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おごるよ英語表現|自然に伝えるネイティブ定番フレーズ
英語で「おごるよ」と最も自然に伝える定番表現は It's on me.(イツ・オン・ミー)です。「支払いの責任が私に乗っている」というイメージから、友人同士の食事からカジュアルな仕事の場面まで幅広く使われます。
少しかしこまった場面では It's my treat.(イツ・マイ・トリート)、レジ前でサッと払う時は I got this.(アイ・ガッ・ディス)と言えば好印象です。
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「おごるよ」の英語表現10選一覧表
英語には「おごる」を一言で表す動詞は少なく、状況や相手との距離感によって多彩な言い回しを使い分けます。まずは代表的な10個の表現の読み方、ニュアンス、適した場面を一覧で確認しましょう。
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| 表現 | 発音の目安 | ニュアンス | 使う相手・場面 |
|---|---|---|---|
| It's on me. | イツ・オン・ミー | 「私のおごりだよ」最も標準的で自然 | 友人・同僚・カジュアルな会食 |
| (It's) my treat. | (イツ・)マイ・トリート | 「私にごちそうさせて」丁寧で温かみがある | 目上の人・取引先・デート |
| I got this. / I've got this. | アイ・ガッ・ディス | 「ここは任せて」「私が払うよ」頼もしい口語 | 友人・後輩・レジ前での即答 |
| I'll get it. | アイル・ゲディット | 「ここは私が持つよ」サッと伝票を取る動作に伴う | カフェやレジの会計時全般 |
| This round is on me. | ディス・ラウンド・イズ・オン・ミー | 「この一杯(この巡)は私のおごりね」 | バーやパブでの飲み物注文時 |
| I'll buy you a drink. | アイル・バイ・ユー・ア・ドリンク | 「一杯おごるよ」特定の飲み物を指す | バーやカフェでの誘い文句 |
| It's my turn. | イツ・マイ・ターン | 「今回は私の番だから」交代でおごり合う時 | 交互に支払いをしている親しい友人 |
| I'll cover this. | アイル・カヴァ・ディス | 「ここは私が立て替える・全額負担するよ」 | グループ会計・同僚とのランチ |
| Let me get this. | レッ・ミー・ゲッ・ディス | 「ここは私に払わせて」控えめかつ確実 | ビジネスランチ・目上の人 |
| Be my guest. | ビー・マイ・ゲスト | 「私のもてなしを受けて」格式ある表現 | フォーマルなディナー・招いた客 |
最重要3大フレーズのニュアンスと発音のコツ
ネイティブが最も高い頻度で使う3大フレーズについて、語源のイメージと自然に聞こえる発音のポイントを深掘りします。
1. It's on me.(イツ・オン・ミー)
前置詞の on には「〜に負担が乗っている」という意味があります。勘定(bill)が自分に乗っているという構図から、「ここでの支払いは私の負担ね」というニュアンスになります。誰に対しても角が立たず、最も安全に使える万能表現です。
- 発音のコツ:It's の語尾「s」と on の母音「o」が連結(リンキング)して「イツォン」のように一息で繋がります。me を強く言い過ぎず、on に軽いアクセントを置くとこなれて聞こえます。
- 例文:Don't worry about the lunch. It's on me.(ランチのことは気にしないで。私のおごりだよ。)
2. It's my treat.(イツ・マイ・トリート)
名詞の treat には「特別なもてなし」「ごちそう」という意味があります。「これは私からのもてなしです」という好意がはっきりと伝わるため、デートや少し改まった席、取引先との会食でも失礼になりません。口語では主語を省略して My treat. だけで使われることも多いです。
- 発音のコツ:treat の最初の「tr」は日本語の「トリート」ではなく、「チュリート」に近い音になります。語尾の「t」は破裂させず、舌を上の歯の裏につけて息を止めるように発音します。
- 例文:Please put your wallet away. It's my treat today.(お財布をしまってください。今日は私にごちそうさせてください。)
3. I got this.(アイ・ガッ・ディス)
元々は「この問題は自分が対処する」という意味の口語です。テーブルに置かれた伝票をスッと引き寄せながら「ここは任せて」と言う感覚で使われます。若者言葉や親しい友人同士の会話で非常に好まれる頼もしい一言です。
- 発音のコツ:got の語尾の「t」が次の this の「th」の直前で脱落し、「アイ・ガッ・ディス」と短くリズム良く発音されます。
- 例文:Hey, I got this. You covered the taxi earlier.(おい、ここは任せて。さっきタクシー代を出してくれたんだから。)
It's on me.
- 勘定の負担が自分に乗る構図
- 誰に対しても角が立たない万能表現
- 発音は「イツォン」と連結する
It's my treat.
- 「特別なもてなし」を表す
- デートや取引先など改まった席でも安心
- 口語では My treat. 単体でも使用
I got this.
