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英検2級英文法の出題範囲と重要文法一覧
英検2級の英文法は「高校卒業程度」が審査基準となっており、高校で学習するすべての文法単元が出題範囲です。大問1の短文空所補充で直接問われるだけでなく、長文読解の返り読み防止やライティングでの減点回避に直結します。
英検2級英文法の出題範囲と準2級との違い
英検2級の審査基準は「高校卒業程度」と定められています。一次試験はリーディング、リスニング、ライティングで構成されており、文法知識は4技能すべての土台となります。
準2級の基準が「高校中級程度」であったのに対し、2級では高校で学ぶ英文法の全範囲が対象となります。準2級までは中学校英語の延長線上で解ける問題も多く見られましたが、2級では複文構造を正確に把握する構文把握力や、動詞の語法に関する細かな知識が問われます。
準2級と2級における文法面での主な違いは以下の通りです。
| 項目 | 英検準2級(高校中級程度) | 英検2級(高校卒業程度) |
|---|---|---|
| 文構造の複雑さ | 単文〜基本的な重文・複文が中心 | 修飾語句が長く入り組んだ複文・挿入句 |
| 仮定法の扱い | If I were... などの基本表現が主 | 仮定法過去完了、without、I wish、倒置 |
| 関係詞の深さ | 主格・目的格の関係代名詞が中心 | 前置詞+関係代名詞、非制限用法、複合関係詞 |
| 準動詞の語法 | 不定詞の3用法、動名詞の基本 | 分詞構文、動名詞のみを目的語にとる動詞の判別 |
| 使役・知覚動詞 | help や make の基本形 | 使役動詞の受動態、知覚動詞+現在分詞/過去分詞 |
| 形式主語・目的語 | It is ... to do の基本形 | make it possible for O to do などの第5文型構文 |
準2級までは文脈や単語のニュアンスだけで正解を選べた場面でも、2級では文法規則に裏打ちされた論理的な読み取りが不可欠になります。
次の疑問まずは前段階の理解度を確かめておきたいときは、英検準2級で出る文法範囲とポイントを振り返ると差分が明確になります。
英検2級文法一覧と優先度チェックリスト
英検2級で出題される文法事項を、試験での出現頻度と得点への影響度に基づいて優先順位付けしました。短期間でスコアを伸ばしたい場合は、まず最優先(Aランク)の項目から確認してください。
表は横にスクロールできます →
| 優先度 | 文法項目 | 主な出題箇所 | 対策のポイント |
|---|---|---|---|
| 最優先(Aランク) | 仮定法(過去・過去完了・応用構文) | 大問1、長文読解、ライティング | 時制のズレと助動詞過去形の組み合わせを整理する |
| 最優先(Aランク) | 関係詞(非制限・前置詞+関係代名詞) | 大問1、長文読解、ライティング | 先行詞の種類と関係詞節内の欠落要素(完全・不完全)を見抜く |
| 最優先(Aランク) | 分詞構文・付帯状況の with | 大問1、長文読解 | 意味上の主語と分詞の関係(能動・受動)を素早く判断する |
| 最優先(Aランク) | 動名詞と不定詞の語法区別 | 大問1(短文空所補充) | 動詞ごとに後ろに続く形が決まっている語法を網羅暗記する |
| 差がつく(Bランク) | 使役動詞・知覚動詞の構文 | 大問1、長文読解 | 第5文型(SVOC)における原形不定詞と分詞の使い分けを理解する |
| 差がつく(Bランク) | 形式主語・形式目的語構文 | 長文読解、ライティング | it が指す真主語・真目的語の内容を瞬時に捉える |
| 差がつく(Bランク) | 助動詞+完了形(should have done など) | 大問1、リスニング | 過去の出来事に対する推量・後悔の意味を正確に識別する |
| 差がつく(Bランク) | 受動態の応用(第4・第5文型、群動詞) | 大問1、長文読解 | be made to do や be looked up to などの前置詞脱落に注意 |
| 基本(Cランク) | 時制の一致と例外・現在完了進行形 | 大問1、ライティング | 主節が過去形のときの従属節の変化規則を徹底する |
| 基本(Cランク) | 比較の重要構文(the + 比較級 など) | 大問1、長文読解 | クジラの構文などの難解表現より比例関係を表す構文を重視 |
大問1の短文空所補充問題では、語彙問題に混ざって文法・語法問題が数問出題されます。出題数自体は語彙の方が多いものの、文法問題はパターンが決まっているため、知識があれば1問あたり10〜15秒で確実に正解を確保できる得点源です。
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英検2級合格に英文法対策が必要な理由
「英検2級は単語暗記だけで合格できるのか」という疑問を持つ学習者は少なくありません。単語力は確かに土台ですが、英文法を体系的に理解していないと、以下のような壁に直面します。
