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英検準2級英作文問題集の選び方と合格対策
英検準2級の英作文(ライティング)で合格点を獲得するには、意見論述問題とEメール問題の出題形式に即した問題集を選び、減点されない型(テンプレート)に当てはめて書く練習を重ねることが近道です。新形式の2問体制では、構文の正確さと論理的な構成力が合否を分ける鍵となります。
英検準2級英作文問題集の選び方と学習レベル別の進め方
英検準2級のライティングテストは、自分の考えとその理由を述べる「意見論述問題」と、受信したメッセージに対する返信文を作成する「Eメール問題」の計2問が出題されます。対策を始める際は、この両方の形式を網羅している問題集を選ぶことが不可欠です。
市販されている対策本は、大きく分けて「ライティング特化型問題集」「過去問題集」「総合対策本」の3種類が存在します。学習の進度や現在の英語力に応じて、適切な1冊を選択することが効率的な学習につながります。
| 問題集のタイプ | 主な特徴とメリット | おすすめの学習段階 |
|---|---|---|
| ライティング専門対策書 | 書き方の基礎から新形式のEメール・意見論述まで詳しく学べる | 基礎の型を身につけたい初期段階 |
| 過去問題集 | 本番と同一の難易度・形式で時間配分の練習ができる | 試験直前の実戦演習と総仕上げ |
| 総合対策問題集 | 語彙・読解・リスニングと合わせてバランスよく演習できる | 試験全般の基礎力を底上げしたい時期 |
独学で基礎から固めたい場合は、論述の組み立て手順や豊富な文例、設問ごとの思考プロセスが詳しく解説されているライティング特化型の教材を活用するのが効果的です。解答に至る道筋が丁寧に示されている書籍を選ぶことで、自力で英文を組み立てる力を無理なく身につけることができます。
問題集を選ぶ際は、新形式であるEメール問題の解説や演習が十分に含まれているか、模範解答に加えて減点されやすいポイントの解説が載っているかを必ず確認してください。
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意見論述問題の書き方と合格テンプレート
準2級の意見論述問題では、提示された質問に対して自分の立場を決め、その理由を2つ述べる形式が求められます。語数の目安はおよそ50〜60語です。減点を防ぎ、論理的な構成を作るためには、決まったテンプレートに沿って記述を進めることが大切です。
意見論述の基本構成
- 結論: 質問に対する自分の賛成・反対、または選択を明確に表明します。
- 理由1: 1つ目の理由を述べ、必要に応じて補足文を1文添えます。
- 理由2: 2つ目の理由を述べ、具体的な具体例や補足文を加えます。
- 結び(任意): 語数が不足する場合に、結論を別の言葉で繰り返します。
意見論述の万能テンプレート
賛成の立場で記述する場合、以下の流れで構成します。
I think that [自分の意見].
(私は〜だと思います。)
I have two reasons.
(理由は2つあります。)
First, [理由1]. For example, [補足・例示].
(第1に、〜です。
例えば、〜です。)
Second, [理由2]. This is because [補足・説明].
(第2に、〜です。なぜなら〜だからです。)
Therefore, I believe that [意見の再確認].
(したがって、私は〜だと信じます。)
反対の立場で書く場合は、冒頭を I do not think that [自分の意見].(私は〜だとは思いません)に変えるだけで同じ型を活用できます。語数が50語に達している場合は、最後の Therefore の文は省略しても減点されません。
質問に対する賛成・反対や選択を明確に表明する
1つ目の理由を述べ、必要に応じて補足文を1文添える
2つ目の理由を述べ、具体例や補足文を加える
語数が不足する場合に結論を別の言葉で繰り返す
意見論述問題(50〜60語)で論理的に記述するための4ステップです。
英語の文章全体の基本構成を確認したいときは、英作文(英語の作文)の書き方を参考にしてください。
次の疑問型を覚えたら、準2級ライティングの過去問例題を使って実際に理由を組み立てる練習をしてみましょう。
Eメール問題の書き方手順と返信メール型
新形式のEメール問題では、友人などから送られてきた短いメールを読み、その文中で尋ねられている質問に答えるとともに、指定された下線部について具体的に質問を投げかける返信を作成します。語数の目安はおよそ40〜50語です。
返信メールの作成手順
- 宛名と挨拶: 相手の名前を呼びかけ、簡単な挨拶を添えます。
- 質問への回答: メール本文で尋ねられている疑問に直接答えます。
- 下線部に関する質問: 指定された箇所について、相手に詳細を尋ねる疑問文を作成します。
- 結びの言葉: メールを締めくくる定型表現を置きます。
Eメール返信用の基本テンプレート
Hi [相手の名前],
(こんにちは、〜さん。)
Thank you for your email.
