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ビジネスメールの「しても良いですか」英語表現と例文
ビジネスメールで「〜しても良いですか」と許可を求める際は、Could I 〜? または Would it be all right if I 〜? を選ぶと失礼がなく確実です。
同僚相手の簡潔な連絡なら Could I 〜?、社外の取引先や上司に対してより丁寧・慎重に伺いを立てたい場面では Would it be possible if I 〜? や Would you mind if I 〜? が適しています。
ビジネスメールで迷わない基本の許可表現
ビジネスメールで自分の行動に対して相手の許可や承諾を得たいとき、最も広く使われる基本表現は Could I have your permission to 〜? のような堅苦しい構文ではなく、助動詞を用いたシンプルな疑問文です。
相手との距離感やメールのフォーマル度に合わせて、以下の2つの表現を軸に使い分けます。
日常の社内業務や取引先とのやり取り:Could I 〜?
助動詞 could は過去形を用いることで「もしよろしければ」という現実との距離(仮定のニュアンス)を生み出します。そのため、現在形の can に比べて控えめで丁寧な響きになり、ビジネスメールで最も使い勝手の良い標準表現となります。
- Could I ask you a few questions regarding the new project?
(新プロジェクトに関して何点か質問をしてもよろしいでしょうか。) - Could I confirm the meeting schedule for next Tuesday?
(来週火曜日の会議日程を確認させていただいてもよろしいでしょうか。)
フォーマルな社外メールや改まった申請:May I 〜?
May I 〜? は、相手に明示的な許可を求める際の伝統的かつ格調高い表現です。相手に対する敬意がはっきりと伝わるため、初めて連絡を取る取引先、役員クラスの上司、公式な手続きを伴う申請メールなどに適しています。
- May I have a few minutes of your time tomorrow?
(明日、少々お時間をいただいてもよろしいでしょうか。) - May I submit the revised proposal by this Friday?
(修正提案書を今週金曜日までに提出してもよろしいでしょうか。)
Could I 〜?
- 日常の社内業務や取引先向け
- 過去形で控えめで丁寧な響き
- ビジネスで最も使い勝手が良い標準形
May I 〜?
- フォーマルな社外メール・改まった申請
- 相手に明示的な許可を求める格調高い表現
- 初めての取引先や役員クラスの上司向け
社内や取引先との日常連絡にはCould I、改まった申請にはMay Iを使い分けます。
丁寧度と相手別の使い分け一覧表
英語の許可表現は、助動詞の選択や仮定法の構文によって丁寧さの度合いが細かく変化します。相手との関係性やメールの目的に応じて最適なフレーズを選ぶための目安を一覧にまとめました。
表は横にスクロールできます →
| 表現 | 丁寧度 | 主なニュアンス | 適した相手・場面 |
|---|---|---|---|
| Can I 〜? | ★☆☆ | 直接的で親密な響き | 親しい同僚、社内チャット |
| Could I 〜? | ★★☆ | 丁寧かつ簡潔な標準形 | 一般のビジネスメール、同僚、取引先 |
| May I 〜? | ★★★ | 改まった敬意を含む許可 | 目上の上司、社外取引先、公式な申請 |
| Would it be all right if I 〜? | ★★★ | 相手の都合を気遣う配慮 | 社外取引先、日程や条件の変更打診 |
| Would it be possible if I 〜? | ★★★★ | 無理を承知で伺う極めて丁寧な形 | 納期猶予、例外的な対応のお願い |
| Would you mind if I 〜? | ★★★★ | 「差し支えなければ」と控える形 | 相手に多少の負担が生じる可能性のある許可 |
「Can I 〜?」をビジネスメールで使ってよいか
学校教育で最初に習う Can I 〜? は、「私には〜する能力・権利があるか」というニュアンスを根底に含み、相手への配慮という点ではかなり直接的で砕けた印象を与えます。そのため、社外向けのビジネスメールや目上の上司宛てのメールで使うと、ぶしつけまたは幼稚な印象を持たれる懸念があります。
ビジネスの文脈で Can I 〜? を使用して問題ないのは、すでに良好な信頼関係が築かれている同僚とのやり取りや、社内チャットツール(Slack や Teams など)でスピーディーに連絡を取り合う場面に限定するのが無難です。
配慮を示す仮定法表現のニュアンス
Would it be all right if I 〜? や Would it be possible if I 〜? は、条件節(if 節)を伴うことで「もし私が〜したとしたら、問題ないでしょうか」と相手に判断の余地をゆったりと残す大人のビジネス表現です。
特に日程の再調整や提出期限の延長など、相手の予定に影響を与える可能性がある内容を切り出す際に重宝します。
次の疑問相手への配慮を示す助動詞のニュアンスをもっと深掘りしたいときは、Can youとCould youの丁寧さの違いも参考になります。
許可と依頼の混同を防ぐ対比解説
ビジネスメールでよくある重大なミスの一つが、「自分がすることの許可(〜してもいいですか)」と「相手に求める行動(〜してもらえますか)」を取り違えて書いてしまうことです。主語が I なのか you なのかによって、文全体の意味と相手が受ける印象は正反対になります。
