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SDGsの英語の読み方と正式名称
SDGsの英語の読み方は「エス・ディー・ジーズ」であり、「エス・ディー・ジー・エス」ではありません。正式名称は Sustainable Development Goals(発音記号:/səˈsteɪnəbl dɪˈveləpmənt ɡoʊlz/)で、日本語では「持続可能な開発目標」と訳されます。
末尾の小文字「s」はアルファベットの「S」ではなく、目標を表す goals の複数形を示す語尾であるため、濁音の「ズ」と発音します。
SDGsの英語の読み方と正式名称の結論
SDGsの正しい読み方と基本情報は次のとおりです。
| 項目 | 表記・発音 | 備考 |
|---|---|---|
| カタカナ読み | エス・ディー・ジーズ | 末尾は「エス」ではなく「ズ」 |
| 発音記号 | /ˌɛs diː ˈdʒiːz/ | 第1アクセントは最後の「Gs」に置く |
| 正式名称(英語) | Sustainable Development Goals | 3単語それぞれの頭文字+複数形語尾 |
| 正式名称(日本語) | 持続可能な開発目標 | 国際連合(UN)が定めた公式訳 |
| 目標数と期限 | 17目標・2030年まで | 2015年9月の国連サミットで採択 |
英語圏で頭文字をアルファベット読みする際、各文字を均等な強さで発音するのではなく、最後の文字に強勢(アクセント)を置く傾向があります。そのため、SDGs を発音するときは「エス・ディー」をやや軽めに、「ジーズ」をやや強めに発音すると自然な英語のリズムになります。
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なぜ小文字のsで「ジーズ」と読むのか
SDGsの最後の文字が小文字の「s」で書かれ、「ジーズ」と読まれる理由は、英語の頭字語(アクロニム・イニシャリズム)の複数形表記規則に基づいているためです。
大文字3文字+複数形の小文字sという構造
SDGsは以下の3つの単語の頭文字をとった略語です。
- Sustainable(持続可能な)の頭文字「S」
- Development(開発)の頭文字「D」
- Goals(目標)の頭文字「G」
国連が定めた目標は1つではなく17個あるため、名詞 goal(目標)は複数形の goals になっています。英語では、大文字のみで構成される略語を複数形にする際、大文字の並びの直後に小文字の「s」を付け加える規則があります。
たとえば以下のような略語も同様の規則で作られています。
- CDs(compact discs):シー・ディーズ
- VIPs(very important persons):ヴイ・アイ・ピーズ
- NGOs(non-governmental organizations):エヌ・ジー・オーズ
- UFOs(unidentified flying objects):ユー・エフ・オーズ
有声音の直後は「ズ」と濁る発音規則
英語の複数形語尾「-s」の発音は、直前の音によって変化します。「G」のアルファベットの読みは /dʒiː/ であり、母音で終わる有声音(声帯を振動させる音)です。
有声音の直後に付く複数形の「-s」は必ず濁音の /z/ になるため、発音は「エス・ディー・ジー・エス」ではなく「エス・ディー・ジーズ」となります。
頭文字の構成
- S: Sustainable
- D: Development
- G: Goals(目標)
複数形の小文字s
- CDs
- VIPs
- NGOs
- UFOs
発音の規則
- Gは母音で終わる有声音
- 有声音の後は濁音/z/になる
大文字略語の末尾に複数形の小文字sが付き、有声音の直後で濁る規則です。
持続可能な開発目標の英語読み方と発音
「持続可能な開発目標」を構成する3つの単語について、ネイティブスピーカーの発音記号とカタカナ英語との違いを確認します。
表は横にスクロールできます →
| 単語 | 品詞・意味 | 発音記号 | カタカナ表記との違い・発音の注意点 |
|---|---|---|---|
| Sustainable | 形容詞(持続可能な) | /səˈsteɪnəbl/ | 第1音節「su」は「サ」ではなく曖昧母音 /ə/。「stei」に第1アクセントを置き「サステイナブル」と読む |
| Development | 名詞(開発・発展) | /dɪˈveləpmənt/ | 「デベロップメント」ではなく、第2音節「ve」に第1アクセント。「v」は上前歯を下唇に当てて発音する |
| Goals | 名詞(目標・複数形) | /ɡoʊlz/ | 「ゴールズ」の「オー」を二重母音 /oʊ/ で発音し、末尾は舌先を歯茎に当てたまま /z/ と濁らせる |
単語ごとの発音のコツ
1. Sustainable のコツ:日本語では「サステナブル」と表記されることが多いですが、英語のスペルは「tain」が含まれるため、発音は「テイ」になります。最初の音「sə」を弱く短く発音し、「ステイ」を強く長く発音すると通じやすくなります。
2. Development のコツ:頭の「de」は弱く「ディ」に近い音です。「vel」の部分を最も強く発音します。日本語のように平板に「デ・ベ・ロ・ッ・プ・メ・ン・ト」と拍を均等に刻まないように注意してください。
3. Goals のコツ:日本語の「ゴール」のように単に長音「ー」を伸ばすのではなく、「ゴウル」のように口をすぼめながら母音を変化させます。最後に有声音の「ズ」を添えます。
第1音節səを短く、steiを強く長く発音する
頭のdeは弱く、第2音節velを最も強く発音する
ゴウルと母音を変化させ末尾を有声のズにする
各単語の強勢の位置や母音の変化を意識すると自然に通じる発音になります。
次の疑問カタカナとの違いだけでなく耳で音を確かめたい方は、SDGsの英語発音・読み方・音声解説も合わせて確認してみてください。
海外での通じ方と文法ルール・冠詞の扱い
SDGsを海外のビジネスパートナーやネイティブスピーカー相手に使う際は、呼称の認知度と文法的な扱い方に留意する必要があります。
英語圏での呼称の傾向
