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「答えてください」の英語表現|丁寧な依頼から返答・関連語まで網羅
「答えてください」を英語で失礼なく伝える基本フレーズは Could you please answer my question? です。単に Please answer. と言うと命令調(「答えなさい」)に聞こえるおそれがあるため注意が必要です。
ビジネスメールでの依頼から「答えられない」「答えました」といった自身の状況説明まで、場面別の正しい英語表現をわかりやすく解説します。
「答えてください」の基本英語フレーズとニュアンスの違い
相手に「答えてください」「質問に回答してほしい」と伝える場合、英語では相手との関係性や場面に応じて表現を選ぶ必要があります。
丁寧にお願いする定番フレーズ
目上の人や顧客、あるいは初対面の相手に対して丁寧に回答を求めるときは、助動詞の過去形を用いた疑問文が基本です。
- Could you please answer my question?(私の質問にお答えいただけますでしょうか?)
- Would you mind answering my question?(私の質問にお答えいただいてもよろしいでしょうか?)
- Can you answer this question for me?(この質問に答えてもらえますか?)
Could you... や Would you mind... を使うことで、押しつけがましさをなくし、相手への敬意を示せます。なお、Do you mind answering ~? や Would you mind answering ~? と聞かれた場合、承諾するときは「気にしません(構いません)」という意味で No, not at all. や Sure, go ahead. と答えます。
日本語感覚で「はい、答えます」のつもりで Yes. と言うと「嫌です(答えたくありません)」という意味になりやすいため注意しましょう。
「Please answer.」が失礼に聞こえる理由
日本語の「〜してください」の直訳として Please answer. を使ってしまいがちですが、英語の命令文に Please を付けただけの形は、教師が生徒に指示を出すときや、警察官が尋問するときのような「指示・命令」のニュアンスを含みます。
ビジネスや日常会話で対等・丁寧な関係を保ちたいときは、必ず Could you please answer...? のように疑問文の形式を用いましょう。
親しい間柄での「答えて」「答えを教えて」
友人や家族など距離の近い間柄では、シンプルな表現が自然に使われます。
- Answer me.(答えてよ。/ 返事して。)
- Give me an answer.(答えを出してよ。/ 返事をちょうだい。)
- Tell me the answer.(答え教えて。)
- Can you tell me the answer?(答えを教えてくれる?)
クイズの答えを聞きたいときや、宿題の解答を教えてほしいときは Tell me the answer. がぴったりです。ただし、相手を問い詰めるような口調で Answer me! と言うと「黙っていないで何とか言いなさい!」という強い詰問になります。
相手との関係性や場面に合わせて疑問文の丁寧度を使い分けます。
次の疑問回答に限らず相手に何かをお願いする全般の表現を学びたいなら、依頼で使う「ください」の英語表現が参考になります。
ビジネスメールで使える「ご回答をお願いします」の英語
ビジネスメールでは、案件の進捗や確認事項に対して回答を促す場面が頻繁にあります。角を立てずに期限を伝えたり、返信を求めたりする代表的なフレーズを押さえましょう。
ビジネスメールで役立つ回答依頼の定型フレーズ
- Your prompt response would be greatly appreciated.(迅速にご回答をいただけますと幸いに存じます。)
- Could you please provide your response by Friday?(金曜日までにご回答をいただけますでしょうか?)
- Please respond sometime this week.(今週中のいずれかのタイミングでご返答ください。)
- We would be grateful if you could answer the attached questions.(添付の質問事項にご回答いただけますと大変ありがたく存じます。)
- I look forward to hearing your thoughts on this matter.(本件に関するご意見・ご回答をお待ちしております。)
催促のニュアンスを含めたい場合でも、Your prompt response would be appreciated. のように仮定法を用いることで、丁寧さを保ちながら相手に早めの行動を促せます。
動詞 answer / respond / reply の使い分け
英語で「答える」を意味する主要な動詞には answer、respond、reply があります。それぞれの特徴と適切な使い分けは次の通りです。
| 動詞 | ニュアンス | 使い方の例 |
|---|---|---|
| answer | 質問や疑問に対して直接的な答え・正解を出す | answer the question(質問に答える) |
| respond | 状況、呼びかけ、質問に対して何らかの反応・対応を示す(フォーマル) | respond to an inquiry(問い合わせに対応する) |
| reply | 手紙、メール、メッセージなどに対して文面で返信する | reply to an email(メールに返信する) |
answer は他動詞として後ろに前置詞を挟まず直接目的語を取るのが基本です(例:answer the phone, answer the email)。
一方、respond と reply は自動詞として使われることが多く、後ろに to を伴って respond to ~、reply to ~ と表現します。
メールのやり取りを円滑にする表現をもっと知りたいときは、ビジネスの例文集が参考になります。
条件付きで答えてもらう指示表現の英語
アンケート、面談、語学レッスン、会議などで回答方法を指定したい場合の英語表現です。
言語や形式を指定する表現
- Please answer in Japanese.(日本語で答えてください。)
- Please answer in English using complete sentences.(完全な文の形の英語で答えてください。)
- Please limit your answer to yes or no.(はい、またはいいえのみでお答えください。)
- Please keep your answer brief.(手短にお答えください。)
