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中学生の英検はいつ受ける?日程・学年別開始時期と高校入試対策

中学生の英検はいつ受ける?日程・学年別開始時期と高校入試対策

中学生の英検は年3回(第1回:一次5〜6月、第2回:一次10月、第3回:一次1〜2月)実施され、高校入試の内申書や推薦入試に間に合わせる最終期限は一般的に「中3の第2回(秋)」です。受検開始は中1の秋から中2が目安となり、高校入試を見据えて中3の秋までに3級または準2級の取得を目指します。

英検の年間日程と学年別の受検開始時期

中学生が英検(実用英語技能検定)について調べる際、疑問は大きく「年間の試験日程はいつか」という試験日に関する疑問と、「中学生は何年生のいつから受検を始めるべきか」という学習時期に関する疑問の2点に分かれます。まずは両方の結論を一覧で確認します。

英検の年間実施スケジュール一覧

英検の従来型試験は、年間で3回実施されます。3級以上を受験する場合は、一次試験(筆記・リスニング)に合格した後に別日程で二次試験(面接・スピーキング)を受ける二段階の選考形式です。5級および4級は一次試験のみで合否が決まります。

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実施回一次試験の時期二次試験の時期(3級以上)主な対象・位置づけ
第1回5〜6月7月新学年の力試し・中3の前半挑戦
第2回10月11月高校入試の内申書に間に合う一般的な最終回
第3回1〜2月2〜3月学年の総総括・中1や中2の次学年準備

最新の日程・料金は実施団体の公式サイトで確認してください。

中学生の学年別おすすめ受検開始時期と目標級

学校英語の進度と高校受験での活用を考慮した、学年ごとの標準的な開始時期と目標級は次の通りです。

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学年おすすめ受検時期目標級学習の到達目標
中学1年生第2回(秋)または第3回(冬)5級〜4級基礎単語の定着と中学初級文法の確認
中学2年生第1回(初夏)または第2回(秋)4級〜3級中学英文法の完成と面接試験への初挑戦
中学3年生第1回(初夏)および第2回(秋)3級〜準2級(得意層は2級)高校入試の出願書類・内申加点に向けた取得

英語が得意な人は中1で4級や3級から挑戦することも可能です。一方で英語に苦手意識がある場合は、無理に上位級を狙わず、中1の冬に5級を受験して「合格する成功体験」を積むことから始める計画が適しています。

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本会場・準会場・英検S-CBTの違いと申込日程

中学生が英検を受験する際、試験会場の形式には「本会場」「準会場(中学校・学習塾等)」「英検S-CBT」の3つの選択肢があります。会場の種別によって試験日、申込期間の締め切り時期、検定料が異なります。

3つの受験方式の比較

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項目本会場準会場(中学校など)英検S-CBT
試験会場協会が指定する高校・大学・専門学校など通っている中学校や提携塾の教室民間のテストセンター(専用PCブース)
一次試験日協会指定の日曜日団体が設定した金曜・土曜・日曜のいずれか原則として毎週土曜日・日曜日
二次試験日(3級以上)協会指定の日曜日本会場で受験一次と同日(PCに向かってスピーキング)
検定料標準料金本会場より割安に設定本会場と同水準(級により異なる)
申込締切の傾向協会の標準締切日学校内の集約のため本会場より早い実施月ごとに受付(先着順)

中学校(準会場)で受験する際の重要な注意点

多くの中学校では、学校単位で準会場として英検を実施しています。準会場は「通い慣れた校舎で受験できる」「本会場よりも検定料が割安に設定されている」という大きなメリットがあります。

ただし、申し込みの締め切り時期には十分な注意が必要です。中学校では、担当の英語科教員が校内の受験希望者を取りまとめ、英検協会へ一括送金・データ登録を行う事務処理が必要となります。そのため、学校内の申込締切日は、協会の公式案内にある本会場の締切日よりも1〜2週間ほど早く設定されるケースが通例です。

新学期が始まると「英検受検の案内」というプリントが学校で配布されます。配布時期は、第1回なら4月中旬〜下旬、第2回なら8月下旬〜9月上旬、第3回なら11月中旬〜下旬頃です。プリントが配られたらすぐに保護者へ渡し、締め切り日を確認して提出期日を逃さないようにしてください。

この記事に出てくる英単語(イラスト・音声つきの辞典ページへ)