(メールをありがとう。)
[相手の質問に対する回答文]
By the way, you mentioned that [下線部の内容].
(ところで、あなたは〜と言っていましたね。
)
[下線部に関する具体的な質問文]?
See you soon,
(またね、)
[自分の名前]
下線部について質問する際は、What kind of [名詞] do you [動詞]?(どのような〜を〜しますか)や、When will you [動詞]?(いつ〜する予定ですか)など、疑問詞を用いた平易で明瞭な疑問文を組み立てるのが確実です。
相手の名前を呼びかけ、簡単な挨拶を添える
メール本文で尋ねられている疑問に直接答える
指定箇所について相手に詳細を尋ねる疑問文を作る
メールを締めくくる定型表現を置く
Eメール問題(40〜50語)で返信文を組み立てる標準的な4段階の手順です。
次の疑問返信の質問文で迷いやすい方は、準2級Eメール対策で使える表現集を参考にするとスムーズに書けます。
英検準2級ライティング使える単語と表現
英作文で安定した評価を得るためには、文と文をつなぐディスコースマーカー(接続詞・副詞)や、意見を述べるための定型表現を正しく使いこなすことが重要です。英検ライティング使える表現準2級レベルのものを整理しました。
表は横にスクロールできます →
| 分類 | 英語表現 | 日本語の意味 | 使い方のポイント |
|---|---|---|---|
| 意見の表明 | In my opinion, | 私の意見では | 文頭に置いて意見を導入する際に便利です |
| 意見の表明 | I agree with the idea that | 〜という考えに賛成です | テーマに対する同意を示す際に用います |
| 理由の列挙 | First of all, | まず第一に | 1つ目の理由を強調して述べる際に使います |
| 理由の列挙 | Also, / In addition, | また、 / さらに、 | 2つ目の理由を付け加える際に役立ちます |
| 具体例の提示 | For instance, | たとえば | For example と同様に例を挙げる表現です |
| 因果関係 | As a result, | その結果 | 理由の後に起こる良い結果・悪い結果を説明します |
| 結論の提示 | For these reasons, | これらの理由から | 2つの理由を総括して最後の文を始める表現です |
これらの接続語を適切に配置することで、文章全体のリズムが整い、採点者に対して論理展開を明確に伝えることができます。同じ接続詞を何度も繰り返さず、First と Second、あるいは Also などを組み合わせて使用してください。

表現の幅を広げたいときは、英検準2級によく出る単語200で語彙を補強しておくと役立ちます。
英検準2級ライティング使える文法と構文集
準2級のライティングでは、中学校から高校初級レベルの文法を正確に使いこなせているかが評価されます。複雑すぎる文を書こうとして文法ミスを重ねるよりも、使い慣れた安全な構文を正確に書くことが大切です。英検準2級ライティング使える文法として代表的な3つのパターンを解説します。
1. 形式主語構文(It is ... for A to do)
意見論述で最も使い勝手が良い構文です。行為の難易度や重要性を客観的に述べる際に適しています。
It is important for students to read many books.
(生徒にとってたくさんの本を読むことは大切です。)
It is convenient for busy people to shop online.
(忙しい人々にとってオンラインで買い物することは便利です。)
2. 助動詞と受け身(can be + 過去分詞)
主語を物や事柄にして、可能性や効果を客観的に述べる際に役立ちます。
A lot of time and money can be saved.
(多くの時間とお金を節約することができます。)
New skills can be learned through this activity.
(この活動を通じて新しい技術を学ぶことができます。)
3. 関係代名詞(who / which)
2つの短い文を1つにまとめ、名詞を詳しく説明したいときに活用します。
People who live in big cities often feel stressed.
(大都市に住んでいる人々はしばしばストレスを感じます。)
There are many things which we should protect for the future.
(私たちが将来のために守るべき多くの物事があります。)
また、help A (to) do(Aが〜するのを助ける)や make A B(AをBにする)といった第5文型の表現も、理由を述べる文で非常に重宝します。
Studying abroad helps students understand different cultures.
