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英検CBTとS-CBTの違いと選び方

英検CBTとS-CBTの違いと選び方

英検CBTと英検S-CBTの違いを調べている場合、結論として両者は2021年4月に「英検S-CBT」へと一本化されており、旧来の英検CBTはすでに廃止されています。

現在コンピュータを用いて受験できる試験は英検S-CBTのみです。ライティングをキーボード入力で行うか紙に手書きするかを選べるようになり、従来の英検と同じ効力を持つ級認定や英検CSEスコアを1日で取得できます。

英検CBTとS-CBTの違いと一本化の歴史

かつてコンピュータ上で受験する英検には「英検CBT」と「英検S-CBT」の2種類が存在していました。しかし、公益財団法人日本英語検定協会による制度改定に伴い、2021年4月より名称および試験体系が「英検S-CBT」へ一本化されました。

そのため、現在申し込めるコンピュータ形式の英検は英検S-CBTの1種類のみです。

過去に存在した2つの方式が統合された理由は、受験生の解答負担を軽減し、より受けやすい環境を整えるためでした。旧英検CBTではライティング試験がキーボードによるタイピング入力に限定されていたため、パソコン操作に不慣れな中高生にとって大きなハードルとなっていました。

一方で旧英検S-CBTは、画面を見ながら解答用紙に鉛筆で記入する方式を採用していました。

現行の英検S-CBTは、これら双方の利点を統合し、申込時にライティングの解答方法を「タイピング型」と「筆記型」のいずれかから選べる仕組みになっています。リーディングとリスニングは画面上の選択肢をマウスでクリックして解答し、スピーキングはヘッドセットを通じて音声を録音します。

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項目旧 英検CBT(廃止)旧 英検S-CBT(改定前)現行 英検S-CBT(一本化後)
実施期間2021年3月まで2021年3月まで2021年4月以降〜現在
リーディングマウスクリック紙のマークシートマウスクリック
リスニングマウスクリック紙のマークシートマウスクリック
ライティングPCタイピングのみ紙への手書きのみ申込時に「タイピング型」または「筆記型」を選択
スピーキングヘッドセット録音ヘッドセット録音ヘッドセット録音

このように、過去に2つの方式が存在した経緯から現在でもインターネット検索などで両方の名称が残っていますが、現在の申込先は英検S-CBTのみとなります。

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現行S-CBTと従来型英検の違いを比較

現在英検を受験する際、実質的な選択肢となるのは「現行の英検S-CBT」と、紙の問題冊子と対面面接で行われる「従来型英検」の2種類です。両者は試験方式や日程が大きく異なりますが、合格によって得られる級認定や英検CSEスコアの価値は同等です。

英検S-CBTの最大の特徴は、原則として毎週土曜日と日曜日に全国のテストセンターで開催されている点です。また、1日の試験でスピーキング、リスニング、リーディング、ライティングの4技能すべてを受験します。

従来型英検は年3回の開催であり、1次試験(筆記・リスニング)に合格した人のみがおよそ1か月後の2次試験(対面面接)に進む2段階形式をとります。

比較項目英検S-CBT従来型英検
対応級準1級、2級、準2級、3級(1級・4級・5級は非対応)1級、準1級、2級、準2級、3級、4級、5級
開催頻度原則として毎週土日(一部平日・祝日あり)年3回(春・秋・冬)
試験日程1日で4技能すべてを完了1次試験と2次試験で別日程(2日間)
スピーキングPC画面に向かいヘッドセットへ録音面接官との対面形式(個別面接)
リーディング・リスニングPC画面上でマウス操作(クリック)紙の問題用紙とマークシート(鉛筆)
ライティングタイピング型 または 筆記型(申込時選択)紙の解答用紙へ手書き(鉛筆)
結果の通知試験日から約1か月後1次試験・2次試験それぞれ約2〜3週間後
試験会場全国の指定テストセンター全国の公開会場(学校や貸会議室など)