1. リーディングの返り読みがなくなり、時間不足を解消できる
英検2級のリーディングは語数が多く、試験時間内にすべて読み切るスピードが求められます。文法力がない読者は、主語と動詞の関係や修飾関係が曖昧なため、文末まで読んでから文頭に戻る「返り読み」を繰り返してしまいます。
文法構文を把握できていれば、英語の語順のまま頭から意味を理解できるため、読解速度が飛躍的に上がります。
2. ライティングでの文法減点を防ぎ、高得点を安定させられる
英検の採点基準では「文法(Grammar)」が独立した評価項目として設定されています。どれほど素晴らしい意見を論述しても、主語と動詞の一致ミス、時制の混乱、冠詞の脱落といった初歩的なエラーが重なると大幅に減点されます。文法的に正確な構文を使いこなすことが、合格ラインを越える近道です。
3. リスニングで文頭から意味を即座に保持できる
リスニング試験では、音声が一度しか流れないパートや長い会話文が含まれます。文法構造の予測が立つ学習者は、接続詞や関係詞が聞こえた瞬間に「次にどのような情報が来るか」を無意識に予測しながら聴くことができます。単語の聞き取りだけに頼る状態から脱却するために文法力が求められます。
返り読みがなくなり語順のまま読めるため、読解速度が飛躍的に上がる。
主語・動詞の一致や時制ミスを防ぎ、文法評価での減点を回避できる。
接続詞や関係詞から次にくる情報を予測し、頭から意味を保持できる。
文法知識は読解の返り読み防止や英作文・リスニングの土台として機能します。
【頻出文法1】仮定法の公式パターンと解法
仮定法は、現在の事実とは異なることや過去の事実に対する後悔・推量を表す表現です。大問1だけでなく、長文中の筆者の主張やライティングの結びでも頻繁に登場します。
仮定法の基本公式
- 仮定法過去(現在の事実と反対): If + S + 過去形(be動詞は were), S + would / could / might + 原形
- 仮定法過去完了(過去の事実と反対): If + S + had + 過去分詞, S + would / could / might + have + 過去分詞
- 混合型(過去の原因が現在に影響): If + S + had + 過去分詞, S + would / could + 原形 (now)
例文:
If I had studied harder for the test, I could join the advanced class now.
(もしあの時もっと熱心に試験勉強をしていたら、今ごろ上級クラスに入れているだろうに。)
応用構文:条件節を用いない仮定法
| 構文 | 意味 | 例文 |
|---|---|---|
| without / but for | 〜がなければ/〜がなかったら | Without your advice, I would have failed the project. (あなたのアドバイスがなかったら、私はその計画に失敗していたでしょう。) |
| I wish + 仮定法 | 〜であればよいのに | I wish I could speak French as fluently as Sarah. (サラと同じくらい流暢にフランス語が話せればよいのだが。) |
| with | 〜があれば | With a little more budget, we could purchase new equipment. (もう少し予算があれば、新しい備品を購入できるのだが。) |
大問1での解法と誤答の罠
大問1で仮定法が出題される場合、帰結節(主節)に would have done があるにもかかわらず、空所に単純な過去形 did を選ばせるような選択肢の罠が設置されます。「主節の助動詞+完了形」を見た瞬間に、条件節には had + 過去分詞 が入ると機械的に見抜けるようにしておきましょう。
ライティングでの活用法
ライティングの意見論述で反対意見を想定した反論を展開する際、Without government support, it would be difficult to reduce plastic waste.(政府の支援がなければ、プラスチックごみの削減は難しいでしょう)のように仮定法を用いると、論理の説得力と文法評価を高めることができます。

【頻出文法2】関係詞の使い分けと非制限用法
英検2級の読解で一文が長くなる最大の原因が関係詞節です。関係代名詞と関係副詞の識別、およびコンマを伴う非制限用法を確実に身につけましょう。
関係代名詞と関係副詞の見分け方
空所の後ろに続く節が「不完全な文(主語や目的語が欠けている)」であれば関係代名詞、「完全な文(第1〜第5文型として欠落がない)」であれば関係副詞(または前置詞+関係代名詞)を選択します。
- 先行詞が場所でも後ろが不完全なら which または that:
This is the museum which we visited last summer.
