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中3英語文法まとめ!全単元の一覧と公式を総復習
中3英語文法は、受動態、現在完了形、後置修飾、関係代名詞、間接疑問文、不定詞の重要構文、仮定法の7大単元を押さえることで全体像を把握できます。中学3年生で学ぶ英文法は高校入試長文の土台となるだけでなく、大人のやり直し英語の総仕上げとしても極めて重要です。
中3英語文法一覧と重要公式チートシート
中学3年生で学習する文法項目は、文の骨組みを変える表現や、修飾語句を使って1つの文に多くの情報を詰め込む表現が中心です。新学習指導要領で高校から移行した単元も含め、まずは全体像を一覧表で確認しましょう。
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| 単元名 | 基本公式・構造 | 主な意味 | 新課程での位置づけ |
|---|---|---|---|
| 受動態 | be動詞 + 過去分詞 (+ by 〜) | 〜される、〜された | 基本単元(中2終盤または中3) |
| 現在完了形 | have / has + 過去分詞 | 継続・経験・完了・結果 | 基本重要単元 |
| 現在完了進行形 | have / has been + -ing | (ずっと)〜し続けている | 新学習指導要領で高校から移行 |
| 分詞の後置修飾 | 名詞 + 現在分詞(-ing) / 過去分詞 | 〜している名詞 / 〜された名詞 | 長文読解の鍵となる単元 |
| 関係代名詞 | 先行詞 + who / which / that + 節 | …である〜(人・もの) | 高校入試最頻出の単元 |
| 間接疑問文 | 疑問詞 + 主語 + 動詞 | 〜が…かということ | 語順の並び替え頻出 |
| 不定詞の発展構文 | tell / ask / want 人 to 〜 など | 人に〜するように言う / 頼む / してほしい | 会話表現・英作文頻出 |
| 原形不定詞 | make / let / help 人 + 動詞の原形 | 人に〜させる / 人が〜するのを手伝う | 新学習指導要領で高校から移行 |
| 仮定法過去 | If + 主語 + 過去形 ..., 主語 + would / could + 原形 | もし〜なら、…だろうに | 新学習指導要領で高校から移行 |
中3英語の特徴は、1つの文の中に動詞の形をしたパーツが複数登場する点にあります。それぞれの品詞としての役割を明確に区別して理解することが、安定した得点への近道です。
英語の文法は、話して身につけよう。会話アプリ「モチスピ」英語を話して練習できる会話アプリ。話すたびに、発音・文法・自然さをその場で直してもらえます。無料で試す
挫折しない学習順と中1中2の基礎弱点診断
中3英語文法を効率的に習得するには、学ぶ順番が大切です。文法の関連性を無視して無作為に学習すると、理解が追いつかず挫折する原因になります。以下のロードマップに沿って進めると、前の単元の知識を土台にしてスムーズに理解を深められます。
おすすめの学習ロードマップ
- ステップ1:動詞の活用を固める(受動態・現在完了形)
動詞の過去分詞を正しく使えるようにし、時制や態の変化に慣れます。 - ステップ2:名詞を詳しく説明する技術(分詞の後置修飾・関係代名詞)
後ろから名詞を修飾する英語特有の語順ルールを理解し、英文の骨組み(主語・動詞)を見抜く力を養います。 - ステップ3:文の中に疑問や目的を組み込む(間接疑問文・不定詞構文・原形不定詞)
節や句を目的語として配置する構造を学び、表現の幅を広げます。 - ステップ4:現実と異なる世界を語る(仮定法過去)
時制のズレを利用した表現を学び、中学文法全体の締めくくりを行います。
中1・中2の基礎弱点診断フロー
中3の文法でつまずく場合、原因は中1や中2の基礎事項にあるケースが大半です。つまずきを感じたときは、以下の対応表を参考に前学年の復習に戻りましょう。
| 中3でつまずいている単元 | つまずきの根本原因(中1・中2) | 戻って復習すべき項目 |
|---|---|---|
| 受動態・現在完了形 | 不規則動詞の変化を覚えていない、主語に応じた be動詞・have の選択ミス | 一般動詞の過去形一覧、三人称単数現在形(三単現のs) |
| 分詞の後置修飾 | 修飾語が前に来るか後ろに来るかの判断がつかない | 形容詞の限定用法、前置詞句による名詞修飾 |
| 関係代名詞 | 主格と目的格の区別ができない、文の要素(主語・動詞・目的語)が見えない | 代名詞の格変化(I / my / me / mine)、第3文型(SVO)の構造 |
| 間接疑問文 | 肯定文の語順に戻せない、助動詞の疑問文の作り方が曖昧 | 中1の疑問詞疑問文(What does he like? など)の作り方 |
| 不定詞の発展構文 | 不定詞の3用法(名詞的・形容詞的・副詞的)が混同している | 中2の不定詞基本3用法 |
土台となる文法事項を整理してから中3単元に取り組むことで、暗記に頼らない本質的な理解が可能になります。
受動態・現在完了形で過去分詞の使い方や時制・態の変化に慣れる。
分詞の後置修飾や関係代名詞で英文の骨組みを見抜く力を養う。
間接疑問文や不定詞構文で節や句を目的語に置く構造を学ぶ。
仮定法過去で時制のズレを利用した表現を学び、文法を締めくくる。
前の単元の知識を土台にして4段階でスムーズに理解を深める学習順です。
学年をさかのぼって復習したいときは、中1英語のまとめでつまずきやすい点を確認できます。
動詞の時制と態:受動態・現在完了形・現在完了進行形
動詞の形を変えて「誰がされたか」「いつからいつまでの動作か」を表す3つの単元を整理します。
1. 受動態(受け身)
主語が「〜される」「〜された」という受け身の意味を表します。行為者(誰によって行われたか)よりも、動作の対象に焦点を当てたいときに使います。
| 文の種類 | 構造 | 例文 |
|---|---|---|
| 肯定文 | 主語 + be動詞 + 過去分詞 (+ by 〜). | This book was written by Soseki.(この本は漱石によって書かれました。) |
| 否定文 | 主語 + be動詞 + not + 過去分詞. | The room is not cleaned every day.(その部屋は毎日掃除されてはいません。) |
| 疑問文 | be動詞 + 主語 + 過去分詞 〜? | Was this cake made by your sister?(このケーキはあなたの姉によって作られましたか。) |