対応級に関して、英検S-CBTでは1級および初級レベルである4級・5級は実施されていません。大学入試や高校入試で利用頻度の高い準1級から3級に絞って運用されています。1級を取得したい場合や、基礎確認のために4級・5級を受ける場合は従来型英検を選択する必要があります。

S-CBT当日の試験順序と操作の仕組み

英検S-CBTを受験する上で、事前に把握しておくべき重要な点が当日の試験順序です。従来型英検とは解く順番が大きく異なります。

当日の解答順序

従来型英検では「リーディング・ライティング → リスニング」の順で筆記試験が行われ、別日に「スピーキング面接」が実施されます。これに対し、英検S-CBTは以下の順序で進行します。

  1. スピーキング(約15分):マイク付きヘッドセットを装着し、画面に表示される問題に対して英語を吹き込んで録音します。
  2. リスニング(約25〜30分):ヘッドセットから流れる音声を聴き、画面の選択肢をマウスでクリックして選びます。
  3. リーディング(リーディング/ライティングで約65〜90分 ※級によって異なる):画面上の英文を読み、マウスで正解をクリックします。
  4. ライティング(リーディングと合わせて約65〜90分 ※級によって異なる):画面に表示されたトピックに対し、キーボードで入力するか、配布された解答用紙に手書きします。

試験開始直後にいきなりスピーキングから始まります。従来の英検のように筆記試験を解きながら英語の感覚を呼び覚ます時間が取れないため、会場に入る前に英語の音読や発音確認を行い、声を出す準備を整えておくことが大切です。

画面操作とメモの取り方

リーディングやリスニングの試験中は、画面上で選択肢をクリックして解答します。画面上には残り時間を示すタイマーが表示されるため、時計を持ち込まなくても残り時間を把握できます。前の問題に戻って解答を変更することも可能です。

また、会場ではメモ用紙と筆記用具が配られます。リスニングの音声を聞きながら要点をメモしたり、ライティングの構成案を整理したりする際に活用できます。メモ用紙は試験終了後にすべて回収されます。

S-CBT当日の試験順序
1スピーキング

約15分。ヘッドセットへ音声を吹き込んで録音する

2リスニング

約25〜30分。音声を聴きマウスで選択肢をクリック

3リーディング

約45〜90分。画面上の英文を読みマウスで解答

4ライティング

約20〜25分。タイピング入力または解答用紙に筆記

試験開始直後にスピーキングから始まり、4技能を1日で受験します。

当日の流れや受験手順を詳しく知りたい方は、英検S-CBTの受け方と特徴をご覧ください。

次の疑問最初に行われるスピーキングの吹き込み形式に不安があるなら、S-CBTのスピーキングと二次試験の違いで録音面接の様子を掴んでおきましょう。

S-CBTのメリットと現場の注意点・対策

英検S-CBTにはコンピュータ試験ならではの利便性がある一方、独特の環境による注意点も存在します。メリットを活かしつつ、現場でのトラブルを防ぐための対策を整理します。

S-CBTの大きなメリット

現場で直面する注意点と実践的な対策

便利な反面、受験者が戸惑いやすいポイントがいくつかあります。

1. リスニングの先読み制限への対策

従来型の紙の試験では、指示文が読まれている間に数問先の問題文や選択肢を自由に先読みできました。しかしS-CBTでは、各問題の画面に遷移するまで設問内容を確認できない仕組みになっています。

そのため、前問の音声が終わったらすぐにクリックして解答を確定させ、次の設問画面が表示された瞬間に選択肢を素早く斜め読みする訓練が必要です。

画面上で選択肢のキーワードに注目し、例えば increase「増加する」や reduce「減らす」といった対立する動詞、あるいは environmental protection「環境保護」などの名詞句を拾い読みして、話のテーマを瞬時に予測する練習を重ねましょう。

2. 周囲の受験生の発話音声への対策

同じ部屋にいる受験生が一斉にスピーキングの音声を吹き込むため、周囲の声が耳に入って集中を乱されることがあります。また、人によっては声が大きく圧倒される場合もあります。

