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IELTS結果を大学に送る手順と最速ルート
IELTSの結果を大学に送るには、受験者自身がコピーを提出するのではなく、受験した運営団体のマイページから大学へ「公式直送(電子送信または原本郵送)」を依頼する必要があります。
コンピューター版なら試験日から1〜5日後にオンラインで結果が出て即座に電子送信できるため、出願締切が近い場合はこのルートが最も早く確実です。
大学提出の基本:公式直送ルールとコピー不可の理由
海外・国内の多くの大学や大学院は、出願書類としてIELTSスコアを受け取る際、テスト運営機関から大学へ直接届くofficial score report(公式成績証明書)のみを有効と定めています。
受験者の手元に届く紙の成績証明書(TRF: Test Report Form)をコピーして郵送したり、マイページの画面キャプチャをメール送付したりしても、改ざん防止の観点から正式な出願書類としては受理されないケースが一般的です。
大学の募集要項に「公式スコアの直送」と書かれている場合は、必ずテスト実施機関のシステム経由で手続きを行いましょう。なお、IELTSの成績証明書の有効期限は試験日から2年間です。
提出方式には大きく分けて2種類あります。
- 電子送信(Electronic):教育機関がIELTSの電子受信システムに登録している場合、データで直ちに対象大学の照会システムへ共有される方式
- 原本郵送(Postal mail):電子受信システム未対応の大学に対し、運営センターから紙の成績証明書を国際郵便等で発送する方式
志望校がどちらの形式を指定しているかは、大学の公式募集要項(Admissions Requirements)や各運営団体の検索画面で確認できます。
電子送信(Electronic)
- 大学が電子受信システムに登録済み
- データで照会システムへ共有
- 募集要項や検索画面で確認可能
原本郵送(Postal mail)
- 電子受信システム未対応の大学向け
- 運営センターから紙のTRFを発送
- 国際郵便等を利用して配送
志望校のシステム対応状況に応じた2つの提出方式の違いです。
ielts 結果早く届ける最短タイムラインと逆算
大学の出願締切が迫っており、ielts 結果早く大学へ届けたい場合は、試験形式の選択と送付手配のタイミングが成否を分けます。
テスト形式ごとの結果判明日数
| テスト形式 | 結果判明までの日数 | 大学への送信手段 |
|---|---|---|
| コンピューター版IELTS | 試験日から1〜5日後 | 電子送信または郵送 |
| ペーパー版IELTS | 試験日から13日後 | 電子送信または郵送 |
締切まで日数がない場合は、試験日から1〜5日後で結果が出るコンピューター版の受験が適しています。ペーパー版は試験日から13日後まで結果が出ないため、送付依頼を行えるようになるまで時間がかかります。
最短で大学に届ける逆算スケジュール
- 出願締切の約2〜3週間前:コンピューター版IELTSを受験
- 試験後1〜5日:オンラインで結果を確認後、マイページから即日大学へ電子送信を手配
- 送信後約3〜7営業日:大学側の出願ポータルでステータスが更新されたか照会
大学側が電子システムを採用していても、届いたデータを担当者が志望者の出願ファイルと照合して手動で反映させるまでに数営業日を要することがあります。締切直前の受験は避け、余裕をもった日程を組みましょう。
出願締切から逆算したコンピューター版受験と送付の流れです。
試験形式ごとの詳しい通知日程は、IELTSオンライン結果確認の時期で解説しています。
次の疑問出願締切に間に合わせるためにも、IELTS試験結果の確認日と有効期限を前もって把握してスケジュールを立てておきましょう。
申込団体を忘れたときの判別チェックリスト
IELTSは日本国内で複数の団体が実施窓口となっており、大学への追加成績証明書の発行依頼は「自分が実際に申し込んだ運営団体」のアカウントから行う必要があります。どの団体経由で予約したか不明な場合は、以下の項目を確認してください。
表は横にスクロールできます →
| 確認項目 | IDP受検の場合 | ブリティッシュ・カウンシル受検の場合 | 英検協会・JSAF受検の場合 |
|---|---|---|---|
| 申込完了メールの差出人 | IDPまたは各公式提携センター | British Council | 日本英語検定協会またはJSAF |
| ログインマイページ | IDP IELTSポータル | Test Taker Portal | 各団体の専用申込サイト |
| 受験番号の形式 | 予約完了メール記載のReference番号 | 予約完了メール記載のReference番号 | 予約確認票記載の登録番号 |
受信トレイで「IELTS booking confirmation」や「IELTS 予約完了」と検索し、届いている確認メールの送信元アドレスやロゴを確認すると、正しい窓口を特定できます。
次の疑問各団体の特徴やマイページの違いを整理したい場合は、IELTS運営団体(IDP・JSAF)の違いを確認するとスムーズです。
団体別の送付手順:IDP・英検・JSAF・BC
各運営団体のマイページから追加成績証明書(TRF)を大学へ送る具体的な手順です。
IDPで受験した場合
- IDPの受験者ポータルにログインし、My tests(マイテスト)を選択
- 受験履歴一覧から対象の試験を選び、Add and notify another institution(機関の追加と通知)をクリック
- 国・大学名・学部(Department)を検索して選択
- 送付条件(後述のスコア到達基準など)を確認し、送信リクエストを完了
ielts british council 結果の確認と大学送付
ブリティッシュ・カウンシル(British Council)で受験した場合、結果確認と送付手続きはTest Taker Portalから一括して行えます。
- Test Taker Portalに登録メールアドレスとパスワードでログイン
- 該当する受験日のステータスから結果を確認
