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助動詞の無料英語プリントと演習問題
助動詞プリントを印刷して反復演習することで、助動詞の直後に動詞の原形を置く基本ルールや書き換え表現、否定文のニュアンスの違いが確実に定着します。基礎の空所補充から入試レベルの英作文まで段階的に解き進める構成により、つまずきやすいポイントを短時間で克服できます。
助動詞の重要ポイントと文法ルール
英語の助動詞を正しく使いこなすためには、すべての助動詞に共通する基本原則を理解しておく必要があります。テストや英作文で失点しやすいポイントは共通しているため、演習プリントに取り組む前に以下の3つの鉄則を確認してください。
1. 助動詞の直後は必ず動詞の原形
助動詞の後ろには、主語が三人称単数であっても、過去の文脈であっても、必ず動詞の原形が続きます。三人称単数の -s や過去形の -ed を付けることはできません。
2. 主語が三人称単数でも助動詞自体に s はつかない
一般動詞脈とは異なり、主語が he や she、単数の名詞であっても、助動詞の語尾に -s を付けることはありません(例:cans や musts とはなりません)。
3. 原則として助動詞は2つ連続して使えない
英語では、1つの述語動詞に対して助動詞を2つ重ねて配置することはできません。例えば「〜できるだろう」を表す際に will can とすることはできないため、後ろの助動詞を同じ意味を持つ熟語的表現(代用表現)に置き換えます。
- 誤:I will can join the meeting tomorrow.
- 正:I will be able to join the meeting tomorrow.(私は明日、会議に参加できるでしょう。)
助動詞の疑問文と否定文の作り方
否定文を作る際は、助動詞の直後に not を置きます。疑問文を作る際は、助動詞を主語の前に移動させます。疑問文に対する返答では、問いかけで使われた助動詞を用いて答えるのが原則です。
主語や時制に関係なく、-sや-edを付けず原形を続けます。
主語が三人称単数でもcansやmustsにはなりません。
will can等は不可。後ろをbe able to等に置き換えます。
演習前に押さえておくべき助動詞の共通ルールです。
主要助動詞の意味とコアイメージ一覧
助動詞は話し手の「心理・判断・態度」を動詞に添える働きをします。それぞれの単語が持つ中心的なイメージ(コアイメージ)を把握すると、複数の意味の使い分けが理解しやすくなります。
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| 助動詞 | コアイメージ | 主な意味・用法 | 代表的な例文 |
|---|---|---|---|
| can | 能力・可能性の解放 | 能力(〜できる) 可能性(〜でありうる) 許可(〜してもよい) | She can speak French. (彼女はフランス語を話せます。) |
| will | 強い意志・未来の視線 | 意志(〜するつもりだ) 単純未来(〜だろう) 依頼(〜してくれませんか) | I will help you. (あなたを手伝いましょう。) |
| must | 逃れられない圧力 | 義務(〜しなければならない) 強い確信(〜に違いない) | You must wear a helmet. (ヘルメットを着用しなければなりません。) |
| may | 開かれたドア(許可と推量) | 許可(〜してもよい) 不確実な推量(〜かもしれない) | It may rain this afternoon. (今日の午後は雨が降るかもしれません。) |
| should | 本来あるべき道筋 | 当然の義務(〜すべきだ) 高い確率の推量(〜のはずだ) | You should see a doctor. (病院で診てもらうべきです。) |
依頼・許可・勧誘の定型表現と返答の型
会話や試験の対話文問題では、特定の助動詞を用いた定型表現とその受け答えが頻出します。
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| 表現 | 意味 | 肯定の返答例 | 否定の返答例 |
|---|---|---|---|
| May I ~? | 〜してもよいですか(丁寧な許可) | Sure. / Yes, you may. | I'm sorry, but you can't. |
| Can you ~? | 〜してくれますか(親しい依頼) | Sure. / Of course. | I'm sorry, I can't. |
| Will you ~? | 〜してくれませんか(意志を問う依頼) | All right. / Sure. | I'm afraid I can't. |
| Shall I ~? | (私が)〜しましょうか(申し出) | Yes, please. | No, thank you. |
| Shall we ~? | (一緒に)〜しましょうか(勧誘) | Yes, let's. | No, let's not. |
次の疑問各助動詞のイメージを整理して頭に残したいときは、中学英語の助動詞の覚え方を見ると記憶に定着しやすくなります。
助動詞の穴埋めプリントと演習ワーク
理解度に合わせて取り組める3段階の練習問題です。印刷してワークシートとして使用することも、この画面上で解答を確認しながら自習することもできます。
【基礎】空所補充・穴埋め問題(5問)
空欄に入る最も適切な助動詞を選択肢から選んでください。[ can / will / must / may / should ]
- Look at those dark clouds. It ( ) rain soon.