これに対する有効な対策は、ヘッドセットのイヤーパッドを耳に隙間なく密着させ、試験開始前の音声テストで自分のマイク位置を口元に正しく合わせることです。

また、他の受験者の声を聞き取ろうとするのではなく、画面上の指示文と音声に意識を集中させる必要があります。普段の練習段階から、少し騒がしい場所(カフェや家族のいる部屋など)で英語を発話する練習をしておくと、本番で動揺しにくくなります。

3. PC画面読解による目の疲労対策

長文読解をすべてディスプレイ上でスクロールしながら読むため、紙に鉛筆で下線を引きながら読む方式に比べて目が疲れやすい傾向があります。本番では画面上の行を目線だけで追う必要があるため、普段の学習時からパソコンやタブレット端末で長文を読む練習を取り入れ、視線移動に慣れておくことが推奨されます。

英検CBTとS-CBTの違い比較のイメージ

PC試験ならではの準備や注意点を深掘りしたい場合は、英検S-CBTの試験概要と対策が役立ちます。

次の疑問PC操作や持ち物の注意点を事前に確認しておきたいときは、英検S-CBT対策まとめと当日の流れを合わせて押さえておくのが役立ちます。

ライティングはタイピングか手書きか

英検S-CBTの出願時に最も多くの方が悩むのが、ライティング試験を「タイピング型」にするか「筆記型(手書き)」にするかという選択です。この選択は試験の得点効率を大きく左右します。

選択基準となるタイピング速度の目安

タイピング型を選ぶべきかどうかの明確な判断基準は、「アルファベットのキーボード入力をブラインドタッチに近い速さで行えるか」です。具体的な目安として、英語のタイピング練習サイトなどで測定した際に「1分間に80〜100打鍵(文字)以上」をスムーズに打てるかどうかが境界線になります。

英検2級のライティングでは英文要約(45〜55語)と英作文(80〜100語)、準1級では英文要約(60〜70語)と英作文(120〜150語)を作成します。

単語数に換算すると、スペルミス修正を含めて数百回キーを叩く必要があります。1分間に80打鍵未満の速度である場合、キーを探すことに思考のリソースが奪われ、文章の構成や文法チェックに充てる時間が不足してしまいます。

タイピング型のメリットと注意点

一定の入力速度がある方にとって、タイピング型には圧倒的な利点があります。

ただし、スペルミスによる減点には注意が必要です。自動修正機能(オートコレクト)は作動しないため、environment や convenient といった綴りを正確に打ち切る正確性が求められます。

筆記型を選ぶべきケース

一方、普段からスマートフォンでの文字入力が中心で、パソコンのキーボード操作に慣れていない場合は、迷わず筆記型を選択することをお勧めします。筆記型を選んだ場合、会場で問題文が画面に表示され、机の上の解答用紙にシャープペンシルや鉛筆で手書きします。

学校の定期試験や模試と同じ感覚で解答できるため、入力操作への不安を抱えずに英文作成のみに集中できる利点があります。

タイピング型と筆記型の特徴

タイピング型

  • 1分間に80〜100打鍵以上が目安
  • 修正や語順の並び替えが簡単
  • 入力単語数が自動表示される
  • スペル自動修正機能はない

筆記型(手書き)

  • キーボード操作が不慣れな人向け
  • 問題は画面表示され解答用紙に手書き
  • スマホ入力中心なら迷わず選択

入力速度が1分間に80〜100打鍵以上あるかが選定の目安です。

タイプ別診断:S-CBTと従来型の選び方

自分にとってS-CBTと従来型のどちらが適しているかを判断するための診断基準をまとめました。自身の強みや生活スタイルに合わせて最適な方式を選んでください。

英検S-CBTが向いているタイプ

従来型英検が向いているタイプ

S-CBTと従来型の適性診断

S-CBTが向いている人

  • 対面面接だと緊張してしまう人
  • 部活等で忙しく日程を自由に選びたい人
  • PCのタイピング速度が速い人
  • 密着ヘッドセットで聴きたい人

従来型英検が向いている人

  • 問題用紙に線やメモを書き込みたい人
  • 対面でのコミュニケーションが得意な人
  • 1級または4級・5級を受験したい人
  • 長時間のPC画面操作で目が疲れる人