次の疑問通っている学校や塾で受ける具体的な日付を確かめたい方は、英検準会場の実施日程まとめで確認できます。

中学生はいつから受ける?学年別ロードマップ

高校入試を見据えた場合、いつ、どの級を取得していくべきか、入試本番から逆算した学習ロードマップを把握しておくことが重要です。英語の習熟度に応じた2つのルートを紹介します。

標準ルート(英語の基礎を固めながら着実に進める場合)

学校の授業進度に合わせて基礎を固め、公立高校入試で評価される3級、さらには準2級を狙う標準的な進行計画です。

先行ルート(得意分野を伸ばし私立難関校・上位校を狙う場合)

小学生のうちに英語に親しんでいた人や、英語を武器にして上位校の推薦・加点を狙う場合の進度目安です。

試験で頻出する基礎英語表現の確認

英検の一次試験・二次試験では、基礎的な語彙と定型表現の運用力が問われます。日頃から以下の表現を正確に書ける・話せる状態にしておきましょう。

学年別ロードマップの比較

標準ルート(公立高校目標)

  • 中1冬に5級または4級を受験
  • 中2秋に4級、中2冬に3級挑戦
  • 中3春に準2級初挑戦または3級再挑戦
  • 中3秋(第2回)で目標級を最終取得

先行ルート(私立難関校目標)

  • 中1で4級や3級から開始し冬に3級取得
  • 中2秋に準2級(高校中級)へ挑戦
  • 中3春に準2級取得または2級挑戦
  • 中3秋に2級を取得し推薦や優遇を獲得

習熟度や志望校に合わせた2つの受験進行ルートの違いです。

検定や定期テストに向けて語彙を整理したいときは、中学生で習う英単語一覧を参考にしてください。

高校受験の内申書に間に合うタイムリミット解説

中学生が英検を受ける最大の動機の一つが「高校入試での内申書(調査書)の加点」や「推薦入試の出願要件」です。入試で資格を活用する場合、いつまでに合格証書を手元に揃えておく必要があるのか、期限の仕組みを正しく把握しなければなりません。

提出期限の最終デッドラインは「中3の第2回(秋)」

高校入試において英検の資格証明書や合格証明書の提出が求められる時期は、中学校側が入試用の調査書(内申書)を作成・確定させるタイミングに連動します。一般的な高校入試手続きのタイムスケジュールは以下の通りです。

この日程から逆算すると、10月に一次試験、11月に二次試験が行われる「第2回検定」の結果が、内申書に記載できる事実上の最終リミットとなります。

1〜2月に実施される「第3回検定」の合否結果が届く頃には、多くの地域で内申書の作成や私立高校への出願書類提出が完了しているため、中3の第3回検定は一般推薦や調査書の加点対象として間に合わないケースがほとんどです。

高校入試で優遇される級の目安

高校入試で評価対象となる英検の級は、志望校の種別(公立か私立か、普通科か英語科か)や偏差値帯によって異なります。

志望校のレベル・種別評価・加点対象となる級の目安主な優遇措置の内容
公立高校(中堅〜上位)3級以上(一部トップ校は準2級以上)調査書(内申点)への1〜2点加点
私立高校(推薦・一般入試)3級〜準2級以上出願資格の付与、内申基準の優遇(加点)
難関私立高校・国際英語科準2級〜2級以上学力検査の英語満点換算、特別推薦枠

一部の都道府県や高校では「3級から加点対象」としている学校が多いものの、上位校になるほど「準2級以上でなければ加点対象としない」と規定している場合があります。志望校の募集要項や入試相談基準を早めに確認しておくことが欠かせません。

高校入試手続きと英検リミット
10月〜11月中3第2回検定(一次10月・二次11月)の実施
11月〜12月中学校の内申点確定・私立推薦の事前相談
12月〜1月私立高校・公立高校の出願手続き完了
1月〜2月第3回検定実施(入試の加点対象には間に合わない)

入試手続きの流れから逆算すると中3の第2回が最終期限となります。

中学生の英検日程はいつ?のイメージ

部活や定期テストと被らない受験計画の立て方

中学生の生活は、学校行事、定期テスト、部活動の大会などで多忙です。英検の試験日程と中学校の行事予定が重なると、どちらの準備も中途半端になってしまうリスクがあります。学校行事と英検日程の年間重なり状況を整理して受験回を選びましょう。

