モチタン辞典 › 読みもの › 英語の言い方 › 「残念だね・もったいない」の英語表現

残念英会話のフレーズと使い分け
英会話で「それは残念だね」と軽く返す基本フレーズはThat's too bad.、深刻なトラブルや体調不良への共感はI'm sorry to hear that.です。
ビジネスではIt is regrettable that...やUnfortunately...を用います。「残念」は事態の重さや主語によって選ぶ単語が変わるため、状況に応じた正しい使い分けが不可欠です。
残念英会話の定番フレーズ比較
英語には「残念」に該当する表現が数多く存在します。日本語の「残念」という一言は、約束が流れたときの軽い落胆から、相手の不幸に対するお悔やみ、ビジネスでの丁重なお断りまで幅広く使われますが、英語では状況の重さやフォーマル度に応じて明確に使い分けなければなりません。
まずは、日常会話からビジネスまで頻出する代表的な表現の深刻度と使われる場面を一覧で整理します。
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| 英語表現 | 深刻度・重さ | 適した場面 | 主なニュアンス |
|---|---|---|---|
| That's too bad. | 軽度 | 日常会話 | 「それは残念だね」「お気の毒に」という軽い相槌 |
| What a shame! / It's a shame. | 中度 | 日常・親しい間柄 | 「もったいない」「惜しい」「残念だな」 |
| I'm sorry to hear that. | 中〜重度 | 日常・ビジネス | 「お気の毒に」「お見舞い申し上げます」という共感 |
| What a bummer! | 軽度(スラング) | 親しい友人同士 | 「最悪だ」「がっかりだ」という口語表現 |
| That sucks. | 軽度(強いスラング) | 親しい友人同士 | 「ついてないな」「クソだな」という砕けた表現 |
| Unfortunately... | 中〜重度 | ビジネス・公の場 | 「あいにく〜」「残念ながら〜」という客観的事実 |
| It is regrettable that... | 重度 | ビジネス文書・公式声明 | 「遺憾に存じます」「極めて残念です」という改まった表現 |
| I'm disappointed. | 中度 | 自己の感情表明 | 「(自分自身が)がっかりしている」という落胆 |
相手の身に起きた出来事の重さに合わない表現を使うと、冷淡に受け取られたり、大げさに聞こえたりすることがあります。まずはこの基本マトリクスを把握してください。
英語のコミュニケーション全般を学びたい方は、英会話の総合ガイドも参考にしてみてください。
日常英会話で使う残念の相槌
友人や同僚とのカジュアルな会話で「残念」と返す際に使える基本表現です。相手の話した内容の度合いによってフレーズを切り替えます。
軽い不運や予定の不成立には That's too bad.
That's too bad. は、日常会話で最も頻繁に使われる定番の相槌です。「それは残念だね」「お気の毒に」といった適度な同情を表し、相手の小さなミスや日常的な不運に対して用います。
- A: I can't come to the dinner tonight because I have to work late.(今夜、残業で行けなくなっちゃった。)
B: Oh, that's too bad. We'll miss you.(えっ、それは残念。寂しくなるよ。) - A: It started raining right after I washed my car.(洗車した直後に雨が降り出したんだ。)
B: That's too bad.(それはついてなかったね。)
もったいない・惜しい気持ちを含む What a shame! / It's a shame.
shame は本来「恥」という意味の名詞ですが、a shame という形で使われると「残念なこと」「惜しいこと」「もったいない事態」を指します。期待していた計画がキャンセルになったときや、良い機会を逃したときに適しています。
- What a shame you couldn't make it to the concert!(コンサートに来られなかったなんて、本当に惜しかったね!)
- It's a shame that the weather is so bad today.(今日こんなに天気が悪くて残念だね。)
イギリス英語では同義の表現として What a pity! や It's a pity. も好まれます。pity も「哀れみ」の原義から転じて、日常会話では「惜しい」「残念だ」という意味で機能します。
親しい友人限定のスラング表現
砕けた関係性でのみ使用されるスラング表現も存在します。ビジネスや目上の人には使えませんが、親しい間柄の会話では自然な響きになります。
- What a bummer!(ガッカリだな!/ついてないな!)
A: The movie tickets are sold out.(映画のチケット、売り切れてた。)
B: Bummer! Let's do something else.(うわー残念!別のことしよう。) - That sucks.(最悪だね/ツイてないね)
親しい間柄で不満や苛立ちに共感するときに使います。下品に聞こえる場面もあるため、使う相手と場を選ぶ必要があります。
軽い不運・相槌
- That's too bad.
