I did things like cleaning my room and going shopping. と名詞化構文を使うと誤解が防げます。
- 文頭のFor exampleを連発していないか文中にlikeやsuch asを挟むと滑らかになる
- andの前後の文法的な形が揃っているか原形と動名詞を混在させず形を一致させる
- 時間順序と例示が混同されていないか単なる例示ならthings like ~ing構文を活用する
文頭の連発や文法構造の不一致など、やりがちなミスをチェックしましょう。
続けて読む
理解度チェック
Q1. 「things like」の後ろに動作を続ける際の正しい形は?
- 動詞の原形を並べる
- 動名詞(~ing)を並べる
- 過去分詞を並べる
- to不定詞を並べる
答えを見る
正解: B. 動名詞(~ing)を並べる
things likeの後ろには動名詞(~ing)を並べるのがルールです。
Q2. 「散歩をしたり自転車に乗ったりする」を表す自然な英文は?
- I like going for walks or ride my bicycle.
- I like to go for walks and riding my bicycle.
- I like outdoor activities, like going for walks or riding my bicycle.
- I like outdoor activities, such as to walk or ride my bicycle.
答えを見る
正解: C. I like outdoor activities, like going for walks or riding my bicycle.
前置詞likeの後ろには動名詞を置き、並列させる動詞の形を揃える必要があります。
Q3. 仮定の話で「例えば〜だとしよう」と例を挙げる表現はどれ?
答えを見る
正解: A. Let's say
口語で仮定の例を挙げる代表的な表現としてLet's sayやSayが挙げられています。
よくある質問
- Q. 「〜たり〜たり」の英語の直訳単語はありますか?
- ありません。英語には日本語の助詞「たり」に対応する単語が存在しないため、動詞をカンマと and で並列させるか、「things like ~ing and ~ing(〜などのこと)」という構文を使って表現します。
- Q. for example と such as の違いは何ですか?
- for example は主に文全体を修飾する副詞句として働き、文頭や挿入句で使われます。一方 such as は前置詞のように働き、名詞の直後に置いて具体的な名詞や動名詞(~ing)を列挙する際に使われます。
- Q. etc. は会話で使っても問題ありませんか?
- 会話で etc.(エトセトラ)を多用するのは避けたほうが無難です。口語では and so on や things like that を使うほうが自然です。etc. は主に箇条書きやメモなどの書き言葉で使われます。
- Q. 「泣いたり笑ったり」のように対照的な動作はどう表しますか?
- 対照的な動作も基本は and で並べます。「泣いたり笑ったりした」なら We laughed and cried. と表現します。交替で繰り返したニュアンスを強めたいときは back and forth や between を使うこともあります。
- Q. e.g. と i.e. の違いは何ですか?
- e.g. は「例えば(for example)」を意味し、複数の例から一部を挙げる際に使います。i.e. は「すなわち(that is)」を意味し、直前の言葉を別の表現で言い換えたり要約したりする際に使います。
2026年9月27日更新・モチタン辞典編集部
for example
for instance
such as
like
and so on