- Feel free to answer in your own words.(ご自身の言葉で自由にお答えください。)
選択肢や回答形式に関する表現
試験やアンケートでは、単一選択や自由記述などの回答指示がよく使われます。
- Choose only one answer.(答えは1つだけ選んでください。)
- This is a free-answer question.(これは自由記述式の質問です。)
- Please circle the correct answer.(正しい答えに丸をつけてください。)
- Please select the best answer from the options below.(以下の選択肢から最も適切な答えを選んでください。)
言語や形式の指定
- in Japanese / English
- limit to yes or no
- keep your answer brief
- in your own words
選択肢や回答形式
- Choose only one answer
- free-answer question
- circle the correct answer
- select from options
言語や文字数などの形式指定と、選択肢に関する指示の2つに分かれます。
自分が「答える・答えない・答えた」ときの時制と肯定否定
「答えてください」と依頼するだけでなく、自分が「答えます」「答えました」「答えません」と状況を伝える表現も実務や会話で頻出します。
時制別の基本表現
- I will answer your question now.(今からあなたの質問に答えます。)
- I answered all the questions in the survey.(アンケートのすべての質問に答えました。)
- The answer is B.(答えはBです。)
- The answer is simple.(答えは単純です。)
否定・拒絶の表現(答えません・答えない)
質問に対して答えない意思を伝える場合、ニュアンスの強さに注意が必要です。
- I did not answer the phone.(電話に出ませんでした / 答えませんでした。)
- I cannot answer that right now.(今はその質問には答えられません。)
- I will not answer any further questions.(これ以上の質問には答えません。)
- He refused to answer our inquiries.(彼は私たちの問い合わせに答えることを拒否しました。)
refuse to answer は強い拒絶のニュアンスを持ち、公の会見や法的な文脈などで「黙秘する」「回答を拒絶する」という場面で使われます。
能力・難易度に関する表現(答えられる・答えやすい)
- I can answer that question.(その質問なら答えられます。)
- This question is easy to answer.(この質問は答えやすいです。)
- Thank you for asking such an easy-to-answer question.(答えやすい質問をしていただきありがとうございます。)

「答えられない・答えたくない」質疑応答を切り抜ける英語
プレゼンテーションや会議の質疑応答(Q&Aセッション)で、即座に答えられないときや回答を差し控えたいときに、角を立てずプロフェッショナルに対応するためのフレーズです。
質疑応答で答えられないときのフォローアップ表現
ビジネスの場では、知ったかぶりをせず「確認して後ほど回答する」と伝えるのが鉄則です。
- That is a very good question. Unfortunately, I do not have the exact data right now, so let me check and get back to you later.(非常に良いご質問です。あいにく手元に正確なデータがございませんので、確認のうえ後ほど回答させてください。)
- I am unable to answer that question off the top of my head, but I will follow up via email.(即座にはお答えいたしかねますが、メールにて改めてご連絡いたします。)
- I am afraid I cannot answer that question at this moment.(恐縮ながら、現時点ではその質問にお答えできません。)
プライベートや機密事項で「答えたくない」とき
個人の私生活に踏み込まれた場合や、守秘義務がある内容について回答を断る表現です。
- I'd rather not say.(その質問にはあまり答えたくありません。/ 差し控えさせてください。)
- I prefer not to answer that question.(その質問への回答は控えさせていただきます。)
- I am not at liberty to answer that due to a non-disclosure agreement.(秘密保持契約のため、お答えする権限がございません。)
- No comment.(ノーコメントです。/ 答えることはありません。)
親しい間柄でプライベートな質問を軽くかわしたいときは I'd rather not say. が最も自然で角が立ちません。
手元に正確なデータがないため確認して後で連絡すると伝える
私生活の質問などであまり答えたくない意思を角を立てず伝える
秘密保持契約により回答する権限がないことをプロとして説明する
確認後のフォローやプライベート・守秘義務など場面に応じて使い分けます。
「答えがわかる・わからない・ない」状態を表す英語
名詞としての answer や動詞 know を使って、「答え」の有無や理解度を表す定型フレーズを整理します。
わかる・わからない
- I know the answer to this question.(この問題の答えがわかります。)
- Does anyone know the answer?(誰か答えがわかる人はいますか?)
- I don't know the answer yet.(まだ答えがわかりません。)
- I have no idea what the answer is.(答えが何なのか見当もつきません。)
答えがない・答えは存在しない
- There is no right answer to this problem.(この問題に正解(唯一の正しい答え)はありません。)
- There is no answer.(答えはありません。)
- There are no easy answers.(簡単に導き出せる答えはありません。)
答えが惜しい
相手の回答が正解に極めて近いときの励まし表現です。
- Your answer is very close!(答えがすごく惜しいです!)
