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アイエルツ履歴書書き方と資格欄の見本・スコア目安

アイエルツ履歴書書き方と資格欄の見本・スコア目安

履歴書の資格欄にIELTSを書く際は、略称を用いて「IELTS Academic Module Overall Band Score 6.5 取得」のように年月・モジュール・Overallスコアを一行で明記するのが標準的な書き方です。

日系企業では6.0以上、外資系や海外展開企業では7.0以上がプラス評価の目安となり、取得から2年以上経過したスコアでも「取得年月の正確な記載」と「注記」を添えることで正当な実績として記載できます。

そのまま写せるIELTSの履歴書資格欄テンプレート

履歴書の免許・資格欄へIELTS(アイエルツ)のスコアを記載する際は、採用担当者が一目で「受験モジュール」「取得時期」「総合評価(Overall Band Score)」を判別できるように整理して書きます。一般的なJIS規格履歴書や転職用履歴書の枠幅に合わせた基本パターンは以下のとおりです。

最も標準的な記載方法は、総合評価であるOverallスコアを記載する形式です。日本国内の新卒採用・中途採用を問わず、まずはこの形式を採用すれば間違いありません。

年月免許・資格
20243IELTS Academic Module Overall Band Score 6.5 取得
202311IELTS General Training Module Overall Band Score 7.0 取得

業務で英語の交渉やプレゼンテーション、英文メール作成が日常的に発生する職種に応募する場合で、スピーキングやライティングの個別スコアが際立って高いときは、各セクションのスコアを併記する書き方も有効です。

年月免許・資格
20245IELTS Academic Module Overall 7.5 取得(L: 8.0, R: 8.0, W: 7.0, S: 7.0)
20239IELTS General Training Module Overall 6.5 取得(Speaking: 7.0)

免許・資格欄の行数が限られている場合は、セクションスコアをすべて詰め込むと文字が細かくなり視認性が落ちます。特定分野の強みを強調したい職種以外では、Overallスコアのみを一行で簡潔に記載し、技能別の詳細や業務への活かし方は職務経歴書や自己PR欄で補足するのが望ましい手順です。

資格欄の記載パターン選び方
📄Overallのみ

行数が限られる場合や一般的な応募に最適。1行で簡潔に記載。

📊各セクション併記

話す・書くなど特定分野の強みを活かしたい職種向け。

📝職務経歴書で補足

資格欄を簡潔にしつつ、詳細や業務への活かし方を別紙で説明。

応募先やアピールしたい強みに応じて最適な記載パターンを選びましょう。

次の疑問IELTSだけでなく英検のスコアも併せて書きたいときは、英検の履歴書への正式な書き方を確認しておくと迷わず併記できます。

ielts資格書き方の基本規則|名称・モジュール・年月

履歴書では各種資格の正式名称を記載するのが原則とされていますが、IELTSに関しては取り扱いにおいていくつかの重要なポイントがあります。減点や誤解を避けるために、名称、モジュール、取得年月の3つの基本規則を把握しておきましょう。

正式名称と略称の使い分け

IELTSの正式名称はInternational English Language Testing Systemです。しかし、日本の採用市場における履歴書の免許・資格欄は横幅が狭く、正式名称をすべて記載すると「International English Language Testing System Academic Module Overall Band Score 6.5 取得」となり、1行に収まりきらず枠からはみ出してしまうか、不自然に文字が小さくなってしまいます。

そのため、履歴書の免許・資格欄では一般的に広く認知されている略称「IELTS」を使用して全く問題ありません。日本の公的機関、大学、グローバル企業の採用現場においても「IELTS」という記載で資格詐称とみなされることはありません。

文字数に余裕がある職務経歴書や自己PR欄で初出時のみ「国際英語力試験(IELTS)」のように日本語を付記すると、英語試験に詳しくない採用担当者にも親切です。

モジュール名(Academic / General Training)の明記

IELTSには目的別に2つの試験タイプ(モジュール)が存在します。履歴書にはどちらを受験したかを必ず書き添えます。

どちらを受験していてもビジネスにおける基礎英語力の証明になりますが、出題内容の性質が異なるため、モジュール名を省略して単に「IELTS 6.5 取得」とだけ書くのは不完全と受け取られる場合があります。

必ず「Academic Module」または「General Training Module」と書き添えてください。

記載する年月は「受験日」か「結果発行日」か

履歴書の年・月欄には、試験を受験した年月(Test Date)を記載するのが一般的です。成績証明書(Test Report Form)に記載されている「Date」の年月をそのまま記入してください。