能動態から受動態への書き換え手順は以下の3段階です。
- 能動態の目的語を受動態の主語に置く
- 動詞を「be動詞 + 過去分詞」に変える(be動詞の時制は元の文に合わせ、主語の単数・複数に一致させる)
- 能動態の主語を「by + 目的格」にして文末に置く(行為者が一般の人々や不明な場合は省略可能)
2. 現在完了形(have / has + 過去分詞)
過去のある地点から現在までのつながりを表す文法です。過去形が「過去の事実だけ」を述べるのに対し、現在完了形は「その結果、現在どうであるか」を含みます。文脈や一緒に使われる副詞によって3つの用法に分かれます。
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| 用法 | 意味 | よく一緒に使われる語(共起語) | 例文 |
|---|---|---|---|
| 継続 | (ずっと)〜している | for 〜(〜の間)、since 〜(〜以来)、How long 〜? | I have lived in Tokyo for five years.(私は東京に5年間住んでいます。) |
| 経験 | (今までに)〜したことがある | ever(かつて)、never(一度も〜ない)、before、once、many times | Have you ever visited Kyoto?(あなたは今までに京都を訪れたことがありますか。) |
| 完了・結果 | (ちょうど)〜したところだ / 〜してしまった | already(すでに)、just(ちょうど)、yet(もう / まだ) | She has already finished her homework.(彼女はもう宿題を終えてしまいました。) |
否定文は have / has の後ろに not を置き(短縮形は haven't / hasn't)、疑問文は Have / Has を主語の前に出します。
注意点として、明らかな過去の一点を表す語(yesterday、last night、two days ago、when 〜 など)とは一緒に使えません。
3. 現在完了進行形(have / has been + -ing)
過去から始まって今も動作が途切れず行われていることを強調する構文です。「ずっと〜し続けている」と訳します。
- 肯定文:It has been raining since this morning.(今朝からずっと雨が降り続いています。)
- 否定文:He has not been playing video games for three hours.(彼は3時間ゲームをし続けているわけではありません。)
- 疑問文:How long have you been waiting here?(あなたはどのくらいの間ここで待っているのですか。)
状態を表す動詞(know、live など)は通常の現在完了形(継続用法)を使い、動作を表す動詞(run、study、play など)が今も継続している場合は現在完了進行形を使うのが自然です。
能動態の文の目的語を受動態の文頭に主語として置く。
元の時制と新しい主語に合わせて「be動詞+過去分詞」に変える。
能動態の主語を「by+目的格」にして文末に置く(省略も可)。
元の文の目的語を主語に据え、動詞の形と行為者の配置を順に整えます。
次の疑問完了・継続・経験の使い分けに迷う場合は、現在完了形の問題・練習プリントで集中的に解き慣れておくのがおすすめです。
英文が長くなる3大要因:分詞修飾・関係代名詞・間接疑問文
中3英語で長文が読めなくなる最大の理由は、1つの名詞に対して後ろから説明が加わる「後置修飾」や、文の中に別の文が入り込む「複文」が増えるためです。カタマリを正確に見抜く視覚的なルールをマスターしましょう。
1. 分詞の後置修飾(-ing / 過去分詞)
1語の分詞なら名詞の前から修飾しますが、他の語を伴って2語以上のカタマリになると、名詞の後ろに置かれます。
- 現在分詞(〜している):The boy [running in the park] is Ken.
「走っている少年」ではなく「公園で走っている [カタマリ]」が後ろから The boy を修飾します(公園で走っている少年はケンです)。 - 過去分詞(〜された):This is a picture [taken by my father].
「私の父によって撮影された [カタマリ]」が後ろから a picture を修飾します(これは私の父によって撮られた写真です)。
2. 関係代名詞(who / which / that)
関係代名詞は「接続詞」と「代名詞」の2つの役割を1語で兼ね、直前の名詞(先行詞)を後ろから文の形で修飾します。
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| 格 | 先行詞が「人」 | 先行詞が「もの・動物」 | 先行詞が「人・もの両方」 | 後ろに続く語順 |
|---|---|---|---|---|
| 主格(主語の代わり) | who | which | that | 関係代名詞 + 動詞 + 目的語... |
| 目的格(目的語の代わり) | whom / who | which | that | 関係代名詞 + 主語 + 動詞... |
文の見分け方のポイント:
- 主格:関係代名詞の直後に動詞が来ます。
I know the girl [who won the race].(私はそのレースで勝った少女を知っています。) - 目的格:関係代名詞の直後に「主語+動詞」が来ます。目的格の関係代名詞は省略できます(接触節)。
The movie [(which) I watched yesterday] was exciting.(私が昨日見た映画は面白かったです。)
3. 間接疑問文
疑問文が他の文の目的語などとして組み込まれるとき、語順が「疑問詞 + 主語 + 動詞」という肯定文の並び順に変わります。
- 元の疑問文:Where does he live?(彼はどこに住んでいますか。)
- 間接疑問文:I don't know [where he lives].(私は彼がどこに住んでいるのか知りません。)
疑問文で使われていた do / does / did が消え、動詞に三単現の -s や過去形の語尾が付く点が入試の最頻出ポイントです。
カタマリを見抜くカッコ付けの視覚ルール
長文読解で複雑な文に出会ったら、修飾のカタマリを [ ] で囲み、主語(S)と動詞(V)を浮き彫りにしましょう。
例:The girl [who is playing tennis over there] is my sister.
