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中学英語文法問題の完全演習
中学英語文法問題で確実に得点を伸ばす近道は、学年ごとの基本文型を整理し、適語補充や並べ替え問題を繰り返し解いて語順のルールを体に定着させることです。
学年別中学英文法の一覧ナビ
中学3年間で学習する英文法は、英語の語順や文構造の土台となります。各学年で習う主要な単元を体系的に把握し、自分がどの段階でつまずいているかを確認しましょう。
| 学年 | 主要文法単元 | 学習の到達目標 |
|---|---|---|
| 中学1年 | be動詞、一般動詞、否定文・疑問文、三人称単数現在形、現在進行形、助動詞can、疑問詞 | 語順の基本(主語+動詞)を身につけ、現在の事実や習慣、進行中の動作を表現できる。 |
| 中学2年 | 過去形・過去進行形、未来表現(will / be going to)、助動詞、不定詞(3用法)、動名詞、比較、受動態 | 時間軸を過去や未来に広げ、文を修飾・展開して多様な状況を説明できる。 |
| 中学3年 | 現在完了形(完了・経験・継続)、現在分詞・過去分詞の後置修飾、関係代名詞、間接疑問文 | 2つ以上の文や節を結びつけ、名詞を詳しく説明する高度な表現を理解できる。 |
中学英語の文法は積み上げ型です。たとえば中3の受動態や現在完了形では、中1・中2で習う規則動詞・不規則動詞の過去分詞形が必要になります。学年を問わず、苦手な単元が見つかった場合は前の学年の基礎に戻って復習することが確実な学力向上につながります。
動詞の変化が不安なときは、不規則動詞の活用パターン一覧でまとめて確認できます。
次の疑問学年ごとのつながりを踏まえて全体像を整理したいときは、中学英語の全英文法まとめ一覧で要点を確認できます。
中1英文法問題の要点と演習
中学1年生の文法で最も重要なのは、「be動詞と一般動詞の明確な区別」と「三人称単数現在形(三単現のs)」のルールです。疑問文や否定文の作り方の違いを正しく理解できているかが問われます。
中1重要単元の整理
- be動詞と一般動詞: 状態を表す be動詞(am, is, are)と、動作を表す一般動詞(play, like, study など)は、1つの文の中で動詞として重ねて使えません。
- 三人称単数現在形: 主語が I でも you でもない単数で、現在の文の場合、動詞の語尾に -s や -es を付けます。否定文・疑問文では does を使い、動詞は原形に戻ります。
- 現在進行形: 〈be動詞 + 動詞の -ing形〉で「いま〜しているところだ」を表します。
- 助動詞 can: 能力や可能性を表し、直後の動詞は常に原形になります。
- 疑問詞: What(何)、Who(だれ)、Where(どこ)、When(いつ)などを文頭に置き、その後に通常の疑問文の語順を続けます。
中1文法 実践確認問題
【問題1:適語補充】
次の( )内に適切な語を入れなさい。
Ken ( ) tennis every Sunday. [ play ]
【正解】 plays
【解説】 主語の Ken は三人称単数で、every Sunday(毎週日曜日)という現在の習慣を表しているため、動詞に -s を付けた plays が正解です。
【問題2:文の書き換え】
次の文を否定文に書き換えなさい。
She likes music.
【正解】 She does not like music. (短縮形 She doesn't like music. も可)
【解説】 三人称単数現在形の一般動詞の否定文では、主語の後に does not を置き、動詞を原形の like に戻します。
【問題3:語順並べ替え】
次の日本文に合うように、語句を正しく並べ替えなさい。
「あなたは今、何を勉強していますか。」
[ studying / what / are / you / now ] ?
【正解】 What are you studying now?