- 結果詳細ページ内にあるSend results(結果の送付)またはAdd institutionを選択
- 受取先となる教育機関を検索し、電子送信または郵送を指定して申請
英検協会で受験した場合
- 英検協会のIELTSマイページにログイン
- メニュー内の「成績証明書の発行・追加申請」を選択
- 送付先機関を検索(リストにない場合は手動で送付先住所を入力)
- 送付方法(電子または紙の郵送)を選択して申請
JSAFで受験した場合
- JSAFのIELTSウェブサイトから「追加成績証明書発行申請フォーム」にアクセス
- 受験者情報、試験日、受験番号を入力
- 送付先の教育機関名・担当部署・住所または電子受取機関コードを入力して送信

送付方式の比較と費用・無料枠の基本ルール
大学へのスコア送付には、試験申込時または結果発表前後に申請できる無料枠が設定されているケースと、試験終了後の追加発行による有料手続きとなるケースがあります。
| 項目 | 電子送信(Electronic) | 原本郵送(Postal / Courier) |
|---|---|---|
| 受取側の要件 | 電子受信システム導入機関のみ | 全大学・機関に対応可能 |
| 所要日数 | 通常数営業日以内で照会可能 | 配送方法・国により数日から数週間 |
| 無料枠の適用 | 申込時の指定通数(多くの場合5通まで) | 申込時の指定通数(多くの場合5通まで) |
| 追加費用 | 期日超過後は規定の発行手数料 | 規定の発行手数料+国際配送料(宅配便等) |
無料枠の申請期日(試験日前日までなど)を過ぎてからの追加手配や、無料枠の上限を超える通数については、各団体所定の発行手数料や配送料が必要となります。最新の日程・料金は実施団体の公式サイトで確認してください。
次の疑問オンラインでの詳しい送信手順や注意点については、IELTSスコアの大学送付・電子送信で詳しく解説しています。
大学コードの選択ミス防止と未達スコアの送付防止
送付先検索の画面では、名前の似た大学やキャンパス違い、学部違いによる選択ミスが起きやすいため注意が必要です。
Institution CodeとDepartmentの選び方
- 大学名のみでなくキャンパス名を確認:同一大学でも本校と分校で受取コードが分かれている場合があります。
- 学部・大学院コードの指定:大学院(Graduate Admissions)と学部(Undergraduate Admissions)で受取アカウントが異なる機関が多いため、出願先要項に記載された部署名を正確に選びます。
- 特定部署の指定がない場合:大学の指示が特になければ、通常は中央出願窓口(Admissions Office / General Admissions)を選択します。
目標スコア未満のスコア送付を防ぐ設定
IDPなどのシステムで試験結果の発表前に追加送付を予約する場合、Score threshold(送付基準スコア)を設定できる機能があります。
「全体のバンドスコアが○以上の場合のみ送付する」という条件を指定しておくことで、目標スコアに届かなかった場合に不要な成績が大学へ自動送信される事態を回避できます。
- 大学名だけでなくキャンパス名を確認本校と分校でコードが異なる場合あり
- 学部・大学院コードの指定を確認指定がなければAdmissions Officeを選択
- 送付基準スコア(閾値)の設定基準未満の自動送信を防止(IDP等)
選択ミスや目標未達スコアの誤送信を防ぐための確認ポイントです。
志望大学が検索に出ないときの郵送申請手順
ポータルサイトの送付先検索バーで志望校を英語名で検索しても候補に現れない場合、その教育機関はIELTSの電子受信システム(Electronic score download)に未登録です。その場合は「紙の原本郵送」による申請に切り替える必要があります。
- 大学の募集要項から「スコア原本の送付先住所」「受取部署」「担当者名」を正確にメモする
- 各実施団体のマイページまたは専用申請フォームで「手動入力(Manual Entry)」を選択
- 以下の形式で英語住所を入力する
Recipient Name: Office of Admissions
Institution: Sample State University
Address: 123 University Ave, City, State, ZIP Code, Country - 配送方法(通常郵便または追跡可能な国際宅配便)を指定して申請を完了する
郵送の場合は配送と大学側での仕分けに日数がかかるため、締切日までの配送期間に十分なゆとりを確保してください。
募集要項から住所・受取部署・担当者をメモ
マイページ等で「Manual Entry」を選択
受取部署・大学名・住所・国名を英語で入力
通常郵便または追跡可能な国際宅配便を選択
検索候補に出ない大学へ紙の成績証明書を手動申請する流れです。
送付状況の確認と出願遅延時の大学連絡テンプレート
送付手続きを完了した後、運営側のポータルでステータスがDelivered(配信完了)と表示されても、大学側の出願システム(マイポータル)上で「未着(Awaiting)」のままになっていることがあります。
これは、大学の入学審査事務局が届いたスコアを受験者の出願IDと手動で紐づける作業に数営業日を要するためです。
ステータスが更新されないまま出願締切日が近づいた場合は、大学の出願窓口へ照会メールを送りましょう。
大学連絡用の英文メール文例
件名: Inquiry regarding IELTS score delivery: [Your Full Name] (Application ID: [Your ID])
(IELTSスコアの到着確認のお願い:氏名、出願ID)
本文:
Dear Admissions Committee,
(入学審査委員会の皆様)
I am writing to respectfully inquire about the receipt of my official IELTS score for my application to the [Program Name] program (Application ID: [Your ID]).