「SDGs」という略称は、国連関係機関、国際機関、ESG投資に関わるグローバル企業では広く使われています。しかし、米国の一般市民の日常会話では日本ほど浸透していないケースがあります。
英語圏のメディアや教育現場では、SDGsの通称として the Global Goals(グローバル・ゴールズ)と呼ばれることも頻繁にあります。
文脈が通じるか不安な相手に対しては、初出時に the UN's Sustainable Development Goals(国連の持続可能な開発目標)とフルネームで伝え、2回目以降に the SDGs または the Global Goals と略すのが確実です。
定冠詞 the を付けるルール
SDGsは国連によって定められた特定の17目標のまとまりを指すため、文中で名詞として用いる際は原則として定冠詞 the を伴います。
- the SDGs(特定の目標群を指すため the が必須)
- our SDGs initiatives(限定詞 our が付く場合は the は不要)
- SDG 7(個別の目標番号を直接指す場合は無冠詞)
単数扱いか複数扱いか
the SDGs は文法上、複数名詞として扱います。したがって、受ける動詞は複数形(are / have など)になります。代名詞で受ける際も it ではなく they または them を使います。
例文:The SDGs were adopted by all UN Member States in 2015.
(SDGsは2015年にすべての国連加盟国によって採択されました。)
ただし、1つの枠組みやプログラム全体(イニシアチブ)として概念的に捉える文脈では、まれに単数扱いされることもあります。迷った場合は複数扱いにするのが標準的です。
初出時は正式名称、以降はthe SDGs等を使う
特定の目標群なので原則theが必要。番号時は無冠詞
原則は複数扱い(are/they)。文脈で単数も
相手の理解度に応じた呼び方と、定冠詞や複数扱いの文法規則のまとめです。

SDGsの17の目標の英語・日本語対訳一覧
国連が定めた17の目標(ゴール)の公式英語名と、公式日本語訳の対照表です。各ゴールの中心となる単語の発音や意味も合わせて確認できます。
表は横にスクロールできます →
| 番号 | 公式英語名 | 公式日本語訳 | 主要単語の解説 |
|---|---|---|---|
| Goal 1 | No Poverty | 貧困をなくそう | poverty /ˌpɑːvərti/(貧困) |
| Goal 2 | Zero Hunger | 飢餓をゼロに | hunger /ˈhʌŋɡər/(飢餓) |
| Goal 3 | Good Health and Well-Being | すべての人に健康と福祉を | well-being /ˈwel biːɪŋ/(幸福、心身の健康) |
| Goal 4 | Quality Education | 質の高い教育をみんなに | quality /ˈkwɑːləti/(質の高い、良質な) |
| Goal 5 | Gender Equality | ジェンダー平等を実現しよう | equality /iˈkwɑːləti/(平等、同等) |
| Goal 6 | Clean Water and Sanitation | 安全な水とトイレを世界中に | sanitation /ˌsænɪˈteɪʃn/(衛生設備、公衆衛生) |
| Goal 7 | Affordable and Clean Energy | エネルギーをみんなに そしてクリーンに | affordable /əˈfɔːrdəbl/(手頃な価格の、入手可能な) |
| Goal 8 | Decent Work and Economic Growth | 働きがいも経済成長も | decent /ˈdiːsnt/(適切な、人間らしい、まともな) |
| Goal 9 | Industry, Innovation and Infrastructure | 産業と技術革新の基盤をつくろう | infrastructure /ˈɪnfrəstrʌktʃər/(社会基盤、インフラ) |
| Goal 10 | Reduced Inequalities | 人や国の不平等をなくそう | inequality /ˌɪnɪˈkwɑːləti/(不平等、格差) |
| Goal 11 | Sustainable Cities and Communities | 住み続けられるまちづくりを | community /kəˈmjuːnəti/(共同体、地域社会) |
| Goal 12 | Responsible Consumption and Production | つくる責任 つかう責任 | consumption /kənˈsʌmpʃn/(消費) |
| Goal 13 | Climate Action | 気候変動に具体的な対策を | climate /ˈklaɪmət/(気候) |
| Goal 14 | Life Below Water | 海の豊かさを守ろう | below /bɪˈloʊ/(〜の下に・水中) |
| Goal 15 | Life on Land | 陸の豊かさも守ろう | land /lænd/(陸地、陸) |
| Goal 16 | Peace, Justice and Strong Institutions | 平和と公正をすべての人に | institution /ˌɪnstɪˈtuːʃn/(制度、機関、組織) |
| Goal 17 | Partnerships for the Goals | パートナーシップで目標を達成しよう | partnership /ˈpɑːrtnərʃɪp/(協力関係、提携) |
次の疑問各目標の英語表現やキーワードをさらに詳しく学びたいときは、SDGsの17の目標の英語一覧と訳で詳しく解説しています。
ビジネスやスピーチで使えるSDGs英語例文集
会社案内、自己紹介、プレゼンテーションなどで「SDGsに取り組んでいる」と伝える際の実践的な例文パターンです。文脈に合わせて主語や動詞を使い分けてください。
取り組んでいることを伝える基本フレーズ
例文1:Our company is committed to achieving the SDGs.