- Almost! You almost got the right answer.(惜しい!ほとんど正解です。)
わかる・わからない
- I know the answer: 答えがわかる
- I don't know the answer yet: まだ答えがわからない
- I have no idea: 見当もつかない
答えが存在しない
- There is no right answer: 唯一の正解はない
- There is no answer: 答えはない
- There are no easy answers: 簡単に導ける答えはない
答えが惜しい
- Your answer is very close!: 答えがすごく惜しい
- You almost got the right answer: 惜しい!ほとんど正解
答えの認知度、正解の存在有無、惜しい場合のニュアンスごとの整理です。
「答え」を使った重要動詞コロケーション一覧
名詞の answer(答え)は、特定の動詞とセットで用いられることで多様な意味を表現します。試験対策やビジネス文書で頻出する組み合わせを一覧表にまとめました。
| 日本語 | 英語表現 | 例文 |
|---|---|---|
| 答えを直す | correct one's answer | Please correct your answer before submitting the test.(テストを提出する前に答えを直してください。) |
| 答えを間違える | get the answer wrong | I got the answer wrong on the final exam.(期末試験で答えを間違えてしまいました。) |
| 答えを導き出す | derive the answer / figure out the answer | It took me twenty minutes to figure out the answer.(答えを導き出すのに20分かかりました。) |
| 答えを見つける | find the answer | We need to find the answer to this puzzle.(私たちはこの謎に対する答えを見つける必要があります。) |
| 答えを求める | seek answers / look for an answer | Scientists are seeking answers to fundamental questions.(科学者たちは根源的な問いに対する答えを求めています。) |
| 答えを思いつく | come up with an answer | She came up with a creative answer.(彼女は独創的な答えを思いつきました。) |
| 答えを当てる | guess the answer | Can you guess the answer to my riddle?(私のなぞなぞの答えを当てられますか?) |
| 答えを写す | copy the answer | Do not copy the answers from the textbook.(教科書から答えを写してはいけません。) |
| 答えを教える | give the answer / tell the answer | The teacher gave the correct answer to the class.(先生はクラスに正解を教えました。) |
特に「答えを導き出す」は、思考や計算のプロセスを強調する際は口語・日常表現で figure out the answer、数式や論理から導出する学術的な文脈では derive the answer を使い分けると自然です。
次の疑問動詞だけでなく名詞としての使い分けも深めたい方は、「答え」を表す英語の使い分けで類語のニュアンスを確認できます。
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理解度チェック
Q1. 「Please answer.」が失礼に聞こえる理由は何ですか?
- 単語数が少なすぎて意味が伝わらないから
- 指示や命令のニュアンスを含んでしまうから
- 文法的に誤った英語表現とされているから
- 過去の出来事に対する表現になってしまうから
答えを見る
正解: B. 指示や命令のニュアンスを含んでしまうから
命令文にPleaseを付けた形は、指示や命令のニュアンスを含むため失礼に聞こえることがあります。
Q2. 「Would you mind answering ~?」に承諾する返答は?
- Yes, I would.
- No, not at all.
- Yes, please.
- I mind it.
答えを見る
正解: B. No, not at all.
「気にしますか?」と聞かれているため、承諾して答える際は「気にしません」という意味のNoで返します。
Q3. 動詞「respond」や「reply」の文法的な使い方の特徴は?
- 必ず現在完了形でのみ使われる
- 後ろに前置詞を挟まず直接目的語を取る
- 後ろにtoを伴って使われることが多い
- 疑問文の中で使うことができない
答えを見る
正解: C. 後ろにtoを伴って使われることが多い
respondやreplyは自動詞として使われることが多く、後ろにtoを伴って表現します。
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よくある質問
- Q. Do you mind ~? に答えるときの注意点は?
- 英語の mind は「気にする・嫌がる」という意味のため、「答えて構いませんよ(Yesの意)」と承諾する場合は No, not at all. や Sure. と答えます。Yes と答えると「嫌です」という意味になります。
- Q. 「質問に答える」は answer the question ですか?
- はい、answer は他動詞のため、前置詞を挟まず直接 answer the question と言います。ただし名詞として使う場合は the answer to the question(その質問に対する答え)と to が入ります。
- Q. 「答えを写す」を不正行為の意味で言う英語は?
- 単にノートを書き写す場合は copy the answer ですが、テストでの不正なカンニング行為として写す場合は cheat by copying someone's answer や copy off someone と表現します。
- Q. 質疑応答で即答できないときの便利な第一声は?
- That's a great question.(素晴らしいご質問ですね)や Let me see.(ええと)と言って数秒の考える時間を作り、手元に情報がない場合は Let me get back to you later. と伝えます。
- Q. 「答えを当てる」と「思いつく」のニュアンス差は?
- 「答えを当てる」は guess the answer(推測して言い当てる)を用います。「答えを思いつく」は思考の末にアイデアがひらめくニュアンスで come up with an answer を用います。
2026年9月24日更新・モチタン辞典編集部
answer
respond
reply
figure out
come up with