惜しい・もったいない
- What a shame!
- It's a shame
- What a pity!
親しい友人(口語)
- What a bummer!
- That sucks.
状況のニュアンスに合わせて3つの表現を使い分けます。
次の疑問相槌でよく聞くWhat a pityとWhat a shameの細かい違いが気になったら、pityとshameのニュアンスの違いを確かめてみてください。
共感とお悔やみの残念表現
相手から深刻なトラブル、病気、怪我、あるいは家族の不幸などを打ち明けられた場合、That's too bad. などの軽い相槌を使うと無神経に響いてしまいます。相手の痛みに寄り添うための適切な表現を選びます。
同情と共感の定番 I'm sorry to hear that.
I'm sorry to hear that. は、「その話を聞いて心が痛みます」「それはお気の毒に」という意味です。自分が何か悪いことをして謝罪しているのではなく、相手の不幸な状況に対して純粋に同情や哀悼の意を示す定型表現です。
- A: My grandmother passed away yesterday.(昨日、祖母が亡くなりました。)
B: I'm so sorry to hear that. My thoughts are with you and your family.(心からお悔やみ申し上げます。ご家族の皆様に思いを寄せております。) - A: I tested positive for the flu, so I have to cancel our meeting.(インフルエンザの陽性が出てしまったので、打ち合わせをキャンセルさせてください。)
B: I'm sorry to hear that. Please take care of yourself.(それは大変ですね。どうぞお大事になさってください。)
相手の不幸が非常に重い場合は、so や truly を補って I'm so sorry to hear that. や I'm truly sorry for your loss.(お悔やみ申し上げます)と言葉を添えるのが礼儀です。
発音とイントネーションの重要性
これらの同情表現を声に出す際は、イントネーションに注意が必要です。平坦なトーン(一本調子)で I'm sorry to hear that. と言うと、形式的で冷たい印象を与えてしまいます。
相手を気遣う気持ちを込めて、声のトーンを少し落とし、sorry の部分を柔らかく強調するように発音します。
I'm sorry to hear that. で純粋な同情と哀悼を表す
soやtrulyを添えて心情の深さを丁寧に強調する
平坦さを避け、sorryを柔らかく強調して発音する
相手の深刻な不幸やトラブルには、適切な言葉遣いと声のトーンで寄り添います。
カードやメールで哀悼の意を伝えたいときは、お悔やみの英語メッセージ文例が役立ちます。
次の疑問口頭だけでなく文章で丁寧にお悔やみを伝えたいときは、英語でお悔やみメールを送る文面の書き方が参考になります。
ビジネスで使う丁寧な残念の英語
ビジネスメールや商談で提案を断る際、あるいは相手からの要望に沿えない旨を伝える際は、感情的な言葉を避け、客観的で丁寧な語彙を用います。
クッション言葉として便利な Unfortunately...
Unfortunately は「残念ながら」「あいにく」という意味の副詞で、相手にとって好ましくない知らせを伝える冒頭に置くクッション言葉として重宝します。
- Unfortunately, we are unable to accept your proposal at this time.(あいにくではございますが、今回はご提案をお受けすることができません。)
- Unfortunately, Mr. Tanaka is out of the office today.(残念ながら、本日田中は不在にしております。)
改まった文書や公式回答で使う regrettable
regrettable は「遺憾な」「残念な」を意味する形容詞です。組織としての決定や不可抗力のトラブルについて、フォーマルな立場で遺憾の意を示す際に使われます。
- It is regrettable that we could not reach an agreement on this project.(本プロジェクトに関し、合意に至りませんでしたことは極めて遺憾でございます。)
- Due to regrettable circumstances, the conference has been postponed.(遺憾な事情により、カンファレンスは延期となりました。)
招待や依頼を断る I'm afraid that... と I regret to inform you that...
