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英検合格証明書の種類と発行手順・届く日数・デジタル証明書
英検の合格証明書は、試験合格後に有料で追加・再発行できる公的な証明書類であり、賞状形式の合格証書や個人成績表とは異なります。紙の証明書は申請から手元に届くまで通常1週間から10営業日程度かかりますが、Web出願に対応したデジタル証明書であれば受験者マイページから即時に発行・共有が可能です。
提出先の募集要項で「合格」と「CSEスコア」のどちらが求められているかを確認し、適切な書類を選択してください。

提出先で迷わない目的別書類ナビと判定フロー
入試や就職活動の出願書類を準備する際、手元にある書類のどれを提出すればよいか迷う受験者は少なくありません。募集要項の文言によって、提出すべき書類の種類は厳密に指定されています。指定と異なる書類を提出すると、最悪の場合、出願書類の不備として受理されないリスクがあります。
まずは、手元の募集要項に書かれている指定の表現から、必要な書類を判定しましょう。
| 募集要項の文言・指定条件 | 提出すべき書類 | 主な利用場面 |
|---|---|---|
| 「合格証明書(原本またはコピー)」 | 英検合格証明書(和文または英文) | 高校入試、大学入試(出願資格確認)、就職活動 |
| 「英検CSEスコア証明書」またはスコア指定 | 英検CSEスコア証明書 | 大学入試(英語外部試験利用入試、得点換算など) |
| 「Web出願システム上でキーを入力」 | デジタル証明書(共有キー/照会キー) | 大学・高校のオンライン出願システム |
| 「合格証書のコピー可」 | 合格証書(賞状)のコピー | 一部の推薦入試、社内昇進・資格手当申請 |
提出先の指示を確認する際は、以下のステップで順に判定してください。
- ステップ1:出願条件が「○級合格」か「CSEスコア○点以上」かを確認します。合否のみが問われる場合は「合格証明書」、特定のスコア基準が指定されている場合は「英検CSEスコア証明書」が必要です。
- ステップ2:提出形式が「紙の原本・コピーの郵送」か「Web出願画面でのオンライン連携」かを確認します。Web出願で共有コードの入力を指示されている場合は、紙ではなくデジタル証明書を用意します。
- ステップ3:提出先が定める証明書の有効期限を確認します。日本英語検定協会自体は資格の有効期限を設けていませんが、提出先が「受験後2年以内」などの独自基準を指定している場合があります。
英語の募集要項や留学手続きでは、合格証明書は official score report(公式スコアレポート)や certificate of passing(合格証明書)と表記されます。
例えば、Applicants must submit an official certificate of passing.(志願者は公式の合格証明書を提出しなければならない)といった指示がある場合は、個人成績表ではなく合格証明書の英文版を発行して提出します。
級合否のみか、CSEスコア基準が必要かを確認
紙の郵送か、Web出願画面でのオンライン連携かを確認
提出先が定める受験後2年以内等の独自基準を確認
募集要項の条件から提出すべき証明書を3段階で判定する流れです。
次の疑問提出する書類の種類だけでなく、出願先が認める英検の有効期限と入試での利用基準についてもあらかじめ確認しておくと安全です。
手元に届く4つの書類の違いと再発行の可否
英検を受験して合格すると複数の書類を目にすることになりますが、それぞれ法的な位置づけや用途が異なります。日本英語検定協会が発行する書類は、主に以下の4種類に分類されます。
表は横にスクロールできます →
| 書類の正式名称 | 初回発行 | 再発行の可否 | 主な記載内容と役割 |
|---|---|---|---|
| 合格証書(賞状) | 合格時に自動送付 | 再発行不可 | 合格の栄誉を称える賞状形式の書面。保管・記念用 |
| 個人成績表 | 受験後に自動送付 | 再発行不可 | 各技能の得点、合否、CSEスコアの詳細な内訳 |
| 英検合格証明書 | 初回到達または申請 | 有料で再発行可能 | 公式な合格の事実のみを証明する対外提出用書面(和文・英文) |
| 英検CSEスコア証明書 | 申請により発行 | 有料で再発行可能 | 全技能のCSEスコアを公式に証明する対外提出用書面 |
最も注意すべき点は、合格証書(賞状)と個人成績表は紛失しても二度と再発行ができないという規則です。これらを紛失してしまい、外部機関へ提出を求められた場合は、代替書類として「合格証明書」または「英検CSEスコア証明書」を申請・発行して提出することになります。
