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英検2級証明書の再発行と2級Aの確認手順
英検2級の公的な提出書類は、賞状形式の「合格証書」ではなく、A4用紙の「合格証明書」または「英検CSEスコア証明書」です。賞状は再発行できませんが、合格証明書は1通1,200円で何度でも再発行できます。
「英検2級A」という独立した証明書は存在せず、CSEスコア2,150点以上が記載された証明書類がその効力を持ちます。2018年度以降の合格ならデジタル証明書の即時取得も可能です。
英検2級の書類4種と提出書類の判定
英検を受験した後に受け取る書類には複数の種類があります。提出先(大学・高校・企業など)が「英検2級の証明書を提出してください」と指定している場合、どの書類を指しているのかを正しく見極める必要があります。
英検の発行書類一覧と違い
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| 書類の正式名称 | 形状・体裁 | 再発行の可否 | 主な用途・公的提出 |
|---|---|---|---|
| 合格証書 | B4前後の賞状形式 | 不可 | 自宅保管・記念(入試提出は不可の場合が多い) |
| 個人成績表 | 各技能スコアが載った帳票 | 不可 | 本人の確認用・自己分析用 |
| 合格証明書(和文・英文) | 公印付きA4用紙(またはPDF) | 何度でも可能(1通1,200円) | 大学入試・高校入試・就活・昇進試験の公的証明 |
| 英検CSEスコア証明書 | CSEスコア内訳記載のA4用紙(またはPDF) | 何度でも可能(1通1,200円) | スコア基準(2級Aなど)を求める入試・出願 |
「合格証書(賞状)」と「個人成績表」は、試験合格時に送付される初期書類であり、一度紛失すると二度と再発行されません。一方、学校や企業が入試や選考で求める「公的な証明書」は、再発行が可能な「合格証明書」または「英検CSEスコア証明書」を指します。
提出書類の判定フローチャート
手元にある書類や募集要項の文言から、提出すべき書類を以下のように判断してください。
- 募集要項に「合格証明書」とある場合:公印が押されたA4の「合格証明書」を提出します。賞状のコピーでは不可とされる場合がほとんどです。
- 募集要項に「スコア基準」「CSEスコア」の記載がある場合:合否だけでなく各技能の点数が明記された「英検CSEスコア証明書」を提出します。
- 募集要項に「合格証書のコピー可」とある場合:手元の賞状形式の合格証書を白黒またはカラーコピーして提出できます。ただし原本提出を求められた場合は「合格証明書」の発行が必要です。
合格証明書と指定
- 公印付きA4合格証明書
スコア基準の指定
- 英検CSEスコア証明書
賞状コピー可と指定
- 合格証書のコピー
募集要項に記載された指定内容に合わせて適切な提出書類を選びます。
英検2級a証明書の発行仕様と条件
入試の優遇条件や推薦基準で「英検2級A」が指定されるケースが増えています。しかし、日本英語検定協会には「英検2級A合格証明書」という単独名称の書類は存在しません。
英検2級Aの定義と基準スコア
英検2級Aとは、英検2級に合格し、かつ4技能合計の英検CSEスコアが「2,150点以上」に達している状態を指します。2級の合格基準スコアは1,980点ですが、準1級の合格基準スコア(2,304点)に近い高い英語力を証明する指標として、主に大学入試の総合型選抜や学校推薦型選抜で採用されています。
証明書類における「2級A」の表記位置
「英検2級A」を対外的に証明する方法は以下の2つです。
- 個人成績表またはデジタル証明書:「英検2級 合格(2級A)」のように、合否欄の横に「2級A」と明記されます。
- 英検CSEスコア証明書:スコア欄に「英検CSEスコア合計 2,150点以上」が記載されていることで、2級Aの要件を満たしていることが客観的に証明されます。
入試要項に「英検2級Aの証明書」と書かれている場合は、「英検CSEスコア証明書」または「2級Aと印字されたデジタル合格証明書/紙の合格証明書」のいずれかを提出します。出願先に合わせて、CSEスコアの数値が印字される形式の証明書を用意することが確実です。
2級Aは2級合格基準を大きく上回り準1級合格に近いスコア水準です。
次の疑問2級Aの判定基準や優遇措置を詳しく知りたい方は、英検2級Aの基準スコアとメリットで確認できます。
出願締切別のアクション手順
出願締切や選考日が目前に迫っている場合、書類の用意が間に合うかどうかを冷静に判断する必要があります。締切までの日数に応じた行動手順は以下の通りです。
締切まで「即日〜2日」しかない場合
紙の証明書を郵送で受け取ることは物理的に間に合いません。以下の手順を直ちに実行してください。
- 受験年度を確認する:2018年度以降の受験であれば、英検の公式受験者マイページから「デジタル合格証明書」または「デジタルCSEスコア証明書」が即時にオンライン発行・PDFダウンロードできます。
- 提出先の要項を確認する:募集要項に「PDF印刷可」または「デジタル提出可」とある場合、ダウンロードしたPDFを印刷、もしくは指定ポータルサイトにアップロードして完了です。
