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レジュメの英語発音と通じるコツ
履歴書を意味する名詞の英語「résumé / resume」の発音記号は /ˈrezəmeɪ/(または /ˈrezʊmeɪ/)で、カタカナでは「レザメイ」または「レズメイ」が最も近い音です。
日本語のように「レジュメ」と平板に発音しても通じません。最初の音節「レ」を強く発音し、真ん中は「ジュ」ではなく濁った「ズ」、語尾は「メ」ではなく二重母音の「メイ」と伸ばすのが正確に通じるポイントです。
レジュメの英語発音と音節の強弱
英語で履歴書を表す resume(またはフランス語表記の résumé)は、3つの音節に分かれます。音声記号が苦手な方は、大文字の部分を強く読む「RE-zu-may(レ・ズ・メイ)」というリズムを意識してください。
- 発音記号: /ˈrezəmeɪ/ または /ˈrezʊmeɪ/
- 音節の区切り: ré-su-mé(3音節)
- カタカナでの近似音: レザメイ / レズメイ
- アクセントの位置: 第1音節(最初の「レ」を最も強く高く発音する)
日本語の感覚では語尾の「メ」にアクセントを置きたくなりますが、英語では最初の「RE」に第1強勢(一番強いアクセント)が置かれます。語尾の「may」にも弱い第2アクセントがありますが、出だしを強く短く「RE-」と打ち出すことで、ネイティブスピーカーにとって自然で聞き取りやすい英語になります。
最初の「RE-」に第1強勢があり強く短く発音
音節の区切りは「ré-su-mé」の3音節
語尾の「may」にも弱い第2アクセントがある
第1音節を強く発音し、3つの音節のリズムを意識しましょう。
全体の音読をスムーズにしたい方は、英語の発音のコツをあわせて確認しておきましょう。
動詞resumeとの発音比較表
英語の resume には、名詞「履歴書・要約」のほかに、動詞「再開する・再び始める」という意味があります。スペルはまったく同じ(ヘテロニム=同綴異音語)ですが、発音とアクセントの位置は完全に異なります。
| 項目 | 名詞「履歴書・要約」 | 動詞「再開する」 |
|---|---|---|
| スペル | résumé / resume | resume |
| 発音記号 | /ˈrezəmeɪ/ | /rɪˈzuːm/ |
| カタカナ読み | レザメイ(レズメイ) | リズーム |
| アクセント位置 | 第1音節(RE-) | 第2音節(-ZUME) |
| 母音の音 | 最初の音は「エ(/e/)」 | 最初の音は「イ(/ɪ/)」 |
| 語尾の音 | 「メイ(/meɪ/)」 | 「ム(/m/)」 |
動詞の resume は、会議を再開する際などに Let's resume the meeting.(会議を再開しましょう)のように使われます。名詞の履歴書と混同して動詞を「レザメイ」と読んだり、履歴書を「リズーム」と読んだりしないよう区別が必要です。
次の疑問「再開する」という意味を持つ動詞の使い分けに迷ったら、resumeとrestartの違いを確認してみてください。
カタカナのレジュメが通じない理由
日本語のカタカナで「レジュメ」と言ってもネイティブに通じない理由は、子音と語尾の2点に決定的な違いがあるためです。
1. 「ジュ(/dʒu/)」ではなく濁音の「ズ(/zə/ または /zʊ/)」
日本語の「レジュメ」はフランス語(résumé)の「ジュ(/ʒ/)」の発音をカタカナ表記にしたものです。しかし英語圏ではフランス語由来の借用語であっても、真ん中の音は英語の /z/ の音で発音されます。
「ジュ」と発音すると摩擦が強くなり、英語話者の耳には別の単語に聞こえてしまいます。舌先を上の前歯の裏近くに置き、ハチが飛ぶような振動音で「ズ」と発音するのがコツです。
2. 語尾は「メ」ではなく二重母音の「メイ(/meɪ/)」
日本語の「メ」は短く切れる母音ですが、英語の名詞 résumé の語尾は二重母音 /eɪ/ です。日本語の「5月(May)」と同じく「メイ」と発音します。「レズメ」で止めるのではなく、「レズメイ」と最後まで母音を滑らかに伸ばすことで、正しく認識されます。
カタカナの「レジュメ」
- 真ん中は「ジュ(/dʒu/)」
- 語尾は短く切れる母音「メ」
- 摩擦が強く別の単語に聞こえる
英語の名詞「résumé」
- 真ん中は濁音の「ズ(/z/)」
- 語尾は二重母音の「メイ(/meɪ/)」
- 前歯裏近くで振動させ滑らかに伸ばす
真ん中の子音と語尾の二重母音の2点が決定的に異なります。
会議レジュメは英語で通じるのか
日本の大学やビジネスシーンでは、会議や発表の「配布資料・要約」のことを「レジュメ」と呼びますが、英語の resume をこの意味で使うと誤解を招きます。
英語圏で resume と言った場合、原則として「就職活動に使う履歴書」を指します。会議の場で Did you bring your resume? と言うと、「履歴書を持参しましたか(転職活動中ですか?)」という意味に受け取られてしまいます。
会議やプレゼンの配付資料を表す場合は、以下の表現を使い分けます。
| 日本語のニュアンス | 自然な英語表現 | 例文 |
|---|---|---|
| 配付資料全般・プリント | handout | Please look at the handout.(配付資料をご覧ください) |
| 会議資料・添付資料 | meeting materials | I sent the meeting materials in advance.(会議資料を事前に送付しました) |
| 議題・アジェンダ | agenda | Today's agenda is attached.(本日の議題を添付しています) |
| 要約・概要 | summary / outline | Here is a brief summary of the project.(こちらがプロジェクトの概要です) |

実際の会議などで使える表現を幅広く学びたいときは、英会話の総合ガイドを参考にしてください。
次の疑問日本独自の使われ方やビジネスでの適切な言い換えは、レジュメのビジネスや大学での使い方で詳しく解説しています。
アクセント記号の有無と地域差