合格証明書と英検CSEスコア証明書の使い分け
再発行可能な2つの公的証明書には、それぞれ明確な役割分担があります。
- 英検合格証明書:「当該の級に正式に合格したこと」を証明する書類です。A4サイズの専用用紙に認証印が印刷されており、入試や公務員試験、企業の採用選考などで広く活用されます。和文と英文の2種類が存在します。
- 英検CSEスコア証明書:「各技能の具体的なCSEスコアおよびトータルスコア」を証明する書類です。大学入試の一般選抜や総合型選抜などで、「英検2級以上、かつCSEスコア各技能○点以上」のように細かなスコア基準が設けられている場合、合格証明書ではなくこちらを提出しなければ要件を満たせません。合否に関わらず、スコアそのものを証明するために発行することも可能です。
英文での証明書を求められた場合、Can I have a certificate of result issued in English?(英文の成績証明書を発行してもらえますか?)という表現が使われます。
大学や企業への提出時は、募集要項に「成績表」「証明書」とあっても、原則として公的な「合格証明書」または「英検CSEスコア証明書」の原本を用意するのが最も確実な対応です。
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英検合格証明書はいつ届く?発送日数と日程逆算
紙の合格証明書を追加・再発行する場合、申し込み手続きを完了してから手元に書類が届くまでの標準的な日数を把握しておくことが不可欠です。特に出願締切が迫っている時期は、配達までのスケジュールを綿密に逆算しなければなりません。
通常時の発行・郵送スケジュール
紙の合格証明書および英検CSEスコア証明書は、日本英語検定協会にて申請と手数料の決済が確認された後、順次印刷・発送されます。
- 通常の所要日数:申し込み手続きの完了から手元に届くまで、通常1週間から10営業日程度かかります。
- 土日祝日の取り扱い:協会の休業日や郵便事情により、連休を挟む場合はさらに日数を要することがあります。
- 発送方法:通常便の場合は普通郵便で発送されます。
入試繁忙期(11月〜1月頃)の遅延リスク
高校入試や大学入試の出願が集中する11月から1月頃の繁忙期は、全国から証明書の発行申請が殺到するため、通常よりも作成や発送に日数を要する場合があります。この時期に出願を控えている受験生は、締切の直前ではなく、出願の2週間から1カ月以上前には発行申請を済ませておくのが賢明です。
速達オプションの正しい理解と注意点
急ぎで証明書を受け取りたい場合、申請時に速達での返信・送付を希望することができます。ただし、速達利用には重要な注意点があります。
- 短縮されるのは郵送日数のみ:速達オプションを適用しても、日本英語検定協会側での証明書作成・印刷期間そのものが即日に短縮されるわけではありません。短縮されるのは郵便局による輸送期間のみです。
- 即日受取は不可:協会窓口での直接受け渡しや、即日発行サービスは行われていません。そのため、申請当日に紙の証明書を直接手に入れる手段は存在しません。
スケジュールを立てる際は、Please allow about two weeks for delivery.(配達まで約2週間を見込んでおいてください)という意識を持ち、十分な余裕を確保してください。
どうしても紙の郵送が締切に間に合わない緊急時は、後述する「デジタル証明書」の提出や、出願先への事前相談を検討します。
手元に届くまで通常1週間から10営業日程度かかる
11月〜1月頃は申請殺到のため通常より日数を要する
短縮されるのは郵送日数のみで作成期間は短縮されない
協会の窓口受取や即日発行サービスは存在しない
紙の証明書を取り寄せる際に把握しておくべき所要日数と注意点です。
紙の合格証明書の発行・再発行申請手順と手数料
紙の合格証明書や英検CSEスコア証明書を取得するには、「Webマイページからの申請」または「郵送による申請」のいずれかを行います。手続きの迅速さと利便性の観点から、基本的にはWeb申請を推奨します。最新の日程・料金は実施団体の公式サイトで確認してください。
方法1:受験者マイページからのオンライン申請(推奨)
インターネット上の受験者マイページ(生涯学習アカウント)にログインして申請を行う方法です。画面の案内に沿って必要事項を入力するだけで完結します。
- 受験者マイページにログインします。過去の受験履歴が連携されていることを確認してください。