(これは私たちが昨年の夏に訪れた博物館です。※ visited の目的語が欠けている) - 先行詞が場所で後ろが完全文なら where(= in which):
This is the museum where the exhibition was held.
(これはその展示会が開催された博物館です。※文型が完結している)
非制限用法(コンマ+関係詞)の読解
コンマが付く非制限用法は、先行詞に対する補足説明を加える働きを持ちます。長文読解では、前から順序通りに情報を読み下すことが鉄則です。
例文:
The company introduced a flexible work system, which improved employee satisfaction.
(その企業は柔軟な勤務体系を導入し、そしてそのことが従業員の満足度を向上させた。
)
※コンマ+which は、直前の名詞だけでなく「直前の文全体の内容」を先行詞にとることができます。
大問1の罠とライティングでの実践
大問1では、先行詞に惑わされて where を選ばせるトラップが定番です。空所の後ろの文に他動詞の目的語があるかどうかを必ず確認してください。
ライティングでは、2つの短い文をコンマ+which でつなぐことで、稚拙な印象を避け、因果関係を明確にした高度な複文を作成できます。
関係代名詞(which / that)
- 後ろに不完全な文が続く
- 節内の主語や目的語が欠けている
- 例:visitedの目的語が欠落
関係副詞(whereなど)
- 後ろに完全な文が続く
- 文型(第1〜第5)として欠落がない
- 前置詞+関係代名詞と言い換え可
先行詞の種類だけでなく、後ろに続く節が完全か不完全かで品詞を判断します。
【頻出文法3】分詞・分詞構文の完全整理
分詞は修飾語として名詞を説明するだけでなく、副詞節を簡潔に表現する分詞構文として長文読解で極めて多く現れます。
感情動詞の分詞形容詞(-ing と -ed の区別)
日本語の感覚で考えると間違えやすいのが感情動詞です。英語の感情動詞(excite, disappoint, satisfy, confuse など)は「〜の感情を抱かせる」という意味を持つため、主体が感情を与える側なら現在分詞(-ing)、感情を感じる側なら過去分詞(-ed)を用います。
| 感情動詞 | 現在分詞(〜させるような) | 過去分詞(〜を感じて) |
|---|---|---|
| bore(退屈させる) | a boring lecture(退屈な講義) | bored students(退屈している学生たち) |
| satisfy(満足させる) | satisfying results(満足のいく結果) | satisfied customers(満足した顧客) |
| disappoint(失望させる) | a disappointing score(期待外れの点数) | disappointed fans(がっかりしたファン) |
分詞構文の基本と見抜き方
分詞構文は接続詞と主語を省略し、動詞を -ing で始める構文です。「〜するとき(時)」「〜なので(理由)」「〜しながら(付帯状況)」などの意味文脈から判断します。
例文:
Seeing the dark clouds gathered in the sky, we decided to cancel the outdoor event.
(空に暗雲が立ち込めているのを見て、私たちは野外イベントの中止を決めた。
)
受動の意味を持つ場合は過去分詞から始まります:
Written in simple English, the instruction manual is easy for beginners to understand.