結果が手元に届いた月やWebで確認した月と受験月が異なる場合でも、成績証明書の公式受験日を基準とすれば経歴の齟齬が生じません。

2つのモジュールの特徴と違い

Academic

  • 海外大学・大学院進学向け
  • 高度な専門職・研究職の証明
  • 論理的な読解や学術分析の記述

General Training

  • 移住や就労ビザ取得向け
  • 企業研修などを想定した試験
  • 日常生活や一般ビジネス文書の理解

履歴書にはどちらのモジュールを受験したかを必ず明記します。

就職活動における企業からの評価基準を知りたい方は、IELTSは就活で使える?企業評価をご覧ください。

履歴書に書けるスコアの目安とTOEIC換算表

IELTSは0.0から9.0までのバンドスコア(0.5刻み)で採点されます。履歴書に記載して選考でプラスに働くスコアの目安は、応募先の企業タイプや職種によって明確に異なります。

企業タイプ別のスコア評価基準

応募先が日系企業か外資系企業か、あるいは英語を実務でどの程度使うかによって、評価されるスコアラインが変わります。

志望先・求人の種類アピールになる推奨スコア書類通過における評価・見られ方
外資系企業・海外駐在員候補7.0 以上(C1相当)実務上の議論や交渉を英語で自立して行えるレベルと高く評価される。
日系グローバル展開企業・海外営業6.5 以上(B2上位)業務上のメール連絡や会議参加に十分な実務能力があると判断されやすい。
一般の日系企業(語学不問〜基礎重視)6.0 以上(B2相当)基礎的な英語運用能力および継続的な学習意欲として好印象を与える。
英語力を一切問われない一般職種5.5 以上(B1相当)自己研鑽の証明にはなるが、語学力自体が採用の決定打にはなりにくい。

目安として、スコアが5.5以下の場合は、英語力を必須とする求人への応募ではアピールとして弱く、かえって実力不足と捉えられるリスクがあります。その場合は無理に記載せず、保有している他の資格を記載するか、英語資格欄を空欄にして業務経験のPRに注力する判断が賢明です。

日系企業の人事に伝えるTOEIC換算の目安

日本国内の採用活動では、現在もTOEIC Listening & Reading Test(以下TOEIC)を基準に語学要件を設定している企業が大半を占めます。IELTSのスコア体系に馴染みのない人事担当者に対しては、職務経歴書や備考欄で一般的な換算水準を意識した説明を添えると効果的です。

表は横にスクロールできます →

IELTS OverallCEFRレベルTOEIC L&R 換算の目安実務における英語運用能力のイメージ
7.5 〜 8.0C1940点 〜 990点高度なビジネス交渉、専門分野のプレゼンを自在に遂行できる
7.0C1 / B2870点 〜 930点複雑な業務課題を英語で討議し、論理的な文書を執筆できる
6.5B2785点 〜 865点通常業務の打ち合わせやメール対応を円滑にこなせる
6.0B2650点 〜 780点定型的な業務連絡や資料読解を独力で対応できる
5.5B1550点 〜 645点限定的な日常会話や平易な社内連絡を理解できる

すでにTOEICで700点や800点以上のスコアを保有している場合は、IELTSとTOEICの両方を履歴書に並べて記載することをおすすめします。TOEICで客観的な認知度を担保しつつ、4技能(特にスピーキングとライティング)の運用能力をIELTSで裏付けるという相乗効果が得られます。

次の疑問履歴書でアピールしやすい基準とされるスコアの難易度は、IELTS6.0・6.5の難易度で各技能の実力レベルとともに解説しています。

有効期限(2年)切れスコアの扱いと経歴詐称対策

IELTSの成績証明書(Test Report Form)の有効期限は、公式ルールとして「受験日から2年間」と定められています。有効期限が切れたスコアを履歴書に記載してもよいのか、経歴詐称に問われないのかという疑問について解説します。

有効期限切れスコアの履歴書記載は可能か

結論として、受験年月を正確に記載していれば、期限が切れたスコアを履歴書に書くこと自体は経歴詐称にはなりません。履歴書の免許・資格欄は「過去にその水準の能力を有していた事実」を申告する欄でもあるためです。

ただし、注意すべき条件が2点あります。

  1. 求人票に有効期限の指定がある場合:「過去2年以内に取得したスコアに限る」「公式認定証の提出が必須」と明記されている求人の場合、期限切れスコアは応募要件を満たしません。この場合に最新スコアであるかのように装って提出すると、経歴の虚偽申告とみなされる危険があります。
  2. 公式成績証明書の再発行ができない点:2年の有効期間を過ぎると、試験実施機関からの公式な成績証明書再発行や企業への直送サービスは利用できなくなります。企業から原本の提示を求められた際に手元に当時の証明書原本がない場合、提出不能に陥るため事前確認が必要です。