- 許可を求める表現(主語は I):自分が行動する主体であり、相手に「OK」と言ってもらうことを意図します。
例:Could I check the document?(私がその書類を確認してもよろしいでしょうか。) - 依頼する表現(主語は you):相手が行動する主体であり、相手に作業や対応を促します。
例:Could you check the document?(あなたがその書類を確認していただけますでしょうか。)
許可(May I)と依頼(Could you)の書き換えガイド
同じ業務目標であっても、自分が動く「許可」として伝えるか、相手に動いてもらう「依頼」として伝えるかで、メールのニュアンスや相手の作業負担の受け止め方が異なります。
| 状況 | 許可(主語:I) | 依頼(主語:you) |
|---|---|---|
| 書類を見たいとき | May I review the draft report? (下書きの報告書を拝見してもよろしいでしょうか。) | Could you send me the draft report? (下書きの報告書を送付していただけますでしょうか。) |
| 日程を変更したいとき | Would it be all right if I rescheduled our meeting? (会議の日程を再調整させていただいてもよろしいでしょうか。) | Could you please adjust the meeting schedule? (会議の日程をご調整いただけますでしょうか。) |
| 質問をしたいとき | Could I ask a question regarding the invoice? (請求書に関してご質問してもよろしいでしょうか。) | Could you clarify the details of the invoice? (請求書の詳細についてご説明いただけますでしょうか。) |
相手の手を煩わせたくない場合や、自分主導で対応を進めたいときは「許可(主語:I)」を使い、相手の権限による作業や確認が不可欠な場合は「依頼(主語:you)」を選択します。
許可(主語:I)
- 自分が行動する主体
- 相手に「OK」と言ってもらう意図
- 例: Could I check the document?
依頼(主語:you)
- 相手が行動する主体
- 相手に作業や対応を促す意図
- 例: Could you check the document?
主語がIなら自分が動く許可、youなら相手に作業を促す依頼になります。
状況に応じた表現の幅を広げたい方は、ビジネスの例文集も参考にしてみてください。
快諾を引き出す前置きと理由の添え方
ビジネスメールで一方的に「〜してもいいですか」とだけ尋ねると、相手は「なぜそうするのか」「何か不測の事態でもあったのか」と身構えてしまいます。相手に快く承諾してもらうためには、丁寧な前置き表現(クッション言葉)を冒頭に配し、正当な理由を簡潔に添える組み立てが不可欠です。
メール冒頭で使える丁寧な前置きフレーズ
本題の前にワンクッション挟むことで、こちらの要望が唐突に感じられるのを防ぎます。
- I was wondering if I could 〜.
(〜させていただくことは可能かと存じておりました。) - If it is not too much trouble, would it be possible for me to 〜?
(もし差し支えなければ、私が〜することは可能でしょうか。) - I hope this does not cause you any inconvenience, but may I 〜?
(ご不便をおかけしなければ幸いですが、〜してもよろしいでしょうか。)
相手を納得させる「理由(Reason)」の定型パターン
許可を申請するメールでは、理由を明記することで相手の確認コストを削減できます。以下の接続表現を用いて、事実関係を簡潔に提示します。
- Due to an urgent client visit, would it be all right if I rescheduled our meeting?
(急な顧客訪問が入ったため、会議の日程を変更させていただいてもよろしいでしょうか。) - In order to ensure accuracy, could I have until tomorrow afternoon to review the contract?
(正確性を期すため、契約書の確認を明日の午後までお待ちいただくことは可能でしょうか。) - Because of a personal family matter, may I take leave next Monday?
(私事の家庭の事情により、来週の月曜日に休暇をいただいてもよろしいでしょうか。)
クッション言葉で要望の唐突感を防ぐ
接続表現を使い事実関係を簡潔に提示
丁寧な表現で本題の許可を申請する
前置きと理由を添えて許可を求めることで、相手に安心感を与えて快諾を促せます。

構成全体の基本ルールを確認したいときは、英語メールの書き方をあわせて読むと理解が深まります。
コピペで使えるシチュエーション別メール例文
件名(Subject)、宛名、背景と理由、許可を求める本文、結びの言葉まで整った、ビジネスでそのまま送信できる実用的な英文メールテンプレートです。
1. 打ち合わせで質問や確認の許可を求める場合
商談や説明会の後、詳細について追加で質問をしたい場面でのテンプレートです。
Subject: Inquiry regarding the presentation on [Project Name]
Dear Mr. Smith,
Thank you very much for your insightful presentation yesterday.