- メニュー内の「証明書発行」を選択し、発行を希望する書類(合格証明書の和文・英文、または英検CSEスコア証明書)と必要部数を指定します。
- 送付先の住所・氏名・連絡先を入力します。
- 所定の発行手数料と送料を、クレジットカードまたは指定のオンライン決済手段で支払います。
- 決済完了後、受付完了メールが届き、順次発送処理が行われます。
方法2:郵送による申請(マイページが使えない場合)
過去の古い受験回でマイページに情報が登録されていない場合や、Web環境が利用できない場合は、郵送による申請書類一式を送付して手続きを行います。
| 必要書類・同封物 | 内容と留意点 |
|---|---|
| 合格証明書再発行申請書 | 協会の公式サイトからダウンロードして印刷し、氏名、生年月日、受験回、受験地、級などを記入 |
| 身分証明書のコピー | 健康保険証、運転免許証、パスポート、マイナンバーカード表面などのコピー |
| 発行手数料 | 現金書留にて送付。普通為替や切手での支払いは不可 |
| 返信用封筒(指定がある場合) | 送付先住所・氏名を明記し、規定の切手(速達希望時は速達分の切手)を貼付 |
郵送申請の場合、申請書と手数料が現金書留で協会に到着してから処理が開始されるため、Web申請と比べてさらに往復の郵送日数が加算されます。提出期限までの日数に十分配慮してください。
受験番号や合格証番号が不明な場合の対処法
「過去に何級を取得したか覚えているが、受験番号や合格証番号がわからない」という場合でも、個人情報照会によって発行申請が可能です。氏名、生年月日、受験当時の住所や電話番号、おおよその受験年・合格回(第○回など)を申請書に記載することで、協会側のデータベースと照合が行われます。
完全に一致する情報が見つかれば、問題なく証明書が発行されます。

スコア証明書の発行時期については、英検スコア証明書はいつ届く?で詳しく確認できます。
英検デジタル証明書とは?取得手順とWeb出願の提出方法
日本英語検定協会では、従来の紙の証明書に加えてオンライン上で完結する「デジタル証明書」の仕組みを導入しています。紙の郵送を待つ必要がなく、発行手続きを行えばマイページ上で即時に確認・出力できる利便性があります。
デジタル証明書の基本特徴と紙との違い
デジタル証明書には、紙の証明書と比べて以下のような特徴があります。
- 発行手数料:受験者マイページからの閲覧および共有キーの発行は、追加の発行手数料なしで利用可能です。
- 対象範囲:制度が整備された定められた年度以降に実施された公開会場試験やS-CBTなどの受験結果が対象となります。それ以前の古い試験結果については、紙の合格証明書の発行を申請する必要があります。
- 改ざん防止技術:電子署名や検証システムが組み込まれており、紙の証明書と同等の真正性が担保されています。
Web出願での提出手順と「共有キー」の使い方
大学や高校のWeb出願システム(オンライン出願)では、紙の証明書を郵送する代わりに、デジタル証明書の「共有キー(照会キー)」を入力する形式が普及しています。
- 受験者マイページにログインし、「デジタル証明書」のメニューを開きます。
- 提出したい受験回の成績を選択し、「共有キー発行」ボタンを押下します。
- 画面上に英数字の共有キーと有効期限が表示されます。
- 出願先のWeb出願画面にある「英検成績連携」や「外部検定コード入力欄」に、発行された共有キーを正確にコピー&ペーストして登録します。
- 出願先の大学・高校側がそのキーを用いて協会の専用システムへアクセスし、受験者のスコアや合否を直接照会・確認します。
英語でキーを入力する指示がある場合、Please enter your verification key in the application portal.(出願ポータルに照会キーを入力してください)と案内されます。
提出先が紙の原本郵送を義務付けているのか、Web上でのデジタル照会を認めているのかを、必ず出願要項で事前に確認してください。
マイページにログインしデジタル証明書メニューを開く
提出する成績を選び共有キー発行ボタンを押下
画面上の英数字の共有キーと有効期限を確認
Web出願画面の外部検定コード入力欄にキーを登録
大学・高校側が専用システムからスコア・合否を照会
デジタル証明書の共有キーを発行し、出願先へ連携する手順です。
英検バッジ(オープンバッジ)の仕組みと証明書との違い
英検の受験結果に関連して、「英検 バッジ」または「オープンバッジ」という言葉を耳にする機会が増えています。これは国際標準規格に準拠したデジタルバッジであり、自身の英語力をオンライン上で可視化・証明するための新しいツールです。