(あの暗い雲を見て。もうすぐ雨が降るかもしれない。) - ( ) I borrow your pen for a minute?
(あなたのペンを少しの間お借りしてもよいですか。) - You ( ) stop when the traffic light is red.
(信号が赤のときは止まらなければなりません。) - My brother is only five, but he ( ) count to one hundred.
(私の弟はまだ5歳ですが、100まで数えることができます。) - You look tired. You ( ) take a rest.
(疲れているようですね。休むべきです。)
【中級】書き換え問題(3問)
上の文とほぼ同じ意味になるように、空欄に適する語を補ってください。
- Ken can run very fast.
= Ken ( ) ( ) ( ) run very fast. - We must clean our classroom after school.
= We ( ) ( ) clean our classroom after school. - She will visit Kyoto next Sunday.
= She ( ) ( ) ( ) visit Kyoto next Sunday.
【上級】整序・英作文問題(2問)
日本語の意味に合うように、語句を正しく並べ替えてください。
- 図書館では大声で話してはいけません。
[ talk / not / you / loudly / must / in the library ]. - 明日、宿題を提出する必要はありません。
[ have / your homework / you / submit / to / don't ] tomorrow.
理解度に合わせて3つの難易度から演習を選べます。
次の疑問基礎的な問題からステップ順にさらに演習を重ねたいなら、中学英語の助動詞練習問題と解説も役立ちます。
テスト頻出の書き換えパターンと注意点
定期テストや高校入試で最も出題頻度が高いのが、助動詞と熟語的表現の書き換えです。主語の人称や時制に応じた変化に注意が必要です。
1. can と be able to の書き換え
can は be able to に書き換えることができます。主語および時制に合わせて be 動詞の形(am, is, are, was, were)を正しく変化させます。
- 現在:He can solve the problem. = He is able to solve the problem.(彼はその問題を解くことができます。)
- 過去:He could solve the problem. = He was able to solve the problem.(彼はその問題を解くことができました。)
- 未来:He will be able to solve the problem.(彼はその問題を解くことができるようになるでしょう。)※ will can は不可
2. must と have to の書き換え
義務を表す must は have to に書き換えられます。主語が三人称単数の場合は has to、過去の文脈では had to を用います。must には過去形が存在しないため、過去の義務を表す場合は必ず had to を使用します。
- 現在(三人称単数):She must leave now. = She has to leave now.(彼女は今、出発しなければなりません。)
- 過去:I had to stay home yesterday.(私は昨日、家にいなければなりませんでした。)※ must の過去形として使用
3. 注意:must not と don't have to の明確な違い
肯定文では類似した意味を持つ must と have to ですが、否定文にすると意味が大きく異なります。この区別は極めて重要です。
表は横にスクロールできます →
| 表現 | 意味 | ニュアンス | 例文 |
|---|---|---|---|
| must not | 〜してはいけない(禁止) | 行為を行わない義務。強い禁止を表す。 | You must not touch this picture. (この絵に触れてはいけません。) |
| don't have to | 〜する必要はない(不必要) | 義務が存在しない。してもよいが、しなくてもよい。 | You don't have to wash the dishes. (皿を洗う必要はありません。) |
4. will と be going to の使い分け
単純な予定や意志の文脈では will と be going to を書き換える問題が多く出題されます。
- I will call him tonight. = I am going to call him tonight.(今夜彼に電話する予定です。)
ただし、その場の思いつきによる決意には will、前もって決めていた計画には be going to が好まれるというニュアンスの違いがあります。

授業や家庭で使える助動詞アクティビティ
助動詞を用語や公式として暗記するだけでなく、実際のコミュニケーションの中で使用することで定着度が高まります。授業や自習で活用できる3つのアクティビティを紹介します。
1. ルール当てクイズ(must / must not / don't have to)