先行詞 The girl の直後から関係代名詞の節が始まります。
2つ目の動詞 is の手前までを [ ] でくくると、文の骨組みは The girl is my sister.(その少女は私の妹です)であると一目瞭然になります。
The boy running in the park is Ken.公園で走っている少年はケンです。
2語以上のカタマリとなった現在分詞句が直前の名詞を後ろから修飾します。

文型を広げる構文:不定詞発展・原形不定詞・仮定法
中学校の最終学年では、感情や意志、さらには現実と異なる仮定を表現するための高度な構文を学びます。
1. 不定詞の重要構文
中2で学んだ基本3用法(名詞的・形容詞的・副詞的)を応用し、主語や目的語を柔軟に操る表現です。
- It is ... (for 人) to 〜(人が〜することは…だ):
It is important for us to learn English.(私たちが英語を学ぶことは大切です。)
形式主語の It は訳さず、意味上の主語である for 人 を「〜が/は」と訳します。 - want 人 to 〜(人に〜してほしい):
My mother wants me to clean my room.(母は私に部屋を掃除してほしいと思っています。) - tell 人 to 〜(人に〜するように言う) / ask 人 to 〜(人に〜するように頼む):
He told me to wait here.(彼は私にここで待つように言いました。)
否定するときは tell 人 not to 〜(〜しないように言う)となります。 - 疑問詞 + to 〜:
what to do(何をすべきか)、how to use(どのように使うか / 使い方)、where to go(どこへ行くべきか)など、名詞のカタマリを作ります。
2. 原形不定詞(make / let / help 人 動詞の原形)
to を伴わずに動詞の原形を直接置く構文です。使役(〜させる)や手助けを表します。
| 表現 | ニュアンス | 例文 |
|---|---|---|
| make 人 + 動詞の原形 | 人に(無理やり・強制的に)〜させる | Music makes me feel happy.(音楽は私を幸せな気持ちにさせます。) |
| let 人 + 動詞の原形 | 人に(望み通りに)〜させてやる・許可する | Please let me know your plan.(あなたの予定を私に知らせてください。) |
| help 人 + (to) 動詞の原形 | 人が〜するのを手伝う | I helped my brother do his homework.(私は弟が宿題をするのを手伝いました。) |
3. 仮定法過去
現在の事実に反する願望や妄想を表すとき、動詞をあえて過去形にすることで現実からの距離感を表現します。「もし(今)〜なら、…だろうに」と訳します。
基本公式:
If + 主語 + 動詞の過去形 ..., 主語 + would / could + 動詞の原形 〜.
- 例文:If I had enough money, I could buy that car.(もし十分なお金があれば、あの車を買えるのに。)
- be動詞 の過去形は、主語が単数(I や he など)であっても日常的には were を使うのが標準規則です:
If I were you, I would study harder.(もし私があなたなら、もっと一生懸命勉強するだろうに。) - I wish + 主語 + 過去形(〜であればいいのに):
I wish I could fly like a bird.(鳥のように空を飛べたらいいのに。)
「人が〜することは…だ」形式主語のItは訳さずfor人が意味上の主語。
「人に〜してほしい」相手に行動を望む会話や英作文で頻出の表現。
「人に〜するように言う/頼む」否定時はnot toの語順にする。
「what to do」など、名詞のカタマリとして目的語などに使う。
感情や意志を柔軟に表現するために頻出する4つの構文パターンです。
高校入試や定期テストで狙われるつまずき対策
入試問題や定期テストで平均点前後の生徒が失点しやすいパターンは共通しています。出題者の狙いを把握し、ミスを事前に防ぎましょう。
1. 受動態の「by 〜」の有無と前置詞の変化
動作主が「彼ら」「人々」「警察」など一般的・当然の場合は by them や by people が省略されます。また、道具や材料、心理状態を表すときは by 以外の前置詞を使います。
- be surprised at 〜(〜に驚く)
- be interested in 〜(〜に興味がある)
- be covered with 〜(〜で覆われている)
- be made of 〜(材料:目で見て材料がわかる場合) / be made from 〜(原料:性質が変わっている場合)
2. 現在完了形の「have gone to」と「have been to」の混同
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| 表現 | 意味 | 用法 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| have / has been to 〜 | 〜へ行ったことがある / 行ってきたところだ | 経験 / 完了 | 主語が誰でも使える(現在ここにいる) |
| have / has gone to 〜 | 〜へ行ってしまった(今ここにはいない) | 結果 | 原則として三人称が主語(「私」を主語にできない) |
3. 間接疑問文での「三単現の s」と「過去形」の戻し忘れ
疑問文 Does he play tennis? を I know の後ろにつなぐ際、I know where does he play... と疑問文の語順のまま残してしまう誤答が非常に多く見られます。
正しくは I know where he plays tennis. です。did が使われていた文なら、動詞を過去形に戻すことを忘れないようにしてください。
4. 関係代名詞と接続詞「that」の見分け方
that には関係代名詞のほか、中2で習う接続詞(〜ということ)があります。
- 接続詞の that:後ろに完全な文(主語も目的語も揃っている)が来ます。
I know that [he likes music]. - 関係代名詞の that:後ろの文から主語または目的語が抜けており、直前の名詞を修飾します。
This is the book that [he bought yesterday].(bought の目的語が抜けている)
接続詞の that
- 意味は「〜ということ」
- 後ろに完全な文が続く
- 主語も目的語も揃っている
- 例:I know that he likes music.