面接への得意不得意や生活スタイルに合わせて最適な方式を選びましょう。

大学入試や履歴書での扱いと合格戦略

受験生や就職活動中の方が最も気にする点として、「S-CBTで取得した資格やスコアは従来型と同じように認められるのか」という疑問があります。結論として、大学入試の総合型選抜・学校推薦型選抜・一般選抜、および就職活動の履歴書において、英検S-CBTと従来型英検の効力は完全に同等として扱われます。

入試・履歴書での記載方法

合格証書や成績証明書には「英検S-CBT」による合格である旨が記載される場合がありますが、取得した「級認定」および「英検CSEスコア」は公式なものとしてすべての大学や公的機関で有効です。

募集要項に「英検準1級以上」または「英検CSEスコア2300点以上」と書かれている場合、S-CBTで取得したスコアをそのまま提出できます。

履歴書に記載する際も、従来型と同様に以下のように記入して問題ありません。

S-CBTを活用した受験回数の最大化ルール

英検の検定期間は、1年が3つの回次に分かれています。第1回検定(4〜7月)、第2回検定(8〜11月)、第3回検定(12〜翌年3月)です。

この同一の検定期間内において、受験生は「従来型英検で1回」に加え、「英検S-CBTで同一級を最大3回まで」受験することができます。つまり、1つの回次の中で最大3回、年間を通すと最大9回(3回次 × 3回)も同じ級を受験する機会を作ることが可能です。

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検定回次対象月従来型 受験回数S-CBT 同一級の受験回数合計受験チャンス
第1回検定4月〜7月1回最大3回-
第2回検定8月〜11月1回最大3回-
第3回検定12月〜翌年3月1回最大3回-

高校生向け:出願に間に合わせる併願ロードマップ

大学入試の出願時期に合わせて、S-CBTと従来型を賢く併願するスケジュール例を紹介します。

総合型選抜・学校推薦型選抜(秋出願)を目指す高校3年生の場合

出願書類の提出が9月〜11月に集中するため、夏休み前までにスコアを確定させておく必要があります。

一般選抜(年明け出願)で利用したい場合

共通テスト利用入試や一般入試の出願は12月〜翌年1月に行われます。従来型の第2回(秋)に加えて、S-CBTの第2回・第3回を組み合わせることで、秋から冬にかけて短期間でスコアの更新を狙えます。

このように、従来型の日程を軸にしつつ、S-CBTを挟み込むことで「1回きりの本番で失敗できない」という心理的重圧を和らげ、実力を最大限に発揮して合格を掴むことが可能です。

S-CBTと従来型の併願ルールと年間スケジュール

大学入試などで英検を活用する場合、同一検定期間内における併願ルールを把握しておくことで、限られた期間内に合格のチャンスを増やすことができます。

同一検定期間内の重複受験ルール

英検の1年間は「第1回(4〜8月頃)」「第2回(8〜11月頃)」「第3回(12〜3月頃)」の3つの検定期間に区分されています。同一の検定期間内において、英検S-CBTでは同じ級を最大3回まで受験可能です。さらに従来型英検も受けることができるため、年間の同一級の受験チャンスは最大9回に達します。

検定期間従来型(同一級)英検S-CBT(同一級)
第1回検定期間1回最大3回
第2回検定期間1回最大3回
第3回検定期間1回最大3回
年間合計3回最大9回

出願締め切りに向けた併願モデル

高校3年生の秋〜冬に出願を控えている場合、春〜初夏の第1回検定期間にS-CBTを受験して早期スコア取得を目指し、届かなければ夏休みに2回目のS-CBTを受けるなど、計画的に受験機会を確保できます。

