モチタン辞典 › 読みもの › 英文法 › 英語の不規則動詞過去形一覧

英語過去形単語の一覧と変化ルール

英語過去形単語の一覧と変化ルール

英語の過去形単語は、語尾に「-ed」を付ける「規則動詞」と、独自のスペリング変化をする「不規則動詞」の2種類に分類されます。be動詞は am / is が was、are が were に変化し、一般動詞の否定文や疑問文では did を用いて動詞を原形に戻すのが基本原則です。

英語過去形単語の基礎と分類

英語で過去の出来事や状態を表す際、述語動詞の形を過去形に変化させます。英語の動詞は大きく分けて「be動詞」と「一般動詞」があり、一般動詞はさらに「規則動詞」と「不規則動詞」に分かれます。

be動詞の過去形

be動詞の過去形は主語の人称と単複によって was と were を使い分けます。原形は be です。

表は横にスクロールできます →

現在形過去形主語の例例文
am / iswasI, he, she, it, 単数名詞I was tired yesterday.(私は昨日疲れていました。)
arewereyou, we, they, 複数名詞They were happy.(彼らは幸せでした。)

一般動詞の規則動詞と不規則動詞

一般動詞の過去形には2つの変化形式が存在します。

日常会話や英語試験で頻出する基礎動詞の多くは不規則動詞です。規則動詞のスペリング原則と、不規則動詞の代表的な活用パターンの両方を整理して覚えることが確実な習得への近道となります。

英語の動詞の分類体系
英語の動詞

be動詞

  • was
  • were

規則動詞

  • -ed / -d を付加
  • play → played
  • watch → watched

不規則動詞

  • 語形が独自に変化
  • go → went
  • buy → bought
  • cut → cut

動詞はbe動詞と一般動詞に分かれ、一般動詞はさらに2種類に変化します。

規則動詞のedの付け方4つのルール

規則動詞の過去形は基本的に語尾に -ed を付けますが、単語の語尾のスペリングに応じて4つの例外規則が存在します。試験でのスペリングミスを防ぐために、この4パターンを正確に理解しておきましょう。

表は横にスクロールできます →

分類スペリングの規則原形過去形
① 通常の動詞語尾にそのまま -ed を付けるwalk
start
walked
started
② 語尾が「e」語尾に -d のみ付けるlive
use
lived
used
③「子音字+y」y を i に変えて -ed を付けるstudy
try
studied
tried
④「短母音+子音字」末尾の子音字を重ねて -ed を付けるstop
drop
stopped
dropped

間違いやすいポイントの詳細

規則③について、語尾が「母音字(a, i, u, e, o)+y」の場合は y を i に変えず、そのまま -ed を付けます。

規則④の「短母音+子音字」は、1音節の短い単語で母音が短く発音される場合に、直後の子音字を2つ重ねてから -ed を付けます。子音字を重ねないと発音規則上、母音が長母音や二重母音に変化してしまうためです。

この記事に出てくる英単語(イラスト・音声つきの辞典ページへ)

次の疑問過去分詞でも同じ語尾変化を使うため、迷いやすい例外を整理したいときは過去形・過去分詞のedの付け方ルールが役立ちます。

規則動詞edの3種類の発音ルール

規則動詞の語尾 -ed には、機械的に「エド」と読むのではなく、語尾の直前の音(原形の語尾の音)に応じて3通りの発音が存在します。リスニングとスピーキングの両方で必須となる判別基準です。

表は横にスクロールできます →

発音直前の音の条件具体例(原形 → 過去形)カタカナ表記の目安
/t/(無声音)無声音(/p/, /k/, /s/, /ʃ/, /tʃ/, /f/ など)で終わる語help → helped
cook → cooked
wash → washed
ヘルプト
クックト
ウォシュト
/d/(有声音)有声音(母音および /b/, /g/, /v/, /z/, /m/, /n/, /l/ など)で終わる語play → played
clean → cleaned
call → called
プレイド
クリーンド
コールド
/ɪd/(または /əd/)/t/ または /d/ で終わる語want → wanted
visit → visited
need → needed
ウォンティド
ヴィジティド
ニーディド

発音を見分ける論理

声帯が震えない無声音の直後は同じく無声音の /t/ になり、声帯が震える有声音(母音を含む)の直後は有声音の /d/ に自然と同化します。原形の語尾がすでに /t/ や /d/ である単語に /t/ や /d/ を重ねると音が聞き取れなくなるため、母音を挟んで /ɪd/(〜ティド、〜ディド)と発音します。

英語全体の音の出し方や発音記号の基礎は、英語の発音のコツで詳しく解説しています。

不規則動詞の4大パターン分類

不規則動詞は一見ランダムに変化しているように見えますが、原形(A)、過去形(B)、過去分詞(C)の語形変化によって以下の4つのパターンに整理できます。パターンごとにまとめて覚えると暗記効率が上がります。