関係代名詞の that
- 先行詞を修飾する働き
- 後ろの文から主語または目的語が欠ける
- 直前の名詞を説明するカタマリを作る
直後に続く文が完全か、主語や目的語が欠けているかで見分けます。
次の疑問中学文法をマスターした後のつながりを知りたい方は、高1英語で習う文法一覧と勉強法で高校での発展内容を先取りできます。
定着度を測る単元別一問一答ミニ演習
理解した文法知識がアウトプットできるか、テスト形式で確認してみましょう。各問の「解説」で根拠を確認してください。
【第1問】書き換え問題(受動態)
次の能動態の文を、受動態に書き換えたとき、空欄に入る適切な語を答えなさい。
My brother washed this car yesterday.
→ This car ( ) ( ) by my brother yesterday.
解答:was washed
解説:元の文の動詞 washed が過去形であり、新しい主語 This car は単数形なので、be動詞は was を選びます。動詞の過去分詞 washed を続けます。
【第2問】適語選択(現在完了形)
次の文の空欄に入る最も適切な語を下から1つ選びなさい。
I haven't eaten breakfast ( ).
ア:already イ:just ウ:yet エ:since
解答:ウ(yet)
解説:否定文の文末で用いて「まだ〜ない」を表す語は yet です。already は主に肯定文、just は have と過去分詞の間に置かれます。
【第3問】語順整序(並び替え問題・関係代名詞)
日本語の意味に合うように、カッコ内の語を正しく並び替えなさい。
向こうで立っている男性はトムの父親です。
The man ( is / standing / over / there / who ) is Tom's father.
解答:The man [who is standing over there] is Tom's father.
解説:先行詞 The man を修飾する主格の関係代名詞 who を直後に置き、その後に動詞のカタマリ is standing over there を並べます。
【第4問】語順整序(間接疑問文)
日本語の意味に合うように、カッコ内の語を正しく並び替えなさい。
彼女が何を買ったか知っていますか。
Do you know ( bought / she / what )?
解答:Do you know [what she bought]?
解説:間接疑問文の語順は「疑問詞 + 主語 + 動詞」です。疑問詞 what の後ろに主語 she、過去形動詞 bought を続けます。
【第5問】適語補充(仮定法過去)
日本語の意味に合うように、空欄に適切な語を入れなさい。
もし私が鳥なら、あなたのところへ飛んでいけるのに。
If I ( ) a bird, I ( ) fly to you.
解答:were (または was) / could
解説:現在の事実に反する仮定法過去です。If 節の be動詞は were(口語では was も可)を用います。主節は「〜できるのに」という可能の意味があるため、助動詞の過去形 could を入れます。
中3英語の学期別学習進度と目安
中学校の検定教科書における標準的な単元構成と、学期ごとの学習進度の目安を整理しました。定期テスト対策や高校入試対策のスケジュール管理に役立ててください。
| 学期 | 標準的な学習内容 | 標準的な単元・章の目安 |
|---|---|---|
| 1学期 | 受動態の復習、現在完了形(3用法)、現在完了進行形 | 第1章 〜 第3章(Unit 1〜3程度) |
| 2学期 | It is ... to構文、ask/tell 人 to do、分詞の後置修飾、関係代名詞、間接疑問文 | 第4章 〜 第6章(Unit 4〜6程度) |
| 3学期 | 仮定法、原形不定詞、中学英語の総復習・入試総合演習 | 第7章以降(Unit 7〜程度) |
1学期の定期テストでは、現在完了形の3用法の識別が最重要テーマです。2学期は分詞の後置修飾と関係代名詞という難関文法が連続するため、平均点が下がりやすい時期となります。3学期は入試直前期となるため、新規の文法事項を素早く終えて長文読解やリスニングなどの総合演習へ移行するのが一般的です。
読解力を高める後置修飾3パターンの比較
英語の長文読解で文の骨格を見失う主な要因は、名詞の後ろに修飾語句が長く続く点にあります。中3までに学習する代表的な後置修飾3パターンを横断的に比較整理しましょう。
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| パターン | 形 | 例文 | 日本語訳 |
|---|---|---|---|
| 1. 前置詞句 | 名詞 + [前置詞 + 名詞] | The cat under the table is sleeping. | テーブルの下の猫は眠っています。 |
| 2. 分詞 | 名詞 + [分詞 + 修飾語] | The girl playing tennis is Emi. | テニスをしている少女はエミです。 |
| 3. 関係代名詞 | 名詞 + [関係代名詞 + 節] | The boy who won the race is my brother. | レースで勝った少年は私の弟です。 |
どのパターンも「名詞の後ろに修飾のカタマリを置き、前の名詞を詳しく説明する」という構造は共通しています。長文を読む際は名詞を見つけたら修飾のカタマリをカッコでくくる練習を行うと、文全体の主語と動詞が瞬時に見抜けるようになります。
関係代名詞の2文合体手順と主格・目的格の見分け方
主格と目的格の見分け方
関係代名詞の直後を確認することで、主格か目的格かを即座に判定できます。関係代名詞の直後に動詞が来る場合は「主格」、直後に「主語+動詞」が来る場合は「目的格」です。目的格の関係代名詞は、日常会話や入試問題の長文では原則として省略されます。
2文を合体させる3ステップ
- 共通する名詞(代名詞)を2つ見つける
文A: I know the boy. / 文B: He speaks French very well. - 先行詞を決め、代名詞を適切な関係代名詞に変える
先行詞は the boy(人)。消す側の He は主語なので主格の who に変えます。 - 関係代名詞のかたまりを先行詞の直後に割り込ませる
完成文: I know the boy who speaks French very well.(私はフランス語をとても上手に話す少年を知っています。)
先行詞が主語になる合体パターン
先行詞が文頭の主語になる場合、関係代名詞の節が文の途中に割り込むため語順に注意が必要です。
- 文A: The movie was exciting.