【解説】 疑問詞 What を文頭に置き、その後に現在進行形の疑問文の語順〈be動詞 + 主語 + 動詞の -ing形〉を続けます。
基礎を反復練習したいときは、中1英文法まとめ練習問題プリントを活用してみてください。
中2英文法問題の要点と演習
中学2年生では、文を長く複雑にするための文法が多数登場します。特に不定詞の3つの用法や動名詞の使い分け、受け身を表す受動態は、定期テストや高校入試で頻出です。
中2重要単元の整理
- 過去形・過去進行形: 規則動詞(-ed)と不規則動詞の変化を確実に覚えます。過去進行形は〈was / were + 動詞の -ing形〉です。
- 未来の表現: 意志や予測を表す will と、すでに決まっている予定を表す be going to を学習します。
- 不定詞(to + 動詞の原形): 名詞的用法「〜すること」、副詞的用法「〜するために / 〜して」、形容詞的用法「〜するための / 〜すべき」の3つを見分けます。
- 動名詞(動詞の -ing形): 「〜すること」という意味になり、文の主語や目的語になります。enjoy, finish, stop の後ろには動名詞のみが続きます。
- 受動態: 〈主語 + be動詞 + 過去分詞 + by 〜〉で「〜によって…される」を表します。
中2文法 実践確認問題
【問題1:適語選択】
次の文の空欄に入る適切な語をア〜ウから選びなさい。
My brother decided ( ) English harder.
ア study イ studying ウ to study
【正解】 ウ to study
【解説】 「英語をもっと熱心に勉強することを決めた」という文です。動詞 decide は目的語に不定詞(to + 動詞の原形)をとる動詞であるため、ウが正解です。
【問題2:受動態への書き換え】
次の文を受動態に書き換えなさい。
Many people read this book.
【正解】 This book is read by many people.
【解説】 能動態の目的語 this book を主語にし、動詞を〈be動詞 + 過去分詞〉にします。
主語が単数で現在形のため is を使い、read の過去分詞形は綴りは同じで発音が変わる read です。動作主は by many people とします。
【問題3:語順並べ替え】
次の日本文に合うように、語句を正しく並べ替えなさい。
「私は飲むための冷たい水がほしい。」
[ some / want / cold water / I / drink / to ].
【正解】 I want some cold water to drink.
【解説】 不定詞の形容詞的用法です。some cold water(冷たい水)という名詞の後ろに to drink(飲むための)を配置して後ろから修飾します。
名詞的用法
- 〜すること
副詞的用法
- 〜するために
- 〜して
形容詞的用法
- 〜するための
- 〜すべき
中2で学習する不定詞の3つの用法とそれぞれの日本語訳の分類です。
中3英文法問題の要点と演習
中学3年生の文法は、高校入試の長文読解や英作文で骨格となる単元が集中しています。現在完了形と修飾関係(分詞の後置修飾・関係代名詞)を正確に処理できるかが高得点の鍵です。
中3重要単元の整理
- 現在完了形: 〈have / has + 過去分詞〉の形で、完了「〜してしまった」、経験「〜したことがある」、継続「ずっと〜している」の3つの意味を表します。過去のある時点を表す語(yesterday, ago, when など)とは一緒に使えません。
- 分詞の後置修飾: 2語以上の分詞句(現在分詞 -ing または過去分詞 -ed)が名詞を後ろから修飾します。
- 関係代名詞: 2つの文を1つに結びつけ、先行詞(名詞)を後ろから文の形で説明します。主格(who, which, that)と目的格(接触節を含む)を正しく使い分けます。
- 間接疑問文: 疑問詞で始まる節が動詞の目的語などになる場合、語順が〈疑問詞 + 主語 + 動詞〉の平叙文の並びになります。
中3文法 実践確認問題
【問題1:適語補充】
次の文が「私たちは5年間ずっとここに住んでいます」という意味になるよう、空欄に適語を入れなさい。
We ( )( ) here for five years.
【正解】 have lived
【解説】 「5年間ずっと〜している」という状態の継続を表すため、現在完了形〈have + 過去分詞〉を使います。主語が We なので have、動詞 live の過去分詞 lived を続けます。
【問題2:2文を1文にする書き換え】
関係代名詞を使って、次の2つの文を1つの文にしなさい。
I know the girl. She is playing the piano.
【正解】 I know the girl who is playing the piano. (that も可)
【解説】 先行詞は人を表す the girl であり、2文目の主語 She の役割を果たすため、主格の関係代名詞 who(または that)を用いて後ろから修飾します。
【問題3:語順並べ替え】
次の日本文に合うように、語句を正しく並べ替えなさい。
「彼がどこに住んでいるか知っていますか。」
[ lives / where / you / do / know / he ] ?
【正解】 Do you know where he lives?