オープンバッジの定義と役割
英検のオープンバッジは、一般社団法人オープンバッジ・ネットワークのプラットフォーム等を通じて受領するデジタル証明の一種です。画像ファイルの中に、取得した級、合格日、発行元(公益財団法人 日本英語検定協会)、スキルの詳細情報が暗号化されてメタデータとして埋め込まれています。
クリックするだけで発行元の正当性や内容の改ざんがないことを誰でも即座に検証できるため、海外を中心に急速に普及しています。
オープンバッジの具体的な使い道
英検バッジの主な利用場面は以下の通りです。
- SNSやプロフィールの掲載:ビジネス向けSNSや個人のウェブサイト、ポートフォリオにバッジ画像を掲載し、自身の英語力を客観的にアピールできます。
- デジタル履歴書(レジュメ)への添付:メールの署名欄や電子版の履歴書にバッジの検証用リンクを貼り付けることで、採用担当者がワンクリックで資格保有を確認できます。
- 学習モチベーションの維持:級が上がるごとにコレクションのようにバッジが蓄積され、学習の進捗を視覚的に実感できます。
公式な合格証明書との決定的な違い
オープンバッジは優れたアピールツールですが、高校入試や大学入試における正式な出願書類としては原則利用できません。
| 項目 | 英検合格証明書(紙/デジタル) | オープンバッジ(デジタルバッジ) |
|---|---|---|
| 主な目的 | 公的機関・学校への正式な資格証明・出願 | SNS・Web履歴書でのスキル公開・自己アピール |
| 学校・入試での受付 | 正式な提出書類として受理される | 原則として出願書類としては受理されない |
| 形式 | A4用紙の書面、または専用の共有キー | メタデータが埋め込まれた画像データおよび公開URL |
| 発行元検証 | 紙面印影、または公式データベース照会 | オープンバッジ検証基盤による電子照会 |
履歴書でバッジを示す際は、I earned an open badge for passing the EIKEN Grade 2.(英検2級合格のオープンバッジを取得しました)のように表現できます。
入試や公的な手続きでは必ず「合格証明書」または「英検CSEスコア証明書」を提出し、バッジはポートフォリオやビジネスSNSでのスキル提示用として使い分けましょう。
2級の証明書発行については、英検2級合格証明書・英検2級A発行手順も参考にしてください。
高校・大学入試・就活での失敗を防ぐチェックリスト
英検の証明書類の取り扱いミスによる出願不備を防ぐため、提出直前に確認すべき重要事項をまとめました。特に締切直前のトラブルは取り返しがつかない事態を招くため、チェックリストを活用して安全な出願を行ってください。
提出前のセルフチェックリスト
- 指定書類の種類の確認:募集要項に書かれているのは「合格証明書」ですか、それとも「CSEスコア証明書」ですか。スコア基準がある場合はCSEスコア証明書が必要です。
- 原本かコピーかの確認:「原本に限る」と指定されている場合、コピーを郵送すると受理されません。複数校に出願する場合は、あらかじめ出願校の数に合わせて必要部数を申請してください。
- 有効期限の基準:英検協会自体には資格の失効期限はありませんが、大学・提出先ごとに「出願締切日より2年以内に受験したもの」「高校在学中に取得したもの」といった独自ルールが定められていないか確認しましたか。
- 登録氏名・漢字の確認:証明書に印字された氏名や生年月日が、出願書類の記載と完全に一致していますか。改姓や表記ゆれがある場合は、事前に訂正申請や証明書類の添付が必要です。
出願締切まで時間がない場合の緊急度別対応策
| 締切までの残り日数 | 推奨される緊急アクション |
|---|---|
| 締切まで2週間以上 | Webマイページから紙の合格証明書・CSEスコア証明書を通常申請(速達付加も検討) |
| 締切まで1週間〜数日 | 出願先がデジタル証明書(共有キー)に対応しているか至急確認。Web連携が可能なら即時発行して登録 |
| 締切直前(紙が必要) | 自力での解決は困難なため、出願先の入試課・採用担当窓口へ直ちに電話相談。発行申請中である旨を伝え、指示を仰ぐ |
出願先に証明書の発行中であることを説明する場合、My official certificate is currently being processed by the testing organization.(公式な証明書は現在、試験実施団体にて発行手続き中です)と伝えます。
無断で書類を遅延させたりコピーを送ったりするのではなく、事前の相談と正確な書類手配を徹底してください。