We are very interested in your proposal and would like to understand some points in greater detail.
Could I ask you a few brief questions regarding the implementation timeline? If your schedule permits, I would be grateful if we could discuss this via a short call sometime this week.
Thank you for your time and assistance.
Best regards,
Taro Yamada
(日本語訳:
件名:[プロジェクト名]のプレゼンテーションに関するお問い合わせ
スミス様
昨日は示唆に富んだプレゼンテーションを誠にありがとうございました。
ご提案内容に大変関心を持っており、いくつかの点についてより詳しく理解したいと考えております。
導入スケジュールに関して、手短に何点かご質問させていただいてもよろしいでしょうか。
もしご都合がよろしければ、今週中に短い通話でお話しできれば幸いです。
お時間をいただき感謝申し上げます。
敬具
山田太郎)
2. 急な日程変更(アポイント再調整)の許可を求める場合
相手の都合を最大限に配慮しつつ、ミーティングのリスケジュールを申し出るメールです。
Subject: Rescheduling request for our meeting on [Date]
Dear Ms. Davis,
I hope this email finds you well.
Regarding our meeting scheduled for tomorrow, October 15th at 2:00 PM, I am writing to ask if we could possibly reschedule our appointment. Due to an unexpected conflict with an urgent client project, it has become difficult for me to attend at the scheduled time.
Would it be all right if we moved the meeting to one of the following times?
- Thursday, October 17th, 10:00 AM - 11:00 AM
- Friday, October 18th, 2:00 PM - 3:00 PM
I sincerely apologize for any inconvenience this sudden change may cause. Thank you very much for your understanding.
Sincerely,
Hanako Suzuki
(日本語訳:
件名:[日付]のミーティング日程変更のお願い
デイビス様
お世話になっております。
明日10月15日午後2時に予定しておりますミーティングにつきまして、可能であればお約束の日程を再調整させていただきたくご連絡いたしました。
急な顧客案件への対応が生じたため、予定通りの時間に出席することが困難となってしまいました。
もしよろしければ、以下のいずれかの日時に変更させていただくことは可能でしょうか。
・10月17日(木)午前10:00〜11:00
・10月18日(金)午後2:00〜3:00
急な変更によりご迷惑をおかけしますことを深くお詫び申し上げます。ご理解のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
敬具
鈴木花子)
3. 書類の提出期限の延長・再提出の許可を求める場合
成果物の提出時期を猶予してもらいたいときの改まったビジネス表現です。
Subject: Request for extension: [Document Name] submission
Dear Mr. Johnson,
Thank you for your continued support on the current project.
Regarding the submission of the quarterly financial summary due this Wednesday, I am writing to request a brief extension. In order to incorporate the latest audit figures and ensure complete accuracy, would it be possible if I submitted the final draft by Friday, October 20th at 5:00 PM?
I appreciate your patience and apologize for asking for this adjustment. Please let me know if this timeline is acceptable to you.
Best regards,
Ken Sato
(日本語訳:
件名:提出期限延長のお願い:[書類名]提出について
ジョンソン様
現在のプロジェクトにおいて継続的なご支援をいただき感謝申し上げます。
今週水曜日が期日となっております四半期財務サマリーの提出に関し、わずかな期日延長をお願いしたく存じます。最新の監査数値を反映させ正確性を期すため、最終稿の提出を10月20日(金)午後5時までお待ちいただくことは可能でしょうか。
ご猶予をいただきますこと、また調整をお願いすることをお詫び申し上げます。この期日で問題がないかお知らせいただければ幸いです。
敬具
佐藤健)
4. 上司へ休暇や早退の許可を申請する場合
社内の上司宛てに、業務の引き継ぎ対応を添えて休暇の許可を仰ぐメールです。
Subject: Leave request for [Date] - Taro Yamada
Dear Mr. Brown,
I would like to request your approval to take a day off on Friday, November 10th, due to personal reasons.
I have ensured that all my immediate tasks for that week will be completed by Thursday evening. In addition, Ms. Suzuki has kindly agreed to cover any urgent client inquiries during my absence.
May I have your permission to take annual paid leave on this date?
Thank you for your consideration.