- 「ここは自分が対処する」の口語
- 伝票を引き寄せ「ここは任せて」と言う感覚
- 友人同士など頼もしいカジュアル表現
頻出する3大表現のイメージと適した場面の違いを比較できます。
I will payが不自然に聞こえる理由と注意点
日本の学校英語で真っ先に思い浮かぶ I will pay. ですが、食事をごちそうする場面で使うと、ネイティブにはやや違和感を与えます。その理由と、直訳の落とし穴を整理しておきましょう。
I will pay は、単に「私が支払いという作業・手続きを実行します」という事実や意志を述べる事務的な響きを持ちます。例えば、レジで「どちらが払いますか?」と店員に聞かれた際に「私が支払います」と答える場面や、損害賠償を「私が支払います」と言う場面には適していますが、「あなたにごちそうします」という温かいもてなしの気持ち(ホスピタリティ)が含まれません。
また、treat を動詞として使って I treat you. と現在形で言うのも不自然です。動詞で使う場合は、未来の助動詞や進行形を伴って次のように表現するのが正しい英語です。
- Let me treat you to lunch.(ランチをごちそうさせてください。)
- I'd like to treat you to dinner tonight.(今夜ディナーをごちそうしたいのですが。)
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会計のタイミング別フレーズとフローチャート
会計のどの瞬間に声をかけるかによって、使うべきフレーズは異なります。タイミングごとの瞬発フレーズを押さえておくと、もたつくことなくスムーズに支払いを済ませられます。
1. 注文時・誘う時(事前宣言)
あらかじめ相手に気兼ねなく注文してもらいたい時は、着席時や注文時に伝えます。
- Order whatever you like. It's on me today.(好きなものを何でも頼んでね。今日は私のおごりだから。)
- Let's get some coffee. My treat.(コーヒーでも飲もうよ。私のおごりで。)
2. テーブルに伝票が置かれた瞬間(先手必勝)
伝票がテーブルの中央に置かれた瞬間に、手を伸ばしながら言う決め台詞です。
- I'll get this.(ここ、私が持つね。)
- I got it. Don't worry.(ここは任せて。大丈夫だから。)
3. 相手が財布を取り出そうとした瞬間(制止)
相手が気を遣ってバッグやポケットに手を伸ばした時に、スマートに制止する表現です。
- Put your wallet away.(お財布はしまっておいて。)
- Your money is no good here.(ここでは君のお金は使わせないよ=私のおごりだよ。※親しい間柄での決まり文句)
4. レジ前・退店時(決定打)
店員に支払いを申し出る際や、相手が恐縮している時に添える一言です。
気兼ねなく頼めるよう事前に「My treat.」等と宣言
伝票へ手を伸ばしながら「I'll get this.」と先手必勝
「Put your wallet away.」でスマートに制止
「I've got the bill already.」で清算済みを伝える
会計の進み方に合わせて最適なフレーズを選ぶ流れです。

断られないためのスマートな理由付け表現
相手との関係性によっては、無条件でおごろうとすると「申し訳ない」「割り勘にしよう」と固辞されることがあります。相手に心理的負担を感じさせず、気持ちよくごちそうを受け取ってもらうための「理由付けテンプレート」を活用しましょう。
遠くから来てくれたことへの感謝
相手がわざわざ足を運んでくれた場合は、交通費や時間を理由にすると受け入れられやすくなります。
- You came all the way out here to see me, so dinner is on me.(遠くから会いに来てくれたんだから、晩ご飯は私におごらせて。)
- Thanks for taking the time to visit. It's my treat.(時間を割いて来てくれてありがとう。私のおごりです。)
お祝い・感謝の気持ちを伝える
相手の昇進、誕生日、プロジェクトの完了などを理由にするパターンです。
- This is to celebrate your new promotion. I got this!(昇進のお祝いだからさ。ここは任せて!)
- Consider it a small thank-you for helping me yesterday.(昨日の手助けへのささやかなお礼だと思って受け取って。)
「前回」や「順番」を引き合いに出す
最も角が立たないのが、支払いのローテーションを理由にする方法です。
- You got it last time, so it's definitely my turn.(前回はごちそうになったんだから、今回は絶対に私の番だよ。)
- You bought lunch, so the coffee is on me.(ランチを出してもらったから、コーヒーは私に出させて。)
遠くから足を運んでくれた交通費や時間を理由にしておごる
昇進や誕生日、前日の手助けへのささやかな感謝を口実にする
「前回出してもらったから今回は私の番」とローテーションを理由にする
心理的負担を減らして気持ちよく受け取ってもらうための口実です。
場面別のリアル英会話ロールプレイング
実際の食事シーンでどのようにやり取りが交わされるか、3つのシチュエーションで会話の流れを確認しましょう。
シーン1:同僚とのカフェ(手軽におごる)
A: I need some caffeine before the meeting.(会議の前にカフェインを摂らないと。)
B: Same here. Let's go to the cafe downstairs.(私も。
下のカフェに行こう。)
A: I'll buy you a latte. You helped me so much with the slides this morning.(ラテをおごるよ。
今朝スライド作りをすごく手伝ってくれたから。)
B: Really? Thanks a lot, I appreciate it!(本当に?どうもありがとう、助かるよ!)