学校、図書館、空港、映画館などの場所を1つ設定し、その場所の規則を助動詞を使って3つのヒント文として提示し、どこについて述べているかを当てるゲームです。
- ヒント1:You must turn off your phone.(電話の電源を切らなければなりません。)
- ヒント2:You must not take photos.(写真を撮ってはいけません。)
- ヒント3:You don't have to stand up.(立ち上がる必要はありません。)
- 正解例:A movie theater.(映画館)
ペアワークとして実施する場合、出題側は「禁止」と「不必要」を正しく使い分ける練習になり、解答側は文の意味を正確に聞き取る訓練になります。
2. できること自慢ビンゴ(can)
3×3のマス目に「ピアノが弾ける」「魚をさばける」「逆上がりができる」などの特技を英語で記入したシートを作成します。クラスメイトや家族に対して Can you play the piano? と質問し、Yes, I can. と返答されたマスにサインをもらい、ビンゴを目指します。疑問文の形成と返答の型を自然に繰り返すことができます。
3. お悩み相談アドバイスカード(should)
「朝起きられない」「英単語が覚えられない」などの悩みが書かれたカードを引き、それに対して You should go to bed earlier.(もっと早く寝るべきです)のように should を用いて助言を提案する活動です。語彙の運用力と発話の瞬発力を養うことができます。
ルール当てクイズ
- must
- must not
- don't have to
自慢ビンゴ
- can
お悩み相談カード
- should
助動詞を会話で楽しく定着させる3つの活動例です。
助動詞学習アプリと参考書ワークの活用法
紙のプリント演習に加えて、デジタルツールや体系的な参考書を組み合わせることで、反復練習の効率が大幅に向上します。
学習アプリの選び方と活用法
スキマ時間の復習には、選択式問題や整序問題を素早く解ける英文法特化型の学習アプリが適しています。
- 音声読み上げ機能があるもの:助動詞と動詞の原形のつながり(音の連結や弱形)を耳で確認することで、リスニング力の向上にもつながります。
- 解説が即座に表示されるもの:誤答した際に、なぜその助動詞では不自然なのか、代用表現との違いがすぐに確認できるツールを選んでください。
- ランダム出題機能:単元ごとの演習だけでなく、全単元からランダムに助動詞が混ざって出題されるモードを使うと、文脈判断の精度が高まります。
参考書・問題集の選び方
プリント演習の前後で手元に置いておくべき参考書・ワークの選定基準です。
- 解説ページに図解・イラストがある参考書:助動詞の持つコアイメージや確信度・丁寧度の違いが視覚的に表現されている文法書を選ぶと、丸暗記から脱却できます。
- 書き換えと和文英訳の演習量が多いワーク:選択問題だけでなく、語句整序や手書きでの書き換え問題が豊富に収録された問題集を解くことで、三単現のミスや動詞の原形忘れといった記述ミスを防げます。
短期マスターのための学習手順
- 文法書で主要5大助動詞(can, will, must, may, should)のコアイメージを確認する。
- 基礎レベルの穴埋めプリントを解き、動詞の原形ルールと否定文・疑問文の型を定着させる。
- 書き換え問題に取り組み、be able to や have to への変換規則を整理する。
- アプリを活用して、移動中や空き時間に短文問題を繰り返し解いて反射速度を上げる。
文法書で主要5大助動詞のイメージを把握します。
動詞の原形ルールや否定文・疑問文の型を定着させます。
be able toやhave toへの変換規則を整理します。
短文問題を繰り返し解いて反射速度を上げます。
理解から実践まで効率的に助動詞を習得する4ステップです。
演習プリントの解答と詳細な解説
第3節で提示した演習ワークの解答と解説です。つまずきやすい箇所や別解について確認してください。
【基礎】空所補充の解答と解説
- 正解:may
解説:「暗い雲が出ている」という根拠から「雨が降るかもしれない」という推量を表すため、可能性・推量の may(または might)が適しています。 - 正解:Can または May
解説:許可を求める表現です。日常会話では Can I ~?、改まった場面では May I ~? のどちらも正解となります。 - 正解:must
解説:交通ルールなどの法的な義務や強制力を表すため、強い義務を示す must が最も適しています。 - 正解:can
解説:「100まで数えることができる」という個人の能力を表しているため、能力の can が入ります。 - 正解:should
解説:「疲れている相手に休養を勧める」という文脈のため、「〜したほうがよい、〜すべきだ」を表す助言の should が自然です。
【中級】書き換え問題の解答と解説
- 正解:is able to
解説:能力の can は be able to に書き換えます。主語が三人称単数の Ken であり、現在形であるため is を選択します。 - 正解:have to
解説:義務の must は have to に書き換えます。主語が We(複数)であるため have to のままとなります。 - 正解:is going to
解説:未来を表す will は be going to に書き換えます。主語が She であるため、be動詞は is となります。
【上級】整序問題の解答と解説
- 正解:You must not talk loudly in the library.
