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英検3級の過去分詞攻略ガイド
英検3級の過去分詞は、「受動態(be動詞 + 過去分詞)」「現在完了(have / has + 過去分詞)」「分詞の後置修飾(名詞 + 過去分詞)」の3大文法すべてで中核を担う最重要項目です。
過去形との違いを正しくつかみ、不規則動詞の活用パターンを整理すれば、筆記大問1の空所補充問題からライティングまで安定して得点できるようになります。
過去分詞とは?過去形との決定的な違い
英検3級の学習を始めると、多くの人が「過去形と過去分詞は何が違うのか」という疑問に直面します。中学校2年生までに習う過去形は、文の中で単独で述語動詞(「〜した」という意味を表す中心の動詞)として機能します。一方、過去分詞は単独で文の述語動詞になることはできません。
過去分詞は、助動詞的な役割を持つ語(have や be動詞)とセットになるか、名詞を修飾する形容詞のような役割を担うことで初めて文の中で意味を持ちます。この根本的な仕組みを理解していないと、英文を作るときに be動詞 や have を落としてしまうミスにつながります。
過去形と過去分詞の役割比較
| 項目 | 過去形(Past Tense) | 過去分詞(Past Participle) |
|---|---|---|
| 単独での述語動詞化 | 可能(1語で述語になる) | 不可能(助動詞やbe動詞が必要) |
| 主な意味合い | 「過去に〜した」(確定した過去の動作・状態) | 「〜された(受動)」「〜してしまった(完了)」など |
| 文中での主な組み合わせ | 単独で使用(played, went など) | be動詞 + 過去分詞 / have + 過去分詞 / 名詞 + 過去分詞 |
たとえば、次の例文を比較してみましょう。
- Ken played tennis yesterday.(ケンは昨日テニスをしました。)※ played は単独で文の述語動詞になっています。
- This racket was used by Ken.(このラケットはケンによって使われました。)※ used は was とセットになり受動態を作っています。
- Ken has lived in Tokyo for two years.(ケンは2年間東京に住んでいます。)※ lived は has とセットになり現在完了形を作っています。
規則動詞の場合、過去形も過去分詞も同じ -ed を付けるため形の上では区別がつきにくいですが、前に be動詞 や have があるかどうか、あるいは名詞の後ろから修飾しているかどうかで品詞と役割を判断します。
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過去分詞を使う英検3級の3大文法公式
英検3級の出題範囲(中学校卒業程度)において、過去分詞が登場する文法項目は主に3つあります。この3つの公式を頭に入れておくことで、長文読解や短文語句空所補充での反応速度が格段に上がります。
1. 受動態(be動詞 + 過去分詞)
受動態は「〜される」「〜された」と、動作を受ける側を主語にして述べる文法です。基本公式は 主語 + be動詞 + 過去分詞(+ by 動作主) です。主語の人称・単複・時制に合わせて be動詞(is, am, are, was, were)を適切に変化させることがポイントです。
- English is spoken in many countries.(英語は多くの国で話されています。)
- The letters were written by my sister.(その手紙は私の妹によって書かれました。)
- This room is cleaned every day.(この部屋は毎日掃除されます。)
2. 現在完了形(have / has + 過去分詞)
現在完了形は「過去のある時点から現在までのつながり」を表す文法です。基本公式は 主語 + have / has + 過去分詞 です。主語が三人称単数(he, she, it や単数名詞)の場合は has を使います。英検3級では以下の3つの用法が満遍なく出題されます。
- 完了・結果(〜してしまった、もう〜した):
I have already finished my homework.(私はすでに宿題を終えてしまいました。) - 経験(〜したことがある):
Have you ever visited Kyoto?(あなたは今までに京都を訪れたことがありますか。) - 継続(ずっと〜している):
She has lived here since 2020.(彼女は2020年からずっとここに住んでいます。)
3. 分詞の後置修飾(名詞 + 過去分詞)
名詞の後ろに過去分詞を中心とする語句を置き、「〜された[名詞]」と前から後ろの名詞を修飾(説明)する用法です。修飾語句を伴って2語以上になるため、必ず名詞の後ろに置かれます。
- the picture taken in Australia(オーストラリアで撮られた写真)
- a book written in simple English(簡単な英語で書かれた本)
- the language spoken in Brazil(ブラジルで話されている言語)