- 指定書類の種類の確認合格証明書かCSEスコア証明書か
- 原本かコピーかの確認原本指定なら必要部数を申請したか
- 有効期限の基準確認2年以内など提出先独自の期限内か
- 登録氏名・漢字の確認出願書類の記載と完全に一致しているか
書類の不備を防ぐために提出直前に確認すべき4つの項目です。
高校での原本証明の取得手順とコピー提出の注意点
入試要項で「原本証明済みのコピー」と指定されている場合、自分でコピーした用紙をそのまま提出しても無効になります。原本証明とは、高校などの公的な第三者が原本と相違ないことを確認し、学校の公印を押印して証明する手続きです。
高校(母校)で原本証明を取得する手順
- 必要書類の準備:手元の「合格証書」または「個人成績表」の原本と、等倍(100%)でA4用紙に印刷したコピーを用意します(予備を含め2〜3部)。
- 窓口へ依頼:高校の担任教諭、進路指導部、または事務室窓口に原本証明の依頼を伝えます。
- 原本との照合と押印:担当者が原本とコピーを照合し、コピーの余白に証明文、日付、学校名、学校長印(職印)が押印されます。
- 出願書類へ同封:証明印が押されたコピーを出願書類に同封し、手元の原本は返却してもらって保管します。
既卒生(浪人生)が母校に依頼する場合は、事前に電話でアポイントを取ってから訪問してください。なお、単に「コピー可」と指定されている場合は、拡大・縮小をせず等倍で文字や印影が鮮明に読めるようA4用紙に印刷して提出します。
不合格でもスコア基準を満たす場合の書類と質問例文
級の合否ではなく「英検CSEスコア〇〇点以上」という基準が指定されている入試では、試験自体は不合格でもスコア基準を満たしているケースがあります。
不合格の場合は「合格証明書」が発行されませんが、合否に関わらず各技能の点数が明記される「英検CSEスコア証明書」(紙の原本またはデジタル証明書)を発行して提出書類として利用できます。
出願資格に「合否は問わない」と明記されていれば、不合格のスコア証明書でも正式に受理されます。
大学入試課へ確認する際の質問例文
要項の記載から判断がつかない場合は、出願前に大学の入試担当窓口へ電話で確認することをおすすめします。
- 合否不問の確認:「募集要項に英検CSEスコア〇〇点以上とありますが、級自体は不合格でスコア基準のみを満たしている場合でも出願要件として認められますでしょうか?」
- 提出書類の種類の確認:「その場合、提出する書類は『英検CSEスコア証明書』の原本、または個人成績表の原本証明コピーのどちらが適切でしょうか?」
出願書類・履歴書への正しい転記手順
入試の出願書類(WEB出願を含む)や企業の履歴書に英検の成績を記載する際は、合格証明書の表記通りに正確に転記します。
| 出願書類・履歴書の記入欄 | 合格証明書から転記する箇所 | 記入例(2級の場合) |
|---|---|---|
| 免許・資格名(級) | 検定名および合格級 | 実用英語技能検定 2級 合格 |
| 取得年月(合格年月) | 合格年月日(一次・二次通過日) | 2024年11月(または2024年11月10日) |
| 総合スコア(CSEスコア) | 英検CSEスコア 合計(Total) | 2150 |
| 技能別スコア(R/L/W/S) | 各技能欄のスコア値 | R: 540 / L: 535 / W: 545 / S: 530 |
| 証明書番号・認証コード | 証明書右上の番号 | A1234567890 |
履歴書へ記載する際は、略称の「英検」ではなく正式名称の「実用英語技能検定」と記載するのがビジネスマナーです。合格年月は受験した日ではなく、証明書に記載されている合格年月日を記入してください。
なお、2016年以前に取得した証明書には英検CSEスコアが記載されていないため、提出先がスコア提出を義務付けている場合は利用できないことがあります。
英検バンドとCEFRレベルの読み解き方
合格証明書には、合否判定に加えて英語力を多角的に示す指標が記載されています。
英検CSEスコアと英検バンドの見方
英検CSEスコアは技能ごとの満点が均等に設定されており、大問ごとの配点は固定されていません。ひとつの技能で満点を取っても、他の技能が極端に低いと合格基準点に届かない仕組みになっています。
合格基準点からの距離を表す指標が「英検バンド」です。合格基準点を「±0」とし、25点刻みで表示されます。
- 例:GP2 +3(準2級合格。合格ラインより51点〜75点高いスコア)
- 例:G2 -1(2級不合格。合格ラインまであと1点〜25点足りないスコア)
「G」は級、「P」は準を指し、プラスの数値が大きいほど上位級に近い実力があると判断できます。
