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英語の金額の読み方・言い方完全ガイド
英語の金額の読み方は、基本的に「主要単位(ドル・ポンドなど)」と「補助単位(セント・ペンスなど)」の順に読み上げます。例えば $3.50 は three dollars and fifty cents ですが、日常会話では単位を省略して three fifty と数字を並べる省略形が最も頻繁に使われます。まずはこの基本パターンと省略ルールを押さえましょう。
主要な通貨の読み方と基本ルール
英語で金額を言う場合、通貨記号が数字の前についていても、読み上げるときは「数字+通貨名」の語順になります。小数が含まれる場合は、整数部分と小数部分を分けて読みます。
ドル(Dollar)・ポンド(Pound)・ユーロ(Euro)
米ドルの $3.50 は、正式には three dollars and fifty cents /ˈθriː ˈdɑːlərz ænd ˈfɪfti sɛnts/(3ドル50セント)ですが、日常会話では three fifty /ˈθriː ˈfɪfti/ と略すのが一般的です。
イギリスの通貨ポンド(£)とペンス(p)も同様で、£5.99 は正式には five pounds and ninety-nine pence /ˈfaɪv paʊndz ænd ˈnaɪnti naɪn pɛns/(5ポンド99ペンス)、口語では five ninety-nine と言います。
欧州単一通貨のユーロ(€)も同じ規則が適用され、€20 は twenty euros /ˈtwɛnti ˈjʊroʊz/(20ユーロ)と読みます。
日本円(Yen)の大きな桁
日本円の ¥1,200 はカンマで区切られた単位を意識し、one thousand two hundred yen /ˈwʌn ˈθaʊzənd tuː ˈhʌndrəd jɛn/(1,200円)と読みます。
口語では twelve hundred yen /ˈtwɛlv ˈhʌndrəd jɛn/ と100を基準に表現されることもあります。
米ドル($3.50)
- 正式:three dollars and fifty cents
- 口語:three fiftyと略す
英ポンド(£5.99)
- 正式:five pounds and ninety-nine pence
- 口語:five ninety-nineと略す
日本円(¥1,200)
- 通常:one thousand two hundred yen
- 口語:twelve hundred yen
正式な読み方と日常会話で使われる口語短縮形の違いを比較できます。
単数形・複数形と通貨単位の注意点
英語の金額表記では、単位の名詞が単数か複数かによって語尾が変化します。基本規則として、金額が「1」のときは単数形、それ以外の数値では複数形を用います。
- 1 dollar /ˈwʌn ˈdɑːlər/(1ドル:単数)
- 2 dollars /ˈtuː ˈdɑːlərz/(2ドル:複数)
- 1 cent /ˈwʌn sɛnt/ / 25 cents /ˈtwɛnti faɪv sɛnts/(1セント / 25セント)
- 1 pound /ˈwʌn paʊnd/ / 10 pounds /ˈtɛn paʊndz/(1ポンド / 10ポンド)
ただし、日本円の yen /jɛn/ は単複同形の名詞です。そのため 1 yen も 1,000 yen も語尾に -s は付きません。yens とするのは文法的に誤りですので注意してください。
また、ポンドの補助通貨であるペンスについて、単数形は penny /ˈpɛni/、複数形は pence /pɛns/ と形が変わる点も押さえておきましょう。
長さや重さなど他の単位も確認したいときは、単位の英単語をご覧ください。
1なら単数形、2以上は複数形(-s)をつける
単複同形のため1でも1,000でも-sは不要
単数形はpenny、複数形はpenceに変化
単位によって異なる複数形の語尾変化や不変化のルールです。
金額の表記と読み方一覧表
よく使われる通貨の表記、正式な読み方、および日常会話で使われる短縮形の対照表です。
表は横にスクロールできます →
| 表記 | 正式な読み方 | 口語・短縮形 | 日本語訳 |
|---|---|---|---|
| $1.00 | one dollar | - | 1ドル |
| $3.50 | three dollars and fifty cents | three fifty | 3ドル50セント |
| $0.75 | seventy-five cents | - | 75セント |
| £5.99 | five pounds and ninety-nine pence | five ninety-nine | 5ポンド99ペンス |
| €20.00 | twenty euros | - | 20ユーロ |
| ¥1,200 | one thousand two hundred yen | twelve hundred yen | 1,200円 |