(留学することは、生徒たちが異なる文化を理解するのに役立ちます。)
It is... for A to do。行為の難易度や重要性を客観的に述べる
can be + 過去分詞。主語を物や事柄にし、可能性や効果を示す
who / which。2つの短い文をまとめ、名詞を詳しく説明する
準2級の理由説明で使いやすく減点を防ぎやすい代表的な構文です。
基本構文を使った自然な表現をさらに確認したいときは、英検準2級の例文集が参考になります。
理由が思いつかない時の汎用アイデア集
ライティングの試験中に最も手が止まりやすい原因は、「英語が出てこない」ことよりも「書くべき理由が思い浮かばない」ことです。準2級のテーマは日常生活・環境・教育・健康・テクノロジーに関するものが大半を占めるため、いくつかの汎用的な切り口を持っておくと、どのような設問でも即座に理由を構築できます。
| アイデアの切り口 | 賛成・メリット側の文例 | 反対・デメリット側の文例 |
|---|---|---|
| 時間(時短・効率) | It helps people save time in their busy lives. (忙しい生活の中で時間を節約するのに役立ちます。) | It takes too much time to do it every day. (それを毎日行うには時間がかかりすぎます。) |
| お金(費用・経済) | It is not expensive and saves a lot of money. (それは高価ではなく、多くのお金を節約できます。) | It costs too much money to buy and use. (購入して利用するには費用がかかりすぎます。) |
| 健康・運動 | It is good for their physical and mental health. (それは身体的・精神的な健康に良いです。) | It may cause bad effects on their health. (それは健康に悪影響を及ぼす可能性があります。) |
| 人間関係・協力 | They can make new friends and communicate with others. (新しい友達を作り、他者とコミュニケーションをとることができます。) | They will have less time to spend with their family. (家族と過ごす時間が減ってしまいます。) |
| 環境保護 | It is useful for protecting the natural environment. (自然環境を保護するために有用です。) | It produces a lot of waste and hurts nature. (多くのゴミを排出し、自然を傷つけます。) |
問題文を読んだら、まず「時間」「お金」「健康」「人間関係」「環境」の5つの箱を頭の中に思い浮かべ、設問に当てはまるものを2つ選ぶ習慣をつけてください。これだけで構成を考える時間を大幅に短縮できます。
英検準2英作文例題と模範解答・NG比較
本番を想定した英検準2英作文例題を用いて、高得点が得られる模範解答と、減点されやすいNG解答を比較して解説します。
例題1:意見論述問題
QUESTION
Do you think students should participate in volunteer activities?
(生徒はボランティア活動に参加すべきだと思いますか。)
I think that students should participate in volunteer activities. I have two reasons. First, it helps students learn important social skills. For example, they can communicate with various people in their local community. Second, doing volunteer work is good for their future careers. They can gain valuable experiences that cannot be learned in classrooms. Therefore, I believe volunteering is beneficial.(66語)
(日本語訳:私は生徒がボランティア活動に参加すべきだと思います。
理由は2つあります。第1に、生徒が重要な社会性を学ぶのに役立ちます。例えば、地域の多様な人々と交流できます。第2に、ボランティア活動を行うことは将来の進路にとって良いことです。
教室では学べない貴重な経験を得ることができます。したがって、ボランティア活動は有益だと信じます。)
減点対象になりやすいNG例I think students should do volunteer. Because it is good. And I like volunteer. Also, many students have free time on weekends. So they must go to volunteer.
【NGの理由】
1. Because や And、So を文頭に置いている(口語的で不自然)。
2. I like volunteer のように個人的な好みを書いており、生徒全般の理由になっていない。
3. 語数が33語と短く、規定の語数(50〜60語程度)を大きく下回っている。
例題2:Eメール問題
受信メールの抜粋
I am thinking about joining the school art club next month. Do you think I should join it? Also, I want to buy some painting tools this weekend.