- 紙の原本が必須の場合:提出先(大学の入試課や企業の採用担当)へ直ちに電話で連絡します。「英検2級に合格しており、再発行手続き中である」旨を伝え、証明書番号の控えやマイページの画面印刷の仮提出で猶予が認められるか相談してください。
締切まで「1週間〜2週間」ある場合
紙の合格証明書の発行が通常スケジュールで間に合う範囲です。
- 英検公式サイトのWeb申請フォームから「紙の合格証明書」の再発行を申請します。
- 支払いは即時処理されるクレジットカード決済を選択します。
- 通常は約1週間〜10営業日で自宅に郵送されます。速達オプションは郵便局の配達日数を短縮するものであり、協会の発行処理日数そのものは短縮されない点に留意してください。
提出先への直送は不可
英検協会から学校や企業などの提出先へ直接書類を郵送するサービスはありません。証明書は必ず受験者本人の住所宛てに送付されるため、手元に届いた後に自分で提出書類一式と同封して送る必要があります。
即日〜2日の場合
- 2018年以降ならデジタル即時発行
- 要項確認の上PDF印刷か提出
- 紙原本必須なら提出先へ猶予相談
1週間〜2週間の場合
- Web申請フォームから紙を再発行
- 決済は即時処理のクレカを選択
- 約1週間〜10営業日で自宅へ郵送
締切までの残り日数に応じて選択すべき発行手段や対応が異なります。
合格証明書の再発行手順と申請方法
英検2級の合格証明書を取得する方法には、「デジタル証明書(無料・即時)」「Web申請(有料・紙郵送)」「郵送申請(有料・紙郵送)」の3種類があります。
1. デジタル合格証明書(2018年度以降の受験分)
2018年度以降に受験した履歴がある場合は、英検サービスセンターのマイページからデジタル証明書を発行できます。
- 手数料:無料
- 発行形態:改ざん防止機能付きPDFファイル
- 利用手順:マイページへログイン後、「合格証明書・スコア証明書の発行」メニューから対象回次を選択し、即時ダウンロードします。
2. Webからの紙証明書申請(有料)
公印の押された紙の原本が必要な場合で、クレジットカード決済を利用する際に最適です。
- 英検公式サイトの「合格証明書の再発行」ページにアクセスします。
- 必要事項(氏名、生年月日、受験回次、郵便番号、住所等)を入力します。
- 和文証明書か英文証明書かを選択し、必要部数を指定します。
- クレジットカード等で決済を完了します。
3. 郵送による紙証明書申請(有料)
クレジットカードを利用しない場合や、公式サイトからWeb申請ができない環境の場合に利用します。
- 公式サイトより「合格証明書交付願」を印刷し、必要事項を記入します。
- 発行手数料(1通あたり1,200円)を「定額小為替」または「現金書留」で準備します。
- 返信先住所を記入した返信用封筒や本人確認書類のコピーを同封のうえ、英検協会サービスセンター宛てに送付します。

発行費用と手元に届くまでの所要日数
合格証明書の再発行にかかる費用と日数は、申請区分によって決まっています。試験前後の繁忙期は通常より時間がかかる場合があるため、余裕を持った手続きが必要です。
発行手数料と支払い方法の一覧
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| 証明書の種類 | 発行媒体 | 手数料(1通) | 主な決済方法 |
|---|---|---|---|
| デジタル合格証明書 | PDF電子データ | 無料 | — |
| 紙の合格証明書(和文) | 公印付き専用紙 | 1,200円 | クレジットカード、コンビニ決済、現金書留 |
| 紙の合格証明書(英文) | 公印付き専用紙 | 1,200円 | クレジットカード、コンビニ決済、現金書留 |
| 紙の英検CSEスコア証明書 | 公印付き専用紙 | 1,200円 | クレジットカード、コンビニ決済、現金書留 |
手元に届くまでの日数目安
紙の証明書を申請した場合、申し込み手続きの完了から自宅に届くまでは通常約1週間〜10営業日を要します。
- 11月〜1月の繁忙期:高校入試・大学入試の出願時期が重なるため、発行手続きが混み合い、通常よりも日数が延びる傾向があります。
- 速達の扱い:返送方法として速達を希望できる場合がありますが、これは日本郵便の配送区間が短縮されるのみで、協会内での証明書印刷・封入処理の日数は短縮されません。
受験番号や合格年度を忘れた場合の照会
高校生の頃など数十年前に英検2級に合格し、受験番号や合格年度が手元に残っていない場合でも、合格記録がデータベースに残っていれば合格証明書の発行は可能です。
合格記録の照会に必要な情報
受験番号が分からなくても、以下の情報が一致すれば英検協会側で照会が通ります。
- 合格当時の氏名(改姓している場合は旧姓)
- 生年月日(西暦・和暦)
- 合格したおおよその年代・年数(例:「1995年〜1998年頃の高校在学中」など)
- 当時の受験地・本会場・準会場名(通っていた学校名など)
- 当時の登録住所や電話番号
照会と再発行の手順
- 協会窓口への事前相談:受験番号や年度が完全に不明な場合、まずは英検サービスセンターに電話で相談するか、照会用の問い合わせフォームから確認を依頼します。
- 本人確認書類の用意:氏名変更(改姓)がある場合は、旧姓と現在の氏名のつながりが証明できる公的書類(戸籍抄本など)の提示を求められることがあります。
- 交付願の記入と送付:受験番号欄を空欄または「不明」とした上で、把握できている限りの受験情報と本人確認書類のコピー、手数料1,200円分を同封して郵送で正式申請します。