例文:Look at the picture taken in Australia.(オーストラリアで撮られた写真を見てください。)この文では、taken in Australia 全体が直前の the picture を修飾しています。
実際の英文で使い方を確認したいときは、分詞(現在分詞・過去分詞)の使い方の例文集を参考にしてください。
現在分詞と過去分詞の使い分け基準
英検3級の文法問題で受動態や後置修飾が出題された際、選択肢に現在分詞(-ing)と過去分詞(-ed など)の両方が並び、どちらを選ぶべきか迷うケースが頻出します。見分ける基準は「修飾される名詞」または「主語」との関係が「能動(自分でする)」なのか「受動(他からされる)」なのかという点です。
分詞の使い分け判定表
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| 分詞の種類 | 基本の意味 | 修飾される名詞との関係 | 具体例 |
|---|---|---|---|
| 現在分詞(-ing) | 「〜している」 | 能動(名詞がその動作を行う) | the sleeping baby(眠っている赤ちゃん) |
| 過去分詞(-ed / 不規則) | 「〜されている」 | 受動(名詞がその動作を受ける) | the broken window(割られた窓/割れた窓) |
後置修飾で見分ける手順は次の通りです。
- 修飾される名詞を取り出す。
- その名詞を主語とし、選択肢の動詞を述語として頭の中で小さな文を作る。
- 「名詞が動詞する」と意味が通るなら現在分詞(-ing)を選ぶ。
- 「名詞が動詞される」と意味が通るなら過去分詞を選ぶ。
たとえば、「公園で走っている少年」の場合、少年(boy)は走る(run)動作を自ら行うため、the boy running in the park と現在分詞を使います。
一方、「日本で作られた車」の場合、車(car)は作られる(make)側であるため、the car made in Japan と過去分詞を使います。
修飾される名詞を文から抜き出す
名詞を主語、動詞を述語として考える
「名詞が動詞する」なら-ing形を選ぶ
「名詞が動詞される」なら過去分詞を選ぶ
修飾する名詞と動詞の関係が能動か受動かで現在分詞と過去分詞を判断します。
規則動詞の過去分詞ルールと発音・綴りの注意点
規則動詞の過去分詞は過去形とまったく同じ形をとります。基本は動詞の原形に -ed を付けるだけですが、語尾の綴りによって付け方のルールが異なります。英検3級のライティング(英作文)でスペルミスをしないよう、4つの基本ルールを整理しておきましょう。
規則動詞の綴り変化ルール
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| 語尾の条件 | 変化ルール | 原形 | 過去形・過去分詞 |
|---|---|---|---|
| 通常の語 | 語尾にそのまま -ed を付ける | play / watch | played / watched |
| 語尾が e で終わる語 | 語尾に -d だけを付ける | live / use | lived / used |
| 「子音字 + y」で終わる語 | y を i に変えて -ed を付ける | study / try | studied / tried |
| 「短母音 + 子音字」で終わる1音節の語など | 語尾の子音字を重ねて -ed を付ける | stop / drop | stopped / dropped |
注意したいのは play や stay のような語です。これらは「母音字(a)+ y」で終わっているため、y を i に変えずにそのまま played, stayed となります。
リスニングでも重要な -ed の3種類の発音
過去形・過去分詞の -ed には、発音のルールが3通りあります。リスニング問題で正しく聞き取るために重要です。
- [t] と発音する場合: 原形の語尾が無声音([p], [k], [f], [s], [ʃ], [tʃ])で終わるとき。
例:walked [wɔːkt], helped [helpt], washed [wɔːʃt] - [d] と発音する場合: 原形の語尾が有声音(母音や [b], [g], [v], [z], [m], [n], [l] など)で終わるとき。
例:played [pleɪd], cleaned [kliːnd], lived [lɪvd] - [ɪd] または [əd] と発音する場合: 原形の語尾が [t] または [d] で終わるとき。
例:wanted [wɔːntɪd], started [stɑːrtɪd], needed [niːdɪd]
[t]と発音
- walked
- helped
- washed
[d]と発音
- played
- cleaned
- lived
[ɪd]/[əd]と発音
- wanted
- started
動詞の原形の語尾が無声音か有声音かなどにより、-edの発音が3つに分かれます。

パターン別英検3級頻出不規則動詞一覧表
不規則動詞の過去分詞は、機械的に -ed を付けることができないため、暗記が必要です。不規則動詞は変化の型ごとに分類して覚えると、暗記の負担を大幅に減らすことができます。英検3級で出題頻度の高い動詞を型別に網羅しました。