解説:「〜してはいけない」という禁止を表すため、must not + 動詞の原形 の語順を組み立てます。loudly は動詞 talk を修飾する副詞です。 - 正解:You don't have to submit your homework tomorrow.
解説:「提出する必要はない」という不必要を表すため、don't have to + 動詞の原形 を用います。主語が You なので否定は don't です。must not を使うと「提出してはならない(提出禁止)」という意味になってしまうため注意してください。
次の疑問今回の問題がスムーズに解けた方は、より踏み込んだ表現を扱う高校英語の助動詞発展まとめで応用力を伸ばせます。
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理解度チェック
Q1. 「〜できるだろう」を表す文として正しい英文はどれですか?
- I will can join the meeting.
- I will be able to join the meeting.
- I can will join the meeting.
- I will could join the meeting.
答えを見る
正解: B. I will be able to join the meeting.
助動詞は2つ連続して使えないため、canを代用表現のbe able toに置き換えてwill be able toと表します。
Q2. 助動詞の基本ルールとして本文で説明されているものは?
- 三人称単数の主語なら助動詞にsをつける
- 助動詞の直後は必ず動詞の原形が続く
- 過去の文脈では動詞にedをつける
- 1つの動詞に助動詞を2つ重ねて配置できる
答えを見る
正解: B. 助動詞の直後は必ず動詞の原形が続く
主語や時制に関わらず、助動詞の直後には必ず動詞の原形を置くのが基本原則です。助動詞自体にsは付かず、2つ重ねることもできません。
Q3. don't have toの意味・ニュアンスはどれですか?
- 〜してはいけない(強い禁止)
- 〜すべきだ(当然の義務)
- 〜する必要はない(不必要)
- 〜かもしれない(不確実な推量)
答えを見る
正解: C. 〜する必要はない(不必要)
don't have toは「義務が存在しない」ことを示し、「〜する必要はない(不必要)」という意味を表します。禁止はmust notです。
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よくある質問
- Q. 助動詞の過去形はどう作りますか?
- canはcould、willはwouldを用います。mustには過去形がないためhad toで代用します。shouldやすでに過去形の語は文脈で時制を判断します。
- Q. 助動詞の穴埋め問題を解くコツは?
- 直後の動詞が原形か確認し、文脈から「能力・意志・義務・推量」のどの意味が求められているかを特定します。否定語や文末のクエスチョンマークの有無も重要な手がかりです。
- Q. プリント学習で三単現のsの誤りを防ぐには?
- 助動詞を見つけたら丸で囲み、直後の動詞の原形に下線を引く習慣を徹底します。助動詞の存在が動詞の原形を保証する目印であると意識づけることが有効です。
- Q. 指導者が小テストとして配布する際の留意点は?
- 空所補充だけでなく書き換え問題を数問含めることで、主語に応じたbe動詞やhave/hasの活用の定着度まで一度に測ることができます。
2026年10月12日更新・モチタン辞典編集部
can
be able to
will
be going to
must
have to