- 文B: I watched it yesterday.
- 合体手順: 先行詞 The movie の直後に、it を変えた which(または that)の節を差し込み、文Aの動詞部を後ろに送ります。
- 完成文: The movie which I watched yesterday was exciting.(私が昨日見た映画はワクワクするものでした。)※目的格を省略して The movie I watched yesterday was exciting. とすることもできます。
「疑問詞+to do」と不定詞の否定パターン
中学3年で学習する不定詞の発展表現として、行動を制止する否定形や、疑問詞と組み合わせた表現があります。
tell / ask + 人 + not to do(不定詞の否定形)
「人に〜しないよう言う/頼む」と否定の指示を出す場合は、to の直前に not を挟みます。
例文: The doctor told him not to eat too much.(医者は彼に食べすぎないように言いました。)
疑問詞 + to do(〜すべきか)
疑問詞の直後に to + 動詞の原形 を置き、名詞のかたまりを作ります。
| 形 | 意味 | 例文 |
|---|---|---|
| what to do | 何をすべきか | I don't know what to do next.(次に何をすべきかわかりません。) |
| how to do | どのようにすべきか(〜のやり方) | Please teach me how to use this printer.(このプリンターの使い方を教えてください。) |
| where to go | どこへ行くべきか | We haven't decided where to go yet.(私たちはどこへ行くべきかまだ決めていません。) |
| when to start | いつ始めるべきか | Tell me when to start the game.(いつ試合を始めるべきか教えてください。) |
不定詞の基本用法や問題の解き方を再確認したいときは、中学英語の不定詞の解き方と練習問題が役立ちます。
スラッシュリーディングで読み解く後置修飾長文
高校入試の長文読解で文全体の主語(S)と動詞(V)を見失わないためには、返り読みをせず前から理解するスラッシュリーディングが効果的です。
長文読解の3ステップ
- 文全体の述語動詞(V)を探す
- 主語と動詞の間に挟まっている修飾句 [ ] を見抜く
- 「名詞 + どんな?」という感覚で左から右へ情報を追加していく
スラッシュリーディングの実践解析
The girl [ wearing glasses ] / is / my sister [ who lives in Canada ].
- 左からの理解順: その少女は [ メガネをかけている ] / です / 私の姉 [ カナダに住んでいる ]。
- 自然な訳: メガネをかけているその少女は、カナダに住んでいる私の姉です。
修飾部分を [ ] で囲むと、文の骨格が The girl is my sister.(その少女は私の姉です)という第2文型であることが明確になります。意味の区切りにスラッシュを入れ、語順通りに意味を取ることで、長文読解のスピードと正答率を高められます。
長文の読解演習を重ねたいときは、中3英語の長文読解練習問題集を活用してみてください。
テストで差がつく頻出表現と前置詞の使い分け
入試や定期テストでは、形が似ている重要表現の使い分けや前置詞の選択が頻出します。混同しやすいポイントを整理しておきましょう。
1. 現在完了:have been to と have gone to
「行く」に関連する表現は、意味と主語の制約が異なります。have been to 〜 は「〜に行ったことがある(経験)」を表します。一方、have gone to 〜 は「〜へ行ってしまってここにはいない(結果)」を表すため、主語が一人称や二人称では通常使えません。
2. 受動態:be made of / from と be known to / for
材料や対象を表す前置詞の使い分けも狙われます。
- be made of 〜:木や石など、目で見て元の原料が分かる場合(材質)
- be made from 〜:化学変化などで外見からは分からない場合(原料)
- be known to 〜:人に知られている場合(※理由を表す場合は for)
3. 仮定法過去:be動詞の規則と I wish 構文
仮定法過去の条件節(If節)では、主語に関わらずbe動詞は were を使うのが原則です(例:If I were you, I would study harder.)。
また、「〜であればいいのに」と現在の事実と異なる願望を表す I wish + 主語 + 過去形(例:I wish I could speak French.)も押さえておきましょう。
成績が落ちたときの弱点診断チャートと復習法
中3になって英語の点数が急に低下した場合、つまずきの根本原因は中1・中2の基礎にあるケースが大半です。原因に対応する学年まで戻って復習することが最短の改善手順となります。
| 中3でつまずいている単元 | つまずきの直接的な原因 | 戻って復習すべき学年・単元 |
|---|---|---|