(平易な英語で書かれているため、その取扱説明書は初心者にとって理解しやすい。)
付帯状況の with(with + O + C)
with + 名詞(O) + 分詞/形容詞/前置詞句(C) で「OがCの状態で」という意味を表します。
- He was listening to the podcast with his eyes closed.(彼は目を閉じた状態でポッドキャストを聴いていた。※目は「閉じられる」関係なので過去分詞)
- The speaker continued his presentation with the audience listening attentively.(聴衆が熱心に耳を傾けるなか、発表者はプレゼンテーションを続けた。※聴衆が「聴く」能動関係なので現在分詞)
【頻出文法4】使役動詞と知覚動詞の構文ルール
使役動詞と知覚動詞は、第5文型(SVOC)の補語(C)の位置に何が置かれるかを問う問題として大問1の定番です。
使役動詞の比較と目的格補語のルール
表は横にスクロールできます →
| 動詞 | 構文パターン | ニュアンス | 例文 |
|---|---|---|---|
| make | make + O + 原形不定詞 | 強制的に〜させる | The coach made the players run ten miles. (コーチは選手たちに10マイル走らせた。) |
| have | have + O + 原形不定詞 | 当然のこととして〜してもらう | I will have my assistant send you the document. (私の助手にその書類を送らせます。) |
| let | let + O + 原形不定詞 | 望み通り〜することを許す | She let her children play in the garden. (彼女は子どもたちが庭で遊ぶのを許した。) |
| get | get + O + to不定詞 | 説得して〜させる・してもらう | We finally got him to accept our proposal. (私たちはついに彼を説得して提案を受け入れさせた。) |
注意点として、目的語(O)と動作の関係が受動(〜される)の場合は、動詞に関わらず補語に過去分詞を置きます。
例文:I had my car repaired at the local garage.(地元の修理工場で車を修理してもらった。※車は修理される側)
知覚動詞の構文
see, hear, feel, watch, notice などの知覚動詞は、知覚動詞 + O + 原形不定詞 / 現在分詞 / 過去分詞 の形をとります。
- 原形不定詞(動作の一部始終): I saw an elderly man cross the street safely.(私は高齢の男性が通りを安全に渡り切るのを見た。)
- 現在分詞(動作が進行中の一瞬): She heard someone knocking on the front door.(彼女は誰かが玄関のドアをノックしているのが聞こえた。)
- 過去分詞(受動の関係): The teacher heard her name called from behind.(その教師は後ろから自分の名前が呼ばれるのを耳にした。)
大問1では、get なのに原形を選ばせようとしたり、make なのに to 不定詞を選ばせようとする選択肢が頻出するため、動詞ごとの組み合わせを完全に識別してください。
次の疑問補語にとる動詞の原形や分詞の区別をさらに深く整理したいなら、使役動詞と知覚動詞の違いを解説した記事が役立ちます。
【頻出文法5・6】動名詞の語法と形式目的語
動名詞・不定詞の使い分けと、形式目的語 it を用いた構文は、知っていれば即座に正解できる知識問題として出題されます。
動名詞のみを目的語にとる重要動詞
不定詞(to do)を目的語にとれず、動名詞(-ing)のみを後ろに従える動詞群です。英検2級で頻出のものをまとめました。
- mind doing(〜するのを気にする)
- enjoy doing(〜して楽しむ)
- give up doing(〜するのを諦める)
- avoid doing(〜するのを避ける)
- finish doing(〜し終える)
- postpone / put off doing(〜するのを延期する)
- suggest doing(〜することを提案する ※ suggest to do は不可)
- consider doing(〜することを検討する)
不定詞と動名詞で意味が変わる動詞
| 動詞 | + to do(未来志向:これから〜する) | + -ing(過去志向:実際に〜した) |
|---|---|---|
| remember | 忘れずに〜する Remember to turn off the lights. (忘れずに明かりを消しなさい。) | 〜したことを覚えている I remember meeting him in London. (彼にロンドンで会ったのを覚えている。) |
| forget | 〜するのを忘れる Don't forget to submit the report. (レポートの提出を忘れないように。) | 〜したことを忘れる I never forget visiting the Grand Canyon. (グランドキャニオンを訪れたことは決して忘れない。) |
| regret | 残念ながら〜する I regret to tell you that you failed. (残念ながら不合格をお伝えしなければなりません。) | 〜したことを後悔する He regrets buying that expensive watch. (彼はあんな高価な時計を買ったことを後悔している。) |
形式目的語構文(SVOC の it)
目的語が to 不定詞 や that 節 で長くなる場合、仮の目的語として it を置き、真の目的語を文末に回す構文です。make, find, think, consider などの動詞で多用されます。
基本公式:S + make / find + it + 形容詞 + for O + to do
例文:
Smartphone technology makes it possible for people to work from anywhere.