名詞の表記には、フランス語のアクサン・テギュを残した résumé、後ろだけに付けた resumé、記号を完全に省いた resume の3種類があります。
現代の英語圏のビジネスや採用現場では、入力の手間を省くため記号のない resume も広く通用しており、どちらを用いても文法上の誤りとはみなされません。
ただし、動詞と混同しやすい文脈やフォーマルな文書では、名詞であることを明示するために résumé と表記されることがあります。
アメリカ英語(resume)とイギリス英語(CV)の違い
就職活動で提出する書類の呼び方には地域差があります。アメリカやカナダでは一般に resume が用いられます。これに対し、イギリス・オーストラリア・ニュージーランドなどでは、ラテン語の curriculum vitae を略した CV(シーヴィー)と呼ぶのが一般的です。
- 北米(アメリカ・カナダ): 主に resume(1〜2ページの簡潔な職務経歴書を指す)
- イギリス英語圏・欧州: 主に CV(職歴や学歴を網羅した詳細な履歴書を指す)
応募先企業の国籍や勤務地に合わせて使い分けることが求められます。
北米(アメリカ・カナダ)
- 主に「resume」と呼ぶ
- 1〜2ページの簡潔な職務経歴書
イギリス英語圏・欧州
- 主に「CV(シーヴィー)」と呼ぶ
- 職歴や学歴を網羅した詳細な履歴書
応募先企業の国籍や勤務地に合わせて書類の呼び方を使い分けます。
書類の具体的な構成や作成手順については、英文履歴書(レジュメ)の書き方で詳しく解説しています。
次の疑問フランス語由来の特殊な記号のルールをもっと知りたいときは、英語のアクセント記号の見方と読み方が参考になります。
ビジネスや就職活動で使える実践例文
就職活動や採用面接、ビジネスメールで頻出する resume のコロケーション(よく使われる動詞との組み合わせ)と例文を紹介します。
1. 履歴書を提出する・送付する(submit / send)
I have attached my updated resume for your review.
(ご確認いただけるよう、最新の履歴書を添付いたしました。)
Please submit your resume through our online portal.
(弊社のオンラインポータルから履歴書をご提出ください。)
2. 履歴書を更新する・作成する(update / tailor)
I need to update my resume before applying for the position.
(その職種に応募する前に、履歴書を更新する必要があります。)
You should tailor your resume to the specific job requirements.
(募集要項に合わせて履歴書の内容を調整するべきです。)
3. 履歴書を確認する・選考する(review / screen)
We are currently reviewing all the resumes we received.
(現在、受け取ったすべての履歴書を確認しているところです。)
提出する・送付する
- submit
- send
更新する・作成する
- update
- tailor
確認する・選考する
- review
- screen
就職活動や採用面接で頻出する目的別の動詞の組み合わせです。
続けて読む
理解度チェック
Q1. 名詞「履歴書」としてのresumeの発音の特徴は何ですか?
- 第2音節を最も強く発音する
- 真ん中の音を「ジュ」と発音する
- 語尾を二重母音の「メイ」と発音する
- 最初の母音を「イ」と発音する
答えを見る
正解: C. 語尾を二重母音の「メイ」と発音する
名詞の語尾は「メ」ではなく二重母音の「メイ」と発音し、最初の「RE」に第1強勢を置きます。
Q2. 会議などの「配付資料をご覧ください」を表す英語はどれですか?
- Please look at the resume.
- Please look at the handout.
- Please resume the materials.
- Please look at the CV.
答えを見る
正解: B. Please look at the handout.
英語でresumeは履歴書を指すため、会議の配付資料全般にはhandoutが適しています。
Q3. 履歴書を表す言葉の地域差について、正しい記述はどれですか?
- イギリスでは主にresumeと呼ばれる
- 北米では主にCVと呼ばれる
- イギリスや欧州では主にCVと呼ばれる
- カナダではCVと呼ぶのが一般的である
答えを見る
正解: C. イギリスや欧州では主にCVと呼ばれる
北米(アメリカ・カナダ)では主にresume、イギリス英語圏や欧州ではCVが一般的です。
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よくある質問
- Q. レジュメのアクセントはどこにありますか?
- 履歴書を意味する名詞の場合は、第1音節である最初の「レ(RE)」に第一強勢があります。語尾を強くするのではなく、頭の音を強く高めに発音します。
- Q. resumeとCVの違いは何ですか?
- アメリカ英語では1〜2ページの簡潔な職務経歴書を「resume」と呼びます。イギリス英語圏では同様の書類を「CV(curriculum vitae)」と呼ぶのが通例です。
- Q. éの記号は省略してresumeと書いても問題ないですか?
- 問題ありません。英語圏のビジネスや求人サイトでも、アクセント記号を省いた「resume」表記が広く普及しています。公式文書で明確に名詞と示したい場合は「résumé」も好まれます。
- Q. 「会議のレジュメ」を英語でresumeと言うと変ですか?
- 不自然です。英語のresumeは基本的に「履歴書」を指すため、会議の配付資料であれば「handout」や「materials」、要約であれば「summary」と表現します。
- Q. 動詞のresume(再開する)の発音はどう違いますか?
- 動詞は「リズーム(/rɪˈzuːm/)」と発音し、後ろの「ズーム」の部分に強勢が置かれます。名詞の「レザメイ」とは母音も強勢の位置も全く異なります。
2026年10月9日更新・モチタン辞典編集部
resume
handout
agenda
summary