| 受動態 | 不規則動詞の過去分詞が言えない/主語に合ったbe動詞を選べない | 中1:be動詞の現在形・過去形、動詞の活用変化表 |
| 現在完了形 | 過去形との違いが分からない/三人称単数の has の付け忘れ | 中1:一般動詞の過去形、三人称単数現在形 |
| 分詞・関係代名詞 | 修飾関係が見抜けない/主語と述語動詞のペアを見失う | 中1・中2:文の基本要素、修飾語の仕組み |
| tell A to do / It is ... to | 不定詞の基本用法が抜けている | 中2:不定詞の3大用法 |
| 間接疑問文 | 疑問詞を使った通常の疑問文の作り方があやふや | 中1:疑問詞の疑問文 |
短期間で挽回するための3ステップ復習法
- 不規則動詞の過去分詞表を完全に暗記する:受動態や現在完了の失点は過去分詞のスペルミスが多いため、まずは動詞の活用を固めます。
- 「骨格(S+V)」と「修飾語」をカッコで区切る習慣をつける:後置修飾は、どこからどこまでが名詞を説明しているのかを [ ] で囲む練習をします。
- 肯定文・否定文・疑問文の型を音読して覚える:各単元の代表的な基本例文を、口から滑らかに出てくるまで音読して定着させます。
中学3年間の英文法体系表
中学3年間で習う英文法は単元ごとに独立しているわけではなく、ピラミッドのように積み重なっています。中3の文法でつまずく場合は、前学年の基礎に立ち返って確認することが重要です。
| 学年 | 分野 | 学習する主要文法項目 |
|---|---|---|
| 中学1年 | 文の骨組み | be動詞、一般動詞、三人称単数現在形(三単現のs)、複数形、代名詞の格変化 |
| 中学1年 | 疑問文・命令文 | 疑問詞(what / who / where / when / how など)、命令文 |
| 中学1年 | 基本的な時制・助動詞 | 現在進行形(be動詞 + -ing)、過去形(規則動詞・不規則動詞)、助動詞 can |
| 中学2年 | 時制の拡張 | 未来表現(will / be going to)、過去進行形(was / were + -ing) |
| 中学2年 | 助動詞・文型 | 助動詞(must / may / should / have to)、There is / are ~、give + 人 + 物 |
| 中学2年 | 準動詞・比較・接続詞 | 不定詞(名詞的・副詞的・形容詞的用法)、動名詞(-ing)、比較(原級・比較級・最上級)、接続詞(that / if / when / because) |
| 中学3年 | 態・完了時制 | 受動態、現在完了形(継続・経験・完了)、現在完了進行形 |
| 中学3年 | 名詞の修飾構文 | 分詞の後置修飾(現在分詞・過去分詞)、関係代名詞(主格・目的格) |
| 中学3年 | 複文・構文の応用 | 間接疑問文、原形不定詞、形式主語構文(It is ... to ~)、仮定法基礎 |
得点力を高める英文法の総復習法と教材選び
中学英文法を効果的に総復習するための学習手順と教材の選び方です。
1. 不規則動詞の変化表を覚える
受動態や現在完了形は過去分詞のスペルが正確に書けなければ得点につながりません。不規則動詞変化表を活用し、原形・過去形・過去分詞形のセット(例: write - wrote - written、take - took - taken)を声に出しながら書いて覚える作業を最優先で行いましょう。
2. 単元別の基本例文を音読暗唱する
公式を頭で覚えるだけでなく、各単元の代表的な例文を声に出して暗記します(間接疑問文なら I know where he lives.、関係代名詞なら I have a friend who lives in Canada. など)。
頭の中に例文をストックしておくと、英作文やテストで語順に迷わなくなります。
3. 目的に合わせた教材の選び方
- 基礎が不安な場合: 見開き2ページで左側に文法解説、右側に穴埋め問題がある薄めの基礎ドリルを選び、直後に手を動かして定着を図ります。
- 入試対策・実戦力をつけたい場合: 3年間の全単元が網羅され、並び替え・書き換え・正誤判定問題が豊富な総合問題集を活用します。
- 長文読解につなげたい場合: 関係代名詞や分詞の修飾関係がスラッシュやカッコで図解されている長文問題集を使用します。
長文読解に活かすスラッシュリーディング
文法を学習しても長文が読めない原因は、修飾節が重なって文全体の主語(S)と述語動詞(V)を見失う点にあります。文の骨格を見抜く読解手順を身につけましょう。
修飾語のカタマリをカッコでくくる
分詞や関係代名詞を見つけたら、どこからどこまでが前の名詞を修飾しているかを特定します。
例文: The girl [who is standing by the window] is my sister.
修飾節 [who is standing by the window] を取り除くことで、主語 The girl、動詞 is、補語 my sister という骨格が見えてきます。
スラッシュリーディングの実践
前置詞や接続詞、関係代名詞の前など、意味の区切りにスラッシュを入れ、英語の語順通りに左から右へと理解します。
The environmental problem / discussed at the meeting / is very difficult / to solve.