(スマートフォンの技術は、人々がどこからでも働くことを可能にしている。
)
大問1では、空所に it そのものを入れさせる問題や、後ろの possible の位置に副詞 possibly を混入させる誤答トラップが頻出します。
動名詞を伴う紛らわしい構文を整理したいときは、to+動名詞(-ing)をとる重要表現(英文法)が役立ちます。
ライティングで即失点を防ぐ文法注意点TOP5
英検2級のライティング(意見論述および要約)において、日本人受験生が最も減点されやすい文法エラーをまとめました。執筆後の見直しチェックリストとして活用してください。
第1位:主語と動詞の単複一致(三面現の-sの欠落)
主語が三人称単数であるにもかかわらず動詞に -s が付いていなかったり、主語が修飾語句によって長くなった際に動詞の単複を取り違えるミスが最多です。
誤:Online shopping allow consumers to save time.
正:Online shopping allows consumers to save time.(オンラインショッピングは消費者が時間を節約することを可能にする。)
第2位:可算名詞と不可算名詞・冠詞の脱落
数えられる名詞(可算名詞)を単数形で使う場合は、冠詞(a / an / the)や所有格が必要です。何もつけずに単数名詞を単独で置くことは原則できません。
また、不可算名詞(information, advice, baggage など)に -s を付けてしまうエラーも目立ちます。
誤:Using public transportation is good way to protect environment.
正:Using public transportation is a good way to protect the environment.(公共交通機関の利用は環境を守る良い方法です。)
第3位:時制の不一致と現在完了形の誤用
一般的な事実や持論を述べる段落では「現在形」を基本とします。過去の事例を述べる際だけ「過去形」に切り替えますが、同一文内で理由なく時制が混在すると論理性が損なわれます。
また、明確な過去の副詞(yesterday, two years ago など)と一緒に現在完了形を使ってはいけません。
誤:Many people have moved to rural areas in 2020.
正:Many people moved to rural areas in 2020.(多くの人々が2020年に地方へ移住しました。)
第4位:動詞の重複と接続詞の不足
一文の中に接続詞がないまま動詞を2つ並べてしまうミスです。関係代名詞や分詞構文を用いて1つの文にまとめる必要があります。
誤:There are many students study abroad every year.
正:There are many students who study abroad every year.(毎年多くの学生が留学しています。)
第5位:助動詞の直後に原形不定詞が置かれていない
should, must, can などの助動詞の直後に過去形や動名詞を置いてしまうミスです。緊張した本番で見落としやすいため、文頭から動詞の形を必ず指差し確認してください。
誤:The government should taking action immediately.