CEFRレベルの対照
世界標準規格であるCEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)との対照の目安は以下の通りです。
| CEFRレベル | 英検該当級の目安 | 実用的な英語力の目安 |
|---|---|---|
| A1 | 3級(CSE 1400〜) | 簡単な日常会話や身近な表現が理解できる |
| A2 | 準2級(CSE 1700〜) | 日常的な身の回りの事柄についてやりとりができる |
| B1 | 2級(CSE 1950〜) | 仕事や学校など身近な話題で要点を理解し意思表示できる |
| B2 | 準1級(CSE 2300〜) | 抽象的な話題でも議論を理解し、自然な表現ができる |
| C1 | 1級(CSE 2600〜) | 複雑で高度な内容を流暢に理解し、柔軟に論述できる |
証明書をコピー提出する際の要件と注意点
合格証明書がコピー(写し)でよいかは、提出先(学校や企業)の規定によって異なります。
| 提出先 | 原本・コピーの要件 | 注意事項 |
|---|---|---|
| 高校入試(公立・私立) | コピー可が多い | 学校長の原本証明や、出願時に原本提示を求められる場合あり |
| 大学入試(一般・推薦) | 原本提出が主流(コピー不可の大学多数) | 追加発行した「英検CSEスコア証明書」の提出が必要な場合が多い |
| 就職活動・公務員試験 | コピー可、または提示のみ | 内定承諾後や最終面接時に原本提示を求められるケースあり |
| 中学入試 | コピー可が多い | 出願書類に添付、面接時に原本を持参させる学校あり |
コピー提出が認められている場合でも、拡大・縮小を行わずA4等倍で鮮明に印刷してください。両面に印刷がある場合は裏面の注記も含めてコピーし、証明書番号や公印の印影が潰れないよう注意が必要です。
大学入試で注意すべき有効期限の指定パターン
英検の資格そのものには法的な有効期限がなく生涯有効ですが、大学入試などでは現在の実用英語力を測る目的から「出願基準としての有効期限」が個別に定められます。資格の生涯有効性と出願資格の期限は異なるため、募集要項の指定条件を確認する必要があります。
大学入試で頻出する有効期限の指定パターン
| 募集要項の記載パターン | 有効とされる範囲の具体例 | 主な注意点 |
|---|---|---|
| 出願期日から2年以内に受験・取得 | 出願締切が11月の場合、2年前の11月以降に受験した試験 | 合否発表日ではなく「受験日」を基準とする大学があるため確認が必要 |
| 高等学校入学以降に取得した成績 | 高校在籍中(3年間)に受験して得た合格実績 | 中学在学時に取得した2級や準1級は出願書類として利用できない |
| 過年度成績の利用不可(現役生のみ対象) | 出願年度内に実施された試験のスコアのみ | 高1や高2で取得した成績が使えず、直前期の再受験が必要になる |
| 有効期限の指定なし | 取得時期を問わず、合格証明書の提出により認定 | 過去に取得した実績がそのまま加点や出願資格として認められる |
募集要項を確認する際は、基準となる日付が「出願締切日」なのか「試験実施日」なのか、また判定基準が「受験日」なのか「合否判定日」なのかを必ず確認してください。
締切直前の緊急対応と改姓時の証明書提出
出願締切直前に証明書の不足や紛失に気づいた場合や、受験時と氏名が異なっている場合は、以下の手順で冷静に対処してください。
出願締切直前のトラブル対応
出願締切の1週間前から数日前など、紙の郵送が間に合わない危険性が高まった際は、出願先大学の入試課へ電話で連絡を取ってください。「合格証明書の再発行を申請中であること」を証明する控えや、マイページの合否結果画面の印刷物で一時的に仮提出が認められるか相談します。
氏名変更(改姓)がある場合の手続き
改姓や戸籍上の変更により過去の受験時と現在の氏名が異なる場合は、そのまま提出すると本人確認が取れず書類不備となることがあります。協会所定の手続きに従い、改姓の事実を証明する公的書類(戸籍抄本等)を添えて登録情報の訂正申請を行ってください。
入試直前で訂正が間に合わない場合は、現在の氏名が記載された証明書が届くまでの間、旧姓の証明書に戸籍抄本を添えて出願先へ提出することで同一人物であることを証明する対応が一般的です。
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理解度チェック
Q1. 紛失した場合に二度と再発行ができない書類の組み合わせは?