| $2,500 | two thousand five hundred dollars | twenty-five hundred dollars | 2,500ドル |
日常会話で使われるスラングと口語表現
ネイティブスピーカーは、日常会話で正式な通貨名の代わりに口語的なスラングを好んで使います。映画や海外旅行の現場で頻出する代表的な表現を覚えましょう。
最も代表的なのが buck /bʌk/(ドル)です。1ドルなら a buck、複数なら bucks となり、It costs ten bucks.(10ドルかかります)のように使います。オーストラリアやカナダのドルに対しても用いられます。
また、1,000(千)を指す俗語として grand /ɡrænd/ があります。5 grand(5,000ドル)のように使われ、複数でも -s はつけず常に grand の形をとります。
ポンドの俗語では quid /kwɪd/ が有名で、こちらも単複同形のため twenty quid(20ポンド)のように表現します。
カジュアルな表現をもっと知りたい方は、スラングの英単語も参考にしてください。
buck(ドル)
- 1ドルはa buck
- 複数形はbucks
grand(千)
- 1,000を指す俗語
- 常に単複同形(5 grand)
quid(ポンド)
- ポンドを指す俗語
- 常に単複同形(twenty quid)
会話で頻出する金額スラングと複数形の扱い方の整理です。
レジや会計で役立つ定番フレーズ
買い物やレストランでの支払い時に店員が使う表現と、客側が値段を尋ねる表現です。
金額を尋ねる・確認する
客側が価格を確認したいときは、How much is it? /ˈhaʊ mʌtʃ ɪz ɪt/(いくらですか?)や How much does this come to?(合計でいくらになりますか?)と尋ねます。
店員からの金額提示
店員が合計金額を伝える際は、以下の表現が一般的です。
- That'll be $15.50. /ˈðætəl biː ˈfɪfˈtiːn ˈfɪfti/(15ドル50セントになります)
- It comes to $42. /ɪt kʌmz tuː ˈfɔːrti tuː/(合計42ドルです)
- Your total is $8.00. /jʊər ˈtoʊtl ɪz ˈeɪt ˈdɑːlərz/(お会計は8ドルになります)
That'll be ~ は That will be ~ の短縮形で、店舗の会計で最もよく耳にするフレーズです。
店舗でのやり取りを含む幅広い表現は、英会話の総合ガイドで学べます。
客:金額を尋ねる
- How much is it?
- How much does this come to?
店員:金額を提示する
- That'll be $15.50.
- It comes to $42.
- Your total is $8.00.
レジでのやり取りで客側が尋ねる表現と店員が提示する表現です。
おつり・チップ・割り勘の伝え方
支払いの前後に必要となる、おつりや割り勘、チップに関する具体的なやり取りのフレーズです。
おつりの受け渡し
おつりは change /tʃeɪndʒ/ と言います。おつりをチップとして店員に渡したいときは、Keep the change.(おつりは取っておいてください)と伝えます。
端数だけを受け取りたい場合は Give me two dollars back, please.(2ドルだけおつりをください)と言えます。
割り勘の提案
食事代などを均等に分けるときは、split the bill /splɪt ðə bɪl/ や go Dutch /ɡoʊ dʌtʃ/ を使います。
- Can we split the bill?(別々に会計できますか?)
- Let's split it evenly.(割り勘にしましょう)
チップ(Tip)の支払い
伝票にチップが含まれているか確認したいときは、Is the tip included? /ɪz ðə tɪp ɪnˈkluːdɪd/(チップは含まれていますか?)と尋ねてください。
Keep the change.(おつりは不要です)
Let's split it evenly.(均等に分けよう)
Is the tip included?(チップ込みですか)
おつりの処理、チップ確認、割り勘提案で使える定番表現です。
旅先や市場で使える値段交渉の一言
海外の市場や個人商店、フリーマーケットなどで価格を交渉したいときに使える簡潔な英語フレーズです。
- Can you give me a discount? /kæn juː ɡɪv miː ə ˈdɪskaʊnt/(少し安くしてもらえますか?)
- Is that your best price? /ɪz ðæt jʊər bɛst praɪs/(それが一番安い価格ですか? / これ以上下がりませんか?)
- Could you make it $20? /kʊd juː meɪk ɪt ˈtwɛnti/(20ドルになりませんか?)
- If I buy two, can you do better on the price?(2つ買うので安くなりませんか?)