相手からの招待やオファーをやむを得ず断る場合の定型句です。
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| 英語表現 | 丁寧さ | 主な用途 | 例文 |
|---|---|---|---|
| I'm afraid that... | 中〜高 | 日常業務・口頭・メール | I'm afraid I won't be able to attend the meeting.(恐れ入りますが、会議に出席できそうにありません。) |
| I regret to inform you that... | 最高 | 選考結果・契約通知等の公的文書 | We regret to inform you that your application was not successful.(残念ながら、ご応募は不採用となりましたことをお知らせいたします。) |
| I wish I could, but... | 中 | 同僚や顧客からの誘いの辞退 | I wish I could join, but I have a prior commitment.(参加したいのはやまやまですが、先約がございます。) |

フォーマルなやり取りで使える表現を増やしたいときは、ビジネスの例文集を確認してみてください。
主語IとThat・Itの使い分け
英語で「残念」を表現する際、主語を「人(I)」にするか「事柄(That / It)」にするかによって、文構造とニュアンスが大きく変わります。
主語が I の場合:話し手自身の感情や責任
主語を I にすると、「私自身が心の中でどのように感じているか」を直接的に表現することになります。同情を表す I'm sorry や、失望を表す I'm disappointed がこれに当たります。
- I am disappointed with the result.(私はその結果にがっかりしている。)
- I was disappointed to hear about the cancellation.(中止の知らせを聞いて、私は残念に思いました。)
感情を表す形容詞(disappointed)は、人が主語のときに受動態の形をとります。「自分自身が落胆させられた状態にある」という意味になります。
主語が That / It の場合:事態を客観的に捉える
主語を That や It にすると、出来事や事態そのものを主語に据え、一歩引いた視点から客観的に「その出来事は残念な性質を持っている」と描写することになります。
- That is disappointing.(それは残念な事態ですね。)
- It is unfortunate that the flight was delayed.(フライトが遅延したことは不運/残念なことです。)
事柄を主語にする場合、その事象が失望をもたらす原因であるため、現在分詞の disappointing を用います。
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| 主語 | 述語の形 | 意味の違い | 会話での響き |
|---|---|---|---|
| I(人) | am disappointed (in/with) | 「私」が失望している | 個人的な感情の吐露。やや重みがある |
| It / That(事柄) | is disappointing | 「その事柄」が残念である | 出来事に対する客観的な批評・相槌 |
| I(人) | am sorry to hear that | 「私」がその件に心を痛めている | 相手への共感・同情の表明 |
| That(事柄) | is too bad | 「その事態」は悪いことだ | 軽い相槌としての同情 |
同僚に対して「残念だったね」と軽く相槌を打つだけであれば、That's too bad. や That's disappointing. のように That を主語にする方が自然です。
そこで I am disappointed. と言ってしまうと、「私があなたに失望した」という意味に誤解される恐れがあるため注意が必要です。
やりがちな残念英会話のNG例
日本人が無意識に使ってしまい、不自然になったり相手に不快感を与えたりする典型的なミスと、その改善策を整理します。
NG例1:相手の重い不幸に That's too bad. で返してしまう
家族の不幸や事故、大病の知らせに対し、学校で最初に習ったからといって That's too bad. と返すと、まるで「宿題を忘れて残念だったね」程度の軽さに聞こえ、著しく失礼になります。
- 不適切: My father is hospitalized with a serious illness. に対して That's too bad. と返す。
- 適切: I'm so sorry to hear that. I hope he recovers soon.(それはとても心配ですね。一日も早い回復をお祈りしています。)
NG例2:軽い予定変更に It is regrettable. と大げさに言う
同僚から「今日のランチ、別の日に変更できる?」と聞かれた際に、辞書で引いたフォーマル単語を使って It is regrettable. と答えると、国際政治の外交声明のような仰々しい響きになり、場にそぐいません。
- 不適切: Can we reschedule lunch? に対して It is very regrettable. と答える。
- 適切: No problem at all! Let's do it next week.(全然大丈夫だよ!来週にしよう。)
NG例3:自分のミスを他責にする disappointing
自分が担当した業務で目標に届かなかった際、上司に対して The result was disappointing.(結果は残念でした)と事態を他人事のように客観視して報告すると、無責任な印象を与えます。
- 不適切: The sales figure was disappointing.(売上目標は残念な結果でした。)
- 適切: I'm sorry that we didn't meet the target. I will review the strategy.(目標を達成できず申し訳ありません。戦略を見直します。)
NG例4:単なる「惜しい!」に I'm sorry. と言う
スポーツやゲーム、クイズなどで「あと一歩で正解だったのに、惜しい!」と言いたい場面で I'm sorry! と言うと、謝られているのかと同乗者が困惑します。惜しい場面には So close! や Almost! を使います。
- 不適切: (ゴールポストに当たったシュートを見て) I'm sorry!
- 適切: So close!(惜しかった!)または Almost!(あとちょっとだった!)
NG例(不適切)
- 重い病気にThat's too bad.
- 軽い日程変更にIt is regrettable.