1. A-A-A型(原形・過去形・過去分詞がすべて同一)

形が一切変わらないグループです。語尾が -t や -d で終わる単語に多く見られます。

2. A-B-A型(原形と過去分詞が同一、過去形のみ異なる)

原形と過去分詞が同じ形に戻るグループです。

3. A-B-B型(過去形と過去分詞が同一)

最も単語数が多いグループです。過去形と過去分詞が同じ形になるため、一度覚えれば過去形と受動態・完了形の両方で使えます。

4. A-B-C型(原形・過去形・過去分詞がすべて異なる)

3つの形がそれぞれ独自に変化するグループです。過去分詞に -en や -n が付くケースが目立ちます。

不規則動詞の活用4パターン
不規則動詞の変化型

A-A-A型(同一)

  • cut-cut-cut
  • put-put-put
  • read-read-read

A-B-A型(原形に戻る)

  • come-came-come
  • become-became-become
  • run-ran-run

A-B-B型(過去・分詞同一)

  • buy-bought-bought
  • feel-felt-felt
  • have-had-had

A-B-C型(すべて異なる)

  • go-went-gone
  • see-saw-seen

原形・過去形・過去分詞の変化パターンごとに4つに整理できます。

英語の不規則動詞過去形一覧のイメージ

次の疑問それぞれのパターンを効率よく暗記する手順を知りたい方は、英語の不規則動詞一覧と覚え方で詳しく確認できます。

頻出不規則動詞の一覧表と短例文

日常会話や試験で最もよく使われる重要不規則動詞を、使用頻度の高い順に掲載します。単語単体だけでなく、主語と組み合わせた短例文で覚えることで、実践ですぐに使えるようになります。

表は横にスクロールできます →

原形過去形過去分詞意味短例文(過去形)
havehadhad持っている、食べるI had lunch.(昼食を食べた。)
dodiddidするHe did his best.(彼は全力を尽くした。)
saysaidsaid言うShe said yes.(彼女は「はい」と言った。)
gowentgone行くWe went there.(私たちはそこへ行った。)
getgotgot / gotten手に入れる、着くI got a ticket.(切符を手に入れた。)
makemademade作るHe made coffee.(彼がコーヒーを淹れた。)
knowknewknown知っているI knew that.(私はそれを知っていた。)
thinkthoughtthought思う、考えるShe thought so.(彼女はそう思った。)
taketooktaken連れていく、取るHe took a bus.(彼はバスに乗った。)
seesawseen見る、会うI saw a movie.(映画を見た。)
comecamecome来るThey came home.(彼らは帰宅した。)
givegavegiven与える、渡すShe gave me this.(彼女がこれをくれた。)
findfoundfound見つけるI found my keys.(鍵を見つけた。)
telltoldtold話す、伝えるHe told a story.(彼は話を語った。)
leaveleftleft出発する、残すThe train left early.(列車は早く出発した。)
feelfeltfelt感じるI felt nervous.(私は緊張を感じた。)
bringbroughtbrought持ってくるShe brought food.(彼女が食べ物を持ってきた。)
buyboughtbought買うHe bought a car.(彼は車を買った。)
writewrotewritten書くI wrote a letter.(手紙を書いた。)
hearheardheard聞こえる、聞くWe heard music.(音楽が聞こえた。)
meetmetmet会うI met him yesterday.(昨日彼に会った。)
runranrun走るShe ran fast.(彼女は速く走った。)
readreadread読むHe read the news.(彼はニュースを読んだ。)
eatateeaten食べるWe ate dinner.(私たちは夕食を食べた。)
speakspokespoken話すShe spoke slowly.(彼女はゆっくり話した。)

過去形と過去分詞の使い分けと文型

学習者が混同しやすい概念の1つが「過去形」と「過去分詞」の違いです。語形が同じ単語(A-B-B型など)が多いため、文構造の中での役割を明確にしておく必要があります。

過去形と過去分詞の決定的な違い

項目過去形(Past Tense)過去分詞(Past Participle)
品詞の役割文の述語動詞そのもの(単独で機能する)形容詞的・完了形・受動態の構成要素(助動詞やbe動詞とセット)
時間の基準過去の特定の時点・期間の出来事動作の完了・結果の継続、または受け身(受動)
単独使用可能(I saw him.)述語動詞としては不可(I seen him. は文法的に誤り)
主な構文主語 + 過去形動詞have / has / had + 過去分詞(完了形)
be動詞 + 過去分詞(受動態)

過去形の文の作り方(肯定文・否定文・疑問文)

一般動詞の過去形を使った英文は、肯定文・否定文・疑問文で動詞の形態ルールが変わります。特に否定文と疑問文では助動詞 did が過去の時制を引き受けるため、本動詞は必ず原形に戻ります。