Sincerely,
Taro Yamada
(日本語訳:
件名:[日付]の休暇申請 - 山田太郎
ブラウン様
私事の都合により、11月10日(金)に有給休暇を1日取得したく、ご承認をお願い申し上げます。
その週の直近の業務は木曜夕方までにすべて完了させるよう手配しております。また、不在中の急な顧客対応については鈴木さんが引き受けてくれることになっております。
この日程で年次有給休暇をいただいてもよろしいでしょうか。
ご検討のほどよろしくお願い申し上げます。
敬具
山田太郎)
Would you mindの返信マナーと注意点
許可を求める丁寧な表現として頻出する Would you mind if I 〜? や Do you mind if I 〜? には、英語独特の文法ルールが存在します。
相手から送られてきた返信を読み違えたり、自分がこの表現で尋ねられた際に混乱したりしないよう、仕組みを正確に把握しておく必要があります。
文法上のルール:Noが「承諾」、Yesが「拒否」
動詞の mind は「〜を嫌だと思う」「〜を気にする」という意味を持ちます。したがって、Would you mind if I opened the window? は直訳すると「もし私が窓を開けたら、あなたは嫌だと感じますか?」という質問になります。
- No, not at all. / Not at least.
(いいえ、全く気にしません = どうぞ開けてください【承諾】) - Yes, I would mind.
(はい、気にします・困ります = 開けないでください【拒否】)
実際のビジネスメールでの返信実態
文法的には上記の通り No が承諾となりますが、現代の実際のビジネス現場では、No という否定の単語を単独で使うことによる誤解や冷たい印象を避けるため、肯定の成句を用いて明確に承諾の意思を伝えるケースが主流です。
- Certainly, please go ahead.
(かしこまりました、どうぞ進めてください。) - Not at all, that would be fine.
(全く問題ございません、それで結構です。) - Sure, no problem at all.
(もちろんです、全く問題ありません。)
自分が Would you mind if I 〜? と尋ねて相手から Sure, please go ahead. と返信が来た場合、文法的な矛盾を気にする必要はなく、「快く承諾された」と解釈して業務を進めて問題ありません。
文法上のルール
- Noが「承諾」(気にしない=OK)
- Yesが「拒否」(気にする=困る)
- 例: No, not at all.
実際のビジネス現場
- No単独の冷たい印象を避ける傾向
- 肯定の成句で明確に承諾を伝える
- 例: Certainly, please go ahead.
文法上はNoが承諾ですが、実務メールでは誤解を避けるため肯定成句が多く使われます。
次の疑問相手からの許可や連絡に対してスムーズに返信したい場合は、英語メールの了解・承知フレーズ集を合わせて確認してみてください。
続けて読む
理解度チェック
Q1. フォーマルな社外メールや改まった申請に適した許可表現は?
- Can I 〜?
- Could you 〜?
- May I 〜?
- Would you 〜?
答えを見る
正解: C. May I 〜?
May I 〜? は相手に明示的な許可を求める際の伝統的かつ格調高い表現で、改まった申請などに適しています。
Q2. 「書類を確認してもよいか」と自分が動く許可を求める文は?
- Could you check the document?
- Could I check the document?
- Would you mind checking the document?
- Could you send me the document?
答えを見る
正解: B. Could I check the document?
自分が行動する許可を求める際は主語に I を使います。主語に you を用いると相手に行動を促す依頼の文になります。
Q3. Would you mind if I 〜?の文法上の返答ルールは?
- Yesが承諾、Noが拒否
- Noが承諾、Yesが拒否
- YesもNoも承諾を表す
- 文法的にNoで答えることは禁止されている
答えを見る
正解: B. Noが承諾、Yesが拒否
mindは「気にする、嫌だと思う」という意味のため、文法上はNoが「気にしない(承諾)」、Yesが「拒否」となります。
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よくある質問
- Q. Can Iは社外メールで絶対に使ってはダメですか?
- 絶対禁止ではありませんが、ぶしつけに聞こえるリスクがあるため避けるのが賢明です。社外宛てにはCould IやWould it be all right if Iを優先してください。
- Q. May IとCould Iはどちらがよりフォーマルですか?
- 一般にMay Iの方が改まった敬意や権威への伺いを含むフォーマル度が高い表現です。一般的な日常ビジネスメールではCould Iが最も自然に使われます。
- Q. 許可を求めるメールの件名はどのように書けばよいですか?
- 「Request for 〜(〜のお願い)」や「Inquiry regarding 〜(〜に関するお問い合わせ)」のように、用件と目的を名詞句で端的に記載するのが基本です。
- Q. 「〜してもいいですか」と「〜すればいいですか」の違いは?
- 「〜してもいいですか」は許可(Could I 〜?)ですが、「〜すればいいですか」は手順や指示を仰ぐ表現(Should I 〜? や What should I do?)を用います。
2026年10月4日更新・モチタン辞典編集部