モチタン辞典 › 読みもの › 英検 › 英検2級の検定料・受験料金まとめ

英検2級検定料の仕組みと受験方式別の違い
英検2級の検定料は一律ではなく、本会場・準会場・英検S-CBTという受験方式によって設定が異なります。最も費用を抑えられるのは準会場での受験であり、本会場やS-CBTとは検定料の設定区分が分かれています。
一次試験免除を利用する場合でも割引はなく正規検定料と同額が必要です。最新の日程・料金は実施団体の公式サイトで確認してください。
英検2級検定料の仕組みと受験方式別の料金比較
実用英語技能検定(英検)2級を受験する際、試験料はどの会場区分を選ぶかによって異なります。英検の受験形態は大きく分けて「本会場」「準会場」「英検S-CBT」の3種類が存在し、それぞれ運営体制や設備コストの違いから検定料が個別に定められています。
検定料は公益財団法人日本英語検定協会によって管理されており、年度ごとに運営コストや資材費、システム維持管理費などを踏まえた改定が行われる方針が採られています。これまでに検定料の引き上げや引き下げが実施されてきた経緯があり、受験を検討する際は常に最新の検定料体系を把握しておく必要があります。
それぞれの受験方式における特徴と検定料の位置づけは以下の通りです。
表は横にスクロールできます →
| 受験方式 | 試験会場の特徴 | 実施形式 | 検定料の位置づけ |
|---|---|---|---|
| 従来型:本会場 | 協会が設置する全国の公開会場(大学・高校・専門学校・貸会議室など) | 紙の問題冊子とマークシート・記述式解答用紙(一次)+ 対面面接(二次) | 個人申込の基準となる通常設定料金 |
| 従来型:準会場 | 協会の認定を受けた学校、学習塾、企業などの団体会場 | 紙の問題冊子とマークシート・記述式解答用紙(一次)+ 本会場での二次面接 | 本会場よりも割安に設定された特別料金 |
| 英検S-CBT | 全国のテストセンター(PCブース) | コンピュータ端末を使用し、マウス操作・キーボード入力・ヘッドセットでの吹込により1日で4技能を実施 | 本会場と同水準または専用システム運用に伴う個別設定料金 |
本会場は個人申込者が広く利用する一般的な方式ですが、会場の確保や多数の試験監督者の配置などの運営経費が反映されるため、準会場と比較すると高めの料金設定となっています。
一方、準会場は自団体の施設を利用して管理運営を行うため、協会側の運営負担が軽減される分、受験者に還元される形で検定料が低く抑えられています。
英検S-CBTはコンピュータ上でスピーキングを含む4技能を一括して測定する方式です。専用ブースや専用システムの運用費用が含まれるため、従来型の本会場とおおむね同等の価格帯に設定されています。
全体のスケジュールと最新の価格を確認したいときは、英検の日程と受験料(2026年度)の案内が役立ちます。
次の疑問他の級の料金も含めて全体像を把握したいときは、英検各級の検定料一覧で会場ごとの金額差を確認できます。
英検二級検定料を安く抑える一般受入準会場の活用
英検二級検定料を少しでも節約したい場合に最も効果的な手段が、準会場での受験です。準会場は学校や塾の在籍者のみを対象としているケースが多いものの、外部の一般受験者を広く受け入れている「一般受入準会場」も存在します。塾生や在校生でなくても、外部生として申し込むことで準会場料金で英検2級を受験できます。
一般受入準会場を探す手順
一般受入準会場を利用して申し込む手順は以下の通りです。
- 公式ウェブサイトの準会場検索ページへアクセスする
英検協会の公式サイト内にある「団体受験(準会場)の一般受入」に関する案内ページを開きます。 - 希望する地域と受験級を選択する
都道府県や市区町村を選択し、受験級として「2級」を指定して検索を実行します。準会場によっては下位級のみの受け入れで、2級は実施していない会場もあるため確認が必要です。 - 受付期間と申込条件を確認する
一般受入を実施している団体ごとに、申込受付期間や申込方法(団体の窓口受付、専用Webフォーム、銀行振込など)が定められています。本会場の申込締切日とは異なる独自の日程が設定されている場合が多いため注意が必要です。 - 指定の方法で申し込みと検定料の支払いを行う
受入先の団体の指示に従い、願書の提出および検定料の納入手続きを完了させます。
一般受入準会場を利用する場合、一次試験はその準会場の教室で受験しますが、二次試験(面接試験)は協会指定の本会場で受験します。どちらの形式になるかは受入団体の実施概要に明記されているため、事前に確認しておきましょう。
公式サイトの一般受入案内ページを開く
市区町村を選び2級実施会場を検索する
受付期間や独自申込方法を確認する
受入団体の指示に従い願書提出と入金
準会場検索から受験級・条件の確認、申込・支払までの4ステップです。