- 自らの失敗にThe result was disappointing.
改善例(適切)
- I'm so sorry to hear that. で気遣う
- No problem at all! など軽く返す
- I'm sorry that... で主語Iの責任を示す
状況の重さや発言者の立場に合わない不適切な表現を避けます。
残念の後に会話を続けるフォロー
英会話では「残念ですね」と相槌を打つだけで会話を終わらせてしまうと、ぶっきらぼうな印象を与えがちです。共感の言葉の後ろに前向きな一言や支援の申し出を付け加えることで、関係性を深めるスムーズなコミュニケーションが成立します。
状況好転を願うフォロー
相手の困りごとや体調不良に対して相槌を打った後、相手を励ます一言を添えます。
- That's too bad. I hope everything works out soon.(それは残念だね。すべてうまくいくといいね。)
- I'm sorry to hear that. Let me know if there's anything I can do to help.(お気の毒に。私にお手伝いできることがあれば何でも言ってくださいね。)
- That's too bad. Get well soon!(それは大変だね。早く良くなってね!)
次の機会を提案するフォロー(リスケジュール)
予定が合わなかったり、イベントに行けなくなったりした相手には、再度の機会をポジティブに示します。
- That's a shame you can't come. Let's definitely catch up next time!(来られないなんて残念。次回は絶対に会おうね!)
- No worries at all. We can take a rain check.(全然気にしないで。また次の機会にしよう。)
※ take a rain check は「またの機会にする」「延期する」という頻出の慣用句です。 - Hopefully, you can join us next time.(次回はぜひご一緒できると嬉しいです。)
| 相槌(残念) | + | フォローの一言(気遣い・次への提案) |
|---|---|---|
| That's too bad. | + | Hopefully, it won't happen again.(次は起きないといいね。) |
| What a shame. | + | Maybe next time when you're free!(また時間があるときにでも!) |
| I'm sorry to hear that. | + | Please don't hesitate to reach out if you need anything.(何かあれば遠慮なく連絡してね。) |
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理解度チェック
Q1. 相手の家族の不幸や大病に対して適切な返答はどれ?
- That's too bad.
- What a shame!
- I'm so sorry to hear that.
- It is regrettable.
答えを見る
正解: C. I'm so sorry to hear that.
重い不幸や病気には軽い相槌ではなく、同情や共感を示す「I'm sorry to hear that.」を使うのが適切とされています。
Q2. What a shame! が適している場面はどれ?
- ビジネスの不採用通知を伝えるとき
- 期待していた計画が流れて惜しいとき
- 相手の家族に不幸があったとき
- 自分がミスをして謝罪するとき
答えを見る
正解: B. 期待していた計画が流れて惜しいとき
a shame は「残念なこと」「惜しいこと」を指し、期待していた計画の中止や好機を逃したときに適しています。
Q3. 「That」を主語にして残念な出来事を表すときの形は?
- That is disappointed.
- That is disappointing.
- That am disappointed.
- That am disappointing.
答えを見る
正解: B. That is disappointing.
出来事や事柄を主語にして客観的に残念だと描写する場合、現在分詞の「disappointing」を用います。
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よくある質問
- Q. 自分が悪くなくてもI'm sorryを使っていいですか?
- 使って問題ありません。I'm sorry to hear thatなどの表現は謝罪ではなく、相手の不運や悲しい知らせに対して「お気の毒に」「心を痛めています」と同情を示す英語圏の標準的な表現です。
- Q. That's too badを敬語で言うには何が良いですか?
- That's too badは口語的なため、ビジネスではThat is very unfortunate.やI am sorry to hear that.に言い換えるのが適切です。メールではUnfortunately...で文を始めます。
- Q. What a shameのshameは「恥」という意味で失礼になりませんか?
- 失礼になりません。a shameという単数名詞の形では慣用句として「残念なこと・惜しいこと」を意味します。相手を恥じ入らせるニュアンスはなく、ネイティブも日常的に使用します。
- Q. ゲームや試合で「惜しい!残念!」と言う時の英語は?
- 相手のミスや惜しい失敗にはSo close!(惜しい!)やAlmost!(あと少しだった!)を使います。That's too badよりも状況に即した自然な掛け声になります。
- Q. disappointedとdisappointingの簡単な見分け方は?
- 人が主語で「がっかりした感情」を表すときはI am disappointed、出来事や結果が主語で「がっかりさせるような事象」を表すときはIt is disappointingと使い分けます。
2026年10月8日更新・モチタン辞典編集部