- The environmental problem(その環境問題は)
- discussed at the meeting(その会議で話し合われた)
- is very difficult(とても難しい)
- to solve.(解決するのが)
「主語+過去分詞句+動詞」の構造を捉えることで、長文読解のスピードと正答率を高められます。
関係代名詞の格と省略のルール
関係代名詞は、先行詞の種類だけでなく、節の中で果たす役割(格)によって形や省略の可否が分かれます。
表は横にスクロールできます →
| 種類 | 先行詞 | 使われる形 | 省略の可否 |
|---|---|---|---|
| 主格 | 人 | who / that + 動詞 | 省略不可 |
| 主格 | 人以外(物・動物) | which / that + 動詞 | 省略不可 |
| 目的格 | 人 | who(m) / that + 主語 + 動詞 | 省略可能 |
| 目的格 | 人以外(物・動物) | which / that + 主語 + 動詞 | 省略可能 |
主格の関係代名詞は後ろに動詞が続き、関係代名詞自体が主語となるため省略できません。一方、後ろに「主語 + 動詞」が続く目的格の関係代名詞は省略可能で、名詞の直後に主語と動詞を置く接触節の形にできます。
- The movie which I watched yesterday was exciting. = The movie I watched yesterday was exciting.(私が昨日見た映画はとても面白かった。)
なお、先行詞がすでに関係代名詞に置き換わっているため、関係代名詞節の中に代名詞を残して重複させないよう注意が必要です(誤:This is the book which I read it yesterday. → 正:This is the book which I read yesterday.)。
too…toとenough toの書き換え構文
入試やテストの書き換え問題では、不定詞の重要構文と so ... that 構文の相互書き換えが頻出します。
too ... to 構文(so ... that 主語 cannot ...)
「あまりに…なので〜できない」を表す too ... to do は、so ... that 主語 cannot ... に書き換えることができます。
... enough to 構文(so ... that 主語 can ...)
「〜できるほど十分に…」を表す ... enough to do は、so ... that 主語 can ... に書き換えることができます。
それぞれの構文が持つ肯定・否定のニュアンスと、助動詞 can / cannot の使い分けを確実に整理しておきましょう。
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理解度チェック
Q1. 間接疑問文の正しい語順と注意点の説明はどれですか。
- 疑問詞+動詞+主語の順にし、doを残す
- 疑問詞+主語+動詞の順で、三単現のs等に注意する
- 主語+疑問詞+動詞の順で、助動詞を必ず置く
- 疑問詞の直後は必ずbe動詞から始める
答えを見る
正解: B. 疑問詞+主語+動詞の順で、三単現のs等に注意する
間接疑問文の語順は「疑問詞+主語+動詞」となり、疑問文で使っていたdoなどが消えて動詞の形が変化します。
Q2. 「彼女はどこに住んでいますか」を間接疑問文にした文は?
- I don't know where does she live.
- I don't know where she lives.
- I don't know where is she living.
- I don't know where lives she.
答えを見る
正解: B. I don't know where she lives.
間接疑問文では「疑問詞+主語+動詞」の順になり、doesが消えて動詞に三単現のsが付きます。
Q3. have been toとhave gone toの違いは何ですか。
- beenは「行ったことがある」、goneは「行ってしまった」
- goneは「行ったことがある」、beenは「行ってしまった」
- beenは一人称に使えず、goneは主語を問わない
- 両者とも意味は同じで、時制だけが異なる
答えを見る
正解: A. beenは「行ったことがある」、goneは「行ってしまった」
have been toは経験や完了を表し、have gone toは「行ってしまって今ここにはいない」という結果を表します。
中3英語文法の重要構文「call A B」と「make A B」の一覧
中学3年生では、動詞の後ろに語句を2つ並べて「AをBと呼ぶ」「AをBにする」という意味を表す構文を学びます。文の構造としては第5文型(SVOC)に分類され、定期テストや高校入試の英作文で頻出のパターンです。
| 構文 | 意味 | Aに入る品詞 | Bに入る品詞 | 例文 |
|---|---|---|---|---|
| call A B | AをBと呼ぶ | 名詞(人・もの) | 名詞 | We call him Ken.(私たちは彼をケンと呼びます。) |
| make A B | AをB(の状態)にする | 名詞(人・もの) | 形容詞 / 名詞 | The news made us happy.(その知らせは私たちを幸せにしました。) |
| name A B | AをBと名付ける | 名詞(人・もの) | 名詞 | They named their dog Pochi.(彼らは犬をポチと名付けました。) |
特に make A B は、B の位置に happy や sad といった形容詞が入る場合と、a doctor などの名詞が入る場合の両方があります。「A = B」の関係が成り立つ点が特徴であり、受動態に書き換える問題(例: He is called Ken by us.)としても出題されやすいため、語順の並びを確実に押さえましょう。
分詞の後置修飾と関係代名詞の書き換えルールまとめ
中3英語の長文読解で受験生がつまずきやすい「分詞の後置修飾」と「関係代名詞」は、どちらも「直前の名詞(先行詞)を後ろから詳しく説明する」という共通の働きを持っています。この2つは相互に書き換えることが可能です。
書き換えの公式は「分詞句 = 関係代名詞(主格) + be動詞 + 分詞句」です。分詞の後置修飾は、関係代名詞節から主格の関係代名詞と be動詞 を省略したものと捉えると構造が明確になります。
| 修飾のタイプ | 分詞の後置修飾(-ing / 過去分詞) | 関係代名詞(主格)を用いた文 | 日本語訳 |
|---|---|---|---|
| 現在分詞(能動・〜している) | The boy running in the park is Ken. | The boy who is running in the park is Ken. | 公園を走っている少年はケンです。 |
| 過去分詞(受動・〜された) | This is a book written in English. | This is a book which was written in English. | これは英語で書かれた本です。 |
日本語では修飾語が必ず名詞の「前」に置かれますが、英語では2語以上の説明のかたまりが名詞の「後ろ」に置かれます。書き換え問題では、元の文の時制に合わせて is なのか was なのかを正しく補う点に注意してください。
高校入試長文を見抜くスラッシュリーディングと語順の捉え方
中3の英文は、修飾節や前置詞句が組み合わさることで1文が長くなります。高校入試の長文読解を時間内に正確に読み切るには、文末から日本語に訳し直す「返り読み」をやめ、英文を意味の区切りごとに前から処理する「スラッシュリーディング」が不可欠です。
スラッシュ( / )を入れる目安は、主に以下の4箇所です。
- 接続詞( when, because, if, that など)の前
- 関係代名詞( who, which, that )の前
- 前置詞句( in, on, at, for, with などのまとまり)の前
- 長い主語の後ろ(動詞の直前)
例えば、次の文を区切って読んでみます。
The girl / who is playing tennis with Ken / is my sister / who lives in Kyoto.