(当社はSDGsの達成に向けて全力を尽くしています。)
例文2:We are working towards the Sustainable Development Goals set by the United Nations.
(私たちは国際連合が定めた持続可能な開発目標の達成に向けて取り組んでいます。)
例文3:We integrate the SDGs into our core business strategy.
(私たちは自社の中核事業戦略にSDGsを組み込んでいます。)
特定の目標への貢献を伝えるフレーズ
例文4:Our current project directly contributes to Goal 7 and Goal 13.
(私たちの現在のプロジェクトは、目標7と目標13に直接貢献しています。)
例文5:We focus on SDG 12 by reducing industrial plastic waste.
(私たちは産業プラスチック廃棄物を削減することで、SDGsの目標12に注力しています。)
個人・学校の自己紹介やスピーチで使えるフレーズ
例文6:I am interested in environmental issues, especially SDG 14: Life Below Water.
(私は環境問題、とりわけ目標14の「海の豊かさを守ろう」に関心があります。)
例文7:Each of us can make a difference to help reach the 2030 targets.
(2030年の目標達成を後押しするために、私たち一人ひとりが変化を起こすことができます。)
動詞の使い分けパターン
| 英語動詞・表現 | 意味・ニュアンス | 組み合わせ例 |
|---|---|---|
| contribute to | 〜に貢献する・寄与する | contribute to the SDGs |
| work towards | 〜の達成に向けて努力する | work towards the goals |
| be committed to | 〜に熱心に取り組む・全力を傾ける | be committed to achieving the SDGs |
| align with | 〜と方向性を一致させる | align our business with the SDGs |
| promote | 〜を推進する・促進する | promote sustainability |
次の疑問プレゼンやスピーチでまとまった構成を話したい方は、SDGsをテーマにした英語スピーチ例文も参考にしてみてください。
続けて読む
理解度チェック
Q1. SDGsを発音する際、最も強勢を置く位置はどこですか?
- 「S」の部分
- 「D」の部分
- 最後の「Gs」の部分
- 3文字均等に置く
答えを見る
正解: C. 最後の「Gs」の部分
英語圏で頭文字を読む際、最後の文字に強勢を置く傾向があり、第1アクセントは「Gs」に置きます。
Q2. 文中で名詞としてSDGsを用いる際の文法規則はどれですか?
- 原則として定冠詞 the を伴う
- 代名詞で受ける際は it を使う
- 受ける動詞は常に単数形にする
- 個別の目標番号を指す時も the が必須
答えを見る
正解: A. 原則として定冠詞 the を伴う
国連が定めた特定の17目標を指すため、文中で名詞として使う際は原則として the を伴います。
Q3. 文法的に正しい英文はどれですか?
- The SDGs was adopted in 2015.
- The SDGs were adopted in 2015.
- SDGs is adopted in 2015.
- SDGs was adopted in 2015.
答えを見る
正解: B. The SDGs were adopted in 2015.
the SDGs は文法上、複数名詞として扱うため、受ける動詞は複数形(wereなど)になります。
よくある質問
- Q. SDGsの正式な読み方はカタカナで何ですか?
- 「エス・ディー・ジーズ」です。最後の小文字「s」はGoals(複数形)の語尾であり、「G」の母音の後ろに来るため濁音の「ズ」と読みます。「エス・ディー・ジー・エス」とは読みません。
- Q. 「持続可能な開発目標」を英語で何と言いますか?
- 英語では Sustainable Development Goals(発音:サステイナブル・ディヴェロップメント・ゴールズ)と言います。国連サミットで採択された2030年までの17の目標を指します。
- Q. SDGsは英語圏でそのまま通じますか?
- 国際機関やビジネスの場では通じます。ただし一般会話では the Global Goals(グローバル・ゴールズ)と呼ばれることも多いため、初出時は the UN's Sustainable Development Goals と補足すると確実です。
- Q. 文中で使うとき「the」は必要ですか?
- 名詞として用いる場合は原則 the SDGs と定冠詞を付けます。ただし「SDG 5」のように特定の目標番号を指す場合や、our SDGs initiatives のように限定詞が付く場合は the を付けません。
- Q. 「SDGsに取り組む」は英語でどう表現しますか?
- We are working towards the SDGs や Our company is committed to achieving the SDGs、また We contribute to the SDGs などの表現が一般的です。
2026年10月8日更新・モチタン辞典編集部