自治体や学校の検定料補助金・助成金制度の調べ方
英検2級試験料の負担を軽減する方法として、各地方自治体や在学中の学校が実施している検定料補助制度の活用が挙げられます。地域における英語教育の推進やグローバル人材育成を目的として、中学生や高校生などを対象に検定料の一部または全額を助成する自治体が増加しています。
自治体補助金制度の主なパターン
- 全額公費負担型:特定の学年(例:中学3年生や高校2年生など)を対象に、指定回数の受験料を自治体が全額負担する方式。学校経由で一括申請される場合が多い傾向にあります。
- 定額・定率補助型:受検後に申請を行うことで、検定料の半額相当や一定の助成金が保護者の口座へ還付される方式。
- 合格者報奨・返還型:2級以上の目標級に合格した場合に限り、検定料相当額を事後的に助成する方式。
補助金・助成金の確認手順
補助金制度を利用できるかどうかを確認するには、以下の手順で調査を進めます。
- 自治体の公式ポータルサイトを検索する
お住まいの市区町村の教育委員会または子育て支援関連のページで、「英語検定 補助金」「英語検定料 助成」「検定料補助制度」などのキーワードで検索します。 - 対象条件を確認する
申請対象者の条件(住民登録の有無、対象学年、対象となる受験回、世帯所得制限の有無など)を精査します。 - 学校の進路指導部・英語科教員へ問い合わせる
私立校や公立校独自で同窓会組織やPTA、学校法人が検定料の補助を行っている事例もあります。学校指定の期日までに領収書や受験票の控えを提出する必要があるため、受験前に手続きの流れを把握しておきましょう。
全額公費負担型
- 特定学年が対象
- 自治体が全額負担
- 学校経由の一括申請
定額・定率補助型
- 受験後に申請
- 半額や一定額を助成
- 保護者口座へ還付
合格者報奨型
- 目標級合格が条件
- 検定料相当額を助成
- 事後的に還付
自治体や学校が実施する検定料補助金の主な3パターンです。
本会場とS-CBTの費用対効果と選び方
英検2級を受験するにあたり、従来型の本会場と英検S-CBTのどちらを選ぶべきかは、単なる検定料の比較だけでなく、日程の柔軟性や合格までの所要期間(タイパ=タイムパフォーマンス)を考慮して決めることが重要です。
従来型本会場とS-CBTの特徴比較
| 項目 | 従来型本会場 | 英検S-CBT |
|---|---|---|
| 試験日程 | 年3回の指定された日曜日(一次・二次で別日程) | 毎週末を中心に多数の日程・時間帯から選択可能 |
| 拘束日数 | 一次試験と二次試験で計2日間 | スピーキングを含め1日で全4技能を完結 |
| 試験形式 | 紙と鉛筆による筆記、対面式の面接 | PC画面での閲覧、マウス・キーボード入力、マイク録音 |
| 結果発送までの期間 | 二次試験終了後から判定まで一定の期間 | 受験完了から判定までのサイクルが比較的早い |
| 併願の自由度 | 同一回で同一級の本会場重複受験は不可 | 同一検定期間内でも従来型とS-CBTの併願が可能 |
どちらを選ぶべきかの判断基準
両者のどちらを選択すべきか迷った場合は、以下の判断基準を参考にしてください。
- 従来型本会場が適している人:
PC画面上での長文読解やキーボード入力よりも、紙の問題冊子に直接下線やメモを書き込みながら解きたい人。面接官と対面してアイコンタクトを取りながら会話する方が緊張しにくい人。 - 英検S-CBTが適している人:
部活動や学校行事、模試などで日曜日の日程確保が難しい人。出願締め切りが迫っており、1回の検定期間内に複数回の受験機会を確保して早期に合格基準スコア(CSE score)を取得したい人。二次試験のために別日程を空けることが難しい人。
S-CBTは1日で全技能を終えられるため、会場までの往復交通費が1回分で済むという実質的な金銭的メリットもあります。従来型で一次試験と二次試験の会場が異なる場合、2往復分の交通費が発生するため、トータルの出費で見るとS-CBTの方が効率的になるケースも珍しくありません。

次の疑問パソコン受験の詳しい特徴や日程を比べたい場合は、英検S-CBTの受験料と日程まとめが参考になります。
一次免除の規定と検定料の支払い・返金ルール
英検2級の検定料に関して、多くの受験者が誤解しやすいのが「一次試験免除(一次免除)」の制度です。一次試験に合格し二次試験のみを受験する場合であっても、検定料の割引や一部返還はありません。
一次試験免除でも検定料が同額である理由
過去の試験で一次試験を通過した受験者は、所定の期間内であれば一次試験を免除されて二次試験から受験できる資格(シード権)が付与されます。しかし、一次免除を適用して出願する場合でも、支払う検定料は正規の全技能受験料と同額です。