失礼にならないよう、Could you ~? や文末の please を添えて丁寧なトーンで交渉するのが基本です。希望額を直接提示する場合は Could you make it [希望金額]? の形が最もスムーズです。
「金額」を表す英語の使い分け(amount・price・cost)
日本語の「金額」に該当する英単語には amount、price、cost などがあり、文脈に応じて使い分けが必要です。
amount(総額・数量)
amount は「総額」や「あるまとまった金額・分量」を表します。単体の値札ではなく、請求額の全体や取引額を指す場面でよく使われます。
The total amount is $500.(合計金額は500ドルです。)
price(販売価格・値段)
price は売り手が商品やサービスに対して設定した「定価・価格」を指します。「価格がいくらか」を尋ねたり述べたりする際の標準的な単語です。
The price includes tax.(その金額には税金が含まれています。)
cost(費用・原価・支出)
cost は商品を手に入れるため、あるいは事業やサービスを維持するために「買い手側が支払うべき費用」を表します。
The production cost has increased.(製造にかかる金額・コストが増加しました。)
大きな金額の読み方ルールと「万・億」の変換早見表
英語の金額は数字のカンマ(3桁区切り)を基準に読み上げます。1つ目のカンマが thousand(千)、2つ目が million(百万)、3つ目が billion(十億)、4つ目が trillion(兆)です。日本語は4桁(万・億)で区切るため、頭の中で「カンマ1つ=thousand」「カンマ2つ=million」と視覚的に置き換えるのがコツです。
| 日本語の金額 | 英語の表記 | 英語の読み方 |
|---|---|---|
| 500円 | ¥500 | five hundred yen |
| 5,000円(5千円) | ¥5,000 | five thousand yen |
| 50,000円(5万円) | ¥50,000 | fifty thousand yen |
| 500,000円(50万円) | ¥500,000 | five hundred thousand yen |
| 1,000,000円(100万円) | ¥1,000,000 | one million yen |
| 10,000,000円(1千万円) | ¥10,000,000 | ten million yen |
| 100,000,000円(1億円) | ¥100,000,000 | one hundred million yen |
| 1,000,000,000円(10億円) | ¥1,000,000,000 | one billion yen |
ビジネス文書やSNSでは、10K(1万=10 thousand)や 1.5M(150万=1.5 million)のように、thousand を K、million を M と略記する手法も多用されます。
金額の聞き間違いを防ぐ判断基準と確認フレーズ
ネイティブが口語で Two fifty と言った場合、文脈によって $2.50(2ドル50セント)を指す場合と $250(250ドル)を指す場合があります。カフェでコーヒーを買う際なら $2.50、家電製品やホテルの宿泊費なら $250 と、対象商品の一般的な相場から判断します。
ビジネスの商談やレジで金額の桁を間違えないよう、曖昧なときは明確に聞き返すフレーズを使って確認しましょう。
- Do you mean two dollars and fifty cents?(2ドル50セントということですか?)
- Is that two hundred and fifty dollars, or two fifty?(それは250ドルですか、それとも2ドル50セントですか?)
- Could you write down the amount, please?(金額をメモに書いていただけますか?)
- Just to confirm, the total is $5,000, right?(確認ですが、合計金額は5,000ドルで合っていますか?)
次に読む
- 英語の数字・単位・金額・年号の書き方小切手や請求書での改ざん防止の書き方や、セント表記のルールが学べます。→
- お金の英単語支払いや買い物でそのまま使える英単語や、お金にまつわる慣用表現を学べます。→
- 英語の数字の読み方hundredにsが付かない規則や、小数・分数の読み方の違いを整理できます。→
単語力を測る
よくある質問
- Q. なぜ「three fifty」だけで通じるのですか?
- 文脈から金額の話であることが明確な場合、主要単位の「dollar」と補助単位の「cent」を省略して数字を並べるのが英語の慣習だからです。同様に「five ninety-nine($5.99)」などの表現も広く使われます。
- Q. 「yen」に複数形の「s」がつかない理由は?
- 「yen」は英語において単数形と複数形が同じ形をとる「単複同形名詞」として扱われるためです。「1 yen」「500 yen」のように、金額の大きさにかかわらず常に「yen」のまま使用します。
- Q. 「bucks」はビジネスシーンでも使えますか?
- 「bucks」は口語スラングであるため、フォーマルな商談や契約、公式のビジネス文書では使われません。親しい同僚との雑談では問題ありませんが、公の場では「dollars」を用います。
- Q. ビジネスでよく見る「10K」や「1.5M」は英語でどう読みますか?
- 「K」は thousand(千)を表すため「10K」は「ten thousand」、「M」は million(百万)を表すため「1.5M」は「one point five million」と読みます。口語でそのまま「ten kay」とアルファベットで読むこともあります。
- Q. 日本語の「10万円」を英語ですぐに言いたいときのコツはありますか?
- 「10万円」は数字で書くと「100,000円」となり、最初のカンマの前に「100」が来ます。カンマを「thousand」と読むため、「one hundred(100)」+「thousand(千)」で「one hundred thousand yen」と瞬時に組み立てる習慣をつけると迷いません。
2026年9月24日更新・モチタン辞典編集部
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