(来月、学校の美術部に入ろうと考えています。
入るべきだと思いますか。また、今週末に絵を描く道具を買いたいと思っています。)
合格レベルの返信模範解答Hi Alex,
Thank you for your email. I think you should join the art club because you can improve your painting skills with other members. By the way, you mentioned that you want to buy some painting tools. What kind of tools do you want to buy? See you soon, Ken(49語)
(日本語訳:アレックス、メールをありがとう。
他の部員と一緒に絵の技術を向上させることができるので、美術部に入るべきだと思います。ところで、絵を描く道具を買いたいと言っていましたね。どのような道具を買いたいのですか。またね、ケン)
英検準2級ライティング勉強法と自己添削シート
英作文の力を伸ばすためには、ただ過去問題を解くだけでなく、書いた英文を客観的に見直す自己添削の工程が欠かせません。試験本番までの効果的な学習手順と、見直しに使えるチェックシートを紹介します。
段階的な勉強法ステップ
- 基本テンプレートの暗記: 意見論述とEメールの型を何も見ずに書ける状態にします。
- 模範解答の音読と書き写し: 問題集の模範解答を音読し、正しい語順や構文の感覚を身につけます。
- 時間を計った実戦演習: 意見論述を15分、Eメールを10分など、目標時間を決めて書く練習を行います。
- チェックシートによる見直し: 書き終えた英文を以下の項目に照らして修正します。
自己採点・添削チェックシート
| チェック項目 | 確認内容 | 判定 |
|---|---|---|
| 語数の確認 | 意見論述は50〜60語、Eメールは40〜50語の範囲に収まっているか | OK / 要修正 |
| 理由の数 | 意見論述において、明確な理由が2つ提示されているか | OK / 要修正 |
| 質問への応答 | 設問のトピックから脱線せず、真正面から答えているか | OK / 要修正 |
| 三人称単数のs | 主語が三人称単数の場合、動詞の語尾に -s が付いているか | OK / 要修正 |
| 名詞の単複 | 可算名詞に a / an または複数形の -s が付いているか | OK / 要修正 |
| 文頭の大文字・ピリオド | 文頭が大文字で始まり、文末にピリオドや疑問符があるか | OK / 要修正 |
中学生や高校生が独学で進める場合、保護者の方が上記のチェックシートを基に「ピリオドが抜けていないか」「単語のスペルがあやふやなところはないか」を一緒に確認してあげるだけでも、本番でのケアレスミスを大幅に減らすことができます。
意見論述とEメールの基本テンプレートを何も見ずに書けるようにする
模範解答を音読・書き写し、語順や構文の感覚を身につける
意見論述15分、Eメール10分などの目標時間を設定して書く
書き終えた英文を自己採点・添削シートの項目に照らして修正する
型の暗記から実戦演習・自己添削へと段階を踏んで実力を伸ばす学習手順です。
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理解度チェック
Q1. 意見論述問題で語数が50語に達している場合の注意点は?
- 理由を3つに増やす必要がある
- 最後のThereforeの文は省略してもよい
- Eメール形式の挨拶文を追加する
- 具体例の文をすべて削除しなければならない
答えを見る
正解: B. 最後のThereforeの文は省略してもよい
本文では、語数が50語に達している場合は最後のThereforeの文を省略しても減点されないと説明されています。
Q2. Eメール問題で下線部について尋ねる表現として適切なものは?
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正解: C. What kind of books do you read?
本文では、下線部の質問には疑問詞を用いた「What kind of [名詞] do you [動詞]?」などの表現を使うと解説されています。
Q3. 意見論述で理由が思いつかない時の切り口に含まれないものは?
- 人間関係
- お金
- 過去の失敗談
- 時間
答えを見る
正解: C. 過去の失敗談
本文で挙げられている5つの切り口は「時間」「お金」「健康」「人間関係」「環境」であり、「過去の失敗談」は含まれていません。
よくある質問
- Q. 英検準2級ライティング過去問題はどこで手に入りますか?
- 主催団体の公式ウェブサイトで直近3回分の過去問題と解答例が公開されています。また、市販の過去問題集を活用すれば、過年度の解説付き演習が可能です。
- Q. 語数が足りない時はどうやって増やせばよいですか?
- 理由の直後に For example, で具体的な例を足すか、This is because... で因果関係の説明を1文加えると、自然に語数を10〜15語程度増やせます。
- Q. スペルに自信がない難しい単語はどうすべきですか?
- 無理に使わず、意味が通じる確実な平易な単語に言い換えてください。スペルミスによる減点を避けることが、準2級合格に向けた賢明な判断です。
- Q. Eメール問題で相手への質問が思いつきません。
- 下線部に対して What kind of... do you like? や When will you...?、Where are you going to...? を当てはめると簡単に質問が作れます。
- Q. 本番の試験時間でライティングには何分使うべきですか?
- 筆記試験全体の中で、意見論述問題に約12〜15分、Eメール問題に約8〜10分、合計20〜25分程度を配分するのが理想的なペースです。
2026年10月8日更新・モチタン辞典編集部
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