一般動詞過去形の文の作り方
主語+didn't+動詞の原形+補足語句

She didn't play tennis yesterday.彼女は昨日テニスをしませんでした。

否定文と疑問文では助動詞didを用いるため、動詞は必ず原形に戻ります。

発音とスペルの注意すべき特殊動詞

過去形の中には、スペリングと発音が直感的に結びつきにくい単語がいくつかあります。定期テストや英会話で誤りが多発する動詞を重点的に確認しましょう。

1. スペルは同じだが発音が変わる動詞

2. 発音が大きく変化する動詞

3. -ought と -aught で終わる動詞の整理

語尾が「オート」と発音されるグループです。o を含むものと a を含むものを混同しないように整理しましょう。

表は横にスクロールできます →

原形過去形・過去分詞スペルのポイント意味
buybought-ought(b + ought)買う
bringbrought-ought(br + ought)持ってくる
thinkthought-ought(th + ought)思う
fightfought-ought(f + ought)戦う
catchcaught-aught(c + aught)捕まえる
teachtaught-aught(t + aught)教える

過去形単語の定着確認ミニテスト

ここまで学んだ規則動詞・不規則動詞の過去形が身についているか、以下の空欄を埋めて確認してみましょう。原形から過去形を導き出してください。

  1. study → (過去形: ? )
  2. stop → (過去形: ? )
  3. buy → (過去形: ? )
  4. catch → (過去形: ? )
  5. see → (過去形: ? )
  6. write → (過去形: ? )
  7. read → (過去形: ? )
  8. make → (過去形: ? )
  9. go → (過去形: ? )
  10. run → (過去形: ? )

ミニテストの解答と解説

表は横にスクロールできます →

番号原形正解の過去形解説
1studystudied「子音字+y」のため、yをiに変えてedを付ける。
2stopstopped「短母音+子音字」のため、末尾のpを重ねてedを付ける。
3buyboughtA-B-B型の不規則変化。-ought のスペリング。
4catchcaughtA-B-B型の不規則変化。-aught のスペリング。
5seesawA-B-C型。saw [sɔː] と発音。
6writewroteA-B-C型。過去分詞は written。
7readreadA-A-A型。スペルは同一だが発音は [red](レッド)。
8makemadeA-B-B型。dに変化する代表例。
9gowentA-B-C型。原形と語根が完全に異なる不規則変化。
10runranA-B-A型。過去分詞は原形と同じ run。

続けて読む

英文法の疑問をすべて見る「英語過去形」のまとめ

理解度チェック

Q1. 「母音字+y」で終わる動詞の過去形の規則はどれですか?

  1. yをiに変えて-edを付ける
  2. 末尾の子音字を重ねて-edを付ける
  3. yを変えずにそのまま-edを付ける
  4. 語尾に-dのみを付ける
答えを見る

正解: C. yを変えずにそのまま-edを付ける
「母音字+y」の場合はyをiに変えず、そのまま-edを付けます(play→playedなど)。

Q2. 規則動詞の語尾-edが「/ɪd/」と発音される条件は何ですか?

  1. 原形の語尾が有声音で終わる場合
  2. 原形の語尾が無声音で終わる場合
  3. 原形が母音字で終わる場合
  4. 原形が/t/または/d/で終わる場合
答えを見る

正解: D. 原形が/t/または/d/で終わる場合
原形の語尾がすでに/t/や/d/で終わる単語に過去形の-edが付くと、母音を挟んで/ɪd/と発音します。

Q3. 過去の否定文として文法的に正しい英文はどれですか?

  1. She didn't played tennis yesterday.
  2. She didn't play tennis yesterday.
  3. She not played tennis yesterday.
  4. She wasn't play tennis yesterday.
答えを見る

正解: B. She didn't play tennis yesterday.
一般動詞の過去形の否定文では助動詞didn'tが過去の時制を引き受けるため、本動詞は必ず原形に戻ります。

Nathan英語の文法は、話して身につけよう。会話アプリ「モチスピ」英語を話して練習できる会話アプリ。話すたびに、発音・文法・自然さをその場で直してもらえます。無料で試す

よくある質問

Q. 規則動詞と不規則動詞はどう見分ければいいですか?
スペリングから規則動詞か不規則動詞かを外見だけで見分ける法則はありません。ただし、不規則変化をする動詞は日常的によく使われる約100〜150語に集中しているため、頻出の不規則動詞を先に覚えてしまい、それ以外の動詞は基本的に規則動詞(-ed)と判断するのが効率的です。
Q. didn'tの後の動詞はなぜ原形に戻るのですか?
英語では1つの節の中で時制を表す助動詞(did)がすでに過去形を示している場合、後ろに続く本動詞まで過去形にすると時制の二重表現になってしまうためです。助動詞 did に過去の意味が含まれているため、本動詞は本来の形である原形に戻します。
Q. readの過去形と現在形はどうやって見分けますか?
主語と文脈で判断します。主語が三人称単数(he, sheなど)で現在形なら三単現のsが付き reads となりますが、過去形なら s が付かず read のままです。また、yesterday や last week などの過去を表す副詞句があるかどうかでも判別できます。
Q. 過去形を会話で素早く口から出す練習法は?
単語単体ではなく「I went...」「She said...」「We bought...」のように、主語と組み合わせた2語のチャンク(かたまり)で音読する練習が有効です。身の回りの動作を「I ate an apple.」「I washed my hands.」と過去形で即座につぶやく独り言練習も即応力を高めます。

2026年10月8日更新・モチタン辞典編集部