初秋の第2回検定期間開始直後に受験すれば、総合型選抜や学校推薦型選抜の締め切りにも間に合わせやすくなります。

S-CBT特有の画面操作対策と過去問の活用法

英検S-CBT専用の過去問集は市販されていません。出題傾向や語彙レベル、設問構成は従来型英検と同一であるため、学習には従来型の過去問題集を使用します。その上で、S-CBT特有のPC環境に対応するための準備が必要です。

公式サイトの体験版で操作を確認する

日本英語検定協会の公式サイトで公開されている体験版(CBTシミュレーター)を活用し、本番前にブラウザ上で操作確認を行いましょう。

画面での読解とスピーキングの吹込み練習

長文読解では、過去問のPDF等をパソコンやタブレットに全画面表示し、メモ用紙に必要な情報を書き留めながら解く訓練をしておくと目の疲労や画面操作に順応しやすくなります。また、録音形式のスピーキングでは沈黙を避けるため、以下の定型フレーズをスムーズに発声できるように準備しておきましょう。

I agree with this opinion for two reasons.(意見の導入)
First, it is convenient for people to use smartphones.(理由1)
Second, it helps us save a lot of time.(理由2)
Therefore, I think this trend will continue.(結びの文)

英検IBAや英検Jr.など関連テストとの違い

英語検定には、S-CBTや従来型の本会場試験以外にも派生テストや異なる実施形態が存在します。目的や提出先に合わせて適切に選択してください。

英検IBAと通常英検の違い

学校や塾などの団体単位で実施される「英検IBA」は、合否判定を行わない実力測定テストです。英検CSEスコアの目安は算出されますが、合格証明書は発行されないため、大学入試や高校入試の出願書類(外部検定利用入試)として級の合格実績を提出することはできません。

英検の種類一覧

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試験の名称対象レベル合否判定主な利用目的
従来型英検(本会場)5級〜1級あり公式な資格取得、入試・進学優遇、履歴書
従来型英検(準会場)5級〜2級あり所属校・塾での受験、検定料の優遇
英検S-CBT3級〜準1級あり公式な資格取得、入試・進学優遇、日程選択
英検IBA団体規定の級レベルなし英語力の到達度測定、本試験前の実力把握
英検Jr.未就学児〜小学生なし(正答率)小学校英語の基礎定着確認、学習意欲育成

S-CBTの画面操作機能と解答の定型表現

英検S-CBTのコンピュータ画面には、解答を補助する独自の機能が備わっています。

各技能の操作機能と特徴

試験で活用できる定型表現の例

スピーキングやライティングでは、論理的な接続表現をスムーズに用いる準備が有効です。

同一検定期間の併願ルールと年間受験計画

大学入試に向けて基準スコアの獲得を目指す場合、S-CBTと従来型の併願ルールを把握しておくことで受検機会を効果的に増やせます。

同一検定期間内での併願受験ルール

英検では、同一の検定期間(第1回・第2回・第3回の各期間)において、従来型とS-CBTを組み合わせて同じ級を複数回受検することが認められています。短期間で基準スコアを達成したい受検生にとって大きなアドバンテージになります。

高校2年生冬から高校3年生秋までの活用モデル

出願期限から逆算した効果的な受検スケジュールの例は以下の通りです。

  1. 高2の冬〜春休み:S-CBTで目標級を早期受検し、4技能の現状スコアを把握して不足している技能の弱点を洗い出します。
  2. 高3の春〜初夏:従来型とS-CBTを併願受検し、総合型選抜や学校推薦型選抜で必要となる出願基準スコアの早期獲得を狙います。
  3. 高3の夏〜秋:出願直前のラストチャンスとしてS-CBTを活用し、出願締め切りに証明書の発行が間に合う日程を選んで最終的なスコアの引き上げを図ります。

※ 試験日・申込期限・料金などは年度や回によって変わります。最新の情報は、各試験・サービスの実施団体の公式サイトでご確認ください(この記事の最終確認日: 2026年10月8日)。

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英検の疑問をすべて見る「scbtとは」のまとめ

理解度チェック

Q1. 現行の英検S-CBTで実施されている級はどれですか?

