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what matters mostの文法と構造を品詞から解説

what matters mostの文法と構造を品詞から解説

what matters mostは「最も重要なこと」「一番大切なこと」という意味を表す名詞節です。文法的には、先行詞を含む関係代名詞what(〜のこと)に、自動詞matters(重要である)、動詞を修飾する副詞の最上級most(最も)が結合した構造になっています。

全体で1つの名詞のカタマリとして機能し、文の主語・補語・目的語として使われます。

what matters mostの品詞分解と意味

what matters mostという表現は、洋楽の歌詞、スピーチ、ビジネスの対話などで頻繁に登場します。まずは3つの単語を品詞に分解して、なぜ「最も大切なこと」という意味になるのかを確認しましょう。

単語品詞文法的な役割と意味
what関係代名詞先行詞を含み「〜のこと・もの」(the thing that)を表す
matters自動詞「重要である・重大な意味を持つ」の三人称単数現在形
most副詞動詞mattersを修飾する副詞muchの最上級(最も・一番)

直訳すると「最も重要であること」となり、文脈に応じて「一番大切なこと」「何よりも大事なもの」といった自然な日本語に訳されます。3語がまとまって1つの大きな名詞のカタマリ(名詞節)を形成している点が文法上の基盤です。

次の疑問ほかの英文でも品詞ごとの役割を自力で見抜きたいときは、英語の品詞分解のやり方を押さえておくと構造が把握しやすくなります。

各単語の文法的な仕組みとルール

このフレーズで文法的な疑問が生じやすい3つのポイント(whatの正体、mattersの品詞、mostの冠詞)を掘り下げます。

1. whatは先行詞を含む関係代名詞

ここでのwhatは疑問詞「何」ではなく、the thing thatやthat whichに置き換えられる関係代名詞です。先行詞が内部に含まれているため、whatの前に名詞を置かずにそのまま節を始められます。

なお、文脈によっては「何が最も重要か」という間接疑問節と捉えることも可能ですが、どちらの解釈であっても節全体が名詞として機能する点に変わりはありません。

2. matterは名詞ではなく「自動詞」

英語学習者がつまずきやすいのがmatterの品詞です。日常会話でWhat's the matter?(どうしたの?)という名詞「問題・事態」の用法が馴染み深いため、「何が一番の問題か」と誤読してしまいがちです。

しかし、ここでは「重要である」という意味の完全な自動詞です。It doesn't matter.(大したことではない、構わない)のmatterと同じ動詞用法です。

主語のwhatは通常単数として扱われるため、語尾に三人称単数の-sが付いてmattersになります。

3. mostにtheがつかない理由

最上級にはtheを付けると習うことが多いですが、mostが動詞を修飾する副詞として使われる場合、theは付けないのが普通です。形容詞の最上級(the most important thingなど)では名詞を特定するためにtheが必要ですが、動詞mattersにかかる副詞の比較では限定する対象の名詞が存在しないため、冠詞を付けずにmost単体で用います。

文法上の3つの疑問と仕組み
🔍whatは関係代名詞

the thing thatに置き換え可能で先行詞を含みます。

⚡matterは自動詞

名詞ではなく「重要である」を意味する三人称単数の動詞です。

🚫mostにthe不要

動詞mattersを修飾する副詞の最上級のため冠詞は付きません。

フレーズを構成する3つの単語について文法上の要点を整理しています。

副詞として使われる most の基本的な使い方を整理したいときは、almost・most の違いが参考になります。

次の疑問名詞節を作る what と that の使い分けで迷ったときは、関係代名詞whatとthatの違いを確認すると見分け方の整理に役立ちます。

文中で使われる3つのパターンと例文

what matters mostは名詞節なので、主節の中で主語(S)、補語(C)、目的語(O)の3つの位置に入ることができます。

パターン1:主語(S)になる場合

最も代表的な使い方が文の主語になるパターンです。文頭に置かれて「一番大切なことは〜だ」と主張を述べる際に多用されます。

例文:What matters most is your attitude toward failure.
(最も大切なことは、失敗に対するあなたの姿勢です。)

例文:What matters most is not where you start, but where you finish.
(何よりも重要なのは、どこから始めるかではなく、どこで終えるかです。)

パターン2:補語(C)になる場合

主語を説明する補語としてbe動詞の後ろに置かれるパターンです。

例文:Health is what matters most in life.
(人生において最も大切なものは健康です。)

例文:Customer satisfaction is what matters most to our team.
(私たちのチームにとって最も重要なのは顧客満足です。)

パターン3:前置詞の目的語(O)になる場合

focus onやcare aboutなどの前置詞の直後に置かれ、注意や関心の対象を示すパターンです。

例文:We need to focus on what matters most.
(私たちは最も重要なことに集中する必要があります。)

例文:Try not to worry about trivial things; care about what matters most.
(些細なことに悩むのはやめて、何よりも大切なことを気にかけましょう。)

名詞節としての3つの役割
what matters most

主語(S)

  • 文頭で主張を提示
  • is your attitude...

補語(C)

  • be動詞の後ろに配置
  • Health is what...

前置詞の目的語(O)

  • focus onなどの直後
  • care about what...