1. AAA型(原形・過去形・過去分詞がすべて同一)
もっとも覚えやすいグループです。主語や時制に惑わされず、形が一定です。
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| 原形 | 過去形 | 過去分詞 | 主な意味 |
|---|---|---|---|
| cut | cut | cut | 切る |
| hit | hit | hit | 打つ、当たる |
| hurt | hurt | hurt | 痛める、傷つける |
| put | put | put | 置く |
| read | read | read | 読む(※発音は原形が[riːd]、過去形・過去分詞は[red]) |
| set | set | set | 設定する、置く |
2. ABA型(原形と過去分詞が同一)
過去形だけが変化し、過去分詞で原形に戻るグループです。
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3. ABB型(過去形と過去分詞が同一)
日常会話や試験で最も数が多い重要グループです。過去形を覚えている動詞は、そのまま過去分詞として使えます。
表は横にスクロールできます →
| 原形 | 過去形 | 過去分詞 | 主な意味 |
|---|---|---|---|
| bring | brought | brought | 持ってくる |
| build | built | built | 建てる |
| buy | bought | bought | 買う |
| catch | caught | caught | つかまえる |
| feel | felt | felt | 感じる |
| find | found | found | 見つける |
| get | got | got(または gotten) | 手に入れる |
| have | had | had | 持っている |
| hear | heard | heard | 聞く、聞こえる |
| hold | held | held | 持つ、催す |
| keep | kept | kept | 保つ、飼う |
| leave | left | left | 出発する、残す |
| lose | lost | lost | 失う、負ける |
| make | made | made | 作る |
| meet | met | met | 会う |
| say | said | said | 言う |
| send | sent | sent | 送る |
| stand | stood | stood | 立つ |
| teach | taught | taught | 教える |
| tell | told | told | 伝える、話す |
| think | thought | thought | 考える |
| understand | understood | understood | 理解する |
| win | won | won | 勝つ |
4. ABC型(原形・過去形・過去分詞がすべて異なる)
過去分詞が -en や -n で終わる傾向が強いグループです。大問1の選択肢で正解の決め手になりやすいため、完全に記憶しておきましょう。
表は横にスクロールできます →
| 原形 | 過去形 | 過去分詞 | 主な意味 |
|---|---|---|---|
| be (is/am/are) | was / were | been | 〜である、いる |
| break | broke | broken | 壊す |
| choose | chose | chosen | 選ぶ |
| do | did | done | する |
| draw | drew | drawn | (絵を)描く |
| drink | drank | drunk | 飲む |
| drive | drove | driven | 運転する |
| eat | ate | eaten | 食べる |
| fall | fell | fallen | 落ちる |
| fly | flew | flown | 飛ぶ |
| forget | forgot | forgotten | 忘れる |
| give | gave | given | 与える |
| go | went | gone | 行く |
| grow | grew | grown | 育つ、栽培する |
| know | knew | known | 知っている |
| see | saw | seen | 見る、見える |
| show | showed | shown | 見せる、示す |
| sing | sang | sung | 歌う |
| speak | spoke | spoken | 話す |
| swim | swam | swum | 泳ぐ |
| take | took | taken | 取る、連れて行く |
| wear | wore | worn | 身につけている |
| write | wrote | written | 書く |
テスト前にまとめて確認したいときは、頻出・よく使う過去分詞一覧を活用して効率よく暗記を進めましょう。
次の疑問似た形の変化がどうしても混ざってしまうときは、過去分詞の覚え方と暗記のコツを参考にすると定着しやすくなります。