- 英検合格証明書と個人成績表
- 合格証書(賞状)と英検CSEスコア証明書
- 合格証書(賞状)と個人成績表
- 英検合格証明書と英検CSEスコア証明書
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正解: C. 合格証書(賞状)と個人成績表
本文では、合格証書(賞状)と個人成績表は紛失しても二度と再発行ができないと説明されています。合格証明書などは有料で再発行が可能です。
Q2. 紙の証明書発行で速達を希望した場合の注意点はどれですか?
- 協会の窓口で即日直接受け取れるようになる
- 短縮されるのは郵便局による輸送期間のみである
- 協会の証明書作成期間が即日に短縮される
- 申し込み当日に必ず手元に書類が配達される
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正解: B. 短縮されるのは郵便局による輸送期間のみである
速達オプションを適用しても作成期間自体が即日になるわけではなく、短縮されるのは郵便局による輸送期間のみです。窓口受取や即日発行は行われません。
Q3. 英文の成績証明書の発行を依頼する際に適した表現はどれ?
- Applicants must submit an official certificate of passing.
- Please allow about two weeks for delivery.
- Please enter your verification key in the portal.
- Can I have a certificate of result issued in English?
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正解: D. Can I have a certificate of result issued in English?
本文では、英文での証明書を求められた場合の表現として「Can I have a certificate of result issued in English?」が紹介されています。
よくある質問
- Q. 合格証明書は試験後いつ届きますか?
- 試験合格時に自動送付される合格証書や成績表とは異なり、合格証明書は別途申し込みを行ってから手元に届くまで通常1週間から10営業日程度かかります。入試繁忙期はさらに日数がかかる場合があります。
- Q. 合格証書(賞状)を紛失したら再発行できますか?
- 賞状形式の合格証書および個人成績表は、いかなる理由があっても二度と再発行できません。対外的な資格証明が必要な場合は、有料で発行できる「合格証明書」または「英検CSEスコア証明書」を申請してください。
- Q. 英検の合格証明書に有効期限はありますか?
- 日本英語検定協会側では合格資格や証明書に有効期限を定めておらず、一生涯有効です。ただし、大学入試や就職活動の提出先が独自に「2年以内に受験したもの」等の有効期間を定めている場合があります。
- Q. デジタル証明書の共有キーは誰でも使えますか?
- 対象となる試験回を受験し、受験者マイページに登録している方であれば手数料無料で発行可能です。ただし、提出先の大学や高校がデジタル照会システムに対応している必要があります。
- Q. 英検のオープンバッジは入試の出願書類に使えますか?
- 原則として入試の正式な出願書類としては認められません。オープンバッジはSNSやポートフォリオ等でスキルを可視化するためのツールですので、出願には合格証明書またはCSEスコア証明書を用意してください。
- Q. 受験番号や合格証書番号を忘れた場合はどうすればよいですか?
- 受験者マイページにログインできれば過去の受験履歴から確認できます。マイページが使えない場合は、英検サービスセンターへ問い合わせるか、氏名・生年月日・受験時期・会場などの個人情報を記載して郵送で発行申請を行ってください。
- Q. 結婚や改姓で氏名が変わった場合の証明書発行はどうなりますか?
- 英検協会へ変更手続きと証明書発行を申請します。改姓の事実を証明する公的書類(戸籍抄本や住民票の写しなど)を添えて郵送申請を行うことで、新しい氏名が記載された合格証明書を発行してもらえます。
- Q. 合格証書のコピーで入試出願できますか?
- 原則できません。入試ではスコアが記載された「合格証明書(英検CSEスコア証明書)」の提出が求められます。賞状形式の合格証書は使えない場合がほとんどです。
- Q. 氏名のローマ字が旧姓や誤字の場合はどうすればよいですか?
- 出願書類と氏名が異なると不受理となる恐れがあります。英検サービスセンターへ問い合わせ、氏名訂正手続きを行ってから正しい証明書の発行を申請してください。
- Q. 国連英検の合格証明書は英検と同じ窓口ですか?
- 異なります。国連英検は日本国際連合協会が主催しており、実用英語技能検定を主催する日本英語検定協会とは申請窓口や手続きが完全に別です。
2026年10月6日更新・モチタン辞典編集部