名詞のカタマリとして文中の主語・補語・目的語の3箇所で使えます。

主語や補語になる用例をもっと確認したいときは、関係代名詞 what の使い方の例文集をあわせてご覧ください。

What matters most is…の後ろの文法構造

主語としてWhat matters most is...と文を続ける際、述語部分(be動詞の後ろ)にどのような形が来るのかを整理します。

be動詞は原則として単数形のisまたはwas

関係代名詞whatが導く節は、観念的・抽象的な「ひとつのこと」を表すため、原則として三人称単数扱いになります。そのため、直後に続くbe動詞は現在の文脈ではis、過去の文脈ではwasを用います。後ろに複数の名詞が続く場合でも、主語がwhat節であるためisを選択するのが標準的です。

後ろに置ける品詞や節の種類

What matters most is...の後ろには、名詞だけでなく、動詞の動作や文(節)を続けることができます。

isの後ろに置ける要素
isの後ろの要素

名詞・代名詞

  • trust など

不定詞・動名詞

  • to keep trying
  • staying calm

that節

  • that you did your best

What matters most isに続けて配置できる表現の種類です。

what matters mostの文法と意味解説のイメージ

似た表現との違いと比較表

「最も大切なこと」を表現する英語には、what matters mostのほかにthe most important thingやwhat is most importantがあります。構造とニュアンスの違いを比較表でまとめました。

表現文法構造ニュアンス・特徴
what matters most関係代名詞+動詞+副詞動的で引き締まった印象。スピーチや口語で好まれる力強い表現
what is most important関係代名詞+be動詞+形容詞客観的で明快な説明。フォーマル・口語の双方で自然に使える
the most important thing名詞句(形容詞+名詞)具体的で標準的。論文から日常会話まで最も中立的な表現

what matters mostは、動詞matterが持つ「重大な意義を持つ・価値がある」という核心の響きを含むため、話者の感情や価値観を込めて訴えかける文脈で好まれます。

よくある間違いとつまずきやすいポイント

英文読解や英作文で発生しやすい誤りを確認しておきましょう。

誤認1:matterを名詞と捉えて「動詞がない」と混乱する

文頭にWhat matters most...とあるのを見て、「matterが名詞なら動詞はどこにあるのか」「Whatは疑問詞でWhat matters...は『どんな問題が…』という意味なのか」と混同するケースです。

後ろにmost is...と続いていれば、mattersは三人称単数の動詞であり、mostはその動詞を修飾していると判断できます。

誤認2:the most mattersと書いてしまうミス

最上級の知識があいまいな場合、what the most mattersのように語順を誤ったり、動詞の前にthe mostを置いたりする英作文ミスが起きます。

副詞の最上級mostは動詞の後ろに置くのが自然であり、冠詞theも不要です。what matters mostの並び順のまま定型句として定着させておくと誤りを防げます。

つまずきやすい2大誤認

誤認1:品詞の混同

  • matterを名詞「問題」と誤読
  • 「動詞がない」と混乱する
  • 正:mattersは三人称単数の動詞

誤認2:語順と冠詞のミス

  • what the most mattersと書く
  • 最上級だからとtheを付ける
  • 正:副詞mostは動詞の後ろで冠詞不要

読解や英作文で起きやすい誤りとその正しい理解の比較です。

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理解度チェック

Q1. what matters most における matter の品詞と役割は何ですか?

  1. 名詞で「問題」という意味
  2. 他動詞で「〜を重要視する」という意味
  3. 形容詞で「重大な」という意味
  4. 自動詞で「重要である」という意味
答えを見る

正解: D. 自動詞で「重要である」という意味
本文では、matter は名詞ではなく「重要である」という意味の完全な自動詞であると解説されています。

Q2. what matters most の most に the がつかない理由は何ですか?

  1. 先行詞を含む関係代名詞の直後だから
  2. 動詞 matters を修飾する副詞だから
  3. 文頭に置かれる名詞節の一部だから
  4. 口語表現で冠詞が省略されたから
答えを見る

正解: B. 動詞 matters を修飾する副詞だから
動詞を修飾する副詞の最上級として使われる場合、限定する対象の名詞が存在しないため the は付けません。

Q3. 「最も大切なことは信頼です」を表す正しい英文はどれですか?

  1. What matters most are trust.
  2. What the most matters is trust.
  3. What matters most is trust.
  4. What is mattered most is trust.
答えを見る

正解: C. What matters most is trust.
what節は原則単数扱いのためbe動詞は is となり、副詞 most に the は不要で動詞の後に置きます。

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よくある質問

Q. what matters mostの品詞は?
全体で名詞節です。内訳はwhat(関係代名詞)、matters(自動詞の三人称単数現在形)、most(動詞mattersを修飾する副詞の最上級)となります。
Q. なぜmostの前にtheがつかないのですか?
ここでのmostは名詞ではなく動詞mattersを修飾する副詞の最上級だからです。副詞の最上級では修飾対象の名詞を限定する必要がないため、通常theはつけません。
Q. What matters mostの後ろはisとareのどちら?
原則として単数形のisを用います。関係代名詞whatが導く名詞節は、抽象的な1つの概念や事柄を表すため、三人称単数として扱う文法規則があるためです。
Q. matterはなぜmattersと-sがつくのですか?
主語である関係代名詞whatが三人称単数扱いになるためです。現在形の文では一般動詞の末尾に三人称単数の-sが付き、mattersとなります。
Q. What matters most isの後に動詞を置く形は?
to不定詞(to keep going)、動名詞(staying calm)、that節(that you tried)のいずれも置けます。口語ではtoが省略されて原形不定詞が置かれることもあります。

2026年10月9日更新・モチタン辞典編集部