小中学生がつまずきやすい過去分詞の注意点
過去分詞の学習において、小学生や中学生が特に混同しやすい単語や用例が存在します。試験本番で失点しやすい要注意ポイントを個別に確認しておきましょう。
1. have been to と have gone to の混同
現在完了の経験・完了用法で頻出するのが、been と gone の使い分けです。
- have been to 〜: 「〜へ行ったことがある(経験)」または「〜へ行ってきたところだ(完了)」を表します。話し手や話題の人物は、すでに元の場所に戻ってきています。
例文:I have been to Canada twice.(私はカナダに2回行ったことがあります。) - have gone to 〜: 「〜へ行ってしまった(結果、今ここにはいない)」を表します。
例文:My brother has gone to the library.(兄は図書館へ行ってしまいました。※今は家にいません。)
英検3級の対話文問題で「ケンは今どこにいるの?」と尋ねられ、「買い物に行ってしまったよ」と答える場面では has gone shopping が適切となります。
主語が I や You の文で have gone to を使うと「私はどこかへ行ってしまってここにはいない」という不自然な文になるため、通常は使いません。
2. read の発音変化
動詞 read は綴りが原形・過去形・過去分詞すべて read のAAA型ですが、発音が変わります。
- 原形:read [riːd](リード)
- 過去形:read [red](レッド)※色の「red」と同じ発音
- 過去分詞:read [red](レッド)
リスニング試験で「レッド」と聞こえた場合、文脈から色ではなく動詞 read の過去形または過去分詞であると判断する必要があります。
3. hear / tell / teach のスペル間違い
ライティング問題でスペルミスが頻出する不規則動詞です。
- hear の過去分詞は heard です。heared と書かないように注意しましょう。
- teach の過去分詞は taught です。teached は誤りです。また、buy(過去分詞:bought)と綴りが似ているため混同に気をつけましょう。
- write の過去分詞は written です。t を2つ重ねるのを忘れないようにしましょう。
have been to
- 意味:行ったことがある・行ってきた
- 話者や人物はすでに元の場所に戻っている
- 主語に I や You も自然に使える
have gone to
- 意味:行ってしまった
- 結果として今ここにはいない状態を表す
- I や You を主語にすると不自然
話題の人物が元の場所に戻っているかどうかが使い分けの最大のポイントです。
大問1を即解する見分け方テクニックと模擬問題
英検3級の筆記試験大問1(短文の語句空所補充問題)では、空所の前後を見るだけで瞬時に過去分詞を選べる問題が複数出題されます。選択肢に動詞のさまざまな形(原形・現在分詞・過去形・過去分詞)が並んでいるときは、次の3ステップで解道を見抜きます。
過去分詞を見抜く即解フロー
- 空所の直前をチェック: 空所の直前に be動詞(is, are, was, were)があれば受動態、have や has があれば現在完了形を疑います。
- 空所の直後をチェック: 空所の後ろに by + 動作主 や in / at + 場所、あるいは for / since + 期間 があるか確認します。これらは受動態や現在完了形の典型的な手がかりです。
- 主語と動詞の意味関係を確認: 主語が物で「〜される」関係なら受動態(過去分詞)、主語が人で現在までの経験や継続を述べているなら現在完了形(過去分詞)を選択します。
実戦模擬問題
本番形式の問題を解いてみましょう。
第1問This beautiful song was ( ) by a famous musician many years ago.
1. wrote
2. write
3. written
4. writing
【正解】3. written
【解説】 空所の直前に was(be動詞の過去形)があり、空所の後ろに by a famous musician(有名な音楽家によって)があります。
主語の This beautiful song(この美しい歌)は「書かれる」側なので受動態の文です。「be動詞 + 過去分詞」の形にする必要があるため、write の過去分詞である written(3番)が正解です。1番は過去形、2番は原形、4番は現在分詞です。
第2問A: Have you ( ) your lunch yet, Tom?
B: Yes, I finished it ten minutes ago.
1. eat
2. ate
3. eaten
4. eating
【正解】3. eaten
【解説】 文頭に Have があり、文末に yet(もう)があることから、現在完了形の疑問文(完了用法)であることがわかります。「Have + 主語 + 過去分詞」の語順になるため、eat の過去分詞である eaten(3番)が正解です。
The boys ( ) soccer in the park are my classmates.