正:The government should take action immediately.(政府は即座に行動を起こすべきです。)
- 主語と動詞の単複一致三人称単数の-sや長い主語の取り違えに注意
- 可算名詞の冠詞脱落単数名詞のa/an/theや所有格を確認
- 不可算名詞への-s付加防止informationやadviceなど
- 時制の一致と現在完了形の誤用明確な過去の副詞と完了形を併用しない
ライティングで特に失点しやすい主要な文法ミスを確認項目として整理しました。
最短で合格点を取る英文法学習法と教材選び
高校英文法の全範囲を最初から最後まで解き直す時間がない多忙な学習者向けに、最短で合格ラインを突破する学習手順と教材の選び方を解説します。
ステップ1:重要構文・語法の集中インプット(1〜2週間)
分厚い大学受験用の総合問題集(1000問以上ある網羅型問題集)にイチから取り組む必要はありません。英検2級に特化した薄めの文法問題集、または高校基礎レベルの要点整理テキストを1冊選び、本記事の優先度一覧にある「仮定法」「関係詞」「分詞」「使役・知覚動詞」「動名詞の語法」の章だけをピンポイントで復習します。
ステップ2:過去問の大問1で弱点単元を炙り出す(2〜3週間)
直近3回分〜6回分の過去問から、大問1の空所補充問題だけを抜き出して解きます。間違えた問題について「語彙不足なのか」「文法知識不足なのか」を分類してください。文法理由で間違えた場合は、該当する文法項目の基本ルールまで戻って確認します。
ステップ3:ライティングでの構文再現トレーニング(並行実施)
学んだ文法を「知っている」状態から「使える」状態へ引き上げます。過去問の模範解答を書き写す(ディクテーション・精読)際、どの文法構文が使われているかを分析します。
例えば「形式目的語 make it easy for ... to do」や「関係代名詞の非制限用法 , which helps ...」を自分のエッセイ用テンプレートに組み込み、実際に手を動かして書いてみることが得点力向上に直結します。
仮定法や分詞など頻出章を薄い問題集で集中復習する(1〜2週)
大問1を解き、文法理由で間違えた項目の基本ルールを確認する
模範解答の構文を分析し、自分のエッセイ用テンプレに組み込む
頻出事項の集中インプットから過去問演習、ライティング実践へと段階的に進めます。
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理解度チェック
Q1. 使役動詞 get を使って「彼を説得して提案を受け入れさせた」を表す文はどれ?
- We got him accept our proposal.
- We got him to accept our proposal.
- We got him accepted our proposal.
- We got him accepting our proposal.
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正解: B. We got him to accept our proposal.
使役動詞 get は「get + O + to不定詞」の形で「説得して〜させる」という意味を表します。
Q2. 英検2級の優先度チェックリストで「最優先(Aランク)」に分類される文法はどれ?
- 形式主語・形式目的語構文
- 助動詞+完了形
- 動名詞と不定詞の語法区別
- 比較の重要構文
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正解: C. 動名詞と不定詞の語法区別
「動名詞と不定詞の語法区別」は、仮定法や関係詞などと並び最優先(Aランク)に指定されています。
Q3. ライティングで最も減点されやすい文法エラーとして挙げられているものはどれ?
- 主語と動詞の単複一致
- 接続詞の不足
- 明確な過去を表す副詞と完了形の併用
- 不可算名詞の複数形化
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正解: A. 主語と動詞の単複一致
ライティングでの失点注意点第1位として「主語と動詞の単複一致(三人称単数の-sの欠落)」が挙げられています。
よくある質問
- Q. 英検2級は単語暗記だけで受かりますか?
- 単語力だけで合格することは困難です。大問1の語法問題で失点するだけでなく、長文読解での複雑な修飾関係の見落としや、ライティングでの文法減点によって不合格ラインに落ちるリスクが高まります。
- Q. 大学受験用の分厚い文法書は必要ですか?
- 全問解く必要はありません。英検2級の文法は高校標準レベルのため、分厚い問題集を網羅するよりも、仮定法や関係詞など頻出単元を薄型の要点本で短期間に整理し、過去問演習に時間を割く方が効率的です。
- Q. 英検2級文法で一番出題される単元は何ですか?
- 大問1では動名詞と不定詞を識別する動詞の語法や使役動詞が目立ちます。長文読解やライティングを含めると、仮定法・関係詞・分詞構文が合否を分ける最重要単元です。
- Q. ライティングで難しい文法を使う必要はありますか?
- 極端に難解な構文を使う必要はありません。形式目的語や関係詞、分詞を用いた正確な複文を2〜3箇所自然に組み込むことで、文法項目の評価で高得点を確保できます。
2026年9月25日更新・モチタン辞典編集部
関係する文法仮定法の基本(仮定法過去・過去完了)関係代名詞(who・which・that)の使い方分詞構文の作り方と意味