  1. 1級から5級までのすべての級
  2. 準1級、2級、準2級、3級
  3. 1級、準1級、2級のみ
  4. 2級、準2級、3級、4級
答えを見る

正解: B. 準1級、2級、準2級、3級
英検S-CBTでは1級や4級・5級は非対応で、準1級から3級のみ実施されます。

Q2. 英検S-CBT当日の試験順序として正しいものはどれですか?

  1. リーディング→ライティング→リスニング
  2. リスニング→リーディング→スピーキング
  3. スピーキング→リスニング→リーディング
  4. ライティング→スピーキング→リスニング
答えを見る

正解: C. スピーキング→リスニング→リーディング
当日はスピーキングから始まり、リスニング、リーディング、ライティングの順で進みます。

Q3. ライティングでタイピング型を選ぶ目安はどれですか?

  1. 1分間に50打鍵未満である
  2. 1分間に80〜100打鍵以上打てる
  3. スマホのフリック入力が速い
  4. 英文の自動修正機能に頼れる
答えを見る

正解: B. 1分間に80〜100打鍵以上打てる
英語タイピング練習等で1分間に80〜100打鍵以上をスムーズに打てることが判断基準です。

よくある質問

Q. 英検CBTとS-CBTのどちらに申し込めばいいですか?
英検CBTは2021年4月に英検S-CBTへ一本化されたため、現在は英検S-CBTのみに申し込みが可能です。コンピュータを使って受験したい場合は英検S-CBTを選択してください。
Q. S-CBTのライティングは手書きを選べますか?
はい、選べます。申込時に「タイピング型」と「筆記型(手書き)」のいずれかを選択できます。筆記型を選んだ場合は、会場で配られる紙の解答用紙に鉛筆やシャープペンシルで記入します。
Q. 大学入試でS-CBTの結果は不利になりますか?
不利になることは一切ありません。S-CBTで取得した英検CSEスコアや級認定は、従来型英検と全く同じ効力を持ち、一般選抜や総合型・学校推薦型選抜で同等に利用できます。
Q. 英検S-CBTは1級や4級・5級も受けられますか?
受験できません。英検S-CBTの対応級は準1級、2級、準2級プラス、準2級、3級の5種類です。1級、4級、5級を受験したい場合は、紙の問題冊子で実施される従来型英検を申し込む必要があります。
Q. S-CBTと従来型は同じ月に両方受験できますか?
受験可能です。同一の検定期間(4技能受検回次)内において、従来型英検1回に加え、S-CBTで同一級を最大3回まで受験することができます。日程が重複していなければ併願が認められています。
Q. S-CBTに落ちたら従来型の一次免除は使えますか?
使えます。英検S-CBTでリーディング・リスニング・ライティングの基準を満たして一次試験相当に合格していれば、以降の試験で従来型またはS-CBTの一次試験免除資格を申請できます。
Q. 当日の持ち物にパソコンやイヤホンは必要ですか?
不要です。試験で使用するパソコン、マウス、ヘッドセットはすべてテストセンターに用意されています。受験者は受験票、指定の本人確認書類、筆記用具(筆記型選択者やメモ用)を持参します。
Q. S-CBTのスピーキングで聞き直しはできますか?
画面上の「もう一度聞く」ボタンをクリックすることで、質問音声を再度再生できます。ただし、聞き直せる回数には上限が設定されているため注意が必要です。
Q. 従来型とS-CBTで合格基準スコアは異なりますか?
合格基準スコアは同一です。各級の合否判定および英検CSEスコアの算出尺度は従来型とS-CBTで共通の基準が適用されています。

2026年10月8日更新・モチタン辞典編集部