シーン2:友人とのディナー(会計の取り合いをスマートに収める)
A: Excuse me, could we get the check, please?(すみません、お会計をお願いできますか?)
B: Let's split it. How much is my share?(割り勘にしよう。
私の分はいくら?)
A: No, put that away. It's on me tonight.(いいから、それしまって。今夜は私のおごり。
)
B: Are you sure? Let me at least leave the tip.(本当にいいの?せめてチップだけでも払わせて。
)
A: Nope, I've got the whole thing covered. You can get the next one!(大丈夫、チップも含めて全部出すよ。次はごちそうしてね!)
シーン3:バーでの2杯目(「この一杯はおごり」と伝える)
A: That was a great beer. Ready for another one?(おいしいビールだったね。もう一杯いく?)
B: Yeah, I'd love one.(うん、飲みたい。
)
A: This round is on me. What are you having?(この一杯は私のおごりね。何にする?)
B: I'll have an IPA, please. Next round is definitely mine!(IPAにするよ。その次の杯は絶対に私に出させてね!)
おごられた側のスマートな返し方とお礼フレーズ
相手から It's on me. などと言われた際、断りすぎると相手の好意を拒絶することになりかねません。一度軽く遠慮の姿勢を見せつつ、笑顔で感謝を伝えて次回の約束につなげるのが大人のマナーです。
1. 一度確認・遠慮を挟む時
- Are you sure? You really don't have to.(本当によろしいのですか?お気遣いなく。)
- That's so generous of you, but are you sure?(とても寛大なお申し出ですが、本当にいいのですか?)
2. 感謝を受け取って次につなげる時
- Thank you so much! Next time is definitely on me.(本当にありがとうございます!次回は絶対に私におごらせてくださいね。)
- I really appreciate it. I'll get dinner next time!(ごちそうさまです。次は私が晩ご飯を出しますね!)
- That's very kind of you. Thank you for the meal.(お心遣いありがとうございます。ごちそうさまでした。)
海外の会計マナーと伝票の奪い合いがNGな理由
英語圏で食事をする際、日本の感覚のまま振る舞うとマナー違反とみなされる文化的な違いがあります。特に注意すべき2つのポイントを押さえておきましょう。
伝票の奪い合いやレジ前の押し問答はマナー違反
日本ではレジの前で「私が払います」「いえいえ私こそ」と財布を出し合う光景が謙遜や礼儀と捉えられることがありますが、欧米のレストランでは非常に見苦しい行為(Bad table manners)とみなされます。他のお客の迷惑になるだけでなく、給仕スタッフを困惑させ、落ち着きのない印象を与えてしまいます。
もしおごりたい場合は、相手がお手洗いに行っている間にテーブル担当者にカードを渡して決済を済ませておくか、伝票が来た時に毅然と I got this. と宣言し、一度で決着をつけるのが洗練された大人の作法です。
チップの扱いとスマートな声かけ
北米などチップ文化のある国では、「料理代」と「サービスに対するチップ」の両方を支払って初めて会計が完了します。おごる側が全額負担したい場合は、チップも含めて支払う意志を明確にしておくと相手が迷いません。
- I'll cover the tip as well, so don't worry about anything.(チップも私が払うから、何も心配しないで。)
- I got the whole bill including tip.(チップを含めて全額私が持つよ。)
逆に、相手におごってもらう際に全額甘えるのが心苦しい場合は、Let me at least get the tip.(せめてチップ代だけでも私に出させて)と申し出るのがスマートな折衷案としてよく使われます。
全額負担ならチップ込みと明言し、甘える側はチップ分のみ負担を申し出る
文化の違いによるマナー違反を防ぎ、スマートに振る舞うポイントです。
よくある質問
- Q. おごるよをビジネスで丁寧に言うには?
- Please allow me to take care of the bill. や It's my treat today. が適切です。取引先や顧客に対して誠意ともてなしの姿勢を品格よく伝えられます。
- Q. 「コーヒーおごるよ」は英語で何と言う?
- 最も自然なのは Coffee is on me. または Let me buy you a coffee. です。同僚を休憩に誘う際などによく使われる口語フレーズです。
- Q. 「割り勘にしよう」と英語で言うには?
- Let's split the bill. や口語の Let's go Dutch. と言います。金額をきっちり均等に割る時は Let's split it 50/50. と表現します。
- Q. 女性におごる時のスマートな英語表現は?
- デートでは仰々しくならず、伝票を取りながら I got this. や It's my treat tonight. と穏やかな笑顔でサラッと告げるのが自然で好印象です。
- Q. My treatとIt's on meの違いは?
- It's on me. は「自分の勘定」という責任の所在を示し友人同士から使えます。My treat. は「もてなし」のニュアンスを含み、より温かみや丁寧さがあります。
2026年10月16日更新・モチタン辞典編集部