経歴詐称と疑われないための注釈付き記載例文

期限切れのスコアを書く際は、現在もその資格が有効であると誤解させないよう、取得年月を正確に書き、必要に応じて職務経歴書の特記事項等で「過去の実績」であることを明確にします。

年月免許・資格
20206IELTS Academic Module Overall 7.0 取得(有効期限経過)
201910IELTS General Training Module Overall 6.5 取得

履歴書の枠が狭く「有効期限経過」と書けない場合は、年月を正確に記載した上で、職務経歴書の英語スキル補足欄に以下のような注記を入れておくと誠実な印象を与えられます。

【職務経歴書への記載例】
「英語力:IELTS Academic Module Overall 7.0(2020年6月受験、公式有効期限経過済み)。現在も業務での英語使用を継続しており、日常的な海外拠点とのメール対応や資料作成に支障はありません。」

期限切れスコア記載の確認事項

有効期限切れのスコアを履歴書に記載する際は次の3点を確認してください。

履歴書へのIELTSスコアの正しい書き方のイメージ

英文履歴書(CV/Resume)でのIELTS資格の書き方

外資系企業や日系企業のグローバル採用枠、海外現地採用に応募する際は、英語の履歴書(CV / Resume)を作成します。英文履歴書におけるIELTSスコアの標準的なフォーマットと記載例を紹介します。

英文履歴書での基本フォーマット

英文履歴書では、通常「Certifications(資格)」または「Languages & Skills(語学・スキル)」のセクションを設け、箇条書き(bullet points)でスコアを記載します。

【標準的な記載テンプレート】
IELTS (International English Language Testing System) - Academic: Overall Band Score 7.5 (L: 8.0, R: 8.0, W: 7.0, S: 7.0), March 2024
(日本語訳:IELTS アカデミック・モジュール 総合バンドスコア 7.5[リスニング 8.0、リーディング 8.0、ライティング 7.0、スピーキング 7.0]、2024年3月取得)

【セクション別を省略した簡潔なテンプレート】
IELTS General Training: Overall Band Score 7.0, November 2023
(日本語訳:IELTS ジェネラル・トレーニング・モジュール 総合バンドスコア 7.0、2023年11月取得)

英文履歴書の実務的な配置例

英文履歴書の末尾に配置する「Languages & Certifications」セクションの全体構成例は以下のとおりです。

LANGUAGES & CERTIFICATIONS
・Languages: Japanese (Native), English (Business fluent)
(語学:日本語[母国語]、英語[ビジネス流暢])
・IELTS Academic: Overall Band Score 7.0 (Listening: 7.5, Reading: 7.5, Writing: 6.5, Speaking: 6.5), February 2024
(IELTS アカデミック:総合バンドスコア 7.0[L: 7.5, R: 7.5, W: 6.5, S: 6.5]、2024年2月取得)
・TOEIC Listening & Reading Test: 910, July 2023
(TOEIC L&R テスト:910点、2023年7月取得)

外資系企業の書類選考では、資格名称を正確に記載するだけでなく、そのスコアによって「ビジネス現場でどのレベルのタスクを実行できるか」を示すことが重視されます。

全体の構成や各項目の書き方を詳しく確認したい方は、英文履歴書(レジュメ)の書き方を参考にしてください。

自己PRと職務経歴書でIELTSの強みを活かす文例

IELTSはTOEIC L&Rと異なり、対面またはPCでのスピーキング面接および記述式ライティングを含む厳密な4技能試験です。この特性を理解している採用担当者に対しては、単に点数を提示するだけでなく、実務でのアウトプット力と結びつけてアピールすることで選考通過率を高められます。

スピーキング・ライティングの高スコアを活かした自己PR例文

【例文:海外営業・カスタマーサポート職志望】
「私の強みは、実務において相手の意図を正確に汲み取り、論理的に発信できる実践的な英語力です。資格試験においてはIELTS Academic ModuleでOverall 7.0を取得し、特にスピーキングセクションでは7.0の評価を得ております。

前職では海外拠点のエンジニアと週2回のオンライン進捗会議を担当し、技術的な要件定義や仕様変更の調整を自ら英語でファシリテーションいたしました。

業務上の齟齬を未然に防ぐ明確なコミュニケーションにより、プロジェクトの納期遵守に貢献した実績があります。」

日系企業の人事担当者に伝わる職務経歴書補足テキスト

IELTSの難易度や採点基準を把握していない担当者に対しては、職務経歴書の特記事項欄で以下のように客観的な補足文を入れておくと理解がスムーズになります。

【職務経歴書・特記事項の記載例】
「【保有英語資格について】
IELTS Academic Module Overall 6.5(2023年10月取得)
※IELTSは英語の4技能(聴く・読む・書く・話す)を総合的に測定する国際標準テストです。