電話や問い合わせフォームで確認を依頼
改姓時は旧姓とのつながりを示す書類を準備
受験番号を空欄とし必要書類と同封して郵送
受験番号や合格年度が不明でも3つの手順で照会と再発行が可能です。
願書や履歴書への正しい書き方と有効期限
英検2級および2級Aの資格を願書や履歴書に記載する際は、略称を使わず正式名称で記載します。
履歴書・エントリーシートの記載例
一般企業の履歴書や公的書類における正しい表記ルールは以下の通りです。
- 2級合格の場合:「実用英語技能検定 2級 取得」
- 2級Aをアピールする場合:「実用英語技能検定 2級(2級A・CSEスコア2180) 取得」
- 英語表記(英文履歴書・レジュメ)の場合:Passed the EIKEN Test in Practical English Proficiency, Grade 2(実用英語技能検定2級合格)
取得年月日の数え方
取得年月日は「受験した日」ではなく、「合格認定日」を記載します。合格証書や合格証明書に記載されている認定年月を確認してください。不明な場合は合格証が手元に届いた月次を記載します。
合格実績の有効期限に関するルール
英検という資格そのものに有効期限はありません。一度2級に合格すれば、生涯にわたって「英検2級取得」を履歴書に記載できます。
ただし、提出先の組織(大学の入試要項など)が「出願から過去2年以内に受験した証明書に限る」といった独自の出願制限を設けている場合があります。
この制限は証明書の有効期限ではなく、提出先が定める「スコアの有効期間」であるため、必ず各校の募集要項を確認してください。
入試での利用条件を詳しく知りたい方は、英検の有効期限と大学入試の解説も参考にしてください。
次の疑問就職活動などでアピールしたい場合は、英検2級の履歴書での書き方を合わせて確認しておくと安心です。
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理解度チェック
Q1. 英検2級Aを満たすための基準として正しいものはどれですか。
- CSEスコアが1,980点以上
- CSEスコアが2,150点以上
- 準1級の合格基準点である2,304点
- 単独の2級A合格証明書の発行を受ける
答えを見る
正解: B. CSEスコアが2,150点以上
英検2級Aとは、2級に合格し、4技能合計の英検CSEスコアが2,150点以上に達している状態を指します。
Q2. 英文履歴書に実用英語技能検定2級合格を書く適切な表現は?
- Passed the Practical Grade 2 English
- Got the EIKEN Grade 2 Certificate
- Passed the EIKEN Test in Practical English Proficiency, Grade 2
- Certified EIKEN Test Grade 2 Proficiency
答えを見る
正解: C. Passed the EIKEN Test in Practical English Proficiency, Grade 2
英文履歴書への正しい表記例として「Passed the EIKEN Test in Practical English Proficiency, Grade 2」が挙げられています。
Q3. 紙の合格証明書の発行や配送に関する注意点はどれですか。
- 速達を利用すれば協会の発行処理日数も短縮される
- 再発行手続きをすれば提出先へ直接郵送してもらえる
- 証明書は必ず本人の住所宛てに送付され直送は不可
- 紛失した場合でも賞状形式の合格証書は再発行できる
答えを見る
正解: C. 証明書は必ず本人の住所宛てに送付され直送は不可
協会から提出先への直送サービスはなく、証明書は必ず受験者本人の住所宛てに送付されるため、自分で提出先に送る必要があります。
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よくある質問
- Q. 英検2級A証明書という単独の書類はありますか?
- 単独の書類はありません。英検2級に合格しCSEスコア2,150点以上を取得している場合、合格証明書や成績表、CSEスコア証明書にその旨や点数が明記され、それが証明書類となります。
- Q. 合格証明書を大学へ直接郵送してもらえますか?
- 直接の郵送はできません。英検協会からの送付先は受験者本人の住所に限られます。手元に届いた証明書をご自身で出願書類に同封して提出してください。
- Q. 30年以上前の合格でも証明書は再発行できますか?
- 可能です。受験番号が不明でも、当時の氏名、生年月日、おおよその受験年、学校名などの情報から協会で照会できれば、1通1,200円で紙の合格証明書が再発行されます。
- Q. 合格証書(賞状)を紛失したのですが再発行できますか?
- 賞状形式の合格証書は再発行できません。公的な証明が必要な場合は、何度でも発行可能なA4用紙の「合格証明書」を申請して提出書類として利用してください。
- Q. デジタル合格証明書は印刷して提出できますか?
- 提出先がPDF印刷物の提出を認めている場合は利用可能です。提出先によっては原本(公印付きの紙の証明書)を義務付けている場合があるため、募集要項の事前確認が必要です。
2026年10月9日更新・モチタン辞典編集部