【解説】 間接疑問文の形です。Do you know の後ろに、〈疑問詞 where + 主語 he + 動詞 lives〉の語順で続けます。疑問文の語順(where does he live)にしないよう注意が必要です。
完了
- 〜してしまった
経験
- 〜したことがある
継続
- ずっと〜している
have/has+過去分詞で表す3つの意味の分類です。

入試前の総仕上げには、中3英語の文法練習問題・総復習まとめでの演習も役立ちます。
次の疑問入試頻出の単元を集中的におさえたい場合は、中3英語の文法と勉強法でつまずきやすいポイントを復習できます。
間違えやすい典型パターン対策
テストで失点しやすいミスには共通のパターンがあります。失点の原因をあらかじめ理解しておくことで、見直しの精度を高めることができます。
| つまずきやすい項目 | 誤答の例 | 正しい英文と解説 |
|---|---|---|
| be動詞と一般動詞の混同 | I am live in Tokyo. | I live in Tokyo. 一般動詞 live がある文に be動詞 am は不要です。 |
| 三単現の s 忘れ | My sister play tennis. | My sister plays tennis. 主語が三人称単数(My sister)で現在形の場合、動詞に -s を付けます。 |
| 否定文での動詞原形戻し忘れ | He doesn't likes apples. | He doesn't like apples. does や doesn't を使った文では、直後の動詞は原形に戻します。 |
| 過去形と現在完了の混同 | I have seen him yesterday. | I saw him yesterday. yesterday などの過去の一点を明確に示す語は現在完了形とは併用できません。 |
| 間接疑問文の語順倒置 | I don't know what is this. | I don't know what this is. 間接疑問文の中は〈疑問詞 + 主語 + 動詞〉の平叙文の語順にします。 |
これらの誤答は、問題を解き終えた後に「動詞の形は主語と時制に一致しているか」「不要な be動詞が入っていないか」と自問自答する習慣をつけることで防げます。
無料の中学英語文法プリント
英文法を効率よく定着させるには、画面上での確認だけでなく、紙に手で書いて解くプリント学習が有効です。家庭用プリンターや塾・学校の印刷機でそのままA4印刷して使えるプリント学習の活用法を整理しました。
文法プリントを印刷して活用する3つのメリット
- スペリングと記述力の養成: 記号選択だけでなく、三単現の -s や不規則動詞の過去形・過去分詞を手で書くことで、綴りのミスを防ぐ記述力がつきます。
- 間違えた問題のファイリング: 解いたプリントを単元別にファイルしておけば、定期テスト前や受験直前期に「自分が過去に間違えた問題だけの弱点補強集」として活用できます。
- 時間を計った演習: A4用紙1枚あたり10〜15分と制限時間を設けて解くことで、テスト本番で素早く正確に解答する実戦スピードが身につきます。
効果的なプリント学習の手順
- 初日(自力で解答): 教科書や参考書を見ずに問題を解きます。分からない問題があってもすぐに答えを見ず、まずは空欄を残して最後まで進めます。
- 丸つけとミスの確認: 模範解答を見て採点し、間違えた問題には赤ペンで正解と「なぜその形になるのか」の理由を書き込みます。
- 3日後の解き直し: 間違えた問題だけを別の紙にもう一度解き、理由まで含めて正答できるか確認します。全問正解できるまで繰り返すことが大切です。
参考書を見ずに解き、分からなくても空欄で進める
赤ペンで正解となぜその形になるかの理由を書く
間違えた問題だけを別の紙で解き全問正解を目指す
初日の自力解答から3日後の解き直しまでの3ステップです。
中学英語文法問題集の選び方
書店には多数の中学英語文法問題集が並んでいます。現在の学力や学習の目的に合わせて適切な1冊を選ぶことが、挫折せずに実力を伸ばすためのポイントです。
| 目的・レベル | 適した問題集のタイプ | 重視すべき特徴 |
|---|---|---|
| 基礎固め・苦手克服 | 薄型ドリル・書き込み式ワーク | 解説のイラストや図解が多く、基本文型の並べ替え問題が中心のもの。 |
| 定期テスト対策 | 教科書準拠ワーク・単元別問題集 | 学校の教科書の進度や単元配列に沿っており、適語補充や書き換え問題が豊富なもの。 |
| 高校入試対策 | 学年横断型の入試文法対策本 | 私立・公立高校の過去問から精選された総合問題や、長文読解と連動した設問があるもの。 |
| 大人の学び直し | 3年分の文法が1冊にまとまった本 | 文法項目の理屈が論理的に整理され、全単元の例文に音声がついているもの。 |