1. played
2. playing
3. plays
4. play
【正解】2. playing
【解説】 文全体の動詞は後ろにある are です。したがって空所を含む ( ) soccer in the park は主語の The boys を後ろから修飾する分詞のかたまりです。
少年たちはサッカーを「する側(能動)」であるため、過去分詞ではなく現在分詞の playing(2番)が正解です。「公園でサッカーをしている少年たちは私の同級生です」という意味になります。
be動詞なら受動態、have/hasなら現在完了
byや期間を表す語など手がかりを探す
される関係なら受動態、経験や継続なら完了
空所の前後にあるキーワードと意味関係を確認して正解の形を絞り込みます。
大問1全体の解き方や他の文法項目も確認したい方は、英検3級に必要な英文法と対策問題をご覧ください。
新形式ライティングで減点を防ぐ過去分詞ルール
英検3級のライティング(意見論述問題およびEメール問題)では、過去分詞を使った表現を正しく組み込むことで、文法力のアピールにつながります。しかし、不完全な文を作ってしまうと文法項目で減点対象となります。特に以下の3つのミスに注意してください。
1. have や be動詞 の脱落ミス
もっとも多いミスが、過去分詞を単独で述語動詞の位置に書いてしまうミスです。
- 誤り: I visited Kyoto three times.(※過去形なら文法的に正しいですが、「3回行ったことがある」という経験を強調したい場合は不十分です。)
- 誤り: I been to Kyoto three times.(※ have が抜けており文法エラーになります。)
- 正しい: I have been to Kyoto three times.(私は京都に3回行ったことがあります。)
- 誤り: This room cleaned by my brother.(※ was などの be動詞が抜けています。)
- 正しい: This room was cleaned by my brother.(この部屋は私の兄によって掃除されました。)
2. 主語が三人称単数のときの have / has の取り違え
現在完了形を使う場合、主語が三人称単数(he, she, my friend など)であれば必ず has を使います。
- 誤り: My sister have lived in Tokyo for two years.
- 正しい: My sister has lived in Tokyo for two years.(私の姉は東京に2年間住んでいます。)
3. ライティングでそのまま使える定番フレーズ
英検3級のライティングで自分の意見や理由を述べる際、過去分詞を使った以下の定型表現を覚えておくと便利です。
- be interested in 〜: 〜に興味がある(※ interested は過去分詞から派生した形容詞的表現です)
I am interested in Japanese history.(私は日本の歴史に興味があります。) - be surprised at 〜: 〜に驚く
I was surprised at the news.(私はそのニュースに驚きました。) - I have always wanted to 〜: ずっと〜したいと思っていました
I have always wanted to visit Australia.(私はずっとオーストラリアを訪れたいと思っていました。)
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理解度チェック
Q1. 過去形と過去分詞の文中での役割の違いとして正しいものは?
- 過去形も過去分詞も単独で述語動詞になれる
- 過去形は単独で述語になれるが、過去分詞はなれない
- 過去分詞は単独で述語になれるが、過去形はなれない
- どちらも単独では述語になれずbe動詞が必要である
答えを見る
正解: B. 過去形は単独で述語になれるが、過去分詞はなれない
過去形は1語で述語動詞になりますが、過去分詞は単独で述語になれず助動詞やbe動詞などが必要です。
Q2. 「カナダに行ったことがある」を表す正しい英文はどれ?
- I have been to Canada.
- I have gone to Canada.
- I been to Canada.
- I was been to Canada.
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正解: A. I have been to Canada.
「行ったことがある(経験)」はhave been toを使います。have gone toは行ってしまって今ここにいないことを表します。
Q3. 分詞の後置修飾で現在分詞と過去分詞を見分ける基準は?