([プログラム名]への出願にあたり、公式IELTSスコアの受領状況についてお伺いしたくご連絡いたしました。出願IDは[あなたの出願ID]です。)
I requested the official score report to be sent electronically on [Sent Date]. According to the IELTS test center, the transmission was completed on [Delivered Date]. However, my online portal still indicates that the score has not been received.
([送付申請日]に公式スコアの電子送信を手配し、テストセンター側では[配信完了日]に送信完了となっておりますが、オンラインポータル上ではまだ未着の表示となっております。)
For your reference, my Test Report Form Number (TRF) is [Your TRF Number]. Could you please confirm if my score has successfully arrived at your office?
(確認用として、私の成績証明書番号(TRF)は[TRF番号]です。
貴オフィスにスコアが無事到着しているかご確認いただけますでしょうか。)
Thank you very much for your time and assistance.
(お忙しい中お手数をおかけしますが、よろしくお願い申し上げます。)
Sincerely,
[Your Full Name]
[Email Address]
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理解度チェック
Q1. 出願締切が迫る中、結果判明が最も早いIELTSの形式は?
- ペーパー版IELTS
- 郵送専用IELTS
- 面接免除版IELTS
- コンピューター版IELTS
答えを見る
正解: D. コンピューター版IELTS
本文によると、ペーパー版の結果判明は13日後ですが、コンピューター版は試験日から1〜5日後と最も早く判明します。
Q2. 志望校が電子受信システムに未登録の場合の対処法は?
- マイページ画面のキャプチャをメール送付
- 手動入力で住所等を指定し紙の原本を郵送申請
- 手元の紙の成績証明書をコピーして郵送
- 電子申請ができるまで結果送付を保留する
答えを見る
正解: B. 手動入力で住所等を指定し紙の原本を郵送申請
電子システム未登録の大学には、手動入力で送付先住所等を指定し、紙の原本郵送による申請に切り替える必要があります。
Q3. 大学側へスコア到着状況を照会する適切な英文表現はどれ?
- I am writing to cancel my IELTS score.
- Could you please confirm if my score has arrived?
- I demand you change my IELTS test date.
- Please send my score report to another school.
答えを見る
正解: B. Could you please confirm if my score has arrived?
本文のメール文例にある通り、大学にスコアの到着確認を丁寧に尋ねる表現として「Could you please confirm...」が適切です。
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よくある質問
- Q. 手元の成績証明書のコピーを大学に送っても有効ですか?
- 原則として無効です。大学などの教育機関は公式運営機関からの直接送付(電子送信または原本郵送)を指定することが一般的であり、自己送付のコピーは受け付けられません。
- Q. IELTSの結果は最短何日で大学へ送れますか?
- コンピューター版を受験した場合、試験後1〜5日でオンライン結果が判明し、その当日に電子送信を依頼できます。大学側のシステム受取まで数営業日を見込む必要があります。
- Q. ブリティッシュ・カウンシル受検の結果はどこで見られますか?
- ブリティッシュ・カウンシルのTest Taker Portalにログインして確認します。同ポータル上から志望大学を検索し、そのまま公式スコアの直送手続きを行えます。
- Q. 大学への送付ステータスがDeliveredなら安心ですか?
- 運営機関からデータ送信は完了していますが、大学側が出願データと紐づけて受理を反映するまで数営業日のタイムラグが生じます。大学のマイポータルで受領を確認しましょう。
- Q. 志望大学がマイページの検索一覧に出てこないときは?
- その大学が電子受信システムに未登録の可能性があります。その場合は手動入力で大学の住所・受取部署名を指定し、テストセンターから紙の原本を郵送する手続きを取ります。
2026年10月12日更新・モチタン辞典編集部