Overall 6.5はCEFR B2(ビジネス実務での自立的な英語運用が可能な水準・TOEIC換算800点相当以上)に該当します。日常的な英文メールのやり取りに加え、英語での商談・プレゼンテーションの実務対応が可能です。」

このように「試験の性質」「国際規格(CEFR)での位置づけ」「業務で何ができるか」を具体的に言語化することで、単なるテストスコアの提示にとどまらない説得力のある書類が完成します。

職務経歴書での効果的な説明手順
1試験の性質

4技能を測定する国際標準テストと言及

2基準での位置づけ

CEFRやTOEIC換算の目安を併記

3実務能力の提示

商談やメールなど業務で可能な内容を明記

スコアだけでなく3要素を揃えて言語化することで説得力が高まります。

※ 試験日・申込期限・料金などは年度や回によって変わります。最新の情報は、各試験・サービスの実施団体の公式サイトでご確認ください(この記事の最終確認日: 2026年9月26日)。

次の疑問面接でTOEICとの評価の違いを詳しく伝えたい場合は、TOEICとIELTSの違い比較で試験特性の差を把握しておくと役立ちます。

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TOEFL・IELTSの疑問をすべて見る「IELTS」のまとめ

理解度チェック

Q1. 履歴書の資格欄にIELTSを書く際のルールはどれですか。

  1. 略称「IELTS」ではなく必ず正式名称を書く
  2. 受験したモジュール名を必ず書き添える
  3. 全セクションの個別点数を必ず併記する
  4. 有効期限を過ぎたスコアは記載してはならない
答えを見る

正解: B. 受験したモジュール名を必ず書き添える
出題内容の性質が異なるため、Academic等のモジュール名は必ず書き添えます。略称の使用は認められており、期限切れも正確な年月の記載があれば詐称になりません。

Q2. 英文履歴書でIELTSのスコアを記載する正しい英語表現は?

  1. IELTS General: Overall Band Score 7.0, Nov 2023
  2. IELTS Pass: Score 7.0 (November 2023)
  3. IELTS General Training Point 7.0 Got, Nov 2023
  4. IELTS License Academic: 7.0 Points, March 2024
答えを見る

正解: A. IELTS General: Overall Band Score 7.0, Nov 2023
英文履歴書では「IELTS General Training: Overall Band Score 7.0, November 2023」などの形式で記載します。

Q3. 有効期限が切れたIELTSスコアの扱いに関する注意点は?

  1. 履歴書に書く場合は最新スコアと偽る必要がある
  2. 2年を過ぎても試験機関から公式証明書を再発行できる
  3. 期限の指定がない求人でも記載すると経歴詐称になる
  4. 指定がなくても原本提示を求められると提出不能になる
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正解: D. 指定がなくても原本提示を求められると提出不能になる
2年を経過すると成績証明書の再発行や直送が利用できなくなるため、企業から原本提示を求められた際に手元にないと提出不能に陥る点に注意が必要です。

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よくある質問

Q. IELTSは何点から履歴書に書くのが一般的ですか?
日系企業ではOverall 6.0以上、外資系やグローバル職種では7.0以上が評価の目安です。5.5以下は英語力を評価基準とする求人ではアピールになりにくいため、記載を見送るのが一般的です。
Q. 履歴書には正式名称を書かないと減点されますか?
減点されません。正式名称「International English Language Testing System」は長すぎるため、日本の履歴書枠では「IELTS」という略称表記が業界標準として広く認知されています。
Q. 有効期限(2年)が切れたスコアを書くと経歴詐称ですか?
取得年月を正確に記載していれば経歴詐称にはなりません。ただし応募先が「2年以内のスコア提出」を指定している場合は使えないため、最新スコアの再受験が必要です。
Q. Overallだけでなく各セクションの点数も書くべきですか?
基本はOverallのみで十分です。ただし、スピーキングやライティングのスコアが高く、応募先の実務(英語商談や英文作成など)で直結する場合は併記すると強みになります。
Q. 日系企業を受ける場合、TOEICとどちらを書くべきですか?
両方保有している場合は併記が最も有利です。日系企業の人事はTOEICの点数を基準に判断することが多いため、IELTSにTOEIC換算の補足を添えると正確に伝わります。

2026年9月26日更新・モチタン辞典編集部