- 修飾される名詞との関係が能動か受動か
- 修飾する語句が2語以上あるかどうか
- 文全体の時制が現在形か過去形か
- 文の主語が一人称か三人称単数か
答えを見る
正解: A. 修飾される名詞との関係が能動か受動か
名詞が自ら行う能動の関係なら現在分詞(-ing)、名詞が動作を受ける受動の関係なら過去分詞を選びます。
小学生でも直感的にわかる英検3級の過去分詞イメージ
小学生や英語学習を始めたばかりの方にとって、「過去分詞」という言葉は難しく感じられがちです。過去分詞は文法用語で難しく捉えるよりも、「ほかの単語と合体して働く変身パーツ」とイメージすると理解がとてもスムーズになります。
過去形は played や went のように、1語だけで「〜した」と文を完結させる力を持っています。それに対して過去分詞は、1人では動くことができません。必ず be動詞 や have という相棒とくっつくことで、初めて特別な力を発揮します。
たとえば、動詞の break(こわす)が過去分詞の broken に変身すると、「こわされた状態」を表すパーツになります。これに相棒の was を合体させることで、次のような文を作ることができます。
The cup was broken by Tom.(そのカップはトムによって割られました。)
このように、「過去分詞は単独では使えず、相棒と一緒に使う合体パーツ」という基本イメージを持っておくと、英文を書くときに be動詞 や have をうっかり忘れてしまうミスを自然に防ぐことができます。
英検3級の過去分詞で優先して覚えるべき頻出動詞チェックリスト
英検3級の合格を目指すにあたって、英語のすべての不規則動詞を一度に丸暗記する必要はありません。短文空所補充や長文、リスニングで頻出する動詞に絞り、優先順位をつけて覚えるのが合格への近道です。
試験本番で狙われやすい過去分詞を優先度別に整理しました。まずは最優先の動詞から確実にマスターしましょう。
| 優先度 | 動詞の変化(原形 - 過去形 - 過去分詞) | 日本語の意味 |
|---|---|---|
| 最優先 | make - made - made | 作る |
| 最優先 | take - took - taken | 取る、連れて行く |
| 最優先 | write - wrote - written | 書く |
| 最優先 | give - gave - given | 与える、あげる |
| 最優先 | see - saw - seen | 見る、会う |
| 重要 | know - knew - known | 知っている |
| 重要 | speak - spoke - spoken | 話す |
| 重要 | buy - bought - bought | 買う |
| 重要 | find - found - found | 見つける |
| 重要 | eat - ate - eaten | 食べる |
覚えるときは、目で見つめるだけでなく write - wrote - written のようにリズムをつけて声に出し、スペルを書いて練習すると試験本番でも迷わず解答できるようになります。
よくある質問
- Q. 英検3級の過去分詞はいつ習いますか?
- 受動態・現在完了形・分詞の後置修飾は、中学校の学習指導要領では中学3年生(一部前倒しで中学2年後半)で学習します。英検3級の出題範囲は中3修了程度です。
- Q. 過去分詞を効率よく暗記するコツはありますか?
- 「原形—過去形—過去分詞」を声に出してリズム(例:take - took - taken)で覚えるのが効果的です。またAAA型やABB型などパターンごとにまとめて整理しましょう。
- Q. 大問1で過去形と過去分詞のどちらを選ぶか迷います
- 空所の直前に be動詞 や have / has がある場合は過去分詞です。直前に主語しかなく助動詞的な語句が何もない場合は、文の述語として過去形を選びます。
- Q. 英検3級で過去完了形(had+過去分詞)は出ますか?
- 英検3級で出題される完了形は「現在完了形(have / has + 過去分詞)」までです。過去完了形(had + 過去分詞)は準2級以上の範囲となります。
- Q. ライティングで過去分詞を使うメリットは何ですか?
- 現在完了形や受動態を取り入れることで、単純な現在形・過去形の文だけでなく幅広い文法構造を使いこなせていることを採点官にアピールでき、高得点につながります。
- Q. 小学生が英検3級の過去分詞を覚えるときのおすすめの順番はありますか?
- まずは形が一切変わらない cut や put などのAAA型から覚えると負担が少なくなります。その次に、日常生活でよく使う make や buy などのABB型へ進み、最後に変化の大きいABC型を声に出してリズムで覚える順序がおすすめです。
- Q. リスニング問題で過去分詞を聞き取るコツはありますか?
- 過去分詞の直前にある have や is、was などの助動詞・be動詞は弱く短く発音されます。動詞の語尾にある -en や -ed の音に耳を傾けることで、過去形か過去分詞かを正確に聞き分けられます。
2026年10月12日更新・モチタン辞典編集部
関係する文法不規則動詞の活用パターン一覧(AAA・ABA・ABB・ABC)受動態の作り方と使い方分詞(現在分詞・過去分詞)の使い方