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「しようと」の英語表現と使い分け

「しようと」の英語表現と使い分け

日本語の「しようと」は、努力して試みるならtry to、直前の動作ならbe about to、その場の軽い意志ならI think I'll、相手への提案ならWhy don't weと、文脈によって使う英語表現が大きく分かれます。

自分が伝えたい「しようと」の意味合いを見極めて適切な型を選ぶことで、誤解のない自然な英文を作ることができます。

「しようと」の英語表現一覧表

日本語の「しようと」には、「努力してやってみる」「今まさに取りかかる直前である」「その場の思いつきで決めたり独り言を言ったりする」「相手に提案する」など、複数の意味が含まれます。伝えたいニュアンスに合わせて使い分けられるよう、まずは全体像を整理します。

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ニュアンス代表的な英語表現フォーマル度使用場面・特徴
努力して試みるtry to + 動詞の原形日常・普通目標や困難に向かって努力する標準的な表現
公的に試みるattempt to + 動詞の原形硬い・書き言葉論文、報道、ビジネス文書、公式発表
まさに直前であるbe about to + 動詞の原形日常〜ビジネス数秒〜数分以内の直前(特定の日時は不可)
その場の意志・独り言I think I'll / I'll + 動詞の原形日常会話「〜しようっと」「〜しようと思う」という軽い思いつき
相手への提案・申し出Shall I / Shall we / Why don't we日常〜丁寧「〜しようか?」「一緒に〜しませんか?」
頑なに拒否するwon't + 動詞の原形日常〜ビジネス「どうしても〜しようとしない」という強い意志の否定

日常会話ではtry toやbe about to、I think I'llが中心になりますが、ビジネスや論文の場ではattempt toを用いることで改まったトーンを表現できます。

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努力や試みを表す「しようとする」

「〜しようと努力する」「困難なことに挑戦する」というニュアンスを含む「しようとする」には、try toとattempt toが使われます。

日常会話で幅広く使える try to

try to + 動詞の原形は、目標に向かって努力する、あるいは何とかして実行しようと努める場面で最も一般的に使われる表現です。

主語が何かを成し遂げようと意識的に力を注いでいる状況に適しています。

論文やビジネスで使われる attempt to

attempt to + 動詞の原形は、try toよりも改まった響きを持つ表現です。報道、学術論文、公式なビジネスレポートなどで、「実験を試みる」「交渉を試みる」といった文脈で重宝されます。

会話で多用するとやや堅苦しく聞こえるため、公的な文書やスピーチで使うのが適切です。

try to と attempt to の違い

try to

  • 目標に向かって努力する標準的表現
  • 日常会話で最も幅広く使われる
  • 主語が意識的に力を注ぐ状況に適する

attempt to

  • より改まった硬い響きの表現
  • 学術論文、報道、公式レポート向け
  • 会話で多用すると堅苦しく聞こえる

場面の改まり具合や使用文脈に応じて2つの表現を使い分けます。

次の疑問単に試みるだけでなく「最善を尽くして頑張る」と伝えたいときは、try one's bestの意味と使い方が参考になります。

try to と try doing の違い

tryの後ろに不定詞(to + 動詞の原形)を置くか、動名詞(動詞-ing)を置くかによって、文の意味はまったく異なります。英語学習者が混同しやすいポイントの1つです。

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形意味ニュアンス結果の焦点
try to do〜しようとする努力や苦労を伴って試みる達成できたかどうかは不明(未達成のことも多い)
try doing試しに〜してみる動作そのものは簡単に実行する実際にやってみて様子や効果を見る

例文で違いを比較してみます。

「〜しようと努力する」と言いたい場合は必ずtry toを選びます。try doingにすると「ためしに実際にやってみた」という意味になり、意図がずれてしまうため注意が必要です。

より詳しい文脈やニュアンスの解説は、try to doとtry doingの違いで確認できます。

直前を表す「まさに〜しようとしている」

何かが起きる直前の瞬間、あるいは自分がまさに動作に取りかかる寸前の「〜しようとしている」を表す場合は、be about toを用います。

直前の動作を表す be about to

be about to + 動詞の原形は、「今にも〜しそうだ」「まさに〜しようとしているところだ」という意味を表します。時間的な猶予がほとんどなく、直後にその行為が発生する場面で使われます。

be about to と be going to の違い

どちらも未来の動作を表しますが、対象となる時間の距離感と計画性が異なります。

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表現時間の近さニュアンス日時の副詞との共起
be about to do直前(数秒〜数分後)今まさに起こる直前の一瞬tomorrowなどの日時は不可
be going to do近い未来〜遠い未来前もって決めている予定や計画tomorrowやnext weekも可

文法上の重要な制約として、be about toには具体的な未来の日時を表す言葉を添えることができません。

「今この瞬間」から外れる未来の予定にはbe going toを使います。

「〜しようとする」の英語表現使い分けのイメージ

意志や独り言を表す「〜しようと思う」

日本語で「〜しようっと」「〜しようと思う」と独り言を言ったり、会話の中でその場で決めた意志を伝えたりする場合には、willを用いた表現がぴったりです。

その場の思いつきや独り言:I think I'll... / I'll...