問題集を使った3ステップ学習法
問題集を購入したら、以下の手順で進めることで学習効果を最大化できます。
- ステップ1(要点の理解): 各章の最初にあるまとめページを読み、基本例文の構造(主語・動詞・修飾語の関係)を理解します。
- ステップ2(基本問題の演習): 空欄穴埋めや並べ替え問題を解き、基本ルールが頭に入っているかを確認します。
- ステップ3(発展・書き換え問題): 日本語を見て英文を丸ごと書く問題や文の書き換え問題に取り組み、アウトプット力を固めます。
高校入試を見据えた文法学習法
近年の高校入試では、単独の文法知識を問う小問だけでなく、長文読解の中での空欄補充や、条件付き英作文の中で文法を正しく使いこなす力が求められます。
入試で差がつく3つの出題形式
- 整序英作文(語順並べ替え): 「日本文の意味に合うように指定された語句を並べ替える」問題です。主語と動詞を最初に見極め、不定詞や関係代名詞などの修飾のかたまりを後ろに配置していく論理的な組み立てが必要です。
- 文の書き換え問題: 能動態から受動態への書き換え、so ... that 〜 構文と too ... to 〜 の書き換え、接続詞を使った文の変換など、同じ内容を別の構文で表現する柔軟性が試されます。
- 自由英作文・条件英作文: 自分の意見や状況を英語で説明する問題です。どんなに内容が良くても、三単現の -s の付け忘れや時制の不一致などの文法ミスがあると減点対象になります。
高校入試対策の仕上げとしては、単元別の問題を終えた後に、全学年の文法が混ざった総合問題を定期的に解き、どの文法項目が問われているのかを瞬時に見抜く演習を重ねることが不可欠です。
主語と動詞を最初に見極め修飾のかたまりを後ろに配置
受動態や構文など同じ内容を別構文で表す柔軟性を問う
三単現のsや時制の不一致など文法ミスでの減点を防ぐ
高校入試で問われる重要形式と解答時の着眼点です。
次の疑問配点の高い語順整序で確実に得点したいときは、中学英語の並び替え問題の解き方で語順を組み立てる手順がつかめます。
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理解度チェック
Q1. 本文における「be動詞と一般動詞」の正しいルールはどれ?
- 1つの文の中で動詞として重ねて使えない
- 否定文を作るときは必ずdoesを使う
- 一般動詞の後ろには必ずbe動詞を続ける
- 主語が単数のときは常に両方を並べて使う
答えを見る
正解: A. 1つの文の中で動詞として重ねて使えない
本文では、状態を表すbe動詞と動作を表す一般動詞は、1つの文の中で動詞として重ねて使えないと説明されています。
Q2. 次のうち、動詞の後ろに「動名詞のみ」が続くものはどれ?
Q3. 「間接疑問文」として正しい語順の英文はどれですか?
- I don't know what is this.
- I don't know what this is.
- Do you know where lives he?
- Do you know does he live where?
答えを見る
正解: B. I don't know what this is.
間接疑問文の中は〈疑問詞+主語+動詞〉の平叙文の語順になるため、「what this is」の並びが正解です。
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よくある質問
- Q. 中学英語の文法問題はどの順番で解くべきですか?
- 中1のbe動詞・一般動詞から始まり、過去形、未来、助動詞、不定詞・動名詞、受動態、現在完了形、関係代名詞の順で進めるのが最も効率的です。英文法は前身となる単元の知識を前提に積み重なるため、学年の順番通りに穴をなくしていくことが定着への近道です。
- Q. 市販の中学英文法問題集は何冊やれば十分ですか?
- 基礎用1冊と、定期テストまたは入試対策用の総合問題集1冊の計2冊で十分です。何冊も新しい問題集に手を出すのではなく、間違えた問題をすべて自力で説明できるようになるまで同じ1冊を2〜3周解き直す方が確実に学力が定着します。
- Q. 無料プリントを印刷する際の注意点はありますか?
- 必ず解答・解説ページも一緒に印刷し、解いた直後に丸つけをすることが重要です。また、間違えた問題の番号にチェックをつけ、後からその問題だけを解き直せるように余白を残して書き込むと復習の効果が高まります。
- Q. 大人のやり直し英語にも中学文法問題は有効ですか?
- 非常に有効です。日常英会話や英検、TOEICで使われる英文の骨組みの約8割は中学英語の文法で構成されています。中学文法の並べ替えや英作文問題を解いて基本構文を素早く組み立てられるようにすることが、実用的な英語力の基礎となります。
2026年9月30日更新・モチタン辞典編集部