(その少女は / ケンとテニスをしている / 私の妹です / 京都に住んでいる)
このように「誰が / 何をしていて / どうなのか」を頭から順番に捉えていくことで、複雑に入り組んだ後置修飾の構造でも主語と動詞を見失わずに素早く大意をつかめるようになります。
よくある質問
- Q. 中3英語文法はどの順番で復習すべき?
- 動詞の語形変化を伴う「受動態」「現在完了形」を最優先で固め、次に修飾構造を学ぶ「分詞後置修飾」「関係代名詞」、最後に「間接疑問文」「不定詞の発展構文」「仮定法」へと進むのがもっとも挫折しにくい手順です。
- Q. 新学習指導要領で中3に追加された文法は?
- 従来は高校で扱われていた「仮定法過去(If+過去形..., would/could+原形)」「現在完了進行形(have been -ing)」「原形不定詞(make/let/help 人 原形)」の3項目が中学3年間の学習範囲に加わりました。
- Q. 関係代名詞の who と that はどう使い分ける?
- 先行詞が「人」の場合はどちらを使っても基本的に正解です。ただし、先行詞に最上級や all など強い限定の語が付く場合は that が好まれます。高校入試では指定語句がない限り、先行詞が人なら who/that、ものなら which/that を選びます。
- Q. 大人のやり直し英語でも中3文法だけで十分?
- 日常会話や一般的な英文読解に必要な文法骨格の約8割は中3までの文法で網羅されています。複文構造や時制のニュアンスを理解することで、ニュースや簡単な洋書を読める基礎力が身につきます。
- Q. 現在完了形と一緒に使えない語句はどれですか?
- yesterday、last night、two days ago、when... など、過去の明確な1点を特定する語句は現在完了形と併用できず、過去形を使う必要があります。
- Q. 間接疑問文で最もよくある間違いは何ですか?
- 疑問詞の後に「疑問文の語順」を続けてしまうミスです。間接疑問文では「疑問詞 + 主語 + 動詞」の平叙文の語順にし、doesやdidを取り除いて動詞を活用させます。
- Q. 中3英語の文法は高校入試でどれくらい出題されますか?
- 公立・私立高校入試の長文読解や文法問題の約6〜7割に中3の文法事項が関わっています。
- Q. 中3の英語文法はいつまでに終わらせるべき?
- 高校入試対策を円滑に進めるため、公立中の進度であっても中学3年生の11月末から12月中旬までに全単元を終えるのが理想です。冬休み以降は入試過去問や長文読解の実践演習に専念できるスケジュールを組むことが合格の鍵となります。
- Q. 現在分詞と動名詞の-ingはどう見分ける?
- 名詞を修飾して「〜している名詞」と形容詞の働きをするものが現在分詞です。一方、「〜すること」と訳せ、文の主語・動詞の目的語・前置詞の直後に置かれて名詞の働きをするものが動名詞です。
- Q. 中3英語で最もつまずきやすい単元は何ですか?
- 関係代名詞と分詞の後置修飾です。日本語とは異なり、修飾語句が名詞の後ろに来る語順感覚に慣れる必要があります。修飾部分をカッコで括って文の骨組み(主語・動詞)を見つける訓練が有効です。
- Q. 仮定法で was を使っては駄目ですか?
- 現代の日常会話では If I was も使われますが、学校教育の定期テストや高校入試では規範的な文法規則に基づき were を使うことが標準とされています。テストでは were と書くのが安全です。
- Q. 高校入試で最頻出の文法単元はどれですか?
- 最も差がつきやすく頻出なのは「関係代名詞」と「間接疑問文」です。これらは単独の文法問題だけでなく、長文読解の正読や条件付き英作文でも頻繁に出題されます。
- Q. call A B や make A B の文で語順を並べ替えるときのコツは?
- 「A = B」の関係が成り立つように並べるのが原則です。例えば「We call him Ken.」では「him = Ken」、「The music makes me happy.」では「me = happy」という関係が成立します。代名詞が入る場合は「him」や「me」などの目的格が動詞の直後に来ます。
- Q. 分詞の後置修飾はどんな文でも関係代名詞に書き換えられますか?
- 名詞を後ろから修飾している分詞句は、基本的に「主格の関係代名詞+be動詞」を補うことで関係代名詞の文へ書き換えが可能です。ただし、be動詞の時制(現在形か過去形か)や主語の単数・複数に応じて「is」「are」「was」「were」を正確に使い分ける必要があります。
2026年9月30日更新・モチタン辞典編集部
関係する文法現在完了形の使い方受動態の作り方と使い方関係代名詞(who・which・that)の使い方