年間カレンダーと注意すべき学校行事

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時期英検の実施日程中学校の主な学校行事・部活動重なりリスクと対策
5月〜6月第1回・一次試験1学期中間テスト、修学旅行(中3)、中総体(地区予選)定期テスト直前や総体大会日と一次試験が重複しやすい。早期からの計画学習が必要。
7月第1回・二次試験1学期期末テスト、部活動の県大会期末テストの勉強期間と面接対策が被るため、面接の練習はスキマ時間で進める。
10月第2回・一次試験2学期中間テスト、合唱コンクール・文化祭多くの学校で2学期中間テストと直結する。試験範囲の英語学習を英検対策と兼ねる。
11月第2回・二次試験2学期期末テスト(中3は内申決定の最重要テスト)定期テスト勉強の最盛期。面接対策に時間を取られすぎないよう短時間集中で行う。
1月〜2月第3回・一次試験学年末テスト(中1・中2)、高校入試本番(中3)中3は入試直前のため通常受験は非推奨。中1・中2は学年末テスト前の力試しに好適。

重なりを回避するための実践的な計画法

中学校では年間の行事予定表が年度初め(4月)に配られます。保護者とお子様で年間予定表を手元に置き、以下のポイントを確認して年間計画を確定させてください。

  1. 定期テストの試験発表期間(テスト1週間前)の確認:英検の一次試験日が定期テストの直前またはテスト期間中に当たっていないか確認します。
  2. 運動部の引退時期との兼ね合い:中3の第1回(5〜6月)は、部活動の集大成である地区総体と重なる生徒が多くなります。部活をやりきってから挑みたい場合は、引退後の夏休みに集中学習を行い、第2回(10月)に全力投球するプランが現実的です。
  3. 学習塾の講習日程との連携:夏期講習などの長期休暇を利用して苦手分野を補強し、秋の第2回検定で目標級を突破するリズムが中学生にとって最も学習効果を高めやすいスケジュールです。
重なりを回避する計画チェック

年度初めに学校行事予定表を見ながら確認すべきポイントです。

日頃の学習管理や隙間時間の対策には、中学生・高校生の英語アプリの使い方も役立ちます。

中3秋に落ちた場合の英検S-CBTバックアップ戦略

高校受験で内申加点や推薦基準を満たすために「中3の第2回(10月)」を受験したものの、不合格になってしまうケースがあります。その際のバックアップ策として検討したいのが「英検S-CBT」の活用です。

英検S-CBTの特徴と高校入試における有効性

英検S-CBTは、コンピューターが設置されたテストセンターで、マウス操作・キーボード入力・ヘッドセットによる音声吹き込みを用いて受験する方式です。

従来型の英検と出題内容や難易度、合否基準(英検CSEスコア)は同一であり、取得した資格証明書は従来型の英検とまったく同等に扱われます。原則として多くの高校入試で、従来型と同様に内申加点や推薦の資格証明として認められます。

10月の不合格判明から出願までのタイムリミット判定

第2回検定の合否結果が判明した後、高校の出願締切までに英検S-CBTで再挑戦できるかどうかは、志望校および中学校側の「調査書提出期日」によって判定が分かれます。

英検S-CBTは原則として毎週土曜日・日曜日に実施されているため、従来型のように数か月待つことなく再挑戦の機会を得られます。ただし、出願先高校が「いつまでに届いた合格証明書を有効とするか」については学校ごとに厳格な基準があるため、自己判断せず、必ず中学校の進路指導担当教員または志望校の入試広報部に直接確認してください。

入試種別ごとのS-CBT再挑戦判定

推薦入試・単願入試

  • 判定は厳しい
  • 校内選考が11月下旬〜12月上旬に実施
  • スコア証明書の発行が出願に間に合わない可能性
  • 事前の学校相談が必須

一般入試・私立併願優遇

  • 判定は間に合う可能性あり
  • 出願締め切りが1月上旬〜中旬に設定
  • 11月中や12月上旬の受験で提出が間に合う場合あり
  • 高校側の有効期限基準の確認が必要

中3第2回不合格時の出願先別タイムリミット判定の比較です。

次の疑問出願締め切り直前の挽回策として検討したいときは、英検S-CBTの試験日程と申込締切で直近の空き日程を調べておきましょう。

一次試験と二次試験(面接)の仕組みと試験対策

英検の仕組みを正しく把握する上で見落としやすいのが、「二次試験(面接)があるのは3級から」という点です。5級と4級には対面での面接試験はありません。高校入試で武器になる3級以上の試験構造と、面接試験に向けた準備の流れを理解しておきましょう。