この理由は、一次試験免除者であっても個別の受験票発行、会場座席の確保、二次試験の面接官手配、システム上の合否データ管理など、通常の受験者と同等の事務処理および会場運営コストが発生するためです。「一次試験を受けないから半額になる」ということはありませんので、あらかじめ予算を組む際に注意してください。
検定料の支払い方法
英検の出願手続きにおいて利用できる検定料の支払い方法は、主に以下の通りです。
- クレジットカード決済:オンライン申込時に即時決済が完了します(VISA、Mastercard、JCBなど)。
- コンビニエンスストア支払い:申込後に発行される受付番号を使用し、店内のマルチメディア端末やレジにて現金等で支払います。指定期日までに支払わない場合、申し込みは自動キャンセルされます。
- 郵便局ATM(Pay-easy):所定の収納機関番号・お客様番号を入力して払込を行います。
申込後のキャンセル・日程変更・返金規定
日本英語検定協会の公式規約において、申込手続きおよび検定料の支払いが完了した後の「受験者都合によるキャンセル・返金」は原則として一切認められていません。
体調不良、急な冠婚葬祭、学校行事や部活動の重複、受験級の選択ミスなど、いかなる理由であっても試験回の変更や検定料の返金は行われません。したがって、出願を確定する前に日程と受験級、会場地域に誤りがないかを慎重に確認する必要があります。
座席確保や面接官手配等の費用が生じるため割引なし
体調不良や急用、重複等いかなる理由でも返金なし
支払完了後の試験回変更は一切認められない
出願前に把握しておくべき検定料の割引なし・返金不可ルールです。
試験料を無駄にしない英検2級一発合格ロードマップ
英検2級の検定料は決して安価ではないため、不合格による再受験を繰り返すと大きな経済的負担となります。1回の受験で確実に合格し、無駄な追加検定料を発生させないための最短学習ロードマップを実践しましょう。
総費用の見積もり
英検2級の受験にかかる費用は、検定料だけではありません。一般的に以下のような総費用(total cost)を想定しておく必要があります。
- 検定料:受験方式に応じた規定料金
- 単語集・問題集代:単語帳1冊、過去問題集1冊、ライティング対策本1冊(計数千円程度)
- 交通費:試験会場までの往復運賃(本会場で一次・二次の場合は2往復分)
複数回受験すると検定料と交通費が倍増するため、最初の1回で合格圏内に到達するための準備が極めて重要です。
一発合格のための対策ロードマップ
- 語彙力の完成(試験2か月前まで)
英検2級の成否を分けるのは高校中級レベルの語彙力です。リーディングの大問1で安定して高得点を取るために、専用の単語帳を1冊仕上げます。
例文: He has sufficient ability to pass the exam.(彼にはその試験に合格する十分な能力があります。) - ライティング(記述英作文・要約)の型を習得(試験1か月前まで)
英検2級ではライティングの配点比率が非常に高く、得点効率が最も良い分野です。意見論述問題では、導入・理由2つ・結論という論理構成テンプレートを固定して練習します。
例文: I agree with the idea for the following two reasons.(以下の2つの理由から、私はその考えに賛成です。) - リスニングの先読み練習(試験2週間前まで)
問題冊子が配られたら、指示文が読まれている間に選択肢に目を通す「先読み」の習慣を徹底します。質問内容を予測した状態で音声を聞くことで、正答率が飛躍的に向上します。 - 過去問演習による時間配分の最適化(試験直前)
筆記試験の時間配分を厳密に管理します。語彙パート、読解パート、ライティングパートにかける時間をあらかじめ決めておき、本番形式の演習を最低3回分は解いておきましょう。
試験2か月前から直前までの重点対策の進め方です。
一発合格に向けて語彙力を強化したい場合は、英検2級 英単語一覧を活用して対策を進めましょう。
語彙とあわせて表現の幅を広げたいときは、英検2級の例文集を参考に学習を進めるのが効果的です。
次の疑問学習計画と合わせて申し込み時期も把握したい方は、英検2級の申し込み日程と予約手順を確かめておきましょう。
試験当日の必須ルールと本人確認書類の注意点
高額な検定料を支払って申し込んでも、当日の持ち物不備やルール違反によって受験資格を失ってしまっては元も子もありません。特に近年は厳格な本人確認が実施されています。
顔写真付き身分証明書の提示ルール
英検では、なりすまし受験などの不正行為を防止するため、1級から3級(2級を含む)の受験者に対して試験当日の「協会指定の顔写真付き身分証明書」の原本提示が義務付けられています。
| 有効な本人確認書類の例 | 不可となる書類・状態 |
|---|---|
| 生徒手帳・学生証(顔写真付き) | 顔写真が付いていない生徒手帳・学生証 |