あらかじめ計画していたわけではなく、その場で「よし、〜しよう」と決めたときは、I'll + 動詞の原形や、控えめなニュアンスを加えたI think I'll + 動詞の原形を使います。

「〜しようっと」という軽い独り言にはI think I'llが最も自然です。Let'sは「一緒に〜しよう」と他者を誘う表現であるため、1人の行動について「〜しようっと」と言いたい場面でLet'sを使うのは不自然になります。

軽い思いつき・独り言の文型
I think I'll+go+to bed

I think I'll go to bed.寝ようっと。(もう遅いな)

その場の思いつきや独り言には I think I'll の形を使います。

相手に提案・申し出る「〜しようか?」

相手に対して「私が〜しようか?」と申し出たり、「一緒に〜しようか?」と誘ったりする場合の「しよう」は、助動詞や疑問文の定型フレーズで表します。

自分が手伝いを申し出る場合:Shall I...? / Should I...?

自分が相手のために何かを行おうとする際の「(私が)〜しようか?」は、以下の表現を用います。

日常会話ではDo you want me to...?やCan I...?も非常によく使われます。

相手を誘って一緒に行う場合:Shall we...? / Why don't we...?

「(一緒に)〜しようか?」と提案する場合は、以下の表現が代表的です。

Why don't we...?は親しい間柄での自然な提案として日常会話で最も頻繁に登場します。

「〜しようか?」の提案表現
提案・申し出の表現

手伝いを申し出る(私が)

  • Shall I...?
  • Should I...?
  • Do you want me to...?
  • Can I...?

一緒に誘う(一緒に)

  • Shall we...?
  • Why don't we...?
  • How about -ing...?

自分が手伝う申し出か、相手を誘う提案かによって表現を分類します。

次の疑問親しい間柄で「さあ始めよう」「行こう」とカジュアルに促したいときは、始めよう・行こうを伝える英語スラングも役立ちます。

「しようとしたけれど…」「しようとしない」

日常会話やビジネスの言い訳・トラブル報告で非常によく使われる「〜しようとしたけれどダメだった」と「〜しようとしない」の表現パターンを解説します。

過去の失敗や言い訳:tried to... but...

「〜しようとしたのですが、結局できませんでした」と伝えるときは、tried toに接続詞butをつなげる構文が定番です。

「直前までしようとしていたのに邪魔が入った」と言いたいときはwas about to... but...も活用できます。

頑なに拒否する「〜しようとしない」:won't / wouldn't

「〜しようと努力しない」という単純な否定であればdoesn't try toで表せますが、対象が人や物で「頑固として〜しようとしない」「どうしても動かない」という強い拒絶を表す場合、ネイティブはwon't(過去ならwouldn't)を多用します。

意図的な拒絶にはwon't / wouldn't、努力の欠如にはdoesn't try toと使い分けます。

挫折・言い訳・拒否の重要パターン
⚠️tried to... but...

努力して試みたが結局できなかった過去の失敗

⏱️was about to... but...

まさに直前に取りかかろうとした瞬間に邪魔が入った

🚫won't / wouldn't

人や物が頑としてどうしても動こうとしない強い拒絶

「〜しようとしたがダメだった」や強い拒否を表す頻出フレーズです。

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理解度チェック

Q1. 「試しにやってみる」という意味を表す表現はどれ?

  1. try to do
  2. try doing
  3. attempt to do
  4. be about to do
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正解: B. try doing
try to は努力して試みることを表し、try doing は試しに実際にやってみることを表します。

Q2. be about to の使い方として正しい説明はどれ?

  1. 数日後の予定にも使える
  2. 公式な論文で主に使われる
  3. tomorrow などの日時は添えられない
  4. 過去の事象には使えない
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正解: C. tomorrow などの日時は添えられない
be about to は直前の一瞬を表すため、tomorrow などの具体的な日時の言葉は添えられません。

Q3. その場で決めた「寝ようっと」に最適な英文はどれ?

  1. Let's go to bed.
  2. I think I'll go to bed.
  3. I attempt to go to bed.
  4. I try going to bed.
答えを見る

正解: B. I think I'll go to bed.
その場の思いつきや独り言の「〜しようっと」には、I think I'll が最も自然です。

よくある質問

Q. 独り言の「〜しようっと」は英語で何と言う?
最も自然なのはI think I'll + 動詞の原形です。例えば「寝ようっと」はI think I'll go to bed.と言います。Let'sは他人を誘う表現のため、1人の独り言には適しません。
Q. try to と try -ing の見分け方は?
「困難があるが達成しようと努力する」場合はtry to do、「効果を確かめるために試しにやってみる」場合はtry doingを使います。実際にその行動を実行したかどうかが大きな違いです。
Q. be about to は明日などの未来に使えますか?
使えません。be about toは「今まさに起こる直前の一瞬」を表すため、tomorrowやnext weekなどの未来の日時を表す語句とは一緒に使えません。その場合はbe going toを使います。
Q. 「しようとしない」の won't と doesn't try の違いは?
doesn't try toは「努力や試みをしていない」という事実を表します。一方、won'tは「本人の強い意志として拒否している」という頑ななニュアンスを含みます。
Q. ビジネスで「〜しようとする」を丁寧に言うには?
attempt to + 動詞の原形を使うと改まった印象になります。さらに「〜するように努めます」と前向きに伝えるならmake an effort toやstrive toも適しています。

2026年10月8日更新・モチタン辞典編集部