一次試験と二次試験の試験構成

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受験級一次試験の内容二次試験の内容合否の決まり方
5級筆記(リーディング)・リスニングなし(録音方式のスピーキングテストは任意受験可)一次試験のみで合否判定
4級筆記(リーディング)・リスニングなし(録音方式のスピーキングテストは任意受験可)一次試験のみで合否判定
3級筆記(リーディング・ライティング)・リスニング個人面接(面接委員との英語対話形式)一次合格者のみ二次を受験し最終判定
準2級筆記(リーディング・ライティング)・リスニング個人面接(面接委員との英語対話形式)一次合格者のみ二次を受験し最終判定
2級筆記(リーディング・ライティング)・リスニング個人面接(面接委員との英語対話形式)一次合格者のみ二次を受験し最終判定

二次試験(面接)当日の流れと使える英語表現

3級以上の面接試験(本会場または二次試験会場)は、面接室で試験官と1対1で行われます。時間は約5分〜7分程度です。問題文の音読、パッセージ(文章)に関する質問、イラストに関する質問、受験者自身の意見を問う質問で構成されます。

面接では、発音や文法の正しさだけでなく、「積極的にコミュニケーションを取ろうとする姿勢(アティチュード)」も評価対象となります。試験室でそのまま使える基本的な英語表現を覚えておきましょう。

面接官の質問が一度で聞き取れなかった場合でも、焦らず丁寧に聞き返せば減点対象にはなりません。無言で黙り込んでしまうことが最も評価を下げる要因となるため、落ち着いて会話を続ける意識を持ちましょう。

※ 試験日・申込期限・料金などは年度や回によって変わります。最新の情報は、各試験・サービスの実施団体の公式サイトでご確認ください(この記事の最終確認日: 2026年10月12日)。

合否発表後の面接スケジュールを確認したいときは、英検2次試験の日程いつわかる?をご覧ください。

次の疑問中学卒業までに狙う人が多い3級の面接日を知りたい場合は、英検3級2次試験の日程をあらかじめ把握しておくと安心です。

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理解度チェック

Q1. 高校入試の内申書に間に合う英検の最終リミットは何ですか?

  1. 中3の第1回(初夏)
  2. 中3の第2回(秋)
  3. 中3の第3回(冬)
  4. 中2の第3回(冬)
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正解: B. 中3の第2回(秋)
内申書作成の時期から逆算すると、中3の第2回(秋)の結果が事実上の最終リミットです。

Q2. 準会場(中学校)での受験に関する注意点として正しいものは?

  1. 本会場よりも検定料が高く設定されている
  2. 校内締切は本会場の締切より1〜2週間早い
  3. 5級から二次試験の面接が行われる
  4. 一次試験は毎週土曜と日曜に開催される
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正解: B. 校内締切は本会場の締切より1〜2週間早い
中学校内の申込締切日は、教員の事務処理のため本会場より1〜2週間早く設定されます。

Q3. 「〜に参加する」という意味の英語表現として正しいものは?

  1. look forward to
  2. be good at
  3. take part in
  4. pardon me
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正解: C. take part in
本文の基礎英語表現一覧において、「take part in」が「〜に参加する」と説明されています。

よくある質問

Q. 中1で受けるなら何級から始めるべきですか?
中1の受検は5級(中1修了レベル)または4級(中2修了レベル)から始めるのが標準的です。英語学習経験がある場合は中1秋に4級、未経験なら中1冬に5級がおすすめです。
Q. 高校受験で英検は何級から内申点に有利ですか?
公立・私立ともに「3級以上」から加点や優遇措置を設ける高校が多く見られます。上位校や英語系学科では「準2級以上」を条件とする場合もあるため志望校の基準を確認しましょう。
Q. 一次試験に受かって面接で落ちたらどうなりますか?
3級以上で一次試験に合格し二次試験で不合格となった場合、「一次試験免除(シード権)」の制度が適用され、翌年度の同じ回までの試験で一次試験を免除して二次試験から再挑戦できます。
Q. 英検S-CBTの結果は高校入試で本当に使えますか?
原則として使えます。英検S-CBTで取得した合格証明書やスコアは従来型の英検と同一の効力を持ちます。ただし提出書類の形式指定がある高校もあるため事前確認が安心です。
Q. 中学校で受ける英検の申し込みはいつ締め切られますか?
準会場となる中学校の校内締切は、教員の一括登録手続きがあるため協会の公式締切日より1〜2週間早く設定されます。学校から案内プリントが配布されたら期日を即座に確認してください。

2026年10月12日更新・モチタン辞典編集部