| パスポート(有効期限内) | 有効期限が切れている身分証 |
| マイナンバーカード(個人番号カード) | マイナンバーの「通知カード」 |
| 運転免許証 | 身分証明書のコピーやスマートフォン等での画像表示 |
小学生や中学生などで写真付きの学生証が発行されていない場合は、パスポートやマイナンバーカードなどを事前に準備しておく必要があります。当日、有効な身分証明書を提示できない場合、試験当日に会場で手続きをして試験翌々日の午前9時30分までに画像をアップロードしないと「認証失格」(成績は無効)となるため細心の注意を払ってください。
当日の持ち物チェックリスト
- 受験票・本人確認票(所定のサイズの顔写真を貼付したもの)
- 協会指定の顔写真付き身分証明書(原本)
- 筆記用具(HBの黒鉛筆またはシャープペンシル、プラスチック消しゴム)
- 腕時計(通信機能や計算機能のないアナログまたはシンプルなデジタル時計。スマートウォッチや携帯電話のアラームは使用不可)
- 上履き・靴袋(会場の案内に「上履き必要」と記載がある場合のみ)
試験開始直前は混雑や交通機関の乱れが予想されるため、余裕を持って会場に到着できるよう移動ルートを事前に確認しておきましょう。
- 受験票・本人確認票顔写真を貼付したもの
- 顔写真付き身分証明書協会指定の原本のみ有効
- 筆記用具HB鉛筆またはシャープペンシル、消しゴム
- 腕時計通信機能のないシンプルな時計
- 上履き・靴袋会場案内に指定がある場合のみ
当日の持ち込み忘れを防ぐための確認リストです。
理解度チェック
Q1. 英検2級の一次試験免除制度に関する説明で正しいものは?
- 二次試験のみ受ける場合は検定料が半額になる
- 一次免除で出願しても支払う検定料は通常と同額
- 一次免除者は本会場での受験が禁止されている
- 一度支払った検定料は理由を問わず返還される
答えを見る
正解: B. 一次免除で出願しても支払う検定料は通常と同額
一次試験免除を適用して出願する場合でも、事務処理や会場運営コストが発生するため支払う検定料は正規の全技能受験料と同額です。
Q2. 試験当日に有効な本人確認書類として認められるものはどれ?
- マイナンバーの通知カード
- 顔写真が付いていない生徒手帳
- スマートフォンに保存した身分証明書の画像
- 有効期限内のパスポート原本
答えを見る
正解: D. 有効期限内のパスポート原本
英検2級では協会指定の顔写真付き身分証明書の原本提示が必要であり、有効期限内のパスポート原本が該当します。
Q3. 意見論述で「以下の2つの理由から賛成です」を表す文は?
- I agree with the idea for the following two reasons.
- He has sufficient ability to pass the exam.
- I disagree with this plan for several reasons.
- There are two problems with the following idea.
答えを見る
正解: A. I agree with the idea for the following two reasons.
本文のライティング対策にて「以下の2つの理由から、私はその考えに賛成です」の例文として紹介されています。
よくある質問
- Q. 英検2級の検定料はいくらですか?
- 英検2級の検定料は受験方式により異なります。個人で申し込む本会場、学校や塾などの準会場、PCで受験する英検S-CBTでそれぞれ個別の料金が設定されています。最新の金額は公式サイトで確認してください。
- Q. 一次試験免除だと検定料は割引されますか?
- 一次試験免除であっても検定料の割引や減額はありません。二次試験の面接官手配や個別管理コストが発生するため、通常受験と同額の正規検定料を支払う規定となっています。
- Q. 申込後に都合が悪くなった場合、返金されますか?
- 申込および支払い完了後は、体調不良や私用など受験者都合によるキャンセル・返金、試験回や会場の変更は協会の規約により一切認められていません。
- Q. 塾に通っていなくても準会場で受験できますか?
- 一般受験者の受け入れを実施している「一般受入準会場」であれば、塾生や在校生でなくても準会場料金で申し込んで受験することが可能です。
- Q. 英検2級の試験当日に必要な身分証明書は何ですか?
- 写真付き学生証・生徒手帳、パスポート、マイナンバーカード、運転免許証など、協会が指定する顔写真付き身分証明書の原本提示が必須です。コピーや写真画像は不可です。
2026年10月9日更新・モチタン辞典編集部
単語と例文をアプリで定着させるなら、単語アプリ「モチタン」単語アプリ「モチタン」なら、ゲームで覚えられます。まちがえた単語は苦手単語帳にまとまります。無料で試す